昨日の金曜日は夜から余市の友達の家に泊まり、土曜の今日は朝から鮭釣りにいそしみました。
最近はコロナの所為で、アウトドアが異常なブーム。釣りもその一つで、釣りのポイントには例年には見ないような人出です。
「鮭釣りで知られている港は、前日の夜11時に到着してももう入る場所がないほどらしいよ」などと、出所不明な噂も心を乱します。
今朝は4時起きで5時には目的の港に到着しましたが、まだ辺りは真っ暗。
道東から釣り友達も駆けつけてくれて今日は3人の釣りです。
鮭釣りは、年に1~2度ほどしかせず、まともな道具も持っていないために友達から借りての釣り。
「なんだ、去年教えたことを全然覚えてないじゃん」と笑われながら長い延べ竿を振り回します。
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さて、今朝のこの港は予想に反してあまり人が混雑している風でもありません。
「皆違う港にいったかな」などと話していましたが、人がいない理由はただ一つ、「釣れない」ということです。
案の定、どうも港に魚のいる気配が感じられません。
ときおりバシャッと心が急いているオスあたりが跳ね上がって水音を立てますが、それも魚影の濃さを感じさせるものではありません。
見ていると20人ほどが竿を振っていますが、上がった魚は見ている限りでは2本と、まったく「釣れている」という感じではありません。
朝5時から食事もせずに11時くらいまで我慢してみましたが、どうやら今日のこの港はラッキーポイントではなかったようです。
途中から違う港へ移動した友達から「こちらはそっちよりは魚が濃い感じがするよ」という連絡が入って、そちらへ移動。
しかし飛び跳ねる鮭の数は多いものの、やはり釣れてくれる鮭は一匹もおらず、今日は無念のボウズ。
そろそろシーズン終わりも近いので、日を選んで再チャレンジしたいところです。
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鮭釣りには失敗しましたが、最近小樽周辺ではマメイカが釣れ始めている、という情報が飛び交っていて、ちょっとだけマメイカ釣りにもチャレンジ。
第一投で本当に小さなマメイカが一匹釣れましたが、あとは音沙汰なし。
可哀想なので一匹だけのマメイカは海に返したところで風が強くなり天気が下り坂になったので本日の釣りは終了。
釣果を求めるのも良いけれど、良い景色の中で友達とバカ話をしながら笑いあうというのは良い時間です。
鮭釣りも半分はこの季節の年中行事になりつつあって、これをやらないと次のマメイカのステージに本格的に移れない、そんな気分です。
さてさて、今年は自分で釣った鮭とイクラにお目にかかれるのかな。