乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント)
02月24日(金) [演劇] ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』大阪公演における生田絵梨花の初登場回 (梅田芸術劇場メインホール)
02月25日(土) [TV_CS] 22 : 30 〜 24 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
02月25日(土) [TV_地デ] 25:00〜25:30 静岡朝日テレビ『ふじ△(ふじさんかっけー)』のレギュラーMCとして、若月佑美が出演
02月26日(日) [ラジオ_AM] 13:00〜17:00 TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』に、生駒里奈が出演
02月26日(日) [Web] 19:00〜21:00 AbemaTV『土田晃之が気になるデリバリー呼んでみた。』に、伊藤かりん、鈴木絢音、能條愛未、渡辺みり愛が出演
02月26日(日) [TV_BS] 23 : 00 〜 NHK BSプレミアム『乃木坂46のガクたび!』。乃木坂メンバーが全国各地の学校に「転校生」として一日入学し、生徒たちと同じ目線で学校生活を過ごす
02月26日(日) [TV_CS] 23:30〜24:00 TBSチャンネル1『乃木坂46えいご(のぎえいご)#15』に、レギュラーとして川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあや、ゲストとして衛藤美彩、高山一実、星野みなみ/新内眞衣、堀未央奈が出演
(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『真夏の気圧配置』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影
(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
大阪公演日程 : 梅田芸術劇場メインホール
02月24日(金) 03日目 第03公演(13:30)^
02月25日(土) 04日目 第04公演(12:30)&第05公演(17:30)^
02月26日(日) 05日目 第06公演(12:30)&第07公演(17:30)
02月27日(月) 06日目 第08公演(13:30)
02月28日(火) 07日目 休演日
03月01日(水) 08日目 第09公演(13:30)&第10公演(18:30)
03月02日(木) 09日目 第11公演(13:30)
03月03日(金) 10日目 第12公演(13:30)^
03月04日(土) 11日目 第13公演(12:30)&第14公演(17:30)
03月05日(日) 12日目 第15最終公演(13:30)
=============(千秋楽までの日程)================
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
橋本奈々未が、本当に乃木坂を去ってしまいましたね。
23日木曜に放送された、TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK! 橋本奈々未のGIRLS LOCKS!』が、最後のメディア露出とのこと。
芸能界からも引退するので、これからは、過去に録音、録画されたものの中でしか、ななみんに会う術がなくなります。
橋本奈々未が抜けたことで、ぽっかり開いた穴は、ファンにとって、思っている以上に大きい気がします。
『5th YEAR BIRTHDAY LIVE』の終了後に更新された、「今までありがとうございました!」というタイトルの公式ブログには、現在、1万9千件を越えるコメントが殺到していて、彼女の卒業と引退は、多くの人の心を揺さぶっているようです。
乃木坂の中に、いつも彼女がいた、当たり前の風景が、ある日を境に、二度と目にすることの出来ない「過去」になってしまう寂しさが、「ななみんロス」の一つの原因だと思います。
橋本奈々未のいない乃木坂を見ると、何かとても大事なものが欠けている、そんな儚い切なさを感じる日々が、しばらくは続くのかもしれません。
しかし、一方で、輝いていたメンバーがいなくなった喪失感とは、少し違ったものも心の片隅にあるような気がします。
ブログの最後を、橋本さんは、
私は変わります!皆さんもお幸せに過ごしてください!お互い新しい道にキラキラ輝くものがたくさんあることを願って、さようなら!!
と締めくくっています。
(橋本奈々未の2017/02/22_22:54ブログ)
今まで過ごした世界を出て、新しい世界に飛び込んでいこうとする勇気、自分自身が「変わります!」と高らかに宣言する気迫を見ていると、なかなか変わることの出来ない自分と対比して、その姿に、焦燥と羨望を覚える気持ちが、密かに沸き上がってくる。
自分も変わらなきゃ、何かを変えなきゃ、という思いが、心の底で疼くのだけど、差し当たって、思い切った選択肢を見出せない現状に、自分が置き去りにされたような、妙な寂しさの募る部分がある。
橋本奈々未と一緒に、自分も乃木坂を去って、「ファンを止めま〜す!」と決断すれば(笑)、今、彼女が抱いているだろう、アグレッシブな気分に、少しは近づけるかもしれないと、ちょっとした誘惑を感じます。
結局、「サヨナラの意味」を掲げながら、今まで居た場所から、決然と出て行く人がいると、引く続き残る人は、「留まることの意味」と真剣に向き合わされるのかもしれません。
自分のようなファンでさえ、こういう気分になるのだから、彼女と一緒に長く歩んできたメンバーは、さまざまな感情に翻弄されても不思議ではない。
中軸メンバーの「卒業」は、想像していたより、遥かに大きな波紋を、グループの内外に引き起こす気がします。
ちなみに、私は、星野みなみ、そして、生田絵梨花と生駒里奈が、今後、どんな成長を遂げていくのか見届けたいので、伊藤万理華じゃないけど、「まだもちょっと」、乃木坂と付き合っていくつもりです(笑)。
さらに、グループの「念願」というより、もはや「悲願」になってきた感のある、「ヒット曲」が生まれる瞬間に立ち会いたい気持ちが強い。
「サイレントマジョリティー」が、iTunes Store トップソングで、延々と上位ランクインを続け、MV再生数の増加速度がみるみる上昇し、10万回/日、20万回/日、そして30万回/日を越え、Billboard JAPAN Hot100 の「動画再生回数」ランキングで1位を獲得したときは、「こ、これがヒットか!」と、もの凄い高揚感を覚えました。
欅坂の楽曲ですら、ここまでテンションが上がるのだから、乃木坂で同じことが起こったら、もう、ガッツポーズだらけの、喜びに満ち溢れた、別人のようなブログを、せっせと書くかもしれない(笑)。
これはファンとして、とても幸せな話で、出来れば、そのときの選抜フロントに、みなみがいて欲しいなと(笑)。
ヒットを飛ばしたとき、パフォーマンスの中軸にいれば、後々、タレント活動をしていく上で、かなりのアドバンテージになるだろうし。
ポジションに関しては、運が左右する面が大きいけど、乃木坂の一般知名度が急上昇していることを考えると、ヒットが出るとすれば、ここ1、2年の可能性が高いので、2列目、フロントへの意識は持っておいて損はないかと。
星野みなみは、ダンスの上手さと安定感に関して、乃木坂内でも一二を争うほどのレベルなので、「生生星」として、あるいは、「生まれたままで」フロントのように、伊藤万理華、齋藤飛鳥との組み合わせで起用されるチャンスはあると思います。
ところで、まりっかも、去って行くななみんの姿を見て、自分が「留まることの意味」を、いろいろと考えたのかもしれません。
繊細で、かつ力強い、良い言葉だと思う、「まだもちょっと頑張る」は(笑)。
さて、『5th YEAR BIRTHDAY LIVE』では、幾つかの「新情報」が出てきたので、取り上げておきます。
まず、17枚目個別握手会の5月28日(日)京都パルスプラザと、6月11日(日)幕張メッセを欠席する、生駒、井上、衛藤、北野、飛鳥、新内、堀、若月の8人は、やはり、舞台の外仕事が入ってましたね。
こざき亜衣氏の原作漫画で、薙刀に青春をかけた少女たちの成長を描く『あさひなぐ』を舞台化したもので、西野七瀬が主演する映画も、今秋公開予定だそうです。
舞台の主役は齋藤飛鳥で、本格的な演劇の経験はあまりない筈ですが、星野みなみとW主演だったテレビドラマ『少女のみる夢』では、自然な演技を見せていて、芝居のセンスは抜群なので、十分にこなせるんじゃないでしょうか。
5月28日(日)と6月11日(日)の両方が欠席だったので、舞台であれば、かなり長い公演なのかと思ってましたが、六本木での東京公演は12日間で、それ以外に、4日間の大阪公演、3日間の愛知公演があるようです。
樋口日奈が「しずかちゃん」役で出演する、舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』も、サンシャイン劇場での東京公演8日間の他に、福岡、愛知、宮城をそれぞれ3日間、大阪2日間と、全国を飛び回るスケジュールです。
外仕事の舞台で、全国「ツアー」を行うわけで、乃木坂の演劇参加も本格的になってきました。
ところで、前作16枚目「サヨナラの意味」と比べて、1、2期担当分が大幅な部数減となっていた、17枚目個別握手会は、5月14日(日)のパシフィコ横浜と6月17日(土)の国立京都国際会館アネックスホールが追加され、舞台に参加するメンバーは、そちらで部数を補完する形になっていました。
では、追加会場分を考慮すると、17枚目個別握手会セールスは、どのくらい伸びるのか、ちょっと見ておきましょう。
まず、1、2期分のシミュレーションは、以下のようです。
(表1) 初動算入される17枚目個別握手会セールスの前作からの1、2期分増減シミュレーション
凡例
そのグループの前作からの売り上げ増減 @ 完売1部あたりの売り上げ枚数N [17枚目のグループ担当部数(最初分+追加分)と参加人数 =16枚目から17枚目への担当部数の増減= 16枚目のグループ担当部数と参加人数] : グループ名
#「(1+2)期A」は、1、2期の中で、16枚目で30部を担当したメンバーに、28部の生駒里奈、舞台の関係で20部となった生田絵梨花を加えたグループ
#「(1+2)期B」は、「(1+2)期A」以外の1、2期メンバーによるグループ
#「N 」は750枚/部に設定。これはCD1枚あたり7.2秒の割り当て時間に相当
(追加なし)
16.7万枚減 @ 750枚/部 [395部16人 =223減= 618部21人] : (1+2)期A
03.6万枚増 @ 750枚/部 [220部14人 =048増= 172部14人] : (1+2)期B
13.2万枚減 @ 750枚/部 [615部30人 =175減= 790部35人] : (1+2)期全体
(追加あり)
10.8万枚減 @ 750枚/部 [475(395+80)部16人 =143減= 618部21人] : (1+2)期A
03.9万枚増 @ 750枚/部 [225(220+05)部14人 =053増= 172部14人] : (1+2)期B
07.0万枚減 @ 750枚/部 [700(615+85)部30人 =090減= 790部35人] : (1+2)期全体
舞台版『あさひなぐ』の出演者8人は、全員が(1+2)期Aグループに属するメンバーで、それぞれ2会場10部が追加され、合計80部の上積み。
そして、「N = 750枚/部」でシミュレーションした増減は、追加なしの16.7万枚減から、追加ありによって、10.8万枚減まで改善されている。
一方、(1+2)期Bは、樋口日奈が3部、能條愛未と伊藤純奈が1部づつの合計5部上積みで、追加なしの3.6万枚増から、追加ありの3.9万枚増と、小幅ながら増えている。
結果として、1、2期全体では、追加会場によって、13.2万枚減から7.0万枚減まで引き戻しており、6.2万枚ものアップを獲得しています。
この7.0万枚減を、3期のセールスがどこまで穴埋めするかで、17枚目個別握手会セールス全体の前作増減が決まります。
(表2) 初動算入される17枚目個別握手会セールスの前作からの3期分増減シミュレーション
凡例
そのグループの前作からの売り上げ増減 @ 完売1部あたりの売り上げ枚数N (17枚目初動算入時点の期待される3期平均販売率) [17枚目のグループ担当部数(最初分+追加分)と参加人数
#「N 」は500枚/部に設定。これはCD1枚あたり10.8秒の割り当て時間に相当
(追加あり)
02.0万枚増 @ 500枚/部 (0.25) [162(144+18)部12人 =162増= 000部0人] : 3期
04.1万枚増 @ 500枚/部 (0.50) [162(144+18)部12人 =162増= 000部0人] : 3期
06.1万枚増 @ 500枚/部 (0.75) [162(144+18)部12人 =162増= 000部0人] : 3期
08.1万枚増 @ 500枚/部 (1.00) [162(144+18)部12人 =162増= 000部0人] : 3期
追加会場ではないけど、3期メンバーも、第2次応募終了時点で担当12部を売り切ったメンバーが3人いて、さっそく各6部ずつ増部されています。
おそらく、今後も上乗せがあると思いますが、現時点の部数で計算すると、上表のように、平均販売率75%で6.1万枚、100%だと8.1万枚を稼ぐことになり、1、2期分の7.1万枚減を埋めてしまうレベルに入ってくる。
一応、乃木坂全体のシミュレーションも載せておきます。
(表3) 初動算入される17枚目個別握手会セールスの前作からの乃木坂全体の増減シミュレーション
凡例
前作からの売り上げ増減 (17枚目初動算入時点の期待される3期平均販売率) [17枚目の担当部数(最初分+追加分)と参加人数
(追加あり)
04.9万枚減 (3期0.25) [862(759+103)部42人 =072増= 790部35人] : 全体
02.9万枚減 (3期0.50) [862(759+103)部42人 =072増= 790部35人] : 全体
00.9万枚減 (3期0.75) [862(759+103)部42人 =072増= 790部35人] : 全体
01.1万枚増 (3期1.00) [862(759+103)部42人 =072増= 790部35人] : 全体
つまり、2会場の追加によって、3期が好調であれば、17枚目の個別握手会セールスを、前作並みにまで引き上げられるかもしれない。
橋本奈々未が「卒業」、中元日芽香が「休業」、生田絵梨花、白石麻衣、松村沙友理が「全欠席」という厳しい条件ながら、CDセールスを落とさず乗り切る道が、少し見えてきたという感じでしょうか。
こうなってくると、初回限定盤を中心とする、店頭セールスが鍵になってきますが、ななみんの「卒業」でブーストされた筈の売り上げを、どこまで維持出来るのか、こちらも予断を許さない状況だと思います。
とくに、全国握手会の関東会場に、まいやん、さゆりんご、いくちゃんが登場するかどうかは、17枚目CDセールスの行方を左右する、重要な因子じゃないでしょうか。
この3人が、個別だけでなく、全国に関しても、17枚目握手会には一切タッチしないとなると、風は少し冷たくなっていく可能性があります(笑)。
白石麻衣と松村沙友理は、かなり大きな外仕事が入っており、まだ、情報を公表出来ないのは間違いない。
その情報の中に、CDセールスに影響を与えるものが含まれている可能性があって、今のところは、2会場追加で、個別握手会セールスを、前作トントンくらいまで期待出来そうといった辺りまでしか、読めません。
運営が、何か「切札」を用意しているかもしれないので、新たな情報が出てくるまで、待つしかないです。
話は変わりますが、HKT48の9枚目「バグっていいじゃん」が2月15日(水)に発売され、オリコン週間ランキングとBillboard JAPAN Hot100 の数字が出揃いました。
ともに総合1位ではあるんですが、AKB48G全体に関わるかもしれない、変動の兆候が見てとれるので、紹介しておきます。
(表4) HKT48表題曲の発売週における Billboard JAPAN Hot100「ストリーミング数」「ルックアップ」の順位とオリコンの成績
凡例
(BJ) Hot100 順位 [S]「ストリーミング数」順位 [L]「ルックアップ」順位 (OC) オリコン順位 売り上げ枚数 : 発売後経過週(チャートの日付) シングル番号 曲名
#「発売後経過週」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数え、その週における順位や売り上げ枚数を示している
# この表では、すべて「1週目」の発売週を取り上げている
#「ルックアップ」は、CD収録曲のPCによる読み取り数
#「シングル番号」で「No.03」は3枚目、「No.04」は4枚目
(BJ) 01位 [S]01位 [L]02位 (OC) 1位 27.7万枚 : 1週目(2014/03/24付) No.03 桜、みんなで食べた
(BJ) 02位 [S]01位 [L]03位 (OC) 1位 27.8万枚 : 1週目(2014/10/06付) No.04 控えめI love you !
(BJ) 03位 [S]03位 [L]04位 (OC) 1位 27.8万枚 : 1週目(2015/05/04付) No.05 12秒
(BJ) 03位 [S]02位 [L]05位 (OC) 1位 28.1万枚 : 1週目(2015/12/07付) No.06 しぇからしか!
(BJ) 01位 [S]01位 [L]01位 (OC) 1位 23.9万枚 : 1週目(2016/04/25付) No.07 74億分の1の君へ
(BJ) 01位 [S]01位 [L]03位 (OC) 1位 27.0万枚 : 1週目(2016/09/19付) No.08 最高かよ
(BJ) 01位 [S]01位 [L]12位 (OC) 1位 21.0万枚 : 1週目(2017/02/27付) No.09 バグっていいじゃん
9枚目「バグっていいじゃん」は、オリコン初動を前作8枚目「最高かよ」の27.0万枚から、21.0万枚と、大きく落としています。
これだけなら良いんですが、加えて、9枚目表題曲の発売週「ルックアップ」が12位と、過去最大と言っていいほど、順位を下げている。
例えば、7枚目「74億分の1の君へ」の初動は23.9万枚で、6枚目「しぇからしか!」から前作割れしていますが、表題曲の「ルックアップ」は、逆に、5位から1位へ跳ねていて、ダブルの降下になっていない。
以前から指摘していることですが、発売週「ルックアップ」の低下を伴う、オリコン初動の前作割れは、コアファンの大量離脱を示している可能性があって、あまり良くない動きです。
しかも、今回は、「ルックアップ」が12位と、トップ10をキープ出来ていない。
HKT48は、「支店」の中でも、比較的に楽曲指標の良好なグループで、48Gのいわば「優等生」という印象が強かった。
ところが、好調だったHKT48のシングルにまで、ファン離脱の兆候が見えているのは、かなり厳しい話で、2016年後半から17年前半の、まさに今、48Gの人気低落が加速している懸念があります。
一方、乃木坂と欅坂の個別握手会は、新入の3期や「けやき坂」のメンバーが、「どうしてこんなに早々と?」と、ファンが面食らうほど凄まじいスピードで、完売を積み上げている。
あるいは、48Gから坂道へのファン移動が、2017年に入って、さらに勢いを増しているのかもしれません。
HKT48は、若いメンバーが皆で頑張っているイメージがあり、最近では、松岡はななど、新しい中軸も生まれつつあって、進んでいる方向性は、個人的に頷けるものがある。
しかし、もし、アイドル界に、誰にも止められない、巨大な流れが発生しているとすれば、運営も、メンバーも、ファンも、それが落ち着くまで、ただ見ているしかないんでしょうか。
そして、その行き着く先が、アイドル界全体の繁栄なのか、それとも衰退なのか、少なくとも私には分かりません(笑)。
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プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント)
『乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE』
=============================
[公演日程] さいたまスーパーアリーナ
02月20日(月) Day1 (開演18:00) 橋本奈々未卒業コンサート
02月21日(火) Day2 (開演18:00)
02月22日(水) Day3 (開演18:00)
=============================
02月22日(水) [演劇] ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の大阪公演初日 (梅田芸術劇場メインホール)
02月25日(土) [TV_CS] 22 : 30 〜 24 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
02月25日(土) [TV_地デ] 25:00〜25:30 静岡朝日テレビ『ふじ△(ふじさんかっけー)』のレギュラーMCとして、若月佑美が出演
02月26日(日) [ラジオ_AM] 13:00〜17:00 TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』に、生駒里奈が出演
02月26日(日) [TV_BS] 23 : 00 〜 NHK BSプレミアム『乃木坂46のガクたび!』。乃木坂メンバーが全国各地の学校に「転校生」として一日入学し、生徒たちと同じ目線で学校生活を過ごす
02月26日(日) [TV_CS] 23:30〜24:00 TBSチャンネル1『乃木坂46えいご(のぎえいご)#15』に、レギュラーとして川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあや、ゲストとして衛藤美彩、高山一実、星野みなみ/新内眞衣、堀未央奈が出演
(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『真夏の気圧配置』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影
(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
大阪公演日程 : 梅田芸術劇場メインホール
02月22日(水) 01日目 第01公演(18:30)
02月23日(木) 02日目 第02公演(13:30)
02月24日(金) 03日目 第03公演(13:30)^
02月25日(土) 04日目 第04公演(12:30)&第05公演(17:30)^
02月26日(日) 05日目 第06公演(12:30)&第07公演(17:30)
02月27日(月) 06日目 第08公演(13:30)
02月28日(火) 07日目 休演日
03月01日(水) 08日目 第09公演(13:30)&第10公演(18:30)
03月02日(木) 09日目 第11公演(13:30)
03月03日(金) 10日目 第12公演(13:30)^
03月04日(土) 11日目 第13公演(12:30)&第14公演(17:30)
03月05日(日) 12日目 第15最終公演(13:30)
=============(千秋楽までの日程)================
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
橋本奈々未さん、卒業おめでとうございます。
そして、本当にお疲れ様でした。
昨年10月16日(日)深夜に放送された『乃木坂工事中』で、16th選抜のセンターに抜擢されたとき、腰の状態が芳しくないと分かっていたので、これから一体どうなることかと驚きました。
しかも、10月19日(水)深夜の『オールナイトニッポン』で、誕生日を目処に、乃木坂を「卒業」するとの発表があり、通常より、負担の重いセンターになる可能性が高くなる。
案の定、それから怒濤の日々が始まります。
「サヨナラの意味」の過酷なMV撮影に挑み、NHK紅白歌合戦を含む、年末音楽祭への出演ラッシュをこなし、ニューヨークに飛んでソロ写真集『2017』を撮影し、ソロ曲「ないものねだり」のMVを制作し、Webサイト「SHOWROOM」で写真集の宣伝をしつつ、『乃木坂工事中』で謎のカードゲーム「ナンジャモンジャ」に興じ(笑)、遂に昨日、さいたまスーパーアリーナでの卒業コンサートを、無事、終えるに至った。
あるいは、腰の具合など、決して「無事」ではないのかもしれませんが、とにもかくにも、しばらくは、しっかり休養して、心身共にリフレッシュされることを願っています。
ななみんが最後まで完走出来るのか、16枚目の期間、ずっと心に引っ掛かっていて、ハラハラしていたので、「卒業」という言葉を目にすると、今は、むしろホッとします。
ただ、今後、ことあるごとに、「ああ、橋本さん、もう居ないんだな」と気づかされて、徐々に、寂しさが募っていくのかもしれません。
「卒業」に辿り着く、最終の峠越えが、観ていられないほどシビアだったので、今日は、妙な達成感すら覚えていて(笑)、ななみんが去ってしまったことを、本心から理解出来ていない気がします。
彼女は、ファンの噂やコメントに、割と積極的に反応する人で、とくに、センターだった期間は、あれこれリアクションが派手だった(笑)。
それがゼロになってしまうと、心にポッカリと、大きな穴が開きそうで怖いです。
でも、その寂しさを噛み締めることこそ、かつて華やかに活躍したメンバーの「卒業」に、向き合うということなのでしょう。
橋本奈々未さん、あらためて、卒業おめでとうございます。
乃木坂メンバーとして過ごした5年半を糧に、新しい世界でも、大きく羽ばたかれることを、心から祈っています。
どうか、くれぐれも、お体だけは、大事になさって下さい(笑)。
さて、今日は、橋本奈々未が過ごした最後の4ヶ月を振り返る意味を込めて、「サヨナラの意味」のセールス、とくに iTunes Store のランキング推移を見てみます。
(表1) iTunes Store トップソングにおける、16枚目表題曲「サヨナラの意味」の週単位での順位推移
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 配信開始からの経過週数 対象週の日付期間 曲を披露したその週放送のテレビ番組
# 上記 A〜H と Z は、指定された週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
「サヨナラの意味」の配信開始から現在までの順位推移
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 11/02(水)06(日) Mステ, シブヤノオト
2-5-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 11/07(月)13(日) 乃木中, 46SHOW!
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 03週目 11/14(月)20(日) うたコン, Rの法則, ベストヒット
0-0-0-1-2 / 4-0-0 [0] : 04週目 11/21(月)27(日) 日テレHALLOWEEN
0-0-0-2-5 / 0-0-0 [0] : 05週目 11/28(月)04(日) ベストアーティスト
0-0-0-0-6 / 1-0-0 [0] : 06週目 12/05(月)11(日) FNS歌謡祭
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 07週目 12/12(月)18(日) 堂本兄弟XmasSP
0-0-0-3-0 / 4-0-0 [0] : 08週目 12/19(月)25(日) MステSUPER
0-0-2-2-3 / 0-0-0 [0] : 09週目 12/26(月)01(日) 紅白, CDTV年越
0-2-2-3-0 / 0-0-0 [0] : 10週目 01/02(月)08(日)
0-0-4-3-0 / 0-0-0 [0] : 11週目 01/09(月)15(日)
0-0-0-1-3 / 3-0-0 [0] : 12週目 01/16(月)22(日)
0-0-0-0-1 / 6-0-0 [0] : 13週目 01/23(月)29(日)
0-0-0-0-1 / 6-0-0 [0] : 14週目 01/30(月)05(日)
0-0-0-0-0 / 4-3-0 [0] : 15週目 02/06(月)12(日)
0-0-0-0-0 / 1-6-0 [0] : 16週目 02/13(月)19(日) 46SHOW!
0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 17週目 02/20(月)26(日)「卒業」
各行の右に、「サヨナラの意味」を披露した音楽番組や歌謡祭を載せています。
人気のある番組に軒並み出演しており、質、量ともに凄まじいキャンペーンで、橋本奈々未は、腰に問題を抱えながら、よくぞ頑張ったと言いたくなります。
しかし、これだけのプロモーションを仕掛けながら、配信7週目までは、前作「裸足でSummer」と、ほとんど変わらない順位推移でした。
夏シングルの表題曲は、このまま下降を続け、配信12週目あたりから、圏外に去っている。
ところが、「サヨナラの意味」は、『Mステ SUPER LIVE』が開催された配信8週目に大きく反転上昇し、大晦日の『第67回NHK紅白歌合戦』を含む9週目、順位をさらにアップさせます。
そして、新年の正月を迎えた10週目、トップ20にランクインするほど高順位をマーク、そこをピークに、徐々に下がっていく。
ただ、昨夜の橋本奈々未「卒業」コンサートは、追い風になったようで、再び、大きく反転して、40位以内へのランクインを果たしています。
「サヨナラの意味」が順位を大幅アップさせた8、9、10週目は、日単位では、以下のような推移になっています。
(表2) iTunes Store トップソングにおける、「サヨナラの意味」の日単位での順位推移
凡例
順位 A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 配信開始からの経過日数 対象日の日付 曲を披露したその日放送のテレビ番組
# 上記 A〜H と Z は、指定された日においてランクインした順位帯
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
「サヨナラの意味」の配信開始後 8、9、10週目の順位推移
062位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 48日目 12/19(月)
067位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 49日目 12/20(火)
081位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 50日目 12/21(水)
078位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 51日目 12/22(木)
040位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 52日目 12/23(金) MステSUPER
039位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 53日目 12/24(土)
038位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 54日目 12/25(日)
043位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 55日目 12/26(月)
041位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 56日目 12/27(火)
038位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 57日目 12/28(水)
035位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 58日目 12/29(木)
049位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 59日目 12/30(金)
026位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 60日目 12/31(土) 紅白, CDTV年越
021位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 61日目 01/01(日)
018位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 62日目 01/02(月)
020位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 63日目 01/03(火)
021位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 64日目 01/04(水)
023位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 65日目 01/05(木)
033位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 66日目 01/06(金)
033位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 67日目 01/07(土)
039位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 68日目 01/08(日)
やはり、『Mステ SUPER LIVE』の直後に、大きく順位が上がり、50位以内に再突入。
それを維持したまま、大晦日の『紅白歌合戦』を迎え、『CDTV年越しSP』を経て、順位が30位以内にまで急上昇。
正月三が日にトップ20入りを達成しています。
あるいは、歌番組ではないけど、1月1日(日)、人気の高いテレビ朝日 『芸能人格付けチェック』に、秋元真夏、白石麻衣、高山一実、松村沙友理が出演し、正解連発で存在感を見せたことも、影響しているかもしれません。
それにしても、配信開始から、右肩下がりを続けていた「サヨナラの意味」の順位が、一気に反転上昇したのは、間違いなく、『Mステ SUPER LIVE』が切っ掛けであり、紅白がさらに順位を押し上げている。
当たり前のことだけど、やはり、スーパーライブと紅白には、ぜひ出た方が良いということですね(笑)。
多くのアーティストが、これらの番組を目指すのは、大いに頷ける話です。
次に、「サヨナラの意味」の順位成績を、2016年に発売した他の表題曲と比べてみましょう。
(表3) iTunes Store トップソングにおける、2016年に発売された乃木坂・欅坂シングル表題曲の配信全期間に渡る順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名
# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数した日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
乃木坂のシングル表題曲
07-09-13-16-21 / 36-09-00 [000] (111/111日; 3位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-16-12 [149] (067/216日; 8位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [284] (051/335日; 5位) ハルジオンが咲く頃
欅坂のシングル表題曲
12-16-22-15-04 / 14-00-00 [000] (083/083日; 2位) 二人セゾン
06-02-04-01-01 / 24-60-26 [071] (124/195日; 3位) 世界には愛しかない
47-36-35-41-51 / 96-15-00 [000] (321/321日; 1位) サイレントマジョリティー
大型音楽祭への出演ラッシュがなければ、「サヨナラの意味」は、「裸足でSummer」とあまり変わらない成績だったかもしれません。
しかし、年末年始に上手く上昇気流に乗り、現在、約4ヶ月、一度も200位圏外に落ちることなく、ランクインを続けています。
春夏のシングル表題曲と比べて、楽曲セールスを大幅に伸ばしたと言えるでしょう。
一方、「サヨナラの意味」の4週間後に配信が始まった、欅坂の秋シングル表題曲「二人セゾン」は、50位以内へのランクインが69日と、極めて高い人気を見せています。
欅坂は、デビュー1年目の新人グループとは思えないほど、数多くの大型音楽祭に出演し、ほとんどのステージで「二人セゾン」を披露しており、分厚いテレビ露出の効果が、好成績を支えたのだと思います。
ただ、「サヨナラの意味」も、50位以内ランクインが66日で、ほぼ互角の成績になっています。
しかし、欅坂の配信人気が、乃木坂と決定的に異なるのは、楽曲相互の連動性が高く、強い「巻き込み」効果を確認できる点です。
象徴的なのが、「裸足でSummer」と「世界には愛しかない」の違い。
50位以内へのランクイン日数を比べると、「裸足でSummer」は26日、「世界には愛しかない」が14日と、乃木坂が欅坂を上回る成績を挙げている。
ところが、200位以内へのランクインを数えると、「裸足でSummer」が67日に対して、「世界には愛しかない」は124日と、欅坂が乃木坂を2倍近く、上回っています。
実は、配信12週目までを比較すると、二つの曲の順位は、似たような下降線を辿り、むしろ、その傾斜は、ハダサマよりセカアイの方がやや急だった。
そして、同じような時期に圏外に去るのですが、「裸足でSummer」が現在に至るまで、ほとんど200位以内に浮上してこないのに対して、「世界には愛しかない」は、17週目に当たる11月終わり頃から、再ランクインを成功させ、51位から200位の範囲ながら、2月初めの26週目くらいまで、トップソングのリストに名前が載り続けます。
この再浮上が、ランクイン日数の差を生むことになる。
「世界には愛しかない」が再ランクインを果たした11月終わりは、2016年をまとめる各種の楽曲指標が発表され、欅坂の「サイレントマジョリティー」が、アイドルシーンを代表する曲として、今一度、脚光を浴び始めた時期と重なります。
つまり、「サイレントマジョリティー」があらためて注目を集める中で、欅坂の音楽全体が見直され、「世界には愛しかない」への再評価につながった可能性が高い。
一方、乃木坂には、サイマジョのような本格的「ヒット」曲がないため、年末、数多くの人気音楽番組で「サヨナラの意味」をパフォーマンスしても、「ハルジオンが咲く頃」や「裸足でSummer」の再評価につながらず、トップソングの順位も上がらなかったのだと思います。
「サイレントマジョリティー」を通して、欅坂が、その音楽全体に興味を持たれていることは、トップ「アルバム」の順位推移にも表れています。
(表4) iTunes Store トップアルバムにおける、2016年に発売された乃木坂・欅坂シングル「Special Edition」の配信全期間に渡る順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名
# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数した日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
乃木坂の「Special Edition」
11-02-01-02-03 / 13-05-14 [060] (051/111日; 2位) サヨナラの意味
13-01-00-04-00 / 10-11-05 [172] (044/216日; 2位) 裸足でSummer
07-02-02-02-03 / 07-04-02 [306] (029/335日; 1位) ハルジオンが咲く頃
欅坂の「Special Edition」
04-03-05-03-06 / 39-12-10 [001] (082/083日; 1位) 二人セゾン
06-04-03-00-04 / 22-30-30 [096] (099/195日; 2位) 世界には愛しかない
09-05-06-02-10 / 51-47-52 [139] (182/321日; 1位) サイレントマジョリティー
乃木坂と欅坂は、シングルの収録曲すべてを、「Special Edition」という1パッケージにまとめ、ダウンロード販売しています。
iTunes Store では、これが「アルバム」として扱われ、トップアルバムというランキング表に載せられます。
上表は、2016年発売シングルの「Special Edition」について、トップアルバムのランクイン成績を示したものです。
乃木坂の「Special Edition」は、配信開始からのスタートダッシュは割と好調で、例えば、トップ10の滞在日数は、欅坂より少し長い傾向がある
ただ、これは、おそらく熱心な既存ファンの多さを反映するもので、最終的な累計ダウンロード数を左右するのは、やはりランクイン日数だと思います。
そして、ランクイン日数を比べると、欅坂の優位は圧倒的です。
シングル収録曲を一括ダウンロードするのは、購入者が、個々の楽曲に対する興味を越え、グループの音楽全体に惹かれている可能性が高い。
さらに、「サイレントマジョリティー」が、182日ランクインという図抜けた成績を叩き出していることから、やはり、この曲、このシングルを中心に、欅坂の音楽が評価されているのだと思います。
ちなみに、欅坂3シングルの全カップリング曲中、トップソングへのランクイン日数がもっとも多いのは、「渋谷川」の16日で、最高も25位と高順位をマークしていますが、偶然か、必然か、収録シングルは「サイレントマジョリティー」です。
(表5) iTunes Store トップソングにおける、2016年に発売された欅坂1、2、3枚目の(c/w)曲のランクイン日数上位トップ5
凡例
ランクイン日数による順位 : A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名 (収録シングル)
# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数した日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
1位 : 0-0-1-1-0 / 3-8-3 [370] (16/386日; 25位) 渋谷川 (1st)
2位 : 0-1-1-0-1 / 4-3-2 [183] (12/195日; 17位) 語るなら未来を (2nd)
3位 : 0-0-0-0-1 / 1-1-8 [184] (11/195日; 50位) 青空が違う (2nd)
4位 : 0-0-2-0-0 / 1-2-1 [380] (06/386日; 26位) キミガイナイ (1st)
5位 : 0-0-0-1-0 / 1-2-1 [078] (05/083日; 39位) 夕陽1/3 (3rd)
カップリング曲と言えば、16枚目に収録されている橋本奈々未のソロ曲「ないものねだり」が、こちらは間違いなく必然だと思いますが(笑)、最近、トップソングの順位を上げています。
(表6) iTunes Store トップソングにおける、16枚目(c/w)曲「ないものねだり」の順位推移
「ないものねだり」の配信開始から現在までの週単位順位推移
0-0-0-1-1 / 2-1-0 [0] : 01週目 11/02(水)06(日)
0-0-0-0-1 / 4-2-0 [0] : 02週目 11/07(月)13(日)
0-0-0-0-0 / 0-1-1 [5] : 03週目 11/14(月)20(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 04週目 11/21(月)27(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 05週目 11/28(月)04(日)
・・・・・・・・・・・・・・・
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 15週目 02/06(月)12(日)
0-0-0-0-0 / 1-3-0 [3] : 16週目 02/13(月)19(日) MV公開, 46SHOW!
0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 17週目 02/20(月)26(日)「卒業」
「ないものねだり」の配信開始後 16、 17週目の日単位順位推移
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 104日目 02/13(月)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 105日目 02/14(火)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 106日目 02/15(水)
123位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 107日目 02/16(木) MV公開
126位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 108日目 02/17(金)
129位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 109日目 02/18(土) 46SHOW!
081位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 110日目 02/19(日)
049位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 111日目 02/20(月)「卒業」
「ないものねだり」は、配信開始から3週目まで、14日間、200位以内にランクインを続け、その後、長らく圏外に去っていました。
しかし、先週、久しぶりにリストに再登場し、今週、50位以内にジャンプアップしています。
上表後半の日単位順位推移が示すように、フルバージョンMVが公開された2月16日(木)に、200位以内への再浮上があり、昨日の「卒業」ライブの後、さらに大きく上昇しており、紛うことなく、ななみんの「卒業」効果です。
欅坂のカップリング曲について、ランクイン日数最多は「渋谷川」の16日と書きましたが、実は、乃木坂の(c/w)を含めても、先週前半までは、この曲がトップでした。
ところが、14日ランクインで2位につけていた「ないものねだり」が、MV公開を切っ掛けに再浮上し、2月20日(月)の時点で、日数を19日まで伸ばし、抜いてしまいました。
つまり、ななみん最初で最後のソロ曲は、坂道シリーズでもっとも長く200位以内に入ったカップリング曲という、タイトルホルダーになったわけで(笑)、現在の50位以内という順位から考えると、さらにランクイン日数を増やすでしょう。
一応、2016年に発売された乃木坂のカップリング曲に関して、トップソングの成績を載せておきます。
(表7) iTunes Store トップソングにおける、2016年に発売された乃木坂16、15、14枚目の(c/w)曲の配信全期間に渡る順位帯分布
凡例
シングル番号「タイトル」(c/w)
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名
# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数した日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 全盤種に含まれる共通曲は青色、アンダー曲はオレンジ色
# ソロ曲は、曲名の後に担当メンバー名を記している
16枚目「サヨナラの意味」(c/w)
0-0-0-1-3 / 7-7-1 [092] (19/111日; 038位) ないものねだり (橋本)
0-0-0-0-0 / 3-4-4 [100] (11/111日; 065位) あの教室
0-0-0-0-0 / 4-2-4 [101] (10/111日; 087位) 君に贈る花がない
0-0-0-0-0 / 1-4-4 [102] (09/111日; 099位) ブランコ
0-0-0-0-0 / 0-1-3 [107] (04/111日; 144位) 2度目のキスから
0-0-0-0-0 / 1-1-1 [108] (03/111日; 086位) 孤独な青空
15枚目「裸足でSummer」(c/w)
0-0-0-0-4 / 6-3-0 [203] (13/216日; 045位) オフショアガール (白石)
0-0-0-0-0 / 4-6-3 [203] (13/216日; 061位) 行くあてのない僕たち
0-0-0-0-0 / 6-3-1 [206] (10/216日; 076位) 僕だけの光
0-0-0-0-0 / 2-1-3 [210] (06/216日; 076位) シークレットグラフィティー
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [214] (02/216日; 162位) 命の真実* (生田)
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [214] (02/216日; 168位) 白米様
*「命の真実」の正式曲名は『命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」』
14枚目「ハルジオンが咲く頃」(c/w)
0-0-1-1-1 / 0-2-1 [329] (06/335日; 025位) 釣り堀 (西野)
0-0-1-1-0 / 1-1-1 [330] (05/335日; 027位) 急斜面
0-0-0-1-0 / 1-1-1 [331] (04/335日; 036位) 不等号
0-0-0-0-1 / 1-1-1 [331] (04/335日; 044位) 憂鬱と風船ガム
0-0-0-1-0 / 1-1-0 [332] (03/335日; 039位) 強がる蕾 (深川)
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [333] (02/335日; 096位) 遙かなるブータン
「サヨナラの意味」と「ないものねだり」は、しばらくトップソングの上位ランクインを続ける可能性が高いですが、それが本格的な「ヒット」につながっていくかと言われると、残念ながら難しいかもしれない。
というのも、歌っている人物がいなくなるのは、さすがに厳しい。
「卒業」で盛り上がって、せっかく楽曲が注目を集めても、本人がセンターだと、すぐにグループを去ってしまうので、楽曲をオリジナルのまま、長く披露し続けることは不可能です。
せめて、例えば、齋藤飛鳥を16th選抜のセンターにして、「送り出す」形の楽曲にしていれば、今後のステージに、一定の継続性を持たせることが出来たでしょう。
しかも、あしゅセンターであれば、夏シングルからの連続となるので、「卒業」効果でブーストされた16枚目のCD及び楽曲セールスが、「裸足でSummer」に波及したかもしれない。
乃木坂のセンターは、選ぶコンセプトが定まらず、シングル毎に、選抜と表題曲のイメージがコロコロ変わり、欅坂のように、シングルを跨いだ連動性がほとんどない。
また、最近は、ソロ曲とユニット曲の連発によって、一つのシングル内においてすら、楽曲がバラバラに存在している感がある。
そのため、一つの曲が話題になっても、他の曲が併せて取り上げられる確率が低くなっています。
「卒業」センターは、シングルとシングルの連動性どころか、一つの楽曲の継続性をも、ばっさり断ち切るので、「ヒット」をさらに遠ざけてしまう危険がある。
中軸メンバーの「卒業」は、他メンバーとファンにとって、非常にエモーショナルな出来事で、それを原動力に、楽曲、CD、写真集、ライブ、グッズなど、様々なセールスを仕掛けることが出来る。
しかし、もっとも肝心なのは、そのメンバーが去ったあと、グループが、彼女がいたとき以上に、飛躍する態勢になっているかどうかだと思います。
「次」への布石を打っておかなければ、橋本奈々未が抜けた後、大きな穴がぽっかり開いたまま、ただ「ななみんのいない乃木坂」が続くことになる。
楽曲の継続性を断ち切ってしまう「卒業」センターの次は、何をやりたいのか伝わってこない、「全部のせ」選抜で、しかも、センターを含む多数の福神メンバーが、大きな外仕事を抱えるかもしれない。
今の乃木坂には、その時その時の「企画」はあるけど、さすがプロと唸りたくなるような、それらを貫く「戦略」を感じません。
せめて、ヒット曲が一つあれば、それを軸にして、音楽的、コンセプト的に、グループをまとめていけるけど、「卒業」センターの連発と握手会人気優先の固定選抜で、ヒットを生み出す態勢が整っていない。
橋本奈々未が何とか笑顔で「卒業」に辿り着いたのは、とても喜ばしいことだけど、ふと我に返って、乃木坂を見回してみると、グループの全体像と未来像が見えず、ななみんに対する喪失感と相俟って、重たい気分になっていきます。
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント)
02月17日(金) [TV_BS] 24 : 08 〜 24 : 15 NHK BSプレミアム「エヴァ噺 特別編 アニメ『龍の歯医者』の見どころ」に、松村沙友理が出演
02月18日(土) [TV_BS] 23:15〜 NHKBSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。「サヨナラの意味」、橋本奈々未ソロ「ないものねだり」、真夏さんリスペクト軍団「2度目のキスから」のスタジオライブ
02月19日(日) [TV_CS] 13 : 00 〜 14 : 30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2013」』
02月19日(日) [TV_CS] 14 : 30 〜 16 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
『乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE』
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[公演日程] さいたまスーパーアリーナ
02月20日(月) Day1 (開演18:00) 橋本奈々未卒業コンサート
02月21日(火) Day2 (開演18:00)
02月22日(水) Day3 (開演18:00)
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02月22日(水) [演劇] ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の大阪公演初日 (梅田芸術劇場メインホール)
02月25日(土) [TV_CS] 22 : 30 〜 24 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
02月25日(土) [TV_地デ] 25:00〜25:30 静岡朝日テレビ『ふじ△(ふじさんかっけー)』のレギュラーMCとして、若月佑美が出演
02月26日(日) [TV_BS] 23 : 00 〜 NHK BSプレミアム『乃木坂46のガクたび!』。乃木坂メンバーが全国各地の学校に「転校生」として一日入学し、生徒たちと同じ目線で学校生活を過ごす
02月26日(日) [TV_CS] 23:30〜24:00 TBSチャンネル1『乃木坂46えいご(のぎえいご)#15』に、レギュラーとして川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあや、ゲストとして衛藤美彩、高山一実、星野みなみ/新内眞衣、堀未央奈が出演
(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『真夏の気圧配置』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影とのこと
(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
大阪公演日程 : 梅田芸術劇場メインホール
02月22日(水) 01日目 第01公演(18:30)
02月23日(木) 02日目 第02公演(13:30)
02月24日(金) 03日目 第03公演(13:30)^
02月25日(土) 04日目 第04公演(12:30)&第05公演(17:30)^
02月26日(日) 05日目 第06公演(12:30)&第07公演(17:30)
02月27日(月) 06日目 第08公演(13:30)
02月28日(火) 07日目 休演日
03月01日(水) 08日目 第09公演(13:30)&第10公演(18:30)
03月02日(木) 09日目 第11公演(13:30)
03月03日(金) 10日目 第12公演(13:30)^
03月04日(土) 11日目 第13公演(12:30)&第14公演(17:30)
03月05日(日) 12日目 第15最終公演(13:30)
=============(千秋楽までの日程)================
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
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重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
今週の木曜金曜、2月16日17日に、乃木坂17枚目個別握手会の第2次受付が行われ、欅坂の4枚目は、結局、そこに重ねる形で、応募をスタートさせています。
その結果、オリコン初動に流し込めるのは、以下のように、乃木坂の6次分に対して、欅坂は7次分となっている。
(表0) 乃木坂17枚目と欅坂4枚目の選抜発表、個別握手会応募、CD発売のスケジュール
凡例
グループ名_シングル番号
個別握手会の応募開始日 担当選抜のテレビ発表日 CD発売日 [オリコン初動への算入が推測される応募次数分 選抜発表からCD発売までの期間]
# オレンジ色は予想
乃木坂46_17枚目
応募02/09(木) 選抜01/29(日) CD発売03/22(水) [6次算入 7週+3日]
欅坂46_04枚目
応募02/16(木) 選抜02/26(日) CD発売04/05(水) [7次算入 5週+3日]
乃木坂は、珍しく、個別握手会の応募開始より先に、選抜メンバーを発表していますが、多分、スーツブランド「はるやま」のCMが流れ始めると、そこに17th選抜の1、2列目が、ほぼそのままの序列で登場するので、早めにお披露目したのだと思います。
一方、欅坂は、初動算入分として、7次を下回るのは避けたいので、乃木坂の応募スケジュールと1次しか離れていないけど、4月5日(水)のCDリリースに向け、予約販売を開始したのでしょう。
楽曲セールスが波に乗っている中、CDセールスでも順調さをアピールしたいところで、4枚目で前作割れなんてトンデモナイという意気込みなのかもしれません(笑)。
ただ、「前作割れ」となると、欅坂4枚目より、乃木坂17枚目の方が、ずっと可能性が高い。
第1次応募終了後の完売部数は、秋元真夏の1部のみだったそうですが、初回受付は申し込み制限もあり、とくに驚くことではない。
しかし、多くのメンバーが「欠席」する17枚目個別握手会は、前作からの総部数増減が、1期2期の175部減を、3期の144部増で補う構図になっており、追加の会場がなければ、かなり厳しい展開になるのは避けられません。
何と言っても、1期2期の減少分は、ほとんどがCDリリース前に完売を見込めるトップメンバーによる部数で、逆に、3期の増分は、1部あたりの上限枚数と完売スピードをあまり期待できない部数で、どこまで埋め合わせ出来るかどうか、ん~、さすがに届かないでしょう(笑)、と言いたくなる面がある。
ぶっちゃけると、17枚目に関しては、初動であれ、累計であれ、前作より数字が下がっても、個人的には、あまり気にしていません。
握手会より、メンバーの外仕事を優先するのは、評価出来る姿勢で、部数構成そのものがCDセールスを下げる方向に設定されているのだから、かりにオリコンの数字がダウンしても、基本的には「想定内」です。
しかし、では、どんな数字が出てきても大丈夫かというと、決して、そんなことはない。
CDセールスの「前作割れ」には、気にしなくて良いケースと、本気で心配しなければならないケースがあります。
乃木坂の歴代シングルで、オリコン初動が前作を下回ったのは、9枚目「夏のFree&Easy」と15枚目「裸足でSummer」の2つです。
ただ、同じ「前作割れ」であっても、9枚目の方が、15枚目より、遥かに深刻な問題を含んでいる。
というのも、それが個別握手会セールスの「大崩落」を伴っていたからです。
再掲になりますが、次の表は、各シングルの発売週における「ルックアップ」の順位を示しています。
(表1) 乃木坂46表題曲の発売週における Billboard JAPAN Hot100「ストリーミング数」「ルックアップ」の順位とオリコンの成績
凡例
(BJ) Hot100 順位 [S]「ストリーミング数」順位 [L]「ルックアップ」順位 (OC) オリコン順位 売り上げ枚数 : 発売後経過週(チャートの日付) シングル番号 曲名
#「発売後経過週」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数え、その週における順位や売り上げ枚数を示している
# この表では、すべて「1週目」の発売週を取り上げている
#「ルックアップ」は、CD収録曲のPCによる読み取り数
#「シングル番号」で「No.07」は7枚目、「No.08」は8枚目
# ピンク色の曲名は、「ルックアップ」が1位ではないものを示している
(BJ) 01位 [S]01位 [L]02位 (OC) 1位 39.5万枚 : 1週目(2013/12/09付) No.07 バレッタ
(BJ) 01位 [S]01位 [L]01位 (OC) 1位 45.8万枚 : 1週目(2014/04/14付) No.08 気づいたら片想い
(BJ) 01位 [S]01位 [L]04位 (OC) 1位 42.2万枚 : 1週目(2014/07/21付) No.09 夏のFree&Easy
(BJ) 01位 [S]01位 [L]01位 (OC) 1位 47.9万枚 : 1週目(2014/10/20付) No.10 何度目の青空か?
(BJ) 01位 [S]01位 [L]01位 (OC) 1位 50.0万枚 : 1週目(2015/03/30付) No.11 命は美しい
(BJ) 01位 [S]01位 [L]01位 (OC) 1位 60.9万枚 : 1週目(2015/08/03付) No.12 太陽ノック
(BJ) 01位 [S]01位 [L]01位 (OC) 1位 62.7万枚 : 1週目(2015/11/09付) No.13 今、話したい誰かがいる
(BJ) 01位 [S]01位 [L]01位 (OC) 1位 75.0万枚 : 1週目(2016/04/04付) No.14 ハルジオンが咲く頃
(BJ) 01位 [S]01位 [L]01位 (OC) 1位 72.8万枚 : 1週目(2016/08/08付) No.15 裸足でSummer
(BJ) 01位 [S]01位 [L]01位 (OC) 1位 82.8万枚 : 1週目(2016/11/21付) No.16 サヨナラの意味
Billboard JAPAN Hot100のCD発売週「ルックアップ」において、確認出来る範囲で、乃木坂のシングル表題曲が1位を逃したのは、7枚目「バレッタ」の2位と、9枚目「夏のFree&Easy」4位の、2回だけです。
つまり、9枚目は、オリコン初動が「前作割れ」すると同時に、発売週「ルックアップ」が過去最低の4位にまで下がっている。
「ルックアップ」は、CD読み取り数に従って付けられた順位で、AKB48Gのランキング動向から、ライブにおける観客動員力など、ファンの「人数」を反映することが分かっています。
つまり、乃木坂は、9枚目シングルにおいて、ファンの大規模離脱が起こった可能性があります。
ちなみに、この週で「ルックアップ」が1位だったのは、「夏のFree&Easy」と同週発売である、ラブライブ系の μ's「KiRa-KiRa Sensation!」で、オリコン初動は4.9万枚でした。
一方、15枚目「裸足でSummer」は、「ルックアップ」で1位を獲得しており、ファン人数の減少を窺わせる節はなく、実際、初動で前作を下回ったものの、発売8週目以降の累計では、常に上回っている。
それに対して、9枚目は、初動だけでなく、累計でも「前作割れ」している唯一のシングルで、CDセールスが受けたダメージの大きさが分かります。
サウンドスキャン第1週の数字を調べると、9枚目の店頭販売分は、前作から8千枚ほどの減少で、さほど大きな差はない。
従って、オリコン初動が3.6万枚ダウンした原因は、個別握手会セールスの不調だと考えられます。
そして、メンバーごとの完売状況から、9枚目のCD売り上げが、これほど厳しい展開となってしまった経緯が見えてきます。
実は、個別握手会のセールスは、8枚目「気づいたら片想い」から、すでに大幅な下降を始めており、9枚目「夏のFree&Easy」は、それが覆い隠せないほど大きくなってしまって、遂に初動「前作割れ」として、表面化したと見るのが妥当です。
(表2) 乃木坂46シングル、7、8、9枚目個別握手会の第13次応募終了時点でのグループ別完売状況
凡例
グループ名
完売部数/担当部数 (完売率) 推定売上枚数 @ グループ人数 : シングル番号と応募次数
#「1期A」は、2014年当時、最高30部を売り切る握手会人気をすでに備えていた、秋元真夏、生田絵梨花、衛藤美彩、桜井玲香、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、松村沙友理、若月佑美の10人から成るグループ
#「1期B」は、「1期A」以外の1期メンバーから成るグループ。8枚目を最後に市來玲奈が「卒業」したため、7、8枚目は20人、9枚目が19人
#「2期」は、2期メンバーから成るグループ。7枚目を最後に西川七海が「卒業」、9枚目から相楽伊織が「復帰」したため、7枚目13人、8枚目12人、9枚目13人
# シングル名は、7th「バレッタ」、8th「気づいたら片想い」、9th「夏のFree&Easy」
#「推定売上枚数」は、CD1枚あたり8秒、完売1部675枚としてシミュレーション
1期A
280部/288部 (0.972) 19.4万枚 @ 10人 : 7th13次
281部/294部 (0.956) 19.8万枚 @ 10人 : 8th13次
265部/270部 (0.981) 18.2万枚 @ 09人 : 9th13次
1期B
142部/266部 (0.534) 16.5万枚 @ 20人 : 7th13次
054部/330部 (0.164) 13.5万枚 @ 20人 : 8th13次
012部/358部 (0.034) 09.8万枚 @ 19人 : 9th13次
2期
043部/110部 (0.391) 06.4万枚 @ 13人 : 7th13次
013部/135部 (0.096) 05.0万枚 @ 12人 : 8th13次
005部/153部 (0.033) 04.2万枚 @ 13人 : 9th13次
松井玲奈
005部/005部 (1.000) 00.3万枚 @ 01人 : 9th13次
全体
465部/664部 (0.700) 42.4万枚 @ 43人 : 7th13次
348部/759部 (0.458) 38.3万枚 @ 42人 : 8th13次
287部/786部 (0.365) 32.5万枚 @ 41人 : 9th13次
当時、すでに握手会人気のトップメンバーだった10人は、7枚目「バレッタ」、8枚目「気づいたら片想い」、9枚目「夏のFree&Easy」で、常に95%を越える完売率を達成し、「1期A」の売り上げ枚数は、ほぼ一定で推移しています。
9枚目は、前作から1.6万枚ほど減っていますが、音大受験に専念するため「一時休業」した生田絵梨花が、8枚目で獲得したセールスが1.7万枚なので、ちょうど、いくちゃんの分だけ少なくなった勘定です。
ところが、トップメンバー10人以外の1期に目を向けると、全然違う景色が広がっている。
「1期B」は、7枚目「バレッタ」で266部中142部、53.4%の完売率を達成し、推定16.5万枚を売り上げていました。
しかし、8枚目「気づいたら片想い」では、完売部数が半分以下の54部となり、完売率は16.4%に激減、推定で3万枚も売り上げを落としている。
さらに、この下落傾向は、9枚目に入ってもブレーキが掛からず、完売がたった12部、完売率は3.4%に、暴落してしまう。
そして、「2期」でも、8枚目から、同じことが起こっています。
7枚目で43部を売り切り、39.1%と、まずまずだった完売率は、8枚目で13部完売の9.6%に低下。
9枚目では、もはや5部しか完売が出ず、3.3%にまで率が下がっている。
当然ながら、「全体」セールスも、7枚目で70.0%だった完売率が、8枚目に45.8%、9枚目は36.5%と、2作連続での大幅減を喫します。
9枚目「夏のFree&Easy」から、「兼任」である松井玲奈が選抜と握手会に参加しますが、「巻き込み」効果はほとんどなく、乃木坂の個別握手会セールスは、7枚目から8枚目で4.1万枚減、8枚目から9枚目に5.8万枚減と、歯止めのかからない「大崩落」状態に陥ってしまった。
つまり、9枚目で起こった初動と累計の「前作割れ」は、8枚目から始まった個別握手会セールスの激しい下落が、オリコンの売り上げ枚数という、分かり易い数字として、表に出てきただけで、事の発端は「気づいたら片想い」にあると考えるのが妥当です。
2014年の5月25日(日)、岩手で開催されたAKB48全国握手会で、メンバーが刃物で襲われる傷害事件が発生します。
事件の後、AKB48Gは、しばらくの間、握手会再開の目処が立たず、CDセールスは明らかな影響を受け、薄氷のミリオンが続きます。
一方、乃木坂は、9枚目個別握手会応募の3次と4次の間に事件が起こり、5日後に『16人のプリンシパル trois』が始まっています。
この事件が、乃木坂のCDセールスをも引き下げたという見方があるので、(表2)では、13次応募という期間で、個別握手会セールスを比較しています。
時系列を理解しやすくするため、以下に、7、8、9枚目シングルの主な日程を載せておきます。
(表3) 乃木坂46シングル、7、8、9枚目に関する選抜発表、CD発売、個別握手会応募の日程
凡例
選抜[担当選抜がテレビで発表された日] 発売[CD発売日] 13次[個別握手会第13次応募終了日] シングル番号「タイトル」
選抜['13/10/06] 発売[11/27] 13次[02/10] 7th「バレッタ」
選抜['14/01/26] 発売[04/02] 13次[05/02] 8th「気づいたら片想い」
選抜['14/05/11] 発売[07/09] 13次[08/01] 9th「夏のFree&Easy」
(表2)で調べている8枚目13次応募は、事件発生前の5月2日(金)に終わっているので、7枚目からの個別握手会セールス大幅下落は、事件とまったく関係ありません。
さらに、9枚目の13次応募は、事件後、9週間も経った8月1日(金)に終わっている。
2日後の8月3日(日)は、深夜の『乃木坂って、どこ?』において、生田絵梨花が10th選抜センターに抜擢された放送回で、そこまで事件のショックが尾を引くとは、さすがに思えない。
スケジュール設定から、初動に流し込める個別握手会セールスは、7枚目が5次応募分、8枚目が8次応募分、9枚目は9次応募分までで、(表2)で示した差が、そのまま反映されているわけではありません。
算入次数を多く稼ぐことで、「1期A」の売り上げを出来るだけMAXに近づけ、初動をアップするのは、当時、定番手法のようでしたから(笑)。
しかし、ある程度長めの応募次数に揃えて比較したとき、「1期B」と「2期」の完売部数、完売率、推定売り上げが連続で大幅下落しているのは、両グループに属するメンバーのファンが、乃木坂を離れてしまった可能性を示すものです。
初動算入分に絞っても、(表2)と同じく、9枚目において、「1期A」は、8枚目を凌駕するほどのペースで順調に完売部数を伸ばしており、逆に、「1期B」と「2期」は不調が顕著です。
当時、AKB48Gの握手会や写真会が次々と延期される中、乃木坂は、消化中だった8枚目握手会を予定通り実施すると、早々と発表し、『プリンシパル』もそのまま始まって、連日大盛況だった。
警備は強化されたものの、乃木坂は、8、9枚目の握手会を含む、すべてのイベントを予定を変更せずにこなしていき、スケジュール上、事件の影響はほとんどなかった。
従って、初動に関しても、「前作割れ」の原因は、8枚目「気づいたら片想い」からすでに始まっていた、「1期A」と「1期B」「2期」の、握手会人気の格差拡大であり、背後にあるファンの離脱だと思います。
そして、この推察は、9枚目表題曲「夏のFree&Easy」の発売週「ルックアップ」が、4位に落ちてしまったことと、符合している。
トップメンバー以外のファンが大量に去ってしまった理由として一番に考えられるのは、8枚目「気づいたら片想い」から、握手会人気の高いメンバー順に、フロントから並べていく、厳密な「握手会主義」が、誰の目にも明らかになったことです。
(表4) 乃木坂46シングル、7、8、9枚目の選抜メンバー構成
#「1期10」はメンバー名が青色
#「2期」はメンバー名がオレンジ
7th選抜「バレッタ」
(3列目) 伊藤万理華 衛藤美彩 齋藤飛鳥 秋元真夏 深川麻衣 中元日芽香 川後陽菜 高山一実
(2列目) 桜井玲香 生田絵梨花 生駒里奈 若月佑美
(1列目) 西野七瀬 白石麻衣 堀未央奈(c) 橋本奈々未 松村沙友理
8th選抜「気づいたら片想い」
(3列目) 川村真洋 北野日奈子 樋口日奈 秋元真夏 和田まあや 高山一実
(2列目) 桜井玲香 若月佑美 生田絵梨花 松村沙友理 深川麻衣
(1列目) 堀未央奈 白石麻衣 西野七瀬(c) 橋本奈々未 生駒里奈
9th選抜「夏のFree&Easy」
(3列目) 衛藤美彩 井上小百合 斉藤優里 星野みなみ 大和里菜 堀未央奈 高山一実
(2列目) 若月佑美 秋元真夏 桜井玲香 深川麻衣 生駒里奈
(1列目) 松井玲奈 白石麻衣 西野七瀬(c) 橋本奈々未 松村沙友理
7th選抜では、すでに高い握手会セールスを誇っていた秋元真夏と深川麻衣が3列目に置かれ、さらに、まだ実績のなかった2期メンバーの堀未央奈がセンターに大抜擢されるなど、すべてが握手会人気で決まっているわけじゃない、という雰囲気が残っていました。
しかし、8th選抜では、握手会人気トップの西野七瀬がセンターに抜擢され、その両脇に、白石麻衣と橋本奈々未が入り、セールスのトップ3がフロントのトップ3を占め、「握手会主義」が疑う余地のない「形」として提示される。
また、握手会人気が伸び悩んでいる「1期B」メンバーは、3列目に1回起用されるだけ、という空気が漂い始めていた。
一方、2期の起用は、堀未央奈がフロントにいること、さらに北野日奈子が2人目として選抜入りしたことで、今後も他のメンバーが抜擢されるかもしれないという、一縷の望みがありました。
ところが、9枚目では、白石、西野、橋本が引き続きトップ3に抜擢された上、休業の生田絵梨花と衛藤美彩以外の「1期10」8人が1、2列目に入り、残りの福神2人を、「兼任」の松井玲奈と生駒里奈が占めるという、ガチガチの固定選抜が実現。
さらに、2期は、堀未央奈が3列目となり、北野日奈子はアンダーに行き、アンダーからは誰も選抜入りしなかった。
ここに至って、「1期B」と「2期」のファンは、自分の応援するメンバーが選抜上位に抜擢されることが、遥か遠い道のりになってしまったことを痛感することになる。
8枚目、9枚目と進むにつれ、強化され、明確になっていく、握手会主義に基づく選抜の固定化が、「1期B」と「2期」のファンに重くのしかかり、乃木坂史上稀に見る大量離脱を生み出し、個別握手会セールスを2作連続で大きく下落させた。
そう考えると、一連の流れが上手く説明出来ます。
そして、離脱したのは、ファンだけに留まらなかった。
9枚目「夏のFree&Easy」を最後に、1期の伊藤寧々、2期の矢田里沙子と米徳京花が、乃木坂を「卒業」します。
「卒業」の理由は様々だと思いますが、8枚目、9枚目で起こった、握手会主義による選抜の固定化、「1期B」と「2期」のファン離脱、オリコン初動の「前作割れ」が、彼女たちの決断とまったく無関係だったとは、言い切れないものを感じます。
今は、アンダーが単独で武道館ライブを行ったり、雑誌のグラビアに載ったり、テレビやWebの番組に出演したり、さまざまな活躍の場がある。
しかし、当時は、選抜に入らなければ、ほとんど仕事がなく、「固定化」が進む状況を眺めながら、このままで良いのかと、あれこれ不安や疑問を抱くのは、ファンも、メンバーも同じだったと思います。
乃木坂に入ってまだ間もない2期が、最初の期待を背負って進み、握手会主義という猛烈な逆風に吹かれ、いかに苦しんだか、次の表が物語っています。
(表5) 乃木坂46シングル、7、8、9、10枚目における、個別握手会第13次応募終了後の2期完売状況
凡例
メンバー名(漢字2文字) : 完売部数/担当部数 [シングル番号]
堀未 : 15/22 [7th] 05/28 [8th] 03/30 [9th] 02/33 [10th]
北野 : 09/14 [7th] 05/19 [8th] 01/21 [9th] 00/26 [10th]
新内 : 02/10 [7th] 00/10 [8th] 00/15 [9th] 02/19 [10th]
伊藤 : 01/10 [7th] 00/10 [8th] 00/10 [9th] 00/12 [10th]
鈴木 : 04/06 [7th] 00/10 [8th] 00/10 [9th] 00/05 [10th]
伊藤 : 04/06 [7th] 01/10 [8th] 00/10 [9th] 00/12 [10th]
山崎 : 03/06 [7th] 01/10 [8th] 00/10 [9th] 00/12 [10th]
寺田 : 02/06 [7th] 00/10 [8th] 00/10 [9th] 00/07 [10th]
西川 : 01/06 [7th] 卒業
渡辺 : 01/06 [7th] 01/06 [8th] 00/09 [9th] 02/10 [10th]
米徳 : 01/06 [7th] 00/10 [8th] 00/10 [9th] 卒業
矢田 : 00/06 [7th] 00/06 [8th] 00/04 [9th] 卒業
佐々 : 00/06 [7th] 00/06 [8th] 00/10 [9th] 00/07 [10th]
相楽 : 00/00 [7th] 00/00 [8th] 01/04 [9th] 01/19 [10th]
10枚目で、新内眞衣と渡辺みり愛が売り上げを伸ばしているのは、9枚目期間中に開催された『16人のプリンシパル trois』で、活躍したことが反映されているのだと思います。
但し、この「何度目の青空か?」に至っても、「2期」グループの人気が復活した気配はない。
8枚目と9枚目で離れてしまったファンが、10枚目でも戻っていない可能性があります。
矢田里沙子と米徳京花が「卒業」して、すでに2年半が経ちますが、残った11人の中、未だに選抜入りしたことのないメンバーが6人もいて、福神経験者は堀未央奈1人だけです。
厳しい状況で諦めず、乃木坂で長く頑張ってきたのに、あまりに抜擢が遅い。
再び、メンバーとファンの大量離脱を招かないよう、2期の選抜上位への起用を迅速に進めるべきじゃないでしょうか。
17枚目のオリコン初動が「前作割れ」することは、基本的に問題ないけど、万が一、発売週「ルックアップ」が1位を獲得出来なかったら、深刻に捉えた方がいい。
AKB48は、2016年、4枚のシングルをリリースして、すべて初動ミリオンを記録していますが、その中で、「翼はいらない」と「ハイテンション」の2枚が発売週「ルックアップ」の1位を逃しています。
2015年から数えると、8枚中4枚の1位陥落となり、ファン人数の減少傾向を危惧させる数字です。
一部の「勝ち組」メンバーだけが、選抜の上位ポジションを占め、大きな外仕事を連発する状況は、同時に、若手メンバーの大量「卒業」とファンの大規模離脱を引き起こす危険がある。
グループアイドルである以上、行き過ぎた「格差」は、結局、グループを弱体化させると思います。
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 〜「16人のプリンシパル trois」の関連情報
伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花の卒業、松村沙友理の苦悩、それでも乃木坂は進んでいく [23Oct14]
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乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント)
02月14日(火) [演劇] 生田絵梨花主演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演千秋楽 (赤坂ACTシアター)
02月14日(火) [TV_地デ] 19:00〜20:54 TBS『この差って何ですか?』に、秋元真夏が出演
02月14日(火) [TV_地デ] 23:15〜24:15 テレビ朝日『中居正広のミになる図書館』に、秋元真夏が出演
02月15日(水) [TV_地デ] 19:57〜20:54 フジテレビ『世界の何だコレ!?ミステリー』に、高山一実が出演
02月17日(金) [TV_BS] 24 : 08 〜 24 : 15 NHK BSプレミアム「エヴァ噺 特別編 アニメ『龍の歯医者』の見どころ」に、松村沙友理が出演
02月18日(土) [TV_BS] 23:15〜 NHKBSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。「サヨナラの意味」、橋本奈々未ソロ「ないものねだり」、真夏さんリスペクト軍団「2度目のキスから」のスタジオライブ
02月19日(日) [TV_CS] 13 : 00 〜 14 : 30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2013」』
02月19日(日) [TV_CS] 14 : 30 〜 16 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『真夏の気圧配置』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影とのこと
(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
東京公演 : 赤坂ACTシアター
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)
大阪公演日程 : 梅田芸術劇場メインホール
02月22日(水) 01日目 第01公演(18:30)
02月23日(木) 02日目 第02公演(13:30)
02月24日(金) 03日目 第03公演(13:30)^
02月25日(土) 04日目 第04公演(12:30)&第05公演(17:30)^
02月26日(日) 05日目 第06公演(12:30)&第07公演(17:30)
02月27日(月) 06日目 第08公演(13:30)
02月28日(火) 07日目 休演日
03月01日(水) 08日目 第09公演(13:30)&第10公演(18:30)
03月02日(木) 09日目 第11公演(13:30)
03月03日(金) 10日目 第12公演(13:30)^
03月04日(土) 11日目 第13公演(12:30)&第14公演(17:30)
03月05日(日) 12日目 第15最終公演(13:30)
=============(千秋楽までの日程)================
02月02日(木)〜 舞台イベント『3人のプリンシパル』
乃木坂46の3期生12人による初めての長期単独公演。メンバー全員が参加する第1幕の即興劇などを観客が「審査」し、第2幕舞台の出演者を投票で決める、キャスティング参加型演劇
[上演期間と劇場]
02月02日(木)〜02月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)
[出演メンバー]
伊藤理々杏 岩本蓮加 梅澤美波 大園桃子 久保史緒里 阪口珠美 佐藤楓 中村麗乃 向井葉月 山下美月 吉田綾乃クリスティー 与田祐希
[出演俳優]
酒井敏也 大高洋夫 柿丸美智恵
[脚本・演出]
徳尾浩司
[第2幕舞台の演目と3役]
『銀河鉄道の夜』ジョバンニ・カムパネルラ・サソリ
[公演日程]
# 終了した公演に関しては、第2幕の3役に選ばれたメンバー名を上記役順に従って記載
=============================
02月02日(木) 01日目 第01公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月03日(金) 02日目 第02公演(18:00) 久保・向井・中村
02月04日(土) 03日目 第03公演(12:00) 伊藤・大園・山下
02月04日(土) 03日目 第04公演(17:00) 与田・山下・久保
02月05日(日) 04日目 第05公演(12:00) 梅澤・久保・伊藤
02月05日(日) 04日目 第06公演(17:00) 久保・伊藤・与田
02月06日(月) 05日目 第07公演(18:00) 山下・中村・久保
02月07日(火) 06日目 第08公演(18:00) 伊藤・与田・山下
02月08日(水) 07日目 第09公演(18:00) 中村・山下・向井
02月09日(木) 08日目 第10公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月10日(金) 09日目 第11公演(18:00) 久保・山下・伊藤
02月11日(土祝) 10日目 第12公演(12:00) 与田・伊藤・阪口
02月11日(土祝) 10日目 第13公演(17:00) 佐藤・久保・与田
02月12日(日) 11日目 第14公演(12:00) 岩本・久保・山下
02月12日(日) 11日目 第15最終公演(17:00) 山下・久保・中村
=============================
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
今日の午前中、欅坂46の公式サイトが、4月5日(水)に4thシングルを発売すると発表しました。
同時に、シングルの盤種構成は、初回限定盤A、B、C、Dと通常盤の、計5種類であること、さらに、全国握手会と個別握手会の日程もアナウンスされています。
欅坂のシングルは、これまで初回限定盤がA、B、Cの3種類だったので、4枚目は1種類増やされている。
店頭販売の売り上げ枚数を伸ばすことが、一番の目的だと思いますが(笑)、平仮名「けやき坂」の新メンバー11人が本格的に楽曲参加するため、盤種を増やして、曲数とMV数をアップする意図もあるのでしょう。
一方、全国握手会は、関東、愛知、京都の計3会場、個別握手会は、関東4つ、愛知1つ、京都1つの計6会場で、従来通りの設定でした。
まだ、個別握手会の応募日程とメンバー別部数配分が出ていないので、売り上げ枚数の見通しについては、何とも言えません。
ただ、3枚目「二人セゾン」の16次応募終了時点において、21人の漢字「欅坂」は、15人が24部を23部以上完売し、11人の平仮名「けやき坂」は、7人が12部を8部以上売り切っています。
圧倒的な握手会人気と言うべきで、4枚目で各メンバーの担当部数を引き上げても、再び、全完売が続出する可能性が高く、「伸びしろ」は十分、十二分にある。
現在の1会場4部制を5部制にして、最高担当部数を30部にアップするなど、CDセールスに関して、どこまで「勝負」を掛けるのかは、欅坂運営の考え方次第です。
設定によっては、乃木坂の売り上げ枚数に、かなり接近する可能性があり、個別握手会の部数配分が注目されます。
4月5日(水)のCD発売は、乃木坂17枚目の2週間後、NGTデビューシングルの1週間前で、想定ど真ん中の、オーソドックスな日程です。
選抜発表と個別握手会の応募開始も、従来通りのスケジュールだと思いますが、過去の例を眺めながら、一応、予想しておきましょう。
(表1) 欅坂の歴代シングルに関する個別握手会応募、選抜発表、CD発売の日程
凡例
シングル番号 個別握手会第1次受付開始日 選抜発表日 CD発売日 [オリコン初動に算入された応募次数(選抜発表前に行われた「前倒し」応募の次数) 選抜発表からCD発売までの期間]
# 日付は、すべて2016年
1枚目 応募02/08(月) 選抜02/28(日) 発売04/06(水) [8次(3次) 5週+3日]
2枚目 応募06/09(木) 選抜06/26(日) 発売08/10(水) [9次(3次) 6週+3日]
3枚目 応募10/06(木) 選抜10/16(日) 発売11/30(水) [8次(2次) 6週+3日]
欅坂のシングルは、個別握手会の応募が2、3次終わった頃、CD発売の5、6週プラス3日前に、担当選抜を『欅って、書けない?』で発表し、オリコン初動算入を8、9次応募分確保する設定になっています。
2月12日(日)深夜に放送された『欅って、書けない?』の予告から、次回は4th選抜の発表がなく、2月26日(日)以降だと判明しています。
ところが、CD発売が4月5日(水)なので、「以降」と言っても、3月に入ってしまうと、選抜発表からのリリースまでが、5週プラス3日より少なくなってしまう。
さすがに、宣伝期間としては短いので、まあ、2月26日(日)に、4th選抜がテレビでお披露目されると見て、良いんじゃないでしょうか。
すると、問題になるのは、第1次応募の日付です。
(表2) 欅坂4枚目シングル日程予想
# 表記法は(表1)と同じ
# 日付は、すべて2017年
# 4th選抜は2月26日(日)深夜『欅って、書けない?』で発表されると仮定して、個別握手会の応募開始日を変えてシミュレーションしている
4枚目 応募02/16(木) 選抜02/26(日) 発売04/05(水) [7次(2次) 5週+3日]
4枚目 応募02/23(木) 選抜02/26(日) 発売04/05(水) [6次(1次) 5週+3日]
4枚目 応募03/02(木) 選抜02/26(日) 発売04/05(水) [5次(0次) 5週+3日]
今週の2月16日(木)17日(金)に第1次応募が行われると、初動算入は7次分を確保することになる。
(表1)が示すように、7次というのは、過去3シングルと比べ、すでに少ない次数で、握手会の日程を告知している以上、さっさと始めたいところです(笑)。
従って、4枚目個別握手会の応募は、今週スタートが有力です。
しかし、断言するには、若干、気になる因子がある。
乃木坂17枚目は、先週、応募が始まり、今週は第2次受付ですが、ご承知のように、個別握手会を全欠席、または一部欠席するメンバーが相次ぎ、しかも、ほとんど全員が30部をシングル発売前に売り切ってしまう、人気メンバーばかり。
CDセールスにとって、かなりシビアな状況で、握手会人気も絶好調である欅坂の応募を、最初からダイレクトに重ねられると、乃木坂としては、非常に切ない。
主要メンバーの担当部数が大幅に減ってしまった17枚目で、初動の前作越えは、3期メンバーのスタートダッシュに掛かっているのに、欅坂には、正面から競合しかねない、若いメンバーが溢れ返っています。
せめて、2回くらいは待って欲しいと、乃木坂側が切望すれば、一応、「妹」グループですから、4枚目の応募開始を、来週に延期してくれないとも限らない(笑)。
3枚目「二人セゾン」の個別握手会セールスで、24部を全完売した13人は、全員が3次受付までに、それを達成しているので、4枚目の初動算入が6次分になっても、前作割れを心配する必要はあまりなく、むしろ、総部数の引き上げと初回限定盤の1種増で、CD売り上げ枚数の大幅アップを狙えるでしょう。
4月12日(水)は、CDデビューを待たされに待たされたNGT48が、念願の初シングルをリリースするので、欅坂4枚目のCD発売を1週間遅らせるわけにはいかない。
また、4月19日(水)以降だと、今度は、夏と秋のシングル日程に影響が出かねません。
ということで、欅坂の4枚目個別握手会応募は、今週始まる可能性が高いものの、来週スタートという選択肢も、少し可能性が残っている。
再来週となると、初動算入が5次応募分しかなくなるので、さすがに、それはないと思います。
乃木坂が、もっと早めに17枚目個別握手会の応募を始めていれば、話はもっとシンプルだった筈です。
しかし、17枚目は、CD発売日がなかなかアナウンスされず、個別握手会の応募は、11枚目「命は美しい」以来2年ぶりとなる、選抜発表後のスタートで、「タイトル」はまだ告知されていない。
やはり、CDリリースや各メンバーの握手会参加に関して、日程調整に手間取ったんじゃないでしょうか。
その結果、個別握手会セールスが、3期頼みの深刻な状況に陥っているのに、初動算入は6次分しか確保できず、欅坂とも、場合によっては、1次しか離せない、タイトな応募スケジュールを余儀なくされてしまった。
乃木坂運営が、かりにCDの売り上げ枚数を気にしないという方針に転換したのだとしても、シングルの発売日やタイトルを、テンポ良く、スムーズに発表できないとなると、収録されている楽曲やMVのクオリティが高く仕上がっているのか、心配になってきます。
先週金曜日の『MUSIC STATIION』で初披露された、AKB48「シュートサイン」のステージパフォーマンスは、全体フォーメーションの変化がほとんどなく、足が動かない、手だけのフリが多くて、ある意味、衝撃的でした(笑)。
全員でフォーメーションを練習する時間が取れないので、ソロで習得可能な振り付けに絞った印象がある。
センターである小嶋陽菜らしい「省エネ」ダンスという話もあるけど(笑)、多数のメンバーが、びっくりするほど派手な女子プロレスの衣装を纏っているのに、「サヨナラの意味」より動きが少なく見えるのは、さすがに違和感を拭えず、「もっと、飛んだり、跳ねたりした方がいいんじゃ・・・」と、言いたくなった。
乃木坂の17枚目も、AKB48の47枚目と同じく、選抜中軸メンバーが、とてつもなく忙しい可能性があって、表題曲は久しぶりの本格的ダンスナンバーとの噂が流れる中、どんなパフォーマンスになるのか、期待と不安で胸が一杯です(笑)。
一方、欅坂4枚目のパフォーマンスに対しては、大評判となった過去3作の内容、向上していくメンバーのダンススキル、パフォーマンスへの真摯な姿勢などから、多くの人が、ひたすら期待し、楽しみにしている。
期待を裏切らないよう、クオリティを維持するプレッシャーは大変だと思うけど、「期待感」こそ、人気アーティストの証で、欅坂は、現時点で、すでに大きく坂を上ったと言えるかもしれません。
乃木坂17枚目個別握手会を、主要メンバーが、全欠席あるいは一部欠席する件については、未だに、「理由」の説明がなく、追加会場の有無も分からず、さらに、全国握手会の日程すら発表されていない。
ただ、愛知と京都では、個別と全国の握手会を、土曜、日曜連続で開催することが多い。
すると、個別握手会の日程から、愛知の全国握手会は5月6日(土)、京都は5月27日(土)の可能性が高い。
5月7日(日)の愛知個別握手会は、生田絵梨花、白石麻衣、松村沙友理が参加しませんが、前日に全国が行われるとして、3人が土曜だけ「なごやポートメッセ」にやって来るとは、ちょっと思えない。
また、5月28日(日)の京都個別は、全欠席の3人に加え、生駒里奈、井上小百合、衛藤美彩、北野日奈子、齋藤飛鳥、新内眞衣、堀未央奈、若月佑美が不参加ですが、この11人が前日の全国にだけ登場する確率も、低いように思えます。
つまり、地方の全国握手会は、いくちゃん、まいやん、さゆりんごが、愛知と京都の2会場、生駒ちゃんら8人は京都会場を欠席する可能性がある。
前回記事で調べたように、17枚目個別握手会セールスは、このまま追加会場がなければ、思っている以上に、深刻なダメージを受けそうで、売り上げ枚数を維持するには、店頭販売分がポイントになってくる。
ところが、日曜に行われる地方会場の個別握手会に、おそらく長期に渡る重要な「外仕事」で参加出来ないメンバーが、土曜の全国握手会にだけ現れると期待するのは、なかなか難しい。
となると、これだけの人気メンバーですから、全国握手会も不参加ならば、初回限定盤の売れ行きに影響が出て不思議ではない。
17枚目CDセールスの見通しは、本当に厳しい。
乃木坂運営は、そのことを百も承知している筈です。
にもかかわらず、今のところ、売り上げ減少を防ぐ、効果的な策が出てくる気配がない。
乃木坂を取り巻く最近の状況を眺めていると、2015年4月、『乃木坂って、どこ?』が終了し、『乃木坂工事中』が始まった頃との「類似点」が気になります。
2014年、ソニーは、連結業績見通しで、下方修正を行い、大きな赤字を計上すると共に、大規模なリストラ策を発表します。
その後、2015年に入って、ソニー本社がグループの収支改善を目指し、各部門を「分社化」する方針を打ち出しました。
独立採算の度合いを高めるのが狙いで、当然、エンターテイメント部門も影響を受け、「効率化」を迫られることになる。
『乃木坂って、どこ?』は、ソニー損保、forTUNE music、SMEなど、ソニー系の企業が支えている番組で、乃木坂の冠番組に注ぎ込むお金が、絞り込まれたのは十分に考えられます。
実際、この時期スタートした『乃木坂工事中』は、『乃木どこ?』時代より、スタジオが狭く、出演メンバーの人数は抑えられ、ロケによるVTR企画が多くなり(笑)、番組予算が厳しいことを疑いたくなる内容に変わっていました。
また、2015年3月18日(水)に発売された11枚目「命は美しい」は、個別握手会の総部数が、前作「何度目の青空か?」の902部から713部へ、200部近い大幅な減少となった。
そして、この11枚目以降、乃木坂個別握手会の設定は、量的拡大を避け、メンバーごと、売り切れるだけの部数に絞り込み、無駄を徹底的に省く姿勢に転換していきます。
さらに、セブンイレブンとコラボして、全国のコンビニで乃木坂のCDが受け取れるよう利便性を高め、店頭販売分の売り上げアップを、積極的に進めることになる。
つまり、2015年の春に、ソニーの赤字、冠番組の予算削減、個別握手会の「効率化」が同時に起こったわけです。
そして、2017年の春、再び、この三つが揃ったように見える。
最近、ソニーが、下方修正によって、映画部門の大きな赤字を決算報告したというニュースが流れました。
これによって、エンタメ部門全体で「効率化」が謳われ、音楽の分野において、経費の見直しと削減が行われても不思議ではない。
『乃木坂工事中』は、バトル企画の賞品を、メンバーの私物にしたり、欅坂との「合同忘年会SP」においては、賞品代金を、『欅って、書けない?』のMC澤部佑に払わせようとするなど(笑)、かなり予算がキツくなっている印象を受ける場面が多い。
また、橋本奈々未のソロ写真集『2017』の公式アカウントが、2月12日(日)深夜に放送された『乃木坂工事中』の予告に、次回流すことになっている、ななみんの最終収録分が入っていないと、指摘していました。
2月20日(月)、「さいたまスーパーアリーナ」で橋本奈々未卒業コンサートを行い、同日、2ndソロ写真集『2017』を発売するのだから、セールスを盛り上げるため、前日深夜の乃木坂冠番組に、ななみんが登場して、最後の挨拶をするのは当然の流れです。
制作会社である愛知テレビの番組公式サイトの次回予告欄には、橋本奈々未の出演が載っていますが、テレビの予告をすっ飛ばすのは、かなり大きなことだと思います。
単純なミスなのか、何か勘違いがあったのか、よく分かりませんが、番組スタッフの人数が減らされているんじゃないかと、考えたくなるような、一連の動きでした。
最近の企画は、台本が薄いというか、作り込みが物足りないというか、バナナマンとメンバーの掛け合いに大きく依存して、番組を作っている気がするんですが、あくまで気のせいでしょうか(笑)。
ソニー映画部門の大幅赤字に、冠番組の予算削減を感じさせる話が重なっている。
そのため、2015年春との連関から、17枚目個別握手会におけるメンバーの大量不参加を、経費の削減という観点で考えたくなります。
AKB48のCDセールスについて、ときどき、何十万枚が「採算ライン」という話が出てきますが、枚数云々以上に、「誰にとっての採算」かが重要じゃないでしょうか。
著作権など、音楽CDに付随する「権利」を持っている人や組織は、売れた枚数分、お金が入ってくる。
しかし、そういった「権利」を持っていない人々にとっては、違う話になるでしょう。
もし、握手会の主催者が、「権利」を持っていない場合、CDの総売り上げから、制作費や「権利」関連費を引いた部分で、握手会の費用を捻出する必要がある。
もともと、シングルCDの価格には、握手会開催費は含まれていない筈で、「おまけ」として、大規模なイベントを行わなければならない。
これは、収支面で、相当にシビアな筈で、そんな簡単に黒字化できる気はしません(笑)。
ソニーのような大手であれば、かりに収支が芳しくなくとも、何とかなるかもしれませんが、「効率化」を叫んで、出費を見直した場合、大規模な握手会を続ける「意義」は、かなり微妙になる。
「チケット」を販売できる大型コンサート、スポンサーとのCM契約、「乃木恋」のようなゲーム事業の方が、遥かに効率よく利益を稼げるでしょう。
近年の乃木坂握手会は、来場者が多過ぎて、レギュレーションが追いつかず、混乱の度合いが、シングルごとに高まっている印象がある。
事態を改善するためには、より大きな会場を借りて、より多くのスタッフを配置する必要がありますが、もちろん、経費はさらに嵩んでいく。
今後、大きな成長を見込める分野なら、収支が多少厳くとも、投資する価値があるけど、音楽CDの販売事業は、ネット配信が主流になる中、むしろ、どうやってランディングさせるかを考えなければならない。
そんな部門に、収支を度外視して、いつまでもお金を注ぎ込むなんて、なかなか出来るもんじゃない。
大きな会場やスタッフの増員が無理ならば、握手会の混乱を抑えるためには、来場者を少なくするしかない。
17枚目個別握手会のメンバー欠席は、おそらく、今はまだ発表できない、大きな「外仕事」が理由なのだと思いますが、結果として、来場者が減少する方向の措置になっています。
とくに、16枚目の握手会で、雪の降る中、会場の外に長い行列が出来てしまった京都会場は、人気メンバーが11人も不参加となり、集まるファンの人数が、とくに減少する可能性がある。
乃木坂運営は、こういったことを読み込んだ上で、主要メンバーの「不参加」を許可したんじゃないか、そんな風に思えてきます。
ネットに行き交う噂を眺めていると、乃木坂の音楽CDに関して、ソニーは、「権利」を持っていないという話を、ちょくちょく目にします。
真偽は分かりませんが、それが本当なら、エンタメ部門の「効率化」において、握手会が対象にされる可能性はあるでしょう。
さらに、もう一つ気になるのは、欅坂のCDに対しては、どうなのかという点です。
もし、乃木坂と違って、「権利」を持っているのなら、より収支を取り易い筈で、投資を欅坂に集中させるのは、合理的な判断と言えます。
しかも、欅坂は、「サイレントマジョリティー」が、有料配信のランキング上位に1年近く留まるなど、楽曲セールスが極めて好調で、もともと効率の良い利益構造を実現している。
乃木坂に関しては、音楽CDの販売に対する投資を抑え、テレビ、舞台、映画、CM、ゲームなどへの露出を増やし、タレントとしての活躍を中心に据える方針を打ち出したのであれば、握手会参加の優先順位を下げたかに思える、一連の出来事も、なるほどと頷けるものがあります。
メンバーの握手会「不参加」について、ほとんど情報が出ていないので、乃木坂内部で、今、何が起こっているのか、推測するには、まだ材料が足りません。
しかし、多くのファンが感じているように、かつて見たことのない、激しい変化の波が、グループを襲っている可能性がある。
16枚目での橋本奈々未「卒業」と、17枚目における握手会の様変わりは、「次」の乃木坂を生み出す、出発点なのかもしれません。
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乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント)
02月12日(日) [演劇] 3期舞台イベント『3人のプリンシパル』千秋楽 (AiiA 2.5 Theater Tokyo : 渋谷)
02月14日(火) [演劇] 生田絵梨花主演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演千秋楽 (赤坂ACTシアター)
02月14日(火) [TV_地デ] 19:00〜20:54 TBS『この差って何ですか?』に、秋元真夏が出演
02月15日(水) [TV_地デ] 19:57〜20:54 フジテレビ『世界の何だコレ!?ミステリー』に、高山一実が出演
02月17日(金) [TV_BS] 24 : 08 〜 24 : 15 NHK BSプレミアム「エヴァ噺 特別編 アニメ『龍の歯医者』の見どころ」に、松村沙友理が出演
02月18日(土) [TV_BS] 23:15〜 NHKBSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。「サヨナラの意味」、橋本奈々未ソロ「ないものねだり」、真夏さんリスペクト軍団「2度目のキスから」のスタジオライブ
02月19日(日) [TV_CS] 13 : 00 〜 14 : 30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2013」』
02月19日(日) [TV_CS] 14 : 30 〜 16 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『真夏の気圧配置』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影とのこと
(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
東京公演 : 赤坂ACTシアター
02月10日(金) 27日目 第31公演(18:30)
02月11日(土) 28日目 第32公演(12:30)&第33公演(17:30)
02月12日(日) 29日目 第34公演(13:30)
02月13日(月) 30日目 第35公演(13:30)&第36公演(18:30)
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)
大阪公演日程 : 梅田芸術劇場メインホール
02月22日(水) 01日目 第01公演(18:30)
02月23日(木) 02日目 第02公演(13:30)
02月24日(金) 03日目 第03公演(13:30)^
02月25日(土) 04日目 第04公演(12:30)&第05公演(17:30)^
02月26日(日) 05日目 第06公演(12:30)&第07公演(17:30)
02月27日(月) 06日目 第08公演(13:30)
02月28日(火) 07日目 休演日
03月01日(水) 08日目 第09公演(13:30)&第10公演(18:30)
03月02日(木) 09日目 第11公演(13:30)
03月03日(金) 10日目 第12公演(13:30)^
03月04日(土) 11日目 第13公演(12:30)&第14公演(17:30)
03月05日(日) 12日目 第15最終公演(13:30)
=============(千秋楽までの日程)================
02月02日(木)〜 舞台イベント『3人のプリンシパル』
乃木坂46の3期生12人による初めての長期単独公演。メンバー全員が参加する第1幕の即興劇などを観客が「審査」し、第2幕舞台の出演者を投票で決める、キャスティング参加型演劇
[上演期間と劇場]
02月02日(木)〜02月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)
[出演メンバー]
伊藤理々杏 岩本蓮加 梅澤美波 大園桃子 久保史緒里 阪口珠美 佐藤楓 中村麗乃 向井葉月 山下美月 吉田綾乃クリスティー 与田祐希
[出演俳優]
酒井敏也 大高洋夫 柿丸美智恵
[脚本・演出]
徳尾浩司
[第2幕舞台の演目と3役]
『銀河鉄道の夜』ジョバンニ・カムパネルラ・サソリ
[公演日程]
# 終了した公演に関しては、第2幕の3役に選ばれたメンバー名を上記役順に従って記載
=============================
02月02日(木) 01日目 第01公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月03日(金) 02日目 第02公演(18:00) 久保・向井・中村
02月04日(土) 03日目 第03公演(12:00) 伊藤・大園・山下
02月04日(土) 03日目 第04公演(17:00) 与田・山下・久保
02月05日(日) 04日目 第05公演(12:00) 梅澤・久保・伊藤
02月05日(日) 04日目 第06公演(17:00) 久保・伊藤・与田
02月06日(月) 05日目 第07公演(18:00) 山下・中村・久保
02月07日(火) 06日目 第08公演(18:00) 伊藤・与田・山下
02月08日(水) 07日目 第09公演(18:00) 中村・山下・向井
02月09日(木) 08日目 第10公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月10日(金) 09日目 第11公演(18:00) 久保・山下・伊藤
02月11日(土祝) 10日目 第12公演(12:00) 与田・伊藤・阪口
02月11日(土祝) 10日目 第13公演(17:00) 佐藤・久保・与田
02月12日(日) 11日目 第14公演(12:00)
02月12日(日) 11日目 第15最終公演(17:00)
=============================
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
数日前、テレビから流れるCMを、ぼんやり眺めていると、OL風の制服を着たとびきり可愛い美少女が、白いパック飲料を手に、ニコニコ笑顔で何かしゃべっている。
その女性が中元日芽香そっくりで、「こんなにひめたんに似ているタレントがいるんだ」と凝視してたら、その後、白石麻衣、松村沙友理、衛藤美彩、西野七瀬が続々出てきて、「って、乃木坂やんか〜!」と、自分で自分に突っ込んでしまいました(笑)。
「明治」が乃木坂とコラボした「いっしょに飲も。」キャンペーンによる、「白のひととき珈琲」のCMで、ひめたんもCM選抜に入っていたんですね。
中元日芽香は17枚目「休業」という情報が強くインプットされていたので、16枚目期間に始まったCMに登場しても、一瞬、認識できず、すごいソックリさんがいるのか?と、訳の分からない方向に走りかけてしまった(笑)。
最近、予期せぬタイミングで、乃木坂メンバーをテレビ画面に発見することが多く、そういう不意打ちを食らうたびに、人気の上昇を実感します。
バラエティ番組のVTRシーンで、ワイプに、スタジオゲストとして、それを観ている生駒里奈や秋元真夏が映っているなんて、もはや日常茶飯事です(笑)。
一応、メンバーのテレビ出演は、乃木坂公式サイトの「スケジュール」などを参考に、可能な限りチェックしているけど、あまりに数が多くて、以前のように、全部録画して登場シーンをじっくり鑑賞するなんてことは、出来なくなってきました。
とにかく、録画用ハードディスクの残量が、凄まじい勢いで減っていくので、楽曲パフォーマンスが披露される音楽番組は最優先など、ある程度、取捨選択しないと、収拾がつかなくなる。
また、出演CMの本数が増え、尚かつ、放送頻度も高くなっているようで、今回のひめたんのように、番組が流れていない時間帯、心の準備ができていないときに、メンバーと遭遇することも少なくない。
表紙やグラビアが載る雑誌に関しては、かなり前から、全チェックは諦めていたけど、もはや、地上波テレビですら、出演シーンを追うのが難しくなって、いよいよ売れっ子アイドルになってきたんだなあと、数字だけではなく、感覚として納得し始める時代になってきました。
『乃木坂って、どこ?』か『NOGIBINGO!』でしか、メンバーを観られなかった頃とは、隔世の感があります。
さて、多数の主要メンバーが全欠席、または一部欠席すると判明した17枚目個別握手会は、すでに第1次の応募受付が終わっています。
今のところ、「不参加」メンバーを集めた別日の会場追加はアナウンスされておらず、全国握手会のスケジュールも発表されていません。
これから、個別握手会の日数や部数を上積みしたり、全国握手会を4日以上に増やす可能性は否定できませんが、取り敢えず、このまま進んだら、CDセールスはどうなるのか、気になるところです。
そこで、今日は、17枚目のオリコン初動は、前作からどの程度増減するのか、現時点での見通しを考えてみます。
まず、16枚目「サヨナラの意味」の売り上げは、2017年1月30日(月)から2月5日(日)を対象期間とする、最新の02/13付で、累計95.6万枚に達しています。
これは発売13週目に当たる累計です。
一方、2月2日(木)から3日(金)に行われた16枚目個別握手会の第17次応募によって、総部数790部中、784部が完売したことが分かっています。
部数ベースの完売率は99.2%に達し、枚数ベースの推定販売率は、99.95%以上という驚異的な数字で、個別握手会を封入特典とするCDは、ほぼ100%売り切れてしまった。
完売状況から個別握手会の売り上げ枚数を推測計算する場合、非完売部において、何割ほど売れているかのシミュレーションが難しく、全体の予想売り上げ枚数を大きく左右します。
従って、完売率が99.2%と極めて高く、非完売部がほとんどなければ、全体の売り上げ枚数は、完売1部あたりの売り上げ枚数のみでほぼ決まり、余計なシミュレーションは必要ない。
16枚目から17枚目で、個別握手会セールスがどう変化するかを見定めるには、この「完売1部あたりの売り上げ枚数N」を、正確に把握することが重要です。
そこで、「N」を600枚から900枚まで50枚ずつ変化させ、第17次応募終了時点での完売状況から個別握手会の売り上げ枚数を推測計算し、それぞれの「N」について、02/13付までの16枚目オリコン累計95.6万枚における、店頭販売分との内訳を調べてみました。
(表1) 16枚目「サヨナラの意味」の累計95.6万枚の個別握手会分と店頭販売分の内訳シミュレーション
凡例
[店頭]「店頭販売」による売り上げ枚数 + [個別]「個別握手会」による売り上げ枚数 @ 完売1部あたりの売り上げ枚数N (CD1枚あたりの平均割り当て時間)
[店頭]48.2万枚 + [個別]47.4万枚 @ 600枚/部 (9.0秒/CD)
[店頭]44.3万枚 + [個別]51.3万枚 @ 650枚/部 (8.3秒/CD)
[店頭]40.3万枚 + [個別]55.3万枚 @ 700枚/部 (7.7秒/CD)
[店頭]36.4万枚 + [個別]59.2万枚 @ 750枚/部 (7.2秒/CD)
[店頭]32.4万枚 + [個別]63.2万枚 @ 800枚/部 (6.8秒/CD)
[店頭]28.5万枚 + [個別]67.1万枚 @ 850枚/部 (6.4秒/CD)
[店頭]24.6万枚 + [個別]71.1万枚 @ 900枚/部 (6.0秒/CD)
もし、どこかの調査会社が、16枚目の店頭販売CDについて、売り上げ枚数を調べて、発表してくれていたら、(表1)から、「完売1部あたりの売り上げ枚数N」を、かなり絞り込むことが出来ます。
以前は、サウンドスキャンが、店頭販売CDの盤種別売り上げ枚数TOP20を公表しており、乃木坂は、毎シングル、発売第1週に、初回限定盤と通常盤をランクインさせていたので、相当に正確な数字を知ることが出来ました。
ところが、2015年の秋以降、サウンドスキャンは、この発表を止めてしまい、他にデータを出しているところもないようです。
つまり、(表1)は「N」を決める良好な方程式なんだけど、店頭販売セールスの数字がないため、最後の一歩が踏み込めないわけです。
しかし、折角、ここまで「N」を追いつめて、結局、諦めるのも悔しいので(笑)、誤差は覚悟の上で、推察してみようと思います。
サウンドスキャンのTOP20よって、店頭販売CDの売り上げ枚数がおおよそ分かっているのは、13枚目「今、話したい誰かがいる」までです。
13枚目までの第1週店頭セールスを眺めると、2014年は11〜12万枚、2015年は15〜16万枚と、年々上がっている。
2016年は、乃木坂の人気が急上昇した年であり、加えて、16枚目は、橋本奈々未の「卒業」シングルとして、全国握手会が大盛況となっている。
また、今の乃木坂は、複数の人気メンバーのソロ写真集が、累計10万枚に迫る売り上げを見せ、さらに、3万席を越えるスタジアムモードの「さいたまスーパーアリーナ」における平日3日間単独ライブを、ソールドアウトする集客力を持っています。
これらの数字と併せて考えると、16枚目の店頭販売による売り上げ枚数は、第1週で20万枚を越え、累計で30万枚を突破していても、不思議ではない。
全国握手会に3万人のファンが来場し、初回限定盤を1人平均10枚買っていれば、それだけで30万枚になります。
このブログにおけるシミュレーションは、以前、CD1枚8.5秒、完売1部あたり635枚で計算していました。
しかし、そこまで「N」を下げると、例えば17枚目では、(表1)に示したように、店頭販売分が45万枚を上回る計算となり、あまりに大きいので、635枚は少な過ぎるという印象を持っていました。
また、以前m、あるテレビ番組で、乃木坂の人気メンバーが、複数のファンと次々に握手する様子が放送されましたが、どう見ても、8.5秒に届いている感じではなかった(笑)。
こういった事情を総合すると、16枚目の店頭販売セールスは、発売13週目で累計35万枚近くまで見積もっていいんじゃないかと思います。
(表1)では、750枚/部、7.2秒/CDで、店頭販売分が36.4万枚、個別握手会分が59.2万枚といった感じです。
「勘」による判断が入ってしまっているので、胸を張って主張できる「N」ではないけど(笑)、差し当たって使うとすれば、750枚/部になろうかと。
「N = 750枚/部」が誤差を含むことを了解した上で、いよいよ、17枚目の初動を考えていきます。
まず、話を理解し易くするため、乃木坂メンバーを3つのグループに分けましょう。
一つ目は1、2期の中で、16枚目で30部を担当したメンバーに、28部の生駒里奈、舞台の関係で20部となった生田絵梨花を加えたグループ「(1+2)期A」、二つ目は、それ以外の1、2期メンバーによるグループ「(1+2)期B」、そして、三つ目が3期12人によるグループです。
16枚目の個別握手会セールスは、第6次応募分までをオリコン初動に流し込んでいますが、その時点において、「(1+2)期A」と「(1+2)期B」の推定販売率は、平均で99.9%と97.3%で、ほとんどを売り切っている。
17枚目でも初動に算入されるのは6次応募分までで、1、2期の参加メンバーは、担当部数の増減に関わらず、全員が16枚目と同じペースで売り進み、6次終了時点で、同じ販売率を達成すると仮定します。
すると、各グループ売り上げ枚数の前作からの増減は、以下のように推測されます。
(表2) 初動算入される17枚目個別握手会セールスの前作からの1、2期分増減シミュレーション
凡例
グループの前作からの売り上げ増減 @ 完売1部あたりの売り上げ枚数N / 16枚目第6次応募終了時点の平均販売率 [17枚目のグループ担当部数と参加人数 (16枚目から17枚目への担当部数の増減) 16枚目のグループ担当部数と参加人数]
16.7万枚減 @ 750 / 0.999 [395部16人 (223減) 618部21人] : (1+2)期A
03.6万枚増 @ 750 / 0.973 [220部14人 (048増) 172部14人] : (1+2)期B
13.2万枚減 @ 750 / 0.986 [615部30人 (175減) 790部35人] : (1+2)期全体
表中に記したように、Nは750枚/部で計算しています。
「(1+2)期A」は、グループ全体で223部も担当部数が減ってしまうので、各メンバーが前作と同じように売り切っても、初動に流し込める分が、16.7万枚も少なくなってしまいます。
ん〜、これは痛いですね。
16.7万枚という巨大な「穴」を、どうやって埋めるかが問題ですが、グループとして48部増える「(1+2)期B」は、メンバーが前作と同じ販売ペースを維持しても、3.6万枚しかアップを見込めない。
その結果、(1+2)期全体では、13.2万枚の減少という予想が出てきます。
17枚目における主要メンバーの全部または一部「不参加」は、思っている以上に個別握手会の売り上げ枚数を下げる可能性があるようで、乃木坂のCDセールスは、過去最大レベルの逆風に見舞われているとい言っていいでしょう。
念のために、「N」を750枚/部から、いろいろ変えて、シミュレーションしておきました。
(表3) 初動算入される17枚目個別握手会セールスの前作からの1、2期分増減シミュレーション
凡例
グループの前作からの売り上げ増減 @ 完売1部あたりの売り上げ枚数N / 16枚目第6次応募終了時点の平均販売率 [17枚目のグループ担当部数と参加人数 (16枚目から17枚目への担当部数の増減) 16枚目のグループ担当部数と参加人数]
20.1万枚減 @ 900 / 0.986 [615部30人 (175減) 790部35人] : (1+2)期全体
14.9万枚減 @ 850 / 0.986 [615部30人 (175減) 790部35人] : (1+2)期全体
14.0万枚減 @ 800 / 0.986 [615部30人 (175減) 790部35人] : (1+2)期全体
13.2万枚減 @ 750 / 0.986 [615部30人 (175減) 790部35人] : (1+2)期全体
12.3万枚減 @ 700 / 0.986 [615部30人 (175減) 790部35人] : (1+2)期全体
11.4万枚減 @ 650 / 0.986 [615部30人 (175減) 790部35人] : (1+2)期全体
10.5万枚減 @ 600 / 0.986 [615部30人 (175減) 790部35人] : (1+2)期全体
かりに「N = 750枚/部」がかなり誤差を含んでいたとしても、1期2期全体で10万枚以上の減少は、どうにも避けられないかもしれません。
しかし、17枚目では、3期という頼もしい「援軍」がやって来ます(笑)。
『3人のプリンシパル』の盛況ぶりから、個別握手会での人気も、相当なものを期待したくなる。
ただ、こればっかりは、やってみないと分からない面があります。
とくに、『プリンシパル』で何度も第2幕に進出している数人のメンバーは、第1次から完売を連発しそうですが、3期全体として、初動算入時、どのくらいの販売率になるかは、未知数が多くて読みづらい。
そこで、グループの平均販売率を25%、50%、75%、100%と変えて、3期全体の売り上げ枚数を推測してみました。
(表4) 初動算入される17枚目個別握手会セールスの前作からの3期分シミュレーション
凡例
グループの前作からの売り上げ増減 @ 完売1部あたりの売り上げ枚数N / 17枚目初動算入時点の期待される3期平均販売率 [17枚目のグループ担当部数と参加人数 (16枚目から17枚目への担当部数の増減) 16枚目のグループ担当部数と参加人数]
01.8万枚増 @ 500 / 0.250 [144部12人 (144増) 000部0人] : 3期
03.6万枚増 @ 500 / 0.500 [144部12人 (144増) 000部0人] : 3期
05.4万枚増 @ 500 / 0.750 [144部12人 (144増) 000部0人] : 3期
07.2万枚増 @ 500 / 1.000 [144部12人 (144増) 000部0人] : 3期
3期の「N」は、750枚/部ではなく、500枚/部に落としています。
「初めまして」の握手会から、高速「剥がし」をされたら、3期メンバーの人気が伸びなくなるので(笑)、さすがに、1、2期よりは、ゆっくりじゃないかと。
初動算入時点の販売率が25%に留まると1.8万枚ですが、75%まで伸びると、5.4万枚の売り上げとなる。
二三のメンバーの人気が爆発的に上がっても、1人12部しかないので、全体はあまり伸びません。
むしろ、ある程度の人気メンバーを、出来るだけ、たくさん揃えることが重要です。
『3人のプリンシパル』は、3期メンバーの握手会人気をアップさせることも、一つの狙いだと思いますが、1回の公演で3人しか芝居が出来ず、しかも、頻繁に2幕に抜擢されるメンバーは、いつものように、顔ぶれが限られてくる。
12人であれば、『すべての犬は天国へ行く』のように、すべてのメンバーを登場させる舞台は可能だったと思います。
個別握手会のセールスはともかく、「プリンシパル」方式が、今後、3期人気の全体的なアップにつながるのか、強い疑問を感じます。
さて、1、2期による売り上げは、前作から13.2万枚減少と推測され、3期は、グループとしての販売率によって、大きく売り上げが変わる。
そのため、乃木坂全体の売り上げ増減は、3期販売率に応じて、以下のように予想されます。
(表5) 初動算入される17枚目個別握手会セールスの前作からの乃木坂全体の増減シミュレーション
凡例
前作からの売り上げ増減 @ 完売1部あたりの売り上げ枚数N / 17枚目初動算入時点の期待される3期平均販売率 [17枚目の担当部数と参加人数 (16枚目から17枚目への担当部数の増減) 16枚目のグループ担当部数と参加人数]
# (表2)、(表4)と同じく、1期2期の「N」は750枚/部、3期は500750枚/部で計算
11.4万枚減 @ 3期 0.250 [759部42人 (31減) 790部35人] : 乃木坂全体
09.6万枚減 @ 3期 0.500 [759部42人 (31減) 790部35人] : 乃木坂全体
07.8万枚減 @ 3期 0.750 [759部42人 (31減) 790部35人] : 乃木坂全体
06.0万枚減 @ 3期 1.000 [759部42人 (31減) 790部35人] : 乃木坂全体
6次応募終了時点での3期販売率が100%であっても、個別握手会の初動算入分は6.0万枚の減少です。
そして、3期販売率が下がれば、下がるほど、乃木坂全体の減少幅は大きくなっていく。
そうです、今のところ、オリコン初動の個別握手会分は、3期頼みということです(笑)。
こうなってくると、店頭販売分が、初動を左右する、極めて重要な因子になってきます。
橋本奈々未の「卒業」効果が消失する17枚目ですが、今後、全国握手会に、白石麻衣、松村沙友理、生田絵梨花が参加するのかどうか、さらに、関東会場は従来通りの1日に留まるのかどうか。
この辺が、2017年春シングルのCDセールスにとって、大きな意味を持ってくる。
そして、個別握手会「不参加」メンバーによる追加会場など、どのような手が打たれるのか、それとも打たれないのかによって、乃木坂運営が何を考えているのかが、判明するでしょう。
このまま何もしなければ、17枚目のCDセールスは、相当な前作割れを喫する確率が高い。
大規模握手会を続けて、ミリオンに迫る売り上げ枚数を維持するのか、それとも、CDセールス最優先の方針を変更するのか。
2017年は、乃木坂の未来像を決定付ける、分岐点となるかもしれません。
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長期の連続ドラマに出演?白石麻衣と松村沙友理が17th個別握手会の全日程不参加 [08Feb17]
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント)
02月11日(土) [TV_地デ] 22:30〜23:00 NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』に、乃木坂メンバーが出演
02月12日(日) [演劇] 3期舞台イベント『3人のプリンシパル』千秋楽 (AiiA 2.5 Theater Tokyo : 渋谷)
02月14日(火) [演劇] 生田絵梨花主演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演千秋楽 (赤坂ACTシアター)
02月17日(金) [TV_BS] 24 : 08 〜 24 : 15 NHK BSプレミアム「エヴァ噺 特別編 アニメ『龍の歯医者』の見どころ」に、松村沙友理が出演
02月19日(日) [TV_CS] 13 : 00 〜 14 : 30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2013」』
02月19日(日) [TV_CS] 14 : 30 〜 16 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『タイトル未定』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影とのこと
(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
東京公演 : 赤坂ACTシアター
02月10日(金) 27日目 第31公演(18:30)
02月11日(土) 28日目 第32公演(12:30)&第33公演(17:30)
02月12日(日) 29日目 第34公演(13:30)
02月13日(月) 30日目 第35公演(13:30)&第36公演(18:30)
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)
=============(東京公演千秋楽までの日程)================
02月02日(木)〜 舞台イベント『3人のプリンシパル』
乃木坂46の3期生12人による初めての長期単独公演。メンバー全員が参加する第1幕の即興劇などを観客が「審査」し、第2幕舞台の出演者を投票で決める、キャスティング参加型演劇
[上演期間と劇場]
02月02日(木)〜02月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)
[出演メンバー]
伊藤理々杏 岩本蓮加 梅澤美波 大園桃子 久保史緒里 阪口珠美 佐藤楓 中村麗乃 向井葉月 山下美月 吉田綾乃クリスティー 与田祐希
[出演俳優]
酒井敏也 大高洋夫 柿丸美智恵
[脚本・演出]
徳尾浩司
[第2幕舞台の演目と3役]
第01公演〜『銀河鉄道の夜』ジョバンニ・カムパネルラ・サソリ
[公演日程]
# 終了した公演に関しては、第2幕の3役に選ばれたメンバー名を上記役順に従って記載
=============================
02月02日(木) 01日目 第01公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月03日(金) 02日目 第02公演(18:00) 久保・向井・中村
02月04日(土) 03日目 第03公演(12:00) 伊藤・大園・山下
02月04日(土) 03日目 第04公演(17:00) 与田・山下・久保
02月05日(日) 04日目 第05公演(12:00) 梅澤・久保・伊藤
02月05日(日) 04日目 第06公演(17:00) 久保・伊藤・与田
02月06日(月) 05日目 第07公演(18:00) 山下・中村・久保
02月07日(火) 06日目 第08公演(18:00) 伊藤・与田・山下
02月08日(水) 07日目 第09公演(18:00) 中村・山下・向井
02月09日(木) 08日目 第10公演(18:00)
02月10日(金) 09日目 第11公演(18:00)
02月11日(土祝) 10日目 第12公演(12:00)
02月11日(土祝) 10日目 第13公演(17:00)
02月12日(日) 11日目 第14公演(12:00)
02月12日(日) 11日目 第15最終公演(17:00)
=============================
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
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最近、乃木坂は、運営のトップが交代とかしました?笑
凄まじいことになってますけど、17枚目個別握手会の部数配分。
橋本奈々未の「卒業」と中元日芽香の「休業」に加えて、生田絵梨花、白石麻衣、松村沙友理の全日程不参加がアナウンスされ、16枚目の個別握手会で存在した強力な140部が、17枚目で消滅する。
しかし、16枚目で担当が30部未満だったメンバーの増部と、3期12人の初参加が予想されるので、取り敢えず、総部数の「数字」は、何とか前作に届くだろうと思っていました。
能條愛未、樋口日奈、若月佑美、伊藤純奈が、舞台出演のため、一部参加できない分は、本人たちの増部で、さほど大きなマイナスにはならない筈で。
ところが、蓋を開けてびっくり(笑)、17枚目の総部数は759部に留まり、16枚目790部から31部少なかった。
予期せぬ総部数減少の原因は、5月28日(日)第5回京都パルズプラザと、6月11日(日)第6回幕張メッセの2会場を、生駒、井上、衛藤、北野、飛鳥、新内、堀、若月の8人が完全欠席することです。
(表1) 17枚目個別握手会各会場の不参加メンバー
# 生田、白石、松村は除いている
# メンバー名に続く[括弧]には、不参加の理由である出演舞台を記している
04月09日(日) 第1回(幕張) 能條[舞台A] 樋口[舞台B] 若月&純奈[舞台C]
04月23日(日) 第2回(横浜) 樋口[舞台B]
04月29日(土) 第3回(横浜) 能條[舞台D] 樋口[舞台B]
05月07日(日) 第4回(愛知)
05月28日(日) 第5回(京都) 生駒 井上 衛藤 北野 飛鳥 新内 堀 若月
06月11日(日) 第6回(幕張) 生駒 井上 衛藤 北野 飛鳥 新内 堀 若月
舞台A :「カードファイト!! ヴァンガード」〜バーチャル・ステージ〜リンクジョーカー編
舞台B : ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」
舞台C : 犬夜叉
舞台D : 堀内夜あけの会「堀内健演劇講演会 未来のファンタジー」
第5回と第6回に参加しない8人は、17th選抜1列目が3人、2列目が2人、3列目が3人という構成で、30部を全完売する超人気メンバーが揃っている。
そのため、1人当たり2会場10部のダウンとなり、前作28部だった生駒ちゃんは8部減なので、この2会場で計78部が消失しています。
橋本、中元、生田、白石、松村による140部減、さらに能條、樋口、若月、純奈の舞台による計3部減と併せて、17枚目個別握手会セールスでは、前作を支えた221部がなくなることになる。
一方、増部は、「不参加」のない1期2期アンダーが計46部上積みされ、そこに、1人12部を任された3期による計144部が加わり、全体で190部アップしています。
その結果、差し引き31部、前作に及ばなかった。
色んなことがあったけど、結局、「卒業」した橋本奈々未のほぼ担当分だけ、減った形になっています(笑)。
もし、最終2会場の78部減がなければ、47部増になっていたわけで、選抜8人の連続不参加は、総部数の増減を左右する、分岐点と言えます。
8人の同じメンバーが、2回連続で握手会を欠席となると、別々の仕事というより、同じ仕事をしている可能性が高い。
しかも、第5回から第6回までの日数は、2週間なので、『すべての犬は天国へ行く』のような、舞台の長期公演というのが、一番に思い浮かびます。
2015年10月に行われた、この舞台は、11日間15公演で、13th選抜の3列目6人とアンダー2人が参加している。
今回も、似たような人数構成と拘束期間なので、乃木坂主演の本格的な演劇が、5月下旬から6月前半に掛けて、行われるんじゃないでしょうか。
しかし、一つ気になるのは、『犬天』出演者には、当時の選抜1、2列目メンバーが含まれてなかったのに、今回は、8人中5人が福神で、しかも、フロントメンバーが3人もいる。
選抜のトップメンバーは、担当するシングルの期間中、音楽番組に出演し、フェスに参加して、楽曲パフォーマンスを披露するのが一番の仕事です。
従って、2回に渡って個別握手会にすら参加できないほど、重要な外仕事を行うのであれば、福神に抜擢するのはおかしい。
さらに、まいやん、いくちゃん、さゆりんごも、当然、動けないわけで、5月下旬から6月前半に渡って、17th選抜は、センターを含む福神8人が、本来の仕事を全う出来ない状況に置かれる可能性が高い。
残っている福神は、西野七瀬、秋元真夏、高山一実、桜井玲香だけで、その時期、音楽番組やフェスに出るのであれば、3列目とアンダーから、多数の代役メンバーを連れてこなければならない。
12人も福神を選んだのに、ほとんどのメンバーが選抜としての仕事をこなせない期間があるならば、渡辺みり愛や鈴木絢音など、「動ける」メンバーを、最初から前に出すべきだったと思います。
このまま行くと、ほとんどの2期若手メンバーは、CDリリース前後に出演する『MUSIC STATION』には出られず、大きな外仕事はなく、握手会はびっしり参加させられ、発売からかなり経った5月、6月の頃に、選抜のサブとして起用される形になってしまいます。
外仕事が忙しいメンバーを、なぜ、選抜ポジションの前へ前へ置こうとするのか、さっぱり意味が分からない。
どう考えても、17枚目は、大きな外仕事のない、「動ける」メンバーを中心に選抜を組むべきだった。
『MUSIC STATION 』などの有名メディアで、乃木坂の若手を売り出す絶好の機会だったのに、このままでは、トップメンバーが、中途半端にしか参加しない、弱体化した選抜で終わってしまいます。
生駒里奈が何か不満を持っているという話が、少し前に流れていました。
外仕事との関係で眺めたとき、17th選抜の布陣は、選抜の「意味」がなくなってしまうほど、あまりにヒドいので、何か思うところがあったのかもしれません。
生駒ちゃん自身も、2列目に戻ったので、とくに12人福神の「意味」については考える筈で、主要メンバーが「不参加」だらけの個別握手会スケジュールを見てどう感じたのか、気になるところです。
生駒里奈は、自分が考えていること、感じていることを、もっと積極的に発言していいんじゃないかと思います。
今の乃木坂には、トップメンバーはいても、チームを先頭で引っぱっていく「リーダー」がいない。
自分だけでなく、様々なメンバーを含めた、グループ全体の利益を考えられる生駒が、率直に思いを語れば、乃木坂を取り巻く空気が変わっていく可能性がある。
グループに大きな変化が起こり始め、同時に混乱も深まりつつある今、そういった発言は貴重なんですが、一般知名度が高まり、ファンが多くなった乃木坂では、なかなか難しいのかもしれません。
さて、17枚目個別握手会は、あまりに極端な部数分配なので、CDセールスの前作越え云々は、検討する意味がないようにも感じますが(笑)、一応、その参考になればと、担当部数のメンバー別増減表を作ってみました。
(表2) 個別握手会メンバー別担当部数の16枚目から17枚目への変化
凡例
16枚目から17枚目への担当部数の増加部数 [17枚目の担当部数 ← 16枚目の担当部数] メンバー名
# 増加部数の多い順に、メンバーを上から並べている
+12部 [12 ← 00] 3期メンバー(12人)
+08部 [26 ← 18] 渡辺みり愛
+08部 [24 ← 16] 鈴木絢音
+06部 [30 ← 24] 斉藤優里
+06部 [18 ← 12] 斎藤ちはる
+06部 [18 ← 12] 伊藤かりん
+05部 [13 ← 08] 相楽伊織
+04部 [12 ← 08] 川後陽菜
+04部 [10 ← 06] 伊藤純奈
+02部 [24 ← 22] 山崎怜奈
+01部 [07 ← 06] 和田まあや
±00部 [30 ← 30] 秋元真夏 伊藤万理華 桜井玲香 高山一実 寺田蘭世 中田花奈 西野七瀬 星野みなみ
±00部 [06 ← 06] 川村真洋 佐々木琴子
-01部 [15 ← 16] 樋口日奈
-01部 [11 ← 12] 能條愛未
-08部 [20 ← 28] 生駒里奈
-10部 [20 ← 30] 井上小百合 衛藤美彩 北野日奈子 齋藤飛鳥 新内眞衣 堀未央奈
-15部 [15 ← 30] 若月佑美
-20部 [00 ← 20] 生田絵梨花
-30部 [00 ← 30] 白石麻衣 中元日芽香(休業) 橋本奈々未(卒業) 松村沙友理
====================
-31部 [759 ← 790] 全体
1人当たりの担当部数で言えば、前作からもっとも伸びたのは、「数字」の上では、3期メンバーです(笑)。
ただ、3期メンバーの完売1部は、CD1枚あたりの割り当て時間が長い可能性があって、1期2期メンバーの完売1部より、やや売り上げ枚数を少なく見積もった方が良いと思います。
1期2期メンバーでは、渡辺みり愛と鈴木絢音の8部増を筆頭に、斉藤優里、斎藤ちはる、伊藤かりんの6部増、相楽伊織の5部増、川後陽菜、伊藤純奈の4部増、山崎怜奈の2部増、和田まあやの1部増と続いており、外仕事で握手会を「不参加」になるメンバー以外は、軒並み部数を引き上げた感がある。
限られた部数の中で、少しでもCDセールスをアップしたいという、運営の気持ちが伝わってきますが、正直、厳しい展開になるのは避けられないでしょう。
橋本、中元、生田、白石、松村の140部と、2会場「不参加」メンバーによる78部を併せた218部は、ただの218部ではなく、確実に初動に流し込める、完売する218部です。
その大きな穴を、30部未満メンバーの増加分と3期の新規分で埋めなければならないのだけど、完売するのか、初動に間に合うか、という問題の前に、まず、総部数として、前作に届いていない。
しかも、第5回と第6回の個別握手会のように、人気の高い福神メンバーが8人も欠席すると、会場にファンを呼び込む力そのものが弱くなって、完売がいつも以上に伸びない危険もある。
このままだと、本当に苦しいセールスになりますが、まあ、運営も分かってやっている筈で、売り上げの数字は「気にしない」という姿勢が肝要なのかもしれません(笑)。
いよいよ、乃木坂運営は、CDセールスの「数字」に依存する構造を、変えようとしているんでしょうか?
それとも、単に、スケジュール設定に際して、予期せぬ事態が次々と起こり、付いていけなかっただけなのか?笑
その辺のところは、17枚目だけでなく、18枚目、19枚目と、今しばらく様子を見ないと、判断できません。
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02月14日(火) [演劇] 生田絵梨花主演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演千秋楽 (赤坂ACTシアター)
02月17日(金) [TV_BS] 24 : 08 〜 24 : 15 NHK BSプレミアム「エヴァ噺 特別編 アニメ『龍の歯医者』の見どころ」に、松村沙友理が出演
02月19日(日) [TV_CS] 13 : 00 〜 14 : 30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2013」』
02月19日(日) [TV_CS] 14 : 30 〜 16 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『タイトル未定』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影とのこと
(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
東京公演 : 赤坂ACTシアター
02月09日(木) 26日目 第30公演(13:30)
02月10日(金) 27日目 第31公演(18:30)
02月11日(土) 28日目 第32公演(12:30)&第33公演(17:30)
02月12日(日) 29日目 第34公演(13:30)
02月13日(月) 30日目 第35公演(13:30)&第36公演(18:30)
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)
=============(東京公演千秋楽までの日程)================
02月02日(木)〜 舞台イベント『3人のプリンシパル』
乃木坂46の3期生12人による初めての長期単独公演。メンバー全員が参加する第1幕の即興劇などを観客が「審査」し、第2幕舞台の出演者を投票で決める、キャスティング参加型演劇
[上演期間と劇場]
02月02日(木)〜02月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)
[出演メンバー]
伊藤理々杏 岩本蓮加 梅澤美波 大園桃子 久保史緒里 阪口珠美 佐藤楓 中村麗乃 向井葉月 山下美月 吉田綾乃クリスティー 与田祐希
[出演俳優]
酒井敏也 大高洋夫 柿丸美智恵
[脚本・演出]
徳尾浩司
[第2幕舞台の演目と3役]
第01公演〜『銀河鉄道の夜』ジョバンニ・カムパネルラ・サソリ
[公演日程]
# 終了した公演に関しては、第2幕の3役に選ばれたメンバー名を上記役順に従って記載
=============================
02月02日(木) 01日目 第01公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月03日(金) 02日目 第02公演(18:00) 久保・向井・中村
02月04日(土) 03日目 第03公演(12:00) 伊藤・大園・山下
02月04日(土) 03日目 第04公演(17:00) 与田・山下・久保
02月05日(日) 04日目 第05公演(12:00) 梅澤・久保・伊藤
02月05日(日) 04日目 第06公演(17:00) 久保・伊藤・与田
02月06日(月) 05日目 第07公演(18:00) 山下・中村・久保
02月07日(火) 06日目 第08公演(18:00) 伊藤・与田・山下
02月08日(水) 07日目 第09公演(18:00)
02月09日(木) 08日目 第10公演(18:00)
02月10日(金) 09日目 第11公演(18:00)
02月11日(土祝) 10日目 第12公演(12:00)
02月11日(土祝) 10日目 第13公演(17:00)
02月12日(日) 11日目 第14公演(12:00)
02月12日(日) 11日目 第15最終公演(17:00)
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乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
前回の記事では、白石麻衣と松村沙友理の17枚目個別握手会「全欠席」に関して、理由を考えてみました。
まいやんとさゆりんごが、1日も握手会に参加しないのは、多くのファンにとって、寝耳に水の出来事だった筈で、公式発表された後、さまざまな憶測が乱れ飛んでいます。
一方、生田絵梨花の全欠席については、「大きな舞台があるから」と、漠然と了解されている雰囲気があって、理由を詮索する人は少ない。
ところが、いくちゃんの舞台日程を調べると、個別握手会に1回も参加しないのが、不思議に思えてきます。
(表1) 生田絵梨花の舞台と17枚目個別握手のスケジュール
03月05日(日) 『ロミオ&ジュリエット』大阪公演千秋楽
04月09日(日) 第1回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ
04月23日(日) 第2回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜
04月29日(土) 第3回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜
05月07日(日) 第4回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや
05月21日(日) 『レ・ミゼラブル』プレビュー公演開始
05月24日(水) 『レ・ミゼラブル』プレビュー公演終了
05月25日(木) 『レ・ミゼラブル』本番公演の初日
05月28日(日) 第5回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ
05月28日(日) 『レ・ミゼラブル』本番公演 (コゼット役 : 清水彩花)
06月11日(日) 第6回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ
06月11日(日) 『レ・ミゼラブル』本番公演 (コゼット役 : 生田絵梨花)
『ロミオ&ジュリエット』は、3月5日(日)に梅田芸術劇場での大阪公演が千秋楽を迎え、全日程が終了します。
そして、帝国劇場で上演される『レ・ミゼラブル』は、プレビュー公演が5月21日(日)から24日(水)まで行われ、いよいよ本番公演が5月25日(木)からスタートする。
17枚目個別握手会の第1回、2回、3回、4回は、『ロミオ&ジュリエット』が終わって、『レ・ミゼラブル』のプレビューが始まる期間に行われるので、スケジュールから言えば、生田絵梨花の参加は不可能ではない。
さらに、本番公演が始まっても、第5回個別握手会と重なる5月28日(日)は、コゼット役を、トリプルキャストの1人である清水彩花さんが演じるので、いくちゃんは「フリー」になっている。
結局、6回の握手会のうち、生田絵梨花が絶対に参加できないのは、彼女がコゼットとして舞台に登場する、6月11日(日)の1回だけです。
第1回から4回までの個別握手会は、『レ・ミゼラブル』の稽古が本格化する時期に当たりますが、さすがに、1ヶ月以上前から、全出演者が日曜も休まず、延々と稽古に勤しむなんてことは、ちょっと考えにくい(笑)。
稽古の時間を調整すれば、1、2回くらいは握手会に参加できるんじゃないかと思うけど、実際には、きっぱり、すべて欠席とアナウンスされている。
こうなってくると、いくちゃんの「全欠席」は、舞台のスケジュール云々を越えて、『レ・ミゼラブル』への「出演条件」として、契約の中に入っている可能性を考えたくなります。
舞台の主催者から見て、生田絵梨花が17th選抜の一員として、音楽番組へ出演し、パフォーマンスするのは、歓迎できることだと思います。
ミュージカルの「プリンシパル」キャストが、『MUSIC STATION』など、有名なテレビ番組に登場するのは、それだけで舞台の宣伝になるし、場合によっては、番組の中で、公演に言及してくれるかもしれない。
しかし、握手会には、一般層への宣伝効果はほとんど期待できず、むしろ、喉を痛めたり、風邪を引いたり、体調を崩す危険がある。
『レ・ミゼラブル』のような、長期の連続公演で、主催者がもっとも神経を尖らせるのは、予定したキャストが病気や怪我によって出演できなくなり、舞台に穴が空くことじゃないでしょうか。
乃木坂メンバーとして、音楽活動を展開するのは、公演に対する宣伝効果もあって、問題はないけど、握手会は、マイナス面が心配で、出来れば、稽古期間中から公演終了まで、止めて欲しい。
舞台を主催する側がそう考えても不思議ではない。
いくちゃんが17th選抜の2列目センター裏という、ステージパフォーマンスにおいて目立つ、重要ポジションに抜擢されているのに、個別握手会は全欠席という、ファンから見てチグハグな措置も、『レ・ミゼラブル』主催者の利害にはピッタリ合っている気がします。
つまり、『レ・ミゼラブル』側が、主要キャストとしての仕事に支障が出ないよう、生田絵梨花というタレントのスケジュールを、押さえに掛かり、乃木坂運営がそれに応じたんじゃないでしょうか。
30部をCD発売前に全完売するトップメンバーの個別握手会「全欠席」なんて、通常の舞台であれば、絶対に飲まないだろうけど、何と言っても、『レミゼ』ですから(笑)。
センターに抜擢された白石麻衣と2列目福神に入った松村沙友理の、個別握手会「全欠席」も、ドラマか映画の制作者が、スケジュールへの「要望」を出したのかもしれない。
前回記事で触れた、秋のNHK連続テレビ小説『わろてんか』は、制作スケジュールから、今ちょうど、主要な出演者に「内定」が出る頃で、まいやんとさゆりんごに大きな外仕事が舞い込んだのであれば、有力な候補の一つだと思います。
連ドラの制作も、『レ・ミゼラブル』と同じく、準備と撮影が長期に渡り、予定していた出演者が、病気や怪我でリタイアするのが、一番キツい。
17th選抜メンバーとして、NHKを含む音楽番組で活躍するのは、大いに結構だけど、握手会は避けて欲しいと、制作責任者が考えて、出演交渉のとき、条件として提示するのは、あり得るんじゃないでしょうか。
このドラマ、クランクインするのは、5月からですが、レギュラー出演者に起用されると、カメラを回す前、やらなければならないことは山ほどある。
発声などの演技指導、さらに方言指導を受けるのは必須で、とくに芝居経験の浅い人は、時間を掛けて、じっくり叩き込まれるでしょう。
また、吉本興業の創業者がモデルのドラマなので、劇中、漫才などのシーンが出てくる可能性があって、それに関わるのであれば、お笑いのレッスンも受けなければならない。
もし、朝ドラの主役級に抜擢されたのであれば、撮影開始のかなり前から、こういった準備に入るのは当然で、ドラマ制作者からすれば、体調を崩しかねない握手会は、遠慮して欲しいのが本音だと思います。
白石麻衣と松村沙友理の個別握手会「全欠席」が、ドラマや映画への出演によるものであれば、乃木坂運営が首を縦に振るのは、今のところ、連続テレビ小説か大河ドラマへのレギュラーキャストくらいしか、思い付きません。
鈴木亮平さんが主役を務める、2018年の大河ドラマ『西郷(せご)どん』は、他のキャストが発表されていないものの、クランクインは夏だそうで、さすがに、まだ時間がある。
また、大河ドラマとなると、演技、方言指導はもちろん、着付けや日本舞踏など、着物まわりの指導が入り、場合によっては、薙刀や乗馬を要求されることもあり、長い準備期間が必要というより、そもそもオファーが来ないんじゃないかと(笑)。
もちろん、以上の話は憶測であって、公式な発表があるまで、まいやんとさゆりんに何が起こっているのか、本当のところは分かりません。
しかし、根強く流布している「卒業」は、心配しなくて良いんじゃないかと思います。
2月7日(火)に、福家書店新宿サブナード店で、2ndソロ写真集「パスポート」の「お渡し会」が行われ、その際の囲み取材において、白石麻衣は、「卒業」に関する、報道陣からの質問に対して、
それはまだかなと思います
と答えたそうです。
17枚目で「卒業」の予定があるのに、大勢の記者を前にして、さすがに嘘はつけない筈で(笑)、この言葉は、そのまま受け取って良いでしょう。
そもそも、「卒業」シングルなのに、個別握手会を全日程不参加なんて、ちょっと考えられない。
卒業の時期は、まいやんと運営の都合、つまり乃木坂内部で決められる事項で、外から期限を切られる類いのものではありません。
そのため、「卒業」シングルに、卒業メンバーが握手会全欠席という状況は、いくら何でも、起こらないかと。
16枚目において、橋本奈々未の「卒業」が、発表前から取沙汰されたのは、個別握手会に、3月以降欠席と告知されたのに、ななみんから、何も説明がなかったからです。
「卒業」じゃないかとの噂が広まり続けているにも関わらず、ななみんの反応が一切なく、じりじりと沈黙が続いていた。
一方、まいやんの場合は、「全欠席」がアナウンスされたその日に、大勢の記者を前に、「卒業」を否定するコメントを出している。
乃木坂運営が、まいやんの「卒業」説が盛んになることを見越して、「火消し」のため、「全欠席」告知のタイミングを、敢えて、囲み取材のある写真集発売日にぶつけたんじゃないかとすら思いたくなる(笑)。
白石麻衣と松村沙友理は、今年の夏、25歳になるので、アイドルグループからの「卒業」が、近い将来に迫っているのは、間違いないでしょう。
しかし、二人とも、現在、外仕事、内仕事、ともに至って順調で、すぐに「卒業」する気配は感じられません。
もちろん、外からは分からない、深い悩みを抱えている可能性はゼロじゃないけど、二人揃って、個別握手会を全欠席するシングルで、わざわざ「卒業」というのは、さすがにないかと思います。
もし、個別握手会のスケジュールが、6会場30部に加えて、まいやんとさゆりんだけ、なぜか1会場多い設定だったら、ファンはそれなりの覚悟をした方が良いけど、全日程不参加というのは、私には、「まだ卒業しないよ〜」の大丈夫サインに見えるんですが(笑)、どうでしょう。
「卒業」はしばらくないと思っているのですが、「移籍」は気になっています。
「移籍」と言っても、AKB48Gの「組閣」ではなく、事務所の移籍です。
「卒業」したメンバーで、芸能活動を続けている人は、永島聖羅にしても、深川麻衣にしても、みんな乃木坂を出た後、別の事務所に移っています。
白石麻衣と松村沙友理は、グループを離れた後、やはり、芸能界で仕事をすると思いますが、もし、しばらく乃木坂に留まるのあれば、在籍中に新しい事務所を見つけておいた方が、いざ「卒業」となったとき、何かと、話をスムーズに進められる気がします。
AKB48Gのメンバーは、タレントとして、必ずしも全員が同じ所属ではなく、例えば、渡辺麻友は、ソロとしてソニーミュージックレコーズ、小嶋陽菜はプロダクション尾木と、様々な芸能事務所に分かれている。
初期のAKB48は、メンバーを大手芸能事務所に「移籍」させることが、一つの目標だったので、こういったモザイク状になっているわけです。
乃木坂は、全メンバーが多分、合同会社の所属だと思いますが、大手芸能事務所の方が、タレントを売り出すノウハウと人脈を豊富に持っている筈で、メンバーの活動する範囲が広がると、そちらに所属した方が、何かと有利になるんじゃないでしょうか。
AKB48Gでは、普通のことなので、乃木坂においても、人気の高いトップメンバーが、グループに居ながら、大手芸能事務所に「移籍」する可能性は否定できないと思います。
ただし、そうなると、乃木坂というグループにおける常識を、変更するよう、新しい事務所から迫られるかもしれない。
生田絵梨花の個別握手会「全欠席」は、おそらく舞台『レ・ミゼラブル』が最優先されたため、起こっている。
握手会への参加が、あらゆる活動に優先するという、乃木坂の「鉄の掟」が(笑)、あっさり覆された感があります。
白石麻衣と松村沙友理の「全欠席」も、単なるスケジュール上の都合では、説明が付きづらいので、大きな外仕事を最優先したことで、17枚目の握手会をキャンセルした可能性が高い。
3人との握手を楽しみしていたファンにとっては、とても残念なことだけど、今後、メンバーが芸能界で活躍すればするほど、乃木坂で当たり前だったことを、放棄する機会が増えていくでしょう。
「ぐるぐるカーテン」以来、ファンとメンバーがコツコツ築き上げてきた、乃木坂という「秘密の花園」から、そろそろ出て行かなければならない、そんな時期が近づいているのかもしれない。
乃木坂のトップメンバーにとって、活躍すべき主たるフィールドは、もはや握手会の会場ではなく、帝国劇場の舞台であり、ゴールデンタイムの超人気バラエティであり、あるいは、有名なドラマや映画の作品かもしれない。
少数の熱心なファンが支えてきた人気から、いよいよ一般層を大きく巻き込む人気へと変化して、乃木坂がビッグになってきたのだとすれば、それは喜ぶべきことに思えます。
個人的には、音楽番組でのステージを、一番大事にして欲しいのですが、選抜トップがこんなに忙しくなって、パフォーマンス面では、どうなっちゃうんでしょうか、乃木坂は(笑)。
関連記事
長期の連続ドラマに出演?白石麻衣と松村沙友理が17th個別握手会の全日程不参加 [08Feb17]
3期プリンシパルの功罪、坂道AKBはAKB48の自己崩壊、けやき坂に肉迫される乃木坂の若手人気 [06Feb17]
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7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント)
02月11日(土) [TV_地デ] 22:30〜23:00 NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』に、乃木坂メンバーが出演
02月12日(日) [演劇] 3期舞台イベント『3人のプリンシパル』千秋楽 (AiiA 2.5 Theater Tokyo : 渋谷)
02月14日(火) [演劇] 生田絵梨花主演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演千秋楽 (赤坂ACTシアター)
02月17日(金) [TV_BS] 24 : 08 〜 24 : 15 NHK BSプレミアム「エヴァ噺 特別編 アニメ『龍の歯医者』の見どころ」に、松村沙友理が出演
02月19日(日) [TV_CS] 13 : 00 〜 14 : 30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2013」』
02月19日(日) [TV_CS] 14 : 30 〜 16 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎殻より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『タイトル未定』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影とのこと
(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
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東京公演 : 赤坂ACTシアター
02月08日(水) 25日目 第29公演(13:30)
02月09日(木) 26日目 第30公演(13:30)
02月10日(金) 27日目 第31公演(18:30)
02月11日(土) 28日目 第32公演(12:30)&第33公演(17:30)
02月12日(日) 29日目 第34公演(13:30)
02月13日(月) 30日目 第35公演(13:30)&第36公演(18:30)
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)
=============(東京公演千秋楽までの日程)================
02月02日(木)〜 舞台イベント『3人のプリンシパル』
乃木坂46の3期生12人による初めての長期単独公演。メンバー全員が参加する第1幕の即興劇などを観客が「審査」し、第2幕舞台の出演者を投票で決める、キャスティング参加型演劇
[上演期間と劇場]
02月02日(木)〜02月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)
[出演メンバー]
伊藤理々杏 岩本蓮加 梅澤美波 大園桃子 久保史緒里 阪口珠美 佐藤楓 中村麗乃 向井葉月 山下美月 吉田綾乃クリスティー 与田祐希
[出演俳優]
酒井敏也 大高洋夫 柿丸美智恵
[脚本・演出]
徳尾浩司
[第2幕舞台の演目と3役]
第01公演〜『銀河鉄道の夜』ジョバンニ・カムパネルラ・サソリ
[公演日程]
# 終了した公演に関しては、第2幕の3役に選ばれたメンバー名を上記役順に従って記載
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02月02日(木) 01日目 第01公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月03日(金) 02日目 第02公演(18:00) 久保・向井・中村
02月04日(土) 03日目 第03公演(12:00) 伊藤・大園・山下
02月04日(土) 03日目 第04公演(17:00) 与田・山下・久保
02月05日(日) 04日目 第05公演(12:00) 梅澤・久保・伊藤
02月05日(日) 04日目 第06公演(17:00) 久保・伊藤・与田
02月06日(月) 05日目 第07公演(18:00) 山下・中村・久保
02月07日(火) 06日目 第08公演(18:00)
02月08日(水) 07日目 第09公演(18:00)
02月09日(木) 08日目 第10公演(18:00)
02月10日(金) 09日目 第11公演(18:00)
02月11日(土祝) 10日目 第12公演(12:00)
02月11日(土祝) 10日目 第13公演(17:00)
02月12日(日) 11日目 第14公演(12:00)
02月12日(日) 11日目 第15最終公演(17:00)
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乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
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定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
「卒業」ではないと思いますよ。
まいやんとさゆりんごが「卒業」となれば、ファンにお別れするため、さらに、CDを売りまくるためにも(笑)、握手会には絶対参加するでしょう。
今の運営であれば、むしろ、6会場30部で終わらず、2人だけの握手会を1、2会場追加しかねないですから。
乃木坂公式サイトの記事にも、「スケジュールの都合により」と書かれているので、舞台なり、ドラマなり、映画なり、何か大きな外仕事が入ったんじゃないでしょうか。
しかし、4月上旬から2ヶ月以上に渡って、握手会に参加できないくらい、がっつり拘束される大型の芝居や撮影であれば、すでに制作発表の記者会見が行われ、参加する作品の概要が公表されているのが普通の流れに思えます。
例えば、生田絵梨花の場合、『ロミオ&ジュリエット』と『レ・ミゼラブル 』への出演は、すでに2016年の段階から、盛んに宣伝され、記者会見が行われていました。
チケットを売るためには、早めに内容を告知した方が、全席ソールドアウトを達成しやすいので、当然のことです。
ところが、まいやんとさゆりんごに関しては、全然、情報が出てこない。
ちょっと奇妙な話で、チケットを売る必要のない、テレビドラマなのかな、と考えたくなる。
ただ、2ヶ月以上の拘束期間というのは、かなり強烈で、週1回放送される1クールの連続ドラマでも、そこまでやるとは思えない。
一つ思い浮かぶのは、NHKの連続テレビ小説です。
調べてみると、今年の秋に放送予定の『わろてんか』について、以下のような制作スケジュールが、NHKの公式サイトに載っていました。
2017年1月〜2月 ヒロインオーディション
2017年3月〜4月 ヒロイン決定、出演者発表
2017年5月中旬〜 クランクイン予定
『平成29年度後期 連続テレビ小説「わろてんか」制作のお知らせ』より
もし、白石麻衣と松村沙友理が、このドラマに出演するのであれば、発表は3月に入ってからなので、今は、何も言えない筈です。
個別握手会の全欠席という、ファンを驚愕させる、凄まじい発表がなされているのに、本人たちが、すぐに事情を説明しないのは、それが外仕事であるならば、「出演をまだ公表できない」と考えるのが妥当です。
「わろてんか」は、大阪が舞台のドラマで、おそらく大阪放送局が制作するのだと思います。
となれば、主役級の出演者なら、撮影前から頻繁に大阪を訪れ、クランクインすると長期滞在する必要がある。
さらに、撮影がクランクアップするまで、握手会は止めて欲しいという条件を出されるかもしれません。
握手会は喉を痛めたり、風邪になったりと、体調を崩しやすいイベントで、セキュリティの面も100%とは言えない。
長丁場になる連続テレビ小説の制作では、健康と安全が何より重要な筈で、スケジュールが合う合わないではなく、「出演条件」として、17枚目握手会の全欠席を求められても不思議じゃない。
もちろん、以上の話は、完全な憶測で、何の根拠もありません。
こういう記事を書いて、思いっきり外すと、こっぱずかしいので、タイトルは、「長期の連続ドラマに出演?」と、ふわっとした感じにしておきました(笑)。
ただ、松村沙友理は、最近、NHKに出演することが妙に多く、しかも、扱いがかなり良い。
例えば、1月28日(土)に放送されたNHK BSプレミアムの『クリエーターたちのDNA 〜ニッポンアニメ100年史〜』では、さゆりんごがMCを担当して、堂々、真ん中でアニメを語り、番組を仕切っていました(笑)。
メンバーがNHKに出演するのはしょっちゅうだけど、番組MCを任せられたのは、多分、初めてじゃないでしょうか。
松村さん、随分と重用されてるなと思っていたので、17枚目個別握手会への不参加を知ったとき、ひょっとして「連ドラ?」と、頭に浮かんだわけです。
本当に、二人が連ドラに出るのであれば、もうお赤飯を炊かないといけません(笑)。
ただ、毎朝、毎朝、延々と流れるドラマを飽きさせないため、このドラマのヒロインは相当にハイレベルな演技力が要求される。
かりに出演が本当だとしても、難関オーディション突破のヒロイン抜擢までは、さすがに期待しないようにしておきます(笑)。
私はファンなので、登場するだけで嬉しいから、何でも良いんですが。
しかし、連続テレビ小説であれば、ヒロインでなくとも、主役級は、通常ドラマ以上にフィーチャーされるので、出演できれば、お茶の間での知名度は、間違いなく、飛躍的にアップする。
さらに、「365日の紙飛行機」のように、誰が主題歌を担当するかという、もう一つのポイントがあって、夢は広がるばかりです。
典型的な「捕らぬタヌキの皮算用」ですね、こういう話は(笑)。
NHKの連続テレビ小説なのか、別の仕事なのか、事情が判明するまで、しばらく待つ必要がありそうです。
しかし、二人が何をするのであれ、乃木坂側のマネージメントとしては、お粗末極まりない。
個別握手会を全欠席するほど、重要な外仕事が入っている、あるいは入りそうなメンバーを、センターにしたり、福神にしたり、やっていることが無茶苦茶です。
分かった時点で、まいやんとさゆりんごを、17th選抜から外すべきですが、重要ポジションに抜擢したまま放置している。
しかも、こういった状況であれば、17枚目で、多くの若手メンバーを売り出せたのに、絶好のチャンスをミスミス逃してしまった。
選抜メンバーを決めている部署と、外仕事を持ってくる部署と、個別握手会の日程を組む部署が、全部異なり、横の連絡が一切ないという「超縦割り運営」の疑いはあるけど(笑)、さすがに、今回は、あまりにチグハグでしょう。
大きな外仕事が入って、身動きが取れない選抜常連メンバーが3人いるのなら、彼女たちを「一時休業」にして、アンダーから、さらに3人抜擢し、福神に3人昇格させることが出来た筈です。
先週の終わり頃、生駒里奈が何かに怒っているという噂を、小耳に挟んだのですが、ひょっとすると、いくちゃん、まいやん、さゆりんごの個別握手会欠席に関することかもしれません。
選抜に入りたいと、切に願っているメンバーが、アンダーには何人もいるのだから、運営のメチャメチャな選抜人事に腹を立てるメンバーが出てきても、不思議ではない。
CDセールスの前作割れ云々は、この際どうでもいいけど、運営は、メンバーが不信感を抱くようなことは、絶対に止めて欲しいですね。
ところで、前回の記事があまりに長くなったので、あるデータを載せなかったのですが、乃木坂ファンにとって「良い知らせ」なので、最後に紹介しておきます。
YouTubeに公開されているMVの再生回数のことで、「サヨナラの意味」が「ハイテンション」を抜き返しました。
(表1) 「サヨナラの意味」と「ハイテンション」のYouTube公開MVの最新再生数推移
凡例
対象日における再生回数の平均増加速度 (日終わりの累計再生回数) : 対象日の日付
「サヨナラの意味」16週目 * 「ハイテンション」15週目
4.6万回/日 (754.4) * 3.7万回/日 (762.2) : 01/30(月)
4.9万回/日 (759.2) * 3.7万回/日 (765.9) : 01/31(火)
4.5万回/日 (763.8) * 3.3万回/日 (769.2) : 02/01(水)
5.4万回/日 (769.1) * 4.0万回/日 (773.2) : 02/02(木)
5.3万回/日 (774.5) * 3.9万回/日 (777.0) : 02/03(金)
6.6万回/日 (781.1) * 4.7万回/日 (781.7) : 02/04(土)
6.4万回/日 (787.4) * 4.4万回/日 (786.1) : 02/05(日) ←
「サヨナラの意味」17週目 * 「ハイテンション」16週目
4.6万回/日 (792.1) * 3.2万回/日 (789.4) : 02/06(月)
「サヨナラの意味」MVの再生数は、公開7週目の終わり、昨年12月4日(日)に、公開6週目に当たる「ハイテンション」MVに抜かされます。
その後、12月は、再生数の増加速度で「ハイテンション」が、「サヨナラの意味」を上回り続け、累計再生数の差は広がる一方でした。
ところが、年が明けると、「サヨナラの意味」MVが、増加速度を上げ、逆に、「ハイテンション」MVは落としたため、乃木坂がAKB48を上回る形になる。
その状態は、1月の間ずっと続き、累計の差は徐々に縮まり、遂に、「サヨナラの意味」が、公開16週目の終わり、2月5日(日)に、「ハイテンション」を、再逆転しました。
「ハイテンション」MVは、主人公である島崎遥香が、大晦日のNHK紅白歌合戦をもって、AKB48を「卒業」したため、新年に入って、再生数の伸びがやや鈍ったのだと思います。
それに対して、乃木坂は、2月20日(月)に行われる橋本奈々未の「卒業」コンサートに向けて、ラストスパートの時期で、ファンの気持ちが、ある意味、ぐんぐん高まっているので、「サヨナラの意味」MVは、ファンの主人公への想いを受けて、再生数を順調に伸ばしているのでしょう。
両MVの再生数バトルは、音楽勝負というより、主役メンバーのグループ「卒業」を巡る、ファンの盛り上がり勝負といった様相を呈していますが、累計が800万回に迫るまで、数字を押し上げたわけで、同時期に公開された効果はあったんじゃないでしょうか。
関連記事
3期プリンシパルの功罪、坂道AKBはAKB48の自己崩壊、けやき坂に肉迫される乃木坂の若手人気 [06Feb17]
17枚目は厳密握手会主義と2期抜擢先送りの超保守的選抜、物語の見えないメンバー配置が切ない [30Jan17]
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡10Jan17 〜 関連記事の目次 (03Dec16 〜)
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楽曲情報(1st~10th)
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和田まあや!
えくせれんとブログ
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント)
02月06日(月) [TV_地デ] 19 : 00 〜 21 : 48 テレビ朝日『帰れま10&Qさま!!豪華2本立て3時間スペシャル』の「帰れま10」に、秋元真夏が出演
02月06日(月) [Web] 21 : 00 〜 SHOWROOM「乃木坂46・白石麻衣 写真集『パスポート』発売記念スペシャル」に、白石麻衣が出演
02月11日(土) [TV_地デ] 22:30〜23:00 NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』に、乃木坂メンバーが出演
02月12日(日) [演劇] 3期舞台イベント『3人のプリンシパル』千秋楽 (AiiA 2.5 Theater Tokyo : 渋谷)
(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎殻より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『タイトル未定』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影とのこと
(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
東京公演 : 赤坂ACTシアター
02月06日(月) 23日目 第27公演(13:30)&第28公演(18:30)
02月07日(火) 24日目 休演日
02月08日(水) 25日目 第29公演(13:30)
02月09日(木) 26日目 第30公演(13:30)
02月10日(金) 27日目 第31公演(18:30)
02月11日(土) 28日目 第32公演(12:30)&第33公演(17:30)
02月12日(日) 29日目 第34公演(13:30)
02月13日(月) 30日目 第35公演(13:30)&第36公演(18:30)
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)
=============(東京公演千秋楽までの日程)================
02月02日(木)〜 舞台イベント『3人のプリンシパル』
乃木坂46の3期生12人による初めての長期単独公演。メンバー全員が参加する第1幕の即興劇などを観客が「審査」し、第2幕舞台の出演者を投票で決める、キャスティング参加型演劇
[上演期間と劇場]
02月02日(木)〜02月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)
[出演メンバー]
伊藤理々杏 岩本蓮加 梅澤美波 大園桃子 久保史緒里 阪口珠美 佐藤楓 中村麗乃 向井葉月 山下美月 吉田綾乃クリスティー 与田祐希
[出演俳優]
酒井敏也 大高洋夫 柿丸美智恵
[脚本・演出]
徳尾浩司
[第2幕舞台の演目と3役]
第01公演〜『銀河鉄道の夜』ジョバンニ・カムパネルラ・サソリ
[公演日程]
# 終了した公演に関しては、第2幕の3役に選ばれたメンバー名を上記役順に従って記載
=============================
02月02日(木) 01日目 第01公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月03日(金) 02日目 第02公演(18:00) 久保・向井・中村
02月04日(土) 03日目 第03公演(12:00) 伊藤・大園・山下
02月04日(土) 03日目 第04公演(17:00) 与田・山下・久保
02月05日(日) 04日目 第05公演(12:00) 梅澤・久保・伊藤
02月05日(日) 04日目 第06公演(17:00) 久保・伊藤・与田
02月06日(月) 05日目 第07公演(18:00)
02月07日(火) 06日目 第08公演(18:00)
02月08日(水) 07日目 第09公演(18:00)
02月09日(木) 08日目 第10公演(18:00)
02月10日(金) 09日目 第11公演(18:00)
02月11日(土祝) 10日目 第12公演(12:00)
02月11日(土祝) 10日目 第13公演(17:00)
02月12日(日) 11日目 第14公演(12:00)
02月12日(日) 11日目 第15最終公演(17:00)
=============================
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
乃木坂3期メンバーによる『3人のプリンシパル』は、4日目まで進み、6公演が終わっていますが、山下美月と久保史緒里が、すでに3役を全制覇したそうで、突出した存在感を見せています。
1月21日(土)に放送された NHK BSプレミアム『AKB48 SHOW! 別冊・乃木坂46 SHOW!』で、3期メンバーが「命は美しい」のスタジオライブを披露したとき、この二人は大園桃子のセンターを挟む形で、トップ3に入っていました。
確かに、山下さんと久保さんは、17歳の高校2年生と15歳の中学3年生とは思えない、落ち着いたパフォーマンスを見せていて、とくに山下さんの立ち姿は印象的で、ダンスで人を魅了する、天性のオーラを持っていると感心しました。
『プリンシパル』の第1幕オーディションでも、二人が観客の目を引くのは大いに頷けます。
ただ、あまり早い段階で、メンバーに順位を付けてしまうのは、グループ全体の発展にとって、プラスになるやり方ではないと思います。
芸能活動や劇団所属の経験が全然ない人を、満員の観客が入った大劇場の舞台に立たせて、さあ、思いっきり自分を出して、アピールして下さいと言っても、ガチガチになって、何一つ出来ないのがむしろ当たり前です。
また、性格的に、新しい環境に「慣れ」るまで時間が掛かる人は、いきなりの大舞台デビューに付いていけないかもしれない。
どんなにハイレベルな素質や輝くスター性を持っていても、経験や性格の面から、1千人近い聴衆を前にして、右往左往してしまうのは、よくあることです。
しかし、乃木坂の場合は、『プリンシパル』にせよ、握手会にせよ、様々な年齢、背景、性格を持ったメンバーを、まったく同じ条件でファンの前に立たせ、観客の投票でがっつり順位を決めてしまう。
そして、優秀な成績を収めたメンバーは、運営から優先的に抜擢され、色んな場面で、重要ポジションに起用される確率が高くなり、ファンも増えていく。
逆に、「慣れ」るのに時間が掛かる、遅咲きタイプのメンバーは、最初の「つまづき」によって自信を失い、豊かな才能を持っているのに、自分を出せなくなり、ファンを増やせず、前に出して貰うチャンスが少なり、さらに自信を失い、自分を出せず、ファンが増えず、前に出して貰えないという、悪循環に陥ってしまうことがある。
例えば、伊藤万理華は、今では、乃木坂トップクラスの演技センスを持っていると、多くの人が認めるメンバーで、映像系作品の外仕事が、次々と舞い込み始めている。
しかし、『プリンシパル』における第2幕への進出成績を調べると、2013年5月の『deux』では参加28人中15位、2014年6月『trois』は、正規メンバー32人中16位で、あまり目立たない存在だった。
個人PVや主役級で出演したMVは、ほぼ百発百中で高い人気を博するものの、『プリンシパル』で活躍した印象は薄く、まりっかの舞台における才能が評価されるには、2015年10月の『すべての犬は天国へ行く』まで待たなければならなかった。
また、北野日奈子は、明るい性格と上を目指すアグレッシブな姿勢、そしてバラエティでの活躍によって、今や、乃木坂次世代エースの1人に数えられるメンバーですが、『プリンシパル toris』において、第1幕のオーディションを勝ち抜いたのは、22公演中、たったの1回だけだった。
これは正規メンバーとして参加した32人中、単独最下位の成績で(笑)、毎日、毎日、赤坂ACTシアターにやってきて、弁当を食べ、第1幕に挑むも、あっさり落ち、明日の希望役を書いた紙をボックスに入れ、舞台袖で第2幕を眺め、すごすご家路につく生活を2週間も送ったわけです。
ここまで一生懸命に取り組み、もがき苦しんだのに、台詞のある第2幕の舞台に、ほとんど出演できず、結局、演劇の経験値すら上がらなかった。
当時、私は毎日の成績をブログの記事にまとめていて、その中で、北野さんは、今日もダメだった、また今日もアウト、またまた今日も落選と、彼女の欄に延々とバツ印を付ける日々が続き、この子、嫌になって乃木坂を辞めるんじゃないか、と本気で心配になりました(笑)。
『プリンシパル』は、第1幕の「オーディション」によって、観客の票を集めないと、第2幕の芝居に出られないという、極めて特殊なシステムです。
そこでの「成績」が、演技やバラエティのセンス、さらにはタレント性やスター性を表すとは、到底思えないのに、握手会人気と同じく、グループ内序列の根拠となり、外仕事の入り方や選抜でのポジションに少なからず反映されてしまう。
デビューシングル「ぐるぐるカーテン」に収録された個人PV「ナイフ」を始め、すでに初期の頃から、女優として、図抜けた素質を見せていた伊藤万理華が、初めて選抜入りしたのは3枚目「走れ!Bicycle」で、その後、6枚目「ガールズルール」、7枚目「バレッタ」で連続抜擢されるも、8、9、10枚目と、アンダーに据え置かれます。
11枚目「命は美しい」以降、まりっかは選抜常連への道を何とか歩み始めますが、未だに福神入りは実現していない。
また、北野日奈子は、2014年6月の『プリンシパル trois』で辛酸をなめた後、2年間、アンダーに据え置かれ、選抜入りを果たしたのは、2016年6月にスタートした15枚目「裸足でSummer」です。
きいちゃんは、16枚目「サヨナラの意味」でも抜擢され、今回の17枚目は、福神の期待が高まったけど、先送りされてしまった。
『プリンシパル』の順位付けが、この二人に、トップメンバーではなく、2番手、3番手という誤ったレッテルを貼ってしまった危険があり、むしろ、それがなければ、彼女たちの抜擢は、もっと早かったんじゃないかと考えてしまいます。
まりっかもきいちゃんも、優れた素質と高いスター性を持っているメンバーで、乃木坂全体のためにも、一刻も早く、重要ポジションに起用するのが望ましい。
しかし、握手会人気や『プリンシパル』の成績が過剰に重視され、2番手、3番手という有り難くないイメージが固定してしまい、トップメンバーへの抜擢を運営に躊躇わせている節がある。
『3人のプリンシパル』で大活躍しているメンバーが注目集め、名前を覚えてくれるファンが増えるのは良いことだけど、結果を残せず苦しんでいる人の中に、伊藤万理華や北野日奈子のような才能がいるかもしれない。
個人的には、舞台をやるのであれば、全員が、現在の演技スキルに応じた固定役を貰い、じっくり役に取り組む方が、メンバーにとって得るものが大きいと考えています。
さらに、観客やファンは、第1公演から目立つメンバーだけでなく、公演が進むにつれ、徐々に輝きを増していくメンバーを、見つけることが出来るので、演技のスキルとセンスに対して、より正確で、より冷静な評価が下せるでしょう。
短い自己PRや、即興性の高いエチュードが苦手でも、台詞のある芝居をやらせると、息を飲むほど魅力的な演技をみせる人は本当にいます。
第1幕だけでなく、全員が参加する第2幕も観て、最終的に、各メンバーを評価する方が、より理に適ったシステムだと思うのですが、「総選挙」のカウンターイベントとして捉えているのか、乃木坂運営は、未だに「プリンシパル」方式にこだわっているようです。
この特殊な方式には、優れた素質を覆い隠しかねない、危険な側面があることは、もっと指摘され、議論されていいんじゃないでしょうか。
せめて、千秋楽を迎えたとき、3期の中に、早々と「序列」が出来上がってしまわないよう、願っています。
(参考記事)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 〜「16人のプリンシパル trois」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 〜「16人のプリンシパル deux」の関連情報
さて、先週終わりから、今日に掛けて、続々と17枚目に関する情報が出てきました。
それらを整理しながら、今後の展開を考えてみます。
まずは、昨夜の『乃木坂工事中』において、17枚目シングルの発売日が3月22日(水)とアナウンスされました。
さらに、今日の正午、乃木坂公式サイトが、個別握手会を以下の日程で行い、応募受付を今週の木曜金曜から始めると告知。
(表1) 17枚目個別握手の日程
第1回 : 04月09日(日) 千葉・幕張メッセ
第2回 : 04月23日(日) 神奈川・パシフィコ横浜
第3回 : 04月29日(土) 神奈川・パシフィコ横浜
第4回 : 05月07日(日) 愛知・ポートメッセなごや
第5回 : 05月28日(日) 京都・京都パルスプラザ
第6回 : 06月11日(日) 千葉・幕張メッセ
レーン表はまだ明らかになっておらず、各メンバーの担当部数、総部数、3期参加の有無など、詳細は分かりませんが、関東4会場、愛知1会場、京都1会場という、いつも通りの6会場制でした。
土曜日に、AKB48の握手会で、47枚目「シュートサイン」が、3月15日(水)発売と発表されたので、乃木坂17枚目のリリースは、3月22日(水)、3月29日(水)、4月5日(水)の3つに、ほぼ絞られていました。
ただ、3月22日(水)であれば、オリコン初動へ流し込めるのは、6次応募分までとなり、前作「サヨナラの意味」と同じになってしまい、やはり3月29日(水)が有力じゃないかと思っていたので、22日(水)は、ちょっと意外でした。
(表2) 乃木坂8枚目以降の個別握手会セールスのオリコン初動算入分
08枚目 08次算入 2014/04/02(水) 気づいたら片想い
09枚目 09次算入 2014/07/09(水) 夏のFree&Easy
10枚目 09次算入 2014/10/08(水) 何度目の青空か?
11枚目 08次算入 2015/03/18(水) 命は美しい
12枚目 11次算入 2015/07/22(水) 太陽ノック
13枚目 11次算入 2015/10/28(水) 今、話したい誰かがいる
14枚目 10次算入 2016/03/23(水) ハルジオンが咲く頃
15枚目 08次算入 2016/07/27(水) 裸足でSummer
16枚目 06次算入 2016/11/09(水) サヨナラの意味
17枚目 06次算入 2017/03/22(水) タイトル未定
橋本奈々未の「卒業」と中元日芽香の「休業」によって、17枚目CDセールスでは、完売60部分の売り上げが消滅するので、7次、8次分を算入する日程を組むと予測していたのですが、結局、前作と同じ、8枚目以降で最少の6次に留まっています。
3月22日(水)と聞いたとき、ひょっとして、関東を一つ増やして、7会場にする可能性が、一瞬、頭を過ったんですが、さすがに、そこまでは、やりませんでしたね(笑)。
4月5日(水)は、欅坂の4枚目が入る気がしますが、3月29日(水)を避けたの理由は、見当が付きません。
29日(水)は、Dragon Ash が「Beside You」というニューシングルを発売し、5日(水)は、きゃりーぱみゅぱみゅと Kalafina にリリース予定があるようですが、バッティングしたくないアーティストがいるとうことでしょうか。
また、選抜発表が、個別握手会応募開始の2週も前に行われたのは、近年では珍しい。
『乃木坂工事中』で新選抜を発表して、番組の最後に、CD発売日と応募受付のスケジュールを告知するのが、一番、宣伝効果の高いやり方です。
個別握手会の応募開始日が定まってないのに、先に選抜をお披露目するのはなぜか、不思議に感じていたんですが、こちらはすぐに謎が解けました。
乃木坂が起用された、スーツの「はるやま」による「フレッシャーズ応援フェア」のCMが、2月2日(木)からオンエアされ、そこに17th選抜の福神11人が、ポジションのはっきり分かるフォーメーションで登場するからですね(笑)。
関東では流れないCMながら、ここまで明確な配置で並ばれたら、今のネット時代、「これは17th選抜ではないのか?」と、大騒ぎになるのは間違いない。
そもそも、テレビCMに出演して、商品を宣伝するのは、アイドルグループにとって、もっとも重要な仕事なので、スポンサーが2月からキャンペーンを始めるのであれば、それに合わせて、選抜を発表し、盛り上げていくのは自然なことです。
CDリリースや個別握手会の日程が決まらないからという内輪の理屈で、先延ばしにするわけにはいかないかったのでしょう。
ちなみに、本来12人の福神が11人になっているのは、生田絵梨花が参加していないためで、舞台『ロミオ&ジュリエット』のスケジュールとかち合ってしまった可能性があります。
ただ、ここでファンを騒然とさせる事実が判明します。
はるやまのCMで、17th選抜11人が踊り歌っているのは、何と、AKB48の「ヘビーローテーション」だった(笑)。
2015年の春、はるやまとコラボして、「フレッシャーズ応援フェア」のCMに出演したときは、11th選抜が登場し、11枚目表題曲「命は美しい」が流されています。
まあ、乃木坂の新福神が、ポジションもそのままに、CMに登場して、パフォーマンスするのだから、普通は、その選抜が担当するシングル表題曲を歌うのが当然です。
乃木坂は、これから数々の音楽番組に出演し、17枚目表題曲を歌うわけで、それをCMソングにすれば、スポンサーは、商品に対するより高い宣伝効果を期待できる。
つまり、「ヘビーローテーション」の知名度がいくら高いとはいえ、スポンサーにとっても、6年以上前の曲より、これから世間で、まさに「ヘビロテ」される乃木坂の新曲の方が望ましい筈で、この選曲は、確かに異様な感じがします。
こんな異様なことが起こった理由として、一番可能性が高いのは、CM制作の期限に、17枚目表題曲が間に合わなかったことです。
1月25日(水)にAKB48の8枚目アルバム「サムネイル」、2月15日(水)にHKT48の9枚目「バグっていいじゃん」、2月22日(水)にSKE48の2枚目アルバム「革命の丘」、3月15日(水)にAKB48の47枚目シングル「シュートサイン」、3月22日(水)に乃木坂17枚目シングル、4月12日(水)にNGT48のデビューシングル、そして、欅坂4枚目シングルが、ほぼ確実に発売される筈で、秋元康氏が手掛けるアイドルグループの楽曲「需要」は、この春、俄に信じられないほどまで膨れ上がっている。
乃木坂の17枚目は、CD発売日すら、なかなか告知出来なかったのだから、2月2日公開のCMを制作している時点で、表題曲が完成していなくても、不思議ではないと思います。
面白いのは、「ヘビーローテーション」は、AKB48の17枚目シングル表題曲で、担当選抜は21人構成、中核となるメディア選抜は12人。
一方、乃木坂の17枚目の選抜も、21人構成で、中核である福神が12人と、奇妙に符合している。
あるいは、17枚目表題曲が間に合わないと分かったとき、これらの一致に目をつけて、乃木坂に「ヘビロテ」歌わせたら、おもしろくなくなくない?と、ノリでCMソングに決めたのかもしれない(笑)。
さすがに乃木坂17枚目の表題曲が「ヘビーローテーション」ってことはないと思うので(笑)、やはり、楽曲提供の遅れが原因じゃないでしょうか。
どうせ昔の曲を使うなら、AKB48ではなく、乃木坂のナンバーにして欲しかったですが、新曲以外となると、一般によく知られている曲の方が良いだろうから、ヒット度合いで決まってしまったんでしょうか。
そうであれば残念だけど、もっと気掛かりなのは、「ヘビロテ」がカップリング曲として、17枚目に収録されている可能性を、否定出来ないことです。
「はるやま」のCMで流れている曲には、白石麻衣の歌声が入っており、AKB48の原曲をそのまま使ったのではなく、乃木坂用にレコーディングし直した音源のようです。
CMソングとして用意しただけなのか、それとも、17枚目に入れるつもりなのか、今のところ何とも言えません。
AKB48Gと坂道シリーズに対して、作らなければならない楽曲が溢れ返っている中、過去曲のアレンジを収録すれば、提供するべき新曲の数を減らすことが出来ます。
さらに、乃木坂のニューシングルに、「ヘビーローテーション」が収録されれば、話題になって、どこかの番組で披露する可能性もで出てくるわけで、CMソングとして、少し美味しい展開になる(笑)。
もちろん、「ヘビーローテーション」を、乃木坂のシングルに収録するなんて大反対ですが、さゆりんご軍団、真夏さんリスペクト軍団に次ぐ、新しいユニットが誕生して、曲を作ってもらっているという噂も聞かないので、超タイトな日程の中、どうやってカップリングの6曲を用意するのか、収録内容が発表されるまで、安心は出来ません(笑)。
気掛かりと言えば、もう一つ、AKB48の47枚目「シュートサイン」TypeEに、乃木坂と欅坂のメンバーが参加する、AKB48Gとの混合ユニット「坂道AKB」の曲が収録されるそうです。
2016年の春シングルである43枚目「君はメロディー」TypeEにも、「乃木坂AKB」による「混ざり合うもの」という楽曲が入っており、昨年に引き続いての「コラボ」となっています。
私は、AKB48Gの音楽コンテンツや企画イベントには興味がなくて、「混ざり合うもの」も、未だに曲を聴いたことがなく、乃木坂から誰が参加したのかすら把握していません(笑)。
今回の「坂道AKB」も、「総選挙」や「じゃんけん大会」と同じく、AKB48による、AKB48のための、AKB48の企画なので、中味を知りたいとは思わないけど、こういった「コラボ」を仕掛けてくる背景には、なるほどと頷けるものがある。
近年のAKB48にとって、春シングルは、ミリオン記録を維持する上で、最大の難関になりつつあって、CDセールスを上昇させるためには、あらゆる手を打ってくる、「なり振り構わぬCD」という印象がある。
そうなってしまった経緯は、AKB48のCDセールスが辿った道のりが物語っています。
(表3) AKB48の21枚目以降シングルCDのオリコン初動推移 〜 売り上げの「総選挙」サイクル
凡例
シングル番号 (「総選挙」サイクル) オリコン初動 {主な特典イベント : 1日当たりの特典効率} CD発売日 タイトル
#「全7 + 個4」は、全国握手会7日、個別握手会4日。「全?」は、日数を確認していない意
#「特典効率」は、オリコン初動を、個別握手会や「祭り」イベントなど、参加券応募券を、特定サイトでしか購入出来ないCD特典イベントの日数で割った数値
[2011年度]
21枚目 (A) 133.4万枚 {全? + 個3 : 44.5万枚/日} 2011/05/25 Everyday、カチューシャ
22枚目 (B) 135.4万枚 {全? + 個3 : 45.1万枚/日} 2011/08/24 フライングゲット
23枚目 (C) 130.0万枚 {全? + 個3 : 43.3万枚/日} 2011/10/26 風は吹いている
24枚目 (D) 119.9万枚 {全? + 個3 : 40.0万枚/日} 2011/12/07 上からマリコ
25枚目 (E) 128.7万枚 {全? + 個3 : 42.9万枚/日} 2012/02/15 GIVE ME FIVE!
[2012年度]
26枚目 (A) 161.7万枚 {全? + 個3 : 53.9万枚/日} 2012/05/23 真夏のSounds good!
27枚目 (B) 118.2万枚 {全? + 個3 : 39.4万枚/日} 2012/08/29 ギンガムチェック
28枚目 (C) 112.9万枚 {全? + 個3 : 37.6万枚/日} 2012/10/31 UZA
29枚目 (D) 107.3万枚 {全? + 個3 : 35.8万枚/日} 2012/12/05 永遠プレッシャー
30枚目 (E) 103.6万枚 {全? + 個3 : 34.5万枚/日} 2013/02/20 So long!
[2013年度]
31枚目 (A) 176.3万枚 {全7 + 個4 : 44.1万枚/日} 2013/05/22 さよならクロール
32枚目 (B) 133.0万枚 {全7 + 個4 : 33.3万枚/日} 2013/08/21 恋するフォーチュンクッキー
33枚目 (C) 120.4万枚 {全7 + 個4 : 30.1万枚/日} 2013/10/30 ハート・エレキ
34枚目 (D) 103.3万枚 {全? + 個4 : 25.8万枚/日} 2013/12/11 鈴懸の木の道で(以下略)
35枚目 (E) 109.1万枚 {全7 + 個5 : 21.8万枚/日} 2014/02/26 前しか向かねえ
[2014年度]
36枚目 (A) 166.2万枚 {全7 + 個4 : 41.6万枚/日} 2014/05/21 ラブラドール・レトリバー
37枚目 (B) 100.6万枚 {全7 + 個4 : 25.1万枚/日} 2014/08/23 心のプラカード
38枚目 (C) 113.0万枚 {全7 + 個6 : 18.8万枚/日} 2014/11/26 希望的リフレイン
39枚目 (D) 100.1万枚 {全7 + 個7 : 14.3万枚/日} 2015/03/04 Green Flash
[2015年度]
40枚目 (A) 167.3万枚 {全7 + 個3 : 55.8万枚/日} 2015/05/20 僕たちは戦わない
41枚目 (B) 127.8万枚 {全7 + 個6 : 21.3万枚/日} 2015/08/26 ハロウィン・ナイト
42枚目 (C) 090.5万枚 {全7 + 個5 : 18.1万枚/日} 2015/12/09 唇にBe My Baby
43枚目 (D) 123.8万枚 {全7 + 個5他1 : 20.6万枚/日} 2016/03/09 君はメロディ-
[2016年度]
44枚目 (A) 144.1万枚 {全7 + 個4 : 36.0万枚/日} 2016/06/01 翼はいらない
45枚目 (B) 117.8万枚 {全7 + 個5他1 : 19.6万枚/日} 2016/08/31 LOVE TRIP / しあわせを分けなさい
46枚目 (C) 118.0万枚 {全7 + 個5他1 : 19.7万枚/日} 2016/11/16 ハイテンション
47枚目 (D) 000.0万枚 {全? + 個5他1 : 00.0万枚/日} 2017/03/15 シュートサイン
AKB48は、「総選挙」投票券付きの「A」シングルを5月下旬に発売し、「総選挙」で決まった選抜による「B」シングルを8月下旬にリリース、その後、2013年度までは、秋、冬、春の3シングルを、2014年度からは、秋と春の2シングルを出す年間サイクルを続けています。
オリコン初動は、Aシングルでその年度の最高値を出し、B、C、D、Eと進むにつれて、漸減する傾向があり、翌年のAシングルで、再び、大幅上昇するパターンを繰り返しながら、ミリオン記録を維持してきました。
しかし、年を追うごとに、100万枚以上をキープするのが難しくなっている。
Aシングルが「Everyday、カチューシャ」、Bシングルが「フライングゲット」だった2011年度は、140万枚を越えるような、突出した売り上げを出したシングルはないものの、個別握手会1日あたりの「特典効率」は、5シングルともに、40万枚/日以上で、効率の良いCDセールスを実現していました。
ところが、2012年度、Aシングルの「真夏のSounds good!」が160万枚を突破する初動を記録したものの、その後、B、C、Dと数字が下がり続け、Eシングル「So long!」は、104万枚を切るレベルまで落ちてしまう。
「特典効率」も、Aシングル以外は、軒並み40万枚を割り込んでおり、握手会人気に陰りが見え始めます。
この結果を受け、2013年度は個別握手会を4日に増やし、総部数をアップすることで、CDセールスを引き上げようと試みる。
しかし、Aシングル「さよならクロール」こそ、170万枚を越える初動を叩き出しますが、B「恋するフォーチュンクッキー」、C「ハート・エレキ」、D「鈴懸の木の道で(以下略)」と進むにつれ、初動枚数と特典効率の両方が連続下落し、Dシングルで、前年Eシングルと同じ、100万を数万枚越えるレベルになってしまう。
しかも、特典効率は、前年より10万枚/日も低く、握手会人気の低下が顕著になってくる。
Eシングル「前しか向かねえ」では、個別握手会をさらに5日に増やして、何とか、ミリオンを維持しますが、ここに至って、AKB48の人気が、厳しい局面を迎えたことがはっきりします。
そして、2014年度、勝負どころであるD、Eシングルを待たずに、Bシングルで100万枚ギリギリの初動となります。
これは、5月に、AKB48握手会で起こった傷害事件の影響によって、握手会再開の目処がなかなか立たなかったことが大きい。
しかし、もともと下降線を辿っていた握手会人気は、これを期に、さらにダメージを受けた印象があり、個別握手会の日数は、C「希望的リフレイン」で6日、D「Green Flash」は7日まで増やされ、特典効率を大幅に低下させながら、薄氷のミリオンを維持していきます。
結局、この年、従来の年5シングルを、1シングル減らし、これ以降、年4シングルとなります。
2015年度のAシングル「僕たちは戦わない」は、個別握手会が3日に戻されますが、実は、幕張メッセでの3日連続、しかも、全メンバー1日6部制という、とんでもなく過酷なスケジュールが組まれていました。
そして、事前の懸念通り、トップメンバーが、バタバタと体調不良で、欠席することになる。
とくに象徴的なのが、センターだった島崎遥香で、初日早々にリタイアして、その後、AKB48からの長期離脱、そして「卒業」へつながっていく。
それでも、この物量作戦は一定の効果をもたらしたようで、初動は前年並みの160万台を確保し、Aシングルの強さをアピールします。
しかし、AKB48の人気が根本的に回復したわけではなく、個別握手会を6日に増やしたB「ハロウィン・ナイト」は、130万枚に迫る初動を見せたものの、高橋みなみの「卒業」シングルであるC「唇にBe My Baby」は、初動が90万枚に留まり、とうとう、ミリオンを割り込んでしまう。
累計では100万枚を越えたものの、次はもっとも厳しいDシングルであり、AKB48のミリオン記録は、最大のピンチを迎えたと言っていい。
この春シングルを乗り切るために、なり振り構わず、様々な策が講じられます。
まず、前田敦子、大島優子、板野友美、篠田麻里子と、「卒業」したかつての人気メンバーが、43枚目選抜に参加し、前作で「卒業」した筈の高橋みなみまで抜擢されます(笑)。
さらに、5日間の個別握手会に加え、「春祭り」という新企画を1日導入し、特典イベントをより多様で、新味を感じさせるものにしている。
ただ、このシングルが持つ最大の特徴は、TypeA〜Eの5種類ある盤限定曲がすべて、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、「乃木坂AKB」の曲であることです。
つまり、他グループ、あるいは他グループとのコラボユニットの楽曲が、全8曲中5曲と過半を占め、もはやAKB48のシングルというより、複数アーティストによるアルバムと言うべき内容になっている。
確かに、こういう構成であれば、各グループのファンを、取りこぼしなく、惹き付けることが出来るかもしれません。
実際、この「君はメロディー」は、Dシングルながら、初動で120万枚以上を売り上げることになる。
この成功体験から、2016年度の春シングルも、他グループの楽曲がひしめく、複合アルバムとなっていて、その一環として、乃木坂、さらに欅坂までが、参加させられたのだと思います。
つまり、AKB48がミリオンを維持するため、乃木坂と欅坂は呼ばれているわけで、両グループのファンで快く思わない人が続出して、物議を醸すのは、当たり前だと思います。
まあ、多少の炎上は計算済みだろうから、仕掛けた側は、もっと議論が沸騰して、話題になって欲しいと願っているかもしれません(笑)。
しかし、このシングル構成がもたらすマイナスは、計り知れません。
それは「コラボ」する乃木坂や欅坂ではなく、AKB48本体に対して、大きなマイナスになるでしょう。
若手メンバーの育成と知名度アップが急務であるAKB48が、8曲中5曲も、他グループにシングルの収録スペースを譲るのは、致命的なことで、一時的に、CDの売り上げ枚数が伸びても、グループの弱体化は避けらないと思います。
例えば、乃木坂のTypeA〜Dの4種類盤限定曲を、すべて他グループの楽曲で埋めたら、さゆりんご軍団も、真夏さんリスペクト軍団も、サンクエトワールも、そしてアンダーすらも曲を入れられなくなります。
それを考えると、AKB48がDシングルでやっていることが、いかに凄まじいことか、お分かり頂けるんじゃないでしょうか。
ミリオン記録の維持にこだわる余り、AKB48は、とうとう若手の起用まで犠牲にし始めた感があって、人気メンバーの「卒業」が相次ぐ中、未来を削りながら、CDセールスを稼ごうとしているように見えます。
まさに、「なり振り構わぬCD」と呼んでいいでしょう(笑)。
しかし、若手の起用が急務なのは、乃木坂も同じです。
そして、AKB48と同じく、乃木坂も、今、厳しい局面に立ちつつあります。
(表4) YouTubeに公開されている乃木坂と欅坂の表題曲MVの最新再生数
凡例
対象週における再生回数の平均増加速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ MV公開後経過週数) 曲名
# 対象週 : 2017/01/30(月)〜02/05(日)
#「short」は、short ver. MV で、それ以外はすべて、full ver. MV
乃木坂46
5.4万回/日 (787.4/+37.7 @ 16W) サヨナラの意味
3.3万回/日 (894.9/+23.2 @ 31W) 裸足でSummer
0.2万回/日 (127.3/+01.7 @ 46W) ハルジオンが咲く頃(short)
欅坂46
12.5万回/日 (1212.4/+087.4 @ 12W) 二人セゾン
05.0万回/日 (1075.1/+034.9 @ 30W) 世界には愛しかない
20.7万回/日 (4537.9/+144.8 @ 47W) サイレントマジョリティー
上表は、先週の表題曲MVの再生数増加速度を並べたものです。
「サヨナラの意味」MVは、5.4万回/日で再生数を伸ばしていますが、「二人セゾン」MVは、2倍以上である12.5万回/日で進んでおり、欅坂の音楽に対する高い人気が分かります。
さらに、「サイレントマジョリティー」MVは、公開47週目で、増加速度が20万回/日を越え、桁違いの数字で、もはや完全なヒット曲になったと言えるでしょう。
ただ、乃木坂と欅坂の楽曲人気の差を、本当に痛感させられるのは、実は、これら表題曲に関する数字ではありません。
次の表は、16枚目「サヨナラの意味」と3枚目「二人セゾン」に収録された、カップリング曲のMVに関するデータです。
(表5) YouTubeに公開されている乃木坂と欅坂のカップリング曲MVの最新再生数
凡例
対象週における再生回数の平均増加速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ MV公開後経過週数) 曲名
# 対象週 : 2017/01/30(月)〜02/05(日)
#「short」は、short ver. MV で、それ以外はすべて、full ver. MV
乃木坂_16枚目(c/w)
0.2万回/日 (020.3/+01.4 @ 13W) あの教室(short)
0.2万回/日 (020.1/+01.4 @ 13W) 君に贈る花がない(short)
0.2万回/日 (018.7/+01.4 @ 13W) 2度目のキスから(short)
0.1万回/日 (014.2/+01.0 @ 13W) ブランコ(short)
欅坂_3枚目(c/w)
0.5万回/日 (038.1/+03.6 @ 10W) 大人は信じてくれない(short)
0.5万回/日 (029.7/+03.2 @ 10W) 僕たちの戦争(short)
0.4万回/日 (023.5/+02.9 @ 10W) 誰よりも高く跳べ!(short)
2.2万回/日 (572.2/+15.1 @ 29W) 語るなら未来を…
「語るなら未来を…」MVは、フルバージョンなので、ダイレクトに比較出来ません。
問題なのは、同じショートバージョンMVの再生数増加速度が、欅坂の方が、乃木坂の2倍以上も大きいことです。
齋藤飛鳥と堀未央奈による「あの教室」MVの先週の積み上げが1.4万回、対して、平仮名「けやき坂」の「誰よりも高く跳べ!」MVは2.9万回。
ショッキングな話ですが、乃木坂が誇る若手ツートップのMVが、まだデビューして間もない「けやき坂」のMVに、ダブルスコアで負けている。
楽曲人気において、乃木坂は、ここまで大きく、欅坂に差を開けられているのが現実で、グループに対する期待感は、かなりシビアに離されてしまった可能性が濃厚です。
とくに、乃木坂は年少メンバーがなかなか前に出して貰えず、封じ込められている感が強いためか、若手が出演するMVへの関心度が低く、「けやき坂」メンバーによるMVの方が注目されているように見えます。
乃木坂も、AKB48と同じく、CDセールスを伸ばすため、未来を削り続けてきたのかもしれません。
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
01月25日(水) 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』(幻冬舎)が発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケを行ったそうです
02月04日(土) 16 : 55 〜 17 : 25 [地デ] 朝日放送「森三中 黒沢とイケメンの『禁断の恋』!?『ロミオ&ジュリエット』大研究〜」に、生田絵梨花が出演
02月04日(土) 18 : 00 〜 18 : 30 [地デ] フジテレビ『MUSIC FAIR』に、生田絵梨花が出演し、石丸幹二、新妻聖子、山崎育三郎と共に、ミュージカルの楽曲を多数披露
02月05日(日) 16枚目第4回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜
1月15日(日) 〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
[東京公演日程] 赤坂ACTシアター
02月01日(水) 18日目 第20公演(13:30)&第21公演(18:30)
02月02日(木) 19日目 第22公演(18:30)
02月03日(金) 20日目 第23公演(13:30)
02月04日(土) 21日目 第24公演(12:30)&第25公演(17:30)^
02月05日(日) 22日目 第26公演(13:30)
02月06日(月) 23日目 第27公演(13:30)&第28公演(18:30)
02月07日(火) 24日目 休演日
02月08日(水) 25日目 第29公演(13:30)
02月09日(木) 26日目 第30公演(13:30)
02月10日(金) 27日目 第31公演(18:30)
02月11日(土) 28日目 第32公演(12:30)&第33公演(17:30)
02月12日(日) 29日目 第34公演(13:30)
02月13日(月) 30日目 第35公演(13:30)&第36公演(18:30)
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)
=============(東京における最終公演までの日程)================
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
16次受付まで終わっている「サヨナラの意味」個別握手会の応募について、昨日、なんと、17次、18次、19次、20次と、4次分もの追加受付が発表されました。
以下に、これまでの完売部数推移と併せて、応募の状況を載せておきます。
(表1) 乃木坂16枚目に関する個別握手会の応募日程と完売率の推移
凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率, 枚数ベースでの推定販売率)} 受付時期 (受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)
# 応募受付次数が赤色で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されたことを示す。
#「-44d」「+75d」は、それぞれ、集計締め切り日の44日前、75日後の意
16枚目「サヨナラの意味」
発売日:2016年11月09日(水)
オリコン初動集計締切:2016年11月13日(日)
初動算入:第06次分までと推測
[01次] +008 {008/520 (01.5%_04.5%)} 09/29(木)30(金) (-44d)
[02次] +227 {235/520 (45.2%_75.6%)} 10/06(木)07(金) (-37d)
[03次] +127 {362/775 (46.7%_82.0%)} 10/13(木)14(金) (-30d)
[04次] +209 {571/790 (72.3%_95.7%)} 10/20(木)21(金) (-23d)
[05次] +100 {671/790 (84.9%_98.8%)} 10/27(木)28(金) (-16d)
[06次] +046 {717/790 (90.8%_99.5%)} 11/03(木)04(金) (-09d)
[07次] +031 {748/790 (94.7%_99.8%)} 11/10(木)11(金) (-02d)
[08次] +012 {760/790 (96.2%_99.9%)} 11/17(木)18(金) (+05d)
[09次] +009 {769/790 (97.3%_100.0%)} 11/24(木)25(金) (+12d)
[10次] +006 {775/790 (98.1%_100.0%)} 12/01(木)02(金) (+19d)
[11次] +004 {779/790 (98.6%_100.0%)} 12/08(木)09(金) (+26d)
[12次] +001 {780/790 (98.7%_100.0%)} 12/15(木)16(金) (+33d)
[13次] +000 {780/790 (98.7%_100.0%)} 12/21(水)22(木) (+39d)
[14次] +003 {783/790 (99.1%_100.0%)} 01/12(木)13(金) (+61d)
[15次] +000 {783/790 (99.1%_100.0%)} 01/19(木)20(金) (+68d)
[16次] 01/26(木)27(金) (+75d)
新たに発表された応募受付
[17次] 02/02(木)03(金) (+82d)
[18次] 02/09(木)10(金) (+89d)
[19次] 02/16(木)17(金) (+96d)
[20次] 02/23(木)24(金) (+103d) 最終受付
先週、16次応募が行われた際、15次終了時点で、790部中783部の完売と判明し、枚数ベースの推定販売率は、四捨五入による100.0%、99.95%以上に達しています。
そして、第4回の個別握手会までは受付が終わっているので、16次以降に申し込めるのは、第5回、第6回の幕張メッセにおける、和田まあやと佐々木琴子のそれぞれ2部ずつ、計4部しか残っていない。
個別握手会の応募を受け付けるためには、コンピューターのCPUとメモリーをそこに割き、申し込まれた内容をスタッフがチェックし、抽選を行い、結果をメールで連絡するなど、それなりの手間とお金が掛かる。
15次応募までで、用意した790部分をほぼ売り切ってしまい、申し込み可能なのは4部だけなのに、新たなレーンを追加することなく、16次の後、さらに4回も受付を予定するのは、経済的な損得を考えると、首を傾げたくなる話です。
ただ、収支を度外視して、16枚目の応募を続けているのならば、毎週木曜金曜に、乃木坂個別握手会の受付があるという「リズム」を、壊したくないからかもしれません。
決まった曜日の応募を毎週続けることは、それ自体が、一つの宣伝効果を持ち、木曜金曜になると、申し込みの有無に関わらず、握手会のことが頭を過るファンは少なからずいると思います。
この「リズム」を一度止めてしまうと、そういった人々の握手会に対する関心が薄くなり、再開時、全体の申し込み数が以前より減ってしまう懸念がある。
例えば、何年にも渡って、毎週木曜に新着記事をアップし、読者を増やしてきたブログの著者が、アクセス数の減少を心配して、1、2週の更新休止すら躊躇うのは、不思議なことではない。
どんなに内容が薄くとも、取り敢えず、木曜更新を続けようとする気持ちは、私にもよく分かります(笑)。
17th選抜は、握手会人気のツートップをWセンターに据え、さらに両脇とセンター裏を、すべてセンター経験者で固め、フロント両端に盤石の握手会人気を誇るメンバーを配して、既存票の取りこぼしがないよう、腐心している。
また、長年、選抜から遠ざかってきた1期メンバー3人と、上を目指すと宣言して握手会人気を伸ばしてきた2期のアンダートップを抜擢するなど、メンバーに直接会ってお祝いしてあげたい、ファンがそう感じるような状況を、通常より多く作り出しています。
深川麻衣と橋本奈々未の「卒業」センターによって、乃木坂のCDセールスが大幅に増え、「ありがとう」や「さようなら」を伝えたいという思いが、多くの人を握手会に向かわせた面がありますが、17枚目では、「おめでとう」という言葉がキーワードになりそうです。
17th選抜は、とにもかくにも、CDセールスを落としたくない、絶対に前作並みをキープ、出来ればアップをという運営の願いが、もう嫌になるくらい、ヒシヒシと伝わってきます(笑)。
一方で、音楽チームとしての「コンセプト」や「メッセージ」が希薄になり、加えて、2期と年少メンバーの本格的なフィーチャーは、2度の「卒業」シングルに続き、またしても先送りされてしまった。
しかし、これだけCDセールスにこだわった新選抜を発表しながら、肝心の個別握手会応募が始まらず、受付の予定すらアナウンスされないのは、不思議な光景です。
あるいは、17枚目に収録する楽曲の完成が遅れ、CDの発売日を決められないのかもしれません。
CDをネットで予約販売する場合、購入者に発送日を知らせた上で、お金を受け取るのが普通です。
発売日が流動的で、未だに定まっていなければ、個別握手会応募という予約販売を始めづらい。
また、発送日を決定すると、何十万というトンデモナイ枚数のCDを一斉輸送して欲しいと、業者に依頼する必要があり、後から事情が変わって、急遽、発送を1週間遅らせるなんて事態が起こってしまうと、電話1本の「すいません」では済まないでしょう(笑)。
確実なCD発売日を設定出来てから、個別握手会の応募を始めるのは当然で、それが始められないとすれば、リリースの日付を決められない可能性を疑ってみたくなります。
例年のパターンから、春シングルは3月中にリリースされる可能性が高いですが、以下のように、オリコン初動を考えると、あまり時間の余裕はなく、発売日が決まってるなら、すぐに17枚目の応募に取り掛かった方がいい。
(表2) 17枚目の個別握手会応募開始とCD発売の日程シミュレーション
最低ラインと思われる6次分算入を確保できるスケジュール
01次応募[02/02(木)03(金)] =(6次分初動算入)=> CD発売[03/15(水)]
01次応募[02/09(木)10(金)] =(6次分初動算入)=> CD発売[03/22(水)]
01次応募[02/16(木)17(金)] =(6次分初動算入)=> CD発売[03/29(水)]
01次応募[02/23(木)24(金)] =(6次分初動算入)=> CD発売[04/05(水)]
17枚目において、CD売り上げ枚数の前作割れ、「ミリオン」割れを避けるためには、橋本奈々未の「卒業」と中元日芽香の「休業」によって消滅する60部完売分を、16枚目30部未満メンバーの増部と、3期メンバーの売り上げで補う必要がある。
しかし、いずれのケースも、完売部数の積み上げに時間が掛かる可能性があり、そのスピードが、オリコン初動を左右するポイントになる。
初動に流し込む応募次数を多く用意すれば、立ち上がりの完売積み上げ速度が鈍くても、時間の助けによって、それなりの数字にまで持っていけるので、今回は、是が非でも、十分な受付期間を発売前に確保したい筈です。
16枚目では、初動に入ったと推測される個別握手会セールスが、6次応募分までだったので、17枚目は、これが最低ラインで、出来れば、7次、8次と、より多く取りたい。
ところが、上表のように、今週から応募を始めても、6次を確保するには、3月15日(水)の発売となり、7次、8次だと、3月下旬にならざるを得ません。
しかも、現時点で、17枚目応募の今週スタートを示唆する動きは何もなく、来週以降の気配が濃厚に漂っている。
となると、3月22日(水)でも、厳しい条件となり、3月29日(水)か4月5日(水)まで、リリースを待った方が良いのだけど、そうなると、欅坂の4枚目はどうするのか?、という問題が出てきます。
ぶっちゃけ、17枚目個別握手会セールスを巡る状況は、かなり切羽詰まっていて、非完売が4部しか残っていない16枚目の応募を4回も延長している場合じゃないと思う(笑)。
一刻も早く、17枚目の応募をスタートさせた方が良いのだけど、今暫くは、第1次の日付も、発売日も、タイトルも、何もアナウンスされない、ジリジリした「サスペンド」状態が続きそうです。
ただ、こういったテンポの良くないスケジュール進行は、乃木坂の17枚目だけではない。
AKB48の47枚目は、表題曲MVの撮影ロケを、先週行ったのは間違いないようですが、選抜メンバー、CD発売日、タイトルといった情報は、まだ公式にアナウンスされていません。
小嶋陽菜がセンターだとか、32人選抜だとか、盤種がかなり多いとか、噂は飛び交っているけど、スポーツ新聞などのメディアも、何ら記事を出していない。
ただ、例年通りであれば、AKB48の47枚目は、3月8日(水)がリリースの目安で、乃木坂の17枚目より、早く発売されると考えられます。
従って、未だに基本情報が出て来ないのは、乃木坂以上に、スケジュール進行が遅いことを意味するわけで、一体、何が起こっているのか、気になることろです。
AKB48は、つい先日の1月25日(水)に、8枚目アルバム「サムネイル」をリリースしたばかりで、3月上旬にシングルを出すのは、相当にタイトな日程ではあります。
iTunes Store トップソングでの成績は、配信が開始されたアルバム発売日に、松井珠理奈、宮脇咲良、渡辺麻友の3人ユニットによる「バケット」を始め、7曲が100〜200位の範囲にランクインしたものの、翌々日には、すべて200位圏外に去り、それ以来、1曲もリストに入らない状況が続いている。
明らかに、プロモーション不足で、もっと丁寧に新曲キャンペーンを仕掛けていれば、トップソングの順位が上昇したと思います。
音楽CDをリリースする速度に、キャンペーンが追いついていない印象で、このまま、次に進むと、少なからぬファンが付いて行けず、グループへの関心を失ってしまう危険がある。
AKB48は、2014年の「総選挙」投票券付シングル「ラブラドール・レトリバー」以降、それまでの年5シングルを、年4シングルに減らし、2014、15年度を乗り切り、今、2016年度の最終春シングルまで漕ぎ着けています。
しかし、今後も、同じペースで進めるのかどうか、「サムネイル」の楽曲プロモーションを見ていると、やや疑問を感じます。
一方、SKE48も、2枚目アルバム「革命の丘」を、2月22日(水)にリリースする予定です。
昨日の朝、リード曲「夏よ、急げ!」の「special edit ver.」MVがYouTubeで公開されました。
しかし、リード曲以外の、新規に制作される収録曲については、タイトルや曲数の情報が発表されていないようで、こちらもすんなり進んでいるのか、よく分かりません。
2月22日(水)までは、まだ3週間あるので、全容の公開はこれからなのでしょう。
ただ、秋元康氏という1人のプロデューサーが、こんな短期間にAKB48とSKE48のアルバムを手掛け、さらに、HKT48、AKB48、乃木坂46、欅坂46、NGT48のシングルを作っているわけで、どこかのグループに対して楽曲の提供が遅れ、CD発売日がなかなか決まらないシングルが出てきたとしても、何ら不思議ではないと思います。
ところで、「革命の丘」は、CDの特典として、「発売前」イベントを付けています。
説明文を初めて読んだとき、俄に意味が把握できなかったのですが、どうやら、CDをリリースする前に、そのシングルの特典イベントを行うようで、内容を理解して仰天しました(笑)。
つまり、4月5日発売のシングルを予約すると、3月20日に開催される、メンバーとの『お茶会』に参加できるといった感じの仕組みで、確かに、オリコン初動を引き上げる効果があるかもしれません。
こういう売り方が何かに抵触しないのか、一抹の不安が過りますが(笑)、2ndアルバムをリリースして、何とか高い売り上げ枚数を記録したいという、SKE48運営の執念は伝わってきます。
しかし、プロモーションの足りないアルバム、肝心な情報がなかなか発表されないシングルなど、AKB48Gと乃木坂を巡る、一連の動きを眺めていると、「発売前」の発売記念特典イベントは、深まる混迷を象徴する出来事に思えてくる。
これまでAKB48の大規模な握手会商法を支えてきた運営の中核で、今、何か大きな異変が起こりつつあるんじゃないか、そんな可能性をつい考えてしまいます。
17th選抜の構成には、CDセールスの前作割れを防ぎたいという、運営の姿勢が如実に反映されていますが、では、「前作」である 16枚目「サヨナラの意味」は、どこまで売り上げを伸ばしているのでしょう。
最新のオリコン累計を、見てみましょう。
(表3) 乃木坂16枚目のオリコン週間ランキングの推移と関連イベントの日程
凡例
[順位] 売り上げ枚数 (累計売り上げ枚数 @ 同時期における前作累計からの伸び) : CD発売後経過週 日付
#「累計売り上げ枚数」「前作累計からの伸び」は、いずれも万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「00位」「00.0万枚」は未定の意
16枚目シングル「サヨナラの意味」
[01位] 82.8万枚 (82.8 @ +10.0) 01週目 11/07(月)13(日)
[04位] 03.9万枚 (86.6 @ +10.5) 02週目 11/14(月)20(日)
[04位] 02.7万枚 (89.4 @ +11.6) 03週目 11/21(月)27(日)※ 全国(幕張メッセ)
[08位] 01.0万枚 (90.4 @ +11.8) 04週目 11/28(月)04(日)
[16位] 00.7万枚 (91.1 @ +11.3) 05週目 12/05(月)11(日)
[06位] 01.2万枚 (92.3 @ +10.7) 06週目 12/12(月)18(日)※ 全国(ポートなごや)
[22位] 00.4万枚 (92.7 @ +10.5) 07週目 12/19(月)25(日)※ MステSuperLive
[14位] 00.4万枚 (93.1 @ +09.9) 08週目 12/26(月)01(日)※ NHK紅白
[07位] 00.6万枚 (93.7 @ +10.1) 09週目 01/02(月)08(日)
[06位] 01.5万枚 (95.2 @ +10.6) 10週目 01/09(月)15(日)※ 全国(京都パルス)
[25位] 00.2万枚 (95.3 @ +10.6) 11週目 01/16(月)22(日)
[37位] 00.2万枚 (95.5 @ +10.7) 12週目 01/23(月)29(日)
=====今後の予定=====
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 13週目 01/30(月)05(日)※『ゲーム会』締切
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 14週目 02/06(月)12(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 15週目 02/13(月)19(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 16週目 02/20(月)26(日)※ 橋本奈々未卒業ライブ
1月14日(土)、雪降る寒い京都で行われた全国握手会は、発売10週目のオリコン売り上げを1.5万枚という高いレベルに押し上げました。
橋本奈々未が参加する、最後の全国握手会であることも、来場者を増やしたと思います。
しかし、その後は、発売11、12週目と2千枚ほどで推移し、累計は95.5万枚と、オリコン「ミリオン」には、まだ4.5万枚足りません。
15枚目「裸足でSummer」からの積み上げは、発売1週目以来、10〜11万枚のリードを保っていて、一定しています。
16枚目は、NHK紅白歌合戦を含む、大型音楽祭が目白押しで、しかも、ななみんの「卒業」という強い追い風もあるので、年末年始に、夏シングルとの累計差を広げて欲しかったのですが、引き離せなかったようです。
実は、欅坂の3枚目「二人セゾン」は、それを実現しています。
(表4) 欅坂3枚目のオリコン週間ランキングの推移と関連イベントの日程
# 表記法は(表3)と同じ
03枚目シングル「二人セゾン」
[01位] 44.2万枚 (44.2 @ +11.9) 01週目 11/28(月)04(日)
[05位] 02.6万枚 (46.8 @ +12.7) 02週目 12/05(月)11(日)
[03位] 02.0万枚 (48.7 @ +13.5) 03週目 12/12(月)18(日)※ 全国(ポートなごや)
[13位] 01.1万枚 (49.8 @ +13.3) 04週目 12/19(月)25(日)※ MステSuperLive
[05位] 01.1万枚 (50.9 @ +14.0) 05週目 12/26(月)01(日)※ NHK紅白
[03位] 01.2万枚 (52.0 @ +14.9) 06週目 01/02(月)08(日)
[09位] 01.1万枚 (53.2 @ +15.7) 07週目 01/09(月)15(日)
[04位] 02.0万枚 (55.2 @ +17.4) 08週目 01/16(月)22(日)※ 全国(幕張メッセ)
[14位] 00.9万枚 (56.0 @ +18.1) 09週目 01/23(月)29(日)
=====今後の予定=====
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 10週目 01/30(月)05(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 11週目 02/06(月)12(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 12週目 02/13(月)19(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 13週目 02/20(月)26(日)※ 全国(京都パルス)
発売4週目の『MUSIC STATION SUPER LIVE』、5週目のNHK紅白で波に乗り、その後も、6、7週目も1万枚以上を維持して、幕張メッセ全国握手会のある8週の2.0万枚に持ち込んでいる。
SUPER LIVE と紅白で披露したのは、「サイレントマジョリティー」ですが、「二人セゾン」が大きな波及効果を受けたのは、3枚目表題曲に対する潜在的な人気が、もともと高かったからだと思います。
3枚目のCDセールスは、このように様々な追い風に上手く乗り、2枚目「世界には愛しかない」の累計をぐいぐい引き離し、発売1週目における11.9万枚差を、9週目には18.1万枚差まで広げることに成功しています。
年末年始の充実したテレビ露出を、効果的にCDセールスのアップにつなげ、勢いよく「坂を上った」感がある(笑)。
全国握手会がない週に、1万枚を越えるCD売り上げが続くのは、間違いなく、収録された音楽コンテンツが人気を博していることを示しています。
もちろん、「サイレントマジョリティー」も、似たようなセールスを展開しており、欅坂は、久しぶりに登場した、楽曲が売れるアイドルになりつつある。
デビュー1年目にして、これだけのヒットを飛ばし、人気を獲得した要因の一つは、「若さ」だと思います。
前回記事で、全盛期のモーニング娘。に、少し触れましたが、当時の中心メンバーは、みんな非常に若かった。
「LOVEマシーン」でデビューした後藤真希は、CD発売日にまだ13歳。
その後、「ザ☆ピ〜ス!」でセンターに抜擢された石川梨華は16歳、次の「Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」でセンターになった吉澤ひとみも16歳。
この二人の4期センターを支えた頃の後藤真希は、少し年齢が上がって15〜16歳、安倍なつみは19〜20歳、矢口真里は18歳だった。
やぐっちゃんは、18歳の時があったなんて信じられないほど、今、「アダルティ」に大活躍していますが(笑)、彼女が中心キャラを担った「ハッピーサマーウェディング」では、まだ17歳でした。
年齢構成という観点から、当時のモー娘。を眺めると、今の乃木坂3期が、大ヒットを連発しているようなグループだったんですね。
さらに、AKB48が、誰もがよく知る、ヒット曲を連発した頃、多くのメンバーは10代の中学高校生だった。
前田敦子は、「大声ダイヤモンド」のとき17歳、最初の本格ヒットと言える2010年の「ポニーテールとシュシュ」で18歳、2011年「Everyday、カチューシャ」が19歳。
また、渡辺麻友は「大声ダイヤモンド」14歳、「ポニーテールとシュシュ」16歳、「Everyday、カチューシャ」17歳。
大島優子は、やや年齢が上ですが、それでも「ヘビーローテーション」のとき21歳で、今の堀未央奈や北野日奈子とほぼ同じです。
モー娘。とAKB48がヒットを連発して最盛期を謳歌したあと、しばらく女性アイドルシーンに、目立ったヒットがなかなか生まれなかった。
しかし、2016年の春、欅坂46が「サイレントマジョリティー」を引っさげて登場し、再び、ブームを起こそうとしています。
そして、その先頭に立っているのは、15歳中学3年生の平手友梨奈です。
歌やダンスのスキルが未熟なアイドルグループが、ヒットを飛ばすためには、そういった弱点を吹き飛ばすエネルギーが不可欠で、若さの持つ「勢い」や「神秘性」が、原動力になることが多い。
モー娘。やAKB48など、成功したアイドルグループにおいて、若いメンバーが中軸を担っていたのは、偶然ではなく、欅坂もそれを実証しつつあります。
もちろん、若いメンバーを揃えれば、必ずヒットが出るわけではないし、チームとしてのバランスを考えると、年少と年長のメンバーの両方が存在するのがベストでしょう。
ただ、アイドルグループとして、ヒットを飛ばすには、若いメンバーを前に出して、「勢い」や「神秘性」のイメージを音楽に注ぎ込まないと、「LOVEマシーン」「ヘビーローテーション」「サイレントマジョリティー」など、一般層を振り向かせ、多くの人にカラオケで歌って貰えるようなナンバーを生み出すのは難しい。
乃木坂は、6枚目「ガールズルール」以降、長年、握手会セールス重視の選抜を組んできたので、常に年長メンバーが中軸を担うグループになっていて、年少メンバーの持つパワーを封印してきた面がある。
欅坂が、平手友梨奈をセンターに据えて、むき出しのエネルギーを、楽曲イメージの中心に置いたのとは、対照的です。
しかし、中心メンバーの年齢が22、23歳を越えてくると、Perfume のダンスや Kalafina のハーモニーじゃないけど、ファンではない、一般の視聴者からは、何かスキルを求められる段階に入っていきます。
今の乃木坂は、年長メンバーが前面に出ることで、パフォーマンスおける、音楽的なスキル不足がかえって目立ってしまい、それを吹き飛ばすパワーを宿している年少メンバーは、後ろで静かにしている、といった感じのステージになっている。
(表3)と(表4)から分かるように、SUPER LIVE や紅白など、乃木坂のステージは、欅坂と比べて、楽曲セールスを上昇させる度合いが弱い。
MVや音楽番組で、魅力的なパフォーマンスを披露することが、「サイレントマジョリティー」や「二人セゾン」をヒット曲に押し上げる原動力になったのは間違いありません。
年長メンバー中心の乃木坂は、若さで押しまくる欅坂以上に、スキル面をより厳しく観られる傾向にあるのに、実際のスキルは欅坂の方が優れているため、ステージに対する印象に、大きな差がついてしまう。
まずは、年少メンバーを前に出すこと、そして、もっと練習時間を取って、歌とダンスのスキルを向上させること(笑)、それに尽きると思います、ヒットに辿り着くには。
17枚目でアンダーに据え置かれた年少メンバーのブログを読んでいると、彼女たちが感じているやるせない気持ちが、こちらの骨身に滲みて、本当に辛い。
選抜発表の度に、多くの若いメンバーが、苦しそうに喘いでいるグループに、明るい未来なんかあるんでしょうか?
人に夢を与え、人を笑顔にするのがアイドルならば、まずは、メンバーが夢を持ち、メンバーが楽しそうに笑えるグループにしなければいけない。
CDの売り上げだけを気にしたような、ガチガチな17th選抜の構成を眺めていると、とてもじゃないけど、乃木坂の将来はバラ色だと、楽観する気分にはなれません。
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