男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

たらと豆腐と白菜の鍋

2015年03月16日 | だし・調味料・スープ類

外国人が日本を旅行し、その感想を書いたブログを読むと褒めたりケナしたり、色んなことが
書いてあります。中で、褒め言葉で多いのが「日本人は親切」・・道を尋ねたら、途中まで案内
され、中には目的地まで同行してくれ、感激一入であった・・などというブログをよく目にします。
最近のこと・・私が同じような親切を受け、ブログにあるような感動を味わいました。

8年前、神戸の病院で頸動脈狭窄症のOPを受け、爾来半年ごとに検査通院を続けています。
罹りつけの病院の近くの病院に、親友がリハビリ入院中で、通院の帰り見舞いに行きました。
土地勘はあるものの、迷って長歩きすると腰痛持ちの私はナンギするので、隣接の病院前で、
院内案内の初老の婦人を見かけ、行先を告げて道順を確めました。

婦人は、前方を指しながら「この道を真っすぐに行って・・」と言いかけ、「よろしゅうございます。
見える所までご案内します」と仰る。「いえ、凡そは判っておりますから」と固辞する私に「私は、
ボランティアでやっていますのでお気兼ねなく」とけっこうな距離を案内して下さいました。歩き
ながら「お足は痛くありませんか?」と気遣われ、「足は大丈夫ですが、腰痛が酷いもので」と
見当違いな返事をします。私の年恰好から、通院患者と勘違いされたものと思い「友が入院
していて、そのお見舞いに・・」と誤解を解きます。

行先の病院が見えるところまで同行され、そこからの道順を細かく説明して下さいました。これ
まで他人の方から、こんな親切を受けたことのない私は、感動の余り、禿げ頭が露見するのも
厭わず、帽子を脱いで深々とお辞儀をして、お礼の言葉を申し述べました。

こういう日は、あと何をやっても晴々と気持ちがよろしいものです。友とは、リハビリの合間の
1時間の面談でしたが、回復した姿を見て安堵し、別れ際の握手の力強さに感動して、目頭が
熱くなりました。道案内してくれたご婦人の優しさもさることながら、訪れた病院の案内の女性も
丁寧で優しい方でした。そんなことが相乗して友との語り合いも心温まるものでした。訪日の外
国の方が、日本人の親切に感動した・・と言うブログ(下記URL)が、身に沁みて判る経験でした。

お送りするのは白菜が主材・・季節の終いものですが、お試しいただきたい三品です。



【中国ブログ】親切すぎる日本人に恐縮しっぱなし


タラと豆腐と白菜・・白い色の鍋です。それだけでは色気がないので、表の畑から水菜を1株
抜いてきました。タラはブロックで買いますが、すぐには食べません。切り身全体に薄塩をあて
1~2日冷蔵庫におきます。この一手間でタラが随分おいしくなります.寒い冬のご馳走です。


材 料
たら 1パック 200g ・・全体に軽く塩をふってスノコにおき冷蔵庫に1~2日置く
豆腐 1パック 300g ・・3センチ角の奴に切る
白菜 6枚 300g ・・3センチ巾のざく切り・・根元の厚い部分は縦に半割り
昆布 10㎝
水 2カップ 360cc

調味料
ポン酢 適量
小ネギ 適量
七味とうがらしなど 適量

作り方
たらの身の水気をペーパーで拭きとり、3㎝角に
切り分ける。

鍋に水と昆布をいれ、弱火にかける。
昆布が大きくなったら・・お湯の温度は80℃程・・
昆布を引きあげる・・これで出汁が完成。

あとの煮方は各人それぞれでしょうが、私は次に
白菜の軸の方から入れて、次にたらを入れます。

フツフツし始めてから、白菜の葉先や豆腐を加え
具材が煮えてから、食べ始めます。

食べるとき・・レシピはポン酢にしましたが、好みの
調味料・薬味をお使い下さい。



コメント
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