北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ウポポイへ行って来ました

2020-09-06 11:07:31 | Weblog

 ずっと気になっていた「民族共生象徴空間ウポポイ」に行って来ました。

 入場料は1200円ですが、ここはもちろん2000園の年間パスポートを購入。

 パスポートは本人の顔写真入りなので、他人が使うわけには行きませんが、これで内外からのお客さんを案内しやすくなりました。

 今日のコースは、野外ステージ~チセ見学~丸木舟見学~レストラン「ハルランナ」で昼食~博物館見学~体験交流ホールでの伝統芸能見学というもの。

 ずいぶん盛沢山なようですが、同じ施設でも時間を変えて別なプログラム展開があるので、とても全部は見切れていません。

 隣接するポロト湖ではカヌー・カヤックもできますし冬はワカサギ釣りもできるということで、訪れる機会はこれからもあるでしょう。

 ゆっくり味わっていこうと思います。


     ◆


 さて、園内施設の印象ですが、やはりコロナのせいで入場を制限しているために、今一つ賑やかになりきれていないという感じ。

 野外、屋内のステージものでも、もっとぎゅうぎゅうに入っていれば客席とステージの関係ももっと近くなるように思いますが、間をあけていると盛り上がりにくくなってしまいます。

 博物館では文化的事物の展示が案外少なくて、そこだけみると市町村のアイヌ文化展示の方が多いところがあるかもしれません。

 ただここでは、そうした文化的な事物を展示するというよりも、アイヌの人たちのカムイ(神)観だとか、その関係性を伝えることに重きを置いているという印象。

 見て楽しい出し物プログラムはまだ多いとは思えないので、口承文芸であるウェペケレなどを生かした物語をプログラム化して充実させてほしいと思います。

 またその出しかたも、人間による劇もあればアニメ映像、人形劇など多様な切り口があろうかと思いますし、シアターなどは十分な施設があるのでこれもまた充実させてほしいところです。

 さて、次はいつ行けるでしょうか。

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