2017年4月22日(土) 6:00pm みなとみらいホール
ブラームス 悲劇的序曲 14′
ニールセン フルート協奏曲FS.119 12′9′
フルート、真鍋恵子
Int
ブラームス 交響曲第2番ニ長調 20′10′5+9′
(encore)
ブラームス ハンガリアンダンス第4番 4′
ピエタリ・インキネン 指揮 日本フィルハーモニー交響楽団
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ニールセンのフルート協奏曲はオケが鋭く咆哮を繰り返す。そんな中、独奏楽器の音がきっちりと聴こえてくる。巧みにオーケストレーションされているんだろうなぁと感心。
真鍋さんは骨太の音で、オーケストラに溶け込んでいく。同色系の響きで作品を堪能しました。バスーン、クラリネット、ヴィオラのお三方にもオヴェイション。楽しめました。
ブラ2はこの前の3番4番より雑味成分多め。ゆったりテンポは変わらず。完成度はまだまだ。ブラームス・シンフォニー・サイクル敢行中で来月5月に1番を演奏予定。楽しみではあるがもう2サイクルほどやらないと例えば収録、商用化といったレヴェルにはならないかとも思う。
配置は下てからチューバ、トロンボーン、トランペット、ホルンというあまり見ない並び。チューバの前にベース。ヴァイオリンは対向。ホルントップは代打東フィルさんのお方かしら。プリンシパルは少なくともきっちり正社員の方が毎回出てほしいものですね。普段の日フィルさんとは随分違う音色でしたね。
おわり