「小松さん、新しいヘルメットを配ります」
そう言われて職場の女子社員が新しい黄色のヘルメットをくれました。
「前のも半年前にもらったものだし、そんなに古くはないよ」
「いいえ、コロナ対策を施した新しいヘルメットなんです」
そう言われて渡されたヘルメットを見てみてもコロナ対策が何なのかよくわかりません。
「どこがコロナ対策なんだ?」
そこで説明書を読んでみると、ひさしの部分にしかけがありました。
「これかい」
なんとひさしの一段下に透明のフェイスシールドがあって、これを引き出して下に下げれば顔の部分を覆うことができるようになっていて、実に良く考えられています。
以前のヘルメットには、あご紐にとりつけるタイプのフェイスガードが配られていたのですが、実際に使ってみるとぐらぐらして使い物にならない代物でした。
今回のヘルメットはヘルメットと一体になっているので、しっかりかぶればぐらぐらすることがありません。
また透明なので顔もちゃんと見えるということで、マスクで顔が見えないというスタイルから一歩改善されています。
会社としては、従業員の生命や命を守る必要があるわけで、こうした支出もまた必要な経費なのでしょう。
改めて会社の期待に応えられるようにしっかりと頑張りましょう。
たかがヘルメット、されどヘルメット。安全の基本です。