今日から明日は函館方面への出張です。
函館駅周辺などはもうほとんど雪がなく、LEDのイルミネーションもちょっと雰囲気が出ないようです。
函館駅周辺を散策していると、駅の向こう側に以前には見られなかった新しいホテルと、その低層部分に賑わいの商業集積があることに気が付きました。
なるほど、高層の建物の低層部分に商業集積を作り、広場を囲むような配置というのは、賑わいを生み出す一つのパターンです。
入り口に相当するところには浅草雷門のような大きな提灯が飾られていて、ここは写真スポットになることでしょう。
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後でネットで調べてみると、これは"HAKOVIVA(ハコビバ)"という商業集積で、昨年の12月1日にオープンしたばかりだそう。
なるほど、以前来たときは気が付かなかったわけです。
「駅前横丁」という建物に入ってみると、内部は昭和レトロ風のまちなみができていて、そこにお店が軒を連ねています。
あまり人通りが多くない中、海産物のお土産屋さんがあったのでそこの女性に「中国からの観光客が減ると大変でしょう」と言うと、「いずれ収まるでしょうから、それまでは忍耐、我慢です」とのこと。
横丁のなかにはまだ建設中の部分もあって、「4月オープン予定」となっていたので、この4月には町並みも整うことでしょう。
外に出てみると、横丁のあった建物の二階は近代的なフィットネスクラブがありました。
コンビニなどもあって、賑わいと便利と写真映えする空間への試みが見られます。
ホテルに戻る途中に、駅の南側を通りましたが函館朝市側は電気が消えていて暗く寂しい感じになってしまっています。
函館駅周辺には大門地区の商業集積もあるわけで、函館駅周辺の賑わい地図にどのような変化がみられるか注目してみたいところです。