食事の支度をしていた妻との会話。
私に「食べる前に一杯やる?それとも飲む?」と訊いてきました。
「あはは、それって言い方が違うだけでいずれにしても飲むんだね。どうしても飲みたいんだな(笑)」と二人で爆笑。
「あーーー(汗)、(今日は日本酒かな)と頭に浮かんでいたんだよね(笑)」
ここのところパ酒ポートで酒蔵巡りをした際に買い求めた各種のお酒がだいぶ溜まっています。頭にあることはつい口に出てしまいますね。
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日本語の言葉遊びは五文字と七文字の組み合わせだと実に調子が良くて、五七五七七だと和歌、五七五だと俳句や川柳ですが、七七七五だとこれが都都逸(どどいつ)。
元は音曲師が寄席やお座敷で演じる出し物だったのが江戸時代後期に完成した口語による定型詩。主として男と女の情愛を歌ったり世間を面白おかしく揶揄するようなことを題材にしています。
お酒なども良く登場して、美味い作品が多いのです。
お酒飲む人 花なら蕾 今日も咲け咲け明日も咲け(酒)
論語孟子を 読んではみたが 酒を飲むなと書いてない
朝と晩では 目の色違う 飲むから生きてる灯がともる
腹が立つときゃ 茶碗で酒を 飲んで暫く寝りゃなおる
お後がよろしいようで。