乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
いよいよ締めくくりの晴れ舞台!!
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01月02日(土) [地デ] 静岡朝日テレビ『お正月!乃木坂しずおか帰省中!』に深川麻衣と若月佑美が出演。乃木坂公式サイトの関連記事
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
第66回NHK紅白歌合戦における「君の名は希望」のステージが、後、数時間に迫ってきました。
ここに至るまでに通らなければならなかった色んな出来事が頭に浮かんで、紅白が始まる前から、胸が熱くなってきます(笑)。
期待しているのは、メンバーが持てる力を存分に発揮したパフォーマンスですが、それに加えて、紅白特別仕様と言われるステージ衣装を観るのも、大いに楽しみです。
乃木坂の衣装デザイナーは本当に優秀で、最近は、ステージがファッションショーになってますから(笑)。
歌とダンスだけでなく、美しいメンバーのビジュアルと衣装によって、日本中の視聴者を魅了して欲しいですね。
さて、紅白のステージに関しては、また後日に感想を書くとして、今日は、「君の名は希望」とセンター生駒里奈の軌跡を振り返りながら、2015年を締めくくる最後の記事にしたいと思います。
乃木坂は、2011年の8月に4万人オーディションを経て結成され、2012年2月にCDデビューを果たします。
当時、人気の絶頂期にあったAKB48の知名度を、「公式ライバル」という形で取り込み、最初のシングル表題曲「ぐるぐるカーテン」は、明治チョコレートのバレンタインキャンペーンCMに、メンバーと曲が起用されるなど、アイドルとして、順風満帆なスタートを切ります。
現在、欅坂46が、CDデビュー前にFNS歌謡祭に出演して、新人アイドルとしては、破格の待遇を受けているとの声がありますが、発足間もない頃の乃木坂は、それ以上に恵まれた環境にあったと思います。
しかし、1stシングルに収録された「会いたかったかもしれない」が、2012年1月の有線問い合わせランキングでトップとなったように、乃木坂のスタートダッシュは、AKB48への関心度に大きく依存している面があった。
そのため、乃木坂はAKB48の「ライバル」というより、「姉妹」関係にある同系アイドルと見なされることが多く、グループとしての独自性を確立することが難しいという課題を抱えていました。
乃木坂オリジナルのコンセプトを模索する中、2枚目「おいでシャンプー」と3枚目「走れ!Bicycle」では、選抜1列目2列目の構成を変え、楽曲とダンス、そして衣装において、試行錯誤が続きます。
そして、4枚目において、作曲に杉山勝彦氏を迎え、大人の反対を押し切っても、恋を貫く若い気持ちを歌ったアップテンポなダンスナンバー「制服のマネキン」が生まれます。
当時、歌手としても活動していたベッキーが、「アイドルがこの曲を歌うのは凄いと思う」と述べたように、独特の振り付けと相俟って、強烈な印象を与える楽曲として、広く注目を集めます。
とくに、センターである生駒里奈を、生田絵梨花と星野みなみで挟むフロント3人が、ふてぶてしい表情を見せながら、順番に飛び出して来るダンスの出だしは、AKB48とは異なる、乃木坂独自の世界観を予感させるものでした。
さらに、いよいよシングル5枚目に入って、人間の孤独な魂とその救済を叙情性豊かに歌ったミディアムバラードの名曲「君の名は希望」が誕生します。
この楽曲は、選抜1列目2列目が、4枚目「制服のマネキン」と全く同じ構成であり、作曲も引き続き杉山氏が担当したことから、2作セットで乃木坂が追い求める音楽的世界観を示すことになり、ここに至って、いよいよグループ独自のコンセプトを、世間に印象づけることになります。
乃木坂が発信した新しいイメージは、少なからぬ音楽関係者にインパクトを与えます。
Base Ball Bear の小出祐介は雑誌『B.L.T.』の担当コラムにおいて、2012年に「制服のマネキン」、2013年は「君の名は希望」と、2年連続でアイドルソングの1位に選んでいます。
また、生田絵梨花の親戚で、著名な音楽プロデューサーである故佐久間正英氏も、「君の名は希望」を評価し、氏の晩年、いくちゃんが彼の音楽活動に関わる切っ掛けとなります。
周囲からの評価が高かったことに加え、「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」MVの終盤で、生駒里奈が後ろを振り返って、2列目真ん中のまいやんと笑顔でアイコンタクトをするシーンに象徴されるように、この曲は、生生星のフロントを2列目の橋本奈々未、白石麻衣、松村沙友理が支えるという、チームの絆と結束を強くアピールしています。
しかも、歌唱においても、生生星が出だしを歌い、御三家が続き、さらに、次々とバトンを渡して、3列目メンバーに至るまで、ほぼ平等にパートが割り振られている。
そのため、「-DANCE&LIP ver.-」では、他の楽曲MVと違って、3列目メンバーの出番が長く、一人一人が曲を支える大切なチームメンバーとして、存在感を発揮しています。
例えば、3列目メンバーである永島聖羅や中田花奈の歌声も、重要な役割を果たしていて、これほど全員参加の歌唱スタイルを取る曲は、乃木坂では「君の名は希望」だけじゃないでしょうか。
「君の名は希望」が乃木坂の代表曲と言われ、初出場する紅白の歌唱曲に選ばれたのは、楽曲の秀逸さだけでなく、こういった全員参加の歌唱スタイルが、グループの「絆」を表現しているからだと思います。
AKB48の「ライバル」として出発した乃木坂が、「ぐるぐるカーテン」「おいでシャンプー」「走れ!Bicycle」での試行錯誤を経て、ついに、「制服のマネキン」と「君の名は希望」で、グループとして、独自性の高い音楽コンセプトを提案し、生駒里奈を中心として、メンバーが結束する、顔の見えるチームとして動き出した。
ところが、5枚目「君の名は希望」は、セールスが伸びなかったというレッテルを貼られ、「失敗」シングルという雰囲気が充満することになる。
そして、その「反省」を踏まえて、6枚目「ガールズルール」で、生駒里奈はセンターを外され、「生生星+御三家」体制は崩壊、シングルごとにセンターやフロントが変わる時代に突入します。
しかし、CDセールスの内容を調べると、「君の名は希望」が「失敗」作である根拠はどこにもありません。
(表1) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ{個別握手会の日数と総部数}) [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2015年12月28日付[12/14(月)~12/20(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。ただ、「今、話したい誰かがいる」のみ、2016年01月04日付[12/21(月)~12/27(日)]の分を足している。
01枚目 : 13.6 (08.3+05.3{3日300部}) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2{3日300部}) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6{4日330部}) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7{5日430部}) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0{5日437部}) [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0{6日630部}) [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5{6日664部}) [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0{6日759部}) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1{6日788部}) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2{7日893部}) [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 (15.0+35.0{6日713部}) [62.1] 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5+SE盤04.0+41.4{6日733部}) [67.8] 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7 (15.9+ここさけ盤01.1+45.6{6日735部}) [70.2] 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
「君の名は希望」の初動が、前作から1万枚弱の伸びに留まったのは、個別握手会の総部数をあまり増やさなかったからです。
4枚目「制服のマネキン」が5日間430部に対して、「君の名は希望」は5日間437部と、たった7部しか違いがなく、据え置きと言っていい。
しかし、それでも握手会によるセールスは4枚目16.7万枚から5枚目17.0万枚と微増し、店頭セールスも、6.6万枚から7.2万枚にアップしている。
どこに問題があるのか、逆に尋ねたくなる数字です。
一方、6枚目「ガールズルール」初動が、前作から10万枚近く伸びたのは、個別握手会を1日増やして6日間とし、総部数を759部と、100部近く一気に引き上げたことが大きい。
確かに、総部数の大幅アップに、売り上げが付いて行くのは、乃木坂の人気が上がってきた証拠ですが、その理由としては、5枚目「君の名は希望」までのシングルが秀逸で、注目を集めたと考えるのが、もっとも自然じゃないでしょうか。
もし本当に5枚目が「失敗」であれば、いきなり6枚目で「大成功」になるのは、むしろ不自然な話で、実際、握手会セールスの数字も、乃木坂が5枚目まで順調にコアファンを増やしてきたことを物語っています。
ただ、当時は、握手会商法に関する知識と認識がファンの間で薄く、センターが誰であるかが楽曲セールスを決めるという「迷信」が広く流布していました。
そのため、生駒里奈が「責任」を問われる空気が流れ、6枚目センターの白石麻衣が、セールスを伸ばしてくれたのだと、当時は、信じる傾向が強かった。
その後、シングルのリリースを重ねるごとに、特典の内容とそれに伴うCDセールスを、具体的な数字に基づいて検証する意識が高まり、現在では、センター人事を楽曲セールスに結びつける声はほとんど聞かれなくなりました。
例えば、9枚目「夏のFree&Easy」は、総部数が前作から30部ほど増えているのにも関わらず、握手会セールスが3万枚も下がっていて、オリコン初動が、歴代シングル唯一の前作割れを喫しています。
もしセンターが誰であるかが、CDセールスを大きく左右するのであれば、9th選抜センターの西野七瀬は、もっとも厳しく「責任」を追求される筈だけど、こういった論調で、なーちゃんを批判する意見を、私は目にしたことがありません。
ところが、5枚目まで、順調にCDセールスを伸ばしてきた選抜のセンターが、なぜか5枚目は奮わなかったと言われ、さらに、その「責任」を指摘する声が囁かれることになった。
その理由ですが、当時の乃木坂運営の意向がその背後にあると、私は考えています。
総合プロデューサーである秋元康氏や振り付けの南流石氏が、初期乃木坂のイメージ構築を担い、「制服のマネキン」と「君の名は希望」は、ようやく形になった、オリジナルなコンセプトだった。
ところが、運営内部に、とくに資本提供している勢力から、もっと劇的にCDセールスを伸ばすべきだという声が強まってきた。
そういった人々の目には、「制服のマネキン」や「君の名は希望」は、ヌルい「アーティストごっこ」にしか映らず、当時、高い握手会人気を誇っていた御三家をフロントに置き、とくにセールストップの白石麻衣をセンターに据えて、一気にオリコンの数字を上げることを目指し始めた。
しかし、5th体制を作り上げた南流石氏が、6th体制を受け入れる公算は低く、秋元氏も、簡単に首を縦に振るとは思えない。
そこで、5枚目はCDセールスが期待ほど奮わなかった雰囲気が作られ、生駒里奈の「責任」論を取沙汰する声がファンの間から出てくることになった。
あくまで私の憶測ですが、6枚目以降、南流石氏が乃木坂を離れ、杉山勝彦氏も去り、乃木坂が握手会主義へまっしぐらに進み出したのは事実です。
最近、あるネット記事が、秋元康氏が、「自分もAKB48を卒業したい」と周囲に漏らしているとの話を載せています。
AKB48の運営において、昨今、特定スポンサーの意向が大きくなって、グループの活動方針に、秋元氏の意見が反映されにくくなっているのではないかと、記事では指摘されています。
これと似たようなことが、6th選抜誕生の際に起こったんじゃないでしょうか。
つまり、握手会主義を中心に据えた「スポンサー」の論理が、初期乃木坂を作った「アーティスト」の論理を、上回ってしまった。
面白いのは、秋元氏のコメントを見ていると、彼は、生駒里奈と西野七瀬を評価する一方、白石麻衣には、あまり言及しないようです。
もし、是非とも、生駒ではなく、白石をセンターにしたいと、彼が主張して6th選抜が誕生したのなら、まいやんを褒める言葉が、もっと出てくる筈なんですが、そういうコメントはあまり見たことがない。
6枚目でCDセールスを鮮やかに激増させた「功労者」である筈の白石麻衣が、その後、センターになったのは、13枚目のWセンターだけで、常にフロントには入るものの、センターへの抜擢は少ない。
6th選抜誕生を巡るごたごたの中で、生駒里奈を推す秋元氏と、白石麻衣を推す乃木坂運営の間に、微妙な空気が流れ、それが未だに尾を引いているという見方は、なかなか味わい深い推論じゃないでしょうか(笑)。
以上の話は、あくまで私の憶測で、6th選抜誕生の際に、何が起こったのか、本当のところは、確たる資料がなく、よく分かりません。
しかし、一度作り上げた乃木坂のイメージを、6枚目で壊し、それ以後も、代わりのコンセプトを作ることなく、握手会人気だけに頼ってセンターや選抜を決めてきたことが、乃木坂を本格的なヒットから遠ざけたのは、間違いないと思います。
AKB48のあるメンバーが、「大声ダイヤモンド」から流れが変わったと話したことがあります。
ところが、こういった「手応えを掴んだ」曲から、グループとして初めて本格的なヒットとなった「ポニーテールとシュシュ」まで、AKB48は、以下のように、5枚のシングルをリリースしており、時間にして、1年半ほどのタイムラグがある。
(表2) AKB48の10枚目から16枚目までのシングル
凡例
シングル番号 : 初動売り上げ枚数 [累計売り上げ枚数] タイトル (発売日)
#「枚数」はすべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
10枚目 : 04.8 [09.7] 大声ダイヤモンド (2008/10/22)
11枚目 : 06.6 [12.5]10年桜 (2009/03/04)
12枚目 : 10.4 [16.9] 涙サプライズ! (2009/06/24)
13枚目 : 09.1 [14.6] 言い訳Maybe (2009/08/26)
14枚目 : 17.9 [26.1] RIVER (2009/10/21)
15枚目 : 31.8 [40.5] 桜の栞 (2010/02/17)
16枚目 : 51.3 [74.0] ポニーテールとシュシュ (2010/05/26)
つまり、手応えを掴んでも、それを真のヒットに結びつけるには、それなりの時間が掛かるということです。
しかし、AKB48が賢かったのは、この苦しい1年半の間も、一貫して前田敦子をセンター据え続け、チームの顔を変えなかった。
上表には、オリコンの初動と累計も載せておきましたが、13枚目「言い訳Maybe」は、前作割れしているのですが、運営はセンターをいじらなかった。
AKB48が、前田敦子を「不動のセンター」としてアピールしたことで、チームのイメージが分かりやすくなり、その後のヒット曲連発につながった面があると思います。
一方、乃木坂は、生駒里奈センターで、5枚目まで順調なCDセールスを続け、「制服のマネキン」と「君の名は希望」において、音楽に関して、一定の世界観を発信することが出来た。
まさに「大声ダイヤモンド」と同じく、手応えを掴んだ曲に到達したのだけど、運営はCD売り上げの劇的なアップを求めて、握手会主義へのめり込んでいった。
そのため、チームの顔が定まらなくなり、対外的なアピール力が弱まり、「君の名は希望」のリリースから3年近く経った今でも、「ポニーテールとシュシュ」に相当するような、ヒットと呼べる曲に辿り着いていない。
初出場する紅白のステージで、3年近く前に出した曲を歌わざるを得ないことが、ヒット戦略の「失敗」を如実に示しています。
6枚目から13枚目に至る8枚のシングルにおいて、乃木坂が、生駒里奈を中心とする「生生星+御三家」に代わる、新しいフロントイメージを構築出来なかったのは、キーパーソンとなった西野七瀬と白石麻衣の関係性が、イメージとして明確に浮かんで来ないことが、原因の一つだと思います。
5th選抜における生駒里奈は、右を向くと、ピアノ、歌、演技と何でも出来ちゃう美少女いくちゃんがいて、左を向くと、どんな時も、どんな角度でも、ひたすら可愛い星野みなみがいる。
また、振り向くと、知的な感じの美女ななみんがクールに微笑み、真後ろには、神々しいまでに美しいけど、怒ると怖そうなまいやんがおり、その隣では、まっちゅんがヘラヘラ笑っている(笑)。
5枚目における生駒里奈は、なかなか勝てそうにない強豪メンバーに囲まれた、いわば「四面楚歌」センターなんだけど(笑)、だからこそ、皆で生駒を支えていこうという空気が漂っていく。
以前の記事にも書きましたが、センターは一番の人である必要はなく、いやむしろ、一番でない方がいい。
その方が、周りにいる様々なメンバーの長所が栄えて、かえってチームが全体として輝いていく。
西野と白石の関係には、生駒を中心とするときのような、人間くさい物語を想起させる余地が少なく、その分、観るものが、明確なフロントイメージを描きづらい。
もちろん、なーちゃんとまいやんの魅力が乏しいと言っているではなく、むしろ逆で、魅力的過ぎて、ポンコツ感が乏しいということです。
そして、乃木坂のようなシャープな美少女だらけのグループでは、ポンコツ感こそが、最高のセンター属性であって、それを備えている唯一のメンバーが生駒里奈だったため、彼女が5枚目まで「不動のセンター」を任されたのだと思います。
つまり、生駒里奈は、1人では大したことが出来ないけど(笑)、関わったものを輝かせていく、類い稀な能力を持っていて、「巻き込み型」のセンターとして、チームを引っ張っていった。
乃木坂の風 30Jul13 ~ 7th選抜への道、生駒里奈はなぜ不動のセンターだったのか
先日行われたMステ・スーパーライブで、「太陽ノック」の最後、勢い余った生駒ちゃんが、カメラに向かって、アップで変顔をぶっ込んでしまい、思わず照れているのを見て、後ろの生田や西野らが、本当に笑うというシーンがありました。
この場面が素晴らしいと評価する声は多いですが、メンバーの自然な笑顔を引き出せたのは、ポンコツ感溢れる生駒里奈だからであって、これこそ彼女が持つ秀逸なセンター属性だと思います。
ビジュアルであれ、握手会人気であれ、一番のメンバーをセンターに据えるという発想は、大人数アイドルでは、上手く行かないことが多い。
センターが1番なら、周りは2番以下ということになって、輝きづらい上に、メンバー自身が萎縮して、前に出る勇気や積極性を持ちづらい。
しかし、その点、生駒は大丈夫です(笑)。
ピアノだったらいくちゃんが出てくる、歌なら桜井キャプテンが助けるし、バラエティなら秋元真夏がおり、美女感が欲しいなら御三家、ひたすら可愛いのが必要ならみなみが行く。
生駒里奈という、全員でチームを作る雰囲気を出せるセンターを見出したことこそ、乃木坂が生み出した最高のコンセプトで、「君の名は希望」が、メンバー全員の曲、つまり乃木坂の代表曲になった一番の理由じゃないでしょうか。
さまざまな得意分野を持つメンバーが、握手会成績や選抜序列を気にせず、自分の持ち場で輝き、お互いに結束することが出来た。
それが5枚目におけるコンセプトであり、乃木坂の「希望」だったのだと思います。
6枚目以降、徹底的に壊されたこの「希望」を、どうやって復活させ、再び手応えを掴み、真のヒットにつなげていくのか。
5枚目における白石麻衣と同じ歳になった生駒里奈に、今後、どんな役割を任せるのかは、簡単に答えの出ない難しい問題です。
しかし、5枚目までだけでなく、6枚目以降も、常に乃木坂のキーパーソンだった生駒里奈が、これからもグループの行方を左右する中心的なメンバーであり続けるのは間違いない。
実際、紅白出場歌手の発表から大晦日までは、多くのメディアを通して、「生駒里奈の乃木坂」が発信された1ヶ月で、結局、彼女こそがグループの切り札であることが、内外に示された期間でした。
この1ヶ月を、2016年にどうつなげるのかが、おそらく乃木坂の未来を決定づけることになると思います。
ヒットに辿り着くには、何が必要なのか、来年は、そんなシビアな問いに立ち向かわなければならない一年になるでしょう。
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さらに詳しく
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
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乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
第66回NHK紅白歌合戦における「君の名は希望」のステージが、後、数時間に迫ってきました。
ここに至るまでに通らなければならなかった色んな出来事が頭に浮かんで、紅白が始まる前から、胸が熱くなってきます(笑)。
期待しているのは、メンバーが持てる力を存分に発揮したパフォーマンスですが、それに加えて、紅白特別仕様と言われるステージ衣装を観るのも、大いに楽しみです。
乃木坂の衣装デザイナーは本当に優秀で、最近は、ステージがファッションショーになってますから(笑)。
歌とダンスだけでなく、美しいメンバーのビジュアルと衣装によって、日本中の視聴者を魅了して欲しいですね。
さて、紅白のステージに関しては、また後日に感想を書くとして、今日は、「君の名は希望」とセンター生駒里奈の軌跡を振り返りながら、2015年を締めくくる最後の記事にしたいと思います。
乃木坂は、2011年の8月に4万人オーディションを経て結成され、2012年2月にCDデビューを果たします。
当時、人気の絶頂期にあったAKB48の知名度を、「公式ライバル」という形で取り込み、最初のシングル表題曲「ぐるぐるカーテン」は、明治チョコレートのバレンタインキャンペーンCMに、メンバーと曲が起用されるなど、アイドルとして、順風満帆なスタートを切ります。
現在、欅坂46が、CDデビュー前にFNS歌謡祭に出演して、新人アイドルとしては、破格の待遇を受けているとの声がありますが、発足間もない頃の乃木坂は、それ以上に恵まれた環境にあったと思います。
しかし、1stシングルに収録された「会いたかったかもしれない」が、2012年1月の有線問い合わせランキングでトップとなったように、乃木坂のスタートダッシュは、AKB48への関心度に大きく依存している面があった。
そのため、乃木坂はAKB48の「ライバル」というより、「姉妹」関係にある同系アイドルと見なされることが多く、グループとしての独自性を確立することが難しいという課題を抱えていました。
乃木坂オリジナルのコンセプトを模索する中、2枚目「おいでシャンプー」と3枚目「走れ!Bicycle」では、選抜1列目2列目の構成を変え、楽曲とダンス、そして衣装において、試行錯誤が続きます。
そして、4枚目において、作曲に杉山勝彦氏を迎え、大人の反対を押し切っても、恋を貫く若い気持ちを歌ったアップテンポなダンスナンバー「制服のマネキン」が生まれます。
当時、歌手としても活動していたベッキーが、「アイドルがこの曲を歌うのは凄いと思う」と述べたように、独特の振り付けと相俟って、強烈な印象を与える楽曲として、広く注目を集めます。
とくに、センターである生駒里奈を、生田絵梨花と星野みなみで挟むフロント3人が、ふてぶてしい表情を見せながら、順番に飛び出して来るダンスの出だしは、AKB48とは異なる、乃木坂独自の世界観を予感させるものでした。
さらに、いよいよシングル5枚目に入って、人間の孤独な魂とその救済を叙情性豊かに歌ったミディアムバラードの名曲「君の名は希望」が誕生します。
この楽曲は、選抜1列目2列目が、4枚目「制服のマネキン」と全く同じ構成であり、作曲も引き続き杉山氏が担当したことから、2作セットで乃木坂が追い求める音楽的世界観を示すことになり、ここに至って、いよいよグループ独自のコンセプトを、世間に印象づけることになります。
乃木坂が発信した新しいイメージは、少なからぬ音楽関係者にインパクトを与えます。
Base Ball Bear の小出祐介は雑誌『B.L.T.』の担当コラムにおいて、2012年に「制服のマネキン」、2013年は「君の名は希望」と、2年連続でアイドルソングの1位に選んでいます。
また、生田絵梨花の親戚で、著名な音楽プロデューサーである故佐久間正英氏も、「君の名は希望」を評価し、氏の晩年、いくちゃんが彼の音楽活動に関わる切っ掛けとなります。
周囲からの評価が高かったことに加え、「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」MVの終盤で、生駒里奈が後ろを振り返って、2列目真ん中のまいやんと笑顔でアイコンタクトをするシーンに象徴されるように、この曲は、生生星のフロントを2列目の橋本奈々未、白石麻衣、松村沙友理が支えるという、チームの絆と結束を強くアピールしています。
しかも、歌唱においても、生生星が出だしを歌い、御三家が続き、さらに、次々とバトンを渡して、3列目メンバーに至るまで、ほぼ平等にパートが割り振られている。
そのため、「-DANCE&LIP ver.-」では、他の楽曲MVと違って、3列目メンバーの出番が長く、一人一人が曲を支える大切なチームメンバーとして、存在感を発揮しています。
例えば、3列目メンバーである永島聖羅や中田花奈の歌声も、重要な役割を果たしていて、これほど全員参加の歌唱スタイルを取る曲は、乃木坂では「君の名は希望」だけじゃないでしょうか。
「君の名は希望」が乃木坂の代表曲と言われ、初出場する紅白の歌唱曲に選ばれたのは、楽曲の秀逸さだけでなく、こういった全員参加の歌唱スタイルが、グループの「絆」を表現しているからだと思います。
AKB48の「ライバル」として出発した乃木坂が、「ぐるぐるカーテン」「おいでシャンプー」「走れ!Bicycle」での試行錯誤を経て、ついに、「制服のマネキン」と「君の名は希望」で、グループとして、独自性の高い音楽コンセプトを提案し、生駒里奈を中心として、メンバーが結束する、顔の見えるチームとして動き出した。
ところが、5枚目「君の名は希望」は、セールスが伸びなかったというレッテルを貼られ、「失敗」シングルという雰囲気が充満することになる。
そして、その「反省」を踏まえて、6枚目「ガールズルール」で、生駒里奈はセンターを外され、「生生星+御三家」体制は崩壊、シングルごとにセンターやフロントが変わる時代に突入します。
しかし、CDセールスの内容を調べると、「君の名は希望」が「失敗」作である根拠はどこにもありません。
(表1) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ{個別握手会の日数と総部数}) [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2015年12月28日付[12/14(月)~12/20(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。ただ、「今、話したい誰かがいる」のみ、2016年01月04日付[12/21(月)~12/27(日)]の分を足している。
01枚目 : 13.6 (08.3+05.3{3日300部}) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2{3日300部}) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6{4日330部}) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7{5日430部}) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0{5日437部}) [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0{6日630部}) [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5{6日664部}) [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0{6日759部}) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1{6日788部}) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2{7日893部}) [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 (15.0+35.0{6日713部}) [62.1] 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5+SE盤04.0+41.4{6日733部}) [67.8] 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7 (15.9+ここさけ盤01.1+45.6{6日735部}) [70.2] 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
「君の名は希望」の初動が、前作から1万枚弱の伸びに留まったのは、個別握手会の総部数をあまり増やさなかったからです。
4枚目「制服のマネキン」が5日間430部に対して、「君の名は希望」は5日間437部と、たった7部しか違いがなく、据え置きと言っていい。
しかし、それでも握手会によるセールスは4枚目16.7万枚から5枚目17.0万枚と微増し、店頭セールスも、6.6万枚から7.2万枚にアップしている。
どこに問題があるのか、逆に尋ねたくなる数字です。
一方、6枚目「ガールズルール」初動が、前作から10万枚近く伸びたのは、個別握手会を1日増やして6日間とし、総部数を759部と、100部近く一気に引き上げたことが大きい。
確かに、総部数の大幅アップに、売り上げが付いて行くのは、乃木坂の人気が上がってきた証拠ですが、その理由としては、5枚目「君の名は希望」までのシングルが秀逸で、注目を集めたと考えるのが、もっとも自然じゃないでしょうか。
もし本当に5枚目が「失敗」であれば、いきなり6枚目で「大成功」になるのは、むしろ不自然な話で、実際、握手会セールスの数字も、乃木坂が5枚目まで順調にコアファンを増やしてきたことを物語っています。
ただ、当時は、握手会商法に関する知識と認識がファンの間で薄く、センターが誰であるかが楽曲セールスを決めるという「迷信」が広く流布していました。
そのため、生駒里奈が「責任」を問われる空気が流れ、6枚目センターの白石麻衣が、セールスを伸ばしてくれたのだと、当時は、信じる傾向が強かった。
その後、シングルのリリースを重ねるごとに、特典の内容とそれに伴うCDセールスを、具体的な数字に基づいて検証する意識が高まり、現在では、センター人事を楽曲セールスに結びつける声はほとんど聞かれなくなりました。
例えば、9枚目「夏のFree&Easy」は、総部数が前作から30部ほど増えているのにも関わらず、握手会セールスが3万枚も下がっていて、オリコン初動が、歴代シングル唯一の前作割れを喫しています。
もしセンターが誰であるかが、CDセールスを大きく左右するのであれば、9th選抜センターの西野七瀬は、もっとも厳しく「責任」を追求される筈だけど、こういった論調で、なーちゃんを批判する意見を、私は目にしたことがありません。
ところが、5枚目まで、順調にCDセールスを伸ばしてきた選抜のセンターが、なぜか5枚目は奮わなかったと言われ、さらに、その「責任」を指摘する声が囁かれることになった。
その理由ですが、当時の乃木坂運営の意向がその背後にあると、私は考えています。
総合プロデューサーである秋元康氏や振り付けの南流石氏が、初期乃木坂のイメージ構築を担い、「制服のマネキン」と「君の名は希望」は、ようやく形になった、オリジナルなコンセプトだった。
ところが、運営内部に、とくに資本提供している勢力から、もっと劇的にCDセールスを伸ばすべきだという声が強まってきた。
そういった人々の目には、「制服のマネキン」や「君の名は希望」は、ヌルい「アーティストごっこ」にしか映らず、当時、高い握手会人気を誇っていた御三家をフロントに置き、とくにセールストップの白石麻衣をセンターに据えて、一気にオリコンの数字を上げることを目指し始めた。
しかし、5th体制を作り上げた南流石氏が、6th体制を受け入れる公算は低く、秋元氏も、簡単に首を縦に振るとは思えない。
そこで、5枚目はCDセールスが期待ほど奮わなかった雰囲気が作られ、生駒里奈の「責任」論を取沙汰する声がファンの間から出てくることになった。
あくまで私の憶測ですが、6枚目以降、南流石氏が乃木坂を離れ、杉山勝彦氏も去り、乃木坂が握手会主義へまっしぐらに進み出したのは事実です。
最近、あるネット記事が、秋元康氏が、「自分もAKB48を卒業したい」と周囲に漏らしているとの話を載せています。
AKB48の運営において、昨今、特定スポンサーの意向が大きくなって、グループの活動方針に、秋元氏の意見が反映されにくくなっているのではないかと、記事では指摘されています。
これと似たようなことが、6th選抜誕生の際に起こったんじゃないでしょうか。
つまり、握手会主義を中心に据えた「スポンサー」の論理が、初期乃木坂を作った「アーティスト」の論理を、上回ってしまった。
面白いのは、秋元氏のコメントを見ていると、彼は、生駒里奈と西野七瀬を評価する一方、白石麻衣には、あまり言及しないようです。
もし、是非とも、生駒ではなく、白石をセンターにしたいと、彼が主張して6th選抜が誕生したのなら、まいやんを褒める言葉が、もっと出てくる筈なんですが、そういうコメントはあまり見たことがない。
6枚目でCDセールスを鮮やかに激増させた「功労者」である筈の白石麻衣が、その後、センターになったのは、13枚目のWセンターだけで、常にフロントには入るものの、センターへの抜擢は少ない。
6th選抜誕生を巡るごたごたの中で、生駒里奈を推す秋元氏と、白石麻衣を推す乃木坂運営の間に、微妙な空気が流れ、それが未だに尾を引いているという見方は、なかなか味わい深い推論じゃないでしょうか(笑)。
以上の話は、あくまで私の憶測で、6th選抜誕生の際に、何が起こったのか、本当のところは、確たる資料がなく、よく分かりません。
しかし、一度作り上げた乃木坂のイメージを、6枚目で壊し、それ以後も、代わりのコンセプトを作ることなく、握手会人気だけに頼ってセンターや選抜を決めてきたことが、乃木坂を本格的なヒットから遠ざけたのは、間違いないと思います。
AKB48のあるメンバーが、「大声ダイヤモンド」から流れが変わったと話したことがあります。
ところが、こういった「手応えを掴んだ」曲から、グループとして初めて本格的なヒットとなった「ポニーテールとシュシュ」まで、AKB48は、以下のように、5枚のシングルをリリースしており、時間にして、1年半ほどのタイムラグがある。
(表2) AKB48の10枚目から16枚目までのシングル
凡例
シングル番号 : 初動売り上げ枚数 [累計売り上げ枚数] タイトル (発売日)
#「枚数」はすべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
10枚目 : 04.8 [09.7] 大声ダイヤモンド (2008/10/22)
11枚目 : 06.6 [12.5]10年桜 (2009/03/04)
12枚目 : 10.4 [16.9] 涙サプライズ! (2009/06/24)
13枚目 : 09.1 [14.6] 言い訳Maybe (2009/08/26)
14枚目 : 17.9 [26.1] RIVER (2009/10/21)
15枚目 : 31.8 [40.5] 桜の栞 (2010/02/17)
16枚目 : 51.3 [74.0] ポニーテールとシュシュ (2010/05/26)
つまり、手応えを掴んでも、それを真のヒットに結びつけるには、それなりの時間が掛かるということです。
しかし、AKB48が賢かったのは、この苦しい1年半の間も、一貫して前田敦子をセンター据え続け、チームの顔を変えなかった。
上表には、オリコンの初動と累計も載せておきましたが、13枚目「言い訳Maybe」は、前作割れしているのですが、運営はセンターをいじらなかった。
AKB48が、前田敦子を「不動のセンター」としてアピールしたことで、チームのイメージが分かりやすくなり、その後のヒット曲連発につながった面があると思います。
一方、乃木坂は、生駒里奈センターで、5枚目まで順調なCDセールスを続け、「制服のマネキン」と「君の名は希望」において、音楽に関して、一定の世界観を発信することが出来た。
まさに「大声ダイヤモンド」と同じく、手応えを掴んだ曲に到達したのだけど、運営はCD売り上げの劇的なアップを求めて、握手会主義へのめり込んでいった。
そのため、チームの顔が定まらなくなり、対外的なアピール力が弱まり、「君の名は希望」のリリースから3年近く経った今でも、「ポニーテールとシュシュ」に相当するような、ヒットと呼べる曲に辿り着いていない。
初出場する紅白のステージで、3年近く前に出した曲を歌わざるを得ないことが、ヒット戦略の「失敗」を如実に示しています。
6枚目から13枚目に至る8枚のシングルにおいて、乃木坂が、生駒里奈を中心とする「生生星+御三家」に代わる、新しいフロントイメージを構築出来なかったのは、キーパーソンとなった西野七瀬と白石麻衣の関係性が、イメージとして明確に浮かんで来ないことが、原因の一つだと思います。
5th選抜における生駒里奈は、右を向くと、ピアノ、歌、演技と何でも出来ちゃう美少女いくちゃんがいて、左を向くと、どんな時も、どんな角度でも、ひたすら可愛い星野みなみがいる。
また、振り向くと、知的な感じの美女ななみんがクールに微笑み、真後ろには、神々しいまでに美しいけど、怒ると怖そうなまいやんがおり、その隣では、まっちゅんがヘラヘラ笑っている(笑)。
5枚目における生駒里奈は、なかなか勝てそうにない強豪メンバーに囲まれた、いわば「四面楚歌」センターなんだけど(笑)、だからこそ、皆で生駒を支えていこうという空気が漂っていく。
以前の記事にも書きましたが、センターは一番の人である必要はなく、いやむしろ、一番でない方がいい。
その方が、周りにいる様々なメンバーの長所が栄えて、かえってチームが全体として輝いていく。
西野と白石の関係には、生駒を中心とするときのような、人間くさい物語を想起させる余地が少なく、その分、観るものが、明確なフロントイメージを描きづらい。
もちろん、なーちゃんとまいやんの魅力が乏しいと言っているではなく、むしろ逆で、魅力的過ぎて、ポンコツ感が乏しいということです。
そして、乃木坂のようなシャープな美少女だらけのグループでは、ポンコツ感こそが、最高のセンター属性であって、それを備えている唯一のメンバーが生駒里奈だったため、彼女が5枚目まで「不動のセンター」を任されたのだと思います。
つまり、生駒里奈は、1人では大したことが出来ないけど(笑)、関わったものを輝かせていく、類い稀な能力を持っていて、「巻き込み型」のセンターとして、チームを引っ張っていった。
乃木坂の風 30Jul13 ~ 7th選抜への道、生駒里奈はなぜ不動のセンターだったのか
先日行われたMステ・スーパーライブで、「太陽ノック」の最後、勢い余った生駒ちゃんが、カメラに向かって、アップで変顔をぶっ込んでしまい、思わず照れているのを見て、後ろの生田や西野らが、本当に笑うというシーンがありました。
この場面が素晴らしいと評価する声は多いですが、メンバーの自然な笑顔を引き出せたのは、ポンコツ感溢れる生駒里奈だからであって、これこそ彼女が持つ秀逸なセンター属性だと思います。
ビジュアルであれ、握手会人気であれ、一番のメンバーをセンターに据えるという発想は、大人数アイドルでは、上手く行かないことが多い。
センターが1番なら、周りは2番以下ということになって、輝きづらい上に、メンバー自身が萎縮して、前に出る勇気や積極性を持ちづらい。
しかし、その点、生駒は大丈夫です(笑)。
ピアノだったらいくちゃんが出てくる、歌なら桜井キャプテンが助けるし、バラエティなら秋元真夏がおり、美女感が欲しいなら御三家、ひたすら可愛いのが必要ならみなみが行く。
生駒里奈という、全員でチームを作る雰囲気を出せるセンターを見出したことこそ、乃木坂が生み出した最高のコンセプトで、「君の名は希望」が、メンバー全員の曲、つまり乃木坂の代表曲になった一番の理由じゃないでしょうか。
さまざまな得意分野を持つメンバーが、握手会成績や選抜序列を気にせず、自分の持ち場で輝き、お互いに結束することが出来た。
それが5枚目におけるコンセプトであり、乃木坂の「希望」だったのだと思います。
6枚目以降、徹底的に壊されたこの「希望」を、どうやって復活させ、再び手応えを掴み、真のヒットにつなげていくのか。
5枚目における白石麻衣と同じ歳になった生駒里奈に、今後、どんな役割を任せるのかは、簡単に答えの出ない難しい問題です。
しかし、5枚目までだけでなく、6枚目以降も、常に乃木坂のキーパーソンだった生駒里奈が、これからもグループの行方を左右する中心的なメンバーであり続けるのは間違いない。
実際、紅白出場歌手の発表から大晦日までは、多くのメディアを通して、「生駒里奈の乃木坂」が発信された1ヶ月で、結局、彼女こそがグループの切り札であることが、内外に示された期間でした。
この1ヶ月を、2016年にどうつなげるのかが、おそらく乃木坂の未来を決定づけることになると思います。
ヒットに辿り着くには、何が必要なのか、来年は、そんなシビアな問いに立ち向かわなければならない一年になるでしょう。
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています