北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「そのキャストが続けば、魚がいれば出るよ」 ~ 「そんなことあるかいな、ホンマや!」

2019-07-07 23:49:12 | Weblog

 

 いよいよ今日はフライフィッシングのレッスン。

 毎年7月第一週の週末に開催されるのですが、昨年は参加できず2年ぶりの参加です。

 今回の参加者は7名で、レッスンテーマは「ピックアップ」で。

 魚が食いつかずに下流に流れて行ったフライを再度上流めがけてキャストするためには、フライラインを水からはがしてフライを空中に浮かせる必要がありますが、そのための技術をいくつか教えてもらいます。

 レッスン会場は阿寒川上流で、魚組がニジマスを放流しているキャッチ&リリース区間。

 遊漁料を払って川へ入ろうとしましたが、今日は釣り客が多くてちょっと混雑気味でした。

 
 レッスンはキャストの仕方が中心ですが、その過程で釣りをめぐりいろいろな情報や知恵を教えてもらえます。
 
 キャストの技術も、目の前で何度も実演してもらえるのですが、2-3番のロッドで簡単に20m先までフライラインがスーッと伸びてゆくのは何度見ても感心してしまいます。

 妻も、ここのところキャストが乱れていたのですがそれをちょっと矯正してもらうだけでラインが伸びていきます。

「うん、そのキャストを繰り返していれば、魚がいれば出るよ」

 師匠にそう言われて無心でキャストを繰り返しています。


 そのうち妻のラインがピンと張ったので、(あ~あ、根がかりか)と思っていると、引っかかった枝か何かが動いています。

「魚だ!」

 引っかかった先はやはり魚。それもずいぶん大きい様子です。

 妻はこれまで、このくらいの大きな魚を最後まで釣り上げた経験がありません。

 釣りの師匠が「おやおや」と駆け寄って、釣り上げをサポートしてくれた結果、小さな網では体全体が入りきらないような大きなニジマスを釣り上げました。

 

大きさは約45センチほどで、立派なものです。

 阿寒川のこのあたりは沈んだ石にニジマスがついて潜んでいるのですが、水深が浅い意外なところにいることも多いのです。

 自然にフライが流れて、潜んでいる目の前にフライが来れば釣れてしまうのですが、まさにその通りになりました。

 今日は気温が低くて魚の活性も高くなかったので、レッスン後の実践的な釣り練習でも皆あまり釣れない一日でしたがたいしたものです。

 一方私は、一匹をかけたのですが途中でばらしてしまって釣果はなし。

 ううむ、やはりラインに殺気がこめられている私と無心に振る妻との差でしょうか。

 
 ところで今日は師匠製作の新しいロッドを借りてレッスンに使ってみたのですが、とても感じが良くて軽いキャストでラインがとっても伸びてゆくので、気に入って売ってもらうことにしました。

 秘密兵器だな、こりゃ。

 技術も考え方も知識も矯正してもらう目からウロコの一日。

 年に一度はこういう機会が必要ですね。

 
 帰り道では道東道が事故のため、トマム~占冠間が通行止めで回り道をする羽目になりました。

 一車線の道路はこういうときが大変です。早い時期の4車線化を希望します。
  

 

コメント
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