夜になってぐっと冷え込みが増しました。歩いていると毛糸の帽子が欲しくなります。
【どたばたも修行なり】
朝普段より早めに登庁してみましたが、案の定昨日の新聞記事の対応で、あちらこちらから指示が飛んできて、対応におおわらわとなりました。
記事に批判的に書かれた内容の、事実関係は何なのか。どのような点が当方の認識と違うのか、などについていくつもの文書を作成して対応に当たります。
東京の上部機関からも説明を求める指示が矢継ぎ早に届き、次から次へと作らなければならない文書が増えて行きます。
間の悪いときはあるもので、そういうときに限って事前に数多くの来客の約束をしてあって、面会しながらも、どこか気もそぞろ。お客様には申し訳ありませんでした。
なかには「しっかりと抗議をすべきだ」などという声もありましたが、大勢にはならず、まあ当方の見解だけは伝えよう、というあたりに収まりました。
一度書かれてしまったことはよほどの事実誤認がなくて、見解の相違程度であれば、訂正されるわけでもないので、騒ぎ立てることの弊害の方が大きいものです。
お互いに組織の仕事としてやっているわけですから、組織として粛々として対応するのが大人の振る舞いというものです。
妙な感情論は事態を悪化させるだけで、決して良い方向に向けることはないのです。
「怨みに遠ざかる道は、一箇の恕(じょ)の字にして、争いを息むるの道は一箇の譲の字なり」という言葉があります。
人から怨まれないようにする道は、恕つまり思いやりである。また、争いを止める道は、譲つまり人に譲ると言うことである、という意味です。
新しいことをするときには無理解や批判がつきものです。毀誉褒貶(きよほうへん)は世の習い。
せいぜいうつむかずに前を向いて歩くのみ。人間はこういう経験を重ねて少しずつ成長するんですな。
【どたばたも修行なり】
朝普段より早めに登庁してみましたが、案の定昨日の新聞記事の対応で、あちらこちらから指示が飛んできて、対応におおわらわとなりました。
記事に批判的に書かれた内容の、事実関係は何なのか。どのような点が当方の認識と違うのか、などについていくつもの文書を作成して対応に当たります。
東京の上部機関からも説明を求める指示が矢継ぎ早に届き、次から次へと作らなければならない文書が増えて行きます。
間の悪いときはあるもので、そういうときに限って事前に数多くの来客の約束をしてあって、面会しながらも、どこか気もそぞろ。お客様には申し訳ありませんでした。
なかには「しっかりと抗議をすべきだ」などという声もありましたが、大勢にはならず、まあ当方の見解だけは伝えよう、というあたりに収まりました。
一度書かれてしまったことはよほどの事実誤認がなくて、見解の相違程度であれば、訂正されるわけでもないので、騒ぎ立てることの弊害の方が大きいものです。
お互いに組織の仕事としてやっているわけですから、組織として粛々として対応するのが大人の振る舞いというものです。
妙な感情論は事態を悪化させるだけで、決して良い方向に向けることはないのです。
「怨みに遠ざかる道は、一箇の恕(じょ)の字にして、争いを息むるの道は一箇の譲の字なり」という言葉があります。
人から怨まれないようにする道は、恕つまり思いやりである。また、争いを止める道は、譲つまり人に譲ると言うことである、という意味です。
新しいことをするときには無理解や批判がつきものです。毀誉褒貶(きよほうへん)は世の習い。
せいぜいうつむかずに前を向いて歩くのみ。人間はこういう経験を重ねて少しずつ成長するんですな。
