2017年5月6日(土) 4:30-5:35pm ホールC、東京国際フォーラム
タン・ドゥン パッサカリア ~風と鳥の秘密~ 11′
ハチャトゥリアン ピアノ協奏曲変ニ長調op.38 11-9-7′
ピアノ、ボリス・ベレゾフスキー
ヴィクトロワ 踊る天使 (日本初演) 9′
ドミトリー・リス 指揮 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
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LFJ2017より
昨年はLFJに精力的に出かけましたが、今年はガル祭2017のほうに出かけていたので、このプログラムだけ。
ハチャトゥリアンのコンチェルトはこれまで聴いたことがあったのか現時点で記憶になし。
第1楽章はジャジーなシンコペーションが印象的。終楽章はショスタコーヴィッチ風なリズムの刻みが迫力あり。
ピアノはやや硬めのサウンドで、オーケストラの咆哮とは別のところで鳴ってる。浮遊感のあるもので極めてクリア。リズミックでノリが良くて骨太な筆のタッチです。
終楽章での爆発も冷静な弾きで正確。快調なベレ熊さんのピアノ堪能できました。
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1曲目のタン・ドゥン、鳥の鳴き声を聴衆がスマフォにダウンロードして音を出させて始める曲。目新しいというか、会場側は圏外電波を切らないといけませんね。
3曲目のヴィクトロワの作品は太鼓が始終リズムを刻みながら全体的に派手な鳴り、今年のLFJにふさわしいものかもしれない。ご本人登場。
45分の公演と書いてありましたが、実際のところは1時間越えの充実した内容。
おわり