WALKER’S 

歩く男の日日

別格1番奥の院 黒岩大権現

2018-09-25 | 四国 奥の院

 別格20ヶ所の内納経してもらえる奥の院があるのは1番大山寺と18番海岸寺の2ヶ所です。ただし別格自体が88ヶ所の奥の院になっていて別格の御朱印とは別に奥の院の御朱印がもらえるところがいくつかあります。それは、3番慈眼寺、6番龍光院、18番海岸寺、20番大瀧寺、龍光院の御朱印はすでに頂いていますが、その他はこれから、ネットで調べただけですから本当にもらえるかどうかは行ってみないことにははっきりしません。特に海岸寺では3つの別の御朱印がもらえるのか、あと3週間に迫っていますがまだちょっと疑っているところもあります。


 暗くてよく分かりませんが大山寺の山門です、ここまでの写真は別格区切り打ちの方でいっぱい紹介しているので敢えて撮りませんでした。雨も降っていてそれどころではない感じ、昨日の夕食の頃からずっと降り続いています、
 大山寺の登りは自動車道を短絡する山道が3ヶ所ありますが、実際は4ヶ所、日本語のへんろ地図には書かれていない最後の長めの山道があります、4.5km地点からH400の300mほど手前までです、入口にははっきりした道しるべがあるし、道中は少し草深いところもありますがそんなに歩きにくい道でもありません。出も今回は雨がたっぷり降っているし、まだ夏で草も相当茂っているだろうと思われたので、最初の短絡路だけは歩いて、2つ目3つ目4つ目は入らないで自動車道を行きました。前回1月の末全部の短絡路を歩いて地蔵寺から72分かかったのが、今回は84分でした。そんなにスピードを意識していなくてこの時間は意外なくらい早かった、


 山門から本堂まで上がってくるのにさらに7分、石段がでこぼこで水たまりのあるところも結構あってかなり苦労しました。ぼくのすぐ後ろから山門まで車で来た男女が追いかけてきます、



 暗くて何の事やら分からないと思いますが、本堂の左の方へ行くと、本堂の真裏に上がっていく道が続いていて入口に短歌の小径、と書かれた石碑があります。これが奥の院への参道です、参道に入ってしまえばあとは1本道、


 短歌の小径、と読めるでしょうか、


 右に見えるのが大山寺の本堂です、
参道は大体これくらいの幅があって舗装道の割合が7割以上、最後の方で何回か地道、舗装道、地道と交互に現れます。短歌の歌碑は比較的新しくて意外なほど頻繁に現れました。


 雨が降っていて暗くて、一本道とはいえ初めての道で登っても登っても着かないので何度も心細くなってきます、事前にここに来た人のブログを見ていて、そこには往復で1時間かかったとあったので、ぼくの足なら45分と見当をつけていたので、最後の方はややくじけそうな感じでした。
 そしてやっと28分かかって到着しました、写真ではほとんど分かりませんが。


 黒岩大権現とはっきり書いてあります、ここからまだ正面に少し登ります。


 見上げる石垣の上にプレハブのような建物が、こちらが正面だと信じ上まで登らずここで般若心経をあげさせて貰いました。上まで行く気力がほとんど残っていませんでした。


 下りは快調で20分ほどで下りてきました、英語のへんろ地図には1.4kmと書いてあるのですが、実際歩いた感じではもう少し長いような気がします。


 納経は大山寺でして貰います、

 納経所でお接待いただきました、大汗かいたの本当にうまかった。

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2 コメント

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Unknown (駿太郎)
2019-07-15 23:42:26
いつも拝見しております。
先日、このブログを参考に奥の院及び番外霊場も回ることにしました。
どうやって進めばいいかわかりやすく、ありがたいです。
奥の院をめぐるのは大変だとは思いますが、何年かかってもいいので成し遂げたいと思います。
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Unknown (walker's)
2019-07-18 12:49:08
 2年前民宿大岐の浜で町田の青木さんの奥の院のファイルを見せられた時はとても自分が回れるとは思わなかったのですが、その後オランダのエリーさん(外国人お遍路の先達的存在)が奥の院を全部回っていると聞かされて背中を押された格好になりました。昨年大岐の浜で回り始めたと女将に言ったら、そういう人が一人でも出てきたら見せた甲斐があるというものと喜んでくれました。前は自分勝手に自分だけが歩いているという感じでしたが、この頃はご縁の中で歩かせてもらっていると、はっきり感じています。
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