北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

みたままつり

2009-07-16 23:56:30 | Weblog
 

 前回シスラーのお墓参りに行ったというイチローの記事を書いていて、今日が靖国神社のみたままつりの最終日だということを思い出しました。

 英霊にご挨拶と思って出かけてみましたが、暑い中ものすごい人・人・人で大変でした。

 このみたままつりは、昭和22年に始まりました。期間中、境内には大小3万を超える提灯が掲げられて夜はとくに美しく、本殿では毎夜、英霊をお慰めする祭儀が執り行われるのだそう。

 広い参道にはテキヤさんもたくさん出ていましたし、若い人たちのカップルやグループもたくさんいて大変なにぎわいになっていました。

 また御神輿も参道を練り歩きカメラやビデオで撮影する人たちも数知れず。

 私も先人の労苦にお礼を申し上げてきました。

 今年も暑い夏になりそうです。

 

 
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日本を背負うイチロー

2009-07-16 23:47:51 | Weblog
 大リーグのオールスター戦に9年連続で選出されたイチロー。今年も先頭打者安打を放って常連の実力を見せてくれました。

 そんなイチローに関する記事からのご照会です。

---------- 【ここから引用】 ----------
MSN産経ニュース 【MLB】イチロー「やっぱり大統領とシスラーさんですね」 2009.7.15 14:11
 http://sankei.jp.msn.com/sports/mlb/090715/mlb0907151413013-n1.htm




    ※    ※    ※    ※    ※    ※    ※    ※

 オールスター戦の5回、二ゴロを放ち一塁へ走るマリナーズのイチロー=ブッシュ・スタジアム(共同) イチローが「今回は特別なオールスター」のせりふを繰り返している。晴れ舞台に立つ喜びをあらためて覚えた。開幕直前、胃潰瘍(かいよう)で故障者リスト入り。8試合も“遅れて”シーズンが始まったハンディの分だけ、球宴でのいろいろな出来事をより新鮮に感じられる。「そのときになれば自然に沸き上がる感情が必ずある。それが大切なんだと思います」

 セントルイスでは自分が安打記録を破ったジョージ・シスラーの墓前を訪れた。オバマ大統領の始球式も目にし「やっぱり大統領と、シスラーさんですね。この二つは生涯残る」。昨年までマリナーズで苦楽をともにしたイバネス(フィリーズ)との再会も果たし、試合前から「もうこれで帰ってもいいくらい」と口にした。収穫の多い9度目の球宴だった。(共同)

---------- 【引用ここまで】 ----------


 ・・・とまあ、日本人大リーガーとして世界に強烈な印象を与え続けているイチロー。その態度には時として自分を鼓舞するような大言壮語もありますが、決して才能のある傲慢野郎ではありません。

 上記の記事の中でさらっと触れているシスラーの墓参りについて、アメリカ人のブログは絶賛しています。



---------- 【ここから引用】 ----------
サーチナ【米国ブログ】先人を敬うイチローに称賛の声   2009/07/16(木) 10:04
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0716&f=national_0716_008.shtml


 

     ※    ※    ※    ※    ※    ※    ※    ※

 9年連続のオールスター出場を果たし、さらにア・リーグの1番バッターとして1打席目で安打を放ったマリナーズのイチロー選手。今年も期待通りの活躍を見せたイチローに対し、場外での行動にも称賛の声が上がっている。

 スポーツチャンネルESPNのウェブサイトでは、イチローがオールスター戦前に、セントルイスにあるジョージ・シスラーの墓参りをしたとのニュースを伝えている。シスラーは2004年にイチローがその記録を破るまで、シーズン最多安打の記録を84年間保持していた選手。弓子夫人および数名の友人と共に墓参りをしたイチローは、「セントルイスに来る機会はあまりない。野球界の偉大なる先人に対して敬意を表したいという気持ちがあり、それは僕にとって墓参りをするということだった」と記者に語ったと記している。

 これに対しブロガーErik Loomisは、「イチローはセントルイスでのオールスター戦出場に際して、シスラーの墓参りをすると決めていた。他にシスラーに敬意を表して墓参りをしようとした選手がいただろうか。このニュースを耳にしたら、イチローのファンにならずにはいられないはずだ」と記し、その行動を称えている。(編集担当:松井望・山口幸治)


---------- 【引用ここまで】 ----------

 こうしたこと一つ一つに、自身の姿を通して日本や日本人を素晴らしくさりげなくアピールするイチローを見ることができます。

 先人を敬うのは、日本人なら大抵は感じるだろう、というイチロー自身の期待もありそうです。

 我々は本当に先人を敬っているのでしょうか。日本人の親から生まれたら皆日本人のはずですが、日本人の精神、日本精神が宿っていなくても日本人でよいのかどうか。

 我々一人ひとりが、たとえ外国へ行かずに国内で生活していても、日本人の看板を背負っているのです。 

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