男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

水菜と塩ブリのサッと煮

2014年02月23日 | 魚介類

レシピは旬の野菜、水菜をテーマにしました。水菜は冬野菜の代表格・・鍋物や煮物、漬け物の
材料に重宝します。また冬の野菜作りで、水菜は作りやすい野菜の筆頭格でもあります。前の畑
で千筋京水菜が食べごろに育っています。昨秋遅まきしたタネが芽出しして、やっと2センチほど
に育ったころ、畑の持ち主から「土地を売ったので引き揚げてほしい」との申し出がありました。

隣接した田んぼを借りていて、主だった作物を移植しますが水菜は小さくて移植できそうもない・・
さりとてこのまま土中に埋もれさせるのも可哀想・・と思いポットにとって育てたのを定植しました。
定植が遅い時季だったので大株にならず、程良い株になりました。あれほど小さな苗がここまで・・
と思うと、水菜の生命力にあらためて感心しました。

水菜の食品成分はカリウムが豊富(レシピ№600ご参考)ですが、カルシウム(以下Ca.と表示)が
豊富なことも特長です。食品成分表では水菜の「み」で索引しても該当がなく、水菜は「き」=京菜
の項にありました。Wikipedia「ミズナ」に、別名「ヒイラギナ「柊菜」、センスジナ「千筋菜」、キョウナ
「京菜」とあり、「アブラナやカブと同種のも」のとありました。

水菜の食品成分の特徴は、カリウムのほかCa.が多いこと・・にあります。ビタミンCや食物繊維の
分量は、ほかの野菜とほぼ同等ですがCa.は格段に多い・・茹でた水菜100gg中のCa.は200㎎、
小松菜は150㎎、ホウレンソウは69㎎です。意外に多いのが生パセリ290㎎ですが、100gを一度
には食べられません。茹でた水菜ならそこそこの量が食べられます。

今回調べて意外だったのが「ワカメ」のCa.成分で、生ワカメ100g中、Ca.は100㎎でした。同じ量で
水菜の方が2倍のCa.があるのは驚きでした。成人一人1日のCa.必要量は700-900㎎です。冬の
青菜を100g食べると200㎎のCa.が摂れる・・茹でた大根葉には220㎎あります。NHK今日の料理
番組で、京・菊の井の村田さんの大根料理を放映していて、村田さんは大根葉も料理に活用して
いて流石・・と思いました。冬の青菜をしっかりと食べて欲しいと思い、このレシピをお送りします。

ぶりの切り身に薄塩して作る塩ブリは、作り置きすると重宝する食材です。ぶりは切り身でも
ブロック・・どちらもOK・・鮮度が良いものを選び塩を当て、スノコに並べ冷蔵庫に2~3日置く
とできます。水菜とぶりは今が旬の食材です。短時間でできる、サッと煮をお試しください。


材 料
水菜 1把 200g
塩ブリ 1切れ 120g
塩ブリは、切り身に薄塩してペーパーに包んで
冷蔵庫に1~2日置くとできる。ぶりの切り身に
べた塩して30分置き、塩を落としてもよい。


調味料
水 1カップ 180cc
昆布出汁の素 1/3パック
日本酒 1/4カップ 45cc

作り方
塩ブリは、皮を引いて薄切りする。
水菜は根元を切り落とし、5㎝巾のザク切りする。

鍋に水と調味料をいれて強火にかける。
沸き立ったら塩ブリと水菜を入れ、火を弱めにする。
グラグラっと煮えたら出来あがり・・サッと煮なので
火が通ったらすぐに食卓へ・・。

味は塩ブリの塩分で十分ですが、足りないときは好み
に応じ、味ポンかあじ塩などで食べます。
レモンの絞り汁だけでもおいしいです。
コメント
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