今日は何とか10km歩く。今のシューズに変えてちょうど8ヶ月が過ぎた。2400km、四国を2周したことになるので明日から新しいシューズに履き替える。本番まで3週間になったので履きならしておく必要もある。今月は目標通りには歩けなかったけれど、52番札所まで来たことになる。
5月に行くことにしていた2回分、中村(四万十市)から今治までを1回にまとめて行くことにした。そうすると1万円以上の節約になって、総費用は149910円になる。しかも車中泊が3回だったのが1回になる。ただそうすると歩けない山道が一つ出てくる。宇和島市と西予市の境にある歯長峠だ。宇和島からは電車で一気に大洲まで行くことになる。
2回目は3月20日~23日の2日間、天気のよい日を選んでいくことにする。関大の春コンは行けない。近大のPOPSコンサートは今日整理券が送られてきたので必ず行く。
第3部は美しくて親しみやすい曲が多くてとてもリラックスできた。吹奏楽の演奏会ではこれが基本だと思う。ぼくは大学に入るまでスペインのマーチは知らなかった。大学時代指導していただいた読売日本交響楽団の市岡史郎先生が「アンパリトロカ」が大好きで、たびたび演奏された。ぼくの時代には演奏会で採り上げることはなかったけれど、何回か聴くたびにぼくも好きになっていった。曲もかっこいいし吹奏楽自体もかっこよく見せてくれる曲だ。「ヴェニスの謝肉祭」はチューバとコントラバスのソロデュエット、コントラバスのソロがこれだけたっぷりよく聞こえるアレンジはあまり聴いたことがない。
そして最高だったのがアンコールのステージマーチングショウ、吹奏楽のアンコールではつまらない曲を聴かされることが多いけれど、これはその対局にあるすばらしい演技だった。名前は変わっても阪急のスタイルが全曲を通して色濃く感じられれるのが嬉しい。鈴木竹男先生の優しい笑顔が思い出される。
第1部 陽はまた昇る P・スパーク
ドラゴンの年 P・スパーク
レジェンド M・ケンツビッチ
歌劇「サムソンとデリラ」
より“バッカナール” C・サン=サーンス
第2部 威風堂々第4番 E・エルガー
イエスタデイ J・レノン&P・マッカートニー
ヘイ・ジュード J・レノン&P・マッカートニー
ラデツキー行進曲 J・シュトラウス
第3部 エスパニア・カー二 P・マルキーナ
スペインの風 C・アーンクリフ
アンパリト・ロカ J・テキシドール
スペイン チック・コリア
フニクリフニクラ~チャルダッシュ~ベニスの謝肉祭
カルメン組曲 ビゼー
アンコール 瑠璃色の地球
ステージマーチングショウ
グッドフェローシップマーチ
1部はすっかり眠りこけてしまった。演奏がまずかったということはないし退屈だったということでもない。この10日間というもの緊張の連続で相当ストレスが蓄積していた。その澱やしこりが久々に聴く生の音楽で解きほぐされていったのかも知れない。2部のビートルズは本当に懐かしかった。いわずと知れた New Sounds in Brass の第1集、40年前のアレンジだ。当時ぼくは演奏もしたし指揮もした。
今年2回目のホール。今日は同志社女子大でフィガロの結婚全幕の演奏があったけれど片町線に乗るまでの元気はなかった。
早稲田摂陵高校といってもぴんとこない人が多いと思う。このバンドの大元は阪急少年音楽隊です。パンフレットに載っているプロフィールを紹介すると、
『昭和32年に阪急少年音楽隊として発足し、昭和44年からは阪急商業学園として、また創立40周年となる平成9年からは男子から女子へと編成を変えコンサートバンド、歌うバンド、そして全日本マーチングコンテストで10回金賞受賞のマーチングバンドとして活躍の場を広げてきました。 (中略) 平成15年4月に、西宮市から茨木市に学校が移り、向陽台高等学校ウィンドバンドとして、「音楽で躍動と感動を」をテーマに年間約40回の演奏活動を行ってまいりました。そして平成21年からは、早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドとなり、気持ちも新たに、伝統の継承とさらなる発展に向けて、学習と音楽に青春をかけて進んでいます。』ということになります。
10回に分けて別格20ヶ所と、地図にはっきり載っていない遍路山道全部を巡る旅を少し見直す。5月末までに全部歩くつもりだったけれど、やはり青春18切符を使って9月10日までにすることにした。スマートホンの契約はそれまでになるけれど、総費用は162530円になる。3月下旬に2回目を歩き、4月2回、5月2回、6月から9月まで1回ずつ。真夏に歩かねばならないのは心配だけれど余裕の持てる計画になった。
今朝の姫路の最低気温は7.0℃、室温は10℃になった。朝の室温が10℃より高くなったのは12月16日以来。でもこのまま春にはならないようだ。週末にはそれなりの寒波が来るようだ。
携帯電話などぼくにとって全く必要のない代物だと信じ続けてきたけれど、今回ばかりは持ってて良かったと心底思った。ぼくのパソコンはダイヤルアップの低速通信だからYOU TUBEが見られない。スマートホンを買ったので見られるようにはなったけれど特に見たいと思う映像など思いつきもしない。だからホームにアイコンを登録していない。でも今回は話題になっているホイットニーのアメリカ国歌はぜひとも見たいと思った。史上最高のアメリカ国歌のパフォーマンスだといわれている。スマホのちっちゃなスピーカーでも心の底をぐいぐい揺さぶってくる。その圧倒的な迫力、この人の中に歌の女神が宿っているとしか思えない。何度聴いても涙がこぼれてくる。
新冨士橋
今日も雨、イオンまで往復、イオンの中で3kmほどぐるぐる歩く。合計7.8kmほどしか歩けなかった。明日書写まで行くのでいくらか挽回できる。明石寺を出て18.6kmの地点、新冨士橋の手前まで来たことになる。遍路道は新冨士橋の手前を左に折れるけれど、昔の遍路地図には新冨士橋を渡って肱川の右岸を行く道(国道197号)にも赤点線が付いていた。
雨が降っているのに英賀保まで往復した。支払いの用事があったので避けることはできなかった。用事がなければたぶんイオンまでしか歩いていなかったと思う。ゴアテックスのシューズを履いたけれど1時間で浸水してしまった。明石寺を出て10.8kmの地点、鳥坂トンネルの入り口まで来たことになる。トンエルを抜けると西予市から大洲市に入る。
明石寺
「焼山寺 雪」で検索をかけると、昨年のクリスマスに焼山寺に登った人の遍路日記が出てきた。山道も長戸庵も柳水庵も焼山寺も雪が積もっている。その下には08年の3月5日に登った人の日記があった。焼山寺の境内や里には雪はほとんどないけれど山道には雪が残っている。今年もたっぷり雪は降ったはずだから3月とはいえ完全に消えているとは考えにくい。普通の運動靴では濡れてしまう可能性が大きい。3年前に使ったゴアテックスのシューズはあるけれど底がかなりすり減って歩きにくい状態になっている。ここはちょっとした迷い所。
今日も午後から9.5km歩く。ちょうど43番札所明石寺に着いたことになる。
歯長峠
12回で別格20ヶ所とグーグルマップでもはっきり確認できない遍路山道を全部踏破する費用を計算してみた。交通費が137270円、宿泊費が70500円、合計207770円になる。通しで88ヶ所を歩く費用より5万円くらい高くなる。床の中でまどろみながらぼんやり考えていたら、ひらめいた。一番遠いところの交通費を削ればもっと安くなる。窪川から中村、足摺、愛南、宇和島までを見直すことにした。2泊を2回増やして、12回を10回にすると、なんと費用の合計は171510円になった。しかも、当初は9月までかけようと思っていたけれど5月の末までに全部消化できる。4ヶ月の節約はすなわち3万円の節約になる。ロガーを使い切ればすぐスマホの解約ができるのだ。
今日は午後から英賀保まで往復、11km歩く。42番札所仏木寺を出て2.7kmの地点、歯長峠の少し手前まで来たことになる。
務田駅
今朝の姫路の最低気温は-1.8℃、室温は3.5℃だった。明日も-2℃の予報が出ている。今日も寒くて気分が乗らず7.5kmしか歩かなかった。観自在寺を出て46kmの地点、務田駅の少し手前まで来たことになる。
宇和島駅
今朝の姫路の最低気温は-4.5℃、室温は2.5℃、いずれも今季2番目の冷え込みだった。これで最後と思いたいけれど7日後にはまたそれなりの寒波が来るようで、ピークを過ぎたとはまだまだ言えないようだ。外に出ると風はあまりなかったけれど少し動くだけで空気が冷たい。歩くのが辛い。なんとか9km歩く。観自在寺を出て38kmの地点、宇和島駅の前まで来たことになる。
今朝の姫路の最低気温は0.1℃、3日連続冬日にならなかった。室温は6℃、明日はまたものすごい寒波が再来、-4℃の予報が出ている。でもその後はそんなに下がらないようだ。この冬の本当の底になるかも知れない。昨年は2月16日が最低気温-2.7℃室温4℃で2月の最低になり、その後は冬日が3回しかなくいずれも幾分高い気温だった。3月も冬日は15日あったけれど一番低いときでも-1.9℃だった。
昨日は大きな荷物を提げて15kmも歩いたので本当に疲れてしまった。今日はその分楽をして6.5kmしか歩かなかった。40番札所観自在寺を出て29kmの地点、松尾トンネルの入り口あたりまで来たことになる。