今日は函館出張。
舗装協会函館地区の会員と、函館開発建設部との意見交換会にオブザーバーとして参加します。
意見交換会のテーマは地元ならではの話題が中心ですが、どうしても働き方改革への対応や、入札、工事の施工関係の細かい話になってしまいます。
今日は、こちらからの質問や提案に対して、開発建設部側も真摯にかつ誠実に答えてくれました。
課題の多くは、現場の担当者同士で解決してくれるのが一番良いのですが、どうしても言いたくても言えないことも多いのが現実です。
「ルールにのっとって、理不尽な指示に対しては『できない』と言ってくれて良いのですよ」とは言われるものの、それを面と向かって言ってしまうと、その後の関係がどうなるかは大いに不安です。
今日の当方からの意見も、そのまま伝わると誰が言ったかわかってしまうような具体的な事柄も多いので、それらはぜひ持ち帰っていただいて、一般論としてあるべき姿を上手に指導してほしいなあ、と思います。
いくら語りつくしても、最後は『人と人とのコミュニケーションの問題』ということになってしまいます。
どんな相手とも上手くやれるようなスーパーマンを育てるにはどうしたら良いでしょうか。
私が思うに、何度も会って話をして、互いの心根が通じるようにすることが一番だ、ということに尽きます。
それには時間もかかりますが、自分自身の人間力も必要ですね。
短期間やってみて、「駄目だ」で済まされるようなことではありません。
長年にわたってやってみて初めてわかる、人間世界の面白味のようなものも多いのではないでしょうか。
やっぱり人生は修行なのでしょうか。