河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2609- ガヴリリュク、チャイコフスキーPC1、プロコフィエフPC3、ラフマニノフPC2、ウリューピン、東響、2018.9.12

2018-09-12 01:45:59 | コンサート

2018年9月12日(水) 7:00-9:30pm 東京芸術劇場

チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ長調op.23  21-8-7

プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番ハ長調op.26  9-9-10

Int

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18  11-11+12

ピアノ、アレクサンダー・ガヴリリュク
ヴァレンティン・ウリューピン 指揮 東京交響楽団

(encore)
メンデルスゾーン(ホロヴィッツ編曲) 結婚行進曲  5
シューマン 子どもの情景 より、第1曲 見知らぬ国と人々について  2



ガヴリリュク、コンチェルト3連発、アンコール2ピース。破壊力抜群の一夜。このような趣向はグダグダ無く、とにかく楽しむに尽きる。

無限のパワー、みなぎるエナジー、溢れ出るデリカシー、一人で全部持っているような腕っぷしで、あまりの大きな振幅プレイに悶絶。

切れ味鋭いタッチ、それに見事なテヌート、振り撒かれた金粉が天井からひらひらと舞い散るような息をのむような演奏が連続する。まして今回感じたのは弱音タッチの落ちつき、心の鎮まりがある。シックで安定したもので、高揚した音楽の対が鮮やかでした。


伴奏指揮をした長身痩躯のウリューピン、指揮者コンクール、クラリネット奏者として随分と多くのタイトルホルダーのよう。冴えた棒でした。オーケストラコントロールが素晴らしく良くて、音が身体に巻きついてくる。一心不乱の自意識非過剰型の没頭棒でした。次回は本格的なコンサートでの腕を見てみたい。
おわり