WALKER’S 

歩く男の日日

4日目 土佐民宿大平~はたご (16)

2014-05-31 | 14年四国の旅


 昨年バスの中から眺めるしかなかった姫ノ井郵便局にようやく戻ってきました。この中に入るのは8年ぶりです。また来たいと思いつつ、こちら側の道は下ノ加江方面へ打ち戻るよりも14kmは遠回りになるので、これだけの歳月を要してしまいました。


 8年前ここに来たときは朝からずっと雨で、月山神社を出た後、休めそうな所が全然なくて、ようやく見つけたこの郵便局で休ませてもらいました。そのとき太龍寺の黒豆茶をごちそうになり、このタオルもいただきました。以来、07年、08年、09年の通し、12年の別格区切り打ち、そして昨年今年とずっとこれ1本で巡っています。当時、ぼくは白衣も着けず、金剛杖も菅傘も持たなかったので、お遍路だと気がつかれることも少なく、自然お接待を受けることもほとんどなかったので、この郵便局で休ませてもらったときのことは心に沁みました。それを忘れないようにこのタオルを大事に使い続けてきたのです。
 もう一度、局長さんに会いたかったのですが、仕事で外出中だとのこと、残念だったのですが、8年前のことを女性局員さんにお話しして、ブログのアドレスを書いた納札を渡してもらうようにお願いしたので、すっきりしました。でもまた、このタオルを持って来られたらいいな、とは思っています。

コメント

4日目 土佐民宿大平~はたご (15)

2014-05-31 | 14年四国の旅


 赤泊の浜から1800m、探していた家がやっと見つかりました。


 元善根宿、西田家です。四元さんがこの家で江戸時代、明治時代のおびただしい納札を見せて貰っていました。むかしのお遍路さんの多くがこちらの道を歩いていたことを知ってびっくりしたのを覚えています。昔は、おそらくあの自動車道はなかったのでしょう。そして、自動車道ができてみるとこちらの道よりは大分楽で時間も短縮できるということで、遍路地図では赤線が付いてしまったのでしょう。
 ここで、初めてチェ・サンヒさんの遍路シールを確認しました。2年前くらいに貼られたはずなのに色落ちが激しいようです。ここまでは本当に見事なまでに見ることはなかったです。

コメント

4日目 土佐民宿大平~はたご (14)

2014-05-30 | 14年四国の旅


 自動車道の分岐から赤泊の浜までは地図を見る限り1km弱というところですが、ほとんどが下り坂だったにもかかわらず20分もかかりました。焼山寺や横峰寺の登りと同じくらいのスピードしかでなかったことになります。後半のつづら折りの下りはかなり膝に負担がかかり、且つ慎重に下りなければなりませんでした。そして一番すごかったのがこの浜の手前の部分です、ゴロゴロとした大きな石や岩が敷き詰めていて、気をつけないといつでもどこでも捻挫できるという感じです。こんな所で挫折するわけにはいかないので、細心の注意を払いながらそろりそろりと浜に下りていきます。浜に下りてもご覧のようなゴロゴロで思ったように進めません。ここから脱出できるのか一瞬途方に暮れそうになるくらいです。


 何とか無事に浜の上の道まで上がってくると、地元の人20人くらいが大宴会の真っ最中でした。桜は完全に終わっているし、平日だし、いったい何なのかという感じですが、恒例の行事だと言っていました。ぼくが山道を下ってきたというと、感心して、「お接待させて」とラップに包んだ炊き込みご飯のおにぎり2個と500ccのペットボトルのお茶を持ってきてくれました。険しい道を乗り越えてきたばかりなので、ご褒美を頂いたような気持ちになりました。本日の宿は朝食がないので、おにぎりは明日の朝いただくことにします。

コメント

4日目 土佐民宿大平~はたご (13)

2014-05-29 | 14年四国の旅


 月山神社を12時40分に出発、800mほど来たところに赤泊の浜へ下りていく分岐点が確認できました。8年前、ぼくが持っていた遍路地図(第4版)では姫ノ井小学校の近くに下りていく自動車道に赤線があって、赤泊の浜に下りていく道には赤線はありませんでした。その前の白黒の地図でもそうでした。しかも、赤泊へ下りていく道もこの近道ではなく大きく折れ曲がる遠回りの道しか書いてありませんでした。
 だから8年前来たときには、全く意識せずに歩いたし、そんな道があったという記憶も残っていなかったので少し心配だったけれど、分かりやすい道しるべがありました。


 この道しるべは2008年に建てられたから前回ぼくが来た2年後です。2007年に出た第8版の地図からは展望台経由のこの近道にのみ赤線が付いています。遠回りの大きく折れ曲がる道には赤線はありません。その頃この道が整備されたのでしょうが、昔の遍路道は遠回りで赤泊へ下りていく道ではなかったかと、首を傾げながら展望台へ向かいます。


 登ると書いてありますが、大したことはありません、高さも距離も苦にならない程度。他にも、地元の小学生が作ってくれた道しるべがいくつかありました。

コメント

4日目 土佐民宿大平~はたご (12)

2014-05-29 | 14年四国の旅

 遍路道が自動車道に合流してくる道はちゃんとありました。しかも、かなり広くてしっかりした道でした。ぼくが無理矢理下りてきたであろうポイントとそんなに離れていませんでした。もう少ししっかり探せば本当の道で最後まで行けたようです。でも雨が降っていて傘もさしていて、初めての道で最後の方は半分パニックでした。




 12時04分番外霊場月山神社に到着しました。叶崎から70分、8年前より3分ほど早かったようです。最後の山道は1300mほどだから、そこでは4.8km/hほどで歩いていたことになります。
 昼食休憩は35分ほど、108円のビスケット一袋のみゆっくりいただきます。docomo携帯(ガラケー)は圏外になっています。

コメント

4日目 土佐民宿大平~はたご (11)

2014-05-29 | 14年四国の旅


 ここからはしばらく初めて歩く道です。アップダウンもあまりないようです。


 遍路小屋がありました。こちら側の道には赤線が付いていないけれど、こちらを歩く人もいる、むしろ多いのかも知れません。


 そして、この光景です。歩きやすいということ以上に値打ちです。

コメント

4日目 土佐民宿大平~はたご (10)

2014-05-28 | 14年四国の旅


 山越えというよりは山の脇を巡ってくる道で標高は50mまでで全く問題ありませんでした。そして、何となく覚えている道がほとんどでした。やはり楽な道は記憶に残っていることが多いようです。あっという間に自動車道に出てきたという感じです。


 遍路道は自動車道を横断してまた山道へ入るのですが、今回はこの道は歩きません。前回は最後の方でよく分からなくなって、無理矢理自動車道にはいずり出てきたという苦い経験があるので、今回はすっきり舗装道を歩いてどちらがどれくらい遠回りになるかも確かめておきたいのです。

コメント

4日目 土佐民宿大平~はたご (9)

2014-05-28 | 14年四国の旅


 脇ノ川トンネルを抜けて500mで本日の宿がある大月町に入ります。土佐清水市の道は3日に渡って64km歩いたことになります。一つの自治体としては最も長い距離になります。


 大月町に入って2kmほど歩くと、大きな道路標識がありました。遍路シールを探すまでもありません。国道を離れます。昨年ここまではバスで通ったけれど、ここからは本当に8年ぶりの道です。その時は、この少し手前で先に出た同宿の男性を追い抜きました。


 大浦の集落を抜けるとちょっとした山越えの道が待っています。このみちはあまりきつくなかったという印象が残っています。

コメント

4日目 土佐民宿大平~はたご (8)

2014-05-28 | 14年四国の旅


 叶崎では24分の休憩、10時56分に出発です。叶崎トンネルを抜けたところからまた叶崎灯台を眺めます。8年前この道は通ったけれど、雨が降っていたし振り返るだけの余裕があったかどうか。灯台を見たか見なかったかはっきりした記憶は残っていません。


 叶崎トンネルを抜けて500mで西叶崎トンネルです。出口が見えているほど短いトンネルです。


 西叶崎トンネルの出口から脇の川トンネルが見えています。

コメント

4日目 土佐民宿大平~はたご (7)

2014-05-27 | 14年四国の旅


 大津大橋から叶崎灯台が見えます。8年前は民宿に泊まるために、この橋は通らなかったので、この光景を眺めるのは初めてです。


 橋を渡り終えると叶崎トンネルです。入口の手前で2回目の休憩をとります。大平から19km、時間は10時31分、本日の中間ポイントです。


 灯台の方へは遊歩道があってそちらまで行けばベンチもあるのですが、手前の駐車スペースの地べたにへたり込みます。こちらの猫はやや用心深くてなかなか近づいてきてくれません。

コメント