男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ソラマメのバター煮

2013年06月04日 | 豆類・とうふ類

そら豆が出回っています。そら豆は、さやを天に向けて実ることから「空豆」。
蚕がつくる「まゆ」の形に似ていることから「蚕豆」とも書かれると言います。

そら豆と言えば大粒の「おたふく豆」=一寸豆・・一粒の大きさが1寸=3㎝
あるところから名づけられた・・が生食用として栽培されています。他にも小粒
なものや、赤紫色の「紅そら豆」があり、昨秋、この三種類を植えつけました。

三種のそら豆の大きさは、おたふく→小粒そら豆→紅そら豆の順。味の濃厚
さは逆になります。おたふくは、大きい割には味の個性が弱いので、味つけ
して煮るのに都合が良い豆です。旬は4月から6月で、今ごろが一番おいしい
時季と思います。

そら豆は、おいしいのは3日間と言われるほど・・買い求めたらすぐにたべる
のが一番です。バターを使わずに、普通の旨煮にしてもおいしいので、お好み
な煮方でお召し上がりください。

前回、中韓両国との軋轢にふれましたが、近着のNewsweek日本版5・28号の
メインテーマに「韓国の自滅外交」・・歴史問題を口実に日本外しを目論む韓国
「近視眼外交の末路」という副題で論評が掲載されていました。論評を読んだ方
のブログを次に置きます。興味ある方、ご一読ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/37825548.html

このところ何かと「日本が世界で〇番目」という記事が目立ちます。昨29日の
日経夕刊の記事。日本「価値生む力1位」と題して、最終製品の付加価値がどこ
で製造されたか・・を把握する新しい貿易統計をOECDとWTOが共同で報告書
を公表した・・それによると、加盟34か国と中国など新興国を加えた40か国で
1位になった・・という記事です。

今日30日の夕刊の囲み記事に「日本の競争力 24位に上昇」と題し、前年より
3っ上げた・・中長期的な評価は、日本は「負け組」に分類された・・スイスの有力
ビジネススクールのMIDが発表しました。二つの記事を次におきます。

http://www.nikkei.com/article/DGKDASGM2808C_Z20C13A5EB2000/

http://www.nikkei.com/article/DGKDASGM3001A_Q3A530C1EB2000/


レシピで使うソラマメは、おたふくまめと呼ぶ大型のものをえらびました。手元の豆を測ると大きさは3.5㎝、重さは
7.5gあります。普通(小型)のものは1.5㎝/3gほどです。味は小型の方がやや濃厚、おたふくの方は淡白な味で
煮物にするときは、おたふくの方が大きいし味の含みが良いと思います。いまを出盛りのソラマメを楽しんでください。


材 料 ソラマメ 220g ・・さや抜きして薄皮を剥いた正味量
バター 大さじ 2 20g
日本酒 大さじ 3 30cc
みりん 大さじ 3 30cc
しお 小さじ1/4 1g
砂糖 大さじ 2 20g
淡口醤油 小さじ1/4 1cc
鰹まる 小さじ1/4 1cc
水 1/3カップ 60cc

作り方 ソラマメを茹でて薄皮を剥く
ソラマメはさや抜きしたあと、熱湯でゆでてざるにあげ
冷水に入れて冷ます・・色止めにもなります。
冷めたら、薄皮を剥がす・・中の豆を傷つけないように。
・・薄皮の一部にナイフを入れると剥きやすい・・

剥いたソラマメを煮る
鍋にバターと調味料全部と水を入れて煮立たせる。
火を止めてしばらくおいてから、ソラマメを加える。
中火より少し弱めの火で5~6分煮て、味を含ませる。
そのまま冷めたら、できあがりです。
・・翡翠色したソラマメの色を楽しむための煮方です・

皮むきしたソラマメですが、色を残したいので煮る火力と
時間を控えめにしたので、味は薄味になります。
ソラマメの風味を楽しむには、味は控え目が好きですが、
濃い味が好みなら、しっかりと煮てください。


ソラマメは半熟までがおいしい
完熟したらつめの部分が黒くなるので「お歯黒」という。
茹でると黄色っぽくなり、食べると粉っぽくなります。
これは、これでおいしいが、真ん中の半熟までが色が
きれいで味もよく、煮ても煮崩れしません。完熟ものは
煮崩れしやすいので、煮る時間を短くします。






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