昨日、注文の合った商品を納めにホーマックのお店を訪ねたところ、用事が終わったところで「そうそう、前田道路さん、マイルドパッチの空の袋ってありますか?」と訊かれました。
マイルドパッチは、舗装にあいた穴ぼこに投入して固める舗装補修材です。
例年雪解けが近い頃が最も舗装の傷みが発生しやすく、補修材のマイルドパッチが売れ始めるので、ホーマックでは2月から商品棚の陳列を替えて目立つようにするのだというのです。
「空の袋でいいんですか?商品そのものもありますよね」
「はい、でも商品そのものは20㎏とか10kgの袋に入っていて横積みにして置くので目立ちにくいんです。それで空の袋を垂らしたシートに隙間なく張ってカーテンのようにしようと思いまして」
「お急ぎですか?何枚くらい御入用ですか?」
「来週くらいまでにいただければ良いかな。枚数は15枚くらいお願いします」
そこで一緒に行った営業担当が「では金曜日にお届けできると思います」と約束して別れました。
ところが私自身、今日の営業回りの中で合材工場に立寄る用事があったのでついでに空袋を20枚もらい受けて届けてあげました。
昨日の担当者を呼び出してもらって渡すと、「ああ、ありがとうございます。これでカーテンを作ります。春には随分出る商品なので頑張って売りますよー」とこちらもうれしくなるような反応を示してくれました。
考えてみると、道内の営業所は8か所くらいしかないし社員である営業担当者もそれほど多いわけではありません。
しかし商品に信頼を得て大きなホームセンターのお店が扱ってくれると、お店の数だけ「売ろう」と頑張ってくれる営業マンがいることになります。
DCMホールディングスになったホーマックは、道内に156店舗。
それだけの数の営業マンがこの商品に売り上げに協力して頑張ってくれようとしています。
こちらも売り上げ増への協力や支援、商品の認知にもっと頑張らなくてはならないなあ、と決意を新たにしました。
頑張っているのは自分だけではありません。
誰が応援してくれているのかを見極めて、感謝と協同を進めましょう。