[映画] 『アイズ』秋葉原アキバシアターで上映中
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
舞台挨拶の情報
伊藤万理華の2015/07/06_11:42ブログ
映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
SuG「teenAge dream」のMV
[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が7月10日(金)から全国ロードショー
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール
[舞台] 【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム- が7月12日(日)から上演開始
東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
ネルケプランニングの『帝一の國』公式サイト
[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事
乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組
明日![地デ] 金曜深夜0時12分
7月10日(金) 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』初回
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。毎週金曜日深夜に放送。
テレビ東京の番組公式サイト
[BS] 土曜夜11時15分
7月11日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
「太陽ノック」と「他の星から」のスタジオライブ。潜入シリーズは、渡辺みり愛が舞台『じょしらく』を取材。コントは「乃木坂ずし」。
NHK『AKB48SHOW!』の番組公式サイト
[地デ] 月曜深夜1時29分
7月14日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!5』初回
『NOGIBINGO!4』最終回から間を置かずSeason5が開始。
『NOGIBINGO!5』の番組公式サイト
乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
[お詫び]
この記事において、2012年放送『平清盛』に、AKB48が出演していたと書きましたが、これは誤った情報でした。
大変失礼しました。
お詫びして、訂正します。
私が調べた範囲では、大河ドラマに、グループアイドルのメンバーが一括出演するのは、今回の乃木坂が初めてのようです。
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』への出演決定、おめでとうございます。
7月19日(日)の第29話に、12th選抜の10福神全員が日本髪を結った着物姿で、お座敷に正座して、ずらり勢揃いするシーンがあるようで、昨日から、盛んにニュースとして取り上げられています。
NHK番組公式サイトの関連ページ
視聴率が低迷しているとはいえ、11%程度は見込める、日曜ゴールデンタイム全国放送の誰もが知っている歴史ドラマに出演するわけで、乃木坂を宣伝する大きなチャンスと言えます。
制作側からすれば、平均視聴率が10%を割ることすらある『花燃ゆ』への関心を、何とか高めたいという思いから、CDセールスが好調で、しかも、まだあまり知られていないフレッシュ感のあるアイドルの起用に踏み切ったのでしょう。
昨年放送された『軍師官兵衛』の同時期平均視聴率は16%ほどで、番組プロデューサーが、お尻に火がついている気分になってもおかしくありません。
ただ、乃木坂が出演することで、直ちに視聴率がアップするかというと、これは難しい。
ここ最近の数字から2%は上がらないと、つまり13%台に載らないと、「乃木坂効果」という声は出ないと思いますが、関東地方1都6県の総人口を4千万とすれば、実現には80万人の新たな視聴が必要です。
2月の『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』には、4万人の観客が集まったそうですが、80万人というのは、この西武ドームライブ20杯分で(笑)、関東の乃木坂ファンが全員チャンネルを合わせても、なかなか達成出来ないでしょう。
もちろん、NHK側もそんなことは百も承知の筈で、視聴率アップの即効薬ではなく、人気アイドルである乃木坂の出演がニュースとなり、ツイッター、掲示板、ブログなどで話題となって、『花燃ゆ』という言葉が、ネットを飛び交うことを期待しているのだと思います。
とにかく、『花燃ゆ』という大河ドラマが、今、放送されていることを、より多くの人に認識して貰うことが大事なわけで(笑)、そういう意味では乃木坂の出演は、すでに成功していると言えるかもしれません。
アイドルタレントの大河ドラマへの起用は、かつて何度か問題視されたことがあります。
乃木坂の抜擢に対しても、アイドルを歴史ドラマに出演させる、しかも「女優」としてではなく、視聴率アップや話題作りを狙った「アイドル」という意味合いで出すことへ、批判の声が上がっているようです。
『花燃ゆ』のプロデューサーは、アイドルの起用にまつわる過去の議論を熟知している筈で、それが分かった上での乃木坂ですから、番組が批判されたとしても、無視されるよりはマシという、切羽詰まった雰囲気が漂っています。
もう、一種の炎上商法に近いことすら覚悟しているかもしれません(笑)。
こういった大河ドラマの四苦八苦な状況を眺めていると、ファンとして乃木坂の出演は嬉しいけど、受信料を払っている視聴者としては、まあ正確には視聴してないですが(笑)、そろそろ1年間も続く連続歴史ドラマは止めたらどうでしょう?と、言いたくなります。
吉田松陰の妹を取り上げるのであれば、『歴史秘話ヒストリア』の方が良いんじゃないかと(笑)。
生田絵梨花によると、今回の出演は「まさかのオファー」だったそうで、昨日のブログにも、
大河初出演です!
というか出演できる日が来るとは思ってなかったので
びっくり、光栄です。
と綴っています。
生田絵梨花の2015/07/08_22:36ブログ
ただ、メンバーにとっては「まさか」であっても、運営にとって「まさか」かどうかは分かりません。
というのも、乃木坂が出演する7月19日(日)は、12枚目「太陽ノック」が発売される22日(水)の直前、しかも、明日10日(金)から始まる映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』と連続主演ドラマ『初森ベマーズ』の二週目に当たり、偶然というには、タイミングの良過ぎる大河登場になっている。
やはり、NHKと運営の間で、何らかの交渉があったと見るのが自然で、両者の思惑が一致した結果の「オファー」じゃないでしょうか。
乃木坂側に「思惑」があるとすれば、シングルや映画・ドラマを盛り上げることに加えて、悲願である紅白歌合戦出場へ向け、NHKへの貢献実績を作る意図もあると思います。
ネットでは「これで紅白ほぼ確定か?」と言った声も上がっていますが、乃木坂が現在置かれた状況を考えると、むしろ、決して高くない紅白出場の可能性を、少しでも引き上げるための一手と見る方が妥当じゃないでしょうか。
昨年末の第65回では、HKT48がトップバッターで歌いましたが、紅白では、初出場の新人女性アイドルのステージを、最初の方に持ってくることが多い。
乃木坂46は、まさにこのトップバッター枠を目指していて、昨年は、HKT48に破れて、初出場を逃しました。
では、今年は、乃木坂が最有力候補かというと、全然、そんなことはない。
最大のライバルは、西内まりやだと思います。
西内まりやは、2014年度レコード大賞の最優秀新人賞を獲得、現在、新人歌手として極めて高いステータスを有しています。
豊かな声量で歌い上げるステージは迫力があり、その上、ギターやピアノの演奏をこなすことが出来、そこに、モデル出身の抜群のスタイルと超絶的にハイレベルなルックスが付いてくる。
今年に入って、こういった音楽的実力と人気が広く注目を集め始め、以下のように、テレビ系大型音楽祭で、乃木坂より明らかに長い演奏時間を貰っています。
6月27日(土) TBS『音楽の日』
02 : 28 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 44 = 西内まりや「ありがとうForever...」
7月04日(土) 日テレ『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』
01 : 54 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 23 = 西内まりや「LOVE EVOLUTION」
さらに、今年の4月から6月まで11回に渡って放送された、木曜8時のNHK連続時代劇『かぶき者 慶次』では、準主役と言っていい、主人公の娘を好演、女優としての評価も獲得しつつある。
タレントとしての人気、音楽的実力、賞的ステータス、NHKへの貢献度。
紅白のトップバッター枠を、西内まりやと争った場合、乃木坂が勝てる要素は、現在ほとんどないと言っていいくらいで、その危機感が、大河ドラマへの出演という、派手な一手につながったのかもしれません。
ただ、大河ドラマといっても、V6の岡田准一のように主役で出演して、数字を稼いだのならともかく、脇役として、10人一緒の登場シーンが少しある程度であれば、紅白の選考レースにおいて、プラスの影響はあるだろうけど、あまり多くは期待しない方がいいかと。
個人的に、2013年の夏、E-girlsが気になり、2014年はHKT48に勢いを感じ、結局、いづれの年も、悪い予感が的中する形で、乃木坂は、紅白を逃してしまいました。
そして、今年は、西内まりやの快進撃から目が離せません(笑)。
こういったライバルの行方は気になるけど、そもそも、紅白出場に関して、乃木坂46はAKB48と同じ系統のアイドルという、大きなハンデを背負っています。
AKB48Gは、2012年の第63回紅白で、SKE48が初出場を果たし2枠を獲得。
2013年第64回は、NMB48初出場により、AKB48とSKE48を合わせた3グループ3枠となります。
しかし、その後、昨年の第64回では、HKT48が初出場し、4グループ出演となったものの、SKE48とNMB48はメドレーにまとめられ、3枠据え置きのままです。
民放音楽祭での扱いを考えても、今年の紅白で、AKB48Gの枠数が4枠に増える可能性は極めて低いと思います。
やはり、同じような衣装で、同じような曲を、同じようなダンスで、口パクか「被せ」で歌う大所帯アイドルは、これ以上要らないという一般視聴者の意見があって、民放もNHKも無視出来ないのでしょう。
従って、乃木坂が楽曲と衣装を含めたステージコンセプトを、「太陽ノック」のように、AKB48Gに寄せれば寄せるほど、4枠目の確保は難しくなります。
NHKがAKB48Gの割り当てを2枠に減らしてくれれば、話は違ってくるけど、実現するとは到底思えない。
というのも、まずHKT48は、指原莉乃の存在から、2年連続出場が濃厚です。
さっしーは今回の「総選挙」で1位になっていますが、フジテレビの生中継番組は、年々下がっているとはいえ、未だに高い視聴率を叩き出している。
指原莉乃は、ゴールデンタイムに平均19%、最高瞬間23%を稼ぐドラマの主役のようなもので、視聴率をとくに気にする紅白の担当者が彼女に出て欲しいと願うのは、当然のことです。
また、ネットニュースによると、先週のワイドショー芸能コーナーで、「HKT48」は、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」に次いで、2番目に長く取り上げられたそうです。
「総選挙」の公約通り、指原莉乃が水着ライブを披露したこと、さらに、HKT48が東京モノレールのCMを担当したことを、各局が報じています。
数字を持っている上に、ステージ上で水着を披露して、自分とグループが、さらに注目を集めるよう、仕掛けているわけで、HKT48の存在感は、昨年以上に増していると思います。
HKT48の紅白出場が堅い一方、48Gの中核であるSKE48やNMB48が不出場になることも、NHK側が余程の覚悟で交渉に臨めば別だけど、これまでの経緯からは考えにくい。
つまり、乃木坂は、昨年と同じ、AKB48Gの3枠を前提に、それ以外の独自枠獲得を目指すしか道がないように見えます。
しかし、48Gと似通ったコンセプトのグループが、西内まりやを抑えて出場する理由を探すのは難しいし、さらに、BABYMETAL、でんぱ組.inc、フェアリーズなども、選考レースに参入するかもしれません。
2015年の第66回紅白が、アイドル枠を大幅に増やして、「アイドル祭り」でも打ち出してくれない限り(笑)、乃木坂の出場はかなり厳しいと捉えるのが妥当な認識だと思います。
紅白に限らず、テレビ系音楽祭のプロデューサーは、出場アーティストを選ぶとき、観客や視聴者が喜んでくれるステージパフォーマンスを披露出来るか、この人が出るなら観てみようかと思うような人気や数字を持っているか、その2点をとくに重視している気がします。
乃木坂は、好調なCDセールスを通して、熱心なファンが多くいることは分かっているのだけど、では、テレビ出たとき、視聴率を上げる力があるのかと言われると、ヒット曲がなく、一般知名度も低いため、威勢の良い返事は出来ません。
それなら、魅力的なステージを披露するしかないんですが、最近は、ほとんど口パクで、そもそも歌をうたっている気配がない。
その結果、民放の大型音楽祭において、乃木坂へのステージ割り当て時間が一向に伸びず、E-girlsに抜かれ、西内まりやに負け、フェアリーズにも上回られているのが、偽らざる現状です。
本気で紅白を狙うのであれば、13枚目を完全な歌唱選抜にして、乃木坂は魅力的なステージを作れることを、音楽関係者にアピールしていくのが一番効果的だと思います。
紅白出場歌手の選考は、外からは分からない、大人のやり取りで決まる面があるようなので(笑)、2015年に乃木坂が初出場を果たすかどうかは、11月末にならないと分かりません。
しかし、ステージで歌をうたわず、ダンスもユルいままで、紅白を目指すのは、いくらなんでも虫の良過ぎる話です。
「総選挙」に対する関心度は、年ごとに下がっていて、民放音楽祭でも「支店」はほとんどメドレーにまとめられて、独立枠を貰っていません。
このままだと、紅白におけるAKB48Gの出場枠は、いずれ削減されると思います。
そして、そういった流れが一度出来上がると、関連グループである乃木坂46の出場も、年々難しくなっていくでしょう。
AKB48Gの動向に関係なく、今年を出発点に、何年も連続で紅白に出るにはどうすれば良いのか。
運営は真剣に考えて欲しい。
さて、今日から12枚目個別握手会第10次応募が始まり、それに伴って、第9次終了時点での完売状況が判明しました。
オリコン第1週の集計締切までは、まだ少し時間がありますが、一応、現在の推定売り上げ枚数を以下に載せておきます。
(表1) 12枚目に関する、個別握手会応募受付の日程と推定売り上げ枚数
凡例
[個別握手会の応募受付次数] {完売部数/総部数, 推定売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)
# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
# CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.8秒として計算している。
12枚目「タイトル未定」
発売日:2015年7月22日(水)
オリコン初動集計締切:2015年7月26日(日)
初動算入:第11次分まで確実
初動算入分:??万枚
[01次] +001 {001/740, 00.2万枚} (2015/05/07~05/08, -79d)
[02次] +122 {123/740, 16.0万枚} (2015/05/14~05/14, -72d)
[03次] +084 {207/730, 24.1万枚} (2015/05/21~05/22, -65d)
[04次] +060 {267/730, 28.8万枚} (2015/05/28~05/29, -58d)
[05次] +039 {306/730, 31.6万枚} (2015/06/04~06/05, -51d)
[06次] +042 {348/731, 34.6万枚} (2015/06/11~06/12, -44d)
[07次] +051 {399/731, 37.4万枚} (2015/06/18~06/19, -37d)
[08次] +037 {436/731, 39.3万枚} (2015/06/25~06/26, -30d)
[09次] +043 {479/731, 41.0万枚} (2015/07/02~07/03, -23d)
[10次] +??? (2015/07/09~07/10, -16d)
[11次] +??? (2015/07/16~07/17, -09d)
[12次] (2015/07/23~07/24, -02d)
個別握手会セールスは、第9次応募終了時点で、なんと推定41万枚に達していて、前作初動算入分である35万枚を、現時点ですでに6万枚も上回っている計算になります。
初回限定盤TypeA、B、Cと通常盤を併せた店頭販売第1週が、前作と同じ15万枚であれば、そこにセブンイレブン限定盤の4万枚を足して、19万枚。
ここに、個別握手会分の41万枚を足せば、なんとオリコン初動は60万枚になる。
12枚目の初動算入は、第11次応募分までと考えられるので、あと2回分がさらに積み上げられるわけで、このまま行くと、初動62万枚なんて恐ろしい数字が出てくる可能性もあります(笑)。
まあ、店頭販売分が19万枚まで伸びるかどうか、検討の余地があるので、ちゃんとした予想は第10次応募終了後の完売状況が分かってから行うつもりですが、どう転んでも、前作割れなんて言葉は出て来ないCDセールスになりそうです。
しかし、最近、一番気になっているのは、「太陽ノック」MVの再生回数です。
表題曲MVに関して、再生回数の時間推移を計測したデータは持っていませんが、公開2週間で60万回程度で、かつてないほど伸びが重たく感じます。
「初森ベマーズ」の主題歌であり、セブンイレブンのCMでも使われていた筈で、かなりのプロモーションを掛けているのに、立ち上がりが鈍い気がする。
11枚目表題曲「命は美しい」は、有線が6回ランクインの最高63位で終わり、正直、あまり奮わなかった。
iTunes Store トップソングも、一瞬2位まで上がったのだけど、上位に長く留まらず、期待したほど、勢いを感じさせる展開ではなかった。
一方、10枚目表題曲「何度目の青空か?」が、有線で17回ランクインの最高15位、iTunes Store トップソングは、最高3位で、初めてトップページに躍り出たこともあって、それなりに存在感を示していました。
そうなると、乃木坂の楽曲人気は、10枚目を頂点にして、ピークアウトしたのではないかという懸念が出てきます。
有線、ダウンロード、そして表題曲MVの再生回数は、コアファンというより、むしろライト層の動向を反映していて、今、ライトファンの離脱が起こっているんじゃないかという仮説が、頭をよぎります。
ネット上でのコメントが、以前に比べて、やや少なくなっている気がして、それも、この仮説を考えてみたくなる原因です。
もちろん、今後、「太陽ノック」に関して、有線やダウンロードでの成績を追跡する必要があります。
ただ、AKB48Gの楽曲セールスの変遷を見ていると、最初に離れていくファンはライト層で、それから遅れてコアファンがじりじり減少するようで、しかも、CD売り上げがピーク迎える頃に、こういった現象がスタートしている節がある。
もし、鳥居坂46の結成が、乃木坂46から離れていくファンを掴まえるためならば、今は、絶妙のタイミングなのかもしれません。
まあ、ライトファン離脱説は、有線ランキングやiTunes Store トップソングの成績が判明してから、再度、考えてみるつもりです。
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2014年7月 ~
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2013年11月 ~ 2014年6月
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
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乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール
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明日![地デ] 金曜深夜0時12分
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乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。毎週金曜日深夜に放送。
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7月11日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
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[お詫び]
この記事において、2012年放送『平清盛』に、AKB48が出演していたと書きましたが、これは誤った情報でした。
大変失礼しました。
お詫びして、訂正します。
私が調べた範囲では、大河ドラマに、グループアイドルのメンバーが一括出演するのは、今回の乃木坂が初めてのようです。
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』への出演決定、おめでとうございます。
7月19日(日)の第29話に、12th選抜の10福神全員が日本髪を結った着物姿で、お座敷に正座して、ずらり勢揃いするシーンがあるようで、昨日から、盛んにニュースとして取り上げられています。
NHK番組公式サイトの関連ページ
視聴率が低迷しているとはいえ、11%程度は見込める、日曜ゴールデンタイム全国放送の誰もが知っている歴史ドラマに出演するわけで、乃木坂を宣伝する大きなチャンスと言えます。
制作側からすれば、平均視聴率が10%を割ることすらある『花燃ゆ』への関心を、何とか高めたいという思いから、CDセールスが好調で、しかも、まだあまり知られていないフレッシュ感のあるアイドルの起用に踏み切ったのでしょう。
昨年放送された『軍師官兵衛』の同時期平均視聴率は16%ほどで、番組プロデューサーが、お尻に火がついている気分になってもおかしくありません。
ただ、乃木坂が出演することで、直ちに視聴率がアップするかというと、これは難しい。
ここ最近の数字から2%は上がらないと、つまり13%台に載らないと、「乃木坂効果」という声は出ないと思いますが、関東地方1都6県の総人口を4千万とすれば、実現には80万人の新たな視聴が必要です。
2月の『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』には、4万人の観客が集まったそうですが、80万人というのは、この西武ドームライブ20杯分で(笑)、関東の乃木坂ファンが全員チャンネルを合わせても、なかなか達成出来ないでしょう。
もちろん、NHK側もそんなことは百も承知の筈で、視聴率アップの即効薬ではなく、人気アイドルである乃木坂の出演がニュースとなり、ツイッター、掲示板、ブログなどで話題となって、『花燃ゆ』という言葉が、ネットを飛び交うことを期待しているのだと思います。
とにかく、『花燃ゆ』という大河ドラマが、今、放送されていることを、より多くの人に認識して貰うことが大事なわけで(笑)、そういう意味では乃木坂の出演は、すでに成功していると言えるかもしれません。
アイドルタレントの大河ドラマへの起用は、かつて何度か問題視されたことがあります。
乃木坂の抜擢に対しても、アイドルを歴史ドラマに出演させる、しかも「女優」としてではなく、視聴率アップや話題作りを狙った「アイドル」という意味合いで出すことへ、批判の声が上がっているようです。
『花燃ゆ』のプロデューサーは、アイドルの起用にまつわる過去の議論を熟知している筈で、それが分かった上での乃木坂ですから、番組が批判されたとしても、無視されるよりはマシという、切羽詰まった雰囲気が漂っています。
もう、一種の炎上商法に近いことすら覚悟しているかもしれません(笑)。
こういった大河ドラマの四苦八苦な状況を眺めていると、ファンとして乃木坂の出演は嬉しいけど、受信料を払っている視聴者としては、まあ正確には視聴してないですが(笑)、そろそろ1年間も続く連続歴史ドラマは止めたらどうでしょう?と、言いたくなります。
吉田松陰の妹を取り上げるのであれば、『歴史秘話ヒストリア』の方が良いんじゃないかと(笑)。
生田絵梨花によると、今回の出演は「まさかのオファー」だったそうで、昨日のブログにも、
大河初出演です!
というか出演できる日が来るとは思ってなかったので
びっくり、光栄です。
と綴っています。
生田絵梨花の2015/07/08_22:36ブログ
ただ、メンバーにとっては「まさか」であっても、運営にとって「まさか」かどうかは分かりません。
というのも、乃木坂が出演する7月19日(日)は、12枚目「太陽ノック」が発売される22日(水)の直前、しかも、明日10日(金)から始まる映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』と連続主演ドラマ『初森ベマーズ』の二週目に当たり、偶然というには、タイミングの良過ぎる大河登場になっている。
やはり、NHKと運営の間で、何らかの交渉があったと見るのが自然で、両者の思惑が一致した結果の「オファー」じゃないでしょうか。
乃木坂側に「思惑」があるとすれば、シングルや映画・ドラマを盛り上げることに加えて、悲願である紅白歌合戦出場へ向け、NHKへの貢献実績を作る意図もあると思います。
ネットでは「これで紅白ほぼ確定か?」と言った声も上がっていますが、乃木坂が現在置かれた状況を考えると、むしろ、決して高くない紅白出場の可能性を、少しでも引き上げるための一手と見る方が妥当じゃないでしょうか。
昨年末の第65回では、HKT48がトップバッターで歌いましたが、紅白では、初出場の新人女性アイドルのステージを、最初の方に持ってくることが多い。
乃木坂46は、まさにこのトップバッター枠を目指していて、昨年は、HKT48に破れて、初出場を逃しました。
では、今年は、乃木坂が最有力候補かというと、全然、そんなことはない。
最大のライバルは、西内まりやだと思います。
西内まりやは、2014年度レコード大賞の最優秀新人賞を獲得、現在、新人歌手として極めて高いステータスを有しています。
豊かな声量で歌い上げるステージは迫力があり、その上、ギターやピアノの演奏をこなすことが出来、そこに、モデル出身の抜群のスタイルと超絶的にハイレベルなルックスが付いてくる。
今年に入って、こういった音楽的実力と人気が広く注目を集め始め、以下のように、テレビ系大型音楽祭で、乃木坂より明らかに長い演奏時間を貰っています。
6月27日(土) TBS『音楽の日』
02 : 28 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 44 = 西内まりや「ありがとうForever...」
7月04日(土) 日テレ『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』
01 : 54 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 23 = 西内まりや「LOVE EVOLUTION」
さらに、今年の4月から6月まで11回に渡って放送された、木曜8時のNHK連続時代劇『かぶき者 慶次』では、準主役と言っていい、主人公の娘を好演、女優としての評価も獲得しつつある。
タレントとしての人気、音楽的実力、賞的ステータス、NHKへの貢献度。
紅白のトップバッター枠を、西内まりやと争った場合、乃木坂が勝てる要素は、現在ほとんどないと言っていいくらいで、その危機感が、大河ドラマへの出演という、派手な一手につながったのかもしれません。
ただ、大河ドラマといっても、V6の岡田准一のように主役で出演して、数字を稼いだのならともかく、脇役として、10人一緒の登場シーンが少しある程度であれば、紅白の選考レースにおいて、プラスの影響はあるだろうけど、あまり多くは期待しない方がいいかと。
個人的に、2013年の夏、E-girlsが気になり、2014年はHKT48に勢いを感じ、結局、いづれの年も、悪い予感が的中する形で、乃木坂は、紅白を逃してしまいました。
そして、今年は、西内まりやの快進撃から目が離せません(笑)。
こういったライバルの行方は気になるけど、そもそも、紅白出場に関して、乃木坂46はAKB48と同じ系統のアイドルという、大きなハンデを背負っています。
AKB48Gは、2012年の第63回紅白で、SKE48が初出場を果たし2枠を獲得。
2013年第64回は、NMB48初出場により、AKB48とSKE48を合わせた3グループ3枠となります。
しかし、その後、昨年の第64回では、HKT48が初出場し、4グループ出演となったものの、SKE48とNMB48はメドレーにまとめられ、3枠据え置きのままです。
民放音楽祭での扱いを考えても、今年の紅白で、AKB48Gの枠数が4枠に増える可能性は極めて低いと思います。
やはり、同じような衣装で、同じような曲を、同じようなダンスで、口パクか「被せ」で歌う大所帯アイドルは、これ以上要らないという一般視聴者の意見があって、民放もNHKも無視出来ないのでしょう。
従って、乃木坂が楽曲と衣装を含めたステージコンセプトを、「太陽ノック」のように、AKB48Gに寄せれば寄せるほど、4枠目の確保は難しくなります。
NHKがAKB48Gの割り当てを2枠に減らしてくれれば、話は違ってくるけど、実現するとは到底思えない。
というのも、まずHKT48は、指原莉乃の存在から、2年連続出場が濃厚です。
さっしーは今回の「総選挙」で1位になっていますが、フジテレビの生中継番組は、年々下がっているとはいえ、未だに高い視聴率を叩き出している。
指原莉乃は、ゴールデンタイムに平均19%、最高瞬間23%を稼ぐドラマの主役のようなもので、視聴率をとくに気にする紅白の担当者が彼女に出て欲しいと願うのは、当然のことです。
また、ネットニュースによると、先週のワイドショー芸能コーナーで、「HKT48」は、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」に次いで、2番目に長く取り上げられたそうです。
「総選挙」の公約通り、指原莉乃が水着ライブを披露したこと、さらに、HKT48が東京モノレールのCMを担当したことを、各局が報じています。
数字を持っている上に、ステージ上で水着を披露して、自分とグループが、さらに注目を集めるよう、仕掛けているわけで、HKT48の存在感は、昨年以上に増していると思います。
HKT48の紅白出場が堅い一方、48Gの中核であるSKE48やNMB48が不出場になることも、NHK側が余程の覚悟で交渉に臨めば別だけど、これまでの経緯からは考えにくい。
つまり、乃木坂は、昨年と同じ、AKB48Gの3枠を前提に、それ以外の独自枠獲得を目指すしか道がないように見えます。
しかし、48Gと似通ったコンセプトのグループが、西内まりやを抑えて出場する理由を探すのは難しいし、さらに、BABYMETAL、でんぱ組.inc、フェアリーズなども、選考レースに参入するかもしれません。
2015年の第66回紅白が、アイドル枠を大幅に増やして、「アイドル祭り」でも打ち出してくれない限り(笑)、乃木坂の出場はかなり厳しいと捉えるのが妥当な認識だと思います。
紅白に限らず、テレビ系音楽祭のプロデューサーは、出場アーティストを選ぶとき、観客や視聴者が喜んでくれるステージパフォーマンスを披露出来るか、この人が出るなら観てみようかと思うような人気や数字を持っているか、その2点をとくに重視している気がします。
乃木坂は、好調なCDセールスを通して、熱心なファンが多くいることは分かっているのだけど、では、テレビ出たとき、視聴率を上げる力があるのかと言われると、ヒット曲がなく、一般知名度も低いため、威勢の良い返事は出来ません。
それなら、魅力的なステージを披露するしかないんですが、最近は、ほとんど口パクで、そもそも歌をうたっている気配がない。
その結果、民放の大型音楽祭において、乃木坂へのステージ割り当て時間が一向に伸びず、E-girlsに抜かれ、西内まりやに負け、フェアリーズにも上回られているのが、偽らざる現状です。
本気で紅白を狙うのであれば、13枚目を完全な歌唱選抜にして、乃木坂は魅力的なステージを作れることを、音楽関係者にアピールしていくのが一番効果的だと思います。
紅白出場歌手の選考は、外からは分からない、大人のやり取りで決まる面があるようなので(笑)、2015年に乃木坂が初出場を果たすかどうかは、11月末にならないと分かりません。
しかし、ステージで歌をうたわず、ダンスもユルいままで、紅白を目指すのは、いくらなんでも虫の良過ぎる話です。
「総選挙」に対する関心度は、年ごとに下がっていて、民放音楽祭でも「支店」はほとんどメドレーにまとめられて、独立枠を貰っていません。
このままだと、紅白におけるAKB48Gの出場枠は、いずれ削減されると思います。
そして、そういった流れが一度出来上がると、関連グループである乃木坂46の出場も、年々難しくなっていくでしょう。
AKB48Gの動向に関係なく、今年を出発点に、何年も連続で紅白に出るにはどうすれば良いのか。
運営は真剣に考えて欲しい。
さて、今日から12枚目個別握手会第10次応募が始まり、それに伴って、第9次終了時点での完売状況が判明しました。
オリコン第1週の集計締切までは、まだ少し時間がありますが、一応、現在の推定売り上げ枚数を以下に載せておきます。
(表1) 12枚目に関する、個別握手会応募受付の日程と推定売り上げ枚数
凡例
[個別握手会の応募受付次数] {完売部数/総部数, 推定売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)
# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
# CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.8秒として計算している。
12枚目「タイトル未定」
発売日:2015年7月22日(水)
オリコン初動集計締切:2015年7月26日(日)
初動算入:第11次分まで確実
初動算入分:??万枚
[01次] +001 {001/740, 00.2万枚} (2015/05/07~05/08, -79d)
[02次] +122 {123/740, 16.0万枚} (2015/05/14~05/14, -72d)
[03次] +084 {207/730, 24.1万枚} (2015/05/21~05/22, -65d)
[04次] +060 {267/730, 28.8万枚} (2015/05/28~05/29, -58d)
[05次] +039 {306/730, 31.6万枚} (2015/06/04~06/05, -51d)
[06次] +042 {348/731, 34.6万枚} (2015/06/11~06/12, -44d)
[07次] +051 {399/731, 37.4万枚} (2015/06/18~06/19, -37d)
[08次] +037 {436/731, 39.3万枚} (2015/06/25~06/26, -30d)
[09次] +043 {479/731, 41.0万枚} (2015/07/02~07/03, -23d)
[10次] +??? (2015/07/09~07/10, -16d)
[11次] +??? (2015/07/16~07/17, -09d)
[12次] (2015/07/23~07/24, -02d)
個別握手会セールスは、第9次応募終了時点で、なんと推定41万枚に達していて、前作初動算入分である35万枚を、現時点ですでに6万枚も上回っている計算になります。
初回限定盤TypeA、B、Cと通常盤を併せた店頭販売第1週が、前作と同じ15万枚であれば、そこにセブンイレブン限定盤の4万枚を足して、19万枚。
ここに、個別握手会分の41万枚を足せば、なんとオリコン初動は60万枚になる。
12枚目の初動算入は、第11次応募分までと考えられるので、あと2回分がさらに積み上げられるわけで、このまま行くと、初動62万枚なんて恐ろしい数字が出てくる可能性もあります(笑)。
まあ、店頭販売分が19万枚まで伸びるかどうか、検討の余地があるので、ちゃんとした予想は第10次応募終了後の完売状況が分かってから行うつもりですが、どう転んでも、前作割れなんて言葉は出て来ないCDセールスになりそうです。
しかし、最近、一番気になっているのは、「太陽ノック」MVの再生回数です。
表題曲MVに関して、再生回数の時間推移を計測したデータは持っていませんが、公開2週間で60万回程度で、かつてないほど伸びが重たく感じます。
「初森ベマーズ」の主題歌であり、セブンイレブンのCMでも使われていた筈で、かなりのプロモーションを掛けているのに、立ち上がりが鈍い気がする。
11枚目表題曲「命は美しい」は、有線が6回ランクインの最高63位で終わり、正直、あまり奮わなかった。
iTunes Store トップソングも、一瞬2位まで上がったのだけど、上位に長く留まらず、期待したほど、勢いを感じさせる展開ではなかった。
一方、10枚目表題曲「何度目の青空か?」が、有線で17回ランクインの最高15位、iTunes Store トップソングは、最高3位で、初めてトップページに躍り出たこともあって、それなりに存在感を示していました。
そうなると、乃木坂の楽曲人気は、10枚目を頂点にして、ピークアウトしたのではないかという懸念が出てきます。
有線、ダウンロード、そして表題曲MVの再生回数は、コアファンというより、むしろライト層の動向を反映していて、今、ライトファンの離脱が起こっているんじゃないかという仮説が、頭をよぎります。
ネット上でのコメントが、以前に比べて、やや少なくなっている気がして、それも、この仮説を考えてみたくなる原因です。
もちろん、今後、「太陽ノック」に関して、有線やダウンロードでの成績を追跡する必要があります。
ただ、AKB48Gの楽曲セールスの変遷を見ていると、最初に離れていくファンはライト層で、それから遅れてコアファンがじりじり減少するようで、しかも、CD売り上げがピーク迎える頃に、こういった現象がスタートしている節がある。
もし、鳥居坂46の結成が、乃木坂46から離れていくファンを掴まえるためならば、今は、絶妙のタイミングなのかもしれません。
まあ、ライトファン離脱説は、有線ランキングやiTunes Store トップソングの成績が判明してから、再度、考えてみるつもりです。
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乃木坂の風 04Jan14 ~ なぜE-girlsに追い抜かれたのか、握手会の長期販売が招いた「格」差
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