WALKER’S 

歩く男の日日

善楽寺まで

2014-11-29 | 日記

 今日の午前の部で写経50枚仕上げました。36日で50枚、当初の予定より大部順調です。自信を持って書ける字も多くなってきたのですが、いまだに駄目だという字もいくつもあります。明、眼、蜜、顛、諸、離、等などは何度書いても納得のいく形になりません。納得いかなくてもだれでも読めるような形にはなっているので気にしません。50枚を四つ折りにして重ねると厚さは15mm、176枚だと50mmくらいになります。何とか収まるでしょう。


灌頂ヶ滝

2014-11-28 | 日記

 昨日BSプレミアムで放送された「ぶら遍路 そら遍路」はおそらく今年放送される遍路番組の最後を飾るだけあって、なかなか見ごたえのある内容でした。普通のお遍路さんがあまり行かないような所が多く紹介されて見入ってしまいました。別格3番慈眼寺の近くにある灌頂ヶ滝は「歴史秘話ヒストリア」でも紹介されていましたが、ぼくは全く知りませんでした。へんろみち保存協力会の地図にもちゃんと赤字で書かれているのですがノーマークでした。来年は行けませんが、再来年に行くことにします。井戸寺の前の宿に泊まって、府中駅から二軒屋駅まで電車に乗ると灌頂ヶ滝を見てふれあいの里さかもとまで戻って来られます。
 その他にも、金剛頂寺の近くにある不動岩は今まで一度も行ったことがないし、真念庵も恥ずかしながら行ったことがありません。この2ヶ所は来年はぜひとも行きたいものです。観音寺の琴弾八幡宮も来年行けるはずです。
 8回巡ったといっても、まだまだ知らない道、知らない番外霊場はいっぱいです。復元整備が進んでいる40番観自在寺から満願寺へ向かう宿毛街道中道は3年後には歩きたいと思っています。


菊間の宿

2014-11-26 | 日記

 浅海のコスタブランカ、菊間の月の家旅館が廃業になって、北条から大西まで18kmの間に全く宿がなくなって、困ったことになってしまったのですが、新しい宿が菊間駅の近くにできていました。
 マリーナ シーガル TEL=0898-54-3555、素泊まり4320円です。施設内に食堂もあるようです。スポーツ施設を利用する人のための宿泊施設のようですが、宿泊はだれでも可能と明記してあります。遍照院から北西に120m、海岸ぺりにあります
 ぼくは来年は菊間まで歩いて、電車で大西か今治まで宿を求めるつもりだったのですが、もうそんな手間なことをしなくても済みます。


早稲田摂陵高校ウインドバンド

2014-11-24 | 日記

 昨日行われた全日本マーチングコンテストで見事早稲田摂陵高校が金賞を獲得しました。関西大会を見たときはステップやターンのきびきびした動きはピカイチといえるものだったけれど、近年のマーチングは何より音楽の方を重視するから、その点どうかという感じもあったけれど、審査員を満足させるに十分だったようです。全国での金賞は7年ぶり、当時は向陽台高校でした。阪急商業学園時代を含めると11回目の金賞です。マーチングコンテストが始まった88年から97年まで10回のうち8回が金賞だったのですが、以降は有力な高校が次々現れてなかなか全国に出るのも難しくなっていたようです。
 他の関西代表は淀川工科高校が金、箕面自由学園と京都橘が銀でした。やはり音楽の力の強い淀工は必ず金、見応え十分だけれど京都橘は音楽の迫ってくる力がやや足りないということなのかもしれません。


関学

2014-11-22 | 日記

 関西学院大学応援団総部吹奏楽部からネットで申し込んでいた定期演奏会のチケットが送られてきました。昨年は申し込んでおきながらキャンセルしたのですが今年は早速郵便局で振り込みを済ませました。11月30日なので、まだたっぷり京都で紅葉を楽しむことができるはずです。嵐山に先に行って、嵐電に乗って四条まで出て高台寺の展覧会に行きます。

プログラムは  ゴールデンフェスティバル序曲   J・バーンズ
       カンタベリーコラール           JVd・ロースト
       アルプスの詩           F・チェザリーニ
       歌劇「ばらの騎士」組曲     R・シュトラウス
       大学祝典序曲          J・ブラームス
       遙けし未来へ          P・スパーク

 スパークの曲は委嘱作品で世界初演です。関西学院創立125周年、吹奏楽部創立60周年の記念の年なのだそうです。


薬王寺まで

2014-11-21 | 日記

 今日の午前の部で36枚目が仕上がりました。これで薬王寺まで、5日目までの分が仕上がりました。大部勢いのある字が書けるようになってきて満足度も上がりつつあるのですが、思った以上にかさばってザックに上手く収まるのか、そちらの方が心配になっています。なにせぼくのザックはかなりコンパクト、7巡目までのザックのときは、地元の人がウォーキングしているのかと思ったと言われたこともあったくらい、8巡目からはそれよりも一回り大きくなったものの、それでも、普通のお遍路さんが使うものよりはふたまわり以上小さくて、きれいに収まるかどうか分かりません。


謹書

2014-11-17 | 日記

 写経の最後の行には署名して、そのあとに謹書と書くのですが、謹も書も筆順が確信を持てず、ネットで調べてみると、やっぱり両方とも間違っていました。謹は縦棒のあとに横棒三つ、書は縦棒が一番最後、書の方はずっと間違ったまま書いていました。謹の方は正しい方で書くこともあって、迷いながら二通りの書きようをしていました。


京都 栂尾 高山寺

2014-11-14 | 日記


 高山寺と聞いてもぴんとこなかったのですが、最初の展示室にあった高山寺絵図の中に栂尾という地名を見つけて、やっと「女ひとり」に描かれたお寺だと気がつきました。1番が大原三千院、2番が栂尾高山寺、3番が嵐山大覚寺、女がひとりになるのは、市街を離れた静かなお寺。高山寺は都の北西、嵐山の北、先日ちちんぷいぷいで生中継があった高雄の近くです。市街から離れた山の中のお寺だったので、戦乱にも影響されず、平安末期から鎌倉時代の多くの経典や古文書が残されそのことごとくが重要文化財、国宝に指定されています。


 この写真に写っている5倍くらいの人が列を作っています。チケット売り場には90分待ちという怖ろしい表示があったのですが、実際には100分並びました。でもそんなに苦ではありませんでした。それだけの価値がある展示だとは承知の上です。ただ、14時から大阪で大フィルの演奏会があるので、入ったとしてもゆっくり見ることができるのだろうか、少し心配でした、

 ぼくが入館したのは11時15分、微妙な時間でした。最初の部屋で華厳経など重文の古文書がずらりと並んでいて、なかなか無視できませんでした。今写経をしているのでいくらでも眺めていられるという感じですが、見るべきものが先の部屋にあるので、後ろ髪を引かれながら先に進みます。鳥獣戯画の展示は4つ目の部屋で、そこにはまた30mくらいの列ができていて、係員が展示の前では立ち止まらないでください、とまるで、上野のパンダのような感じです。でも仕方ないと思います。数分おきに15人ずつの入館でも、これだけの列ができるのだから、動く歩道の3分の一くらいのスピードで移動しながら絵巻を眺めらるだけでも良しとしなければなりません。一番有名な甲の巻を見たのですが感激でした。紙の色は年代を感じさせやや黄味がかっているのですが、墨痕は鮮やかで800年前のものとは思えないほどでした。本物、その色と大きさを間近で見られただけでも大満足でした。それにしても、どうして、カエルとウサギなんだと、見れば見るほどおかしくなります。そしてこういう発想が800年も前に生まれていたことに不思議とうれしさを感じてしまいます。


井戸寺まで

2014-11-11 | 日記

 写経を初めて今日で18日目、24枚仕上がりました。ここ数日は1日に2枚のペースです。午前は10時10分前から、午後は3時から、ウォーキングはその間に行います。大体の文字は書き慣れて形がとれるようになってきたのですが、未だに苦労しているのは『明』です。もともとペンで書くときも苦手だったので、筆となるとさらにまとまりません。
 来年は6番安楽寺からお参りを始めるので、17番井戸寺まで仕上がったことになります。今年中に100枚仕上げて、残りは来年になってからです。


3dayチケット

2014-11-09 | 日記



 この秋はおとなしくしようと思っていたのですが、文化の日に鳥獣戯画展が行われいることを知って、これははずすわけにはいかないと,3dayチケットを買ってきました。連日超満員のようですが、ちらりと眺めるだけでも意義のあることだと思います。もう1日は関学の定期演奏会、この日は昼間に嵐山か東山の方で紅葉を楽しみたいと思っています。もう1日は、高野山へとも思ったのですが、来年が1200年なので、来年の夏まで待つことにしました。


写経の時間

2014-11-03 | 日記

 写経を始めるにあたって、先ず決めたのは、字の上手い下手は気に留めないようにしようということです。気にしはじめるときりがないし、続けるのが嫌になってくるかもしれません。全ての人に分かる文字でありさえすればいい、と開き直っています。
 書き始めて今日で10日目、つつがなく10枚仕上げることができました。意外にもデスクにつくのは全く苦ではありません。テレビもラジオもステレオもつけず静かな中で書きますが不安はありません。そういうことが気にならないほど、文字と筆に集中せざるを得ません。余計なことを考えることもありますが、書き続けているとまた目の前の文字に入っていきます。時計も全く気にならず、45分が穏やかに流れていきます。
 来年の四国まであと150日、一つの札所に1枚納めるつもりだったのですが、この調子が続くようであれば2枚ずつ納めてもいいかと思い始めています。1枚ずつだと280g、2枚ずつだと560g。来年のお賽銭は5円玉ではなく1円玉にするので(納経料を支払うこともあり)それだけ重くなっても負担は変わりません。