河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1564- 第九、エド・デ・ワールト、N響、2013.12.21

2013-12-22 10:53:48 | インポート

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2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
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2013年12月21日(土)6:00pm NHKホール
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ベートーヴェン 交響曲第9番
 15′11′14′22′
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ソプラノ、中村恵理
メッゾ、加納悦子
テナー、望月哲也
バリトン、甲斐栄次郎
合唱、国立音楽大学
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エド・デ・ワールト 指揮
NHK交響楽団
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第九のはしごです。
一言でいうと、これ以上淡い演奏は無いといえよう。(コーホー風)
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第九のはしごであらためてNHKホールの音の悪さを実感。40年もたてば聴くほうも慣れてはいるのだが、やはり他と比べるとひどく良くない。
ソリストに1人1本ずつ、合唱に上から4本+2?、オケに多数、これらの収録マイクにより、放送時は本当の第九となるのであろう。
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演奏は、自然体というか爽やかというか淡いというか無策というか、乱立するマイクでベストサウンドになるのだろうが、曲に向き合うなにかが、DRDとは深度が違いすぎる。
音楽に対する熱、何に向かって何を表現しようとしているのか、そういったチリチリした主張のようなものを感じ取れない。
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バリトンの甲斐さんは修羅場を潜り抜けてきた後の気合の入ったいい顔だなぁ。現地で得たものが大きいのだろう。何度か接しているが、ついた度胸を感じる。
おわり


1563- デニス・ラッセル・デイヴィス、読響、第九、2013.12.21

2013-12-22 10:36:46 | インポート

2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
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2013年12月21日(土)2:00pm 東京芸術劇場
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ベートーヴェン 交響曲第9番
 15′15′16′25′
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ソプラノ、木下美穂子
メッゾ、林美智子
テナー、高橋淳
バリトン、与那城敬
新国立劇場合唱団
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コンマス、ダニエル・ゲーデ
デニス・ラッセル・デイヴィス 指揮
読売日本交響楽団
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この組み合わせは、2013.12.18に聴きました。
この指揮者を聴けるだけで幸せと思うのです。グラスを聴けたらもっとハッピーですね。
DRDはマス系のサウンドには興味がなく(別に排しているというわけではない)、全旋律の分解化を目指してきたのだと感じる。アンサンブル単位に溶解する。
そしてシームレス。メリハリはあるがどぎつさはない。第3楽章などを聴いていると流れるような音楽とメリハリが同居している。このシームレス化はグラス風味なのかもしれない。と、なんでもかんでもフィリップ・グラスに結びつけてしまうのはいかがなものか、と自分でも思うのだが、思い込みがちょっと強すぎるのかもしれない。あの、ユニークな音楽はまた格別なのです。心地よさとでも言いますか。
このあと、日本でDRDの棒でグラスのオペラを観れる日が来るのかどうか、願ってやみません。
おわり