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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)

2014-08-11 09:42:27 | 芸能
ジャン・アレチボルトの冒険には、乃木坂46について、2013年4月19日から現在まで、以下のような記事があります。

ファイル容量の問題から、記事のリストは分割して投稿しています。

分割された各ページには、新しいものから時系列順に、記事タイトルをリンク付きで並べていますので、よろしかったらご覧下さい。

2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


「乃木坂の風」は日記風、「乃木坂総論」は評論風、「乃木坂各論」は客観風100%主観応援記事です(笑)。


[目次]

2期枠なし、新規抜擢ゼロ、13枚目は握手会主義厳密適用の「設定部数であらかじめ語られる選抜」[31Aug15]

乃木坂13th選抜直前予想、生田センター、深川フロント、衛藤福神と見るも、気になる2期枠の有無 [28Aug15]s

乃木坂13th選抜メンバー予想、衛藤飛鳥福神は枠次第、中元中田北野有力、注目は永島堀川村寺田 [26Aug15]

(速報) 乃木坂13th選抜発表は8月30日深夜『乃木坂工事中』、ファン無視の個別握手3次前倒し応募 [24Aug15]

12枚目収録ペアPV「星野&松村」の犯人は彼女、但し刑事が「それ」を知らなかったことが前提 [23Aug15]

12枚目全ペアPVの個人採点、深川若月は演技力、ちはる永島はありそう感、星野松村は犯人不明 [20Aug15]

12枚目ペアPVベスト5、1位イマガール、2位はにわ、3位アイスティー、4位猫の目、5位踊るバカ [18Aug15]

「太陽ノック」初動再分析、SE販売分はSSに入らず、初回限定盤セールスが前作越えした可能性 [12Aug15]

13枚目個別握手会応募は選抜未発表の「前倒し」スタート、初動算入は前作と同じ11次分を確保 [10Aug15]

12枚目MV個人ランキング、1位「魚たちの LOVE SONG」は楽曲と物語が融合した傑作中の傑作 [06Aug15]

万理華飛鳥ソロダンスの後、桜井玲香が乃木坂史上最高レベルの歌唱を披露 in MUSIC FAIR [04Aug15]

13th選抜発表の日程予想、最初のヤマ場は8月9日と16日の『乃木坂工事中』 [30Jul15]

「太陽ノック」初動の前作11万枚アップ内訳は、店頭販売分1万と個別握手会分10万の可能性 [29Jul15]

(速報)「太陽ノック」6日目売り上げ8.0万枚で、オリコン初週60万枚突破が確実 [27Jul15]

生駒里奈の行方、「太陽ノック」2日目1.6万枚は過去7作中最少で初回限定盤セールス大幅減も [24Jul15]

(速報)「太陽ノック」オリコン初日は48万2千枚、初週前作越え確実で50万台後半が射程圏 [22Jul15]

北野日奈子の魅力が動き始めた夜、『花燃ゆ』10福神出演で際立つドラマ構造の浅さ [21Jul15]

「太陽ノック」オリコン初週予想は57万枚、店頭販売次第で60万突破の可能性も [17Jul15]

『悲しみの忘れ方』ユーザー評価は現在5点中4.24点、『初森ベマーズ』初回視聴率は「良くてホッ」[14Jul15]

『初森ベマーズ』スタート、物語や風景に漂う昭和の空気感、西野七瀬は「ななまる」になれるか [11Jul15]

乃木坂『花燃ゆ』出演は紅白へつながるか?それでも遠い西内まりやの背中とAKB48Gの4枠目 [09Jul15]

「羽根の記憶」MVは色鮮やかな美しい映像詩も、曲印象を薄める「操り人形」の芝居と大人目線の詞 [07Jul15]

フェアリーズが乃木坂を上回ったことが判明、ゲスの極み乙女。ブレイクの『THE MUSIC DAY』 [05Jul15]

専属モデル決定で見えた川後陽菜の「話題力」、「鳥居坂46」を目指す人は乃木坂の4年間を参考に [01Jul15]

そこにニーズはあるのか?「鳥居坂46」設立で懸念される、人気共倒れ、楽曲質低下、大量卒業 [28Jun15]

「太陽ノック」MV公開、生駒の笑顔は魅力も濃いAKB色と無難な着地に感じる乃木坂物語力の行方 [25Jun15]

「太陽ノック」は『じょしらく』で披露されるか?ドラマOP曲のためMV公開が遅れる可能性も [24Jun15]

映画『アイズ』の成功と伊藤万理華の物語力、「太陽ノック」詞と曲の乖離が損ねる歌の躍動感 [23Jun15]

Mステ「命は美しい」上々の出来も他グループが強烈、既聴感滲む「太陽ノック」はノックに違和感 [20Jun15]

『水曜歌謡祭』で白石麻衣が杏里と「悲しみがとまらない」、安定の不安定歌唱も笑顔は好感度高し [18Jun15]

12枚目セブンイレブン限定盤はオリコン算入されるか?映画『アイズ』は「信じ切れない愛」が怖い [17Jun15]

ウンザリするセブンイレブンとの乃木坂流タイアップ商法、自らの音楽を届ける熱意が感じられない [15Jun15]

12枚目第5次後分析、個別握手セールス推定32万枚、第1週40万枚に迫る勢いで初動前作越え濃厚 [12Jun15]

AKB48総選挙の視聴率を読む、止まらない人気の退潮傾向と危惧される「祭りの後」効果 [09Jun15]

次世代を予感させた生田星野堀の『乃木坂の「の」』、『らじらー!』遅刻が示す乃木坂の箱庭化 [08Jun15]

伊藤万理華の絶賛に値する女優第1歩、映画『アイズ』は家族の愛と狂気を描いたサスペンスホラー [07Jun15]

全員1枚出しの個別握手会は可能か? 完売1部の販売枚数と複数枚出しの関係 ~ 前回記事補足 [02Jun15]

乃木坂ファッション誌進出の功罪、握手会新規ファン増加の可能性と星野みなみの勇気あるコメント [01Jun15]

衛藤美彩の1人家飲み企画と永谷園CM、AKB48「僕たちは戦わない」店頭第1週が2年連続の減少 [28May15]

『しくじり先生』で高山一実が涙の大活躍!「1人家飲み」は衛藤美彩がセクシーの新分野を開拓 [26May15]

西野七瀬Twitterプチ騒動の問題点、『NOGIBINGO!4』応援企画は最高傑作、記録と記憶の両立 [21May15]

「命は美しい」オリコン累計が前作越え射程圏も、有線は大幅ダウンの最高63位が濃厚 [18May15]

握手会人気トップメンバーはどのように誕生したのか、起用率と年齢が生み出した乃木坂内「格差」[14May15]

乃木坂12枚目は全国ツアー&メディア対策選抜、しゃべる生駒高山、舞台栄えの井上優里新内 [11May15]

12枚目スケジュールから見える乃木坂の景色、加速する握手会依存とスポンサー獲得力の伸び悩み [07May15]

乃木坂12th選抜予想、生駒1列目衛藤2列目、優里中元、琴子蘭世が有力も、変動小さな短期政権か [01May15]

『Documentary of 乃木坂46』公開延期を巡る疑問、「別プロジェクト」は映画キャンペーンか? [27Apr15]

白石麻衣と和田アキ子、生田絵梨花と小室哲哉、『水曜歌謡祭』で乃木坂に何が起こったのか [23Apr15]

アンダーライブと『らじらー!』で飛躍する中元日芽香、乃木坂「ヒロイン」症候群と高山一実 [21Apr15]

白石麻衣「プレイバックPart2」、生田絵梨花「秋桜」のピアノ伴奏、甘く苦かった『水曜歌謡祭』 [17Apr15]

3rdより秀逸な1st誕生ライブ、『エムオン!』が選んだ万理華主演MV、生田絵梨花が音大ピアノ科へ [14Apr15]

『乃木どこ?』終了とソニー「分社化」、齋藤飛鳥の握手会人気爆発、12th選抜入りはほぼ確実か [09Apr15]

バナナマンMCの意味を感じなかった『乃木どこ?』スタジオ最終回、乃木坂's Revolutionは可能か[06Apr15]

「命は美しい」MV制作の超タイト日程が『Rの法則』で判明、白石麻衣のステップとソフトボール [04Apr15]

『UTAGE! 2時間SP』西川貴教の歌を生田絵梨花が華やかなピアノでサポート、天才が煌めいた夜 [01Apr15]

10福神「別プロジェクト」は「空白の1ヶ月」を埋める企画か、12th選抜発表の日程を考える [28Mar15]

「命は美しい」第1週店頭販売が前作から大幅増!握手会の効率化成功も見えない依存脱却の道筋 [25Mar15]

「命は美しい」初動50万枚突破は百枚単位の攻防か、松井、生駒、川村のフロントを観てみたい [23Mar15]

今日深夜「命は美しい」が地上波の音楽番組でお披露目!オリコンデイリー累積は40万台後半へ [20Mar15]

「命は美しい」初日42万2千枚、iTunes 3位の好スタートも、オリコンが「おまけ」商法排除へ転換 [18Mar15]

乃木坂11枚目「命は美しい」初動予想は前作越えの49万枚、店頭販売次第で50万枚突破の可能性 [16Mar15]

「Green Flash」薄氷ミリオンも店頭・握手のW低落、漂流するAKB48と乃木坂のコンセプト [12Mar15]

「ごめんね ずっと」MVは真面目過ぎる個人PV、西野七瀬という「謎」を安易に解いて欲しくない [10Mar15]

12枚目日程は、『じょしらく』と紅白勝負の13枚目から、5月上旬選抜発表、7月中旬CD発売か? [07Mar15]

「命は美しい」個別第5次後、深川No.3浮上、中元大躍進、初動40万枚突破確実で前作に並ぶ勢い [04Mar15]

「命は美しい」は乃木坂の美貌輝く「王道」ダンスも、単調なコンセプトと無構造感に覚える不安 [26Feb15]

齋藤飛鳥と星野みなみの乃木坂オデッセイ、超大型若手有望株の双璧が辿った心の軌跡を考える [25Feb15]

乃木坂3周年ライブは捨て身の生歌祭り、別格生田、圧巻乃木團、生駒西野魂のソロ、白石覚醒! [23Feb15]

MV再生回数ランキング、マネキン1位独走、2位ガルル3位希望を4位青空5位片想6位夏Freeが追走 [19Feb15]

中元日芽香と川村真洋をグループの歌唱「アイコン」に据えて、乃木坂一般人気の再起動を図ろう [16Feb15]

白石麻衣の個人写真集が併せて10万部にあと一歩、 肌触りが良いだけの乃木坂では、何も残せない [14Feb15]

『乃木坂46SHOW!』で重用された堀未央奈の「不思議感」、11枚目表題曲MVは来週公開の可能性 [10Feb15]

『乃木坂46SHOW!』で生田絵梨花が最高レベルのピアノ弾き歌いを披露、感動はCDを越えた![08Feb15]

畠中清羅が「卒業」を発表、「カラオケ対決」で判明した「武器」なき乃木坂 [06Feb15]

「序列」しかない選抜が生み出した人気格差、「役割」なき乃木坂はどこへ行くのか [04Feb15]

舞台『PLUTO』は鉄腕アトムたちロボットの物語も、人間の心の光と闇を描いた秀逸なダンス演劇 [01Feb15]

AKB48Gと乃木坂に全国握手会回避の動き、縮小するCD店頭販売の行方 [29Jan15]

乃木坂楽曲セールスの現状、足踏みするCD店頭販売、不安定な有線ダウンロードと厳しいカラオケ [27Jan15]

乃木坂がMステで秀逸なステージを披露、斬新な世界観を届けた演武風ダンスと透明感のある生歌 [25Jan15]

「君の名は希望」「制服のマネキン」をMステで今夜披露!生田ドラマと高山バラエティの行方 [23Jan15]

乃木坂テレビ出演ラッシュ!今夜、衛藤『すイエんサー』、明日生田ドラマ、木曜高山、金曜Mステ [20Jan15]

11th選抜は序列固定型「超無難」選抜、構想力の欠如が招いた松村沙友理3列目と永島聖羅の涙 [19Jan15]

(速報) 乃木坂11th選抜、3列目に万理華、飛鳥、相楽、センター西野で1、2列目はほとんど動かず [19Jan15]

相克する歌とダンス、松井玲奈のつぶやき、一青窈の「ハナミズキ」、乃木坂「僕がいる場所」 [17Jan15]

『残念な夫。』好スタート!生田絵梨花のイケナイ微笑で、今後の活躍へ期待高まる第1話 [15Jan15]

11th選抜メンバー予想、深川1列目、万理華濃厚、枠数増なら「みなみおな+あしゅ」と新内眞衣 [13Jan15]

(速報) 乃木坂11th選抜の発表は、1月18日(日)深夜『乃木坂って、どこ?』 [12Jan15]

「僕がいる場所」のダンスは歌詞世界と合わないジェスチャーゲーム、高まる秋元真夏の存在感 [10Jan15]

「透明な色」初日16万枚、年間トップ10入りは30万枚以上が目安も、楽曲面の展開にもどかしさ [08Jan15]

E-girlsより「格下」でHKT48と「同格」だった乃木坂、大型音楽祭は3分以上出演が重要歌手の証 [06Jan15]

CDTV年越しライブでセンター井上小百合が秀逸なダンスを披露、「アンダー」の概念が変わった夜 [04Jan15]

乃木坂の失われた枠、第65回は特定歌手偏重と過剰な番組宣伝の「NHK自己満足」紅白 [02Jan15]

松村沙友理の「謝罪」と大和里菜の「契約終了」、文春騒動の結末は乃木坂運営の「完全敗北」[31Dec14]

乃木坂の紅白出場には何が必要か?「組閣」、ライバルの台頭、「スキャンダル」を越える旋風を [30Dec14]

乃木坂「文春落選」説は「ファラオの呪い」か、中森明菜の紅白出場が明かしたメディアの能力格差 [29Dec14]

『Mステ SUPER LIVE』で短縮版「何度目の青空か?」、出演時間を削られる乃木坂とAKB48G [28Dec14]

NHK紅白の曲目発表、AKB48Gは3枠確保も超異例なプログラム、露になる乃木坂「落選」の背景 [25Dec14]

10枚目握手会が予感させる新勢力の台頭、高山万理華飛鳥樋口新内渡辺、新・星野みなみの物語 [24Dec14]

握手会人気による11th選抜予想、高山安全圏、万理華みなみ飛鳥永島有力、新内相楽渡辺チャンス [22Dec14]

松井珠理奈「スキャンダル」、「さし坂46」結成、そしてAKB48の個別握手会依存度が急上昇 [19Dec14]

大和里菜が卒業、「契約終了」のドタバタ劇は更なる「スキャンダル」を招く危険な悪手 [17Dec14]

乃木坂「X'mas Show」は生歌重視に好感も、狭いスペースと間延び進行が妨げたダンスへの集中力 [15Dec14]

乃木坂11枚目の日程予想、1月25日選抜発表、2月22日表題曲ステージ初披露、4月1日CD発売 [13Dec14]

1stアルバム「透明な色」は稀に見る大量特典商法も、重たい握手会セールスの伸び [12Dec14]

来年こそ、ヒットを飛ばして紅白へ行こう、乃木坂「スキャンダル落選」説がもたらしたもの [10Dec14]

「スキャンダルによる落選」説は、紅白報道合戦で遅れをとったメディアの焦りが生んだ可能性 [09Dec14]

May J. は紅白で「Let It Go~ありのままで~」を歌うのか、「アナ雪」企画とAKB48Gのステージ [07Dec14]

乃木坂の紅白「内定」取り消しは発表前日深夜に決定か、信憑性の高い中島みゆきへの直前オファー [05Dec14]

「FNS歌謡祭」で「赤い天使」生田絵梨花の魅力が炸裂!AKB48Gの行方とMr. Children「斜陽」[04Dec14]

年末大型音楽祭への出演に文春騒動の影響なし、紅27組、白24組が示す乃木坂の紅白「落選」理由 [02Dec14]

紅白ステージ数の調整という「不条理」が乃木坂の「内定」取り消しを生んだ可能性 [01Dec14]

NHKから乃木坂へスケジュール確保の事前通知はあったのか、メンバーが激しく落胆した理由 [30Nov14]

竹内まりや、中島みゆき、サザンそしてAKB48G、乃木坂が経験した紅白を巡る冒険 [29Nov14]

乃木坂「内定」取り消しは大和里菜の文春記事と無関係、むしろ中島みゆき紅白出場と絡む可能性 [28Nov14]

なぜ乃木坂46は紅白を逃したのか?過酷な枠争いの中、鍵を握るAKB48Gによる「メドレー」 [27Nov14]

乃木坂46紅白ならず、新人枠縮小で遠ざかった初出場、ステージ力の強化で来年へゴー! [26Nov14]

ディズニー映画の自己改革が教えるもの、乃木坂運営は現場主導によるステージ力重視へ方針転換を [25Nov14]

不完全燃焼感が漂う「何度目の青空か?」in ベストヒット歌謡祭、音響事情で完全生歌を封印? [21Nov14]

松村沙友理に関する文春記事はなぜデマを生んだのか?蘇る前田敦子泥酔スキャンダルの記憶 [20Nov14]

大和里菜に関する週刊文春最新記事の堪らぬトホホ感にやられて、不覚にもデジタル退会を躊躇 [19Nov14]

祝!乃木坂46、NHK紅白歌合戦への初出場内定! 気になるBABYMETALと2015年の人気動向 [17Nov14]

「Mr. カミナリ」での衛藤、桜井の異なる表現スタイルは、乃木坂の未来を照らす個性の輝き [15Nov14]

(速報)「何度目の青空か?」の累計売り上げが56万枚に迫り、乃木坂歴代最高の達成がほぼ確実に [12Nov14]

心揺さぶる歌声と高いコメディ適性、桜井玲香ヒロインの「Mr. カミナリ」は演劇の未来を開くか [10Nov14]

高山一実が来た!「何度目の青空か?」握手会で人気格差が前々作レベルにまで縮小した可能性 [06Nov14]

衛藤美彩の美声炸裂!SET「Mr. カミナリ」はアイドルとの化学反応が斬新なミュージカルコメディ [04Nov14]

「強制による規律」ではなく「自由による責任」で、乃木坂を個性溢れるグループに [02Nov14]

松村沙友理の「不倫騒動」は報道連鎖が生み出したメディア「幻想」、原著を読む重要性を考える [30Oct14]

アイドルと処女性、松村沙友理への岡本夏生発言が浮き彫りにする、アイドルを巡る「時代」の変化 [28Oct14]

1stアルバムとの関係で、乃木坂11th選抜発表は来年1月中旬、11枚目発売は3月中旬あたりか? [24Oct14]

伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花の卒業、松村沙友理の苦悩、それでも乃木坂は進んでいく [23Oct14]

週刊文春掲載の「会話」には、松村沙友理のラジオ発言と符合する点が多い [18Oct14]

「何度目の青空か?」初動は歴代最高47万9千枚、強まる握手会依存と回復し始めたアンダー人気 [15Oct14]

松村沙友理ラジオ発言の信憑性を考える、それは切ない「恋愛ごっこ」だったのか [10Oct14]

「何度目の青空か?」2日目で前作初動を上回り歴代最高が確実、初動50万枚はギリギリの攻防か [09Oct14]

(速報)「何度目の青空か?」初日は41万2千枚、初動前作越えは確実も歴代最高は予断を許さず [08Oct14#2]

頑張れ松村沙友理!乃木坂で積み上げたものは、誰にも、そう簡単には壊せない [08Oct14]

10枚目「何度目の青空か?」の初動予想は48万枚、店頭販売次第も初動50万枚達成が射程圏 [05Oct14]

有線問合せ7位、iTunes Store 3位、「何度目の青空か?」に本格的ヒットの兆候 [03Oct14]

圧巻の表現力と煌めく舞台センス、生田絵梨花が奏でる「虹のプレリュード」は秀逸な悲恋の叙事詩 [02Oct14]

「何度目の青空か?」初回限定盤の特典は全国握手会1日と抽選ライブ2日、内向きになる乃木坂 [01Oct14]

祝!井上小百合10thアンダーセンター、新曲情報の出し方は断片的分散的でなく、統一的集中的に [27Sep14]

「何度目の青空か?」7次後分析、個別握手CDセールスが初動算入時の歴代最高をうかがう勢い [25Sep14]

「私、起きる。」は初のMV付き選抜アンダー混合ユニット曲、流れは変わりつつあるのか? [22Sep14]

「何度目の青空か?」6次応募後分析、個別握手CDセールスが前作初動レベルに達した可能性 [19Sep14]

「何度目の青空か?」5次応募後分析、個別握手は前作越えがほぼ確実も、店頭販売は五里霧中 [16Sep14]

「何度目の青空か?」MVは、巧みな構成と緻密な物語展開で、生田絵梨花が美しく香り立つ名作 [14Sep14]

「何度目の青空か?」個別握手会が7日915部へ緊急拡大、危険水域に入った乃木坂46とAKB48G [11Sep14]

「何度目の青空か?」MV は斬新な切り口? 「心のプラカード」に見る転機を迎えた全国握手会 [09Sep14]

若月佑美「二科展」作品は黒の不安定が面白い、今週「何度目の青空か?」MV公開の可能性高し [07Sep14]

「何度目の青空か?」個別握手会は歴代最長日程も初の総部数減少、11th選抜発表は11月? [04Sep14]

神宮の森に乃木坂の歌が響く、全国ツアー最終公演は幻想的な光溢れる奇跡の夜 [01Sep14]

「何度目の青空か?」個別第3次後分析、「バレッタ」並の好調スタートも、鍵は人気の底上げ [30Aug14]

AKB48「心のプラカード」の初動ミリオンは、公算大ながらギリギリの攻防になる可能性も [28Aug14]

「何度目の青空か?」は秋の切なさ薫る良作も、歌詞世界での「僕」から「君」への変調に違和感 [26Aug14]

「何度目の青空か?」の生田絵梨花ソロは秀逸、有線から見える紅白アイドル枠のライバル [25Aug14]

乃木坂46結成4年目へ、「何度目の青空か?」を起点に、握手会主義と首都圏主義からの脱却を [22Aug14]

10枚目表題は「何度目の青空か?」、透明感のある鼓舞系青春バラードも「神公開」ではなかった [20Aug14]

新たな「兼任」と「紅白出場」に関連はあるのか?「組閣」が遮る乃木坂のパフォーマンスと未来 [19Aug14]

乃木坂MVの再生回数ランキング、「マネキン」断トツ「Lover」4位浮上「片想い」6位へ [16Aug14]

乃木坂46 in FNSうたの夏まつり、桜井玲香ソロが秀逸も、コーラスは音程が不正確で一部雑音化 [14Aug14]

多日数握手会よりメンバーの独自活動優先を、10枚目初披露は松井玲奈出演の愛知公演も要注意 [13Aug14]

SKE48が3作連続の初動前作割れも、「不器用太陽」握手会日数削減は乃木坂も検討すべき英断 [10Aug14]

8枚目「気づいたら片想い」はヒットしたのか?、「君の名は希望」が示す乃木坂楽曲の真価 [08Aug14]

9枚目「夏のFree&Easy」はなぜ前作割れしたのか、乃木坂を変えた8th選抜発表の「ショック」 [07Aug14]

10th選抜は一般アピール力を意識した歌ダンス志向センターも、厳然と貫かれた握手会主義 [04Aug14]

(速報) 乃木坂10th選抜、センターは生田絵梨花、中心軸に「生生堀星」、昇格は斎藤ちはるのみ [04Aug14]

HKT48、フェアリーズ、E-girls、紅白と時代を巡るレースの中、伊藤万理華は乃木坂最大の切り札 [03Aug14]

9枚目「夏のFree&Easy」有線ランキングに完全圏外のおそれ、崩壊しつつある大規模握手会商法 [01Aug14]

9th選抜の「在任期間」はデビューシングルに次ぐ歴代2番目の短さ、新選抜「予想」の理想と現実 [29Jul14]

祝!生田絵梨花がミュージカルの主演に決定、「復帰」は10枚目へのフル参加を意味するのか? [25Jul14]

「乃木坂って、どこ?」はいつまで続けられるか、「提供」企業の変遷から考える冠番組の現状 [24Jul14]

市來玲奈の卒業から見えるもの、学業との両立問題が招く乃木坂の卒業ラッシュと人材不足 [22Jul14]

市來玲奈乃木坂卒業、ツアー後の選抜発表なら10枚目発売は11月以降濃厚、神無月に何が起こる? [21Jul14]

10th選抜発表、最初のヤマ場は7月27日と8月10日も、気になる生田絵梨花の今後 [19Jul14]

乃木坂で現場の意見は通っているか?南流石体制のあと、選抜構成にプロの切れ味を感じない [17Jul14]

9枚目「夏のFree&Easy」初動前作割れが確定、極端な握手会主義が招いた人気格差とファン離れ [15Jul14]

乃木坂は「3年目の危機」を乗り切れるか、「ダンス五福神」からパフォーマンス力アップを考える [14Jul14]

9枚目「夏のFree&Easy」初動前作割れほぼ確実、初回限定盤セールスの大幅下落は回避の可能性 [11Jul14]

10枚目スケジュール予想、7月27日選抜発表、8月30日神宮でステージ初披露、10月8日CD発売 [10Jul14]

(速報) 9枚目「夏のFree&Easy」オリコン初日37万5千枚、乃木坂歴代初の初日前作割れ [09Jul14]

フライングゲットの午後、9枚目共通C/Wは選抜曲、「無口なライオン」MV監督は湯浅弘章氏 [08Jul14]

「乃木坂って、どこ?」で増す星野みなみの存在感、「無口なライオン」MV監督は岩井俊二氏か? [07Jul14]

9枚目「夏のFree&Easy」初動予想は39万枚、しかし前作割れより深刻な人気格差の拡大 [05Jul14]

「無口なライオン」MVは、止まらない時の流れの切なさを、日常性の中に詠んだ秀逸な映像詩 [03Jul14]

伊藤万理華の連続アンダーは乃木坂大改変への布石か、「握手会主義年長型選抜」とヒットの条件 [01Jul14]


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SKE48が3作連続の初動前作割れも、「不器用太陽」握手会日数削減は乃木坂も検討すべき英断 [10Aug14]

2014-08-10 15:00:00 | 芸能
ビデオリサーチ社による、関東、関西、名古屋、3地区における2014年上半期調査によると、タレント別テレビCM露出量で20位以内に入ったAKB48のメンバーは、関東地区における渡辺麻友の20位のみだったそうです。

昨年同期には、元メンバーを含む7人がランクインしていたそうで、最近、テレビでAKBを見かけなくなったという実感がデータで裏付けられた形になりました。

「財経新聞」の関連記事
「gooニュース」の関連記事

興味深いのは、この内容を報じるネット記事が、アップされた数日後に一部サイトから削除されたことで、現在、例えば「Yahoo!ニュース」では記事がなくなっています。

「記事削除」に関するネット記事

何があったのか分かりませんが、「AKB人気に陰り?」というニュースであっても、AKB48の一種の宣伝なので、それが削除されたことは、ますますメディア露出が減少して、グループへの関心が低下していく象徴のような出来事に思えます。


もちろん、AKB48のCMが減少している状況は、乃木坂にとって他人事ではなく、「乃木坂って、どこ?」を始めとして、どうやってスポンサーを呼び込んでいくか、正念場を迎えつつあると言っていいでしょう。

有効な解決策は、音楽的なヒットを飛ばし、NHK紅白歌合戦などの年末大型歌謡祭に出場して、グループの本体価値を高めることで、だからこそ10枚目は「勝負になる」という言葉がメンバーからも出てくるのだと思います。

白石麻衣の2014/08/05_23:48ブログ


しかし、最近のシングルは、前作の特典イベントが終わっていない段階で発売する「前倒し」になっていて、そのため、この秋は握手会が次々に切れ目なく入ってきます。

積極的にメディア露出を仕掛けて、紅白に向けて外向きの発信力を強めなきゃいけないときに、休日を何日も握手会で潰すのはもったいない話です。

紅白の出場は、事務所同士の勢力争いといった面があるようなので、一般層へのアピールとか、本格的なヒット曲とか、あまり関係ないという意見もあるけど(笑)、海外で大成功を収めたBABYMETALが選考レースに名乗りを上げたりすると、アイドル枠は超激戦になる筈で、結局、原点に帰って、グループの一般人気が重視される可能性もある。

乃木坂46として、盛んなメディア発信を期待したいですね。


乃木坂が、絶えざる握手会日程に直面する中、AKB48Gの方で、注目すべき動きがありました。

SKE48が、7月30日(水)発売の15枚目「不器用太陽」に関して、個別握手会の総日数を、前作の7日から5日に減らしています。

(表1) 特定流通CDに対する特典サービスの内容

凡例
シングル番号 : 個別握手会の総日数 (会場地域別の日数) [個別握手会による第1週売り上げ枚数を総日数で割った数値]

#「個別」は個別握手会を意味する
# [ ]内は「万枚/日」の単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

12枚目 : 6日(関東3、名古屋2、大阪1) [5.7万枚/日]
13枚目 : 6日(関東3、名古屋2、大阪1) [5.0万枚/日]
14枚目 : 7日(関東2、名古屋3、大阪2) [4.0万枚/日]
15枚目 : 5日(関東2、名古屋2、大阪1) [4.4万枚/日]

CD発売、第1回個別、最終個別の日程的関係

12枚目 : 発売 =25日=> 第1回個別 =63日=> 最終個別(第6回)
13枚目 : 発売 =53日=> 第1回個別 =35日=> 最終個別(第6回)
14枚目 : 発売 =02日=> 第1回個別 =71日=> 最終個別(第7回)
15枚目 : 発売 =24日=> 第1回個別 =78日=> 最終個別(第5回)


5日というのは、12枚目、13枚目での6日より少なく、個別握手会の思い切った規模縮小と言えます。


「不器用太陽」のオリコン初動は、以下のように、32万4千枚で、14枚目「未来とは?」から7万4千枚の減少で、大幅な前作割れとなっています。

(表2) SKE48の3シングルに関する、オリコン第1週の売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移

凡例
シングル番号 : 初動枚数 (現在の累計枚数)「タイトル」発売日

12枚目 : 51.1万枚 (66.2万枚)「美しい稲妻」2013/07/17
13枚目 : 44.9万枚 (56.9万枚)「賛成カワイイ!」2013/11/20
14枚目 : 39.8万枚 (50.3万枚)「未来とは?」2014/03/19
15枚目 : 32.4万枚 (32.4万枚)「不器用太陽」2014/07/30


32万4千枚の内訳を見ると、サウンドスキャン第1週が10万3千枚で、これは初回盤AからDの4タイプの合計で、通常盤AからDはトップ20に入っておらず、店頭販売CD、つまり一般流通CDの正確な第1週売り上げ総数は不明です。

ただ、通常盤セールスが小さいとして、一般流通CDの売り上げを10万3千枚とすれば、次の表に示したように、特定流通CDは22万1千枚で、14枚目から5万8千枚の減少となり、やはり初動前作割れの大部分は、握手会によるCDセールスの低下によって引き起こされていることが分かります。

(表3) 一般流通CD特定流通CDの売り上げ推移

凡例
シングル番号 : サウンドスキャン第1週合計枚数 [初動(SS/OC)比] 初動(OC-SS)差「タイトル」
# 初動(SS/OC)比は、サウンドスキャン第1週をオリコン初動で割ったもの。数値が小さいほど、CDセールスの個別握手会依存が高いことを示す
# 初動(OC-SS)差は、オリコン初動からサウンドスキャン第1週を引いたもの。店頭販売していない「特定流通」CDの売り上げ枚数にほぼ等しく、多くの場合、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る

12枚目 : 16.7万枚 [32.6%] 34.5万枚「美しい稲妻」
13枚目 : 14.8万枚 [32.9%] 30.1万枚「賛成カワイイ!」
14枚目 : 11.9万枚 [29.8%] 27.9万枚「未来とは?」
15枚目 : 10.3万枚 [31.7%] 22.1万枚「不器用太陽」


これでSKE48は、13枚目、14枚目、15枚目と、3作連続での初動前作割れですが、今回は、握手会日数を減らし、覚悟の上での意図的なCDセールス低下であって、個別日数を増やしたのに、逆に落ちてしまった前回とは全然、意味合いが違います。

握手会はあくまで「おまけ」の無料イベントであるのに、大きな開催費用が必要で、AKB48襲撃事件後は、警備費が高騰して、さらに採算を取るのが難しくなっている。

それにも関わらず、総部数や日数を増やすとなると、それに合うだけの見返りがなければなりません。


しかし、握手会でCDを何十万枚と売っても、最近、それを楽曲の人気に結びつける意見はほとんどなくなり、グループの人気と見なす雰囲気すら失われつつあります。

多額の費用を掛けて握手会を開き、オリコンの数字を上げても、グループの評価につながらず、スポンサーが呼び込めないのであれば、売り上げ枚数が多少減っても、握手会の規模を縮小した方が、収支が改善されて、経営的にはむしろ動きやすくなるでしょう。

さらに、握手会を減らせば、使える休日が増えるので、全国ツアーのライブを平日に行うといった度外れにタイトなスケジュールを正常化することが出来ます。

AKB48グループは、CDの売り上げ枚数を度肝を抜くくらい多くすることで、自らの人気を誇示してきた部分があるので、握手会日数を減らすのは、勇気のいる決断だったと思います。

SKE48が従来の発想を打ち破って、15枚目で大胆な方針転換を行ったことは、今後の活動へつながる賢明な一手で、高く評価して良いんじゃないでしょうか。


「不器用太陽」は、一般流通CDも前作割れの可能性が高いですが、実は、初回盤の特典イベントの内容や日程は、まだ発表されておらず、その中での10万3千枚なので、むしろ、グループを支えるコアファン層は依然として分厚いというのが正直な印象です。

熱心なファンがいる間に、経営的にも、日程的にも身軽になって、SKE48独自の音楽を追求すれば、6枚目「パレオはエメラルド」を越える、大きなヒットに辿り着く可能性は十分あると思います。

ただ、SKE48は「組閣」による「兼任」に大きく影響されていて、この制度を拒否して、グループの人的アイデンティティをまず固めなければ、なかなか飛躍は見えてこないでしょう。

例えば、松井玲奈ほどの逸材が、乃木坂との間を行ったり来たりしているようでは、グループの表現力が顕著に下がってしまう危険がある。

乃木坂にとっても、「夏のFree&Easy」新曲キャンペーンのために出演したフジテレビ「MUSIC FAIR」に、「兼任」メンバーが二人とも欠席して、選抜が揃わないという、ちょっと信じられない失態が起こっています。

「組閣」が、マイナスしかない愚策というのは明白なんですが、誰が進めているんでしょう、本当に困ったものです。


実は、乃木坂46の10枚目も、個別握手会に関して、ちょっとした変化が見られます。

まだ関東の1会場が発表されていないので、詳細はこれからですが、発表された5会場について、設置される部数を調べてみると、以下のように、合計640部となります。

(表4) 10枚目個別握手会各会場で設置される部数

凡例
[識別記号] 設置される全部数 (=レーン数*1レーン当たりの部数) 会場名 開催日時

[A] 130部 (=26レーン*5部) パシフィコ横浜 11月02日(日)
[B] 135部 (=27レーン*5部) 幕張メッセ 11月24日(月祝)
[C] 120部 (=24レーン*5部) ポートメッセ名古屋 12月23日(火祝)
[D] 115部 (=23レーン*5部) 京都パルスプラザ 12月28日(日)
[E] 140部 (=28レーン*5部) パシフィコ横浜 01月18日(日)

[A]から[E]の合計部数は640部


残りの関東会場が、[E]のように28レーン140部という大きな規模であっても、総部数は780部です。

乃木坂の個別総部数は、3枚目以降、一貫して増加し、とくに6枚目からは、シングル毎にかなりの積み上げが行われています。

(表5) 歴代シングルの個別握手会で行われた総部数

凡例
シングル番号 : 総部数 (個別総日数)

1枚目:300部 (3日)
2枚目:300部 (2日+ミニ4日)
3枚目:330部 (4日)
4枚目:430部 (5日)
5枚目:437部 (5日)
6枚目:630部 (6日)
7枚目:664部 (6日)
8枚目:759部 (6日)
9枚目:786部 (6日)


ところが、もし10枚目個別の総部数が780部以下となると、初めて前作を下回ることになる。

また、今回は、オリコン初動に流し込む応募次数も前作と同じ第9次分までのようで、変化がない。

つまり、個別握手会によるCDセールスに関しては、今回、前作を越える仕掛けを、運営は特別打っておらず、これは結構珍しいことですね(笑)。

多分、警備費が跳ね上がったこともあり、開催費用を抑えるために、部数を増やすことを止めたのでしょう。

従って、CDセールスを上げるためには、初回限定盤が重要になってきますが、全国握手会のミニライブがなくなる可能性があって、特典の魅力で売り上げ枚数をアップするのは、今のところ、期待薄の感が否めない。

そうなると、もう曲やMVそのものの魅力で勝負するしかないわけです。


秋元康氏によると、10枚目の表題曲は「神曲」らしいので(笑)、大いに期待したいのですが、発表前から、楽曲の出来に言及するのは、特典による売り上げアップが、いよいよ万策尽きてきたことを表していると思います。

また、かりにオリコンの数字を上げても、それでスポンサーがついてくれる時代ではなくなってきて、「何十万枚売れた」ではなく、「凄く良い曲でヒットした」と主張する以外、グループへの評価を上げる手段がなくなってきているのでしょう。

しかし、ヒットは時の運という面があって、「神曲」だから必ずヒットするわけではない。

また、いきなりヒットというよりは、連続で二曲ほど評判の良い歌を出して、音楽シーンで一定の注目を集め後、ど~んと大きなヒットが生まれる場合が多い気がします。

「今評判の美味しいレストラン」も、二回目、三回目と、繰り返しやって来てくれる客の数で勝負が決まるように、11枚目、12枚目のランキングこそ、10枚目の出来不出来を判断する指標になるんじゃないでしょうか。

結局、いつヒットが出るかは分からないので、毎回、歌とダンスに優れたメンバーを選抜し、渾身の「神曲」を書き(笑)、丁寧にMVを作り込んで、良いシングルを出し続けるしか道はないと思います。

たまに美味しい料理を出す店って、繁盛しないですから(笑)。


生田絵梨花のブログによると、表題曲のレコーディングが終わったそうです。

今回の表題は壮大な曲!
乃木坂らしくて他とは少し違う感じと思ってもらえるんじゃないかなぁ...♪

楽しみですね、10枚目。

生田絵梨花の2014/08/10_12:36


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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8枚目「気づいたら片想い」はヒットしたのか?、「君の名は希望」が示す乃木坂楽曲の真価 [08Aug14]

2014-08-08 18:00:00 | 芸能
9枚目表題曲「夏のFree&Easy」は、今日発表された8月8日付有線ランキングで、150位以内に名前が載っておらず、発売4週目もランクインしませんでした。

これで7枚目表題曲「バレッタ」以来、二度目となる「完全圏外」がほぼ確実となりました。

一方、8枚目表題曲「気づいたら片想い」は、74位に留まり、18回ランクインで、乃木坂の歴代最長記録を更新しています。


(表1) 2014年8月8日付(対象期間:07/26~08/01)の有線「邦楽リクエストランキング」発表時点における歴代シングルのランクイン成績

凡例
シングルNo. 有線ランクイン回数 {初登場が発売何週目だったか} [最高順位] 曲名 (発売日)

# {+1週目}は発売1週目、{-1週目}は発売1週前に、初ランクインしたことを表している
# 「18回*(74位)」は今回もランクインしていて、その順位が74位であるという意味

乃木坂46

1枚目 7回 {+1週目} [54位] ぐるぐるカーテン (2012/02/22)
2枚目 8回 {-2週目} [44位] おいでシャンプー (2012/05/02)
3枚目 7回 {+2週目} [69位] 走れ!Bicycle (2012/08/22)
4枚目 7回 {+1週目} [66位] 制服のマネキン (2012/12/19)
5枚目 3回 {+2週目} [112位] 君の名は希望 (2013/03/13)
6枚目 4回 {+1週目} [96位] ガールズルール (2013/07/03)
7枚目 0回 {-----} [圏外] バレッタ (2013/11/27)
8枚目 18回*(74位) {-1週目} [8位] 気づいたら片想い (2014/04/02)
9枚目 0回 {-----} [圏外] 夏のFree&Easy (2014/07/09)


「気づいたら片想い」の18回ランクインは、実は、AKB48グループ「支店」で、これまで最長だった、HKT48の2枚目「メロンジュース」の17回を抜いて、トップに立つ成績です。

最高順位でも、唯一ベスト10に入った、HKT48の3枚目「桜、みんなで食べた」10位を上回る、8位を記録していて、乃木坂46の8枚目表題曲は、順位、ランクイン回数ともに、「支店」トップを越える成績となっています。

また、AKB48本体が出した曲のランクイン回数と比べても、32枚目「恋するフォーチュンクッキー」の37回は別格として、二番目に長いのが18枚目「Beginner」、20枚目「桜の木になろう」、26枚目「真夏のSound good!」の16回なので、「気づいたら片想い」の18回は、大変な長期ランクインと言えます。

現在、まだ74位に踏みとどまっているので、さらにランクイン回数が伸びる余地があり、このまま粘り続ければ、有線関連音楽賞の選考対象に入ってくる可能性すらあるんじゃないでしょうか。

9枚目「夏のFree&Easy」有線ランキングに完全圏外のおそれ、崩壊しつつある大規模握手会商法 [01Aug14]



有線でこれだけの成績を残しているのだから、8枚目「気づいたら片想い」は、間違いなくヒットしたと言いたいところなんですが、色んなデータを見ていると、そう判断するのが難しい部分があります。

7枚目「バレッタ」が有線ランキングに一度も登場しない「完全圏外」で、グループの音楽的知名度が低く、もともと有線に強いわけではないのに、8枚目でいきなり最高8位、18回ランクインというのは、曲の魅力だけではちょっと考えにくい。

人気ドラマの主題歌に採用されるなど、大きな話題を呼ぶ出来事がないのであれば、リクエスト数を上げる何らかのタイアップを推察したくなります。

また、本格的なヒットになっていれば、当然、歌っているグループへ音楽的興味を持つ人が増える筈で、次に出した「夏のFree&Easy」が、再び「完全圏外」というのも、どういうことなのかと首をひねりたくなる(笑)。


さらに、iTunes Storeランキングでは、かなり前に200位圏外に去っているのに、有線ランキングがそれと連動していない点も気になります。

ダウンロード配信と有線リクエストは、割とリンクしているケースが多く、だからこそ数値化しやすい有線の成績をよく取り上げるのですが、これほど乖離しているとなると、有線の方で、何か順位を上げるような営業的努力を行っているのかな、と考えたくなります。

8枚目に関しては、過去に例を見ないほど、強力な新曲キャンペーンが行われたのは間違いないことで、有線ランキングが歴代最高の成績を収める一方、前後の曲が全く振るわず、ダウンロードとも連動しないとなると、プロモーションの効果が非常に大きいと見るのが妥当になってきます。

しかし、かりにキャンペーンの効果でランキングが上がり、ランクイン回数が大幅に増えたのだとしても、結果として、多くの人が曲を聴くわけで、そこから本当のヒットが生まれることもあり得るので、大いに歓迎すべきことです。

ただ、次作が「完全圏外」となると、ヒット感が半減するので、プロモーションはコツコツとであっても続けて欲しいですね(笑)。


乃木坂は、シングルCDに様々な特典を付けているので、CDセールスから、曲がヒットしたかどうかを判断するのは、有線ランキングより、さらに複雑になります。

しかし、生田絵梨花をセンターに据え、NHK紅白歌合戦を睨み、ヒットを狙う10枚目でも、大規模なプロモーションが行われた場合、結局、10枚目は曲としてヒットしたんだろうか?、となっては困るので(笑)、今日は、「気づいたら片想い」を例に、特典イベントの効果を見極める手法のようなものを考えてみます。

まずは、これまで何回か載せた表ですが、基礎資料として、8枚目個別握手会応募受付における積み上げ完売部数の推移を示しておきます。

(表2) 8枚目「気づいたら片想い」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、応募最終日から初動集計締め切り日までの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に確実に算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部が算入された可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味

8枚目「気づいたら片想い」
発売日 2014年4月2日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年4月6日(日)
初動算入:8次分まで
特定流通CD第1週売り上げ(=初動個別分) 34.0万枚

[01次] 0 (2014/02/04~02/05, -60d)
[02次] +35 (2014/02/12~02/13, -52d)
[03次] +47 {13.0万枚} (2014/02/19~02/20, -45d)
[04次] +62 {20.8万枚} (2014/02/26~02/27, -38d)
[05次] +67 {27.7万枚} (2014/03/05~03/06, -31d)
[06次] +52 {31.7万枚} (2014/03/12~03/13, -24d)
[07次] +18 {33.0万枚} (2014/03/19~03/20, -17d)
[08次] +16 {34.2万枚} (2014/03/27~03/28, -9d)
[09次] +3 {34.6万枚} (2014/04/03~04/04, -2d)
[10次] +18 {35.8万枚} (2014/04/10~04/11, +5d)
[11次] +12 {36.8万枚} (2014/04/17~04/18, +12d)
[12次] +15 {38.1万枚} (2014/04/24~04/25, +19d)
[13次] +3 {38.3万枚} (2014/05/01~05/02, +26d)
[14次] +2 {38.5万枚} (2014/05/08~05/09, +33d)
[15次] +2 {38.7万枚} (2014/05/15~05/16, +40d)
[16次] +8 {39.4万枚} (2014/05/22~05/23, +47d)
[17次] +4 {39.7万枚} (2014/05/29~05/30, +54d)
[18次] +0 {39.7万枚} (2014/06/05~06/06, +61d)
[19次] +0 {39.7万枚} (2014/06/12~06/13, +68d)
[20次] +1 {39.8万枚} (2014/06/19~06/20, +75d)
[21次] +4 {40.1万枚} (2014/06/26~06/27, +82d)
[22次] +2 {40.3万枚} (2014/07/03~07/04, +89d)
[最終23次] +? {???万枚} (2014/07/10~07/11, +96d)


第13次応募以降、前次からの積み上げ完売部数は1桁となり、申し込みの勢いが低下しているのが分かります。

さて、次に、オリコン順位の推移を見てみましょう。

(表3) 8枚目「気づいたら片想い」のオリコンランキングの推移と関連イベント

凡例
発売何週目:オリコン順位 (集計対象期間)

# 赤字の順位は、そこで大きな下落があったことを示している

気づいたら片想い

01週目:01位(03/31~04/06)
02週目:03位(04/07~04/13)
03週目:07位(04/14~04/20)
====「お茶会」申込締切 (04/18)
04週目:11位(04/21~04/27)
05週目:13位(04/28~05/04)
==== 最終アンダーライブ申込締切 (05/01)
==== 個別第13次応募受付 (05/01~05/02)
06週目:14位(05/05~05/11)
==== 9枚目個別第1次応募受付(05/09)
==== 9th選抜発表 (05/11)
07週目:17位(05/12~05/18)
==== 9枚目個別第2次応募受付(05/15~05/16)
==== 個別第15次応募受付 (05/15~05/16)
==== 最終全国握手会 (05/17)
08週目:39位(05/19~05/25)
09週目:31位(05/26~06/01)
10週目:40位(06/02~06/08)
11週目:42位(06/09~06/15)
12週目:94位(06/16~06/22)
13週目:92位(06/23~06/29)
14週目:28位(06/30~07/06)
15週目:34位(07/07~07/13)
==== 個別第23次最終応募受付 (07/10~07/11)
16週目:43位(07/14~07/20)
17週目:162位(07/21~07/27)
18週目:174位(07/28~08/03) [8月11日付最新チャート]


「気づいたら片想い」のオリコンランキング推移には、大きな下落が二度存在します。

一つ目は、発売8週目に、それまで20位以内だった順位が、39位に下がったときです。

その原因ですが、次の9th選抜が発表され、9枚目の個別握手会応募が始った時期なので、8枚目個別への申し込み数が大きく落ち込んだのでは?、と考えたくなります。

しかし、(表2)で示されるように、8枚目個別の積み上げ完売部数は、第13次応募から小さな数字が続いているので、影響が出るとすれば6週目、遅くとも7週目の筈で、8週目の急落には別の因子が絡んでいるように思えます。

となると、全国握手会が終わったことが大きな原因として浮上してくる。

全国握手会券の価値がゼロになった日以降に、急激にオリコンランキングが下がり、その後、20位以内に復帰することがなかった。

つまり、7週目までの順位は、全国握手会という特典イベントの魅力によって支えられていた部分が大きいと見ることが出来ます。


「気づいたら片想い」初回限定盤に入っている全国握手会券は、アンダーライブの応募抽選券でもある。

4公演のべ8千人動員で、応募券3枚からの申し込みだったので、2万4千枚のCDセールスの底上げを期待出来ます。

さらに、5月17日(土)は名古屋での全国握手会で、松井玲奈の「兼任」もあって、地元で注目を集めた面があるかもしれません。

こういった「魅力的」な初回限定盤の特典イベントが終了したため、8週目での順位降下が起こったのだと考えられます。


次に順位が急落するのは、17週目で、43位から一気に162位に下がっています。

この原因は明確で、7月11日(金)に8枚目個別の応募受付が終わり、個別握手会による売り上げを、オリコンに流し込めなくなったからです。

第1の順位急落は、全国握手会という特典がなくなって起こり、第2の急落は個別握手会という特典がなくなって起こった。

そして、発売から4ヶ月ほどの時点、すべての特典が終わった直後から、1週間に300枚を切る売り上げとなり、ここ2週推移しています。

従って、少なくとも発売18週目までのCDセールスは、シングルの特典効果で説明が出来て、「気づいたら片想い」という楽曲そのものがヒットしていたことを窺わせる要素は見当たりません。


では、「気づいたら片想い」はヒット曲でないのかとなると、まだ、そうとは言えない(笑)。

次の表は、発売18週目に当たる、最新オリコンチャートに入った、乃木坂のすべての曲の順位を示しています。

(表4) 8月11日付オリコン最新チャートランクイン曲

12位「夏のFree&Easy」(4週目)
174位「気づいたら片想い」(18週目)
186位「君の名は希望」(72週目)
199位「制服のマネキン」(87週目)


実は、「君の名は希望」は、発売72週目となる現在でも、オリコン200位以内に入ってきます。

乃木坂が新しいシングルを出すと、発売直後に、過去のシングルがチャートインするのはよく見られることですが、「君の名は希望」は、ほぼコンスタントに、1週間で200枚から300枚ほどを売り上げて、順位が低いながらも、頻繁にランクインしてくる。

その結果、歴代シングルの中で、オリコン最多ランクイン回数を誇っていて、今のところ、それを上回りそうな曲は現れていません。

もちろん、5枚目シングルの特典イベントはすべて終わっているので、「君の名は希望」は、純粋に楽曲の魅力で、今でもCDがコツコツ売れているということです。


AKB48グループや乃木坂46は、CDに様々な特典を付けて売るので、曲がヒットしたかどうかを判断するのは、かなり難しい作業です。

しかし、すべての特典が終わったあと、シングルが売れ続けているとなると、本当に楽曲がヒットしている可能性が非常に高くなります。

「君の名は希望」のように、1週間に200枚程度のセールスであれば、1年間で1万枚ほどの積み上げなので、この手のロングヒットは、とても見逃し易いのだけど、今の時代、楽曲の素晴らしさだけで、時間を掛けてコツコツ1万枚を売り上げるなんて、大変なことじゃないでしょうか。


このブログで、随分とCDセールスの分析を行いましたが、それは握手会人気を通して、乃木坂ファン層の構造変化を知りたいからで、ヒット指標としては、強力な特典が付いている以上、その効果で説明出来ない動きがない限り、何十万枚、あるいは百何十万枚売れても、ほとんど意味はないと考えています。

「気づいたら片想い」は、発売17週目で、すべての特典効果が切れて、楽曲としては、これからが本当の勝負になります。

もし、発売72週目になっても、今の順位をキープしていたなら、8枚目表題曲は、5枚目表題曲と同じくらいのヒット曲であると断言することが出来ます。

時間の淘汰を経て、それでも曲を好きになる人が次々と現れ、世代や時代を越えて、歌い継がれていく。

ヒットかどうかは、人の心を動かす度合いで測るものであって、必ずしも数十万枚という数字に表れるものではないと思います。

「君の名は希望」や「気づいたら片想い」など、乃木坂の曲が、長く人びとの心を揺らし続けることが出来れば、ファンとして、とても嬉しいことで、そういうヒットを目指すグループになって欲しいと願っています。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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9枚目「夏のFree&Easy」はなぜ前作割れしたのか、乃木坂を変えた8th選抜発表の「ショック」 [07Aug14]

2014-08-07 20:00:00 | 芸能
10枚目シングル個別握手会の日程が、以下のように発表されました。

[A] 11月02日(日) パシフィコ横浜
[B] 11月24日(月祝) 幕張メッセ
[C] 12月23日(火祝) ポートメッセ名古屋
[D] 12月28日(日) 京都パルスプラザ
[E] 01月18日(日) パシフィコ横浜

乃木坂公式サイトの関連ページ

関東でさらに1会場追加するとのことで、個別の総日数は、前作までと同じ6日になるようです。

ちょっと気になるのは、10月8日(水)発売なのに、10月に握手会がないことです。

生田絵梨花主演のミュージカル「虹のプレリュード」は、10月5日(日)に千秋楽を迎えるので、彼女のスケジュール的には支障がないと思うのですが、ひょっとして、進学関係の試験などが10月に行われたりするのでしょうか。

何となく、いくちゃんの進学関連の話は9月にめどが立つというイメージがあるんですが、それも憶測に過ぎず、実際のところは分かりません。

まあ、試験が9月だろうが、10月であろうが、この時期に乃木坂のセンターと舞台主演を同時にこなすのは、もう無茶ぶりもいいところで、いくちゃんには頑張って欲しいけど、くれぐれも頑張り過ぎないようにと、複雑な気分になります(笑)。


あと、10月下旬から11月上旬に、桜井玲香と衛藤美彩がスーパーエキセントリックシアターの舞台「Mr. カミナリ」にWキャストで出演するので、稽古と公演で二人の時間が取れないのかもしれません。

実際、この芝居は、完全なる外仕事で(笑)、乃木坂側の都合を考慮してくれる雰囲気ではないと思います。

二人とも最高部数全完売を期待出来る握手会スターで、欠席は困るので、10月の握手会を避けたという可能性は十分あります。

HKT48が4枚目を9月24日(水)に発売、さらにAKB48は10月29日(水)の秋シングル発売が濃厚で、AKB48グループとの日程調整なんかもあって、あれこれ考えることの多い秋ってことでしょうか(笑)。


ところで、昨年の7枚目「バレッタ」個別と同じく、またまた12月28日(日)なんていう超年の暮れに(笑)、京都の握手会が入っています。

NHK紅白歌合戦だけでなく、レコード大賞など、年末には大型歌謡祭が目白押しで、今年は出場の可能性があるのだから、せめて12月下旬は握手会を入れず、全員で歌とダンスの練習を積んで、パフォーマンスに意識を集中させるべきだと思うのですが。

12月23日(火祝)にも、名古屋の個別が予定されていて、こういう日程を見ていると、運営は本気で紅白に出る気があるんだろうかと、疑問を感じます。

握手会でメンバーが喉を痛めたり、風邪を引くなんてことだけはないよう、気をつけて欲しい。

もちろん、「第2回新春かくし芸大会」の練習で、紅白のステージがレベルダウンなんてことは、論外っすよ(笑)。


全部の日程がまだ判明してませんが、とりあえず、この5会場分で、過去の個別スケジュールと比較してみます。

(表1) 各シングルの発売から最終個別握手会までの期間

凡例
シングル番号:発売から最終個別までの日数「タイトル」
発売 =日数=> 第1回個別 =日数=> 最終個別

1枚目:66日「ぐるぐるカーテン」
発売 =31日=> 第1回 =35日=> 最終第3回

2枚目:45日「おいでシャンプー」
発売 =19日=> 第1回 =26日=> 最終第2回

3枚目:66日「走れ!Bicycle」
発売 =11日=> 第1回 =55日=> 最終第4回

4枚目:60日「制服のマネキン」
発売 =4日=> 第1回 =56日=> 最終第5回

5枚目:47日「君の名は希望」
発売 =3日=> 第1回 =44日=> 最終第5回

6枚目:102日「ガールズルール」
発売 =24日=> 第1回 =78日=> 最終第6回

7枚目:95日「バレッタ」
発売 =18日=> 第1回 =77日=> 最終第6回

8枚目:110日「気づいたら片想い」
発売 =4日=> 第1回 =106日=> 最終第6回

9枚目:101日「夏のFree&Easy」
発売 =4日=> 第1回 =97日=> 最終第6回

10枚目:102日 (発売から[E]までの日数)「タイトル未定」
発売 =25日=> [A] =77日=> [E]


[A]の11月2日(日)パシフィコ横浜が第1回の個別だとすると、過去の例と比べて、やはり、ちょっとスタートが遅い。

一方、来年1月18日(日)のパシフィコ横浜が最終としても、発売から102日間の長さで、10枚目も個別握手会は長期販売と言えます。

しかし、7枚目「バレッタ」以降は、個別日程と応募期間を長く設定しても、シングル発売の間隔は短くなっています。

(表2) 各シングルの発売間隔

1枚目発売 == 10週 ==> 2枚目発売
2枚目発売 == 16週 ==> 3枚目発売
3枚目発売 == 17週 ==> 4枚目発売
4枚目発売 == 12週 ==> 5枚目発売
5枚目発売 == 16週 ==> 6枚目発売
6枚目発売 == 21週 ==> 7枚目発売
7枚目発売 == 18週 ==> 8枚目発売
8枚目発売 == 14週 ==> 9枚目発売
9枚目発売 == 13週 ==> 10枚目発売


これは、新選抜発表などの日程をどんどん早めて、前作の特典イベントを十分消化しないうちに、次シングルの発売スケジュールを始めるようになったためです。

その結果、9枚目「夏のFree&Easy」では、乃木坂初となる、個別握手会を1個残した状態での新曲発売となり、10枚目も、同様の「前倒し」が行われます。

こういった「前倒し」の理由としては、個別握手会の応募を長く続けても、途中で申し込み数が急激に減少することが大きい。

(表3) 9枚目「夏のFree&Easy」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、応募最終日から初動集計締め切り日までの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に確実に算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部が算入された可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味

9枚目「夏のFree&Easy」
発売日 2014年7月9日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年7月13日(日)
初動算入:第9次分まで
特定流通CD第1週売り上げ(=初動個別分) 31.1万枚

[01次] +4 {0.8万枚} (2014/05/09~05/09, -65d)
[02次] +52 {9.1万枚} (2014/05/15~05/16, -58d)
[03次] +61 {17.8万枚} (2014/05/22~05/23, -51d)
[04次] +46 {22.6万枚} (2014/05/29~05/30, -44d)
[05次] +31 {25.4万枚} (2014/06/05~06/06, -37d)
[06次] +32 {28.1万枚} (2014/06/12~06/13, -30d)
[07次] +19 {29.5万枚} (2014/06/19~06/20, -23d)
[08次] +12 {30.2万枚} (2014/06/26~06/27, -16d)
[09次] +7 {30.7万枚} (2014/07/03~07/04, -09d)
[10次] +4 {31.0万枚} (2014/07/10~07/11, -02d)
[11次] +6 {31.4万枚} (2014/07/17~07/18, +05d)
[12次] +8 {32.1万枚} (2014/07/24~07/25, +12d)
[13次] +5 {32.5万枚} (2014/07/31~08/01, +19d)
[14次] (2014/08/07~08/08, +26d)
[15次] (2014/08/14~08/15, +33d)
[16次] (2014/08/21~08/22, +40d)
[17次] (2014/08/28~08/29, +47d)


初動集計締め切りの16日前、発売の12日前である第8次応募を過ぎると、第9次以降は、前次からの積み上げ完売部数が1桁に留まっていて、売り上げ枚数の伸びが急速に鈍化しています。

9枚目は、オリコン初動が、歴代シングル初の前作割れとなりましたが、個別による売り上げが、このように勢いを失っているため、累計でも前作割れを起こす可能性が出てきました。

(表4) 9枚目「夏のFree&Easy」と8枚目「気づいたら片想い」のオリコン売り上げ枚数とチャート順位の推移

凡例
発売何週目:オリコンの売り上げ枚数 (順位, 前作同週との枚数差)

# 枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

9枚目「夏のFree&Easy」
1週目:42.2万枚 (1位, -3.6万枚)
2週目:43.9万枚 (8位, -4.3万枚)
3週目:45.5万枚 (4位, -4.0万枚)
4週目:46.8万枚 (12位, -3.8万枚) [8月11日付最新チャート]

8枚目「気づいたら片想い」
1週目:45.8万枚 (1位)
2週目:48.3万枚 (3位)
3週目:49.5万枚 (7位)
4週目:50.7万枚 (11位)
5週目:51.8万枚 (13位)
6週目:52.3万枚 (14位)
7週目:53.1万枚 (17位)
***************
18週目:54.6万枚 [8月11日付最新チャート]


9枚目「夏のFree&Easy」は、発売4週目で8枚目「気づいたら片想い」の初動を越えましたが、同じ4週目と比べると、3万8千枚の開きがあり、1週目の3万6千枚差より大きくて、なかなか距離が縮まってきません。

最近は、アンダーメンバーに個別の初完売が出始め、オリコン売り上げも、3週目から枚数差が狭まる傾向にあって、明るい兆しは出てきました。

しかし、明日8月8日(金)から10枚目「タイトル未定」の個別応募が始まり、前作の最新売り上げ枚数と8万枚近い差があるため、累計での前作越えもなかなか厳しい状況と言わざるを得ません。


ちなみに、10枚目の個別応募は、9枚目と同じく週1回の受付であれば、以下のようなスケジュールで進むことになります。

(表5) 10枚目「タイトル未定」に関する、個別握手会応募受付の予想スケジュール

凡例
[個別握手会の応募受付次数] (受付時期、応募最終日から初動集計締め切り日までの日数)

#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味
# オレンジ色は「予想」の意

10枚目「タイトル未定」
発売日 2014年10月8日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年10月12日(日)
初動算入:おそらく第9次分まで

[01次] (2014/08/08~08/08, -65d)
[02次] (2014/08/14~08/15, -58d)
[03次] (2014/08/21~08/22, -51d)
[04次] (2014/08/28~08/29, -44d)
[05次] (2014/09/04~09/05, -37d)
[06次] (2014/09/11~09/12, -30d)
[07次] (2014/09/18~09/19, -23d)
[08次] (2014/09/25~09/26, -16d)
[09次] (2014/10/02~10/03, -09d)
[10次] (2014/10/09~10/10, -02d)
[11次] (2014/10/16~10/17, +05d)
[12次] (2014/10/23~10/24, +12d)


第1回受付が前作と同じ65日前なので、オリコン初動算入は再び、第9次分までと思われます。

初動に流し込む次数は変わらないけど、10枚目では、生田絵梨花がセンターとして復帰するので、2万枚近いアップは見込めるでしょう。

また、「1期10」の売り上げにも、それほど大きな変動はないと思われます。

10th選抜では、アンダーからの抜擢が1人に留まり、「1期20」と「2期」がCDセールスを伸ばす要素はなかなか見当たらないけど、まあ、大幅にファンが減ることはないと思うので、個別による売り上げは、なんとか前作を越えることは期待出来るんじゃないでしょうか。


ただ、警備上の問題で、9枚目と同じく、全国握手会のミニライブが取りやめになった場合、初回限定盤の特典が弱くなり、全国握手会の魅力や「お得感」が薄れ、ファンの購買意欲を低下させるかもしれません。

また、それに伴って、全国握手会券や生写真のネットオークションでの売買が不活発になる可能性がある。

こういった取り引きは、正確なデータがないので、憶測するしかないのですが、初回限定盤の売り上げを左右するほど規模が大きくなっている可能性もあって、10枚目で運営が全国握手会をどういうイベントにするのか、何か追加の特典を用意するのか、非常に注目されます。


乃木坂の個別握手会は、かつてはシングル毎にぐいぐい総売り上げを伸ばし、CDセールスの初動と累計が、常に前作を越える原動力となってきました。

しかし、7枚目「バレッタ」を頂点に、個別による売り上げに陰りが見え始め、回復出来ないまま、9枚目での初動前作割れにつながってしまいます。

個別が全体として伸びなくなった原因は、このブログで何度も指摘したように、握手会人気トップ10人の「1期10」と、それ以外の1期である「1期20」、そして「2期」の間に、大きな「人気格差」が発生したことです。

今日、9枚目個別第13次応募終了時点での完売状況が判明しましたが、その一つ前である第12次応募後の売り上げを、7枚目「バレッタ」、8枚目「気づいたら片想い」、9枚目「夏のFree&Easy」で比較してみましょう。

(表6) 7枚目、8枚目、9枚目の個別第12次応募終了時点でのグループ別の売り上げ関連データ

凡例
シングル番号第12次応募後「タイトル」個別による推定売り上げ枚数
完売部数/担当部数 [完売率, 推定売り上げ枚数, 完売を出している人数/総人数, 1人当たりの平均完売部数]:グループ名

# 売り上げ枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入
# 桁数を揃えるため、上位桁に「0」を挿入している数字がある

7枚目個別第12次終了後「バレッタ」42.2万枚
280部/288部 [97.2%, 19.4万枚, 10/10人, 28.0部]:1期10
139部/266部 [52.3%, 16.4万枚, 20/20人, 07.0部]:1期20
042部/110部 [38.2%, 06.4万枚, 10/13人, 03.2部]:2期
461部/664部 [69.4%, 42.2万枚, 40/43人, 10.7部]:全体

8枚目個別第12次終了後「気づいたら片想い」38.1万枚
281部/294部 [95.6%, 19.8万枚, 10/10人, 28.1部]:1期10
052部/330部 [15.8%, 13.3万枚, 13/20人, 02.6部]:1期20
012部/135部 [08.9%, 04.9万枚, 05/12人, 01.0部]:2期
345部/759部 [45.5%, 38.1万枚, 28/42人, 08.2部]:全体

9枚目個別第12次終了後「夏のFree&Easy」32.1万枚
263部/270部 [97.4%, 18.2万枚, 09/09人, 29.2部]:1期10
010部/358部 [02.8%, 09.5万枚, 05/19人, 00.5部]:1期20
004部/153部 [02.6%, 04.0万枚, 02/12人, 00.3部]:2期
005部/005部 [100%, 00.3万枚, 01/01人, 05.0部]:松井玲奈
282部/786部 [35.9%, 32.1万枚, 17/41人, 06.9部]:全体


「1期10」は、7枚目、8枚目、9枚目と変わらず勢いがあります。

9枚目第13次で、若月佑美と衛藤美彩に1部づつ新たに完売が出たので、「1期10」で現在残っている申し込み可能な未完売枠は、270部中なんと4枠しかないという売れ行きです。

一方、「1期20」を見ると、7枚目ではグループ完売率が50%を越え、20人全員が1部以上の完売を出していたのですが、8枚目、9枚目と急速に売り上げを落として、9枚目第12次応募後の完売率は3%弱、19人中5人にしか完売が出ていません。

また、「2期」も同じような状況で、完売部数、完売率、完売人数、1人あたりの完売部数、すべてが8枚目、9枚目と下がっています。


当然、全体売り上げへの「1期10」の貢献率は、8枚目、9枚目と以下のように、上昇していきます。

(表7) 「1期10」「1期10以外」「2期」の三グループの個別握手会における売り上げ比率

凡例
シングル番号個別第12次終了後「タイトル」
そのグループの推定売り上げ枚数の総売り上げ枚数に対する比(推定売り上げ枚数)、完売部数の総完売部数に対する比、担当部数の総担当部数に対する比、人数の総人数に対する比:グループ名

# 比率はすべて%表示で、小数点以下1桁を四捨五入したもの
# 枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの

7枚目個別第12次終了後「バレッタ」
枚数46.0% 完売部数60.7% 担当部数43.4% 人数23.3%:1期10
枚数38.9% 完売部数30.2% 担当部数40.1% 人数46.5%:1期20
枚数15.2% 完売部数09.1% 担当部数16.6% 人数30.2%:2期

8枚目個別第12次終了後「気づいたら片想い」
枚数52.0% 完売部数81.4% 担当部数38.7% 人数23.8%:1期10
枚数34.9% 完売部数15.1% 担当部数43.5% 人数47.6%:1期20
枚数12.9% 完売部数03.5% 担当部数17.8% 人数28.6%:2期

9枚目個別第12次終了後「夏のFree&Easy」
枚数56.7% 完売部数93.3% 担当部数34.4% 人数22.0%:1期10
枚数29.6% 完売部数03.5% 担当部数45.5% 人数46.3%:1期20
枚数12.5% 完売部数01.4% 担当部数19.5% 人数29.3%:2期
枚数00.9% 完売部数01.8% 担当部数00.6% 人数02.4%:松井玲奈

# 9枚目「1期10」は一時休業中の生田絵梨花を除いた9人での数字


10th選抜では、「1期20」は高山一実、生駒里奈、星野みなみ、斎藤ちはるの4人、「2期」からは堀未央奈だけが起用されました。

実は、上表で示された9枚目個別売り上げ枚数の比率、つまり「1期10」56.7%、「1期20」29.6%、「2期」12.5%を、松井玲奈を除く選抜15枠に当てはめると「1期10」が8.5人、「1期20」が4.4人、「2期」は1.8人となって、現実の分配人数である、「1期10」10人、「1期20」4人、「2期」1人に非常に近くなります。

計算していて、ちょっと背筋に寒気が走りましたが(笑)、ここまでシビアに握手会主義を貫こうとする発想って、ちょっとあり得ないでしょう。

アイドルって、人が人に向かって行うエンターテイメントなのだから、数値化出来ない魅力こそ、一番大事な選考基準であるべきだと思うんですが。


「1期10」と「1期20」「2期」の間に、これほどの人気格差が出来てしまったルーツは、7枚目「バレッタ」の個別にあると思います。

次の表は、「バレッタ」個別握手会の応募状況推移を示しています。

(表8) 7枚目「バレッタ」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、応募最終日から初動集計締め切り日までの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に確実に算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部が算入された可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味

7枚目「バレッタ」
発売日 2013年11月27日(水)
初動集計締め切り 2013年12月1日(日)
初動算入:5次分まで
特定流通CD第1週売り上げ(=初動個別分) 30.5万枚

[1次] 0 (2013/10/08~10/09, -53d)
[2次] +49 (2013/10/16~10/18, -44d)
[3次] +84 {19.2万枚} (2013/10/25~10/28, -34d)
[4次] +75 {27.5万枚} (2013/11/06~11/08, -23d)
[5次] +64 {32.7万枚} (2013/11/15~11/18, -13d)
[6次] +47 {35.7万枚} (2013/11/26~11/28, -3d)
[7次] +19 {36.6万枚} (2013/12/05~12/06, +5d)
[8次] +20 {37.8万枚} (2013/12/13~12/16, +15d)
[9次] +40 {39.6万枚} (2013/12/25~12/26, +25d)
[10次] +28 {40.8万枚} (2014/01/07~01/09, +39d)
[11次] +29 {42.0万枚} (2014/01/17~01/20, +50d)
[12次] +6 {42.2万枚} (2014/01/28~01/30, +60d)
[13次] +4 {42.4万枚} (2014/02/07~02/10, +71d)
[最終14次] +? {???万枚} (2014/02/18~02/21, +82d)


注目したいのは、第12次応募で積み上げ完売部数が急に下がって、第13次でも低いままだったことです。

応募受付が発売日から2ヶ月を越えているので、申し込みの勢いが落ちるのは当然なんですが、時間的理由とばかり言えない部分がある。

(表9) 7枚目「バレッタ」のオリコンランキングの推移と関連イベント

凡例
発売何週目:オリコン順位 (集計対象期間)

01週目:01位(11/25~12/01)
02週目:05位(12/02~12/08)
03週目:08位(12/09~12/15)
04週目:08位(12/16~12/22)
05週目:07位(12/23~12/29)
==== 最終全国握手会(12/28)
06週目:08位(12/30~01/05)
07週目:10位(01/06~01/12)
08週目:09位(01/13~01/19)
====「お茶会」申込締切(01/14)
==== 個別第11次応募受付(01/17~01/20)
09週目:13位(01/20~01/26)
==== 8th選抜発表 (01/26)
10週目:32位(01/27~02/02)
==== 個別第12次応募受付(01/28~01/30)
11週目:28位(02/03~02/09)
==== 8枚目個別第1次応募受付(02/04~02/05)
==== 個別第13次応募受付 (02/07~02/10)
12週目:80位(02/10~02/16)
13週目:113位(02/17~02/23)
==== 個別第14次最終応募受付 (02/18~02/21)
14週目:101位(02/24~03/02)
15週目:136位(03/03~03/09)
16週目:113位(03/10~03/16)
17週目:114位(03/17~03/23)


「バレッタ」のオリコン順位は、10週目で急に28位に落ち込んでいて、これは次の8th選抜メンバーが発表された週の枚数ランキングです。

さらに、その後、第12次と第13次の応募が行われ、(表8)で見たように、急激に完売が出なくなってしまった。

そして、個別の売り上げ低下を反映して、「バレッタ」の順位は、12週目80位、13週目113位と大きく下がっていきます。

つまり、12次と13次で申し込み数が激減したのは、8th選抜の発表が原因だと考えられます。


新選抜が発表され、次作個別の応募が始まれば、前作に勢いがなくなっても不思議ではありません。

しかし、7枚目「バレッタ」で好調だった「1期20」と「2期」が、この時点を最後にして、8枚目以降、突然売れなくなったことを合わせて考えると、8枚目「気づいたら片想い」の選抜発表が別の意味を持ってきます。

次の表は、「バレッタ」個別で前作「ガールズルール」から伸ばした売り上げ枚数の順位表です。

(表10) 7枚目「バレッタ」第10次後の推定売り上げ枚数から前作第13次後のそれを引いた差の順位表 (1期のみTOP17)

凡例
[順位] (完売部数の伸び/担当部数の伸び) メンバーの名前

# メンバー名が青色は、8th選抜で1列目、緑色は2列目、オレンジ色は3列目という意味

[1] (+15部/0部) 高山一実
[2] (+18部/0部) 衛藤美彩
[3] (+9部/0部) 生駒里奈
[4] (+8部/0部) 永島聖羅
[5] (+9部/0部) 中元日芽香
[6] (+1部/+5部) 伊藤万理華
[7] (+8部/0部) 星野みなみ
[8] (+4部/0部) 川後陽菜
[9] (+4部/+2部) 若月佑美
[10] (+2部/+2部) 秋元真夏
[11] (+4部/0部) 樋口日奈
[12] (+4部/-1部) 井上小百合
[13] (+1部/0部) 大和里菜、和田まあや
[15] (+2部/1部) 桜井玲香
[16] (0部/0部) 齋藤飛鳥
[17] (+4部/0部) 深川麻衣


7枚目「バレッタ」個別は、握手会スターが何人も誕生した6枚目「ガールズルール」に負けないくらい、多くのメンバーが売り上げを伸ばしました。

おそらく6th選抜と7th選抜によって、運営が握手会人気を極めて重視して、選抜選考を行っていることが明らかとなり、多くのファンが自分の「推し」を選抜入りさせるために、熱心に個別のCDを購入したのだと思います。

その結果、上表のように、前作個別から大幅に売り上げを伸ばすメンバーが続出します。


ところが、8th選抜が発表されると、売り上げの伸びでトップ10位に入るメンバーのうち、選抜入りしたのは、高山一実、生駒里奈、若月佑美の選抜常連3人だけでした。

18部完売を積み上げた衛藤美彩、8部伸ばした永島聖羅、プラス9部の中元日芽香、プラス8部の星野みなみ、など握手会成績を大幅に上げたメンバーが軒並みアンダーに留まることになった。

そして、8th選抜では、売り上げの伸びではなく、売り上げ枚数そのものに従って、フロント、2列目、3列目の一部が決められ、残りはゼロ回解消など、握手会成績とは異なる基準でメンバーが選ばれました。

(表11) 7枚目「バレッタ」個別第10次後の推定売り上げ枚数の順位表

凡例
[順位] (完売部数/担当部数) メンバーの名前

# メンバー名が青色は、8th選抜で1列目、緑色は2列目、オレンジ色は3列目

[1] (30部/30部) 西野七瀬白石麻衣秋元真夏橋本奈々未
[5] (28部/30部) 松村沙友理
[6] (28部/28部) 桜井玲香若月佑美
[8] (25部/28部) 生田絵梨花深川麻衣
[10] (22部/28部) 高山一実
[11] (25部/26部) 衛藤美彩
[12] (14部/28部) 生駒里奈
[13] (12部/22部) 堀未央奈
[14] (12部/20部) 井上小百合
[15] (3部/26部) 中田花奈
[16] (8部/19部) 伊藤万理華
[17] (6部/20部) 斉藤優里
[18] (5部/20部) 齋藤飛鳥
[19] (8部/16部) 永島聖羅
[20] (7部/14部) 北野日奈子
[21] (9部/10部) 中元日芽香、星野みなみ
[23] (2部/12部) 畠中清羅
[24] (2部/10部) 伊藤寧々、新内眞衣
[26] (0部/10部) 伊藤かりん
[27] (5部/6部) 樋口日奈
[28] (4部/6部) 川後陽菜、鈴木絢音、伊藤純奈
[31] (3部/6部) 能條愛未、山崎怜奈
[33] (1部/6部) 大和里菜、和田まあや、寺田蘭世
[36] (0部/6部) 川村真洋、斎藤ちはる、矢田里沙子、西川七海、佐々木琴子、渡辺みり愛、米徳京花
[43] (0部/5部) 市來玲奈


つまり、「推し」を選抜に入れようと奮闘した多くのファンの頑張りが、実を結ばずに終わってしまったのが、2014年の1月26日(日)だったと見ることが出来ます。

このショックが、第12次以降の個別申し込みを激減させ、オリコンの順位を一気に下げたのだと思います。


運営にすると、確実に多くの完売を出してくれる「1期10」メンバーを、アンダーに落としてまで、握手会人気が高まりつつある新興勢力を選抜入りさせる、という発想が持てなかったのかもしれません。

「バレッタ」で売り上げを大きく伸ばしても、次のシングルでどうなるかは分からないから、「伸び」を評価して、そのメンバーを選抜入りさせ、新たな握手会スターの誕生を期待するという「冒険」を避けたように見えます。

そして、一時的なCDセールスの低下というリスクを負ってでも、メンバーを育てるというベンチャー精神を持たなかったため、「1期10」と「1期20」「2期」の差は、これ以降、どんどん広がる一方で、ついに初動前作割れに至ってしまった。

例えば、8th選抜、9th選抜に「バレッタ」で大きくCDセールスを伸ばした永島聖羅や中元日芽香を抜擢していれば、「バレッタ」個別で頑張ったファンが希望を持てて、(表6)や(表7)で示される、8枚目、9枚目での握手会人気の急速な低落は避けられたかもしれません。


乃木坂の運営を見ていると、メンバーへの先行投資というリスクを負わず、握手人気を上げてくるメンバーが出て来るのを、ただ待っているだけとしか思えないことがあります。

8枚目、9枚目のアンダーライブは、コンスタントに選抜入りしないと、なかなか上げられない握手会人気以外の部分で、アピールできる可能性のあるイベントとして、メンバーと担当スタッフが懸命に努力して成功を収め、10枚目でも開催されることが決まりました。

ところが、メディア露出の少なさを乗り越え、会場をライブの魅力で満員にするという、アイドルとして最も素晴らしい結果を出したのに、アンダーから10th選抜に入ったのは、初選抜となる斎藤ちはるだけでした。

8th選抜と同じく、運営は、今回も、現在の個別売り上げ枚数のみに囚われ、「伸び」つつあるアンダーの力を評価しませんでした。

ライブパフォーマーとして勢いを付けてきたアンダーメンバーを、「1期10」や選抜常連を何人か落としても、数人選抜入りさせるという決断が出来なかったわけです。


決断すべきときには、勇気を持って決断して、責任を持ってリスクを負うという覚悟がなければ、どんな商売をしても上手くいく筈がありません。

10枚目では、生田絵梨花をセンターにして、生駒里奈と星野みなみをセンターラインに並べるなど、パフォーマンスを意識した部分を見せていますが、それ以外は、厳然たる握手会主義を貫いていて、今までと大差ない選抜構成です。

紅白を睨んで歌とダンスを向上させたいけど、CDセールスは微塵も落としたくない。

そんな中途半端な気持ちでは、結局、パフォーマンスも向上せず、売り上げも伸びないという、虻蜂取らずの結果になりかねません。


グループとして、歌やダンスのレベルを上げるのは、野球やサッカーでチームを強くするのと同様、そうそう簡単に達成出来ることではなく、初動や累計が半減しても、乃木坂のパフォーマンスを良くするんだという気概がなければ、とても無理でしょう。

逆にCDセールスも、さらに伸ばそうと思うのであれば、リスクを負ってでも、新たな握手会スターを育てる気概を持たないと、じりじりと売り上げが下がっていくだけです。

9枚目での初の初動前作割れ、その原因は、8th選抜の選考でリスクを負わず、攻めの人事が出来なかった、運営の決断不足にあると、私は思います。

乃木坂を発展させるために、運営には、今こそ、勇気を持って大胆な改革に乗り出して欲しいですね。


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7月18日14:18 星野みなみ

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています



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10th選抜は一般アピール力を意識した歌ダンス志向センターも、厳然と貫かれた握手会主義 [04Aug14]

2014-08-04 22:00:00 | 芸能
まず、最新情報から。

伊藤かりんさん、おめでとう!

正規メンバーへ昇格です。

プリンシパルで主役の「ポリン姫」を獲得したとき、個人ブログがなくて、松村沙友理のブログを借りて、ファンに喜びの声を伝えるなど大変でしたが、これで情報をすぐに発信できますね。

本当は、昇格云々関係なく、研究生全員に個人ブログを認めるべきだと思うんですが、運営も意地になっているのか頑固です(笑)。

乃木坂公式サイトの関連ページ


それから、10枚目シングルの発売は10月8日(水)と発表されました。

選抜発表から9週プラス3日後、「お茶会」から15日後で、結局、ど真ん中の標準コースでした。

おそらく今週の木曜日から、個別握手会の応募が始まるのだと思います。

乃木坂公式サイトの関連ページ



いや~驚きました、生田絵梨花のセンター。

実力的には、センターになっても全然おかしくないんですが、大学進学と主演ミュージカルを同時にこなそうとしている時期に、抜擢されるとは思いませんでした。

9th選抜の「在任期間」はデビューシングルに次ぐ歴代2番目の短さ、新選抜「予想」の理想と現実 [29Jul14]』で述べたように、発表のときスタジオに来ている以上、選抜には入るだろうけど、さすがに2列目以降と思っていました。

選抜入りするだけでも大変な忙しさで、そんなことが実現したら「ミラクルガール」だと書いたら、なんとセンターになってしまって、もう「ウルトラガール」です(笑)。


しかし、10枚目シングルの制作、新曲キャンペーン、舞台「虹のプレリュード」、そして何よりいくちゃんの進学を考えると、スケジュール的に、あまりに無茶ぶり過ぎる抜擢じゃないかと心配です。

一番気になるのは、彼女の体で、絶対に怪我などないよう、運営は細心の注意を払って欲しい。

また、大学への進学も一生の問題で、万が一にも、勉強時間が取れず黄色信号が点灯するようなら、大幅に彼女の負担を減らすやり方で、運営は10枚目を進めていくべきだと思います。

生田絵梨花は、2年半に渡って、大変な努力をしながら、乃木坂の活動と高校の勉強を両立させてきたわけで、その成果として実現しつつある大学進学を、今回のセンター抜擢が断ち切ってしまうなんてこと、あってはならないでしょう。


私は、「ガールズルール」の選抜発表で、フロントを外れた生田絵梨花が、虚空を睨みながら、唇をかみしめ、懸命に堪えている姿に衝撃を受けて、それ以来、本当の意味で乃木坂ファンになったのだと思っています。

だから、生田絵梨花のセンター抜擢は、もの凄く嬉しい出来事なんですが、彼女がこれから直面する超ハードスケジュールを考えると、責任感の強さもかえって心配で、複雑な心境になります。

いくちゃん、センターや主演は大事だけど、本当に、無理しない範囲で、まあそれ自体が無理なんだけど(笑)、最後の最後は、自分の一番やりたいことを優先して、頑張って下さい。

(参考記事) 乃木坂の風 04Apr14 ~「乃木坂の風」終了のお知らせ


運営が、これほど過酷な負担を強いてまで、生田絵梨花を10枚目で乃木坂の看板に据えた理由は、後ほど考えるとして、まずは、10th選抜の選考において、握手会主義がどの程度適用されたかを見ていきましょう。

「速報」記事に載せた最新の売り上げ順位表を、以下に再掲します。

(表1) 9枚目「夏のFree&Easy」個別握手会第12次応募終了時点での推定売り上げ枚数による順位表と10th選抜の構成表

凡例
[順位] (完売部数/担当部数) メンバー名

# 表を見易くするため、順位、完売部数、担当部数の数字が1桁の場合は2桁目にゼロを入れている
# 同じ順位内での名前の記載順番に意味はない
# メンバー名に「*」が付いているのは二期生で、「*」のみは研究生、「*^」は正規メンバーであることを示す
# 10th選抜メンバーは、1列目青2列目緑3列目オレンジで示している

[01] (30/30) 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 秋元真夏 深川麻衣 桜井玲香 松村沙友理
[08] (28/30) 衛藤美彩
[09] (25/30) 若月佑美
[10] (04/29) 生駒里奈
[11] (03/30) 堀未央奈*^
[12] (02/30) 高山一実
[13] (01/28) 中田花奈
[14] (02/21) 永島聖羅
[15] (01/24) 斉藤優里
[16] (00/26) 井上小百合 齋藤飛鳥
[18] (01/21) 北野日奈子*^
[19] (00/22) 伊藤万理華 中元日芽香
[21] (00/20) 星野みなみ
[22] (00/16) 伊藤寧々 川後陽菜
[24] (00/15) 畠中清羅 新内眞衣*^
[26] (05/05) 松井玲奈
[27] (00/13) 能條愛未
[28] (00/12) 樋口日奈 和田まあや
[30] (00/10) 川村真洋 大和里菜 寺田蘭世* 鈴木絢音* 佐々木琴子* 伊藤純奈* 伊藤かりん* 米徳京花* 山崎怜奈*
[39] (00/09) 渡辺みり愛
[40] (00/06) 斎藤ちはる
[41] (00/04) 矢田里沙子* 相楽伊織*
[参加せず] 生田絵梨花

10th選抜
(3列目) 衛藤美彩(3)、若月佑美(8)、堀未央奈(4)、星野みなみ(8)、高山一実(10)、斎藤ちはる(1)
(2列目) 松村沙友理(10)、秋元真夏(7)、生駒里奈(10)、桜井玲香(10)、深川麻衣(8)
(1列目) 松井玲奈(2)、白石麻衣(10)、生田絵梨花*(9)、西野七瀬(10)、橋本奈々未(10)

# メンバー名のあとの(数字)は、10thを含めた選抜入りの回数


「1期10」に適用された厳密な握手会主義と「秋元真夏」という例外

フロントメンバー5人の中、「兼任」の松井玲奈と9枚目不参加の生田絵梨花を除く、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未の3人は、順位表のように30部全完売しています。

また、2列目メンバー5人では、松村沙友理、秋元真夏、桜井玲香、深川麻衣の4人がやはり30部全完売で、生駒里奈以外は握手会人気トップのメンバーです。

第12次応募までで、30部全完売を達成しているのはこの7人だけで、結局、全員が見事に1列目と2列目に収まっていることになります。

次の表は、全完売を達成した応募次数の早い順に、この7人を並べたものです。

(表2) 9枚目個別第12次応募終了時点での30部全完売メンバーの達成応募次数

06次:白石麻衣西野七瀬
07次:秋元真夏
08次:橋本奈々未深川麻衣
11次:桜井玲香
12次:松村沙友理


秋元真夏が7次、橋本奈々未が8次と、ここだけ順番が逆になっているけど、全体としては、達成応募次数の小さいメンバーが前の列に置かれるという、実に芸の細かい握手会主義的配慮が見られます(笑)。

10th選抜メンバーを運営が決定したのは、もっと前のことなので、達成応募次数順が、その頃は売り上げ枚数順だったと思いますが、だとしてもそんなに大きな差ではない筈で、乃木坂運営、神経質なまでに細かく握手会人気を選抜序列に反映させてきます。

ところで、昨夜の選抜発表で、フロント右端になった橋本奈々未が、「変わる」という言葉を口にしていました。

しかし、白石、西野、橋本の並びは、8枚目「気づいたら片想い」の選抜以来堅持されていて、今回も、白石と西野の間に生田が入ったので、一人分移動しただけで、従来の序列は変化してないように見えます。

列の端というのは、「崖っぷち」を連想させるからか(笑)、後列を否応なく意識させられる位置のようで、個人的に「変わった」と感じるのでしょうか。

3列目の高山一実が良い例で、列の中央にいるメンバーは毎回大きく変わっているのに、右端のかずみんだけは、7枚目、8枚目、9枚目と選抜入りして、今回も選ばれているのだから、決して「崖っぷち」のポジションじゃないと思いますよ(笑)。


一方、秋元真夏が「何で私がフロントじゃないの?」という気持ちになっても不思議ではない。

運営が、もっと大らかに握手会人気を選抜選考に反映させているなら別ですが、細部にまで厳しく売り上げ順を適用しているのだから、30部全完売を3番目の早さで達成した秋元真夏は、フロント入りするのが当然です。

7枚目「バレッタ」個別握手会で30部を全完売したのに、8枚目「気づいたら片想い」でまさかの3列目となるなど、握手会主義という物差しで選抜を測ったとき、秋元真夏だけは、なぜか主義から外れる「特例」にされるケースがあります。

(参考記事) 乃木坂の風 29Jan14 ~ 衛藤美彩と秋元真夏の起用法に見る「制御された握手会主義」、個別第11次後の分析

10th選抜は2列目の福神なので、8th選抜のときほど目立たないけど、本人にすれば大いに気になるでしょう。

とくに真夏さんは、向上心の塊のような性格で(笑)、加えて、優秀なストラテジスト、戦略家なので、すでに問題の本質を見抜いて、さっそく対策を講じ始めているようです。

上を目指すためには
何よりも足りていないダンスを
強化しなきゃいけないんだ!って
諦めかけていた自分に叩き込みました

(秋元真夏の10th選抜発表放送直後、2014/08/04_00:28のブログ)

さすがです、真夏さん、黒田官兵衛なみの洞察力です(笑)。


確かに、ダンスの強化はもの凄く効果的でしょう。

しかも、スキルレベルの高い、上手いダンスでなくとも、観客にアピールすることは可能です。

魅力的なダンスは、人が目を留めて見てくれるダンスであって、決して、イコール振りをキレイに踊れること、ではないと思います。

中途半端に上手いだけだと、観客は「うん、上手いね」でスルーするけど、いきなりステージで転けたり(笑)、何だこのリズム感は?といった独自の個性があれば、「上手いか下手か分からないけど、面白いなコイツ」と思って、注目してくれます。

ただ、そうは言っても、あまりに基礎が出来てなくて下手過ぎると、やはりスルーされてしまうので、一定以上のレベルにまでダンスの精度を上げることが、まずは重要じゃないでしょうか。


最近、松村沙友理が、ダンスが上手くなってきて、もともと派手なオーラと独自のリズム感があるので、ヘタウマで見ていて楽しいといった、さゆりんダンスを作れれば、ステージで大いに注目を集めて、乃木坂パフォーマンスの名物に出来るかもしれません。

真夏さんも、9枚目個人PV「秋元真夏のおじゃまサマー」で初っぱなから、強烈なダンスをぶっこんでましたが(笑)、いいですよ~、ダンス力を向上させながら、この秋元真夏感を大事にすれば、個性溢れるまなったんダンスを作れる可能性があります。

幸いなことに、「ずきゅ~ん」など、秋元さんは、オリジナルの優れた振り付けをすでに多く持っているので(笑)、前途は有望だと思います。

ちなみに、この個人PV、丁寧に作り込んでいる上、秋元真夏の魅力を上手く引き出していて、9枚目全作品中で一番気に入りました。

「続きを見たい」と感じるPVって、そうはないので、間違いなく傑作だと思います。


若月佑美の涙が示すもの

さて、10th選抜に話を戻すと、今回の発表で心に残ったのは、2列目から3列目となり、福神を外れた若月佑美の涙です。

後ろに下がるというのは、あれが良くなかった、こうすれば良かったと、いろいろ自分を責めたりして、責任感の強い人ほど厳しい感情を抱えてしまうのかもしれません。

握手会人気から見ると、上の順位表で8位の衛藤美彩と、9位の若月佑美は10福神に入る成績なんですが、松井玲奈と生田絵梨花がフロントとなり、生駒里奈が特別枠で11位から2列目に入ったので、3列目となってしまいました。

この二人に関しては、選抜の総人数や「兼任」など、外部事情で3列目になっている面が大きいと思います。

それでも、衛藤さんは、10月下旬から11月上旬、スパーエキセントリックシアターの舞台「Mr. カミナリ」への出演が決まっていて、まだ前向きな気持ちになる要素があるけど、若月さんは、「2LDK」以来、芝居やドラマの仕事があまり回ってきてないようで、そういう状況下での3列目なので、余計にキツいのかもしれません。


先日、大河ドラマ「軍師官兵衛」で主役を演じている岡田准一が、NHKのトーク番組に出て、10代の後半、V6に入った頃の話をしていました。

ダンスがあまり上手くなくて、レッスンのとき先生から、お前が一人で足を引っ張っていると、言われたこともあって、アイドルはもう20歳まで続けられないだろうと、自分で思っていたそうです。

しかし、演技は好きで、結局、21歳のときに初主演した「木更津キャッツアイ」(2002年)が評判を呼び、本格的に俳優としての道を歩き始めています。

私は、「SP 警視庁警備部警護課第四係」(2007年~2008年)での演技を見て、「雰囲気があって良い役者だな、岡田君は」と印象に残っていて、今回の「軍師官兵衛」も、味のある演技が魅力的です。

そして、彼の話で感心したのは、ダンスが上手く出来なくて苦しんでいた頃も、コンスタントに演技の仕事は貰っていたという部分で、さすがに、ジャニーズ事務所は、こういうところがしっかりしています。

タレントに何か秀でたものがあれば、それを伸ばすような仕事を、コツコツとやらせていくべきで、その積み上げがなければ、「木更津キャッツアイ」でのブレイクもなく、今の俳優岡田准一は生まれなかったでしょう。


若月佑美は、「2LDK」を見ても、間違いなく演技の才能を持っていて、しかも、桁違いのレベルです。

本人も、

女優という個人の夢も絶対に叶えたい。

(若月佑美の2014/08/04_10:00ブログ)

と今日のブログに書いていて、強い意欲を持っている。

これほどの才能と意欲を持ち、「2LDK」という素晴らしい実績があるのだから、運営は若月さんに、どんどんオーディションを受けさせて、ドラマや舞台の仕事を、端役でも何でも良いから、定期的にさせるべきです。

そういったコツコツした仕事が、乃木坂から大女優が出てくる可能性を開くわけで、それが出来ていないことこそが、アイドルの事務所として、ソニーがジャニーズの足元にも及ばない原因じゃないでしょうか。

正直、私は若月さんの演技が大好きで、また観たいんですよ、彼女の精緻だけど、とても艶のある演技を。

そう遠くない将来、若月佑美は再び舞台に上がると思いますが、そのときは絶対観に行きます(笑)。

(参考記事) 乃木坂の風 12Oct13 ~ 「処女なめんなよ!」、全身マヨネーズで女優若月佑美誕生!


生田絵梨花のセンターは「異例」の抜擢

これで生田絵梨花を除く「1期10」、つまり握手会スター9人の配置をチェックしたことになります。

やはり、かなり厳密に握手会主義が適用されていて、例外が「1期10」ではない生駒里奈の2列目と、生田絵梨花のセンターということになります。

生駒里奈に関しては、5枚目「君の名は希望」まで不動のセンターであったため、多くの楽曲パフォーマンスで中心的役割を果たしていて、現選抜でも過去の曲を歌う機会は多いので、外せないという事情があります。

もちろん、同じ理由で、白石麻衣、堀未央奈、西野七瀬のセンター経験者は、かりに握手会成績が芳しくなくても、選抜からはなかなか外せないでしょう。

また、生駒ちゃんは、チームB「兼任」というAKB48との「架け橋」であり、「総選挙」にも出て、14位で選抜入りした「功労者」でもあるので、握手会人気の順番を越えて、2列目に入っている面もあるかもしれません。


さて、いよいよ生田絵梨花ですが、彼女のセンターは、握手会主義を越えた「大抜擢」なんでしょうか。

いくちゃんは、9枚目個別握手会に参加しておらず、8枚目でも、個別は5会場の参加で、そのため最高6会場30部のところ、担当部数が25部となっていて、順位比較するのに相応しくない。

そこで、7枚目「バレッタ」の最終一個前応募である第13次受付終了時点での16位までの売り上げ順位表を見てみましょう。

(表3) 7枚目「バレッタ」個別握手会第13次応募終了時点での推定売り上げ枚数による16位までの順位表

凡例
[順位] (完売部数/担当部数, 推定売り上げ枚数) メンバー名

# 表を見易くするため、順位、完売部数、担当部数の数字が1桁の場合は2桁目にゼロを入れている
# 同じ順位内での名前の記載順番に意味はない
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入

[01] (30/30, 2.03) 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 秋元真夏
[05] (28/30, 2.02) 松村沙友理
[06] (28/28, 1.89) 桜井玲香 若月佑美
[08] (25/28, 1.88) 生田絵梨花 深川麻衣
[10] (23/28, 1.87) 高山一実
[11] (19/28, 1.83) 生駒里奈
[12] (26/26, 1.76) 衛藤美彩
[13] (07/26, 1.47) 中田花奈
[14] (15/22, 1.44) 堀未央奈
[15] (14/20, 1.31) 井上小百合
[16] (09/20, 1.23) 斉藤優里 齋藤飛鳥


生田絵梨花は、10枚目から3作前の7枚目「バレッタ」個別握手会において、28部を担当、完売25部で推定1万9千枚ほどを売り上げ、8位となっています。

他のセンター経験者を見ると、6枚目「ガールズルール」選抜でセンターとなった白石麻衣は、5枚目個別で当時の最高である25部を全完売するトップの人気を誇っていました。

また、8枚目「気づいたら片想い」と9枚目「夏のFree&Easy」でセンターだった西野七瀬は、7枚目、8枚目、9枚目の個別で、30部全完売を一番早く達成した人気No.1のメンバーです。

10枚目個別にいくちゃんが戻ってくると、2万枚近い売り上げアップが見込めるので、初動や累計の前作割れを防ぐのに、大きな役割を期待出来ますが、6th選抜の白石麻衣や8th選抜、9th選抜の西野七瀬のように、握手会人気でトップとは言えません。

歌やダンスの実力、プリンシパルなどで見せた演技、さらにはピアノの演奏など、何もかもがハイレベルである上、握手会人気でも「1期10」に入っているので、「大抜擢」という雰囲気はないですが、厳密な握手会主義の観点からすれば、異例の抜擢ではあります。


7th選抜で二期生の堀未央奈がセンターになったときは「大抜擢」と見られましたが、実は、堀ちゃん、6枚目の二期生ペア握手会で、一人桁違いの好成績を上げていて、当時、ほとんど無名だったこと考えると、急速に握手会スターに成長する可能性を秘めていました。

7枚目個別では、いきなり22部という大量の部数を担当させられたことからも、彼女をセンターにすることで、運営はCDセールスの大幅アップを狙っていたと思われます。

一方、「育てて下さい」という手紙を選抜発表のスタジオに送ってきたように、歌とダンスは、まだまだこれからという目で見ていたのでしょう。

そう考えると、今回の生田絵梨花は、6枚目から9枚目までと違って、握手会人気というより、パフォーマンス面での実力と人気を強く意識して、選ばれたセンターと言えるんじゃないでしょうか。


歌とダンスを意識したセンター人事の原因はスポンサー獲得能力の低下か

6枚目「ガールズルール」以降、初めての動きである、こういったパフォーマンス志向型のセンターによって、10th選抜には握手会主義の一部緩和という空気が漂っています。

運営がちょっとだけ主義を緩めた理由ですが、10th選抜の活動期間は、NHK紅白歌合戦の出場歌手選考がいよいよ佳境を迎える時期に重なっていて、乃木坂のパフォーマンスレベルを向上させて、紅白出場をアピールする意図はあると思います。

また、生田絵梨花は故佐久間正英氏の親戚で、彼の音楽的業績を紹介するNHKの特集番組に、いくちゃんが出演して、7枚目「バレッタ」収録個人PVである「君の名は希望」のピアノ弾き歌いが一部流されたり、佐久間氏による最後のプロデュース曲のレコーディングに参加する場面が出てきたり、かなりクローズアップされていました。

この手のつながりは、乃木坂をNHKにアピールする際、少なからぬ効果を期待出来るわけで、「今回は、あの生田が乃木坂のセンターなんですよ、ぜひ宜しくお願いします」なんて耳寄りな情報を、紅白の担当者に伝えられるのは大きいかもしれません(笑)。


しかし、冒頭に述べたように、多忙を極めるこの時期に、大きな追加負担を承知で生田絵梨花をセンターに据えたのは、紅白出場以上に、スポンサー獲得が念頭にあると思います。

9枚目「夏のFree&Easy」は、オリコン初動が初の前作割れとなったものの、それでも個別握手会で30万枚以上、全体では40万枚以上を売り上げ、CDセールスとしては申し分ない数字です。

これは、6枚目「ガールズルール」以降、センター人事を含めた選抜選考で、握手会主義を徹底させ、握手会に多くのファンを呼び込んだ「成果」と言っていいでしょう。

ところが、CDの売り上げ順にメンバーを前から並べるような選抜が続き、パフォーマンスやバラエティの能力が軽視されたため、握手会を盛況にするという内向きなアピールは強化されたけど、一般層への外向きなアピールが弱くなり、乃木坂の楽曲がだんだん社会に届かなくなっていった。

そして、7枚目表題曲「バレッタ」は有線ランキングが「完全圏外」となり、近年のAKB48グループでは、見たことのない異常事態が起こります。


そこで運営は、8枚目「気づいたら片想い」で、お金を掛けて大規模な新曲キャンペーンを行い、結果、ダウンロード数と有線リクエストは過去最高レベルの好成績を記録します。

しかし、安心して手綱を緩めたのか、9枚目表題曲「夏のFree&Easy」は、ダウンロード数が8枚目から大幅に下がり、有線ランキングは、発売3週目で未だ150位以内に登場せず、再び「完全圏外」の可能性が出てきました。

つまり、前作の徹底したプロモーションが、次シングルのセールス引き上げにつながっていないわけで、乃木坂が、握手会やモバメではなく、音楽に興味を持つような一般ファンを十分掴んでおらず、楽曲人気の脆弱性が露になってしまった。

また、表題曲のCMタイアップも、5枚目から9枚目まで行われず、一般へのアピール力が弱いアイドルに、スポンサーは付かないということなのかと、弱気になってしまいます。


さらに、楽曲セールス以上に気になるのが、冠番組である「乃木坂って、どこ?」です。

選抜メンバーはそのまま、「乃木どこ?」の出演メンバーとなりますが、握手会で人気のある人が、テレビで受けるとは限らないので、握手会主義を徹底させると、視聴者へのアピール力が弱くなっていきます。

しかも、アンダーや研究生がほとんど出演させて貰えない状態が長く続き、選抜以外にテレビ的に面白そうなメンバーがいても、番組に起用出来ず、視聴率を稼ぐ手足を自ら縛ってしまった。

最近はアンダーとの合同企画が多くなったりして、さすがに少し変わってきましたが、視聴率を上げるのは簡単ではないようで、このところ、番組スポンサーが、ソニー損保など、ほとんどソニーグループの企業になってしまって、以前のように、永谷園やKowaといった幅広い業種のスポンサーを呼び込めていないように見えます。

ソニーもそんなに余裕があるわけじゃないので、スポンサーが現れない状況が続くと、番組の打ち切りすらあり得ますが、現状を見ていると、いつまで続けられるのか、本気で心配になってきます。


パフォーマンスをするのであれば、歌やダンスが上手い人を前に出してチームを組むべきだし、バラエティをやるのであれば、しゃべれて面白いメンバーを中心に出演させるのが当たり前です。

この当たり前のことをやってこなかったため、乃木坂は音楽的にも、バラエティ的にも、発信力が低下してしまって、一般層の注目を集められず、スポンサーがなかなか見つけられない状況に落ち込んでしまっているんじゃないでしょうか。

9枚目「夏のFree&Easy」有線ランキングに完全圏外のおそれ、崩壊しつつある大規模握手会商法 [01Aug14]』で指摘したように、あくまでCDの「おまけ」として行われるのに、多額の開催費用が掛かる大規模握手会は、それ自体が、大きな利益を生むとは思えません。

やはり、グループを支援してくれるスポンサーを見つけることが不可欠で、スポンサーがなかなか現れないとなると、「乃木どこ?」を続けられなくなるなど、活動に本格的な支障が出てきて、グループとしてやって行けなくなるでしょう。


星野みなみと高山一実の例外的タレント性

10枚目シングルで、パフォーマンスを意識したセンターを抜擢したのは、乃木坂の楽曲を魅力的なものにして、外向きの発信力を回復させ、スポンサーを呼び込むことが狙いじゃないでしょうか。

そのためには、握手会主義を少し緩和しても、構わないという判断をしたのだと思います。

センター生田に加え、「緩和」のもう一つの例が星野みなみで、握手会成績は内緒だけど(笑)、図抜けたタレント性から、今や「乃木どこ?」に欠かせない存在となっていて、番組を面白くするためにも、選抜入りして欲しいということだと思います。

「乃木どこ?」のスタッフが、強く要望したようにも思えるんですが、どうなんでしょう(笑)。


また、高山一実もバラエティに絶対必要なメンバーで、本人は毎回、選抜入りに自信がなさそうに見えますが、まあ落とさないでしょう。

これだけ美人で、これだけスタイルが良くて、ここまでお笑いを追求するタレントって珍しいし(笑)、現に面白いのだから、そりゃ入れますよ、選抜に。

さらに、星野みなみと高山一実は、ダンスが上手いので、パフォーマンスを重視するとなると、必須のメンバーになって、さらに落とせません。

ただ、(表1)の順位表を見ると、高山一実と堀未央奈の3列目は、握手会主義的には妥当な配置で、選抜入りは当然ということになります。

結局、握手会主義から外れるのは、選抜に初めて入る斎藤ちはると、生田絵梨花のセンター、生駒里奈の2列目、そして星野みなみの3列目ということになります。

5枚目までのフロントである生田、生駒、星野がセンターラインに並んでいることが、10th選抜のパフォーマンス志向という雰囲気を盛り上げていますが、この三人と斎藤さん以外は、ほぼ厳密に握手会主義に従って並べられていて、基本方針は変わっていないことが分かります。


10枚目のパフォーマンス志向は覚悟の足りない運営「パフォーマンス」

10th選抜のセンターに生田絵梨花を選んだことには、パフォーマンス志向を感じるけど、結局、全体の構成を見てみると、ほとんどのメンバーを握手会人気の順に並べて、その隙間を縫うように、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみといった突出してダンスの上手いメンバーを入れているだけで、根本からパフォーマンス選抜を設計しようという発想がありません。

例えば、生田絵梨花を白石麻衣と西野七瀬の間に入れて、どんな「物語」が始まるんでしょう?

生田、生駒、星野のように年齢を揃えるなど、お互いの関係性を想起させやすいメンバー構成にする工夫が必要で、握手会人気トップ二人の間に、歌とダンスが上手いセンターを置いたというだけでは、登場人物はいるけど物語がない、メンバーはいてもチームがない、そういう状態になって、楽曲イメージが湧かないし、ダンスの和音的ハーモニーも生まれないでしょう。

生田絵梨花をセンターに起用するなら、フロントを全部入れ替えて、いくちゃんを巡る「物語」を作るべきです。

並びを見ただけで、自然と「物語」が始まるようなトップ3にしないと、センター交代の意味が薄まり、生田絵梨花の魅力を十分に引き出せません。


さらに、パフォーマンスを重視するのならば、伊藤万理華、川村真洋、中元日芽香を抜擢しないなんて考えられないし、背の低い星野みなみが3列目というのも話になりません。

もちろん、こういった抜擢をするには、握手会人気上位のメンバー何人かに、アンダーに行ってもらう必要があります。

歌やダンスのレベルは、メンバーによって厳然とした差があるので、かりに2チーム制にしたとしても、前に出られないメンバーやアンダーとなってしまうメンバーが出てくるのは致し方ないことです。

ダンスが上手くなくて、パフォーマンスでなかなか活躍出来なくても、岡田准一のように、自分がやりたいと思っている分野の仕事をコンスタントにこなせるのなら、乃木坂メンバーを続けていくモチベーションは、それほど下がらないでしょう。

歌唱力のある人が歌をうたい、ダンスが上手い人が踊り、演技に長けた人が芝居をやり、トークがこなせる人はバラエティに出る。

それぞれの得意分野で役割を分担しながら活動すれば、みんなで坂を上っていけるんじゃないでしょうか。

今回の選抜選考で問題なのは、パフォーマンスを意識している部分があるのに、それが中途半端で、依然として、握手会主義に囚われて、大胆な改革に踏み切れていないことです。


説得力のある「序列」が「役割」を生み、強いチームを作る

優れたエンターテイメントのためには、歌やダンスの序列はむしろ必要で、全員が平等にパフォーマンスというわけにはいきません。

しかし、「序列」があっても、それぞれのメンバーに「役割」があれば、チームとして上手く機能すると思います。

今の乃木坂に停滞感が付きまとうのは、序列だけがあって、役割がないからじゃないでしょうか。

握手会でCDを誰よりもたくさん売ることを夢見て乃木坂に入ったメンバーはいないので(笑)、握手会人気による序列は、歌やダンスによる序列のような説得力を持たず、メンバーを納得させる力が弱いのだと思います。

つまり、美しい歌声や魅力的なダンスを見せられると、「凄い!」と感心して、そのメンバーが自分より前列に抜擢されても、「自分も頑張ろう」と思えるけど、握手会で大人気だから抜擢されたとなると、「なんで?」という気持ちがどうしても出てくる。

10公演のライブを成功させた後のアンダーメンバーのブログが、充実感に溢れていたように、彼女たちは、エンターテイメントに大きな喜びと価値を感じる人々で、だからこそアイドルになろうと乃木坂に入ったわけです。

そのため、握手会主義に基づく選抜は、常に多くの不満を生み、メンバーがそれを受け入れて、その中で、自分独自の役割を見出そうという意欲を削いでしまう気がします。


握手会主義を本気で止めないと、スポンサーだけでなく、乃木坂の真の宝である、優秀なメンバーも失ってしまう可能性があります。

10枚目シングルでは、アンダーを選抜と同等の乃木坂第二チームと宣言して、収録楽曲をもっと多く担当させるような措置を講じないと、卒業ラッシュが起こりかねません。

歌とダンスを中心にして有効に機能するチームを作り、その中で各メンバーが腰を据えて、自分の役割を追求する。

涙を流す若月ではなく、後列からでもチーム全体を明るく照らす、そんな充実して輝く若月が見たい。

例えば、V6のステージみたいに、後ろで大河ドラマの人気主役が踊っていたら、すごいじゃないか(笑)。

運営は勇気を持って、大胆な改革に踏み込んで欲しいですね。


最後に、生田絵梨花の歩みを振り返る意味も込めて、過去のすべての選抜構成を表にしておきました。

これを眺めていると、秋元真夏のように、確かに言いたくなります。

お帰り、いくちゃん!

センター発表の直後は放心してたけど(笑)

(表4) 乃木坂46の歴代選抜のメンバー構成

#「*」は福神メンバー
# メンバー名は、前から見て左からの順に並べている

1st選抜 [3-4-9(16), 7福神]「ぐるぐるカーテン」
(3列目) 川村真洋、能條愛未、西野七瀬、齋藤飛鳥、斉藤優里、桜井玲香、井上小百合、中田花奈、市來玲奈
(2列目) 橋本奈々未*、松村沙友理*、白石麻衣*、高山一実*
(1列目) 生田絵梨花*、生駒里奈*(c)、星野みなみ*

2nd選抜 [3-4-9(16), 7福神]「おいでシャンプー」
(3列目) 岩瀬祐美子、市來玲奈、斉藤優里、生田絵梨花、井上小百合、星野みなみ、西野七瀬、畠中清羅、宮澤成良
(2列目) 橋本奈々未*、松村沙友理*、白石麻衣*、高山一実*
(1列目) 桜井玲香*、生駒里奈*(c)、中田花奈*

3rd選抜 [4-6-6(16), 7福神]「走れ!Bicycle」
(3列目) 斉藤優里、若月佑美、井上小百合、市來玲奈、伊藤万理華、深川麻衣
(2列目) 中田花奈、橋本奈々未*、白石麻衣*、松村沙友理*、西野七瀬*、高山一実
(1列目) 生田絵梨花*、生駒里奈*(c)、星野みなみ*、桜井玲香

4th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「制服のマネキン」
(3列目) 能條愛未、齋藤飛鳥、若月佑美、井上小百合、深川麻衣、市來玲奈、西野七瀬、高山一実
(2列目) 桜井玲香*、橋本奈々未*、白石麻衣*、松村沙友理*、秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花*、生駒里奈*(c)、星野みなみ*

5th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「君の名は希望」
(3列目) 伊藤寧々、中田花奈、井上小百合、西野七瀬、若月佑美、深川麻衣、永島聖羅、高山一実
(2列目) 桜井玲香*、橋本奈々未*、白石麻衣*、松村沙友理*、秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花*、生駒里奈*(c)、星野みなみ*

6th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「ガールズルール」
(3列目) 伊藤万理華、井上小百合、中田花奈、若月佑美、星野みなみ、秋元真夏、深川麻衣、斉藤優里
(2列目) 桜井玲香*、生田絵梨花*、生駒里奈*、西野七瀬*、高山一実*
(1列目) 松村沙友理*、白石麻衣*(c)、橋本奈々未*

7th選抜 [5-4-8(17), 8福神]「バレッタ」
(3列目) 伊藤万理華、衛藤美彩、齋藤飛鳥、秋元真夏、深川麻衣、中元日芽香、川後陽菜、高山一実
(2列目) 桜井玲香*、生田絵梨花*、生駒里奈*、若月佑美*
(1列目) 西野七瀬*、白石麻衣*、堀未央奈(c)、橋本奈々未*、松村沙友理*

8th選抜 [5-5-6(16), 5福神]「気づいたら片想い」
(3列目) 川村真洋、北野日奈子、樋口日奈、秋元真夏、和田まあや、高山一実
(2列目) 桜井玲香、若月佑美、生田絵梨花、松村沙友理、深川麻衣
(1列目) 堀未央奈*、白石麻衣*、西野七瀬*(c)、橋本奈々未*、生駒里奈*

9th選抜 [5-5-7(17), 10福神]「夏のFree&Easy」
(3列目) 衛藤美彩、井上小百合、斉藤優里、星野みなみ、大和里菜、堀未央奈、高山一実
(2列目) 若月佑美*、秋元真夏*、桜井玲香*、深川麻衣*、生駒里奈*
(1列目) 松井玲奈*、白石麻衣*、西野七瀬*(c)、橋本奈々未*、松村沙友理*

10th選抜 [5-5-6(16), 10福神]「タイトル未定」
(3列目) 衛藤美彩、若月佑美、堀未央奈、星野みなみ、高山一実、斎藤ちはる
(2列目) 松村沙友理*、秋元真夏*、生駒里奈*、桜井玲香*、深川麻衣*
(1列目) 松井玲奈*、白石麻衣*、生田絵梨花*(c)、西野七瀬*、橋本奈々未*


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(速報) 乃木坂10th選抜、センターは生田絵梨花、中心軸に「生生堀星」、昇格は斎藤ちはるのみ [04Aug14]

2014-08-04 01:45:00 | 芸能
10枚目シングルを担当する選抜メンバーが、先ほど、テレビ東京「乃木坂って、どこ?」で、以下のように発表されました。

フォーメーションは「5-5-6」の総勢16人、センターはなんと生田絵梨花でした。

10th選抜
(3列目) 衛藤美彩(3)、若月佑美(8)、堀未央奈(4)、星野みなみ(8)、高山一実(10)、斎藤ちはる(1)
(2列目) 松村沙友理(10)、秋元真夏(7)、生駒里奈(10)、桜井玲香(10)、深川麻衣(8)
(1列目) 松井玲奈(2)、白石麻衣(10)、生田絵梨花*(9)、西野七瀬(10)、橋本奈々未(10)

9th選抜
(3列目) 衛藤美彩、井上小百合、斉藤優里、星野みなみ、大和里菜、堀未央奈高山一実
(2列目) 若月佑美秋元真夏桜井玲香深川麻衣生駒里奈
(1列目) 松井玲奈白石麻衣西野七瀬*、橋本奈々未松村沙友理

# メンバー名後ろの(数字)は、10thを含めたこれまでの選抜入り回数
# 「*」はセンター
# 客席側から見た左右でメンバー名を並べている
# 10th選抜は、1列目青2列目緑3列目オレンジで色分けし、9th選抜では、その色のメンバーがどこにいたのかを示している


大学進学を決める大事な時期にある生田絵梨花が、まさかセンターに抜擢されるとは思いませんでした。

おそらく、シングル制作は夏休み中で、新曲キャンペーンが本格化するのは9月中旬から10月上旬ですが、10月初めに行われる主演舞台「虹のプレリュード」の稽古と進学準備を両立させるだけでも大変なのに、センターという大きな仕事まで任されて、大丈夫なんでしょうか。

歌とダンスの力量から考えて、生田絵梨花のセンターは極めて妥当だと思うけど、彼女が一番忙しい時期に抜擢したことに対して、運営の姿勢に疑問を感じます。


一方、生駒里奈は2列目真ん中、堀未央奈と星野みなみは3列目真ん中に配置され、10th選抜のセンターラインが「生生堀星」となっています。

年長メンバー中心の選抜をそろそろ脱却して、若いメンバーを軸にしようとする意図があるのかもしれません。

しかし、アンダーから選抜へ上がったのは、斎藤ちはる一人だけで、堀未央奈以外の二期生抜擢もありませんでした。

「生生堀星」の中心軸は一見目新しい感じがするけど、10th選抜全体を見ると、9th選抜とほとんど変わっておらず、一種の停滞感は否めません。

これほど選抜とアンダーの行き来が少ないとなると、運営はアンダーを、選抜から独立した、別チームと考え始めているんでしょうか。


次に最新の売り上げ順位表を使って、10th選抜メンバーの個別握手会成績を示しておきます。

(表) 9枚目「夏のFree&Easy」個別握手会第12次応募終了時点での推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] (完売部数/担当部数) メンバー名

# 表を見易くするため、順位、完売部数、担当部数の数字が1桁の場合は2桁目にゼロを入れている
# 同じ順位内での名前の記載順番に意味はない
# メンバー名に「*」が付いているのは二期生で、「*」のみは研究生、「*^」は正規メンバーであることを示す
# 10th選抜メンバーは、1列目青2列目緑3列目オレンジで示している

[01] (30/30) 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 秋元真夏 深川麻衣 桜井玲香 松村沙友理
[08] (28/30) 衛藤美彩
[09] (25/30) 若月佑美
[10] (04/29) 生駒里奈
[11] (03/30) 堀未央奈*^
[12] (02/30) 高山一実
[13] (01/28) 中田花奈
[14] (02/21) 永島聖羅
[15] (01/24) 斉藤優里
[16] (00/26) 井上小百合 齋藤飛鳥
[18] (01/21) 北野日奈子*^
[19] (00/22) 伊藤万理華 中元日芽香
[21] (00/20) 星野みなみ
[22] (00/16) 伊藤寧々 川後陽菜
[24] (00/15) 畠中清羅 新内眞衣*^
[26] (05/05) 松井玲奈
[27] (00/13) 能條愛未
[28] (00/12) 樋口日奈 和田まあや
[30] (00/10) 川村真洋 大和里菜 寺田蘭世* 鈴木絢音* 佐々木琴子* 伊藤純奈* 伊藤かりん* 米徳京花* 山崎怜奈*
[39] (00/09) 渡辺みり愛
[40] (00/06) 斎藤ちはる
[41] (00/04) 矢田里沙子* 相楽伊織*
[参加せず] 生田絵梨花


以上、10th選抜の内容を速報的にお伝えしました。


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HKT48、フェアリーズ、E-girls、紅白と時代を巡るレースの中、伊藤万理華は乃木坂最大の切り札 [03Aug14]

2014-08-03 20:00:00 | 芸能
HKT48が4枚目シングルを9月24日(水)に発売するようです。

以下のように、これまで半年ごとに新曲を出してきたので、9月のリリースは順当なスケジュールと言えます。

1枚目:2013/03/20「スキ!スキ!スキップ!」
2枚目:2013/09/04「メロンジュース」
3枚目:2014/03/12「桜、みんなで食べた」

時期的に見て、HKT48もNHK紅白歌合戦の出場歌手選考レースを意識した曲になると思います。

前回記事の最後に載せたように、AKB48グループの中で、HKT48は有線リクエストの成績が抜群に良い。

また、過去3作すべてオリコン初週1位を獲得し、初動が25万枚以上、累計は30万枚ほどに達して、申し分のないCD売り上げとなっています。

4枚目でも同じレベルの成績を残せれば、紅白出場の可能性は十分あるんじゃないでしょうか。

とくに、福岡と強いつながりのあるアイドルで、NHKはそういう地域色が大好物なので(笑)、紅白のAKB48系出場枠が増えなかった場合、まあ事務所同士で調整はするだろうけど、HKT48は乃木坂46の強力なライバルになるかもしれません。


E-girlsは、昨年の10月2日(水)に発売した「ごめんなさいのKissing You」のヒットを足掛かりに、紅白選考レースで二番手三番手と思われていた形勢を一気に逆転、年末、初出場を果たしました。

乃木坂の10枚目は、HKT48の4枚目発売の後、おそらく10月8日(水)か15日(水)になると思いますが、その出来不出来は、出場レースの行方にかなりの影響を与える可能性があるので、しっかり作り込んで、しっかりキャンペーンをして欲しい。

9枚目「夏のFree&Easy」は、初動で40万枚以上CDを売り、「MUSIC STATION」に乃木坂46が出演して、スタジオライブで表題曲を披露したのに、有線ランキングが、発売3週目になっても150位以内に現れず、「完全圏外」が濃厚になっています。

そもそも有線の「完全圏外」は、デビュー当時ならともかく、最近のAKB48グループでは、本体も「支店」も、一度も起こったことがなく、そんな異常事態が「バレッタ」に続いて、二度目となってしまうと、紅白選考でも、乃木坂への評価が大幅に下がる危険があるので、それを打ち消すためにも、10枚目は極めて重要なシングルになります。

ということで、10枚目は楽曲とプロモーションの両面で、最高レベルの出来を期待しています。

再掲になりますが、HKT48の有線ランキング成績を載せておきます。

(表) 2014年8月1日付(対象期間:07/19~07/25)の有線ランキング発表時点におけるHKT48の歴代シングルのランクイン成績

凡例
シングルNo. 有線ランクイン回数 [最高順位] 曲名 (発売日)

1枚目 15回 [19位] スキ!スキ!スキップ! (2013/03/20)
2枚目 17回 [12位] メロンジュース (2013/09/04)
3枚目 12回 [10位] 桜、みんなで食べた (2014/03/12)



ところで、昨日、TBSで「音楽の日」があり、夕方頃にテレビを点けたら、たまたまHKT48が「メロンジュース」を歌っていたので、ボーっと見ていました(笑)。

さらにうつらうつら見ていると、フェアリーズが「BLING BLING MY LOVE」という曲を始めたのですが、一遍に目が覚めました。

べらぼうに上手いです、歌とダンスが。

歌は、ほとんどのパートを1人がソロで歌っていて、激しいダンスをしながらにも関わらず、音程が乱れず、声もしっかり出ていて、抜群の歌唱力です。

さらに、素人ではとても踊れない高度な振り付けを、一人一人がキレのあるダンスに仕上げていて、全体としてのバランスも良くとれている。

素質のあるメンバーを集めて、相当な練習を積み上げてきたことが、よく分かります。


曲が終わったあと、MCの中居正広が思わず「素晴らしい!」と発言していましたが、まったくその通りで、私も画面に目が釘付けになってしまいました。

生で歌いながら、これほどシャープなダンスを披露出来るのは、現在の女性アイドルグループではモーニング娘。くらいで、とくにボーカルの女の子は、名前が分からず申し訳ないんですが、鞘師里保に匹敵するレベルの素質と技量を持っていると感じました。

いやいや、BABYMETALの中元すず香といい、最近の女性アイドル界は、才能の宝庫ですね。

ちなみに、「BLING BLING MY LOVE」はフェアリーズが9月3日(水)に発売する9枚目シングルの表題曲のようです。

フェアリーズも、当然、紅白出場を視野に置きながら、9枚目の新曲キャンペーンを展開していくのでしょう。


フェアリーズの興奮が冷めやらぬ中、次に、E-girls系のFlowerが「熱帯魚の涙」を歌い始め、これがまた上手い(笑)。

Flowerは、E-girlsと同じく、2、3人が歌をうたい、残りのメンバーが踊りを担当する、分業体制をとっているようですが、確かな歌唱力で、しっとりとした歌詞の情感がよく伝わってきます。

ダンスは、バラード系なので、それほど激しい動きはないけど、止めるところはしっかりと止め、動くところはしっかり動いて、E-girlsらしいキレとパワーのある踊りになっていました。

とにかく、歌もダンスも、もの凄く練習しているんだと思います。

メンバーの何人かは、水泳でもやってる?と思うくらい(笑)、肩の筋肉があって、日常的に厳しい練習を行っていることが分かります。

正直、E-girlsは、どんどん上手くなっている印象があって、もうアイドルというより、本格的なダンスグループになりつつあります。

もちろん、E-girlsは、二度目の紅白を狙っている筈で、間違いなく、超強力なライバルですね(笑)。

「熱帯魚の涙」は、6月11日(水)に発売されたFlowerの4枚目シングル表題曲だそうです。


フェアリーズとFlowerのハイレベルなパフォーマンスを見ていると、口パクや「かぶせ」で歌うことが多く、ダンスも、個人、全体ともに、緩さの目立つAKB48Gや乃木坂46が、何か時代に取り残されていくんじゃないかと、不安になってきます。

乃木坂46が、モー娘。、フェアリーズ、E-girlsのような、隙のない歌とダンスで、スキル勝負を仕掛けるスタイルを目指す必要はないと思うけど、それでも、乃木坂独自の魅力的なスタイルを持っていなければ、フェスなどで同じステージに上がったとき、観客に何もアピール出来ないまま終わってしまいかねません。

パフォーマンスにおいて、乃木坂の独自色をどのように出すかは、色んな考え方がありますが、まず第一に、ダンスが上手くて、優れた表現力を持ったメンバーをセンターにしなければ、素晴らしいコンセプトがあっても、絵に描いた餅になってしまいます。


乃木坂は「3年目の危機」を乗り切れるか、「ダンス五福神」からパフォーマンス力アップを考える [14Jul14]』の記事において、そういった表現力を期待出来るセンター候補として、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみ、伊藤万理華、川村真洋の5人を挙げました。

そして、今、新しい乃木坂パフォーマンスを作るのであれば、一番適任なのは、伊藤万理華だと思います。

残りの4人も、それぞれ素晴らしい表現力とオーラを持っていますが、「ここにいる理由」「生まれたままで」のような大人っぽいイメージから、「ガールズルール」「バレッタ」の可愛い系まで、幅広く対応して、自分の踊りを披露出来るのは、現在、まりっかしかいないでしょう。

8枚目、9枚目と続けて行われたアンダーライブは、大変に好評でしたが、成功を支えたのは、やはりセンターである伊藤万理華の、幅と奥行きの両方を備えた表現力だったんじゃないでしょうか。

実際、ネットを見ていると、公演を重ねるごとに、まりっかのパフォーマンスへの評価が高まっていくのが分かりました。

この人は、何か、とてつもない魅力を秘めているのだと思います。


フェアリーズやE-girlsが、鍛え抜いた精度の高い集団パフォーマンスを見せてきたとき、乃木坂がそれに対抗するとすれば、伊藤万理華のアーティスチックな感性と表情を含めた豊かな表現力をベースに、それぞれのメンバーの個性をそこに載せ、カラフルで柔らかい光をキラキラ放つ、カレードスコープ、つまり万華鏡のようなパフォーマンスが良いんじゃないでしょうか。

乃木坂の良さは、さまざまな個性や才能を持つメンバーが集まっていることです。

歌やダンスをしっかり練習することは必須ですが、統一感のあるパフォーマンスを目指すあまり、乃木坂の多様性を削ってしまっては勿体ないし、その発想では、E-girlsにとても勝てそうにないので(笑)、個性の緩やかな連合という方向性が乃木坂に合っていると思います。

そして、そんな多様性を上手くまとめられるのは、幅広い表現力と奥行きのある感性を持っている伊藤万理華しかいない。

10th選抜の構成は、今夜発表されるので、今さら、願望を書いてもどうしようもないですが、乃木坂は、11枚目、12枚目と、さらに先に進んでいき、フェアリーズやE-girlsは、さらにパフォーマンスを向上させていくでしょう。

そして、パフォーマンスレベルの巨大な差を見せつけられる場面が、これから頻発する筈で、かりに10枚目のセンターが伊藤万理華でなくとも、乃木坂独自のパフォーマンスを作り上げることを迫られると思います。


TBS「音楽の日」を見て、アイドル界がパフォーマンスの大競争時代に入りつつあることを痛感しました。

BABYMETALの海外での大活躍からも、アイドルが可愛いだけで良かった時代は、終わりつつあるのだと思います。

今後、握手会商法をどうするかは別の問題としてあるけど、とにもかくにも、魅力的な独自のパフォーマンススタイルを確立しなければ、乃木坂が時代に取り残され、人気の長期低落時代に入ってしまう危険があります。

運営には、出来るだけ、早く、意識を変えて欲しいですね、出来れば、10枚目から(笑)。


ところで、昨夜のNHK-BSプレミアム「乃木坂46SHOW!」で披露された、「夏のFree&Easy」と「ガールズルール」のダンスは、個々のキレが弱く、全体もバラバラに見えて、ちょっと物足りなさを感じました。

「夏のFree&Easy」において、いつもは完璧に仕上げてくる生駒里奈が、前に出てくる場面で、自分の立ち位置を横目でチラリと確認するシーンがあったりして、やはりリハーサルが足りなかったのだと思います。

番組収録がいつ行われたのか分かりませんが、9枚目はスケジュールが極めてタイトで、しかも、松井玲奈が参加出来る時間が限られているので、全体練習が十分出来なかったんじゃないでしょうか。

「兼任」というのは、パフォーマンスレベルをあからさまに下げる危険があるので、本当に止めて欲しいですね。


一方、アンダーメンバーによる「ここにいる理由」のダンスは、個々のメンバーの動きも、全体のまとまりも、とても良かったです。

アンダーライブで鍛えているためか、まりっかがセンターだからか、とにかく、選抜が披露した二曲より、しっかり練習を積んでいて、安心して見てられました。

選抜メンバーが忙しくてダンスの練習が出来ないのに対して、アンダーは定期ライブでスキルを磨き続けたら、そのうち、冗談ではなく、本当に「メディアの選抜、ライブのアンダー」になってしまいます。

でも、出来れば「メディア&ライブの乃木坂」であって欲しいですよね(笑)。

運営は、マジで「兼任」を解消して、アンダーだけでなく、選抜もパフォーマンス重視に舵を切った方が良いと思う。


「乃木坂46SHOW!」の選抜二曲にショックを受けたのですが、すぐ後、再び「音楽の日」で、乃木坂が「夏のFree&Easy」を踊るのを見て、少し安心しました。

フルバージョンではなかったけど、ダンスにキレが戻っていました。

「真夏の全国ツアー」に向けた練習が始まっていて、その分、体が動くのかもしれません。

結局、誰がセンターになっても、個人として、チームとして、日常的に練習をしていかなければ、パフォーマンスのレベルは向上しないし、練習を止めてしまうと、すぐに動きが鈍ってしまうことに変わりはないということです。

ところで、「夏のFree&Easy」をパフォーマンスする際の衣装は、MVで着ていた紺色系のワンピースではなく、「音楽の日」ステージのように、白い9枚目制服の方が夏らしくて、似合っている気がするんですが、どんなもんでしょう(笑)。


個別握手会の後でしたが、「音楽の日」に出演したメンバーのみなさん、お疲れ様でした。



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9枚目「夏のFree&Easy」有線ランキングに完全圏外のおそれ、崩壊しつつある大規模握手会商法 [01Aug14]

2014-08-01 19:30:00 | 芸能
今日、8月1日付の有線ランキングが発表され、「邦楽リクエストランキング」で9枚目表題曲「夏のFree&Easy」は、150位以内にランクインしていないことが判明しました。

ランキングの対象期間は、7月19日(土)から7月25日(金)で、「夏のFree&Easy」発売の3週目に相当します。

乃木坂46がこれまで出したシングル表題曲は、一度もランクインしなかった7枚目「バレッタ」以外、すべて発売2週目までには、有線ランキングに登場しています。

また、明後日8月3日(日)深夜、10th選抜の発表が行われ、ファンの関心が次シングルへ移り始めることもあって、「夏のFree&Easy」は「バレッタ」に続いて「完全圏外」となる可能性が高くなってきました。

以下の表は、歴代シングル表題曲の有線ランキング成績です。

(表) 2014年8月1日付(対象期間:07/19~07/25)の有線ランキング発表時点における歴代シングルのランクイン成績

凡例
シングルNo. 有線ランクイン回数 {初登場が発売何週目だったか} [最高順位] 曲名 (発売日)

# {+1週目}は発売1週目、{-1週目}は発売1週前に、初ランクインしたことを表している
# 「17回*(68位)」は今回もランクインしていて、その順位が68位であるという意味

乃木坂46

1枚目 7回 {+1週目} [54位] ぐるぐるカーテン (2012/02/22)
2枚目 8回 {-2週目} [44位] おいでシャンプー (2012/05/02)
3枚目 7回 {+2週目} [69位] 走れ!Bicycle (2012/08/22)
4枚目 7回 {+1週目} [66位] 制服のマネキン (2012/12/19)
5枚目 3回 {+2週目} [112位] 君の名は希望 (2013/03/13)
6枚目 4回 {+1週目} [96位] ガールズルール (2013/07/03)
7枚目 0回 {-----} [圏外] バレッタ (2013/11/27)
8枚目 17回*(68位) {-1週目} [8位] 気づいたら片想い (2014/04/02)
9枚目 0回 {-----} [圏外] 夏のFree&Easy (2014/07/09)


強力な量的プロモーションは続けられない

一目瞭然ですが、8枚目表題曲「気づいたら片想い」は、歴代シングル表題曲の中で、圧倒的な成績を残しています。

とくに、一つ前の7枚目表題曲「バレッタ」が完全圏外、次の9枚目表題曲「夏のFree&Easy」も完全圏外が濃厚で、8枚目は桁違いに突出した数字です。

しかし、完全圏外から17回以上ランクイン最高8位へのジャンプアップとなると、通常は、大ヒットドラマの主題歌に選ばれたとか、夜7時のテレビニュースで取り上げられるような出来事が乃木坂に起こったとか、余程のことがないと難しい筈ですが、そういうことはなかった。

また、楽曲やグループへの関心が高まって最高8位となったのであれば、3ヶ月後に出した次のシングル表題曲が150位以内にランクインしないなんてあり得ません。


となると、8枚目の好成績は、強力な量的プロモーションによって実現したと見るのが、妥当ということになります。

実際、「気づいたら片想い」は、4月9日(水)から4月21日(月)まで発売記念キャンペーンをミニストップと行っていて、コンビニやスーパーなどで、曲がよく流れていました。

加えて、橋本環奈がMCに抜擢された通信カラオケ「DAM CHANNEL」の4月ゲストに乃木坂が抜擢されたり、4月11日(金)のテレビ朝日「MUSIC STATION」に初登場して「気づいたら片想い」をパフォーマンスするなど、様々な新曲キャンペーンが行われました。

こういったプロモーションが功を奏して、8枚目表題曲を有線リクエストで最高8位にまで押し上げたわけです。


お金を掛けて、グループと新曲を宣伝して、有線ランキングを上げるのは、大いに支持できることです。

握手会によって何十万枚というCDを売っても、その枚数に比例した回数、世の中に曲が流れるわけじゃないけど、有線リクエストの場合は、どんな手段であろうがランキングを上げれば、その分だけ街や店に曲が流れて、より多くの人がそれ聴くことになるので、大きな宣伝効果が期待できます。

しかし、そういったキャンペーンは1回で終わらせないで、次のシングル、さらに次のシングルと続け、同時に、楽曲の質も充実させていかなければ、いつまで経ってもヒットには辿り着きません。


8枚目「気づいたら片想い」の大掛かりで徹底したプロモーションは評価出来るけど、問題なのは、運営に、それを何シングルにも渡って続けていく覚悟がなく、その上、楽曲の質にこだわる姿勢が見えないことです。

新曲の宣伝広告費に、毎回毎回、それほど多くのお金を投入出来ないのであれば、本当のヒットを飛ばすには楽曲的に何が必要か、本気になって考えなければいけない。

一つヒットが出れば、次の曲が、人気ドラマの主題歌に採用されたり、大手企業の商品CMに使われる可能性が高くなり、それがそのまま新曲キャンペーンとなるので、運営が出すべき宣伝費を下げていくことが出来ます。


ところが、乃木坂の運営は、表題曲を担当する選抜メンバーを決める際、歌やダンスの能力とは関係なく、握手会人気の順番にメンバーを並べるだけで、チームとしての表現力をアップしようという意欲が感じられません。

せめて、メンバーの個性やお互い同士の人間関係を反映させるような配置にすれば、選抜に「乃木坂物語」が見えてくることもあるけど、フロントは30部全完売メンバー、2列目は30部ほぼ全完売メンバーといった風に、機械的に握手会成績を当てはめて、身長差すら考慮されていない。

しかも、9枚目シングルを制作する期間のど真ん中に「16人のプリンシパル trois」を入れるなど、時間を十分に確保して、質の高い楽曲やMVを作ろうという気持ちが微塵も見えません。

その結果、9枚目初回限定盤に収録されたMVは、4本中2本にダンスシーンがなく、「ミュージックビデオ」としての意義を問われる状態にまで陥っています。

(参考記事) 9枚目シングルは乃木坂史上初の「前倒し」発売、過酷な制作スケジュールとなる可能性 [06May14]


ヒットするかどうかは、時の運ですが、歌とダンスの上手いメンバーを揃え、優れた楽曲と質の高いMVを、お金と時間を掛けて丁寧に作るという努力をしなければ、ヒットしないのは当たり前です。

楽曲面での準備が十分でなければ、大掛かりな新曲キャンペーンを打っても、その効果は、せいぜい投入した費用分しか得られないだろうし、乃木坂というグループの人気を引き上げ、その後のシングルへの関心を高める効果は、ほとんど期待出来ません。

完全圏外、最高8位、完全圏外濃厚、という有線ランキングの流れを見ていると、乃木坂の運営が、間違ったお金の使い方をしているのではと、心配になってきます。


本当に握手会は利益を上げているのか?

乃木坂は握手会によるCDの売り上げで稼いでいるから、選抜選考で握手会人気が考慮されるのは当たり前という意見があります。

しかし、乃木坂の握手会は、本当に利益が出ているんでしょうか?

確かに、10人以下のグループが、小さな会場で小規模な握手会をするのであれば、場所を借りる費用や、動員するスタッフの人数を少なく出来るので、ファンが来てくれれば、利益が出るかもしれません。

ところが、乃木坂の握手会は、大きな会場を借りて、何十レーンも設置し、様々なスタッフが多人数参加するので、開催費用は相当な額の筈です。

さらに地方で行う場合は、メンバーと同行スタッフの往復交通費や宿泊費が追加されます。


いやいや、それでも1枚千円のCDを40万枚近く売るのだから、十分、経費はまかなえると思いたくなるけど、CDの価格には、様々な費用が含まれています。

まず、CDそのものを制作する費用、つまりCDを用意して曲を焼き付け、ジャケット、歌詞カード、握手会参加券を入れ、全体を封入する費用があります。

また、収録楽曲には色々な著作権が入っていて、作詞者、作曲者、編曲者を始め、多くの人や機関へ自動的にお金が流れていきます。

そして、レコード会社の取り分があり、現実には、おそらく、その中から握手会の費用を捻出していて、主催者が手にする額は、総売上よりずっと少ないと思います。

もし、CDを握手券にするのではなく、握手チケットを販売すれば、CDを作る必要がなく、著作権もなく、レコード会社も通さないので、主催者に丸ごと売り上げが入ります。

さらに、人気のあるメンバーのチケットは高く、そうでないメンバーは安くするといった、価格調整が可能なので、握手会の収支はかなり好転すると思います。

ただ、そうなるとシングルの発売記念イベントではなくなるので、何かシビアな規制が掛かって来そうだし(笑)、レコード会社とつながりは必然弱くなるでしょう。


そもそもCDの値段は、音楽を聴くためのツールとして設定されていて、発生する利益の中に、握手会開催費は入っていない筈で、主催者が儲かる構造になっていないと思います。

1990年代のように、楽曲の魅力だけでCDが飛ぶように売れたら、大きな利益が出るけど、大規模握手会という「おまけ」を付けないと売れないのであれば、その開催費用が、本来の利益を食ってしまいます。

CD購入者に対する「おまけ」の無料イベントなので、費用は全部、主催者負担となっていて、まあ、どう考えても大きな利益が出る感じではなく、かりに収支が赤字だったとしても全然驚きません。

つまり、「おまけ」としては、ちょっと高額すぎるんじゃないかということです。


AKB48は、シングルの連続ミリオン記録が続いていて、36枚目「ラブラドール・レトリバー」は、総選挙投票券が入ったこともあり、累計で現在178万枚も売り上げています。

ところが、最近の週刊誌報道によると、AKB48の運営であるAKSは、多額の赤字を抱えていて、順風満帆の経営とはほど遠い状況のようです。

「放漫経営」が赤字の原因という指摘もありますが、むしろ、「放漫経営」を相殺出来ないほど、会社の収益構造が悪化し始めていると見た方がいいと思います。

178万枚はAKB48シングル歴代3位の莫大なCDセールスですが、それでも足りないとすれば、やはり大規模握手会が、利益が出にくく、非効率なシステムだからじゃないでしょうか。

握手会でバンバン利益が出るのであれば、連続ミリオンを続けているアイドルの事務所に、赤字云々という話が出るわけありません。

そして、AKB48襲撃事件による警備費の増加で、握手会の開催費用が跳ね上がり、今後、収支はさらに厳しくなるでしょう。


力を失ったオリコンの数字

AKB48グループや乃木坂46の運営が、今まで大規模握手会を続けてきたのは、CDセールスが大きな利益を生むからではなく、オリコンに載る売り上げ枚数の「凄さ」によって、グループにお金を出してくれるスポンサーを呼び込むためだと思います。

当然のことですが、アイドルグループが活動するためには、スポンサーが重要で、スポンサーが現れなくなると、活動が大きく制限されてしまいます。

自社の商品CMにメンバーや曲を起用する企業が現れると、CMの出演料だけでなく、グループのコンサートなどに協賛してくれて、大きなイベント打てる可能性が高くなる。

また、メンバーが出演するテレビ番組も、ギャラを払ってくれた上、グループをテレビで宣伝してくれるわけで、やはり重要なスポンサーと言えます。


AKB48Gは、オリコン初動を何十万枚、百何十万枚といった数字にすることで、自らの人気と勢いをアピールして、こういったスポンサーの獲得に成功してきました。

大規模握手会そのものは、利益が上がらなくとも、叩き出されるCDセールスの数字によって、スポンサーが現れるのであれば、続けていく意味はあります。

しかし、最近、握手会によってCDを売り上げる仕組みが徐々に知られるようになり、「握手会人気 = CDセールス not = 一般人気」という構図が明らかになってきました。

乃木坂もそうですが、握手会で数十万枚のCDを売り上げても、それを支えているのは、驚くほど少数の、驚くほど熱心なファンであって、数十万人が買ったわけではない。

メンバーに直接会えて、握手と話が出来るという魅力から、若い男性を中心とする少数のファンが、一人あたり多額のお金を出した結果、数十万枚のCDセールスが実現しているとなると、人気の一般層への広がりに疑問があるので、自社商品の宣伝をそのグループに託そうという企業は当然、少なくなってきます。


それでも、「Everyday、カチューシャ」や「フライングゲット」を出した2011年までは、AKB48は本当に一般人気が高かったので、CDセールスは今ほど大きくなかったけど、スポンサーが次々について、経営は順調に進んでいたのだと思います。

ところが、本格的なヒットが出なくなった2012年以降、2013年、2014年と時間が経つにつれ、一般人気と握手会人気の乖離がだんだん目立つようになって、スポンサーが徐々に少なくなった。

個別握手会の日数増加もあって、AKB48は依然としてミリオンを維持、「支店」も累計で30万枚から60万枚を売っていますが、それでもAKSの経営が云々という記事が出るのは、握手によって達成されたオリコンの数字を、多くの企業が人気のバロメーターと見なさなくなり、新たなスポンサーが出てこないからじゃないでしょうか。

最近、AKB48が連続ミリオン記録を伸ばしても、それを取り上げる記事を見かけなくなってきました。

100万枚以上CDを売り上げているのに、あまり話題にならないという点に、AKB48Gや乃木坂46が行っている大規模握手会に対する、一般社会の今の見方が表れていると思います。


握手会商法を放棄して、「制服のマネキン」を越えるヒットを

握手会によるCDセールスが一般社会からあまり評価されなくなっているのに、AKB48Gや乃木坂46が、それでも大規模握手会を続けようとする背景には、レコード会社のCD部門が、「CDによる音楽配信はまだオワコンではない」と主張するため、採算を度外視してでも、握手会を支えようする構図があるように思えます。

ネットによる音楽配信が加速すると、CD部門は、大リストラの憂き目に会ってしまうので、売り上げ枚数が伸びる方法があれば、それにしがみつきたくなるでしょう。

とくに乃木坂46は、幸か不幸か(笑)、所属事務所がレコード会社と言っていいようなアイドルなので、警備費が高騰して、収支がさらに厳しくなっても、握手会によって大きなCDセールスを出すというやり方は、なかなか変えないと思います。


しかし、乃木坂は現在、1シングル毎に10日間も土曜日曜祝日を潰して、握手会などの内向きな特典イベントを行っているため、一般社会へアピールする機会が減り、スポンサーを呼び込む力が落ちてしまっています。

例えば、握手会を止めて、5日間は全員で各地のテレビ局、ラジオ局、出版社を回って新曲の宣伝を行い、残り5日で10公演のライブを打てば、乃木坂が全国のメディアに登場する機会が格段に増え、さらに、歌とダンスを磨いて、パフォーマンスの力を上げることが出来ます。

メディアやライブを通して、出来るだけ外へ向かって発信しなければ、スポンサー企業もなかなか乃木坂に注目してくれないでしょう。

実際、テレビ東京「乃木坂って、どこ?」の提供スポンサーが、最近は、「ソニー損保」一色になり、途中のCMも、ソニーミュージック、forTune music、ソニー損保で、ほとんど埋め尽くされていて、乃木坂にスポンサーが付かない状況は、深刻さを増しています。

例えば、ホリプロの単独提供で、ホリプロのタレントが出演する番組は、見たことがないですが、今の「乃木どこ?」は、本来、テレビ局からお金を貰う側の所属事務所が、全面的にお金を払って、番組を維持し、タレントを出演させていることになります。

(参考記事) 「乃木坂って、どこ?」はいつまで続けられるか、「提供」企業の変遷から考える冠番組の現状 [24Jul14]


ソニーも決して懐に余裕があるわけじゃないので、こういう状態は、長くは続けられないでしょう。

そして、事態打開の鍵は、とにもかくにも、ヒットを飛ばすことです。

本当のヒット曲によって、一般層の関心を惹きつければ、スポンサーに名乗りを上げてくれる企業が現れて、状況を好転させることが出来ます。

これが、乃木坂が生き残る、唯一の道だと思います。


握手会での売り上げ順に選抜メンバーを並べることを、一刻も早く止めて、歌とダンスが魅力的なメンバーを前に出して、有機的に機能するパフォーマンス選抜を組む。

そして、アンダーライブのような定期ライブを打って、チームとしての表現力を、徹底的に鍛え上げることが重要です。

どんなに優れた選手を集めて、理に適ったオーダーを組んでも、チーム練習をしないと、野球も、サッカーも、団体競技は勝てませんから(笑)。

同時に、メンバーのイメージにマッチした楽曲を作り、個性と魅力を、歌とダンスで最大限に引き出すMVを撮る。

YouTubeで公開されている「制服のマネキン」MVの再生回数は、現在760万回を突破していますが、これを抜き去るMVを世に出すことを、最初の目標にするのがいいんじゃないでしょうか。


「制服のマネキン」MVは、素晴らしい出来で、私が乃木坂を好きになった切っ掛けも、このMVを見たことです。

しかし、1年半前に出した曲のMVが、再生回数で未だに断然のトップとなると、乃木坂のピークがそこだということになってしまう。

AKB48「ヘビーローテーション」のMVは、以前ニュースになったように、再生回数が1億回を突破していて、グループ歴代MV中の1位だと思いますが、この曲を越えるヒットを出せていないところに、AKB48の問題があると言ってもいい。

乃木坂は、「制服のマネキン」を越えるダンスナンバーを作り上げて、本当の上り坂がこれから始まることを、力強く宣言して欲しい。

その真の「右肩上がり」感こそが、スポンサーを呼び込む力となり、乃木坂の快進撃につながると思います。


乃木坂は、楽天が現在スポンサーとなっていて、「Japan Expo」への出演も、費用をサポートした可能性があります。

楽天としては、電子書籍端末である「Kobo」事業を展開していく上で、ソニーとの関係を深めたいという意図があるのかもしれませんが、理由はどうあれ、乃木坂が活動の幅を広げる助けになります。

また、携帯メーカーのHTCが、最新機種のCMに乃木坂を起用するのではないかという噂が流れていて、実現すれば、強力な新曲キャンペーンが実現します。

しかし、企業がCMに抜擢するかどうかを決める際、乃木坂がこれまで出してきた楽曲やMVは、重要な参考資料、あるいはカタログのような意味を持つので、どのシングルも十分作り込んでリリースすべきだし、中途半端なものを出すくらいなら、出さない方がマシだと思います。

結局、パフォーマンスするメンバー、音楽、ダンスで、これ以上出来ないと思うまでに仕上げた曲をコツコツと出して、ヒットを狙い続けることが、坂を上る最短距離じゃないでしょうか。


7月31日(水)に発売した15枚目シングル「不器用太陽」で、SKE48は、個別握手会の総日数を前作の7日から5日に減らして、今までとは方向性の違う動きを見せています。

また、個別分CDの発送を発売日である31日(水)から翌週の8月5日(火)までに設定。

オリコン第1週への算入は、3日(日)までなので、発売後の個別分発送は、個別日数の削減と同様、初動枚数を下げてしまう可能性があります。

SKE48の内情は分かりませんが、こういった措置が、オリコンの数字をひたすら上げる方針の放棄だとすれば、注目すべき動きだと思います。


もはやレコード会社のCD部門しか喜ばない大規模握手会を、多額の出費を重ねながら何日も行うのは、運営にとって割に合わない話であって、SKE48が個別握手会の日数を減らしたのは、経営的に理に適っていると思います。

一方、大規模握手会を止めるとなると、メンバー総数はもっと少ない方が良い筈で、今の卒業ラッシュも、そういう観点からすれば、「偶然」ではないのかもしれません。

ただ、未来を信じて芸能を志した少女たちを、「採用」して、これまで働かせた責任が運営にはある筈で、卒業が「リストラ」という意味を帯びてくるのであれば、また別の問題が出てきます。

AKB48Gや乃木坂46の今後を占うためにも、SKE48「不器用太陽」の初動がどの程度になるのか注目されます。



最後に資料として、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の最新有線ランキング成績を載せておきます。


(表) 2014年8月1日付(対象期間:07/19~07/25)の有線ランキング発表時点における歴代シングルのランクイン成績

凡例
シングルNo. 有線ランクイン回数 [最高順位] 曲名 (発売日)

# 「12回*(60位)」は今回もランクインしていて、その順位が60位であるという意味


AKB48

11枚目 1回 [149位] 10年桜 (2009/03/04)
14枚目 12回 [63位] RIVER (2009/10/21)
15枚目 9回 [46位] 桜の栞 (2010/02/17)
16枚目 16回 [11位] ポニーテールとシュシュ (2010/05/26)
17枚目 14回 [14位] ヘビーローテーション (2010/08/18)
18枚目 16回 [7位] Beginner (2010/10/27)
19枚目 7回 [16位] チャンスの順番 (2010/12/08)
20枚目 16回 [14位] 桜の木になろう(2011/02/16)
21枚目 14回 [1位] Everyday、カチューシャ (2011/05/25)
22枚目 12回 [1位] フライングゲット (2011/08/24)
23枚目 7回 [4位] 風は吹いている (2011/10/26)
24枚目 12回 [2位] 上からマリコ (2011/12/7)
25枚目 12回 [3位] GIVE ME FIVE! (2012/02/15)
26枚目 16回 [6位] 真夏のSound good! (2012/05/23)
27枚目 14回 [2位] ギンガムチェック (2012/08/29)
28枚目 11回 [3位] UZA (2012/10/31)
29枚目 13回 [4位] 永遠プレッシャー (2012/12/5)
30枚目 13回 [4位] So long! (2013/02/20)
31枚目 13回 [5位] さよならクロール (2013/05/22)
32枚目 37回 [2位] 恋するフォーチュンクッキー (2013/08/21)
33枚目 9回 [3位] ハート・エレキ (2013/10/30)
34枚目 10回 [43位] 鈴懸の木の道で(以下略) (2013/12/11)
35枚目 12回 [2位] 前しか向かねえ (2014/02/26)
36枚目 12回*(60位) [4位] ラブラドール・レトリバー (2014/05/21)


SKE48

1枚目 --回 [--位] 強き者よ (2009/08/05)
2枚目 1回 [145位] 青空片想い (2010/03/24)
3枚目 4回 [110位] ごめんね、SUMMER (2010/07/07)
4枚目 4回 [107位] 1!2!3!4!ヨロシク! (2010/11/17)
5枚目 4回 [55位] バンザイVenus (2011/03/09)
6枚目 11回 [36位] パレオはエメラルド (2011/07/27)
7枚目 7回 [31位] オキドキ (2011/11/09)
8枚目 8回 [25位] 片想いFinally (2012/01/25)
9枚目 8回 [20位] アイシテラブル! (2012/05/16)
10枚目 4回 [97位] キスだって左利き (2012/09/19)
11枚目 6回 [29位] チョコの奴隷 (2013/01/30)
12枚目 4回 [60位] 美しい稲妻 (2013/07/17)
13枚目 10回 [25位] 賛成カワイイ! (2013/11/20)
14枚目 7回 [45位] 未来とは? (2014/03/19)
15枚目 --回 [--位] 不器用太陽 (2014/07/30)


NMB48

1枚目 6回 [78位] 絶滅黒髪少女 (2011/07/20)
2枚目 -回 [--位] オーマイガー! (2011/10/19)
3枚目 6回 [56位] 純情U-19 (2012/02/08)
4枚目 4回 [83位] ナギイチ (2012/05/09)
5枚目 3回 [91位] ヴァージニティー (2012/08/08)
6枚目 8回 [60位] 北川謙二 (2012/11/07)
7枚目 4回 [118位] 僕らのユリイカ (2013/06/19)
8枚目 10回 [33位] カモネギックス (2013/10/02)
9枚目 4回 [119位] 高嶺の林檎 (2014/03/26)


HKT48

1枚目 15回 [19位] スキ!スキ!スキップ! (2013/03/20)
2枚目 17回 [12位] メロンジュース (2013/09/04)
3枚目 12回 [10位] 桜、みんなで食べた (2014/03/12)



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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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