2年前歩く気満々で鶴林寺を下ろうとしたら、写真の看板があって断念することになってしまいました。
その後知り合いのお遍路さんを含め何人かの報告をネットで見て今年は歩けるとそれなりの計画を立てました。今年も同じ看板がありましたがもちろん無視します。
水井橋の手前の休憩所まで下って休んでいたら、地元のおじさんが夏ミカンを段ボールにいっぱい入れてお接待用に運んできてくれました。おじさんはかも道の整備に参加している人で、鶴林寺の看板のことを話したら少し憤慨していました、でも自分は鶴林寺の檀家なので住職にクレームもつけにくいのだと、ぼくがこれから歩くつもりだというと喜んでくれました。
水井橋からかも道の入り口の方向を見る、
切通しを抜けて、
通常のへんろ道はここを右折ですが、かも道へはまっすぐ橋を渡って左折、
左折したところ、
二又は右へ、ネットで確認済み、
県道だけど細い1車線、
那賀川を眺めながら、
水井橋から37分で
十八女大橋の前まで来た、本当の昔のへんろ道は水井橋のところではなくこの橋の向こう側に下りてくる山道ではないかと思っています、距離が大分近くなるし下りの傾斜も大分緩やかなはず、いつか歩いてみたいと思うけど、山道の状態がどうか分からないのでなかなか難しい選択です。
さらに1kmほど進むと、県道を離れて右へ、
この二又を右、
福田さんの矢印、
ここを右折、
10m先を左折するようです、
ここを左折、
左折したところに矢印、向こうに見える桜が一宿寺のようです。
一宿寺です、斜めの手すりがかも道の入り口です。
一宿寺へ入っていきます、
お大師さんはここから太龍寺へ登ったといわれています、
かも道の始まりです、
4.8km
ロープがありますが、全く必要ありません、
400mを12分で来ました、時速2km、かなりの急坂です、
ここもロープは使いません、
この400mは8分、時速3km、それでもまだまだきつい、
三十三丁、この2丁は7分、時速1.9km、
この1丁は2分、時速3.3km、
この200mは6分、時速2km、
本当の急坂、
広場があったのでちょっと休憩、
登り口から1300mを37分かかりました、平均時速は2.1kmでした。前半はきついと聞いていたのでほぼ想定内という感じです。
この道も日本遺産、
右が崖で注意が必要なところ、
28丁、
にじり石、
26丁、この2丁は5分、時速2.6km、
ほぼフラットになってきた、ここまで来ればもうあんまり登ることはないはず、登り口から45分、
この500mは10分、時速は3km、
フラット、
23丁、この3丁は5分、時速3.9km、
21丁、この2丁は3分20秒、時速は4km、
この500mは7分半、時速は4km、
この500mは5分半、時速5.5km、
16丁、この5丁は7分半、時速4.4km、どちらかが正確ではない、丁の長さは時代によっても変わったからあまりあてにはできない、
13丁、この3丁は5分半、時速3.6km、
この500mは6分、時速5km、歩いている感じでは今の距離表示のほうが正しい、
この800mは9分、時速5.4km、
7丁、この6丁は9分、時速4.4km、
出口が見えてきた、
出口、一宿寺から休憩時間を除いて77分かかりました、
ようやく山門です、
一宿寺から80分、水井橋から130分、鶴林寺からだと170分、通常のへんろ道より80分の遠回りでした。普通の脚力だと4時間から5時間というところでしょうか。
ふれあいの里さかもとの車で道の駅ひなの里勝浦のそばにあるコンビニまで送ってもらいました。コンビニの交差点から北へ進んで勝浦川の土手に上がってきたところ、星の岩屋は2年前にも行って写真も如意輪寺のページで紹介していて一部被るところもありますが、多めに撮ってきました。
勝浦川を渡る、
渡ると少し左に行って右折、
二又は川沿いの左へ、
橋を渡る、
急坂、
高いところにガードレールが見える、あそこまで上がることは承知、
鋭くくの字に折れる、
上の道に上がるとまた右後ろに折れて上がっていく、
そして山の中へ入っていく、
分かりにくいけれど、沢を渡る小橋、
舗装道に上がっていく、
舗装道に上がればすぐ星の岩屋へ上がっていく道が見えている、
すぐに到着です、
こちらは大師堂、
分かりにくいですが滝です、滝の裏の斜めの割れ目の中に祠があります、
ちょっと角度を変えて、
石段を上がって本堂でお参り、
本堂の右から岩屋へ入っていきます、
岩屋の反対側へ出ていく道、
岩屋から滝越しに大師堂を見ています、前回はここに入らなかったので、ちょっと感動、
納経はなぜか20番鶴林寺でしてもらえます、
2019年4月4日 参拝
ここが入りそこなったあぜ道の入り口、入り口に道しるべがないからまさかという感じですが、10m先に立っています。
こういうのは入り口に近いところにこそほしい、道が道だけに、
ここから山に入っていくようです、
これは高さではなく距離、峠の標高は70m、ごくやさしい。
番外、奥の院に行く外国人がどれだけいるか、
100mを2分で来たから時速3km、
しっかり整備されたことがよく分かる、
この100mも2分、
この50mは40秒、大分緩やかになった、
ここが峠です、ここを右折して峰道を行くのが赤線のへんろ道ですが、
この標識に惑わされて、まっすぐ峠を下ってしまいました。へんろは街道を歩きたいわけではなくて赤線の近道を行きたい、この下の道も整備したから歩いてもらいたいという気持ちも判らないではないけれど、
神谷さんは地元の人に案内されてちゃんと右折の道に、入ったそうです、
たぶんこの階段を上がって陸橋の上を行くのが正解だと思われます、この矢印を見せられるとどうしても下ってしまいます。残念!
この表示では無理、
まっすぐ下って、
県道に出てしまいました、県道を800mほど西へ進んで、ようやく取星寺の入り口が見えたところ、実は降りてきたところで完全に道を失って30分以上うろうろしました,尋ねたおじいさんがまた変なことを教えて更に無駄に時間をつぶしてしまいました。
県道からようやく取星寺へ登っていく、
石段が近道かどうかわからないので、道なりに右折です。
登り口から8分かかって平らなところまで来ました、阿千田峠から迷った時間も含めると1時間、本当なら15分の距離、
境内に入っていきます、
本堂は一番奥です、
こちらは本堂ではありません、
かわいいこちらが本堂です、左に納経所の看板がありますが、
この建物の左から入ってしてもらいました。
2019年4月3日 参拝
19番立江寺から取星寺へはへんろ地図の赤線の道とは違う道を行きます。日本語の地図の赤線は古い道ではないようです。英語の地図には古いへんろ道も赤点線で記されています。阿千田越と呼ばれるこの道は数年前地元の人たちによって復元整備されたものです、
立江寺の山門を出て左へ100mほど来たところです、左へ行くと立江駅の標識のあるこの交差点を右に入ります。
右に折れたところ、
交差点を横断します、
横断したところ、
ここは右へ、
次は左に入る、
道しるべもありました、
左折したところ、
ここも左折、道なりなので矢印はありません、
突き当たって右折、
右折したところ、
色褪せた矢印、赤線のない道なのに遍路シールがあるのが不思議、
広い道県道28号を横断します、
この地図が分かりにくくて、結局痛い目にあうことになります、
鳥居の横を抜けて、
次の二股は左へ、
古道は左、本当のことを言えば先の道はいらない、分岐に分かりやすい矢印だけで十分、地図を作った人は四国を歩いたことのない人のようだ、
いかにもという古道が続きます、
山が近づいてくる、
舗装道に合流、
突き当りを右へ、
右折したところ、
遍路シールがありますが、間違って上がってきたところ、この手前で右折するあぜ道に入るのが正解、ここは外しやすい、
別格3番慈眼寺は20番の奥の院でもあります、今回は3度目で初めての穴禅定、そして奥の院の御朱印をいただくことが大きな目的です。そしてその前に写真の最後の舗装道のところから反対側の灌頂ヶ滝へ行く予定だったのですが、取星寺の手前で道を外して思わぬ時間がかかってしまったので左へは行けませんでした。今年の秋にやり直します。
7年前の別格区切り打ちで写真は紹介しているので、今回は写真は撮りませんでした、穴禅定のことで緊張してそれどころではなかった、上の写真も7年前に撮ったものです。この分かりやすい道しるべはなくなっていて一旦滝のほうに行きかけました。
慈眼寺の大師堂、この写真も7年前のもの、穴禅定をすると本堂の写真は撮れません。しなくても、カメラを持っていてもあの特別な空気の中ではなかなかシャッターはきれません。
2019年4月3日 参拝
別格2番童学寺の山門です、先にこちらをお参りしてから建治寺に向かいます。
行者野橋を渡ります、
橋を渡ったところの交差点に登り口があります、建治寺のルートはいくつかありますが童学寺に先に行くと必然的にここからになります。廃業したガソリンスタンドの横に登り口が見えます。
登り口です、
森林公園に向かう太い舗装道に上がっていきます、
太い道に上がって左のほうへ、
くねくねと緩やかに登っていく、
登り口から26分で山道の入り口が見えてきました、広野の方からこのあたりで合流する遍路道は現在は通行不能のようです、
1150m、あと20分ほどでしょうか、
遍路札もあります、
七丁
三丁、4丁を3分半で来た、丁石はずらされているかも、
最後の舗装道に上がっていきます、
駐車場が見えた、山道の入り口から19分でした、思ったよりは険しくなかった、
エントランスはたっぷり、
正面が本堂です、
納経所を出たところに下りの階段があります、これからが本当の建治寺だとは夢にも思わなかった、
滝行場へと下っていく、
急な階段、
広場を抜けて向こうの山門から出る、
広場の左手にある不動明王像、
山門を抜けたところ、
77番道隆寺 薬師如来、行場へ下る道はミニ四国にもなっています、
左道 迂回路(安全)とありますが、せっかくなので危険な鎖場の方へ、
この崖を降りてきました、降りる前は本当に大丈夫かという感じでした、
ここでお参りしてから、
こちらの滝行場へということでしょう、ここに下りてくるまでが十分な修行になっています、
見えにくいですが注連縄の向こうが行場のようです、
境内から35分かかってようやく舗装に出てきた、地図を見ればこの間1kmほど、下りなのに時速2kmも出ていない、まさに往きはよいよい帰りはこわい、
車のための標識、
ここまでまだミニ四国は続いています、
県道に合流します、
赤線はこの少し前で右に折れておやすみなし亭のところで合流しますが、この石碑を見ればこちらが本来の道であることは間違いないでしょう。
2019年4月2日 参拝
桜屋旅館から東へ2.1km、国道を離れて右へ、神山温泉のほうへ向かう、
焼山寺から9.6km地点、
神山郵便局の前を通って、
新四国の札所の前を通って、(73番のここから88番黒滝寺へ向かう日が一番の難しい日になるはず)
橋を渡って、
神山温泉は右折、ぼくも右折
右折するとすぐつじ荘、その角を左折する、
左折したところ、つじ荘は廃業したそうです、この近くの民宿あすかも廃業、こちらのルートでは桜屋か四季の里の二択になった。
つじ荘を過ぎるとすぐ右折、左に大きな神社がある。
神社の100mほど先に善覚寺を確認、
掲示板の左を見ればそれらしき建物が見えます、
最高に簡素な山門、奥に見えるのが本堂です。
本堂の右に石段、この上が大師堂のようです。
弘法とも大師堂とも書かれていなくて、確認の仕様がありませんが、ほかにそれらしき建物がないので般若心経をあげます。
本堂にははっきり善覚寺と書かれています。
御朱印はありません。
2019年4月2日 参拝
焼山寺を1.8km下ったところにある杖杉庵、
焼山寺の納経所は厳しくてお参りしたその日にしか納経してくれない、と聞いたことがあります。つまり、前日お参りして、次の日納経所に戻ってきても駄目だという、杖杉庵は焼山寺を下ったところにあるけれど納経は先にしてもらえます。それだけの融通はあると昨年ゲストハウスそらうみで教えてもらいました。5か所まとめて1500円支払います。
2019年4月1日 参拝
浄蓮庵の少し手前で外国人の青年に追いついた、ちょうどその時雪が舞い降りてきた。「ユキデスカ?」と日本語でぼくに尋ねる、そうですね、と答えたぼくもちょっとびっくり。山の中とはいえ1日中おかしな天気だった。写真に写りこんでいるのはさくらや旅館で一緒だったニュージーランドの大学の先生です、お大師さんの前にも別の人がいてどうしてもこんな写真しか撮れなかった。そして肝心の浄蓮庵の写真は撮らないままだった。雨が降っているのもあったし、ちょっとすごい女性に会って話し込んでしまって余裕がなくなってしまった、というより改めてこの山道のすごさ、それに立ち向かう人間のすごさに感動して写真などどうでもよくなっていた。自分の歩き方、考え方を見直したほうがいいのではと思うくらいだった。
半年後に撮り直してきました。
納経は焼山寺でしてもらえます。
2019年4月1日 参拝
愛染院は3番と4番の間の遍路道沿いにあるので全ての歩き遍路さんがこの前を通ります。ですがぼくがちゃんとお参りするのは2回目です。初日は札所の数が多いのでどうしても素通りということになってしまいます。
舗装道からあぜ道に入る、
山際の道へ、本当に昔ながらのへんろ道という感じ、
横から境内へ入っていきます、
境内が狭いのでどうしても本堂は植木の陰に、
最後に山門
中央の墨書は墨書ではなく、特別な刷毛を使って書かれた不動明王の梵字です、右肩の朱印は、四国三番奥之院弘法大師御作
2018年5月3日、参拝
11番藤井寺の奥の院は、焼山寺道、遍路道を少し登ったところにあります。登り始めはミニ四国になっていますが、その50番繁多寺の近くにあります。
雨が降っていて、カメラの操作がままならず、知らずのうちにムービーになったりして、なんとかとれたのがこの1枚、フラッシュの切り替えもうまくいかないままでした、とにかく暗かった。
最初長戸庵から下りてきたときはこの前を通っていながら気づかないまま行き過ぎていました。一旦藤井寺の境内まで下りてお参りに来ていた地元の男性に教えて貰って引き返してやっとお参りできました。
納経はもちろん藤井寺で、こちらでもお参りしたか訊かれなかったから、順打ちの人はお参りの前にして貰うことができます。
2018年5月2日、参拝
昨年は雨の中で暗くて写真がうまく撮れなかったので撮り直してきました。
まずは11番藤井寺の山門から、
本堂の前のお大師さん、この左から山道が始まります。
山道に入るとすぐ遍路道沿いにうつし四国(ミニ四国)が始まります。
その50番の近くに奥の院があります。
こちらが11番の奥の院です。
こちらは隣にある50番繁多寺のご本尊です。
3番金泉寺の奥の院は愛染院ですが、金泉寺を出て1kmちょっとの遍路道沿いにあるこの宝国寺も奥の院であるとたけのしんさんのリストに載っていました。
本尊導引大師。日本語のへんろ地図では番外霊場になっているのでカテゴリーは番外にします、英語の地図には奥の院の番号もないので。
御朱印はありません。