ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

次世代を予感させた生田星野堀の『乃木坂の「の」』、『らじらー!』遅刻が示す乃木坂の箱庭化 [08Jun15]

2015-06-08 16:30:00 | 芸能
乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組

[映画] 全国ロードーショー中
6月6日(土)から イオンシネマ板橋ほか各地の映画館 『アイズ』
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
伊藤万理華の絶賛に値する女優第1歩、映画『アイズ』は家族の愛と狂気を描いたサスペンスホラー [07Jun15]

[地デ] 月曜夜6時55分
6月8日(月) 18 : 55 ~ Eテレ『Rの法則』
新しくR's6期メンバーとなった和田まあやと渡辺みり愛が、若月佑美、齋藤飛鳥、堀未央奈と一緒に生放送で出演。
渡辺みり愛の2015/06/08_14:42ブログ

[地デ] 月曜深夜1時29分
6月8日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!4』
メンバーの自宅を一部公開する企画のようです。星野みなみの「熱湯風呂」って何でしょう?、気になりますね(笑)。
『NOGIBINGO!4』の番組公式サイト

今日![地デ] 火曜夜7時56分
6月9日(火) 19 : 56 ~ 日テレ『踊る! さんま御殿!!』
松村沙友理と高山一実が出演。この番組に乃木坂が登場するのは、生駒里奈と白石麻衣以来の、2回目かと思います。さゆりんとかずみんは、バラエティ力の高いメンバーなので、何とか爪痕を残して、再度呼ばれることを目指して欲しいっす。さんまは、リアクションの弱い出演者には、話を振らなくなるので(笑)、最初から派手にいった方が良いかと。
TBSチャンネル公式の番組紹介サイト

上記以外の乃木坂出演番組については、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



メロンパンは知ってるけど、星野みなみの地元千葉では、「あっ、げっ、ぱん!さとうの、あっ、げっ、ぱん!」とコールしながら、揚げパンを売りに来るそうで、これは初めて聞きました。

さらに、堀未央奈の実家、おそらく岐阜だと思いますが、なんと、わらび餅の移動屋台があるとのこと。

焼き芋販売のコールに近いメロディで、「わらび~もち、つめた~くて、おいしい~よ」。

この辺になると、長良川の水が美味しいといった、観光的「名物」の香りが漂ってきます。

焼き芋とラーメンは定番で、豆腐や餃子なんかがたまに来るというのが、私の感覚ですが、地域によって、色んなものを移動しながら売っているんですね。


昨日の『乃木坂の「の」』は、生田絵梨花と堀未央奈がゲストでしたが、ここにMCの星野みなみが加わると、のんびりしたテンポで和気あいあいとトークが進み、放っておくと大抵、食べ物の話になっていきます(笑)。

いくちゃんがやりたい「1人何々」というコーナーでも、1人カラオケと1人買い物は既遂と述べたあと、「ななみんみたいに、1人焼肉をやってみたい」と、高カロリーイベントへの意欲をたぎらせていました。

自分が生田絵梨花だと周りに知られるのは恥ずかしいそうですが、焼肉への熱い思いがあれば、それを乗り越えられる気がするのかもしれません(笑)。

ちなみに、橋本奈々未は、何でも1人でやるので「カッコいい」と、平均年齢17.7歳の3人が褒め称えてました。

本人がこの放送を聴いたら、「友だちがいない風に思われないかな?大丈夫かな?」と言いそうです(笑)。


星野みなみは、MCという立場に触発されたのか、最近すっかり、お姉さん気質が前面に出てきて、「もっと大きな声で!」「じゃあ、次行きま~す」と、若干上から目線で(笑)、小気味良く仕切るようになってきました。

一方、生田絵梨花は案外、誰かに付いて行く妹的な性格を持っていて、いくちゃんがみなみに仕切られるなんて場面があったりして、ちょっと感動しました。

ただ、そうは言っても生田絵梨花は生田絵梨花で(笑)、共感度採点コーナーでは、「科目によって体感時間が違う」150点、「予測変換機能で目上に失礼なメールを送る」180点、「店員が自分の料理を運んでくると分かるとソワソワする」200点と、満点が何点かは私だけが知っているとばかり、ブイブイ自由に点を付けていく。

さらに、「宇宙服が似合いそうなメンバーは?」との質問に、「秋元真夏!シルエット的にそう感じるんだけど、ヘルメットが入るか…」と強烈なコメントをした後、さすがに失礼だと思ったのか、「これ以上は、ちょっとね」と自分から強制終了です(笑)。

いくちゃん、真夏さんネタの扱い方、どこまで攻めて、どこでフォローするかを練り込んで、完成度を高めて使って下さいな。

途中で止められると、聴いてて、急に梯子を外された気分になるからね(笑)。


星野と生田の会話に、透明感あり過ぎで、もう不思議感の漂う堀未央奈が、ちょくちょく話に入って来る。

いくちゃんが、洗濯機で衣類が回るのを見るのが好きだったと話し始めたものの、みなみは揚げパンの移動販売へ方向を変え、堀ちゃんが、私はわらび餅!とオチを付ける。

新しいタイプのコントを見ているようで、この3人、「私、起きる。」のフロントだそうですが、絶妙にバランスの取れた、ナイスなトリオなんじゃないかと思いました。

こういう楽しい組み合わせを、選抜にも反映させて欲しいものです。


その際は、案外、星野みなみを中心に置いて、生田と堀を引っ張る形にすると、一番安定するかもしれません。

みなみはお姉さん的責任感があって、上のポジションに立つと、周りを統率しようとするだろうけど、皆さんご存知のように、フワフワしているので(笑)、雰囲気がキツくならず、グループがまとまり易い気がします。

また、復帰直後の秋元真夏に、みなみだけが普通に接していたエピソードから分かるように、万人と平等に、タメ口で付き合うという、妙な頑固さがある(笑)。

こういう気質の人は、付き合いがオープンで、変な派閥を作らないので、星野みなみは、実は、指導者に向いているんじゃないかと思っています。

選抜のセンターは楽曲との相性が重要なので、常にみなみである必要はないけど、グループをまとめる政治的センターを任せて、いくちゃんと堀ちゃんが補佐する形にすれば、ヤング乃木坂が安定するんじゃないかと、密かに期待しているんですが(笑)。


NEXT乃木坂の姿を垣間見たような『乃木坂の「の」』は、午後9時に終わり、続いて、NHK第1の『らじらー!SUNDAY』です。

パシフィコ横浜での11枚目個別握手会を午後6時、第4部まで行った中元日芽香と生駒里奈が、公開生放送の会場である福島県田村市文化センターのステージに現れたのは午後10時頃でした。

通常であれば、ゲストである声優さんのコーナーが9時20~30分くらいに終わり、その直後から、ひめたんの声が響くので、30~40分ほど遅い登場でした。

乃木坂のゲストは、午後10頃からトークに合流するので、生駒ちゃんの入りは普段通りと言えるでしょう。


今回の『らじらー!』では、中元日芽香の「ひめたんパレード」が炸裂、本人曰く事前に練習したそうで、オリラジの中田敦彦が、罰ゲームの割に、パフォーマンスの完成度が高いと感心していて、是が非でも動画で観たくなりました。

それにしても、何度聴いても、ひめたんは声が素晴らしいです、発音が明瞭な上に、甘くて心地よい。

魅力的な声質だからこそ、彼女の歌が人を惹き付けるわけで、乃木坂が誇るこの美声を、運営は、もっともっと前面に出して欲しいですね。


生駒里奈は、最近、トークの当たりが強過ぎて、やや気になっていたんですが、大勢の観客を前にして緊張したのか、角の取れたしゃべりになっていて、凄く聴きやすかったです。

もともと可愛くてよく通る声なので、直截的な物言いを避けて、マイルドにまとめれば、バラエティや音楽番組でのトークに対して、もっと評価が上がると思います。

控えめになって、かえって好感度の高いしゃべりが出来た、昨夜の『らじらー!』は、トークスキルをステップアップする一つの参考になるんじゃないでしょうか。


乃木坂の二人は、田村市の隣、三春町の名物「三春グルメンチ」をその場で食べてのレポートや、ひめたんと生駒ちゃんが対決する「誠意があるのはどっち」を、まあショートコントになってましたが(笑)、上手くこなしていて、結構、面白かったです。

ただ、オリエンタルラジオが久しぶりに披露した「武勇伝」が、リズム、勢い、歌声、内容、どれも素晴らしく、乃木坂が霞んでしまった感があります。

オリラジは、年齢と経験を重ねて、「武勇伝」が以前よりパワーアップしている気がしました。


まあ、これだけ実力のある芸人さんの十八番なので、それを越える笑いは無理だけど、歌って踊れるアイドルという点を生かして、「ひめたんビーム」より強力なネタ的パフォーマンスを作ってはどうでしょう。

無駄に完成度の高い歌とダンスを入れた(笑)、20秒くらいのお笑い系ミニパフォーマンスを持っておけば、色んな場面で役に立って、番組に呼んで貰える確率が高まるんじゃないかと。

8.6秒バズーカーやクマムシなど、最近は、芸人のネタでも、音楽を取り込んだものが流行るので、アイドルがそういう試みをやっても面白いかと思います。


公開生放送となった『らじらー!SUNDAY』は、いつものようにオリラジのトークスキルに支えられて(笑)、ひめたんと生駒ちゃんの魅力が、上手く引き出されていたんじゃないでしょうか。

ただ、やはり不満なのは、福島県田村市の会場で午後8時から放送があるのに、横浜で午後6時まで握手会を行なったことです。

ひめたんの通常登場時刻である午後9時半には、まず間に合わないスケジュールで、運営に「遅れても構わない」という発想があると考えざるを得ません。

午後9時半からステージに立つのであれば、スタッフや共演者との打ち合わせを考えて、少なくとも8時台には会場入りするのが番組への礼儀でしょう。

もちろん、大きなコンサートがあったり、他番組の収録が長引いたりと、仕方のないケースはあると思うけど、握手会を最初から1部減らすのは、それほど困難ではない筈です。

実際、第4部ではなく、第3部で終わるスケジュールにしておけば、中元生駒が1時間半早く動けたわけで、二人を観ようと集まって下さった地元の方々を、何十分も待たせる事態を避けることが出来たでしょう。


私も、午後9時20分くらいからラジオを聴いていましたが、番組が後半の乃木坂タイムに入っているのに、二人がなかなか現れないので、いつ到着するんだろう?、本当に大丈夫なのか?と、やきもきしていました。

オリラジが投稿メールを読んで、何とか時間を繋いでいるのは明らかで、お客さんが入っていることもあって、乃木坂ファンとして、申し訳ない気持ちでした。

公開放送で共演者と観客を待たせるのは、乃木坂への印象を悪化させる危険があるので、握手会を優先した「遅れても構わない」的なスケジュールは、今後、絶対に止めて欲しいですね。


オリラジが、待っている間のトークで、自分たちは今夜福島に泊まるけど、乃木坂の二人は東京に戻るそうですよ、と述べた時は、耳を疑いました。

まあ、翌日早朝から、どうしても外せない予定があるのだと思いますが、こんな強行日程を組んで、メンバーが十分に本来の実力を発揮出来るのか、大いに疑問を感じます。

乃木坂が売れっ子になっていて、朝から晩までテレビに出ていたり、曲がしょっちゅう流れているのであれば、ハードスケジュールも理解出来ます。

しかし、大きなヒットがなく、テレビ出演が限られている、今の状況であれば、出して頂ける番組には、入り時間、事前準備、そして体調と、万全の態勢で臨むべきじゃないでしょうか。


日曜9時台というゴールデンタイムに、全国放送されるNHKのラジオ番組、しかも多数の観客がいる公開生放送に、悠々遅れて登場するなんて、新人アイドルのやることじゃないのは明らかで、何か、運営の中での優先順位が、一般社会のそれとズレている気がします。

この感覚のズレを修正しない限り、メンバーがどんなに頑張っても、その努力が、乃木坂が本当に人気を獲得して、多くのスポンサーを呼び込むことに、つながっていかないと思います。

個別握手会という会員制乃木坂テーマパークがどんなに好調であっても、その熱気を外に向かって伝えなければ、隔離された箱庭内人気で終わってしまいます。


番組の最後、生放送のアシストに来ていた地元局の新人女性アナウンサーに、オリラジ中田が感想を尋ねると、「今回は人生を賭けた仕事で、社会人2年目で素晴らしい仕事が出来て嬉しい」と答えていました。

公開生放送の地元開催を願って、誘致活動をしてきた人たちの熱意を考えると、余程の事情がない限り、出演者が遅刻してはいけない状況です。

今回の『らじらー!SUNDAY』への取り組みに、リスナー、観客、番組、そして田村市に対して誠意を欠いた点はなかったのか、乃木坂運営が真剣に検証することを願っています。


関連サイト

『らじらー!』公式サイトのフォトショット掲載ページ


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


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7月18日14:18 星野みなみ

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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