すぐ帰る
6日目最後の日も全然すっきりせず盛りだくさんでした。いろんな事が起こるのも初めての特権,四国ではもうなかなか味わえなくなってしまった感じです。何より数十年ぶりに想い出の蜜柑畑にたたずむことができて感じ入りました。それが81番の登り口にあったことがまた何ともいえない。その81番がSさんのブログで見ていたのに、想像以上のものすごさ、最後の最後に笠ヶ瀧以上の鎖場が待っていようとは、ただしこちらは迂回路の階段があったので鎖場は回避しました。本堂に上がると住職ともう一人世話をしている男性がいてお茶のお接待をしてくれました、さらにお参りを終えて石段の下まで下りてきたときにちょうどその男性が軽トラで下りてきて乗ってくださいと声をかけてくれました、今回は一応全歩きのつもりでしたが、行為を無にするのも大人げないので乗せてもらいました。靴の寅さんにそのことは言われていました、自分のこだわりも大事かもしれないがせっかく声をかけくれた人の思いやりに答える方が人としては大切だろうと、それにこの日は2km半ほど全く違う山道を余分に歩いてしまって25分ほど無駄にしてしまったのでちょうど相殺できる、初めてだと本当にいろんな事が起きます、そして車から下りた後も地図をちゃんと見ていなくて勘違いしてダムの方に向かう山道に入らずぞのまま県道で吉田庵に向かうことになりました。こちらの方はかなり残念なので近い内にやり直します。というのもぼくは今回の巡礼まだ結願していない、3日目28番から29番へ向かう山道で道を外して30番の方に下りてしまって29番には結局行けないままなのでした。そのときからまた日帰りで戻ってくると決めていたので吉田庵への山道が行けなくて気落ちすることもありません。ただ両方歩くとなれば1泊はしなければなりませんがそれもまたよし。