北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

現代のドライブ事情

2020-09-09 22:55:07 | Weblog

 

 帯広での一泊出張。

 ただし帯広へ行くまでに、まず室蘭の開発建設部で挨拶の旅です。

 室蘭からは地図を右~右下へと移動して苫小牧~浦川~広尾~帯広へと関係機関に挨拶をしながら移動して走ります。

 かつて就職したての時には官用車には運転手さんがいて、一日の運転距離の標準は300㎞だ、と教えられたことを思い出しました。

 しかし今日は朝6時半に家を出て、帯広の宿についたのは18時30分。今日の移動距離は510㎞でした。

 昔にに比べると、高速道路・高規格道路が整備をされてきて、またナビゲーションシステムも精度が上がりました。

 またさらに自動車のほうでもクルーズコントロールやレーダーを使った記入ブレーキシステム、さらにレーンの中をきっちり走るような機能なども充実しています。

 交通のための環境はずいぶん良くなったものだ、と感じます。  

 考えてみれば、自分が学生だった頃はまだ国道でも砂利道のところがありました。

 「この状態で車を走らせればそれが転圧になって砂利がよく締まるんだ」などと教えてもらったものです(本当かどうかはわかりません)。

(いつかはこの道も舗装されるのだろうか)と思いましたが、しっかりとそれは現実になりました。

 今日は砂利道を探すほうが難しいのですが、その一方でせっかくアスファルトで舗装をした道が傷んだまま修繕もされずにいるというところが増えました。

 快適なドライブを支える道路の維持管理にもっと力を注いでほしいところです。


    ◆


 先日知人に「長距離ドライブをしていると眠たくなりますよ」と言ったところ、「それならアレクサと一緒にドライブするとよいですよ」と言われました。

 アレクサとは、ネットに繋がったAIスピーカーのことで、いろいろな質問には答えてくれますし、会話も楽しめるとのこと。

「機械相手に会話ですか?」
「でもそれでだんまりの時間は解消できますよ」

 音楽をかけてくれたり情報をくれたり、質問に答えてくれたりして、ドライブ空間を癒してくれるのだそう。

 ともするとラジオも入りにくいところがある北海道。

 ドライブの友にアレクサ、ってありでしょうかねえ。    

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新しい技術についていける人たちの時代

2020-09-08 23:09:02 | フライフィッシング

 

 今日は都市計画学会の幹事会があったのですが、会話の中に馴染みのない言葉がたくさん出てきて戸惑いました。

 会議そのものはインターネットを介したZOOMを併用したもので、これはもう何度もやってだいぶ慣れてきました。

 しかしコロナ対応の中で、離れてコミュニケーションを行うためのツールが次々に登場して頭が追いついていきません。

 ひとつめは"ウェビナー"。

 今度の時計学会のセミナーでは狭い講義室に聴講生を集めるのではなく、ネットを使って外部でも講義が聞けるうえに質問はチャットでもできるようにするという方針が打ち出されました。

 そしてそのためにはZOOMだけではだめで、さらに"ウェビナー"のアカウントを取ってこのシステムを使うべきだ、というのです。

「これだと数百人の聴講生に対応できますからその準備を進めましょう」
「う…、うん」


     ◆


 次に出てきたのはslido。

「これを使うと会議でインタラクティブなコミュニケーションができますよ」と言われてもその実態がよくわかりません。

 さらに”peatix”。

 これに講演会の開催情報を登録すると、聞きたい人の申し込み者の管理とアドレス発行を行ってくれます。

 無料の講演会なら登録も無料で、有料の講演会の場合は歩合制で料金が発生しますが、余計な手間をかけずに済むのでこれもまたコロナ時代の新しいニーズを捉えたサービスではないでしょうか。

 いや、次から次に新たなニーズを受け止めるネットサービスが登場するので頭がついてゆきません。

 幹事会でも「僕らのような年寄りがリーダーをするのではなく、もう若い人たちがリーダーを務める時代だと感じるよ」という声が出て、私も同感でした。

 もう年寄りが古い経験を振りかざすのではなく、新しい技術、新しいサービス、新しい常識についてゆける人たちが主流になる時代になるべきだと思います。

 来たれ若者! 君たちの時代です。  

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コロナ対策のヘルメット

2020-09-07 21:50:48 | フライフィッシング

 

 「小松さん、新しいヘルメットを配ります」

 そう言われて職場の女子社員が新しい黄色のヘルメットをくれました。

「前のも半年前にもらったものだし、そんなに古くはないよ」
「いいえ、コロナ対策を施した新しいヘルメットなんです」

 そう言われて渡されたヘルメットを見てみてもコロナ対策が何なのかよくわかりません。

「どこがコロナ対策なんだ?」

 そこで説明書を読んでみると、ひさしの部分にしかけがありました。

「これかい」

 なんとひさしの一段下に透明のフェイスシールドがあって、これを引き出して下に下げれば顔の部分を覆うことができるようになっていて、実に良く考えられています。

 以前のヘルメットには、あご紐にとりつけるタイプのフェイスガードが配られていたのですが、実際に使ってみるとぐらぐらして使い物にならない代物でした。

 今回のヘルメットはヘルメットと一体になっているので、しっかりかぶればぐらぐらすることがありません。

 また透明なので顔もちゃんと見えるということで、マスクで顔が見えないというスタイルから一歩改善されています。

 会社としては、従業員の生命や命を守る必要があるわけで、こうした支出もまた必要な経費なのでしょう。

 改めて会社の期待に応えられるようにしっかりと頑張りましょう。

 たかがヘルメット、されどヘルメット。安全の基本です。

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ウポポイへ行って来ました

2020-09-06 11:07:31 | Weblog

 ずっと気になっていた「民族共生象徴空間ウポポイ」に行って来ました。

 入場料は1200円ですが、ここはもちろん2000園の年間パスポートを購入。

 パスポートは本人の顔写真入りなので、他人が使うわけには行きませんが、これで内外からのお客さんを案内しやすくなりました。

 今日のコースは、野外ステージ~チセ見学~丸木舟見学~レストラン「ハルランナ」で昼食~博物館見学~体験交流ホールでの伝統芸能見学というもの。

 ずいぶん盛沢山なようですが、同じ施設でも時間を変えて別なプログラム展開があるので、とても全部は見切れていません。

 隣接するポロト湖ではカヌー・カヤックもできますし冬はワカサギ釣りもできるということで、訪れる機会はこれからもあるでしょう。

 ゆっくり味わっていこうと思います。


     ◆


 さて、園内施設の印象ですが、やはりコロナのせいで入場を制限しているために、今一つ賑やかになりきれていないという感じ。

 野外、屋内のステージものでも、もっとぎゅうぎゅうに入っていれば客席とステージの関係ももっと近くなるように思いますが、間をあけていると盛り上がりにくくなってしまいます。

 博物館では文化的事物の展示が案外少なくて、そこだけみると市町村のアイヌ文化展示の方が多いところがあるかもしれません。

 ただここでは、そうした文化的な事物を展示するというよりも、アイヌの人たちのカムイ(神)観だとか、その関係性を伝えることに重きを置いているという印象。

 見て楽しい出し物プログラムはまだ多いとは思えないので、口承文芸であるウェペケレなどを生かした物語をプログラム化して充実させてほしいと思います。

 またその出しかたも、人間による劇もあればアニメ映像、人形劇など多様な切り口があろうかと思いますし、シアターなどは十分な施設があるのでこれもまた充実させてほしいところです。

 さて、次はいつ行けるでしょうか。

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大湯沼と倶多楽湖 ~ まだまだ知らなかった道内観光地

2020-09-05 22:30:53 | Weblog

 娘夫婦に孫、そして婿さんのお母さんと一緒に今日から一泊二日の登別温泉宿泊の旅です。

 今回の一番の目玉は、「室蘭ナイトクルージングで工場夜景を見よう」だったのですが、台風の影響なのか悪天候が予想されてナイトクルーズは中止に。

 まあそれでも明日はウポポイへ行って博物館にも入れるようなので、旅行企画としては十分です。

 一方今日は時間がたっぷりできたので、「久しぶりに地獄谷をちゃんと見てみようか」ということで、時間の余裕をもって、登別温泉郷を抜けて地獄谷へと向かいました。

 地獄谷ってあまり真面目に見た記憶がないのですが、よくよく見てみると直径450mの爆裂火口ってかなり迫力があります。

 おまけに今でも熱湯がボコボコ噴き出していて、地獄を連想させるのもむべなるかな。

 しかしその昔は戦争で傷ついた兵隊さんたちを癒した温泉だそうですから、現代の我々はその恩恵に預かりましょう。


    ◆


 ところで、これまではせいぜい爆裂火口の地獄谷だけを見ていたのですが、実はここの上流には「大湯沼」という熱湯の大池がありました。

 ここはまさに熱湯が湧き出る大きな池で、ミネラルによって青白い水面は幻想的。

 またこちらの駐車場は下の地獄谷の駐車場で駐車料を払えば、その半券で駐車できます。

 今まで知らなかったのが残念です。

 徒歩15分ほどで行けるという「天然の足湯」の看板もありましたが、それはまた次回に。

 そして今日はさらにここから山の上を目指して倶多楽湖畔へ行くことにしました。

 地図で見ると真ん丸の形をした山上湖の倶多楽湖。ずっと気になっていたのですが、今まで一度も行ったことがなかったのです。

 今日は天気が悪くて、地獄谷の駐車場の方から「晴れれば眺めは良いのですが、今日は無理かなあ」と言われた扇型展望台からはやはり一面の雲で湖面は全く見えませんでした。

 そこでさらに車を走らせて、倶多楽湖畔まで行くと、小さな駐車場があって湖面にまで歩いて降りられるようになっています。

 8月まではレストハウスも営業をしていたようですが、ここは今は閉館中。

 残念ながら自前のカヌー、カヤックは禁止とのことですが、レンタルの道具はあるようで、解禁期間では放流されたヒメマス(チップ)釣りが楽しめるといいますから、これはまた季節の良いころに訪れてみたいものです。

 それにしても北海道の観光地ってほとんど見たような気になっていましたが、大湯沼も倶多楽湖も初めての訪問。

 まだまだ知らない場所ってあるものですねえ。

 さて、明日はいよいよウポポイへ行ってきます。   

 

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やっぱり時代についてゆくべきだ ~ おニューのノートパソコン

2020-09-04 22:26:33 | フライフィッシング

 

 注文していたノートパソコンが届きました。

 思ったより早くて実質一週間での到着。

 これまで使っていた7年前のパソコンからはいろいろなセッティングや使うソフトも変わっているので再設定に時間がかかります。

 それにしてもやっぱり処理速度は速い。

 小型ながら、起動用にSSD1GBでメモリは16GB。

 CPUも最新で、今使っているデスクトップよりも性能が良いのだから当たり前か。

 bluetoothなんか、ここ数年の規格なので古いパソコンはあとから小さなドングルをUSBに差し込まなくちゃいけなかったのが、新しいものは最初から組み込まれています。

 電源も今までのように100Vのコンセントからとる以外に、スマホと同じようにUSBのType-Cから供給できるようにもなっている。

 まあ最新の技術はどんどん取り入れていると言えばそれまでなのですが、やはりこういう時代の変化には敏感についていくべきですね。

 スキマスイッチの歌詞を借りれば、そうしないと「老いて枯れんだ(=置いてかれんだ)」ってことでしょうか。

 この歳になって、なにか新しいものを買う時は(あと何年一緒にいられるか)と思うようになりましたが、現役でいるうちはこれで用が足りるかな。

 新しい相棒、よろしくです。

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奥さんからの無言のクレーム「うるさい!」

2020-09-03 23:39:05 | フライフィッシング

 

 都市計画学会北海道支部の会合がありました。

 秋にいろいろな研究成果の発表会を行うのが年間事業の一つで、このコロナ禍の中どのようなやりかたをするかについて意見交換をしました。

 昨年までは狭い部屋に人が密集するポスターセッションという研究発表の形があったのですが、今年はそれは止めようと。

 そしてやはりリモートで、一人10分程度の発表と意見交換を行う方向で行こう、と意見がまとまりました。

 リモートなら発表者も同じ場所に集まらなくても良いし、聴衆もリモートで聞けばよい。

 今日的な一つの形に納まりそうです。


     ◆


 会合の後は気の合う仲間たちのいつものように飲み会へ繰り出します。

 会合では意見がまとまって、それはそれでよかったのですが、やはりその後には「飲み会」という話しきれなかった後の情報交換が有用です。

 今日はリモート会議についての話題で盛り上がりましたが、一人の大学の先生が「うちでリモート飲み会をしたんですが、普段は滅多に会えない友人たちと会えたのでとても盛り上がりました。ただ、お酒が進み過ぎました」と言います。

「どうしてお酒が進むんですか?」
「それは二十人くらいの会合でも、一人が話す内容を聞いていなくちゃいけないので、手持ち無沙汰になってつい自分のグラスにお酒を注いでしまうからなんです」

 お酒は控えめにした方が良いようです。


   ◆


 するとその先生は続けて、「うちは嫁さんからカンペが入りました」と言います?

「カンペってなんですか?」
「よくテレビ番組で、カメラのこちら側のディレクターがタレントにしゃべってほしい言葉を画用紙に書いて見せているじゃないですか。それの家庭版です」

「どういうこと?」
「いや、リモート飲み会をしていたらつい話が弾んで笑い声が大きくなったり、話す言葉が下卑たものになったりするんです。こんかいもそんなことで大きな声を出していたら、うちの妻が画用紙に「うるさい」と書いてこちらに見せたんです。声を出して注意をせずに紙に書いて見せてくれたあたりは妻のセンスの良さだと思いますが、自宅でリモート会議をしていると周りが見えなくなったりしますね」


 北海道大学では前期に引き続いて工期の授業もリモートでやることが決定したのだそう。

 大学の先生たちの負担も相変わらず軽減されないままです。

 ただそもそも小中高の学校はもう対面授業が解禁になっているのに、大学がいつまでもリモートというのもずいぶん怖がりだなあ、という印象。

 周りに迷惑をかけないリモート会議での振る舞いも、だんだんに身についてくるのでしょうか。
 
 

 

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抗菌マスクケース ~ 献血でいただきました

2020-09-02 22:51:33 | フライフィッシング

 

 先日献血に行った際に「ポイントがたまっていますがなにか記念品と交換しますか?」と尋ねられました。

 献血事業を行っている日本赤十字では、複数回献血者に対して都度ごとにポイントを付与してポイントがたまると記念品と交換できる「複数回献血クラブ ラブラッド(Love Blood)」を設けています。

 このクラブに登録されるのには条件があって、「血液センターからの協力要請を受けますか」という問いに「はい」と答えているとか、連絡の取れるメアドを持っていることなどで、献血に対して前向きに協力する人が対象です。

 この手の記念品はあまり良い物がないのが常なのですが(失礼)、今日目に留まったのが
「抗菌マルチケース」とありましたが、マスクのケースにも使えそうなマルチケースでした。

「これは何ポイントで交換できるのですか?」
「今42ポイントたまっていますが、この品は20ポイントです」
「じゃあこれください」

 献血だけあって赤と白色が基調ですが、大きさはちょうどマスクが入る大きさ。

 開けてみると薄いものを挟む部分が3か所あって、ちょうどマスクを保管しておくケースがないものかと探していたところだったので、良いものをいただきました。

 献血もコロナで一時はドナーが減っていたのが、今はようやく元に近いくらいに戻ったとか。

 献血でポイントを貯めてみましょう。 

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子供たちの病院に壁画を ~ 芸術家の友人のお仕事

2020-09-01 22:33:14 | フライフィッシング

 

 僕の友人のなかにはいわゆる「芸術家」として芸術活動で身を立てている人が何人かいます。

 そんな友人たちの中で、絵を描くことを生業としているのがサカイ君。

 絵の芸術家というと、絵を描いてそれを売るか、絵を教えるかするくらいしか報酬を得る手段が思いつかないのですが、サカイ君が携わっているのが建物の内部に絵を描くという仕事です。

 コロナ禍で芸術家の皆さんの多くが困っているでしょうけれど、サカイ君もコロナ自粛中にしていたことは、絵を描くことと各種の協力助成金の申請だけだったとか。

 そんななか、東京都の「アートにエールを!」というプロジェクトでは『動画を作って提出せよ』という条件がついていたそう。

 で、「それなら、後々のプレゼン資料にもなるか」と考えて、これまでの病院・療育関係の壁画仕事の10年分を5分ほどにまとめた動画を公開したという報せがありました。

 病院の壁なんてただ白いだけ、と思っていたけれど、実は気がつかないだけで落ち込んだ気分を和ませる病院側の気遣いもあったのかもしれません。

 動画のタイトルは「こどもたちの病院に壁画を…」。

 病と闘う子供たちの中には天に召される子供たちもいますが、そんな子たちが最後に通るある病院の廊下は「お見送りの廊下」と呼ばれて動物や鳥たちが見送りに加わってくれています。

 芸術家の皆さんの仕事はこんな風に気がつかないことの方が多いことでしょう。

 でも誰かに見守られている雰囲気を感じたら、そこには芸術家の皆さんの才能と時間をかけた作品があるかもしれません。

 芸術は心のオアシスですね。できれば大きな画面で見てあげてください。

 サカイ君に最後に運ばれてゆくのは同級生の「坪ちゃん」でした。

 ◆「子供たちの病院に壁画を」 by サカイトシノリ×原田和香

  https://cheerforart.jp/detail/3707

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