河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2321- ニールセンfl協、真鍋、ブラ2、インキネン、日フィル、2017.4.22

2017-04-22 23:03:04 | コンサート

2017年4月22日(土) 6:00pm みなとみらいホール

ブラームス 悲劇的序曲  14′

ニールセン フルート協奏曲FS.119  12′9′
  フルート、真鍋恵子
Int

ブラームス 交響曲第2番ニ長調  20′10′5+9′

(encore)
ブラームス ハンガリアンダンス第4番  4′

ピエタリ・インキネン 指揮 日本フィルハーモニー交響楽団

ニールセンのフルート協奏曲はオケが鋭く咆哮を繰り返す。そんな中、独奏楽器の音がきっちりと聴こえてくる。巧みにオーケストレーションされているんだろうなぁと感心。
真鍋さんは骨太の音で、オーケストラに溶け込んでいく。同色系の響きで作品を堪能しました。バスーン、クラリネット、ヴィオラのお三方にもオヴェイション。楽しめました。

ブラ2はこの前の3番4番より雑味成分多め。ゆったりテンポは変わらず。完成度はまだまだ。ブラームス・シンフォニー・サイクル敢行中で来月5月に1番を演奏予定。楽しみではあるがもう2サイクルほどやらないと例えば収録、商用化といったレヴェルにはならないかとも思う。
配置は下てからチューバ、トロンボーン、トランペット、ホルンというあまり見ない並び。チューバの前にベース。ヴァイオリンは対向。ホルントップは代打東フィルさんのお方かしら。プリンシパルは少なくともきっちり正社員の方が毎回出てほしいものですね。普段の日フィルさんとは随分違う音色でしたね。
おわり


2320- ハイドン、セヴン・ラスト・ワーズ、ホーネック、紀尾井ホール室内管、2017.4.22

2017-04-22 22:03:30 | コンサート

2017年4月22日(土) 2:00pm 紀尾井ホール

ストラヴィンスキー バーゼル協奏曲  6+4+3′

バッハ 2本ヴァイオリン協奏曲ニ短調BWV1043  4-7-4′
 ヴァイオリン1s、ライナー・ホーネック
 ヴァイオリン2s、千々岩英一

(encore)
ヨーゼフ・ヘルメスベルガー父の作による
バッハ 2本ヴァイオリン協奏曲第3楽章のためのカデンツァ 3′
ヴァイオリン1s、ライナー・ホーネック
 ヴァイオリン2s、千々岩英一

Int

ハイドン 十字架上のイエス・キリストの最後の七つの言葉HobⅩⅩ/1A
                   6-7-7-7-6-7-7-6-2′

ライナー・ホーネック 指揮 紀尾井ホール室内管弦楽団

硬いアンサンブル。
緊密なアンサンブルとは言い難い。撫でるような感じで、ギュッと引き締まって圧縮された演奏ではない。そういったものとはかなりの距離がある。どこかしこのオケで見かけるプレイヤーたちの集合体なのか。個々のスキルレヴェルは相応なれど、これといった特徴のない演奏は指揮者だけのせいとは思えないものがある。ホール付きのレジデントオケということのようですが、にわか作りの音で集合体としての響きに乏しい。例えば、オルフェウスのようなアンサンブルとは別世界のもの。

ハイドンの作品は直近ではロト&読響で聴きました。
今日も期待してうかがったのですが、なんとものっぺりとした演奏で、ちょっと残念。
指揮もオケもただやってるだけ、とまでは言わずとも、指揮は明らかに物足りないしオケはアンサンブルの繋がりの意識がどの程度あるのか。救いはベースのお一方の熱い弾きのみ。

バーゼルコンチェルトはさらにアレだった。
バッハの2本のソロは手際よく鳴ってました。
おわり