北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

【おまけネタ】伊集院光のセンス

2009-08-04 23:42:38 | Weblog
 2チャンネルには様々な噂話が飛び交っていますが、テレビタレントの伊集院光さんのネタが面白いと感動する人たちの会議室がありました。

---------- 【以下引用】 ----------

伊集院が昔言ってて心の底からこの人は頭がいいなあと感心した話。
  http://2chcopipe.blog122.fc2.com/blog-entry-3117.html

【その1 スズメバチと霊能者】

まずみんなが集まっているところに伊集院が行って
ポッケからタバコの箱を出して「この中にスズメバチ入ってるから触らないでね」と言って、そこに近寄らないようにしてからその場を離れる。

そのあとみんななんとなくその箱の置いてある席には近寄らないままでいる。
その部屋に他に人が入ってきたときに
「何でその席人がいないの?」
「なんか箱にスズメバチが入っているから座るなって」

そして最初部屋に居た人はもうみんな居なくなり、伝聞でしかスズメバチの事を知らない人だけが居るようになる。
そしてその人たちが更に新しく来た人に尾ひれをつけてスズメバチが居る話をする。
既に存在しないスズメバチがみんなの行動に影響を与えるようになっている。
最初は一匹という話だったのに、凄い数が入っているということになったりもするだろう。

そこにふらりと「スズメバチ駆除業者です」と名乗る男が現れて箱をポッケにしまい、みんなに駆除の代金を請求するとみんな払う。
スズメバチなんて居ないのに。


「これが、テレビに関わっている俺の立場で言えるギリギリのラインの、霊能者というものへの考察」って。



【その2 企業風土のできかた】

まずスタートとして、ある檻に5匹のサルを入れる。

この檻の天井の真ん中に、バナナがヒモで吊るされていて、そのすぐ下にはバナナに届く台が用意されている。

時間がそう経つ前に、一匹のサルがバナナを取るために台に近づく。

その一匹が台に触れた瞬間に、他の4匹に冷水を浴びせる。しばらくして別のサルが同じように台に近づく。

同じように台に触れた瞬間に、他のサルたちに冷水を浴びせる。

しばらくして、別のサルが同じように台に近づくと、他のサルたちが一匹のサルを止めるようになる。

さて、ここで冷水は片付けて、5匹のうちの1匹のサルだけを別のサルに入れ替える。その新しいサルはバナナを見て台に近づく。そのサルが驚くことに、台に近づくと他のサルから攻撃される。もう一度試みるが、同じように攻撃されるのでそこでやめる。

次にもう1匹のサルを別のサルと入れ替える。新しいサルは台に近づいて、他のサルたちに攻撃される。最初の新しいサルは、その攻撃にしっかり参加する。

同じようにまた別のサルを入れ替える。そして4匹目、5匹目と入れ替え、最初にいた5匹はいなくなり、もはや冷水をかけられたサルはそこからいなくなる。

それにもかかわらず、誰かがバナナに近づくとみんなで攻撃する。

その理由は何か?

ずっとそれがそこのやり方とされてるからである。

こうやって企業ポリシーというものが作られるのである。

---------- 【引用ここまで】 ----------

 伊集院光さんは、昔落語家を目指していたのだそうですが、立川談誌の落語を聞いて「これはかなわない」と思って落語をやめたのだとか。

 その話しを後で談誌本人の前でいったところ、「そりゃあんた、落語をやめたかったんだよ。その理由を俺にしただけで」と言われて感心した、という話しも伝わっています。

 クイズ番組を見ていても、他の人とは全く違ったアプローチで答えを導くシーンが多く、これもまた一つの大いなる才能なんだろうな、と思いました。

 伊集院さんのたとえ話。検索すればもっとたくさんありそうですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔ながらの札幌ラーメン~琴似「一平」

2009-08-04 23:31:46 | Weblog
 昨日行った札幌ラーメンのお店は「一平」さん。JR琴似駅からすぐの古いラーメン屋さんです。

 知人から「あそこは美味しいですよ」と言われてはいたものの、ラーメンの「美味い」は何しろ食べてみなくては分かりません。ちょうどチャンスがあったのでうちの奥さんと一緒に行ってみました。

    ※    ※    ※    ※

 味噌ラーメンと醤油ラーメンを注文して待つこと5分、出てきたラーメンは「お~、スープが透明だ」というのが第一印象。一口すすってみて、昔懐かしいラーメンの味がしました。

 最近の札幌ラーメンは白濁した豚骨がすっかり主流になってしまって、こういう昔ながらのラーメンはついぞ見かけなくなっていたのですが、こういうところで生きていたとは感動です。

 十分に堪能してから、ちょいとばかりお話を伺ってみました。

「こちらのラーメン屋さんはいつからご商売をされているんですか?」
「うちは30年になりますよ。昔は目の前の線路も高架じゃなくって目の前の地べたを走っていたもんです」

「スープが透明なのが懐かしかったんですが」
そう言うと、ご主人のラーメンに対する思いに火がついたようでした。
「私ゃね、昔自分が食べて美味しかったと思ったラーメンを作っているんです。最近の妙な豚骨ブームってなんだろうと思いますよ」

「こちらのスープは何で取っているんですか」
「もちろん豚の骨、豚骨です。でもね、出汁というのは一番出汁は透明で、二番、三番、四番、…とかなり取れる。で、何番も取ればどんどん濁ってくるものなんですよ。だからうちはスープを味わって欲しい。本当に一番出汁の豚骨スープはこんなに透明なのか、ってね」

「スープを味わうには塩ラーメンだ、と言いますけれど」
「それは本当ですよ。うちの塩ラーメンは、このスープにこの塩(塩の容器からスプーンですくって落として見せて)を入れるだけだもん。最近の白濁した豚骨は、見た目では味噌なんだか醤油なんだか塩なんだかもよく分からないでしょ。うちは見た目もはっきりしているからね」

「塩を頼めば良かったですね」
「いや、それはまた違います。お客さんが食べたいラーメンが一番ですから」

 ラーメンも美味しいけれど、ご主人の話も加わってセットになるとなお味わいが深い。

 「ラーメンセット」とはご飯が付いてこなくても、ご主人の話とのセットでも良いかも。

 場所はこちら。情報が古くて、今はラーメン一杯700円になっています。
 http://www.walkerplus.com/hokkaido/gourmet/DETAIL/V-HOKKA-1RTAI565/
 http://www.walkerplus.com/hokkaido/gourmet/DETAIL/V-HOKKA-1RTAI565/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする