WALKER’S 

歩く男の日日

三枝さんはもう結願

2024-03-29 | 日記

 昨年秋片坂トンネルの近くで会ったお遍路さんが数日前三枝さんらしき人と会ったと言っていた。以降は出会うことはなかった。でも88歳にして27度目のお遍路をされたと知ってうれしかった。90歳までは歩きたいと言っていたと仁庵の榊原さんに教えてもらった。いつも秋に通し遍路されるはずだけれど今年はなんとすでに結願されたようだ。tek-tek のアンナさんのインスタに映っていた。今年もまた出会うことはできなかった。もしかしたら昨年秋は高知県まででこの春その続きを歩かれたのかもしれない。
 アンナさんのインスタ


知多四国から帰宅

2024-03-29 | 日記

 結願所の87番長壽寺から500mほども離れていないJR大高駅に到着したら事故で予定の電車が15分ほど遅延していた。でも頑張って11時前に着いたので来た電車を乗り継いでいくと予定通り15時17分に姫路に到着しました。マイマップ、マイラインは本当に絶大な力を発揮してくれて最後の日まで行程は限りなくスムースだったとは言えるけれど、それしか方法はなかったといえるけれど、スマホを見ながら歩くというのはやっぱりいろいろ問題あるし良くないなあと使いながら感じてはいました。伸び伸び歩けないしあまり楽しめない。今回は毎日200枚近い写真を撮りながらでもあったから余計そんな感じ。辛いというほどではないしそれなりの新鮮さ冒険感もあったから納得はしているけれど。
 知多四国の情報としてはさほど多くのことは得ることはできなくてあくまで印象として語るとすれば、ぼくのように全部宿をとって通しで歩くという人はかなり少ないのではないかと。四国の歩きの人は区切りを含めて全体の3%前後といわれる。知多ではもっと少ないと思ったし、遍路宿というものが存在しないという感じだった。お客さんを迎える体制はできていても歩き遍路さんを迎える体制はすべての宿に存在しないものだということです。関西から歩きに来る人もすごい稀だと納経所の人が言っていたし、県内や岐阜県からの人が大勢を占めるとも。となれば歩きにしろ車にしろバイクにしろ自転車にしろ宿など取らないで日帰りでつないでいくというのが普通の考え方になるのではないか。8日のうち半分が雨だったからその時はお参りに来ている人は全く見かけなかった。天気の良い日を見計らってお参りに来る。宿をとったりしていたら雨の日にも無理に歩かねばならない、そんなことをしたい人など皆無だろう。天気のいい日にお参りに来ていた人は誰も白衣を着けていなかった。ここにはいわゆるお遍路さんは存在しないという感じではあった。納経帳を持ってきている人でも線香ろうそくはせず経を読む人もいなかった。見かけた人がごく少なかったからどれだけ的を射ているかは不確定なところではありますが。


姫路は冬日

2024-03-21 | 日記

 お彼岸というのに姫路は冬日になった、-0.2℃の中、知多四国へ旅立つ。全く!姫路では3月に6回も冬日があった。2月が寒くなかったからその反作用だとは思うけれどこれだけ寒くなったのは今までなかったのではないか。今日はネルシャツの下にパジャマ用のスウェットを着込んで歩く。


篠栗から帰宅

2024-03-20 | 日記

 昨日は予定通り篠栗駅の一つ西側にある門松駅から5時31分発の電車で出発、吉塚駅、小倉駅、下関駅、岩国駅、三原駅、岡山駅、相生駅で乗り換えて17時39分予定通り姫路駅に到着しました。新幹線を使えば3時間以内で帰ってこられるのですが、料金は11500円も高い。往復で23000円となればこの12時間はさほど苦にはなりませぬ。
 篠栗の印象は一言では表現しがたいですが、へんろ宿かどやのおかみさんと、延命寺の和み庵での住職との会話はやっぱり一番印象に残るひと時。その点ははっきり四国と共通していると思いました。墨書をしてくれるお寺は多くないけれどそこでの一言二言もうれしいし、お接待でお茶とお菓子を出してくれたところもありました。キャラメルだけでずっと歩き続けていたのでほんとにオアシスでした。
 かどやのおかみさんが言うにはぼくのように3日で歩きとおす人は多くないみたいです。霊場会のサイトでも4日で巡るのを推奨している。
 マイマップでは自動車道ばかりにラインを引いたのですが、実際は短絡路山道がいっぱいありました。ラインからはずれるので少し心配な感じもあるのですが道しるべがいっぱいあるのでどの道も外れることなく問題なく歩けました。あれている道もほとんどありません。若杉奥の院のせり割はめちゃくちゃ厳しいけれど手すりと鎖がしっかりしているので落ち着けば問題なく進めます。帰りは反対側に普通の階段がありました。


篠栗遍路荷物チェック

2024-03-14 | 日記

ザック         620g
スウェット上下     630g
下着・靴下・タオル   370g
線香          165g
納経帳         365g
納経料百円玉(145枚)695g
ポンチョ・三弘法お守り 115g
手帳           70g
ヒビケア・バンドエイド  25g
ティッシュ・はさみ    50g
充電アダプタ      105g
歯ブラシ・歯磨き     60g
食塩          105g
電気シェーバー     125g
ビタミン剤        10g

計          3510g

この春の四国では納経帳と百円玉がないから1kgくらい軽くなるはずですが、


出発3日前にanelloを修理

2024-03-13 | 日記

 anelloのザックは肩紐の付け根がほつれて使い物にならなくなったけれど自分で修理して何とか使えるようにした。納経するときはこのザックが使いやすいので、篠栗と知多四国に連れて行ってお役御免となる。これからの四国には10Lほどのコンパクトなザックを使う。


今日のイオンウォーク

2024-03-10 | 日記

 今日のイオンウォークは時速7.21km、最速を更新しました。3日ほど前から歩き方を少し変えたら思いのほかスピードアップできました。
 篠栗出発まであと5日、まだ実感わかない感じ。週間天気では2日目だけ一時雨のマーク、四国と違って札所がめちゃくちゃ多いから雨はきつい。何しろ1札所10分しかかけられない。


白鳥温泉代替の宿

2024-03-10 | 日記



 古民家善根宿ウタゲスト、

注=最近この宿に予約した人から泊ることができなかったと連絡がありました。人がいなくて電話にも出ない。ほとんど空き家状態の感じになっていたとか。


「生涯遍路,回りっぱなし遍路」と「ぜいたく遍路」の中間

2024-03-08 | 日記

 ぢぢいさんは「回りっぱなし遍路」に比べると自分の遍路はぜいたくでうしろめたさを感じる、しょせん道楽ではないかと、昨日のブログで綴られた。
 ぼくはそういう人たちと比較することも意識することもないから当然うしろめたさなど感じたことはない。ただぼくには事情があって全部宿には泊まるけれど必要以上のぜいたくはできないという縛りがある。お遍路を始めたころは宿泊食糧交通費すべて込々で13万円以内で一巡したこともある。その頃は9割以上が素泊まりだったし、食堂やレストラン、喫茶店に入ることも皆無だった。8巡目の最後に出会ったベテランのお遍路さんから多くのアドバイスをもらう中でそういうのは本当に貧しいお遍路ではないかと考えを改めるようになった。自分のためにもならないしほかのお遍路さんに対しても何の役にも立たないお遍路ではないか。多くの違う宿に泊まって、食事もしてできるだけ多くの情報を自ら集めてほかのお遍路さんに還元することこそ豊かなお遍路ではないか、そのための出費は抑えるべきではない。以後は食事のできる宿では必ず2食付きで泊まるようになったし、意識して違う宿や新しい宿にも泊まるようにした。あれから10年になるけれどいまだにその基本姿勢は変わらない。この春の遍路でも初めて泊まる宿が10軒ある。それでいて食費交通費すべて含めて17万円くらいで収まる。これだとぎりぎりぜいたくとは言われないかな。

 ぢぢいさんの言う「好んでつらい目をしに行く」というのはぼくの考え方感じ方とは違うけれど、
 F爺さんの言う
 多数のお遍路さんが
《自分のしていることは、道楽などとは無縁だ》
と確信しています。
 というのもぼくの考え方とは違う。ぼくにとってお遍路は道楽に近いと思う、ぼくに近い考え方の人も少なくないと思っている。でもぼくは自分のやり方や考え方が正しいとも間違っているとも思わない、そんなのは自由だし他人の考えに口を挟む気なども毛頭ない、人に迷惑さえかけなければどんな思いでどんな歩き方をしようと自由。自由に歩いて自由に楽しむのがお遍路だと思っている。


今季最後の冬日?

2024-03-03 | 日記

 今朝の姫路の最低気温は-2.2℃、2日続きの冬日になりました。この地では3月頭に毎年のように真冬並みの寒気がやってくるので例年通りの安心感です。3月の冬日は昨年0回、2年前2回、3年前1回、4年前1回、5年前1回でした。
 昨日は珍しくちょっと自律神経のバランスがおかしくなる事件があった、逆にグッドニュースもあって行ったり来たり。こんな時はいつものルーティーンをしっかりこなすことがまず先決。かかと上げ230回、もも上げ90回、腕立て伏せ40回、そしてイオンで時速7kmで6km歩いてひと汗流す。帰ってからは Spotify のプレイリストに入れてある大好きな昭和歌謡をガンガンに流す。ぼくの一押しは小柳ルミ子、「瀬戸の花嫁」「漁火恋唄」「春のおとずれ」「恋にゆれて」は年が明けてから何百回聴いたか分からない。聴くたびに作曲の平尾昌晃先生と作詞の山上路夫先生、安井かずみ先生に感謝したくなる。音楽などなくても生きていけるというのは大きな誤り、このストレス社会で自律神経を元気に整えるには音楽は不可欠だと思う。今、海原千里万里の「大阪ラプソディー」が流れている。この詩も山上路夫先生、作曲は猪俣公章先生、伴奏は明治大学マンドリンクラブ。


3月突入

2024-03-01 | 日記

 1月はそんなに早いとは思わなかったけれど、2月はほかの人が言うように早く感じた。何をしていたわけでもないけれど。知多四国と篠栗のマイマップを作ることができて安心して呆けている時間が多かったような。宿の予約も滞りなくできたし。知多と篠栗合わせて11泊のうち8泊はネットで予約できて、直接電話をした3軒の対応も感じがよくてそれでさらに安心感。料金も四国と同じくらいでさらに安心。予約したときにお待ちしていますよという感じが伝わると旅が待ち遠しくなるし意欲も湧いてくるというもの。特に初めての土地では不安のほうが大きいからそういうとっかかりもありがたいもの。