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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

存在感を増すBABYMETAL、乃木坂と欅坂のファン争奪戦、効率に苦しむAKB48GのCDセールス [29Apr16]

2016-04-29 20:00:00 | 芸能
今日は、「ハルジオンが咲く頃」のCDセールスがどうなっているのか、あれこれ考えてみるつもりです。

最初は、累計数が拮抗して、少なからず盛り上がっている(笑)、欅坂46「サイレントマジョリティー」とBABYMETAL「KARATE」のMV再生回数から。

(表1) 「サイレントマジョリティー」と「KARATE」に関する、YouTube公開MVの1日当たり平均再生回数の推移

(凡例)
累計再生回数 at 計測日と時刻 {公開開始から計測日までの経過日数, 公開全期間に渡る1日当たり平均再生回数, 前計測から現計測までの1日当たり平均再生回数}

# 再生回数はすべて万回単位で、「累計」は1桁目を、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入
#「経過日数」には公開日を含めていない
#「公開全期間に渡る1日当たり平均再生回数」は、計測時点での累計再生回数を計日数で割ったもの
#「前計測から現計測までの1日当たり平均再生回数」は、現計測時点での累計再生回数から前計測時点でのそれを引いたものを、秒単位まで測った経過時間で割り、1日24時間に換算した数字
# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい
#「←Mステ直後」は、『MUSIC STATION』出演後、最初の計測であることを示す

欅坂46「サイレントマジョリティー」MV (full ver.)
公開開始 : 2016/03/15(火)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/04/06(水)
同名シングル

589万回 at 04/18(月)12:00 {34日目, 17.3万回/日}
633万回 at 04/20(水)12:00 {36日目, 17.6万回/日, 22.2万回/日}
677万回 at 04/22(金)16:00 {38日目, 17.8万回/日, 20.3万回/日}
715万回 at 04/23(土)19:00 {39日目, 18.3万回/日, 33.9万回/日}←Mステ直後
751万回 at 04/24(日)19:00 {40日目, 18.8万回/日, 36.2万回/日}
806万回 at 04/26(火)23:25 {42日目, 19.2万回/日, 25.1万回/日}
887万回 at 04/29(金)00:11 {45日目, 19.7万回/日, 39.9万回/日}
# 4月22日(金)20:00~21:00の『MUSIC STATION』で曲を披露

BABYMETAL「KARATE」MV (full ver.)
公開開始 : 2016/03/17(木)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/04/01(金)
アルバム「METAL RESISTANCE」

665万回 at 04/18(月)12:00 {32日目, 20.8万回/日}
693万回 at 04/20(水)12:00 {34日目, 20.4万回/日, 14.2万回/日}
726万回 at 04/22(金)16:00 {36日目, 20.2万回/日, 15.4万回/日}
754万回 at 04/23(土)19:00 {37日目, 20.4万回/日, 24.5万回/日}←Mステ直後
778万回 at 04/24(日)19:00 {38日目, 20.5万回/日, 24.2万回/日}
823万回 at 04/26(火)23:25 {40日目, 20.6万回/日, 20.3万回/日}
881万回 at 04/29(金)00:11 {43日目, 20.5万回/日, 28.6万回/日}
# 4月22日(金)20:00~21:00の『MUSIC STATION』で曲を披露


4月22日(金)夜、Mステに出演した後、翌23日(土)と翌々24日(日)の計測で、両方の曲とも、再生回数の上昇速度が一気に跳ね上がり、大きな効果が表れました。

ただ、週が明けた26日(火)の計測では、やや数字が下がって、落ち着き始めていた。

ところが、29日(金)の計算で、週の半ばに入って、「KARATE」は30万回/日、「サイレントマジョリティー」は40万回/日と、1日当たり再生回数が大きく上昇に転じたことが判明しています。


「サイレントマジョリティー」の累計再生回数が、「KARATE」のそれを上回りそうだという情報がネットを駆け巡り、二つのMVに、再度、注目が集まったのかもしれません。

あるいは、欅坂とBABYMETALのファンが、再生数を伸ばそうとして、頑張って、MVを繰り返し観た可能性もある(笑)。

例えば、3万人のファンが、1日10回ずつ再生すると、それだけで30万回/日を達成するので、そういった「応援」があれば、思っている以上に、効果を発揮すると思います。

そんな風に数字を競っても、という見方はあるけど、同じCDを何十枚も買って握手会セールスを伸ばすよりは、MVを繰り返し鑑賞することの方が、遥かに意義深いファン活動に思えるので(笑)、曲の再生数がガンガン伸びているのは、良いことじゃないでしょうか。


しかし、累計再生回数という点で見れば、BABYMETALは、以下のように、1千万回を越えるMVを、幾つも世に出しています。

(表2) 2016年4月29日現在における、BABYMETALの主なYouTube公開MVの累計再生回数

4852万回 (2014/02/25公開)「ギミチョコ!!」
2780万回 (2013/06/04公開)「メギツネ」
1415万回 (2012/11/26公開)「イジメ、ダメ、ゼッタイ」
1305万回 (2012/11/08公開)「ド・キ・ド・キ☆モーニング」


乃木坂46のMVで1千万回を突破したのは、「制服のマネキン」だけなので、それと比べると、「サイレントマジョリティー」の再生数は驚異的ですが、日本の音楽シーン全体を眺めると、欅坂は、人気アーティストへ、極めて順調な一歩を踏み出したというのが、現時点での、妥当な捉え方かなと思います。

2曲目以降で、1千万回を越えるMVを再び出せるかどうか、その辺が、アイドルあるいはアーティストとしての評価を決めるポイントになるでしょう。

もちろん、乃木坂も同じで、デビュー以来の4年間で14枚のシングルを出し、80万枚に達するCDセールスを挙げているのに、今のところ、そういったMVを1個しか生み出せていない点に、ファンとして物足らなさを感じるわけです(笑)。


一方、BABYMETALは、国内における一般知名度の向上が、これからのテーマかと思います。

2015年6月に『日経エンタテイメント!』が発表した、「タレントパワーランキング」によると、女性グループTOP20の14位に、BABYMETALが入っています。

そして、一つ上の13位は、私立恵比寿中学、一つ下の15位は、SUPER☆GiRLS。

つまり、道行く人に対して、「BABYMETALを知っているか?」とランダムに尋ねたら、「知っている」と答える人は、「私立恵比寿中学を知っている」と答える人より少なく、「SUPER☆GiRLSを知っている」と答える人より、多いという結果になる。


ライブの実績を考えると、一見、不思議に思えるランキングです。

しかし、乃木坂がまさにそうなんだけど、神宮2Daysのように、数万人規模のライブを実現出来るアーティストでも、関東ローカルの冠番組で視聴率5%を達成するのは、容易なことではない。

かりに、視聴可能人口が3千万であれば、150万人を、テレビの前に座らせる必要があり、ライブに来てくれるような熱心なファンの背後に、首都圏だけで、100万人を越えるライトファン、ソフトファンが存在していないと、視聴率5%は達成出来ない。

そして、一般知名度は、まさに、このファン層の裾野の広がり具合を示す指標で、全国規模で考えると、地方での人気も必要となり、乃木坂も思うように上がらず、苦しんでいるわけです(笑)。


熱心なファンがいれば十分という意見はあるけど、幅広い関心層を持たないと、セールスは安定しない。

BABYMETALの「KARATE」は、Mステ出演のあと、iTunes Store トップソングで明らかに順位が上昇しましたが、それでも10位以内には、ほとんど入らなかった。

これだけの音楽性とアイドル性を持ったグループの楽曲、しかもMV再生回数がずば抜けて高く、魅力的なパフォーマンスであるのは証明済みです。

従って、もし、BABYMETALの一般知名度が、もっと高ければ、トップソングで1位を獲得して全然おかしくないと思います。

そして、国内の音楽セールスが好調であれば、グッズの売れ行きなどがもっと伸びる筈で、収入が安定し、ライブなどの活動で、やりたいことを出来るようになる。


BABYMETALの国内知名度がまだ低いのは、海外展開に軸足を置いて、国内での活動、とくにテレビ、ラジオ、雑誌などを介したメディア露出が、量的に少ないからだと思います。

『MUSIC JAPAN』の最終回に特集が組まれたり、『MUSIC STATION』に出演したり、最近、メディア露出を増やしつつあるのは、BABYMETALの運営が、その点をよく理解して、ライト層、ソフト層の発掘に力を入れ始めているからじゃないでしょうか。

そして、その試みは、成功しつつあると感じます。


「サイレントマジョリティー」との再生回数バトルは、BABYMETALへの注目度を高め、実際、「KARATE」MVの1日当たり再生数を大幅にアップさせています。

また、ピーター・バラカン氏が、パンチのあるコメントを発したお陰で、記事にも取り上げられ、いろんな人が議論に参加して、大いに盛り上がった。

こういった話題の提供は、知名度や関心度を上昇させる切っ掛けになるわけで、誰か、『乃木坂って、結局、AKB48の「まがいもの」じゃないか!』と、ぶっ込んでくれないかなと、ちょっと羨ましく思ったりもします(笑)。


羨ましいと言えば、Mステで、スピッツの草野マサムネさんが、「ド・キ・ド・キ☆モーニング」が好きだと発言したように、BABYMETALは、一線で活躍しているアーティストで音楽を気に入っている人が多いようで、同業者に評価されているのは、乃木坂ファンとして、本当に羨ましい。

「制服のマネキン」や「君の名は希望」の頃は、音楽関係者から、曲を評価する声が上がったのだけど、最近は、そういうことが少なくなっているようで。

まあ、「サイレントマジョリティー」は、南海キャンディーズの山里亮太が、センターが凄く良い!と、褒めてくれたそうで、乃木坂も、芸人で気に入ってくれる人は少なくない気がします、武井壮は46時間TVに来てくれたし(笑)。

ただ、アイドルの場合、芸人さんは、バナナマンや土田晃之のように、番組の仕事で絡む人が多いので、ダイレクトに受け止めていいのか、若干、迷う部分はある(笑)。


さて、最近、CDセールスの話をあまりしていないので、「ハルジオンが咲く頃」などのオリコンがどうなっているのか、一応、見ておきましょう。

(表3) 乃木坂46の14枚目、13枚目と欅坂の1枚目に関する、オリコン週間売り上げの推移

凡例
発売後経過週 : オリコンによる週間売り上げ枚数 [その週の順位] 日付(集計対象の時期)

乃木坂14枚目「ハルジオンが咲く頃」
01週目 : 75.0万枚 [01位] 04/04付(2016/03/21~04/27)
02週目 : 2.2万枚 [02位] 04/11付(2016/03/28~04/03)
03週目 : 1.4万枚 [07位] 04/18付(2016/04/04~04/10)
04週目 : 1.6万枚 [06位] 04/25付(2016/04/11~04/17) ※
05週目 : 0.5万枚 [18位] 05/02付(2016/04/18~04/24)
現在の単純累計 : 80.6万枚

※ 全国握手会
2016/04/16 幕張メッセ
2016/04/29 ポートメッセなごや
2016/05/04 京都パルスプラザ

乃木坂13枚目「今、話したい誰かがいる」
01週目 : 62.7万枚 [01位] 11/09付(2015/10/26~11/01)
02週目 : 2.2万枚 [04位] 11/16付(2015/11/02~11/08)
03週目 : 1.4万枚 [10位] 11/23付(2015/11/09~11/15)
04週目 : 0.8万枚 [18位] 11/30付(2015/11/16~11/22)
05週目 : 0.5万枚 [26位] 12/07付(2015/11/23~11/29)
06週目 : 0.6万枚 [18位] 12/14付(2015/11/30~12/06)
07週目 : 0.5万枚 [19位] 12/21付(2015/12/07~12/13)
08週目 : 0.4万枚 [26位] 12/28付(2015/12/14~12/20)
09週目 : 1.2万枚 [13位] 01/04付(2015/12/21~12/27) ※
10週目 : 0.4万枚 [08位] 01/11付(2015/12/28~2016/01/03)
11週目 : 1.3万枚 [04位] 01/18付(2016/01/04~01/10) ※
現在の単純累計 : 74.0万枚

※ 全国握手会
2015/12/26 ポートメッセなごや
2016/01/10 幕張メッセ
2016/02/27 京都パルスプラザ

欅坂01枚目「サイレントマジョリティー」
01週目 : 26.2万枚 [01位] 04/18付(2016/04/04~04/10)
02週目 : 3.0万枚 [03位] 04/25付(2016/04/11~04/17) ※
03週目 : 1.6万枚 [04位] 05/02付(2016/04/18~04/24)
現在の単純累計 : 30.7万枚

※ 全国握手会
2016/04/17 幕張メッセ
2016/04/30 京都パルスプラザ
2016/05/14 ポートメッセなごや


14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、オリコン初動が前作から12.3万枚アップの75.0万枚と、歴代最高を記録しました。

しかし、その後、2週目は2.2万枚、3週目は1.4万枚となり、前作とほぼ同じレベルの売れ行きです。

4週目は、1.6万枚と大きく上昇してますが、これは、集計期間中に、全国握手会が行われた影響だと思います。

13枚目「今、話したい誰かがいる」は、9週目と11週目に、謎の跳ね上がりが起こっており(笑)、いずれも、全国握手会の開催と重なっている。

しかも、「ハルジオンが咲く頃」の4週目には、「サイレントマジョリティー」の全国握手会が、同じ幕張メッセで行われたので、相乗効果によって、通常より多めに売れた可能性があります。


一方、個別握手会に関しては、初動算入時点で完売率が90%に迫るほど売り切っており、14枚目2週目以降の数字は、ほとんどが、全国握手会を目当てとした初回限定盤の売り上げで占められていると考えられます。

5月4日(水)の京都パルスプラザが、14枚目最後の全国握手会なので、それ以降は、13枚目のときと同じく、オリコンの週間売り上げ枚数は一気に下がっていくでしょう。

つまり、発売7週目にあたる5月16日付までが累計を大きく伸ばすチャンスで、8週目以降は、数百枚になる可能性が高い。

従って、初動における前作からの積み上げ12万枚を、13枚目累計にそのまま載せた86万枚は、ちょっと厳しいかなという雰囲気です。


やはり、14枚目は、ネット予約の特典を充実させ、全国握手会も早めの日程消化に設定し、売り上げを第1週に集約する戦略だったように思えます。

つまり、初動を一気に上げることを目指したわけで、運営の目論見通りに、前作から驚くほどの大幅アップとなった。

しかし、その後の推移を見る限り、乃木坂の人気が沸騰して、新規ファンがガンガン流れ込んでいるという風には見えません。


いや、むしろ、完売状況を追跡すると、欅坂にファンを取られている可能性がある。

(表4) 14枚目に関する個別握手会の応募日程と売り上げの推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率, 枚数ベースでの販売率), 推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 応募受付次数が赤色で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒として計算している。この数値を使うと、完売1部で635枚、全体の販売可能枚数は49.5万枚になる。
#「-72d」は、集計締め切り日の72日前という意味。
#「※」は、この週から欅坂デビューシングルの個別握手会応募が始まったことを示す。

14枚目「ハルジオンが咲く頃」
発売日:2016年03月23日(水)
オリコン初動集計締切:2016年03月27日(日)
初動算入:推定49万枚 (第10次分まで)

[01次] +011 {011/780(01.4%, 04.1%) 02.0万枚} (2016/01/14~01/15, -72d)
[02次] +188 {199/780(25.5%, 50.7%) 25.1万枚} (2016/01/21~01/22, -65d)
[03次] +176 {375/780(48.1%, 78.1%) 38.7万枚} (2016/01/28~01/29, -58d)
[04次] +081 {456/780(58.5%, 87.5%) 43.4万枚} (2016/02/04~02/05, -51d)
[05次] +088 {544/780(69.7%, 94.0%) 46.5万枚} (2016/02/10~02/12, -44d) ※
[06次] +057 {601/780(77.1%, 96.8%) 47.9万枚} (2016/02/18~02/19, -37d)
[07次] +031 {632/780(81.0%, 97.9%) 48.5万枚} (2016/02/25~02/26, -30d)
[08次] +033 {665/780(85.3%, 98.8%) 48.9万枚} (2016/03/03~03/04, -23d)
[09次] +012 {677/780(86.8%, 99.0%) 49.0万枚} (2016/03/10~03/11, -16d)
[10次] +011 {688/780(88.2%, 99.2%) 49.1万枚} (2016/03/17~03/18, -09d)
[11次] +004 {692/780(88.7%, 99.2%) 49.2万枚} (2016/03/24~03/25, -02d)
[12次] +004 {696/780(89.2%, 99.3%) 49.2万枚} (2016/03/31~04/01, +05d)
[13次] +004 {700/780(89.7%, 99.4%) 49.2万枚} (2016/04/07~04/08, +12d)
[14次] +004 {704/780(90.3%, 99.5%) 49.3万枚} (2016/04/14~04/15, +19d)
[15次] +003 {707/780(90.6%, 99.5%) 49.3万枚} (2016/04/21~04/22, +26d)
[16次] (2016/04/27~04/28, +32d)

欅坂01枚目「サイレントマジョリティー」
発売日:2016年04月06日(水)
オリコン初動集計締切:2016年04月10日(日)
初動算入:推定17万枚 (第08次分まで)
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を10.0秒として計算している。この数値を使うと、完売1部で540枚、全体の販売可能枚数は17.0万枚になる。

[01次] +009 {009/315(02.9%, 08.2%) 01.4万枚} (2016/02/08~02/12, -58d)
[02次] +072 {081/315(25.7%, 54.8%) 09.3万枚} (2016/02/18~02/19, -51d)
[03次] +026 {107/315(34.0%, 66.9%) 11.4万枚} (2016/02/25~02/26, -44d)
[04次] +025 {132/315(41.9%, 76.5%) 13.0万枚} (2016/03/03~03/04, -37d)
[05次] +024 {156/315(49.5%, 83.1%) 14.1万枚} (2016/03/10~03/11, -30d)
[06次] +021 {177/331(53.5%, 86.9%) 15.5万枚} (2016/03/17~03/18, -23d)
[07次] +029 {206/336(62.2%, 91.7%) 16.4万枚} (2016/03/24~03/25, -16d)
[08次] +021 {227/336(67.6%, 94.1%) 17.1万枚} (2016/03/31~04/01, -09d)
[09次] +009 {236/336(70.2%, 95.1%) 17.3万枚} (2016/04/07~04/08, -02d)
[10次] +007 {243/336(72.3%, 95.8%) 17.4万枚} (2016/04/14~04/15, +05d)
[11次] +010 {253/341(74.2%, 96.6%) 17.8万枚} (2016/04/21~04/22, +12d)
[12次] (2016/04/27~04/28, +18d)
[13次] (2016/05/12~05/13, +23d)
[14次] (2016/05/19~05/20, +30d)


14枚目個別握手会は、第11次応募以降、12次、13次、14次と、全体の積み上げがたった4部という回が4次続き、15次では3部にまで下がっています。

確かに、部数ベースの完売率が90%近くになり、積み上げ速度が鈍るのは当然ですが、それでも非完売部はまだ100部弱残っています。

初動算入の後、4部や3部が延々と続くのは、今まであまり見たことがない。

しかも、調べてみると、新たな完売は、個人完売率が高いアンダーメンバーに集中していて、低いメンバーは、いつものシングル以上に、完売を伸ばせていない節がある。


一方、「サイレントマジョリティー」は、11次応募で完売積み上げが10部あり、メンバー全員に渡って、割とバランス良く出ていて、その結果、推定4千枚くらいの新たな個別握手会セールスを叩き出している。

完売積み上げの遅い乃木坂メンバーに、応募次数が大きくなってから流れ込んでいた資金が、欅坂に入っている可能性がある。

今回、欅坂が華々しいデビューを飾ったことから、乃木坂の15枚目以降は、応募次数の若い段階から、影響が出るかもしれません。


値段の張る2ndアルバムや「乃木恋」など、あまり矢継ぎ早に、ファンの懐を揺さぶるような仕掛けを連発すると、嫌気がさして、乃木坂から離れる人が続出する危険があると思います。

そういった人が欅坂に向かってくれれば、ソニーとしては問題ないかもしれないけど、勢い余って、BABYMETALまで行っちゃうこともあり得るわけで(笑)、14枚目初動75.0万枚という数字を基に、強気になり過ぎない方が良いんじゃないかと。

MVの再生回数や iTunes ランキングを見ても、乃木坂14枚目の楽曲セールスは、明らかに、13枚目を下回っていて、ライトファンやソフトファンが離れつつある印象を受けます。

また、14枚目に関して、表題曲、カップリング曲、MV、個人PVなどが話題になる機会が、以前のシングルに比べて、ぐっと少なくなっているんじゃないでしょうか。

ここ最近、乃木坂界隈でもっとも取り上げられた音楽は、シングル収録曲ではなく、生田絵梨花のフィンランド民謡じゃないかとすら思うのですが(笑)。


運営が集金システムを強化すると、その圧力によって、欅坂にファンが流れ、さらには、欅坂を出口として、アイドルファンを卒業する人が増える可能性がある。

よく、AKB48Gのファンを、乃木坂が取り込んでいると言われますが、むしろ、乃木坂を含めた、AKB48式アイドルが飽きられつつある気がします。

楽曲への支持が中心となっている欅坂人気は、AKB48式システムへのアンチテーゼの様相すら呈していて、「サイレントマジョリティー」は、アイドルへの「入口」ではなく、新しい何かへの「出口」かもしれません。


NMB48の「甘噛み姫」が発売され、オリコンデイリーの数字が出始めているので、その辺のCDセールスも見ておきましょう。

(表5) SKE48、HKT48、NMB48の「総選挙」前にリリースされたシングルCDのオリコン初動推移

凡例
シングル番号(今作との関係) : オリコン初動{主な特典イベント} CD発売日「タイトル」

# 「同期」は昨年、一昨年の同時期発売の意
#「オリコン初動」は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「個別」「写メ」「全国」は、それぞれ個別握手会、写メ会、全国握手会を示し、続く数字は開催日数
# SKE48の17枚目初動は、ミュージックカードの効果が入った数字。続く「(補正)」は、サウンドスキャンによる店頭セールスのデータを使って、その効果を除くように補正した値。

SKE48
14枚目(同期) : 39.8万枚{個別7日全国4日} 2014/03/19発売「未来とは?」
17枚目(同期) : 64.0万枚(補正36.5万枚){個別7日全国3日} 2015/03/31発売「コケティッシュ渋滞中」
18枚目(前作) : 37.0万枚{個別7日全国3日} 2015/08/12発売「前のめり」
19枚目(今作) : 25.7万枚{個別7日(940部)全国未定} 2015/03/30発売「チキンLINE」

HKT48
03枚目(同期) : 27.7万枚{個別4日全国3日} 2014/03/12発売「桜、みんなで食べた」
06枚目(前作) : 28.1万枚{個別6日全国3日} 2015/11/25発売 「しぇからしか!」(氣志團とのコラボシングル)
07枚目(今作) : 23.9万枚{個別6日(884部)全国3日予定} 2016/04/13発売「74億分の1の君へ」

NMB48
09枚目(同期) : 40.7万枚{個別7日写メ2日全国3日} 2014/03/26発売「高嶺の林檎」
11枚目(同期) : 44.7万枚{個別9日写メ4日全国2日} 2015/03/31発売「Don't look back!」
13枚目(前作) : 30.7万枚{個別7日写メ2日全国2日} 2015/10/07発売「Must be now」
14枚目(今作) : 21.5万枚(3日目) {個別6日(570部)写メ未定全国未定} 2016/04/27発売「甘噛み姫」

乃木坂46
08枚目(同期) : 45.8万枚{個別6日(759部)全国3日} 2014/04/02発売「気づいたら片想い」
11枚目(同期) : 50.0万枚{個別6日(713部)全国3日} 2015/03/18発売「命は美しい」
13枚目(前作) : 62.7万枚{個別6日(735部)全国3日} 2015/10/28発売「今、話したい誰かがいる」
14枚目(今作) : 75.0万枚{個別6日(780部)全国3日} 2016/03/23発売「ハルジオンが咲く頃」

欅坂46
01枚目(今作) : 26.2万枚{個別5日(336部))全国3日} 2016/04/06発売「サイレントマジョリティー」



AKB48Gの「支店」は、総選挙前のシングルと比べて、さらには、前作と比べても、3グループすべてが、オリコン初動を大きく減らす流れになっています。

ただ、そうは言っても、25万枚前後の初動であれば、オリコン1位とビルボード1位を獲得出来るので、決して少ない枚数ではありません。

問題なのは、枚数ではなく、その枚数を売り上げるために、どれだけの特典イベントを用意し、どれだけお金を使ったかです。


例えば、「チキンLINE」は、個別握手会を7日予定して、総部数を940部に設定している。

また、「74億分の1の君へ」は、6日開催の総部数884部。

「ハルジオンが咲く頃」が6日開催の総部数780部なので、この二つのシングルは、乃木坂より大規模な個別握手会を用意していますが、売り上げ枚数は、30万枚に届いていない。

一方、「サイレントマジョリティー」は、5日開催の総部数336部と少ないですが、「チキンLINE」と「74億分の1の君へ」とほぼ同じ初動を叩き出しています。

「支店」が厳しいのは、このように、CDセールスの「効率」が非常に悪い点です。

(表6) SKE48、HKT48、NMB48、欅坂46、乃木坂46の最新シングルの特典効率

凡例
個別握手会100部当たりのオリコン初動枚数 (個別握手会1日当たりのオリコン初動枚数) : グループ名「シングルタイトル」

# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

2.7万枚/百部 (03.7万枚/日) : SKE48「チキンLINE」
2.7万枚/百部 (04.0万枚/日) : HKT48「74億分の1の君へ」
3.8万枚/百部 (03.6万枚/日) : NMB48「甘噛み姫」(3日目時点の累計枚数で計算)
4.4万枚/百部 (04.2万枚/日) : NMB48「甘噛み姫」(初動25万枚として計算)
7.8万枚/百部 (05.2万枚/日) : 欅坂46「サイレントマジョリティー」
9.6万枚/百部 (12.5万枚/日) : 乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」


個別握手会を1部設置するには、警備員、剥がし、スタッフを配置し、柵や仕切りなどを調達する必要があり、総部数が多ければ多いほど、経費が嵩んでいきます。

さらに、会場費、交通費、宿泊費、ケータリング費、さらには、ライブを行う場合は、機材費などが加わっていく。

従って、100部当たりの売り上げが少ないと、収支を取りづらくなる筈です。

そして、この「効率」が悪ければ悪いほど、CDを発売するのが難しくなっていく。


もちろん、収入源は、CDセールスだけでなく、ライブ、グッズ、CMなど、多方面あるので、個別握手会の「効率」だけで、運営の台所を推測は出来ません。

しかし、乃木坂のケースをたくさん見てきた経験を踏まえて、率直な感想を述べると、総部数940部で、25万枚の初動というのは、理解の範囲を超える世界です。

赤字を回避する、何か、驚天動地の裏技があるかもしれないけど、やはり、現在の人気に見合った規模の握手会にした方が、良いんじゃないでしょうか。


実際、NMB48は、「甘噛み姫」を540部に抑え、その結果、SKE48とHKT48よりは、「効率」の良い握手会セールスを実現出来そうです。

なんば式写メ会も今のところアナウンスされていないようで、もし、NMB48の運営が、意図的に総部数の圧縮を行い、負担軽減に乗り出したのであれば、未来を見据えた、賢い選択だと思います。

「甘噛み姫」のオリコンデイリー、数字そのものは、今のところ、低く推移してますが、内容的に、実は、一番好調と言えるでしょう。


さらに、MVの再生回数も、「甘噛み姫」は、比較的に良好な数字です。

(表6) SKE48、HKT48、NMB48の最新曲に関する、YouTube公開MVの1日当たり平均再生回数の推移

(凡例)
累計再生回数 at 計測日と時刻 {公開開始から計測日までの経過日数, 公開全期間に渡る1日当たり平均再生回数, 前計測から現計測までの1日当たり平均再生回数}

# 表示形式は、(表1)と同じ

SKE48「チキンLINE」MV (special edit ver.)
公開開始 : 2016/03/06(日)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/03/30(水)
同名シングル

30万回 at 04/24(日)19:00 {49日目, 0.6万回/日}
31万回 at 04/26(火)23:25 {51日目, 0.6万回/日, 0.1万回/日}
31万回 at 04/29(金)00:11 {54日目, 0.6万回/日, 0.2万回/日}

HKT48「74億分の1の君へ」MV (short ver.)
公開開始 : 2016/04/04(月)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/04/13(水)
同名シングル

33万回 at 04/24(日)19:00 {20日目, 1.7万回/日}
34万回 at 04/26(火)23:25 {22日目, 1.6万回/日, 0.3万回/日}
35万回 at 04/29(金)00:11 {25日目, 1.4万回/日, 0.5万回/日}

NMB48「甘噛み姫」MV (full ver.)
公開開始 : 2016/04/02(土)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/04/27(水)
同名シングル

86万回 at 04/24(日)19:00 {22日目, 3.9万回/日}
89万回 at 04/26(火)23:25 {24日目, 3.7万回/日, 1.2万回/日}
93万回 at 04/29(金)00:11 {27日目, 3.5万回/日, 2.3万回/日}
# 4月29日(金)の『MUSIC STATION』(20:00~)で曲を披露


CDリリースを機に、1日当たりの平均再生回数が2.3万回/日にアップしており、今晩のMステ出演で、さらに加速することが期待されます。

ただ、「甘噛み姫」は、iTunes Store トップソングが、あまり奮わないようで、私が調べた限りでは、今のところ、最高順位が50位を切っています。

「チキンLINE」と「74億分の1の君へ」は、短期ながら、50位以内に入ったので、楽曲そのものへの興味は、やや脆弱な印象を受けます。


NMB48のファンには、MVを、好きなアイドルが登場するドラマ、あるいはグラビアとして、鑑賞している人が多いのかもしれません。

ビジュアルの魅力が、発信する音楽より注目されるのは、アイドルでは普通にあることで、メンバーに直接会える個別握手会が好調なことと併せ、NMB48は、アイドルらしいアイドルとして、捉えられているのでしょうか。

いずれにせよ、3つの「支店」の中では、グループに対する人気に、底堅さを感じさせるものが、NMB48にはあります。


ただ、こういったアイドル性は、個々の人気メンバーが支えている面が大きいので、渡辺美優紀の卒業は、グループにとって、相当な危機となる可能性がある。

そこをどう切り抜けるのかが、2016年のNMB48にとって、最大の課題になるかもしれません。

もちろん、乃木坂にとっても、人気メンバーの卒業は避けられない未来で、他人事ではありませんね(笑)。


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「永島聖羅」

永島聖羅に関する当ブログの主な記事
永島聖羅の涙と笑顔、11th選抜の発表から始まった2015年の長い旅 [19Dec15#2]
永島聖羅のいない乃木坂、らりん卒業を巡るグループの現状と未来 [19Dec15]
11th選抜は序列固定型「超無難」選抜、構想力の欠如が招いた松村沙友理3列目と永島聖羅の涙 [19Jan15]
乃木坂の風 15Feb14 ~ コスプレ感が逆に生きた白石麻衣、一瞬で輝きを見せた永島聖羅 in 仮面ティーチャー
乃木坂の風 09Feb14 ~ 急成長の永島聖羅、緊張する琴子とみり愛、センスを見せた山崎怜奈 in NOGIBINGO!2
乃木坂の風 21Jan14 ~ 8th選抜を予想する(2)、万理華、樋口、永島、中元、星野、熾烈なバック8攻防戦
乃木坂の風 15Jan14 ~ 突っ込まれまくる永島聖羅、強烈ゆったんネタをぶっ込む衛藤美彩 in 「おに魂」
乃木坂の風 12Dec13 ~ 永島聖羅がトークの実力を発揮、bayfm「K・WEST」に伊藤寧々、井上小百合と出演
乃木坂の風 07Dec13 ~ 白石麻衣が好調「温泉宿のぎざか」、永島聖羅は「開運音楽堂」で大暴れ!
乃木坂の風 31Oct13 ~ モー娘。のソチ五輪、AKB48の連続ミリオン、そしてやっぱり永島聖羅は美しい
乃木坂の風 27Oct13 ~ 45人の永島聖羅、「らりんを探せ」が教える乃木坂派の魅力
乃木坂の風 18Jul13 ~ 7th選抜への道、生田絵梨花の思い、永島聖羅の不満にどう答えるか
乃木坂の風 08May13#2 ~ 「プリンシパル」6日目、生田独走、橋本と永島追走、松村長女役獲得
乃木坂の風 05May13 ~ 第二幕出演スコア、生田と高山が同点1位、永島は単独3位、プラス能條の4人が全出演


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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BABYMETALと欅坂46に『Mステ』出演効果、AKB48G苦戦の一因は「群れる」利点を忘れたこと [25Apr16]

2016-04-25 21:00:00 | 芸能
先週22日金曜のテレビ朝日『MUSIC STATION』で、欅坂46が「サイレントマジョリティー」を披露しましたが、ゴールデンタイムに生放送される有名音楽番組に初出演したとは思えないくらい、落ち着いてましたね。

タモリとのトークを上手くこなし、その直後のパフォーマンスもダンスがよく揃っていて、ほとんどミスを感じませんでした。

歌唱は、乃木坂と同じ「被せ」で、どこまで生歌を入れるかは、各メンバーの判断に任されていた気がします。

2列目の人が歌った時、生歌比率が上がった印象を受けたので、おそらく、歌に自信のあるメンバーがこの列にいるんじゃないでしょうか。

乃木坂でも、生田絵梨花や衛藤美彩のパートは、地声が割とよく聴こえるので、欅坂も同じシステムを採用しているかと。


ただ、その際も、全然、声が震えたりしておらず、なかなかのステージ度胸だと感心しました。

以前、WaTが初出演したとき、ハモリがやや乱れたのか、出来に納得いかなかったようで、歌い終わった後、ウエンツ瑛士はぶ然としてるし、小池徹平は若干、涙ぐんでいるように見えたことがある(笑)。

それほど、Mステのステージは緊張を強いられる筈なんですが、欅坂のメンバーは、やるべきことを冷静にこなしていて、少なくとも表面上は、非常にスムーズな地上波ゴールデンへのデビューに思えました。


欅坂46というグループを紹介するVTRが、センターの平手友梨奈にスポットを当てる形で、結構な時間流され、乃木坂の初出演と比べて、段違いに扱いが良かったです。

まあ、オリコン、ビルボード、iTunes の各ランキングで1位を獲得、MVの再生回数も凄まじい勢いで伸び続けている大型新人なので、注目が集まるのは当然で、音楽番組で重要視されるのも頷けます。

しかし、今回のMステは、欅坂以上に、BABYMETALを大々的に紹介した点が特徴的でした。

ヨーロッパやアメリカにおける海外公演を大成功させ、全米ビルボードのアルバムランキングで、坂本九以来のトップ40入りを果たし、満を持して、国内の音楽シーンに戻ってきた感がある。

NHK『MUSIC JAPAN』の最終回も、前半は、BABYMETALの番組特別ステージライブに、グループの歩みを振り返るVTRを付けた、プロモーションビデオかと思うくらいの大特集で、メディア側も、彼女たちをフィーチャーする意欲が漲っているように思えます。


BABYMETALはMステで、4月1日(金)に発売されたアルバム「METAL RESISTANCE」収録の「KARATE」をパフォーマンスしました。

以前、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」を披露したときに比べ、SU-METALこと中元すず香の圧倒的な歌唱力はさらに磨きがかかり、加えて、MOAMETAL(菊地最愛)とYUIMETAL(水野由結)のダンスが、パワーとキレにおいて格段の向上を見せていて、抜群の演奏力を誇る「神バンド」と共に、超ハイレベルなステージになっていました。

数多くの海外公演をこなしたことで、グループが音楽的に成長したのは間違いなく、欧米各国で高い評価を受けるのも、大いに納得出来るパフォーマンスでした。


Mステへの出演は、欅坂にとって、新人として知名度を上げる切っ掛けに、BABYMETALとしては、国内ブレイクへの足がかりにしたいところです。

そして、早速、MVの再生回数と iTunes Store ランキングに、顕著な効果が出ています。

(表1) 「サイレントマジョリティー」と「KARATE」に関する、YouTube公開MVの1日当たり平均再生回数の推移

(凡例)
累計再生回数 at 計測日と時刻 {公開開始から計測日までの経過日数, 公開全期間に渡る1日当たり平均再生回数, 前計測から現計測までの1日当たり平均再生回数}

# 再生回数はすべて万回単位で、「累計」は1桁目を、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入
#「経過日数」には公開日を含めていない
#「公開全期間に渡る1日当たり平均再生回数」は、計測時点での累計再生回数を経過日数で割ったもの
#「前計測から現計測までの1日当たり平均再生回数」は、現計測時点での累計再生回数から前計測時点でのそれを引いたものを、秒単位まで測った経過時間で割り、1日24時間に換算した数字
# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい
#「←Mステ直後」は、『MUSIC STATION』出演後、最初の計測であることを示す


欅坂46「サイレントマジョリティー」MV (full ver.)
公開開始 : 2016/03/15(火)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/04/06(水)
同名シングル

336万回 at 04/07(木)12:00 {23日目, 14.6万回/日}
386万回 at 04/10(日)12:00 {26日目, 14.9万回/日, 16.8万回/日}
422万回 at 04/11(月)12:00 {27日目, 15.6万回/日, 36.1万回/日}
481万回 at 04/14(木)12:00 {30日目, 16.0万回/日, 19.6万回/日}
589万回 at 04/18(月)12:00 {34日目, 17.3万回/日, 26.8万回/日}
633万回 at 04/20(水)12:00 {36日目, 17.6万回/日, 22.2万回/日}
677万回 at 04/22(金)16:00 {38日目, 17.8万回/日, 20.3万回/日}
715万回 at 04/23(土)19:00 {39日目, 18.3万回/日, 33.9万回/日}←Mステ直後
751万回 at 04/24(日)19:00 {40日目, 18.8万回/日, 36.2万回/日}
# 4月22日(金)20:00~21:00の『MUSIC STATION』で曲を披露


BABYMETAL「KARATE」MV (full ver.)
公開開始 : 2016/03/17(木)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/04/01(金)
アルバム「METAL RESISTANCE」

509万回 at 04/10(日)12:00 {24日目, 21.2万回/日}
528万回 at 04/11(月)12:00 {25日目, 21.1万回/日, 19.1万回/日}
585万回 at 04/14(木)12:00 {28日目, 20.9万回/日, 19.0万回/日}
665万回 at 04/18(月)12:00 {32日目, 20.8万回/日, 19.9万回/日}
693万回 at 04/20(水)12:00 {34日目, 20.4万回/日, 14.2万回/日}
726万回 at 04/22(金)16:00 {36日目, 20.2万回/日, 15.4万回/日}
754万回 at 04/23(土)19:00 {37日目, 20.4万回/日, 24.5万回/日}←Mステ直後
778万回 at 04/24(日)19:00 {38日目, 20.5万回/日, 24.2万回/日}
# 4月22日(金)20:00~21:00の『MUSIC STATION』で曲を披露


乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」MV (full ver.)
公開開始 : 2016/03/01(火)
公開終了 : 2016/03/22(火)
CD発売 : 2016/03/23(水)
同名シングル

146万回 at 03/22(火)18:00 {21日目, 07.0万回/日}
147万回 at 03/22(火)23:50 {21日目, 07.0万回/日, 04.1万回/日}


「サイレントマジョリティー」MVは、先週始めから、1日20万回代という速いペースで再生されていたのですが、22日金曜のMステ出演後、それが30万回代へ一気に跳ね上がり、現在では、36.2万回/日という凄みのある数字になっています(笑)。

また、「KARATE」も、出演直後から、それまで1日10万回代で推移していた再生速度が、20万回を越えるレベルに上がり、明らかにMステの効果が表れている。

ただ、「サイレントマジョリティー」が、常軌を逸したスピードで、再生数を伸ばしているので、累計再生回数において、「KARATE」との差が30万回程度にまで縮まっていて、このままのペースが続けば、あと数日で、前者が後者に追いつくと予測されます。


上表では、比較のため、「ハルジオンが咲く頃」MVのデータを載せています。

1日当たりの再生回数は、全期間では7万回/日、公開終了直前の6時間では4.1万回/日となっていて、「サイレントマジョリティー」と「KARATE」のMVが、桁違いの人気を呼んでいることが分かります。

Mステ出演による再生回数速度の急激な伸びは、Billboard JAPAN Hot100 の「国内動画再生回数」ランキングに反映される筈で、「サイレントマジョリティー」と「KARATE」の上位入りは、しばらく続きそうです。


MVの再生回数だけでなく、iTunes Store ランキングにも、Mステ効果を確認出来ます。

(表2) 「サイレントマジョリティー」の iTunes Store トップソングの推移

# 順位の計測は、その日の深夜24:00前後1時間以内に行っている

欅坂46「サイレントマジョリティー」
種別 : ソング
配信開始 : 2016/04/06(水)

順位の変動
[06(水)]
↓004位以内 (最高1位)
[15(金)]
[16(土)] 005位
[17(日)] 005位
[18(月)] 004位
[19(火)] 004位
[20(水)] 006位
[21(木)] 006位
[22(金)] 004位 ←Mステ直後
[23(土)] 004位
[24(日)] 004位

各順位帯へのランクイン日数
配信開始後19日間調査 (2016/04/06~04/24)
[001~005] 17日 {最高1位}
[006~010] 02日
[011~020] 00日
[021~030] 00日
[031~040] 00日
[041~050] 00日
[050~150] 00日
[151~200] 00日
[200位圏外] 00日


乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」
種別 : ソング
配信開始 : 2016/03/23(水)

各順位帯へのランクイン日数
配信開始後33日間調査 (2016/03/23~04/24)
[001~005] 01日 {最高3位}
[006~010] 01日
[011~020] 03日
[021~030] 04日
[031~040] 06日
[041~050] 04日
[050~150] 15日
[151~200] 00日
[200位圏外] 00日


「サイレントマジョリティー」は、配信開始から14日間に渡って5位以内をキープしますが、先週の20日水曜に初めて6位となり、翌21日木曜も6位で、順位降下の兆候が表れていました。

ところが、22日金曜のMステ出演後、再び、4位に復活して、23日土曜、24日日曜と、続けて4位を守っています。

上表には、「ハルジオンが咲く頃」の順位帯別ランクイン日数を載せていますが、「サイレントマジョリティー」のネット配信は、とんでもなく好調で、MV の再生回数と併せると、この曲が「スマッシュ」ヒットしているのは、疑う余地がありません。

しかし、「スマッシュ」を取った、本格的ヒットと呼べるかどうかは、今後の経過次第だと思います。


iTunes Store には、それぞれの曲の順位を表す「トップソング」の他に、複数の曲が収録されているアルバムの順位を示す「トップアルバム」というランキングが公開されています。

「サイレントマジョリティー」は、デビューシングルの初回限定盤に分散収録された6曲を、一つにまとめた「Special Edition」という形で配信されています。

この「Special Edition」の順位が、「トップアルバム」に出てくるのですが、以下のように、Mステ効果と言いたくなるような、顕著なランキング上昇は、今のところは見られません。

(表3) 「サイレントマジョリティー」の iTunes Store トップアルバムの推移

欅坂46「サイレントマジョリティー (Special Edition)」
種別 : アルバム
配信開始 : 2016/04/06(水)

順位の変動
[06(水)]
↓010位以内 (最高1位)
[12(火)]
[13(水)] 012位
[14(木)] 012位
[15(金)] 012位
[16(土)] 011位
[17(日)] 010位
[18(月)] 010位
[19(火)] 015位
[20(水)] 026位
[21(木)] 026位
[22(金)] 029位 ←Mステ直後
[23(土)] 024位
[24(日)] 028位


では、現在、「トップアルバム」の上位にどんな作品が入っているのでしょうか。

(表4) 2016年4月25日(月)16:00時点における iTunes Store トップアルバムの上位ランクイン作品

01位「あの日 あの時」小田和正
02位「METAL RESISTANCE」BABYMETAL
03位「COSMIC EXPLORER」Perfume
04位「The Very Best of Prince」プリンス
05位「BABYMETAL」BABYMETAL

26位「サイレントマジョリティー (Special Edition)」欅坂46


1位の「あの日 あの時」は、小田和正さんのベストアルバムで、4位には、一昨日、57歳での急逝が報じられたプリンスのベストアルバムです。

さすがに、超話題の2作がベスト5に登場していますが、そんな中、2位にBABYMETALの最新アルバム「METAL RESISTANCE」、5位に1stアルバム「BABYMETAL」がランクインしています。

BABYMETALのアルバムについては、詳しい順位推移を記録していませんが、最近、上昇傾向にあり、Mステ出演後、一気にトップ5に入ったようです。


『MUSIC STATION』への出演後、リリースしたすべてのアルバムがトップ5にランクインするのは、視聴者が、BABYMETALというグループの音楽全体に、興味を持ったことを示すものだと思います。

一方、「サイレントマジョリティー」の場合は、曲のランキングには、Mステ効果が出ているけど、アルバムには、そういった影響が見られず、一般層の関心が、欅坂の音楽性というよりは、デビュー曲そのものに集中している節がある。

乃木坂46の「妹グループ」らしいのだけど、社会的な問題がテーマに入っているような、今までのアイドルとは違う雰囲気の歌を、パンチの効いたメロディーと不思議なダンスに載せて歌っている。

しかも、センターの子は、弱冠15歳の美少女で、山口百恵の再来かと囁かれるほど、スケールの大きな才能を秘めているらしい。

そういった好奇心や期待感が、「サイレントマジョリティー」への注目度を高め、MVの再生やネット配信の成績を押し上げている気がします。


アルバムのランキングが上昇しているBABYMETALは、「神バンド」の参加以来、3年以上の月日を重ね、積み上げ、磨いてきた、確立した「ベビメタの音楽世界」に、多くの日本人が注目し始めている。

それに対して、欅坂46は、まだ、よく分からないけど、何だか面白そうだという「未知なるものへの期待感」が、現在の人気上昇につながっている。

そんなことを考えたくなる、Mステ効果の「差」です。


では、今後、欅坂は、「サイレントマジョリティー」の成功を、本格的なブレイクにつなげることが出来るでしょうか。

もちろん、やってみないと分からないことですが、個人的な見通しを述べるならば、私は、それほど未来を楽観視は出来ないと考えています。

その理由は、現在のAKB48Gと乃木坂46に、大きな弊害をもたらしていると危惧される、グループ運営に関わる基本発想が、欅坂において解消されていないどころか、むしろ強化されている節があるからです。


「サイレントマジョリティー」の歌詞に、

この世界は群れていても始まらない

というフレーズがあります。

AKB48Gや乃木坂46は、稀に見る大人数グループなのに、実は、運営方針の根幹に「群れていても始まらない」という発想が横たわっている。


乃木坂の選抜選考は、握手会成績がそのまま反映されるので、メンバーは否応なく、競争を強いられ、そこから「勝ち組」と「負け組」が決まってしまう。

「総選挙」は、メンバー間の競争を、さらに明確にして、それをショーにしています。

大人数の中から、選抜、フロント、センターを勝ち取るためには、グループ内の熾烈な競争を制する必要があって、まさに、「群れていても始まらない」という考え方が貫かれている。

そして、48Gは、競争を勝ち抜いたメンバーとして、前田敦子、大島優子、篠田麻里子、高橋みなみ、板野友美、渡辺麻友、小嶋陽菜、指原莉乃、島崎遥香、松井珠理奈、山本彩といった「スター」を生み出し、重点的な個人フィーチャーを展開してきました。

乃木坂46でも、西野七瀬や白石麻衣を始めとする福神メンバーが、「スター」として扱われ、ソロ曲やソロ出演など、数々の優遇措置を与えられています。


ただ、ここで根本的な疑問が湧きます。

もし、あるメンバーが、ソロとして十分にやって行けるのであれば、そもそも、グループアイドルに入る必要はないんじゃないかということです(笑)。

例えば、広瀬すずほどのオーラがあれば、最初から、ソロとして活動すれば良いわけで、そういった図抜けたスター性を持っている人は、大人数アイドルという仕掛けは一切不要でしょう。

逆に言えば、グループアイドルのメンバーである理由は、1人で活動しても、なかなか切っ掛けが掴めず、ソロで道を拓いていくのが難しいからです。

つまり、「群れていないと始まらない」から、グループに入ったわけで、グループであることの利点を活用すること出来るからこそ、そのメンバーになっている。


「君はメロディー」では、卒業した人気メンバーが、再び合流していますが、篠田麻里子にしても、板野友美にしても、多くの卒業生が、ソロとしては、なかなか思うように活躍出来ていない、シビアな現実がある。

では、なぜ彼女たちは、AKB48に在籍していた時は、あんなに輝き、あんなに人気があったんでしょう。

思うに、グループ内競争によって、大量の「負け組」が誕生したため、少数の「勝ち組」メンバーは、その対比によって、「スター」として眩しい光を放っていた。

つまり、大人数アイドルグループを、「群れていても始まらない」という発想で運営すると、一握りのグループ内「スター」と、彼女たちをもり立てる背景としての「グループ」という構図になってしまう。

しかし、グループを卒業して、一歩、外の世界に出ると、自分を輝かせてくれる背景がないので、1人で一から始めることになり、苦戦を強いられるケースが多くなってしまう。


大人数のアイドルグループが、グループとして輝くためには、グループ内「スター」を作るのではなく、チームとしての構造を確立し、結束を強め、全員が活躍する状況を生み出すことが不可欠です。

1人では出来ないことも、人数が集まれば可能になるからこそ、欅坂が誕生した筈なのに、「サイレントマジョリティー」は、群れることの弊害を説き、センターである平手友梨奈の「スター」化を、早速、推し進めている。

これでは、AKB48Gが今直面している、厳しい状況に、欅坂がほどなく陥る危険があり、バラ色の未来を予想する気持ちにはなれません。


ただ、AKB48本体は、「ヘビーローテーション」など、数々のヒットを飛ばした過去があるので、少なくとも、グループは「スター」を輝かせるだけの「背景」に留まらず、一般層にもアピールする、人気アイドルと見なされてきました。

しかし、そういったヒット曲を持たない「支店」は、少数の「スター」を生み出したものの、グループとしては、今、かつて見たことがないほどシビアな現実を経験しつつあります。

(表5) SKE48、HKT48、NMB48の最新曲に関する、YouTube公開MVの1日当たり平均再生回数の推移

(凡例)
累計再生回数 at 計測日と時刻 {公開開始から計測日までの経過日数, 公開全期間に渡る1日当たり平均再生回数, 前計測から現計測までの1日当たり平均再生回数}

# 表示形式は、(表1)と同じ

SKE48「チキンLINE」MV (special edit ver.)
公開開始 : 2016/03/06(日)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/03/30(水)
同名シングル

26万回 at 04/07(木)12:00 {32日目, 0.8万回/日}
27万回 at 04/10(日)12:00 {35日目, 0.8万回/日, 0.4万回/日}
28万回 at 04/11(月)12:00 {36日目, 0.8万回/日, 0.4万回/日}
28万回 at 04/14(木)15:00 {39日目, 0.7万回/日, 0.3万回/日}
29万回 at 04/18(月)12:00 {43日目, 0.7万回/日, 0.3万回/日}
30万回 at 04/20(水)12:00 {45日目, 0.7万回/日, 0.2万回/日}
30万回 at 04/22(金)16:00 {47日目, 0.6万回/日, 0.2万回/日}
30万回 at 04/23(土)19:00 {48日目, 0.6万回/日, 0.2万回/日}
30万回 at 04/24(日)19:00 {49日目, 0.6万回/日, 0.2万回/日}


HKT48「74億分の1の君へ」MV (short ver.)
公開開始 : 2016/04/04(月)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/04/13(水)
同名シングル

11万回 at 04/07(木)12:00 {03日目, 3.6万回/日}
19万回 at 04/10(日)12:00 {06日目, 3.2万回/日, 2.9万回/日}
21万回 at 04/11(月)12:00 {07日目, 3.1万回/日, 1.9万回/日}
25万回 at 04/14(木)15:00 {10日目, 2.5万回/日, 1.3万回/日}
30万回 at 04/18(月)12:00 {14日目, 2.1万回/日, 1.1万回/日}←Mステ直後
31万回 at 04/20(水)12:00 {16日目, 1.9万回/日, 0.6万回/日}
32万回 at 04/22(金)16:00 {18日目, 1.8万回/日, 0.5万回/日}
33万回 at 04/23(土)19:00 {19日目, 1.7万回/日, 0.5万回/日}
33万回 at 04/24(日)19:00 {20日目, 1.7万回/日, 0.5万回/日}
# 4月15日(金)20:00~21:00の『MUSIC STATION』で曲を披露


NMB48「甘噛み姫」MV (full ver.)
公開開始 : 2016/04/02(土)
公開終了 : 未定 {2016/04/25(月)時点で公開中}
CD発売 : 2016/04/27(水)
同名シングル

40万回 at 04/07(木)12:00 {05日目, 8.0万回/日}
55万回 at 04/10(日)12:00 {08日目, 6.8万回/日, 5.0万回/日}
59万回 at 04/11(月)12:00 {09日目, 6.6万回/日, 4.4万回/日}
67万回 at 04/14(木)15:00 {12日目, 5.6万回/日, 2.4万回/日}
76万回 at 04/18(月)12:00 {16日目, 4.7万回/日, 2.3万回/日}
79万回 at 04/20(水)12:00 {18日目, 4.4万回/日, 1.6万回/日}
82万回 at 04/22(金)16:00 {20日目, 4.1万回/日, 1.6万回/日}
84万回 at 04/23(土)19:00 {21日目, 4.0万回/日, 1.7万回/日}
86万回 at 04/24(日)19:00 {22日目, 3.9万回/日, 1.7万回/日}


無料の映像コンテンツである、YouTube公開のMVが、「チキンLINE」と「74億分の1の君へ」では、現在、1日の再生数が1万回に届かなくなっています。

しかも、HKT48は、4月15日(金)の『MUSIC STATION』に出演して、「74億分の1の君へ」を披露しましたが、とくに再生回数の跳ね上がりなどは見られなかった。

「甘噛み姫」は、1日1.7万回再生と、まだ注目を集めていますが、ネット配信の方が、かなり厳しい展開です。

(表6) 「74億分の1の君へ」と「甘噛み姫」の iTunes Store トップソングの推移

# 順位の計測は、その日の深夜24:00前後1時間以内に行っている

HKT48「74億分の1の君へ」
種別 : ソング
配信開始 : 2016/04/13(水)
順位の変動
[13(水)] 033位
[14(木)] 043位
[15(金)] 061位 ←Mステ直後
[16(土)] 143位
[17(日)] 191位
[18(月)]
↓200位圏外
[24(日)]

NMB48「甘噛み姫」
種別 : ソング
配信開始 : 2016/04/20(水)
順位の変動
[20(水)] 139位
[21(木)] 108位
[22(金)] 136位
[23(土)] 170位
[24(日)] 159位

NMB48「365日の紙飛行機/山本彩」
種別 : ソング
配信開始 : 2016/04/20(水)
順位の変動
[20(水)] 075位
[21(木)] 053位
[22(金)] 061位
[23(土)] 059位
[24(日)] 061位


HKT48には指原莉乃、NMB48には山本彩、SKE48には松井珠理奈というスターがおり、他メンバーと比べて、突出したメディア露出とファン人気を誇っていますが、(表5)や(表6)を見る限り、彼女たちの存在が、グループそのものや楽曲への関心を高めているようには思えません。

むしろ、「スター」の存在が、グループ内の構造や結束を見えにくくしている節があって、各グループには、他にどういうメンバーがいて、どういう人間関係を繰り広げているのか、大人数アイドルの醍醐味であり、ソロタレントには絶対出せない一番の魅力を、覆い隠している気がします。

もし、多人数アイドルの存在意義が、スターを輝かせるための背景に過ぎなければ、その音楽に興味を抱く人が激減しても、不思議ではない。

どうすればグループとして輝けるのか。

少数の「勝ち組」を生み出すため装置としてのグループであれば、数人のスターが登場した後、そのグループの役割は終わってしまいます。

そして、誕生した「スター」も、グループ内でしか輝かず、卒業後に苦戦する危険がある。


「群れているからこそ出来ること」を追求しなければ、欅坂を作った意味がなく、平手友梨奈が「スター」になって、グループの人気はしぼんでしまう。

「サイレントマジョリティー」に高々と謳われている、「この世界は群れていても始まらない」という姿勢は、AKB48Gと乃木坂46という大人数アイドルグループが抱える自己矛盾で、それを解消出来ないために、各グループが少数の「スター」を誕生させながら、自己崩壊を起こしつつあるのだと思います。

欅坂46が先人の轍を踏まず、順調に発展していくためには、群れることの利点を理解し、特定メンバーを神格化しないことが重要だと思いますが、残念ながら、今は、真逆の方向に進んでいるようにしか見えないわけで、それが、威勢の良い未来を予測する気になれない理由です。


私が、乃木坂46に惹かれたのは、「制服のマネキン」MVに感銘を受けてからですが、センターの生駒里奈だけでなく、両脇にいる少女に興味を持ち、さらには、2列目で踊っているお姉さんも気になった。

その後、『乃木坂って、どこ?』を本格的に観るようになり、生駒ちゃんだけでなく、ちょっと小生意気な美少女である生田絵梨花と星野みなみ(笑)、綺麗なお姉さんの白石麻衣、松村沙友理、橋本奈々未、ポンコツキャプテンの桜井玲香、さらには、戻って来た直後で、微妙な人間関係に直面する秋元真夏が、それぞれの立場でもがきながら、みんなで前に進もうとしている姿に、「このグループは大きく伸びるかもしれない」と、キラキラした将来性を感じたからです。

そこに、突出した「スター」はおらず、どのメンバーもアピールポイントと一緒に、弱点を抱えていて、みんなが同じラインに立って、グループを何とかしようと頑張っていた。

6枚目「ガールズルール」以降、乃木坂も、「勝ち組」と「負け組」のシビアな選別が始まり、当時の雰囲気はなくなってしまったけど、私が未だに乃木坂を応援したくなるのは、このときの雰囲気が好きで、それが心に残っているからです。

欅坂も、複数メンバーによるチームとしての構造を、前面に出していけば、本当のブレイクに辿り着く可能性があると思います。

何と言っても「サイレントマジョリティー」で、これだけの注目を集めて、他のグループにはない、強烈なアドバンテージを、デビューから獲得している。

まあ、個人的には、乃木坂に、ブレイクはともかく、当時の雰囲気を取り戻して欲しいのだけど、それは無理なんでしょうね(笑)。



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永島聖羅のいない乃木坂、らりん卒業を巡るグループの現状と未来 [19Dec15]
11th選抜は序列固定型「超無難」選抜、構想力の欠如が招いた松村沙友理3列目と永島聖羅の涙 [19Jan15]
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乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

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// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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(快挙) 欅坂「サイレントマジョリティー」が Billboard Hot100 で「動画再生回数」1位を獲得 [20Apr16#2]

2016-04-20 21:15:00 | 芸能
今日、4月25日付の Billboard JAPAN Hot100 が発表され、HKT48の「74億分の1の君へ」が1位に入りましたが、2位となった「サイレントマジョリティー」に関して、もの凄いデータが明らかになりました。

項目別ランキングの一つである「国内動画再生回数」の欄に、なんと1位と書かれている(笑)。

4月11日(月)から17日(日)までの先週1週間において、日本でもっとも多く視聴された音楽MVは、「サイレントマジョリティー」だったわけで、新人アイドルのデビュー曲としては、間違いなく「快挙」です。


まず、「サイレンマジョリティー」の Hot100 を見てみましょう。

(表1) Billboard JAPAN Hot100 における欅坂46「サイレントマジョリティー」のランキング推移

凡例
「曲名」アーティスト (CD発売日)
発表の日付(実際の集計時期) (Hot100の総合順位) 項目別順位

# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色はCD発売週を表す

「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/04/06発売)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)40位 [A]00位 [B]89位 [C]00位 [D]13位 [E]04位 (2回)
04月11日付(03/28~04/03) (総合)31位 [A]00位 [B]28位 [C]00位 [D]05位 [E]08位 (3回)
04月18日付(04/04~04/10) (総合)01位 [A]01位 [B]07位 [C]01位 [D]02位 [E]03位 (4回)
04月25日付(04/11~04/17) (総合)02位 [A]03位 [B]16位 [C]02位 [D]02位 [E]01位 (5回)
# YouTubeでのMV公開は、フルバージョンが3月15日から

「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]00位 (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]00位 [B]39位 [C]00位 [D]11位 [E]47位 (4回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)01位 [A]01位 [B]16位 [C]01位 [D]04位 [E]00位 (5回)
04月11日付(03/28~04/03) (総合)04位 [A]02位 [B]18位 [C]01位 [D]09位 [E]00位 (6回)
04月18日付(04/04~04/10) (総合)04位 [A]08位 [B]27位 [C]02位 [D]12位 [E]00位 (7回)
04月25日付(04/11~04/17) (総合)07位 [A]07位 [B]76位 [C]03位 [D]11位 [E]00位 (8回)
# YouTubeでのMV公開は、フルバージョンが3月1日から、3月23日からはショートバージョンに切り替え


乃木坂「ハルジオンが咲く頃」は、MVが公開された週である03月14日付で、「動画再生回数」(E)が27位入り、その後、徐々に順位を落とし、CD発売週である04月04日付には、100位圏外に去っています。

この順位推移は、アイドルのMVとして、決して悪い成績ではなく、むしろ、好調な部類に入ると言っていい。

ファン人数の多いAKB48ですら、項目(E)でTOP10に入るのは難しく、例えば、「君はメロディー」は、現在までの最高順位が11位です。

従って、項目(E)1位は、目を見張るほどMVが人気を呼んでいることを示すものです。


では、「動画再生回数」の上位に入っている曲は、「サイレントマジョリティー」以外に、どんなラインナップなんでしょう。

3位だった先々週と併せて、以下に載せておきました。

(表2) 04月18日付と25日付の Billboard JAPAN Hot100 における「動画再生回数」トップ5

凡例
[順位] 「曲名」アーティスト (MV公開日, CD発売日)

#「曲名」をクリックすると、YouTube公開のMV を観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい。

04月18日付(04/04~04/10)
[01] 「千本桜」WhiteFlame feat. 初音ミク (2014/12/02公開, 2011/09/17リリース)
[02] 「Feel So Alive」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE (2016/03/08公開, 2016/03/30発売)
[03] 「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/03/15公開, 2016/04/06発売)
[04] 「FANTASTIC BABY」BIGBANG (2012/03/06公開, 2012/03/28発売)
[05] 「R.Y.U.S.E.I.」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE (2014/05/15公開, 2014/06/25発売)

04月25日付(04/11~04/17)
[01] 「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/03/15公開, 2016/04/06発売)
[02] 「FLASH」Perfume (2016/04/06公開, 2016/04/06発売)
[03] 「KARATE」BABYMETAL (2016/03/17公開, 2016/04/01発売)
[04] 「千本桜」WhiteFlame feat. 初音ミク (2014/12/02公開, 2011/09/17リリース)
[05] 「BANG BANG BANG」BIGBANG (2015/06/01公開, 2016/02/03発売)


今日の「速報」記事に書いたように、「サイレントマジョリティー」のYouTube公開MVは、最近、再生回数の伸びがスピードアップしており、ここ数日では、1日に25万回を越える勢いで視聴されています。

1日の平均再生回数が、調べる度に上がっていたので、人気を博していることは分かっていましたが、まさか、「千本桜」や「R.Y.U.S.E.I.」を上回るとは思いませんでした。


04月25日付の2位は、iTunes Store トップソングにおいても、上位を争っている Perfume の「FLASH」で、予告編が感動の爆弾低気圧を呼ぶ(笑)、期待度100%の映画『ちはやふる』主題歌だけあって、さすがに高い人気を集めています。

出演回の『MUSIC STATION』を観ましたが、「FLASH」は、Perfume が長い研鑽の末に到達した一つの音楽的頂点と言いたくなるほど、完成度の高いステージで、代表曲になる可能性すらあると感じました。

一方、3位は、BABYMETALの「KARATE」です。

YouTube公開MVの1日当たり平均再生回数は、ここ数日で比べると、「サイレントマジョリティー」より低いですが、最近、上昇傾向を見せています。


おそらく、アルバム「METAL RESISTANCE」が、全米ビルボード総合チャートで39位となり、坂本九さん以来の53年ぶりTOP40入りが、大きく報じられ、注目を集めたことが影響しているでしょう。

BABYMETAL の39位は、「快挙」というより、もはや日本音楽界における「歴史的偉業」で、本当に、素晴らしい活躍だと思います。

全米チャートへの上位ランクインは、多くの日本人アーティストが挑みながら、なかなか叶えられなかった夢で、J-POPの魅力を海外の人に伝えた点からも、高く評価出来ます。

このニュースは、日本のメディアが、もっともっと大きく取り上げるべきじゃないでしょうか。


欅坂46というアイドルが、握手会などの特典とは無関係で、楽曲そのものの魅力に大きく左右される「動画再生回数」という評価項目で、今、音楽的にノリにノッている Perfume や BABYMETAL と、互角の闘いを繰り広げているのは、驚きであり、喜ばしいことでもあります。

出来れば、乃木坂にこれをやって欲しかったという思いは、刺さった小さな棘のように、いつも気になって頭から離れません。

しかし、特典がなくとも、楽曲だけで勝負出来る可能性を、「サイレントマジョリティー」は示しつつある。


グループや楽曲を評価する基準は、CDの売り上げ枚数だけではない。

ネット配信のランキングやMVの再生回数も、同じように、いや、それ以上に重要な指標である。

欅坂の活躍を通して、もし、少なからぬアイドルファンが、多様な物差しの存在に気づいたのであれば、それこそが、本当の「快挙」かもしれません。

消費者が何を重視するのか。

時代を変えるのは、供給側の都合ばかりではないでしょう。


関連サイト

Billboard JAPAN 公式サイト
「サイレントマジョリティー」の「動画再生回数」1位は、「CHART insight」に掲載されています


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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(速報) 欅坂「サイレントマジョリティー」iTunesトップソングTOP5に14日間連続ランクイン達成 [20Apr16]

2016-04-20 01:30:00 | 芸能
4月6日(水)からネット配信を開始した欅坂46の「サイレントマジョリティー」が、iTunes Store トップソングにおいて、14日間連続での5位以内ランクインを達成しました。

私がTOP5入りを最初に確認したのは、6日(水)午前1時頃で、それ以来、おそらく一度も6位以下に落ちることなく留まり続け、20日(水)午前1時現在も、4位に付けています。

ここまで長く、ここまで上位にランクインしたのは、乃木坂はもちろん、AKB48でも記憶になく、新人アイドルのデビュー曲としては、桁違いの成績だと思います。

(速報) 欅坂「サイレントマジョリティー」が iTunesランクでソング5位アルバム4位の驚異的な躍進 [06Apr16]


トップソングでのランキング推移を、以下に載せておきます。

(表1)「サイレントマジョリティー」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数

「サイレントマジョリティー」
ランキング推移
(06水) 001 (07木) 001 (08金) 001 (09土) 003 (10日) 003
(11月) 004 (12火) 002 (13水) 003 (14木) 002 (15金) 004 (16土) 005 (17日) 005
(18月) 004 (19火) 004

影響を与えそうなイベント
04月06日(水) : CD発売
04月12日(火) : オリコンが女性アーティストのデビュー売り上げ記録更新を発表
04月15日(金) : 宇多田ヒカルの「花束を君に」「真夏の通り雨」が配信開始
04月17日(日) : 第1回全国握手会開催
04月22日(金) : 欅坂46が『MUSIC STATION』に出演
04月29日(金祝) : 映画『ちはやふる』の「下の句」全国ロードショー

各順位帯へのランクイン日数分布
配信開始後14日間調査 (2016/04/06~04/19)
[05位以内] 14日 {最高1位}
[10位以内] 14日
[20位以内] 14日
[30位以内] 14日
[40位以内] 14日
[50位以内] 14日

「今、話したい誰かがいる」
各順位帯へのランクイン日数分布
配信開始後48日間調査 (2015/10/21~12/07)
[05位以内] 03日 {最高4位}
[10位以内] 09日
[20位以内] 14日
[30位以内] 21日
[40位以内] 21日
[50位以内] 27日

「ハルジオンが咲く頃」
各順位帯へのランクイン日数分布
配信開始後28日間調査 (2016/03/23~04/19)
[05位以内] 01日 {最高3位}
[10位以内] 02日
[20位以内] 05日
[30位以内] 09日
[40位以内] 15日
[50位以内] 19日

# その日の順位は、24:00前後2時間以内に一度計測して決定
#「最高」順位は、上記の定時計測ではなく、一瞬でもランクインを確認出来たもの


6日水曜の配信開始後、8日金曜まで1位を占めていたのですが、9日土曜に3位、11日月曜には4位へ下がります。

ところが、12日火曜の早朝から、「サイレントマジョリティー」が初動26.2万枚となり、女性アーティストのデビューシングル売り上げ記録を更新したというオリコンの発表を、多くのメディアが大々的に取り上げ始めます。

これに呼応するように、12日火曜は2位に戻し、13日水曜3位、14日木曜2位と、再浮上しています。


しかし、15日金曜から、「人間活動」に専念する期間を経て、音楽活動を再開した宇多田ヒカルの「花束を君に」と「真夏の通り雨」が配信開始となり、トップソングで、いきなり1位2位に入ったため、「サイレントマジョリティー」は、15日金曜に4位、16日土曜、17日日曜は5位と、順位が下がっていきます。

ただ、17日に幕張メッセで欅坂が初の全国握手会を開催し、大盛況となったことから、再び、上昇気流が起こったようで、18日月曜、19日火曜は、Perfumeの「FLASH」と3位4位を奪い奪われる形で、順位が推移しています。

今週の22日金曜には、Mステに出演して、「サイレントマジョリティー」をパフォーマンスするので、それが配信セールスに対して、再度の追い風になるかもしれません。


一方、現在、熾烈な争いを繰り広げている「FLASH」は、映画『ちはやふる』の主題歌で、後編に当たる「下の句」が、4月29日(金祝)から、全国ロードショーされます。

人気映画とのタイアップは、配信セールスを加速させる可能性が高く、Perfumeの上位ランクインは、まだまだ続きそうな気配が漂っている。

「サイレントマジョリティー」が、どこまで上位に留まれるかは、こういった有力ライバルの動向に大きく左右されますが、一度下がった順位を、何度も戻すことから、未だに楽曲への関心は高く維持されているように見えます。


(表1)には、乃木坂の13枚目、14枚目表題曲の成績も示しておきました。

「今、話したい誰かがいる」は、人気アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』の主題歌で、このタイアップが効いたのでしょう、おそらく、歴代楽曲の中では、最高レベルのランキング推移だったと思います。

それでも、TOP5に留まったのは3日間で、「サイレントマジョリティー」の14日間が如何に凄まじい出来事かが分かります。


「サイレントマジョリティー」は、ネット配信が絶好調で、依然として、上位をキープしていますが、同時に、YouTube公開のMVも大変な人気を呼んでいて、現時点での累計再生回数は、618万回に達している。

この数字が、どれだけ驚異的かは、乃木坂のMVと比べると、一目瞭然です。

(表2) YouTubeに公開されていた乃木坂46MVの、2015年9月16日(木)時点における再生回数ランキングTOP10と「サイレントマジョリティー」の比較

凡例
[順位] 2015年9月16日(木)時点における万回単位の累計再生数 {計測日までの公開期間; MV公開日~計測日} 曲名

# 累計再生回数の数字は万回単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「サイレントマジョリティー」は、2016年4月19日(火)のデータ
# 公開期間には、公開日が含まれていない

[欅坂] 618万回 {35日; 2016/03/15~2016/04/19} サイレントマジョリティー

[01] 1149万回 {1025日; 2012/11/25~2015/09/16} 制服のマネキン
[02] 566万回 {0370日; 2014/09/11~2015/09/16} 何度目の青空か?
[03] 561万回 {0831日; 2013/06/07~2015/09/16} ガールズルール
[04] 545万回 {0913日; 2013/03/17~2015/09/16} 君の名は希望-DANCE&LIP ver.-
[05] 412万回 {0559日; 2014/03/06~2015/09/16} 気づいたら片想い
[06] 406万回 {0464日; 2014/06/09~2015/09/16} 夏のFree&Easy
[07] 403万回 {0203日; 2015/02/25~2015/09/16} 命は美しい
[08] 368万回 {825日; 2013/06/13~2015/09/16} 世界で一番 孤独なLover
[09] 330万回 {0686日; 2013/10/30~2015/09/16} バレッタ
[10] 308万回 {1249日; 2012/04/15~2015/09/16} おいでシャンプー


(参考記事)
MV再生回数ランク、青空2位浮上、命400万回7位、羽根25位好調、会いかも下降は乃木坂第2章か [16Sep15]


上表に示した各MVの再生回数は、2015年9月16日(木)時点のもので、MV集「ALL MV COLLECTION~あの時の彼女たち~」が発売された12月23日(水)あたりまで、YouTube上でのフルバージョン公開は続いたので、最終的な数字は、さらに大きい筈です。

しかし、私が記憶している限りでは、「制服のマネキン」MVは、上記数字と同じく、1千万を少し越える当たりで、一方、2位、3位は600万代に入っていたものの、700万代ではなかった。

つまり、「サイレントマジョリティー」のMVは、公開から僅か1ヶ月ほどで、再生回数が、乃木坂全楽曲MVの2位に入りつつあるわけで、「ごぼう抜き」という言葉しか浮かばないほど、呆然とした気持ちになります。


そして、今の調子を維持すれば、1位である「制服のマネキン」MVの再生回数をも上回る可能性がある。

(表3) 「サイレントマジョリティー」YouTube公開MVの平均再生回数の推移

凡例
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for 計測日までの公開期間; MV公開日~計測日}

# 再生回数はすべて万回単位で、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入、「累計」は1桁目を四捨五入
#「1日当たりの平均再生回数」は、表記された期間内での平均を取ったもの
# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい
# 公開日を起点とする場合、この表では、公開期間に公開日を含めている

「サイレントマジョリティー」MV(full ver.) 欅坂46

MV公開日から計測日までの期間における平均再生回数
13.3万回/日 {053万回 for 04日; 03/15~03/18}
13.9万回/日 {111万回 for 08日; 03/15~03/22}
14.1万回/日 {169万回 for 12日; 03/15~03/26}
14.0万回/日 {210万回 for 15日; 03/15~03/29}
14.0万回/日 {279万回 for 20日; 03/15~04/03}
14.0万回/日 {336万回 for 24日; 03/15~04/07}
14.3万回/日 {386万回 for 27日; 03/15~04/10}
15.1万回/日 {422万回 for 28日; 03/15~04/11}
15.5万回/日 {481万回 for 31日; 03/15~04/14}
16.8万回/日 {589万回 for 35日; 03/15~04/18}

最近4日間における平均再生回数
26.8万回/日 {107万回 for 04日; 04/14_12:00~04/18_12:00}


公開から時間が経つにつれ、MVの1日当たりの平均再生回数は、徐々に減少していくのが普通ですが、「サイレントマジョリティー」は、むしろ徐々に上がっている。

しかも、最近4日間に限れば、1日に25万回以上の勢いで再生されています。

このスピードを20日保てば、500万回の再生回数が上乗せされ、累計は1千万回を突破してしまいます。

つまり、あと1ヶ月足らずで、再生回数が1千万回を越え、「制服のマネキン」に迫る数字になるわけです。

もちろん、現在の好調さが衰えないことが前提ですが、こういった見通しが出来ること自体、すでに乃木坂の楽曲人気を遥かに越える、別次元の注目度であるのは間違いありません。


「サイレントマジョリティー」の登場以来、今まで見たことのない順位や数字が、毎日毎日、飛び出してくるので、何が起こっているのか、付いていくのに精一杯という状況です(笑)。

しかし、欅坂ブームの質と量を出来るだけ正確に捉え、その本質を理解することは、今後の乃木坂の発展にとって、貴重な資料になると思うので、しばらくは、「サイレントマジョリティー」の各種セールスを、追いかけてみるつもりです。

現時点で痛感していることは、右肩上がりのCDセールスに惑わされて、よく見えなかったけど、乃木坂は、大型音楽祭に呼ばれるような、他の人気アーティストと比べ、ネット配信や動画再生が、決して好調なグループではなかったということです。

「サイレントマジョリティー」が今叩き出している成績は、多くの人気アーティストなら、そういう楽曲を幾つか持っているのが当然で、そこに乃木坂との違いがある。

欅坂が素晴らしいのは、デビューでいきなり、ヒット曲を持ちつつあるからで、一方、乃木坂は、なぜ今までヒットを飛ばせなかったのか、真剣に考えるべきじゃないでしょうか。

結局、人気があるというのは、人気のある楽曲を持っていることと同義の筈で、そのことを忘れてしまう仕掛けが多過ぎることに、大きな問題を感じる、今日この頃です(笑)。


以上、速報的にお伝えしました。



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「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」
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「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」
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「明日でラスト☆永島聖羅☆* 715」
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「永島聖羅」

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// 星野みなみの溢れる魅力

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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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MV再生回数が示すAKB48Gと乃木坂の現状、欅坂「サイマジョ」はアイドルソングの希望か終焉か [18Apr16]

2016-04-18 21:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(不定期ながら高頻度)
フジテレビのCSチャンネル、ONE、TWO、NEXTで放送される『ラーメンWalkerTV2』は、乃木坂メンバーが1人ゲスト出演する回を、かなりの頻度でオンエアしています。どのメンバーがいつ登場するかは、番組公式サイトに掲載。直近の予定は、以下の通り。
04/18(月) 29 : 40 ~ 30:00 [TWO] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04/19(火) 11 : 50 ~ 12 : 10 [ONE] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04/19(火) 15 : 06 ~ 15 : 30 [TWO] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅

『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016 ~東北シリーズ~』
04月19日(火) [1日目] 第1公演(18:30) in 福島・福島県文化センター大ホール
04月20日(水) [2日目] 第2公演(18:30) in 宮城・東京エレクトロンホール宮城
04月21日(木) [3日目] 第3公演(18:30) in 岩手・盛岡市民文化ホール大ホール
04月22日(金) [4日目] 第4公演(18:30) in 青森・八戸市公会堂大ホール
04月23日(土) [5日目] 第5公演(18:30) in 秋田・秋田市文化会館大ホール
04月24日(日) [6日目] 第6公演(18:30) in 山形・やまぎんホール(山形県民会館)

井上小百合の出演舞台『飲みかけで帰ったあの娘
飯野智司、加賀成一、伊達さんの男性3人によるコントユニット「大人のカフェ」の第9回公演に、井上小百合がヒロイン役で出演。
04月21日(木) [1日目] 第1公演(19:00) in CBGKシブゲキ!!
04月22日(金) [2日目] 第2公演(15:00)&第3公演(19:00)
04月23日(土) [3日目] 第4公演(15:00)&第5公演(19:00)
04月24日(日) [4日目千秋楽] 第6公演(14:00)&第7最終公演(18:00)

04月19日(火) 18 : 55 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ東京『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV』に、斉藤優里と桜井玲香が出演。

04月20日(水) 19 : 56 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『くりぃむクイズ ミラクル9』に高山一実が出演。

04月21日(木) [CS] フジテレビONE『ラーメンWalkerTV2』に樋口日奈(#139; 11:00 ~ 11:15)、和田まあや(#140; 11:15 ~ 11:30)、新内眞衣(#141; 11:30 ~ 11:45)がそれぞれ出演。

04月22日(金) 26 : 30 ~ 27 : 00 [地デ] テレビ東京『超流派』。「乃木坂46から新たなユニット誕生」との告知。

04月23日(土) 04 : 15 ~ 04 : 45 [地デ] TBS『開運音楽堂』の衛藤美彩コーナーに秋元真夏が登場。

『MUSIC JAPAN』の後継番組初回に乃木坂がパフォーマンス!生放送!!
04月24日(日) 17 : 05 ~ 17 : 54 [地デ_生放送] NHK総合『シブヤノオト』。チュートリアルの徳井義実と清水富美加がMC を務める、若者向け新音楽番組の初回に、乃木坂46が「太陽ノック」を披露する予定。ナタリーの関連番記事


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



2ndアルバムの特典として、以下の日程で、個別握手会を開催することが発表されました。

06月18日(土) 2ndアルバム第1回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ
06月25日(土) 2ndアルバム第2回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ
07月10日(日) 2ndアルバム第3回最終個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜


前後のスケジュールは次のようになっていて、アルバムの個別握手会は、静岡における「深川麻衣卒業コンサート」と「真夏の全国ツアー2016」の本格スタートとなる大阪公演初日の間に収めています。

05月22日(日) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』千秋楽。
05月25日(水) 2ndアルバムCD発売
06月15日(水), 16日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』in 静岡・静岡エコパアリーナ
# 深川麻衣卒業コンサート
06月18日(土), 25日(土), 07月10日(日) 2ndアルバム個別握手会
07月22日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』in 大阪・大阪城ホール (初日)


この日程表を見ると、15枚目のスケジュールが何となく浮かんできます。

やはり、舞台『じょしらく弐~時かけそば~』の終了から、まいまい卒業ライブまでの間に、15th選抜が発表され、その後、アルバムの握手会を消化しつつ、シングルの制作を進め、新曲プロモーションを兼ねた、全国ツアーの都市巡りに突入するのかなと考えたくなる。

2ndアルバムの発売が5月25日(水)なので、それを待ってから15枚目をスタートさせるのが普通の発想で、しかも、選抜発表からCDリリースまで、せめて8週プラス3日は欲しい。

ただ、あまり夏シングルが遅れると、秋シングルの日程がずれ込んで、NHK紅白歌合戦の選考対象に入らなくなるおそれがある。


敢えて、アルバム発売前に15th選抜を発表して、CDリリースを昨年の夏シングル「太陽ノック」と同時期である7月20日(水)に持って来るか(候補1)、あるいは、アルバムが出てすぐに15枚目体制を発足させ、7月27日(水)のシングル発売にするか(候補2)、この辺が、落としどころじゃないでしょうか。

(候補1) 選抜発表[05/22(日)] =8週+3日=> CD発売[07/20(水)]
(候補2) 選抜発表[05/29(日)] =8週+3日=> CD発売[07/27(水)]
(候補3) 選抜発表[05/29(日)] =7週+3日=> CD発売[07/20(水)]


14枚目同様の突貫工事を再び行って、アルバム発売後の選抜発表で、7月20日(水)発売の荒技もあり得るけど(候補3)、只でさえ低下が囁かれている作品のクオリティが(笑)、さらに下がってしまう危険があって、個人的には、止めて欲しいスケジュールです。


2ndアルバムの個別握手会は、

第1次応募 : 04/19(火)15:00~04/22(金)14:00
第2次応募 : 04/28(木)15:00~05/02(月)14:00
第3次応募 : 05/12(火)15:00~05/13(金)14:00

と、第1次、2次受付が、いつもの木曜15:00~金曜14:00とは異なる、変則的な設定で、期間も長めに取られています。

一方、14枚目個別握手会は、

第15次応募 : 04/21(木)15:00~04/22(金)14:00
第16次応募 : 04/27(水)17:00~04/28(木)14:00

アルバムの応募スタートは、「ハルジオンが咲く頃」の第15次と同じ週ですが、14枚目の方も通常パターンを崩し、第16次が水曜から木曜に組まれ、それが終わってから、アルバム第2次に入る流れで、何か、細々とした「工夫」が施されているようです(笑)。

完売部数の積み上げが鈍っていることから、14枚目個別握手会の応募は、そろそろ終了する公算が大きいですが、2ndアルバムの応募も、この日程を見る限り、それほど長期を想定していない印象を受けます。


面白いことに、2ndアルバムでは、税抜き2千5百円の通常盤に、握手券を2枚付けるようです。

1st「透明な色」において、同額の通常盤に1枚しか握手券が付かず、完売部数の伸びが重たくなってしまったことへの「反省」なんでしょうか(笑)。

確か、この時は、「スペシャル個別握手会」と銘打って、メンバーが歌衣装で握手するシステムだったと思いますが、まあ、「握手の沙汰も金次第」ということで(笑)、通常シングルの2倍以上も値が張れば、申し込み数が減るのは当然でしょう。


今回は、握手会券1枚の価格はシングルとほぼ同じに据え置かれ、14枚目個別握手会もほとんど売り切っているので、1stアルバムほど厳しいセールスにはならないと思います。

ただ、完売1部あたりの握手券枚数は、そんなに増やせないので、同じ完売状況であっても、アルバムCDの売り上げ枚数は、シングルCDの半分になる可能性が高い。

もちろん、アルバム握手券1枚への割り当て時間を、通常シングルよりガッツリ圧縮すれば、話しは違ってきますが(笑)。

また、受付次数が進むと、15枚目の夏シングルが、すぐ後に控えているという雰囲気が濃厚になってくるので、MV集の発売に続く、こういった「狭間戦略」が、どこまで功を奏するのか、未知数の部分があります。


とくに気になるのは、あまりに、じゃばじゃば握手会券を発行し過ぎると、供給過多の状態に陥って、1枚あたりの価格を下げないと、ファンが買わなくなってしまい、グループの人気低落につながる危険がある。

マネーゲームの失敗が、実体経済に悪影響を及ぼすのは、見慣れた光景ですから(笑)。

AKB48の「総選挙」投票券付きCDが、よく売れるのは、投票券をオークションに出せば、事実上、個別握手会券を格安で入手出来ることが、理由の一つです。

SKE48やHKT48のCDセールスが不調なのも、「チキンLINE」や「74億分の1の君へ」を買うより、AKB48の「翼はいらない」を買って、メンバーと握手した方が、断然にお得という心理が働いている面を否めない。


しかし、「総選挙」は毎年開催されるのに、その直前にリリースされた、「支店」のシングルCDは、昨年、一昨年より、今年の方が、売り上げを落とす傾向が見えていて、コアファンの数そのものが減っている可能性があります。

(表1) SKE48、HKT48、NMB48の「総選挙」前にリリースされたシングルCDのオリコン初動推移

凡例
[シングル番号] オリコン初動 CD発売日「タイトル」

# SKE48の17枚目初動は、ミュージックカードの効果が入った数字。続く「(補正)」は、サウンドスキャンによる店頭セールスのデータを使って、その効果を除くように補正した値。

SKE48
[14] 39.8万枚 2014/03/19発売「未来とは?」
[17] 64.0万枚 (補正36.5万枚) 2015/03/31発売「コケティッシュ渋滞中」
[19] 25.7万枚 2015/03/30発売「チキンLINE」

HKT48
[03] 27.7万枚 2014/03/12発売「桜、みんなで食べた」
[05] 27.8万枚 2015/04/22発売「12秒」
[07] 23.9万枚 2016/04/13発売「74億分の1の君へ」

NMB48
[09] 40.7万枚 2014/03/26発売「高嶺の林檎」
[11] 44.7万枚 2015/03/31発売「Don't look back!」
[14] ???? 万枚 2016/04/27発売「甘噛み姫」


こういったCDの売り上げ枚数は、握手会などの特典イベントに来てくれる、コアファンの人数とお金を投入する意欲を表すもので、それが減少傾向にあるのだとすれば、見逃せない問題です。

ただ、近年、AKB48本体を含め、48グループの人気低落が取沙汰されるのは、単に、CDセールスが、以前ほど奮わなくなってきたことだけが理由ではない。

次の表は、AKB48が、最盛期とされる頃にリリースしたシングルの表題曲について、YouTubeに公開されたMVの再生回数を調べ、2014年以降の曲と比べたものです。

(表2) AKB48のシングル表題曲のYouTube公開MVの平均再生回数

凡例
[シングル番号] 1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日} 曲名

# 再生回数はすべて万回単位で、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入、「累計」は1桁目を四捨五入
#「1日当たりの平均再生回数」は、表記された期間内での平均を取ったもの
# MVはすべてフルバージョンで、期限を切らずに公開されたもの
# 公開期間には公開日が含まれていない

2010年から11年にCDリリースされた表題曲MV

[15] 0.5万回/日 {996万回 for 2049日; 2010/09/08~2016/04/18} 桜の栞
[16] 3.0万回/日 {6082万回 for 2050日; 2010/09/07~2016/04/18} ポニーテールとシュシュ
[17] 6.1万回/日 {12491万回 for 2049日; 2010/09/08~2016/04/18} ヘビーローテーション
[18] 1.5万回/日 {2918万回 for 1953日; 2010/12/13~2016/04/18} Beginner
[19] 0.4万回/日 {827万回 for 1889日; 2011/02/15~2016/04/18} チャンスの順番
[20] 0.4万回/日 {834万回 for 1921日; 2011/01/14~2016/04/18} 桜の木になろう
[21] 3.1万回/日 {5363万回 for 1739日; 2011/07/15~2016/04/18} Everyday、カチューシャ
[22] 2.8万回/日 {4520万回 for 1636日; 2011/10/26~2016/04/18} フライングゲット
[23] 0.8万回/日 {1222万回 for 1597日; 2011/12/4~2016/04/18} 風は吹いている
[24] 0.7万回/日 {1069万回 for 1526日; 2012/02/13~2016/04/18} 上からマリコ

2014年以降にCDリリースされた表題曲MV

[34] 0.3万回/日 {255万回 for 783日; 2014/02/25~2016/04/18} 鈴懸の木の道で(以下略)
[35] 0.4万回/日 {293万回 for 699日; 2014/05/20~2016/04/18} 前しか向かねえ
[36] 1.3万回/日 {798万回 for 601日; 2014/08/26~2016/04/18} ラブラドール・レトリバー
[37] 1.2万回/日 {580万回 for 504日; 2014/12/01~2016/04/18} 心のプラカード
[38] 1.2万回/日 {498万回 for 412日; 2015/03/03~2016/04/18} 希望的リフレイン
[39] 0.6万回/日 {189万回 for 334日; 2015/05/20~2016/04/18} Green Flash
[40] 0.8万回/日 {187万回 for 237日; 2015/08/25~2016/04/18} 僕たちは戦わない
[41] 1.0万回/日 {134万回 for 132日; 2015/12/08~2016/04/18} ハロウィン・ナイト
[42] 1.5万回/日 {61万回 for 041日; 2016/03/08~2016/04/18} 唇にBe My Baby


2010年から11年の曲は、4年以上経過しているにもかかわらず、平均再生回数が2.0万回/日を越えるものが幾つも存在しています。

再生数の高い順に挙げていくと、「ヘビーローテーション」6.1万回/日、「Everyday、カチューシャ」3.1万回/日、「ポニーテールとシュシュ」3.0万回/日、「フライングゲット」2.8万回/日と、多くの人が知っている曲が、ずらりと並びます。

MVの再生回数から見ても、この時期、AKB48がヒット曲を連発していたのは明らかで、当時、グループの音楽的存在感は圧倒的だったでしょう。


しかし、2014年以降に目を移すと、公開期間がより短いのだから、平均再生回数は高くなる筈なのに、1.5万回/日を越える曲がありません。

Billboard JAPAN は、2013年から、現在の5項目による総合チャート「Hot100」を発表しており、もっとも古いAKB48の表題曲は34枚目の「鈴懸の木の道で(以下略)」ですが、そこから最新の43枚目「君はメロディー」まで、発売週に、「動画再生回数」が100位以内に入ったのは、41枚目「ハロウィン・ナイト」の14位のみでした。

もし、2010年と11年に、同じようなランキング調査を行っていたら、「動画再生回数」の上位に、AKB48の曲が頻繁に登場しただろうことは、想像に難くない。


同じミリオンであっても、2011年のAKB48は、それを個別握手会3日で達成していましたが、現在では、「総選挙」や特別イベントがなければ、6日を要するまでになっていて、コアファンの勢いを反映するCDセールスは、明らかに低落傾向にある。

しかし、より深刻なのは、YouTube公開MVの平均再生回数に表れているように、無料の楽曲コンテンツが、以前ほど視聴されず、音楽的な魅力によって人々を惹き付ける力が弱くなっていることです。

実際、テレビ局主催の大型音楽祭では、AKB48が登場すると、「ヘビーローテーション」や「恋するフォーチュンクッキー」など、昔の曲をメドレーで披露することが多く、最新曲はあまり歌わなくなっています。

特典イベントによってCDセールスを支えるコアファンだけでなく、音楽的な部分を楽しみにしているライトファンも減っている可能性があり、そういったダブル低下が、「支店」グループにまで及んでいる節がある。


一方、乃木坂46は、14枚目「ハルジオンが咲く頃」のオリコン初動が75.0万枚と、前作から12.3万枚ものアップで、CDセールスは絶好調です。

全国握手会の盛況ぶりからも、コアファンが急速に増えつつある可能性が高く、あるいは、AKB48Gから、乃木坂と欅坂へ大規模なファン移動があったのかもしれません。

しかし、威勢の良い売り上げ枚数の増加に隠れがちですが、乃木坂の音楽的存在感が上昇している様子はなく、ダウンロード数を示す、iTunes Store トップソングなどの順位推移は、むしろ、前作より落ちこんでいます。


表題曲MVの再生回数から、乃木坂が、デビュー以来、本格的な「ヒット」を飛ばせていないことが分かります。

(表3) 乃木坂46がCDリリースした表題曲のYouTube公開MVの平均再生回数

凡例
[シングル番号] 1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日} 曲名

# 再生回数はすべて万回単位で、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入、「累計」は1桁目を四捨五入
#「1日当たりの平均再生回数」は、表記された期間内での平均を取ったもの
# MVはすべてフルバージョンで、14枚目以外は、期限を切らずに公開されたもの
# 13枚目は調べていない
# 公開期間には公開日が含まれていない

[01] 0.2万回/日 {306万回 for 1324日; 2012/01/31~2015/09/16} ぐるぐるカーテン
[02] 0.2万回/日 {308万回 for 1249日; 2012/04/15~2015/09/16} おいでシャンプー
[03] 0.2万回/日 {247万回 for 1134日; 2012/08/08~2015/09/16} 走れ!Bicycle
[04] 1.1万回/日 {1149万回 for 1025日; 2012/11/25~2015/09/16} 制服のマネキン
[05] 0.6万回/日 {545万回 for 0913日; 2013/03/17~2015/09/16} 君の名は希望
[06] 0.7万回/日 {561万回 for 0831日; 2013/06/07~2015/09/16} ガールズルール
[07] 0.5万回/日 {330万回 for 0686日; 2013/10/30~2015/09/16} バレッタ
[08] 0.7万回/日 {412万回 for 0559日; 2014/03/06~2015/09/16} 気づいたら片想い
[09] 0.9万回/日 {406万回 for 0464日; 2014/06/09~2015/09/16} 夏のFree&Easy
[10] 1.5万回/日 {566万回 for 0370日; 2014/09/11~2015/09/16} 何度目の青空か?
[11] 2.0万回/日 {403万回 for 0203日; 2015/02/25~2015/09/16} 命は美しい
[12] 2.0万回/日 {169万回 for 0083日; 2015/06/25~2015/09/16} 太陽ノック
[13] 今、話したい誰かがいる
[14] 6.7万回/日 {147万回 for 0022日; 2016/03/01~2016/04/18} ハルジオンが咲く頃


さすがに、累計1千万回を越えた「制服のマネキン」は、4年近く経っているのに、平均再生回数が1.1万回/日で、人気を見せいます。

また、近年では、370日経過で1.5万回/日の「何度目の青空か?」と、203日経過で2.0万回/日の「命は美しい」が、ブレイクまで、あと一歩だったかなという、印象を受けます。

しかし、累計再生回数が1億回を突破し、平均再生回数でも、6万回/日を越えている2010年8月18日発売の「ヘビーローテーション」は、オリコン初動が53万枚、累計が88万枚あたり。

CDセールスを比べると、乃木坂の楽曲は、2010年のAKB48に匹敵するレベルに近づいていて、同じようなヒットを生み出す段階に来ている筈ですが、その気配はほとんどありません。


ちなみに、「ハルジオンが咲く頃」MVが6.7万回/日と、好調な数字になっているのは、CD発売前の3週間と期限を切って、限定公開した影響が大きく、他のMVと条件が異なるので、ダイレクトには比較出来ません。

あるいは、CD発売後も公開を続けると、再生速度の数字が落ちていき、見栄えが宜しくないので、13枚目以降、フルバージョンMVの無期限公開を止めたのかもしれません。

確かに、びっくりするほど再生回数が伸びている欅坂の「サイレントマジョリティー」MVは、予定を変更して、公開が延長されていて、再生数そのものが楽曲の宣伝になるという、運営の自信が窺えます。


握手会の完売部数は、毎シングル、元気よく伸びて行くのだけど、iTunes ランキングやYouTubeの再生回数が、大きな話題になるような曲は、なかなか現れない。

そんな中、今名前を挙げた欅坂が、乃木坂に代わって、デビューからいきなり、「ヒット」を飛ばしつつあります。

「サイレントマジョリティー」は、iTunes Store トップソングで、連続12日間、ベスト5にランクインして、乃木坂歴代楽曲の成績を、大幅に上回っています。

さらに、YouTube公開MVも、ここに来て、1日あたりの平均再生回数が、さらに上がっており、BABYMETAL「KARATE」との差を徐々に詰めつつある。

(表4) 欅坂「サイレントマジョリティー」とBABYMETAL「KARATE」のYouTube公開MVの平均再生回数

凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日}
CD発売日
# 再生回数はすべて万回単位で、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入、「累計」は1桁目を四捨五入
#「1日当たりの平均再生回数」は、表記された期間内での平均を取ったもの。
# 公開日を起点にする場合、この表では、公開期間に公開日を含めている

「KARATE」MV(full ver.) BABYMETAL
20.1万回/日 {665万回 for 33日; 03/17~04/18}
19.9万回/日 {079万回 for 04日; 04/14_12:00~04/18_12:00}
CD発売 04/01; アルバム「METAL RESISTANCE」

「サイレントマジョリティー」MV(full ver.) 欅坂46
16.8万回/日 {589万回 for 35日; 03/15~04/18}
26.8万回/日 {107万回 for 04日; 04/14_12:00~04/18_12:00}
CD発売 04/06; 01枚目同名シングル


今週、4月22日(金)の『MUSIC STATION』に、欅坂とBABYMETALが、両グループとも出演しますが、動画再生回数で火花散るバトルを繰り広げている最中に、生放送のステージで、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、非常に注目されます。


今の乃木坂は、CDセールスで言えば、2010年のAKB48に匹敵する人気を獲得していると思います。

そして、コアファンが支えているとはいえ、これほど売れている以上、一般知名度は高く、当然、楽曲に注目する人も少なくない。

従って、第二の「ポニーテールとシュシュ」や「ヘビーローテーション」を放つ素地は十分にある。


しかし、あまりにも、握手会セールスにこだわり、選抜固定化や「口パク」パフォーマンスが繰り返されたことで、ヒットを飛ばす、折角のチャンスを逃し続けている気がします。

そして、乃木坂の音楽に期待してきたライト層が、「制服のマネキン」とテイストの似た「サイレントマジョリティー」に感銘を受け、欅坂46になだれ込んだ結果、各種の楽曲指標を押し上げているんじゃないでしょうか。

つまり、ライトファンの乃木坂に対する失望が、欅坂への期待を膨張させ、「サイレントマジョリティー」を支える原動力になっている。

確かに、考えてみると、私も、「ハルジオンが咲く頃」は、初回限定盤を買ったものの、MVを観る回数が多いのは、明らかに「サイレントマジョリティー」の方です(笑)。


本格的なヒット曲を出し得る、そんな時期に来ていたのに、音楽面での展開を軽視したため、乃木坂は千載一遇のチャンスを逃し、それをデビューしたての欅坂に譲ってしまったのかもしれません。

そして、「サイレントマジョリティー」の音楽的評価が、さらに高まると、乃木坂は、欅坂に、ライトファンだけでなく、音楽番組でのステージを奪われてしまう危険がある。

先日放送された NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』では、3曲披露する時間があったのに、乃木坂が貰ったステージは、「ハルジオンが咲く頃」だけで、残りの二つは、欅坂による「サイレントマジョリティー」と「渋谷川」でした。

もし、14枚目の音楽指標が好調で、ファンからの要望が強ければ、表題曲以外に、少なくとも1つはカップリング曲を披露したと思いますが、そうはならなかった。

タイトルに乃木坂の名前が入った番組ですら、欅坂のステージが優先されるのであれば、大型音楽祭での扱いは、さらに心配になってきます。

乃木坂が、欅坂とのステージ争奪戦で負けないためには、CDセールスではなく、楽曲指標をアップさせるような、音楽的展開が不可欠ですが、2ndアルバムも、個別握手会の応募は始まったものの、未だにタイトルすら分からず、発売日直前まで『じょしらく』が入っていて、しっかりしたプロモーションを企画しているのか不安になってきます。


AKB48がブレイクしたのは、特典イベントに参加するコアファンだけでなく、グループの音楽に惹かれるようなライトファンを集め、両者がバランス良く増えたためだと思います。

しかし、その後、AKB48は、「総選挙」「じゃんけん大会」「組閣」「握手会」「写メ会」など、特典イベントでCDセールスを維持することにこだわり過ぎて、徐々に、ライトファンを失い、その結果、コアファンまでも顕著に減少し始めている。

ヒット曲を持たない乃木坂は、何かを切っ掛けに、ライトファンの喪失が、AKB48より急速に、一気呵成に起こって不思議ではなく、「サイレントマジョリティー」の楽曲指標上昇は、まさに、今、それが現実のものになりつつあることを示している気がします。

ライトファンが逃げ出してしまうと、やがて、コアファンも減少に転じるのは、当然のことです。

何と言っても、乃木坂は、音楽アイドルなのだから、曲の人気が落ち続ければ、グループそのものの人気も維持するのは難しいでしょう。


ただ、乃木坂のライトファンが、欅坂に流れ込んでいるのだとしても、欅坂への音楽的支持が長続きするとは限りません。

よく分からないものへの期待感が、乃木坂への失望感で膨らむだけ膨らんでいる可能性がある。

もし、Mステを始めとする、さまざまステージにおいて、期待に応えるようなパフォーマンスが出来ず、時間が経過しても、歌唱やダンスのスキルアップを感じられなければ、期待は一気にしぼんで、欅坂の音楽的人気は、失速を始める危険がある。


「ハルジオンが咲く頃」より、「サイレントマジョリティー」のMVを観ることの方が多いと書きましたが、最近、もっともよく観ているのは、別のMVです。

先週のMステにも出演した[Alexandros]の「ワタリドリ」ですね。

「命は美しい」と同日発売だったこの曲は、オリコン初動が1.6万枚の5位でした。

しかし、広い音域を持つボーカルの歌声は、別次元の迫力で、MVも、少女ふたりの友情が、未来へ向けて羽ばたくことへの不安と、繊細に交錯する、秀逸な出来になっている。

ほぼ、毎日観てます、このMV。


Mステでは、4月20日(水)発売の新曲「NEW WALL」を披露しましたが、歌唱力、演奏力、気合い(笑)など、テレビ画面に引きずり込まれるような、パワフルな魅力に溢れたステージで、海外でも高い評価を得ていることは、大いに頷けます。

ちなみにMVの累計再生回数は、1千万回を越えています。

ここまで音楽世界を堪能出来る作品であれば、もはや数字なんて、どうでも良い気分になりますが(笑)。

[Alexandros]の「ワタリドリ」MV


欅坂46「サイレントマジョリティー」の人気は、アイドルが持つ音楽的可能性を、どこかで、まだ信じている人々が、最後の望みとして、期待を掛けた結果かもしれない。

であれば、その期待がしぼむとき、1999年のモーニング娘。「LOVEマシーン」から始まり、2010年11年のAKB48楽曲群でピークに達したアイドルソングの1時代が、乃木坂欅坂で終焉を迎えることになってもおかしくない。

その向こうにあるのは、BABYMETALのような、他の音楽ジャンルと結びついた「超」アイドルソングか、あるいは、[Alexandros]のような、本格的なバンドソングなんでしょうか。

いずれにせよ、音楽を買わない、聴かない人が増えている中、どうやって日本の音楽文化を維持していくのか、「アイドル」という手法の限界が見え始めている気がします。

乃木坂でMVの累計再生回数が唯一1千万回を超えた「制服のマネキン」と、各種の音楽指標で目覚しい成績を挙げつつある「サイレントマジョリティー」が、従来の「アイドル」ソングとは全然違ったテイストを持った曲であること自体が、次の時代を暗示しているようにも思えます。


最後に、「支店」最新曲のMV再生回数動向を載せておきます。

(表5) SKE48、HKT48、NMB48 の最新曲のYouTube公開MVの平均再生回数

凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日}
CD発売日

# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい。

「チキンLINE」MV(special edit ver.) SKE48
0.7万回/日 {29万回 for 44日; 03/06~04/18}
CD発売 03/30; 19枚目同名シングル

「74億分の1の君へ」MV(short ver.) HKT48
2.0万回/日 {30万回 for 15日; 04/04~04/18}
CD発売 04/13; 07枚目同名シングル

「甘噛み姫」MV(full ver.) NMB48
4.5万回/日 {76万回 for 17日; 04/02~04/18}
CD発売 04/27; 14枚目同名シングル



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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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欅坂「サイレントマジョリティー」Billboard総合1位は、Perfume「FLASH」との熾烈な競争の末か [14Apr16]

2016-04-14 20:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(不定期ながら高頻度)
フジテレビのCSチャンネル、ONE、TWO、NEXTで放送される『ラーメンWalkerTV2』は、乃木坂メンバーが1人ゲスト出演する回を、かなりの頻度でオンエアしています。どのメンバーがいつ登場するかは、番組公式サイトに掲載。直近の予定は、以下の通り。

04/15(金) 15 : 06 ~ 15 : 30 [TWO] #118 曙橋「鯛塩そば 灯花」川村真洋
04/15(金) 29 : 40 ~ 30 : 00 [TWO] #118 曙橋「鯛塩そば 灯花」川村真洋
04/16(土) 09 : 00 ~ 09 : 20 [ONE] #118 曙橋「鯛塩そば 灯花」川村真洋
04/16(土) 29 : 40 ~ 30 : 00 [NEXT] #129 永福町「Bonito Soup Noodle RAIK」伊藤かりん
04/18(月) 29 : 40 ~ 30:00 [TWO] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04/19(火) 11 : 50 ~ 12 : 10 [ONE] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅
04/19(火) 15 : 06 ~ 15 : 30 [TWO] #119 曙橋「麺庵 ちとせ」永島聖羅

04月15日(金) 19 : 30 ~ 20 : 43 [地デ] NHK総合『金曜eye「若輩者ではございますが...~"アラウンド20歳"のリアル~」』で、橋本奈々未がオードリーと共に司会を担当。

04月16日(土)14枚目第1回全国握手会 in 千葉・幕張メッセ
04月16日(土) 11 : 45 ~ 11 : 50 [地デ] 岩手めんこいテレビ『8見!』に、斉藤優里、中田花奈、中元日芽香が出演。
04月16日(土) 22 : 20 ~ 22 : 50 [地デ] NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』。レギュラー番組としての初回放送に、乃木坂から、生田絵梨花、生駒里奈、高山一実の3人が出演。
04月16日(土) 23 : 15 ~ [BS] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。桜井玲香の「お説教部屋」に深川麻衣登場、永島聖羅の「卒業コンサート」密着。スタジオライブは「ハルジオンが咲く頃」 と欅坂46の「サイレントマジョリティー」「渋谷川」をすべてフルバージョン披露。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



4月18日付のBillboard JAPAN 総合ランキング「Hot100」が発表され、4月6日(水)にリリースされた欅坂46のデビューシングル表題曲「サイレントマジョリティー」が1位を獲得しました。

今日は、「サイレントマジョリティー」がどのように評価され、首位となったのか、あれこれ分析したいと思います。


以下の表に「サイレントマジョリティー」のランキング推移を、「ハルジオンが咲く頃」などと併せて載せましたが、文句の付けようのない成績です(笑)。

発売週を見ると、オリコン調べで初動26.2万枚を売り上げた好調なCDセールスによって、「ストリーミング数」(A)と「ルックアップ」(C)で確実に1位を取っている。

さらに、新グループの登場に関心を寄せる、多数の乃木坂ファン、AKB48Gファンを背景に、「ツイート数」(D)を伸ばし、2位にランクイン。

「ストリーミング」「ルックアップ」「ツイート」での好成績は、AKB48と乃木坂46が「Hot100」で1位を獲得する原動力で、同系既存グループのパターンを上手く踏襲しています。

(表1) Billboard JAPAN Hot100 における欅坂46「サイレントマジョリティー」のランキング推移

凡例
「曲名」アーティスト (CD発売日)
発表の日付(実際の集計時期) (Hot100の総合順位) 項目別順位 (OC) オリコン週間ランキング; 売り上げ枚数

# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色の日付はCD発売週を表す

「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/04/06発売)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)40位 [A]00位 [B]89位 [C]00位 [D]13位 [E]04位 (2回)
04月11日付(03/28~04/03) (総合)31位 [A]00位 [B]28位 [C]00位 [D]05位 [E]08位 (3回)
04月18日付(04/04~04/10) (総合)01位 [A]01位 [B]07位 [C]01位 [D]02位 [E]03位 (4回)
(OC) 01位; 26.2万枚

# YouTubeでのMV公開は、フルバージョンが3月15日から

「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]00位 (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]00位 [B]39位 [C]00位 [D]11位 [E]47位 (4回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)01位 [A]01位 [B]16位 [C]01位 [D]04位 [E]00位 (5回)
(OC) 01位; 75.0万枚

04月11日付(03/28~04/03) (総合)04位 [A]02位 [B]18位 [C]01位 [D]09位 [E]00位 (6回)
(OC) 02位; 02.2万枚
04月18日付(04/04~04/10) (総合)04位 [A]08位 [B]27位 [C]02位 [D]12位 [E]00位 (7回)
(OC) 07位; 01.4万枚
# YouTubeでのMV公開は、フルバージョンが3月1日から、3月23日からはショートバージョンに切り替え

「今、話したい誰かがいる」乃木坂46 (2015/10/28発売)
11月09日付(10/26~11/01) (総合)01位 [A]01位 [B]10位 [C]01位 [D]04位 [E]97位 (5回)
(OC) 01位; 62.7万枚


「君はメロディー」AKB48 (2016/03/09発売)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)01位 [A]01位 [B]14位 [C]01位 [D]03位 [E]00位 (4回)
(OC) 01位; 123.8万枚



しかし、「サイレントマジョリティー」が、これまでと異なるのは、「動画再生回数」(E)が、なんと3位に入っていることです。

AKB48や乃木坂46が、CDの発売週に「動画再生回数」で100位以内にランクインするのは、少なくとも最近、かなり珍しいことで、「君はメロディー」と「ハルジオンが咲く頃」は圏外、「今、話したい誰かがいる」は97位と、苦戦が続いています。

「ハルジオンが咲く頃」の「動画再生回数」が典型例ですが、MVの公開は、CD発売の1ヶ月前くらいから始めるので、フルバージョンがYouTubeにアップされた直後は、03月14日付のように、項目Eは27位という高い順位を見せるけど、その後、03月21日付は32位、03月28日付は47位と続落し、発売週である04月04日付は、ショートバージョンへの切り替えも影響して、圏外となっています。


ところが、「サイレントマジョリティー」は、発売週に、3位という、桁外れに高い位置に入っている。

MVの公開日を含む、03月28日付で項目Eは12位を記録したあと、翌週の04月04日付で4位に上昇、04月11日付で8位に下がったものの、発売週である04月18日付で、最高となる3位を叩き出しています。

公開後、長い期間に渡って、MVが高い人気を維持しているのは明らかで、既存ファンが一度見て終わるのではなく、新規の視聴者を絶えず生み出しながら、何度も繰り返し鑑賞する人が常に多数存在していることが推測されます。


「動画再生回数」3位の意味を探るため、項目[E]の上位に、どんな曲が入っているのか、YouTubeでの再生回数と一緒に、調べてみました。

(表2) 04月18日付(04/04~04/10)付 Billboard JAPAN Hot100 における「動画再生回数」トップ10

凡例
[順位] YouTubeでの累計再生回数 (MV公開日, CD発売日)「曲名」アーティスト

#「曲名」をクリックすると、YouTube公開のMV を観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい。

[01] 00197万回 (2014/12/02公開, 2011/09/17リリース)「千本桜」WhiteFlame feat. 初音ミク
[02] 00806万回 (2016/03/08公開, 2016/03/30発売)「Feel So Alive」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
[03] 00481万回 (2016/03/15公開, 2016/04/06発売)「サイレントマジョリティー」欅坂46
[04] 21822万回 (2012/03/06公開, 2012/03/28発売)「FANTASTIC BABY」BIGBANG
[05] 08776万回 (2014/05/15公開, 2014/06/25発売)「R.Y.U.S.E.I.」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
[06] 13002万回 (2015/06/01公開, 2016/02/03発売)「BANG BANG BANG」BIGBANG
[07] 01171万回 (2013/05/29公開, 2010/06/09発売)「Wherever you are」 ONE OK ROCK
[08] 00584万回 (2016/03/17公開, 2016/04/01発売)「KARATE」BABYMETAL
[09] 00096万回 (2015/10/05公開, 2015/11/11発売)「はなまるぴっぴはよいこだけ」A応P
[10] 00196万回 (2016/03/24公開, 2016/04/06発売)「FLASH」(short ver.) Perfume

#「千本桜」の「CD発売日」は、ネットリリースした日付
#「Wherever you are」は Live映像
#「はなまるぴっぴはよいこだけ」はアニメではなく、A応P出演の公式MV
# 「FLASH」はショートバージョン。4月6日から公開されているフルバージョンはこちら。


上表に記した再生回数は、累計であって、項目[E]のランキングでは、04月04日から10日までの1週間における再生がカウント対象になっているのだと思います。

ただ、それでも、三代目 J Soul Brothers、ONE OK ROCK、BABYMETALなど、500万回を優に越えるMVが目白押しで、「R.Y.U.S.E.I.」は、9千万回に迫る数字になっている。

さらに、BIGBANG に至っては、「BANG BANG BANG」が1億3千万回、「FANTASTIC BABY」は2億2千万回と、目眩がするような数字です(笑)。

ちなみに、このグループは、韓国のK-POPで、世界的な人気を博しているようです。


WhiteFlame feat. 初音ミクの「千本桜」や、A応Pの「はなまるぴっぴはよいこだけ」は、累計再生回数が少ないですが、YouTube以外のサイトに動画をアップしている可能性があり、また、対象となっているMVが、これ1種類とは限らないので、週間再生回数が大きな数字になっているのだと思います。

まあ、Billboard JAPAN が、アニメの主題歌などに関して、どういうMVまでをカウントしているのか分からないので、憶測に過ぎませんが、確かに、「千本桜」にせよ、「おそ松さん」にせよ、人気のある曲のMVがトップ10に入っていて、なるほどと納得するものがあります。

そんな中、「サイレントマジョリティー」は、「千本桜」と「Feel So Alive」に次いで3位にランクインしているわけで、純粋なアイドルソングが、ここまで順位を上げたのは、もう、快挙と言っていいんじゃないでしょうか(笑)。


(表2)において、個人的に、とくに注目したのは、「サイレントマジョリティー」の順位が「KARATE」のそれを上回っていることです。

YouTubeの再生回数を追跡して気づいたのですが、ここ数日で、「サイレントマジョリティー」MVの再生数上昇が、さらに勢いを増している印象がある。

そこで、この2曲について、1日当たり平均再生回数を比べてみました。

(表3) 欅坂「サイレントマジョリティー」とBABYMETAL「KARATE」のYouTube公開MVの平均再生回数

凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日}
CD発売日
# 再生回数はすべて万回単位で、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入、「累計」は1桁目を四捨五入
#「累計再生回数」の計測は、その日の午後行っている
#「1日当たりの平均再生回数」は、表記された期間内での平均を取ったもの。時間単位まで考慮せず、日数で割った、ざっくりした値
# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい。

「KARATE」MV(full ver.) BABYMETAL
20.2万回/日 {585万回 for 29日; 03/17~04/14}
15.2万回/日 {076万回 for 05日; 04/10~04/14}
CD発売 04/01; アルバム「METAL RESISTANCE」

「サイレントマジョリティー」MV(full ver.) 欅坂46
15.5万回/日 {481万回 for 31日; 03/15~04/14}
19.0万回/日 {095万回 for 05日; 04/10~04/14}
CD発売 04/06; 01枚目同名シングル


累計再生回数は、「KARATE」の585万回に対して、「サイレントマジョリティー」は481万回で、まだ100万回ほどの開きがあります。

また、公開全期間に渡る1日の平均再生回数も、それぞれ20.2万回/日と15.5万回/日で、前者が後者を上回っている。

しかし、ここ5日間で平均再生回数を比べると、「KARATE」が15.2万回/日、「サイレントマジョリティー」は19.0万回/日で、なんと、欅坂がBABYMETALより速いスピードで、再生回数が伸びている。

MV公開から時間が経っているのに、再生数の積み上げ速度が上がっていて、全期間の平均より、最近の方が大きいという、アイドルソングとしては、信じられない展開になっています。

こういった、後になるほど勢いを増してくMVの人気が、項目[E]を3位に押し上げているのだと思います。


一方、ダウンロード数も、iTunes Store トップソングで、未だに5位以内に留まり、シングルCDを26.2万枚も売った曲とは思えない(笑)、力強いランキング推移を見せています。

(表4)「サイレントマジョリティー」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数

「サイレントマジョリティー」配信開始後8日経過時点
[05位以内] 08日 {最高1位}
04/06水 : 1位
04/07木 : 1位
04/08金 : 1位
04/09土 : 3位
04/10日 : 3位
04/11月 : 4位
04/12火 : 2位
04/13水 : 3位

「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[05位以内] 02日 {最高4位}
[10位以内] 09日
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日

「ハルジオンが咲く頃」配信開始後22日経過時点
[05位以内] 01日 {最高3位}
[10位以内] 02日
[20位以内] 05日
[30位以内] 09日

# その日の順位は、24:00前後1時間に一度計測して決定
#「最高」順位は、上記の定時計測ではなく、一瞬でもランクインを確認出来たもの


Perfume、三代目 J Soul Brothers、ONE OK ROCK などのケースを見ると、ネット配信とMV再生の勢いは、連動している節があり、「サイレントマジョリティー」MVが、ここにきて再生速度を上昇させていることから、トップソング上位への長期ランクインが、次第に現実味を帯びてきました。

こうなると、乃木坂の悲願であるカラオケランキングでの、上位入りも夢ではなくなってきます。

CDセールス、ネット配信、MV再生、カラオケと、高い順位に入ったことがあるのは、アイドルソングでは、AKB48の一部楽曲だけで、それさえも、徐々に、昔の話になりつつある。

「サイレントマジョリティー」が、しばらくの期間、今の勢いを保ち、カラオケでも盛んに歌われ始めるなんてことが起こると、欅坂46は、斜陽傾向にあるアイドル界に、もう一度、熱い風を吹き込む新人になり得るかもしれません。


ただ、Perfume や BABYMETAL が、独自の音楽スタイルを確立して、安定した、高い人気を博しているように、欅坂も、「サイレントマジョリティー」を足がかりとして、自分たちのオリジナルな音楽を打ち立てられるかどうかが、今後の成否を分けるポイントだと思います。

もし、それが実現出来れば、Perfume や BABYMETAL を、もはや「アイドル」とは呼ばない雰囲気が漂っているように、欅坂46は、「アイドル」ではあるけど、「欅坂」というジャンルに属する音楽グループと見なされていくでしょう。

結局、出発点はアイドルであっても、本格的なヒットを飛ばし、ブレイクするためには、その範疇を越える何かが必要で、そこまで到達すれば、その音楽スタイルを「アイドル」と呼ぶかどうかは、あまり問題にならないと思います。


さて、Perfume の話が出ましたが、実は、「サイレントマジョリティー」が1位となった4月18日付の「Hot100」で、2位は、「FLASH」でした。


(表5) 04月18日付(04/04~04/10)付 Billboard JAPAN Hot100 の1位と2位

Hot100順位「曲名」アーティスト
(BL) Billboard JAPAN による項目別ランキング
(iTu) iTunes Store トプソングにおける、4月14日(木)18:00現在の順位 (配信開始日)
(OC) オリコン週間ランキング {売り上げ枚数} 曲が収録されたシングル又はアルバムのタイトル

# (BL) 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は100位圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# (iTu)での「00位は」トップソング200位圏外か未配信の意

01位「サイレントマジョリティー」欅坂46
(BL) [A]01位 [B]07位 [C]01位 [D]02位 [E]03位 (4回)
(iTu) 03位 (配信開始 04/06)
(OC) 01位 {26.2万枚} 同名シングル (04/06発売)

02位「FLASH」Perfume
(BL) [A]05位 [B]01位 [C]00位 [D]05位 [E]10位 (6回)
(iTu) 01位 (配信開始 03/15)
(OC) 01位 {12.3万枚} 収録アルバム「COSMIC EXPLORER」 (04/06発売)
# オリコンの数字は週間アルバムランキングでの成績
# 主題歌に採用されている映画「ちはやふる」は03/19(土)より「上の句」、04/29(金)より「下の句」が全国ロードショー


iTunes Store のランキングをよく見る方は、ご存知だと思いますが、Perfume「FLASH」は、めちゃめちゃ配信が強くて、ずーっと上位に留まり続けています。

さらに、曲を収録したアルバム「COSMIC EXPLORER」は、「サイレントマジョリティー」と同日発売で、12.3万枚を売り上げ、オリコン週間ランキングの1位を獲得しています。

もちろん、アルバムランキングですよ、シングルランキングの1位は欅坂なので(笑)。


ダウンロード数とCDセールスのダブルで高い成績を収め、「ストリーミング数」(A)を5位に入れ、さらに、ラジオ放送回数では、なんと1位を取っている。

乃木坂の曲は、エアプレイの順位が今ひとつなので、いつも、一体、どんな人が首位になるんだろうと思ってましたが、なるほど、『ちはやふる』という人気漫画が原作で、広瀬すずという若手人気女優が主演する、もう半分くらいはヒットが約束されたような映画で(笑)、Perfume という人気アーティストが主題歌を担当すると、ラジオでばんばん流れるということですね。

音楽的実績を重ね、大手スポンサーがバックアップする大型のタイアップを呼び込むことが、重要なようで、それには、まず Perfume クラスの音楽的人気を得ることが必要なわけで、そりゃ、なかなか難しいでしょう。

ん~、もの凄く、納得しました(笑)。

ただ、「サイレントマジョリティー」も、ソニーがプロモーションを頑張ったのでしょうか(笑)、知名度の高くない新人ながら、項目[B]が7位で、乃木坂に比べて高いランキングを見せています。


「FLASH」は、CDセールス、ダウンロード、エアプレイ、ツイート、動画において、ことごとく高いランキングを達成し、総合1位獲得へ、万全の態勢を整えていたと思います。

面白いのは、「ルックアップ」(C)が圏外であることで、おそらく、映画の公開に合わせて、アルバム発売の3週間前からネット配信を始め、しかも、絶好調だったので、CDリリースの頃には、ほとんどのファンがPCに入れてしまった可能性がある。

アルバムには、映像コンテンツと、ライブツアーのチケット関連特典が入っているようで、それが10万枚を越えるCDセールスの原動力になったのかもしれません。

ただ、他の項目がこれほど充実していれば、「ルックアップ」が影響を与えるとは思えないので、「FLASH」が1位を占める確率は、極めて高かった筈です。


しかし、欅坂の「サイレントマジョリティー」が、乃木坂ファンですら、目を疑うたくなるほど、ダウンロードと動画で躍進し、CDセールスは、乃木坂直伝の握手会商法で、25万枚を越える売り上げとなった。

高いフィジカルに加えて、もともと脆弱だったネット配信とMV再生が跳ねたため、全項目で、新人アイドルとは思えない成績を挙げ、欅坂が1位を獲得したのだと思います。

逆に言えば、乃木坂の新人「妹グループ」から想定される範疇の楽曲セールスであれば、人気映画の主題歌が収録された、Perfume のアルバム発売週に1位を取るのは、まず無理だったでしょう。

欅坂46が、今回、Billboard JAPAN の総合ランキングで1位を獲得したことは、それ自体、すでに想定された枠を越えてしまった証拠で、ごく稀に、こういった不測の事態が起こることが(笑)、「アイドル」のそら恐ろしい点で、そのどっちに転ぶか分からないギャンブル性が、少なからぬ人を惹きつけ、アイドル産業を維持させているのかもしれません。

ただ、今の欅坂が、まだ、音楽的スキルをほとんど持たない、新人グループであるのは、厳然たる事実なので、Billboard JAPAN の総合1位を、出来過ぎたビギナーズラックだと捉えて、レッスンに打ち込んで欲しいなと(笑)。


さて、HKT48の7枚目「74億分の1の君へ」が、昨日、CDリリースされ、オリコンデイリーで、初日火曜の売り上げが、18.1万枚と判明しました。

過去のシングルを調べると、ほとんどのケースで、初日から初動への積み上げは5~6万枚あたりなので、オリコン週間ランキングは、23~24万枚というのが、現時点での見通しでしょうか。

今までの初動に比べると、少し低めかなという数字ですが、まあ、いきなりドーンと枚数が入ることもあるので(笑)、最終的な初動は分かりません。


一方、iTunes Store でのダウンロードも、CD発売日に始まったようで、昨日深夜のトップソングでは33位、現時点では、37位くらいに位置しています。

それから、Billboard JAPAN の「Hot100」には、まだ入っていませんが、「ツイート数」(D)が15位となっています。

発売直前週にランクインせず、「ツイート数」が15位というのは、「チキンLINE」と同じで、競合するアーティストの顔ぶれにも依りますが、高いCDセールスによって、総合1位を狙うことは可能じゃないでしょうか。


ただ、2015年11月25日(水)発売の前作「しぇからしか」は、オリコン初動28.1万枚だったものの、Billboard JAPAN の「Hot100」は3位で、1位は back number「クリスマスソング」、2位が浜田ぱみゅぱみゅ「なんでやねんねん」。

項目別の順位は、「ストリーミング」2位、「ラジオ」圏外、「ルックアップ」5位、「ツイート」3位、「動画」圏外でした。

CDセールスが30万枚に近い数字でも、ストリーミングで1位を取れない場合があるようで、「Hot100」の1位は、当たり前ではあるけど、簡単じゃないってことですね。


最後に、乃木坂46とAKB48G「支店」の最新曲に関して、YouTube公開MVの再生回数の状況を載せておきます。

(表6) 乃木坂46、SKE48、HKT48、NMB48 の最新曲のYouTube公開MVの平均再生回数

凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日}
CD発売日

# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい。

「ハルジオンが咲く頃」MV(full ver.) 乃木坂46
06.7万回/日 {147万回 for 22日; 03/01~03/22}
CD発売 03/23; 14枚目同名シングル
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から

「チキンLINE」MV(special edit ver.) SKE48
00.7万回/日 {028万回 for 40日; 03/06~04/14}
CD発売 03/30; 19枚目同名シングル

「74億分の1の君へ」MV(short ver.) HKT48
02.7万回/日 {021万回 for 08日; 04/04~04/14}
CD発売 04/13; 07枚目同名シングル

「甘噛み姫」MV(full ver.) NMB48
05.9万回/日 {059万回 for 10日; 04/02~04/14}
CD発売 04/27; 14枚目同名シングル


そうですね、ネット配信が始まったら、スマートフォンにダウンロードし、CDが発売されたらPCに取り込み、曲の感想をツイッターに投稿して、YouTubeでMVを毎日鑑賞しつつ、ラジオ番組に、メールでリクエストを送る。

東にCD売り上げで喧嘩するファンがいれば、ツマラナイからからやめろと言い、西にヲタ卒を考えて不安になっている人がいれば、あと1シングルだけ一緒に夢を見ようと励ます。

そういうアイドルファンこそが、これから求められる理想像なんでしょうか(笑)。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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欅坂「サイレントマジョリティー」の快進撃が止まらない、注目される平手友梨奈と乃木坂の15枚目 [11Apr16]

2016-04-11 21:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

04月11日(月) NHKの若者向け音楽新番組『「シブヤノオト」&「NAOMIの部屋」』公開収録に乃木坂が出演。観覧申し込みの詳細はこのページに掲載
04月11日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 [地デ] 日本テレビ『NOGIBINGO!6』がスタート。

04月12日(火) 24 : 55 ~ [地デ] メ~テレ『BOMBER-E』に秋元真夏、高山一実、中元日芽香が出演。

04月15日(金) 19 : 30 ~ 20 : 43 [地デ] NHK総合『金曜eye「若輩者ではございますが...~"アラウンド20歳"のリアル~」』で、橋本奈々未がオードリーと共に司会を担当。

04月16日(土)14枚目第1回全国握手会 in 千葉・幕張メッセ
04月16日(土) 11 : 45 ~ 11 : 50 [地デ] 岩手めんこいテレビ『8見!』に、斉藤優里、中田花奈、中元日芽香が出演。
04月16日(土) 22 : 20 ~ 22 : 50 [地デ] NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』。レギュラー番組としての初回放送に、乃木坂から、生田絵梨花、生駒里奈、高山一実の3人が出演。
04月16日(土) 23 : 15 ~ [BS] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。桜井玲香の「お説教部屋」に深川麻衣登場、永島聖羅の「卒業コンサート」密着。スタジオライブは「ハルジオンが咲く頃」 と欅坂46の「サイレントマジョリティー」「渋谷川」をすべてフルバージョン披露。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



欅坂46デビューシングル「サイレントマジョリティー」が、4月10日(日)付オリコンデイリーで0.8万枚の1位を獲得、初登場の火曜から6日目日曜までの単純累計が25.8万枚となりました。

オリコン週間ランキングは、この数字に、週単位でまとめて決算する店舗分が加わるようで、通常は、2千枚から3千枚といった感じなので、初動は、26万枚をちょっと越える程度でしょうか。

このブログの予想は27万枚で、まあ、近い値ではありますが、盤種別の売り上げ枚数が分からず、個別握手会分と店頭販売分を区別出来ないので、まぐれ当たりなのか、意味のある推測だったのか、何とも言えません。

それでも、大雑把な考察は出来るので、オリコン初動が発表されたら、一応、分析っぽいことは、やってみるつもりです(笑)。


ところで、女性アーティストのデビューシングル初動は、HKT48が2013年3月20日に発売した「スキ!スキ!スキップ!」の25.0万枚が最高記録で、「サイレントマジョリティー」は、それを抜くのが確実とのこと。

CDをリリースした以上、たくさん売れるに越したことはないけど、コアファンの人数や特典イベントの内容・日程によって大きく左右される、女性アイドルのオリコン初動を、異なるグループ間で比べても、あまり実りはない気がします。

しかも、もっと以前は、特典がほとんどなく、純粋に収録楽曲を聴きたい人が、CDを買っていた時代もあるので、「日本記録」と言われても、あまりピンときません。


2年前、AKB48の総選挙投票券付きシングル「さよならクロール」が、SPEED「White Love」が持っていた女性グループの最高累積売り上げ記録を抜いたとのニュースが流れましたが、とくに気にならず、サラッと流してしまいました(笑)。

200万枚に迫るCDセールスは、凄いことなんだろうけど、楽曲としては「White Love」の方が、断然、広く浸透しているわけで、「さよならクロール」の売り上げ枚数が、音楽シーンにおいて、どんな意義を持っているのか、興味を持てなかった。

欅坂46のデビュー記録も、マスコミが記事を書きやすくなるという点では、喜ばしいことですが(笑)、個人的に、それ以上の意味は感じないです。


しかし、「サイレントマジョリティー」に興味を持っていないかというと、全然逆で、近年にないほど注目しています。

というのも、握手会やサイン会といった特典の影響を受けない音楽チャートが、非常に良好で、勢いがあるからです。

とくに、ダウンロード数とMVの再生回数が、乃木坂では見たことがないほど、破竹の快進撃を続けています。

最新の数字を見てみましょう。

(表1)「サイレントマジョリティー」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数

「サイレントマジョリティー」配信開始後5日経過時点
[05位以内] 05日 {最高1位}
[10位以内] 05日
[20位以内] 05日
[30位以内] 05日

「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[05位以内] 02日 {最高4位}
[10位以内] 09日
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日

「ハルジオンが咲く頃」配信開始後19日経過時点
[05位以内] 01日 {最高3位}
[10位以内] 02日
[20位以内] 05日
[30位以内] 09日

# その日の順位は、24:00前後1時間以内に一度計測して決定
#「最高」順位は、上記の定時計測ではなく、一瞬でもランクインを確認出来たもの


乃木坂の楽曲が、iTunes Store トップソングで1位を獲得したことは、かつてなかった筈で、「サイレントマジョリティー」は、配信開始後、半日も経たないうちに、それを実現してしまいます。

また、その後のランキング推移も、1位に3日間、3位に2日間留まっており、6日目もベスト5から落ちる気配がない。

上表のように、5位以内ランクイン日数では、「今、話したい誰かがいる」の2日を越えていて、ここまで長く上位を占めた楽曲は、乃木坂にはないと思います。


ただ、勝負はこれからで、今週、一気に順位を落としてしまうと、累計ダウンロード数はそれほど伸びないでしょう。

逆に、もし、20位以内に何週間も留まるようであれば、一時の勢いだけでなく、「サイレントマジョリティー」を「ヒット」曲と呼んでいいかもしない段階に入ってきます。

そして、そうなる可能性は十分あると思います。

なぜなら、YouTubeに無料公開されているMVの再生回数が、以下のように、べらぼうな速さで増え続けているからです。

(表2) 乃木坂欅坂、BABYMETAL、AKB48GのYouTube公開MVの平均再生回数

凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; MV公開日~計測日}
CD発売日
# 再生回数はすべて万回単位で、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入、「累計」は1桁目を四捨五入
#「累計再生回数」の計測は、その日の午後行っている
#「1日当たりの平均再生回数」は、表記された期間内での平均を取ったもの。時間単位まで考慮せず、日数で割った、ざっくりした値
# 曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい。

「ハルジオンが咲く頃」MV(full ver.) 乃木坂46
06.7万回/日 {147万回 for 22日; 03/01~03/22}
CD発売 03/23; 14枚目同名シングル
# MV(Short Ver.)

「チキンLINE」MV(special edit ver.) SKE48
00.7万回/日 {028万回 for 37日; 03/06~04/11}
CD発売 03/30; 19枚目同名シングル

「KARATE」MV(full ver.) BABYMETAL
25.3万回/日 {152万回 for 06日; 03/17~03/22}
23.7万回/日 {237万回 for 10日; 03/17~03/26}
23.0万回/日 {299万回 for 13日; 03/17~03/29}
21.3万回/日 {384万回 for 18日; 03/17~04/03}
20.4万回/日 {509万回 for 25日; 03/17~04/10}
20.3万回/日 {528万回 for 26日; 03/17~04/11}
CD発売 04/01; アルバム「METAL RESISTANCE」

「サイレントマジョリティー」MV(full ver.) 欅坂46
13.3万回/日 {053万回 for 04日; 03/15~03/18}
13.9万回/日 {111万回 for 08日; 03/15~03/22}
14.1万回/日 {169万回 for 12日; 03/15~03/26}
14.0万回/日 {210万回 for 15日; 03/15~03/29}
14.0万回/日 {279万回 for 20日; 03/15~04/03}
14.0万回/日 {336万回 for 24日; 03/15~04/07}
14.3万回/日 {386万回 for 27日; 03/15~04/10}
15.1万回/日 {422万回 for 28日; 03/15~04/11}
CD発売 04/06; 01枚目同名シングル

「74億分の1の君へ」MV(short ver.) HKT48
02.7万回/日 {021万回 for 08日; 04/04~04/11}
CD発売 04/13; 07枚目同名シングル

「甘噛み姫」MV(full ver.) NMB48
05.9万回/日 {059万回 for 10日; 04/02~04/11}
CD発売 04/27; 14枚目同名シングル


BABYMETALは、アルバム「METAL RESISTANCE」を、4月1日(金)に世界同時発売していますが、収録曲「KARATE」のMVは、その半月前から、YouTubeでフルバージョン公開され、怒濤のスピードで累計再生回数を伸ばし、現在では、500万回を越えています。

ただ、公開から時間が経つにつれ、鑑賞した人が増えていくので、1日当たりの平均再生回数は、徐々に減っていくのが普通で、上表のように、「KARATE」MVも、公開後6日間の25.3万回/日が、公開後26日間では、20.3万回/日に下がっています。

ところが、「サイレントマジョリティー」MVは、平均再生回数が20万回/日に届かないものの、公開後4日間の13.3万回/日が、公開後12日間で14.1万回/日まで上がり、4月6日(水)のCD発売以降、さらにスピードを増し、公開後28日間では、なんと15.1万回/日に達しています。


ん~、公開時間が長くなるにつれ、全期間の平均再生回数が増え続けるなんて、信じられない勢いです。

欅坂46と「サイレントマジョリティー」への注目度が、MV公開後、どんどん高まり、それに伴って、再生回数の増加速度が上がり続けているようで、鳥肌が立つくらい、スピーディな人気の上昇を感じます。

こういった動画再生回数のデータを見ていると、iTunes Store トップソングにおいても、簡単には順位を下げないのではと、予測したくなります。


「サイレントマジョリティー」MVの累計再生回数は400万を突破していますが、これが如何に凄まじいかは、乃木坂の楽曲MVに関する数字と比べれば、一目瞭然です。

(表3) YouTubeに公開されていた乃木坂46MVの、2015年9月16日(木)時点における再生回数ランキングTOP10と「サイレントマジョリティー」の比較

凡例
[順位] 2015年9月16日(木)時点における万回単位の再生数 (計測時点までの公開期間 from YYMMDD表示の公開日, 曲の収録シングルによる種別) 曲名

# 再生回数の数字は万回単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 公開期間は、1ヶ月未満を切り捨て
# 「収録シングルの種別」は、最初の数字がシングル番号、次に「s」表題曲、「w」共通カップリング曲
# {05s}のように、{括弧}で囲まれたものは、そのMVが発売されたシングルのDVDに収録されていないことを示す
#「サイレントマジョリティー」は、2016年4月11日(月)現在のデータ

[01] 1149.2 (2年09ヶ月 from 121125, 04s) 制服のマネキン
[02] 0565.9 (1年00ヶ月 from 140911, 10s) 何度目の青空か?
[03] 0561.1 (2年03ヶ月 from 130607, 06s) ガールズルール
[04] 0544.9 (2年05ヶ月 from 130317, {05s}) 君の名は希望-DANCE&LIP ver.-
[欅坂] 0422.4 (28日 from 160315, 01s) サイレントマジョリティー
[05] 0412.2 (1年06ヶ月 from 140306, 08s) 気づいたら片想い
[06] 0406.4 (1年03ヶ月 from 140609, 09s) 夏のFree&Easy
[07] 0403.1 (0年06ヶ月 from 150225, 11s) 命は美しい
[08] 0367.9 (2年03ヶ月 from 130613, 06w) 世界で一番 孤独なLover
[09] 0329.6 (1年10ヶ月 from 131030, 07s) バレッタ
[10] 0307.6 (3年05ヶ月 from 120415, 02s) おいでシャンプー

(参考記事)
MV再生回数ランク、青空2位浮上、命400万回7位、羽根25位好調、会いかも下降は乃木坂第2章か [16Sep15]


乃木坂のフルバージョンMVは、昨年暮れのMV集発売に伴い、すべてショートバージョンに差し替えられ、現在は、見ることが出来ません。

ただ、このブログで、半年ごとに累計再生回数を記録してきたので、最後に計測した2015年9月16日(木)のデータを基に、その時点でのトップ10を上表に載せています。


公開後、たった28日しか経っていない「サイレントマジョリティー」MVの420万回は、1年6ヶ月公開していた「気づいたら片想い」の再生回数を越えていて、乃木坂で言えば、すでに歴代5位の数字です。

平均再生回数が15.1万回/日で、まだまだ衰えないことを考えると、今後、4位「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」、3位「ガールズルール」、2位「何度目の青空か?」を、1ヶ月程度で抜いてしまう可能性があります。

もちろん、これらの数字は、2015年9月16日(木)のもので、どのMVも、公開停止まで、さらに再生回数は伸びている筈ですが、それにしても、欅坂46のデビュー表題曲MVが、乃木坂と比べて、桁違いの人気を呼んでいることが、分かると思います。


私が、「サイレントマジョリティー」に注目しているのは、オリコン初動が25万枚を越えるからではなく、iTunes ランキングやYouTube公開MVの再生回数といった、特典に左右されない音楽チャートが、近年に類を見ないほど、強烈に跳ねつつあるからです。

デビュー曲で、ここまで怒濤のスタートダッシュを見せたグループは、少なくとも、ここ5年くらいでは、ほとんど思いつきません。

乃木坂ファンとしては、これを乃木坂がやって欲しかったという、羨望の気持ちを、ついつい抱いてしまいます(笑)。


しかし、羨ましいと眺めているだけは済まない、負の影響が、乃木坂に出始めているかもしれません。

実は、14枚目個別握手会の完売部数が、11次応募から急激に伸びが悪くなっています。

(表4) 乃木坂14枚目に関する個別握手会の応募日程と売り上げの推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率, 枚数ベースでの販売率), 推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 応募受付次数が赤色で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒として計算している。この数値を使うと、完売1部で635枚、全体の販売可能枚数は49.5万枚になる。
#「-72d」は、集計締め切り日の72日前という意味。
#「※1」は、この週から「サイレントマジョリティー」の個別握手会応募が始まったことを示す。
#「※2」は、「サイレントマジョリティー」MV公開後に行われた初めての応募。

14枚目「ハルジオンが咲く頃」
発売日:2016年03月23日(水)
オリコン初動集計締切:2016年03月27日(日)
初動算入:???万枚 (第10次分までと推測)

[01次] +011 {011/780(01.4%) 02.0万枚} (2016/01/14~01/15, -72d)
[02次] +188 {199/780(25.5%) 25.1万枚} (2016/01/21~01/22, -65d)
[03次] +176 {375/780(48.1%) 38.7万枚} (2016/01/28~01/29, -58d)
[04次] +081 {456/780(58.5%) 43.4万枚} (2016/02/04~02/05, -51d)
[05次] +088 {544/780(69.7%) 46.5万枚} (2016/02/10~02/12, -44d) ※1
[06次] +057 {601/780(77.1%) 47.9万枚} (2016/02/18~02/19, -37d)
[07次] +031 {632/780(81.0%) 48.5万枚} (2016/02/25~02/26, -30d)
[08次] +033 {665/780(85.3%) 48.9万枚} (2016/03/03~03/04, -23d)
[09次] +012 {677/780(86.8%) 49.0万枚} (2016/03/10~03/11, -16d)
[10次] +011 {688/780(88.2%) 49.1万枚} (2016/03/17~03/18, -09d) ※2
[11次] +004 {692/780(88.7%) 49.2万枚} (2016/03/24~03/25, -02d)
[12次] +004 {696/780(89.2%) 49.2万枚} (2016/03/31~04/01, +05d)

欅坂01枚目「サイレントマジョリティー」
発売日:2016年04月06日(水)
オリコン初動集計締切:2016年04月10日(日)
初動算入:???万枚 (第08次分までと推測)
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を10.0秒として計算。この数値を使うと、完売1部で540枚、全体の販売可能枚数は17.9万枚になる。

[01次] +009 {009/315(02.9%, 08.2%) 01.4万枚} (2016/02/08~02/12, -58d)
[02次] +072 {081/315(25.7%, 54.8%) 09.3万枚} (2016/02/18~02/19, -51d)
[03次] +026 {107/315(34.0%, 66.9%) 11.4万枚} (2016/02/25~02/26, -44d)
[04次] +025 {132/315(41.9%, 76.5%) 13.0万枚} (2016/03/03~03/04, -37d)
[05次] +024 {156/315(49.5%, 83.1%) 14.1万枚} (2016/03/10~03/11, -30d)
[06次] +021 {177/331(53.5%, 86.9%) 15.5万枚} (2016/03/17~03/18, -23d)
[07次] +029 {206/336(62.2%, 91.7%) 16.4万枚} (2016/03/24~03/25, -16d)
[08次] +021 {227/336(67.6%, 94.1%) 17.1万枚} (2016/03/31~04/01, -09d)

13枚目「今、話したい誰かがいる」
発売日:2015年10月28日(水)
オリコン初動集計締切:2015年11月01日(日)
初動算入:45.6万枚 (第11次分までと推測)
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒として計算。この数値を使うと、完売1部で635枚、全体の販売可能枚数は46.9万枚になる。

[10次] +020 {577/735(78.5%), 45.3万枚} (2015/10/15~10/16, -16d)
[11次] +020 {597/735(81.2%), 45.6万枚} (2015/10/22~10/23, -09d)
[12次] +014 {611/735(83.1%), 45.8万枚} (2015/10/29~10/30, -02d)
[13次] +021 {632/735(86.0%), 46.1万枚} (2015/11/05~11/06, +05d)
[14次] +009 {641/735(87.2%), 46.2万枚} (2015/11/12~11/13, +12d)
[15次] +004 {645/735(87.8%), 46.2万枚} (2015/11/19~11/20, +19d)
[16次] +008 {653/735(88.8%), 46.3万枚} (2015/11/26~11/27, +26d)
[17次] +012 {665/735(90.5%), 46.4万枚} (2015/12/03~12/04, +33d)
[18次] +010 {675/735(91.8%), 46.5万枚} (2015/12/10~12/11, +40d)


「サイレントマジョリティー」MVは、3月15日に公開が始まり、その後、初めて行われた「ハルジオンが咲く頃」の個別握手会応募である第10次受付では、+11部と、それなりに積み上げている。

ところが、MVの再生回数が破竹勢いで伸び、欅坂46への関心度が高まり始めた頃の第11次、第12次応募は、ともに+4部と、低調な積み上げに留まっています。

発売日を過ぎ、個別握手会セールスが初動算入された直後なので、シングルCDに対して、やや関心が薄れても不思議ではないけど、2回連続で4部というのは、さすがにハッとする数字です。


一方、「サイレントマジョリティー」個別握手会の完売部数は、14枚目第11次、12次と同時期の、第7次、第8次の応募で、+29部、+21部と、依然として、ハイペースな伸びを見せています。

上表には、13枚目「今、話したい誰かがいる」個別握手会第10次応募以降の推移を載せていますが、初動への流し込みが終わっても、第12次で+14部、第13次で+21部と、かなり元気に完売部数が伸びています。

第15次応募では、+4部と低くなっているけど、全体完売率が90%に達した第17次、第18次でも、+12部、+10部と積み上がっている。


握手会人気の高いメンバーが軒並み全完売となり、全体完売率が高くなると、次に、まだ非完売部を持っている、個人完売率の低いアンダーメンバーが、完売を出し始めるのが、ここ数シングルの乃木坂個別握手会セールスの特徴です。

13枚目で、全体完売率が90%近くになっても、完売部数が伸びるのは、握手会人気の上昇速度が遅いアンダーメンバーが、CD発売後に、徐々に、売り上げを伸ばしていくからです。

ところが、14枚目では、CDが発売された後、完売部数の積み上げが急激に落ちている節があって、この時期に、乃木坂アンダーメンバーのCDを買っていた層が、欅坂46に流れている可能性があります。


完売部数の積み上げが低調なのは、まだ、第11次、第12次の2回だけなので、さらに、推移を見る必要があります。

しかし、楽曲人気が沸騰すると、それをパフォーマンスするメンバーも、以前とは別人に思えるほど、魅力的なオーラを放ち始めるので、「サイレントマジョリティー」の快進撃によって、乃木坂の個別握手会セールスが、伸び悩んでも、全然、不思議な話ではありません。

だからこそ、このブログで、ヒット、ヒット、乃木坂はヒットを目指せと、連呼してきたのですが(笑)、「妹グループ」が、デビューでいきなり、それを成し遂げてしまいそうで、「姉グループ」のファンとしては、複雑な心境です。

乃木坂から欅坂へのファン移動が、もし本格的に始まってしまったら、それを食い止めるのは至難の業で、メンバーの大量卒業と、さらなるファン流出を起こすおそれがあります。

特典無関係の音楽チャートに表れるような、本当の「ヒット」曲を持っていなければ、かつて、高いCDセールスを誇ったグループであっても、勢いのある新人が出現すると、急速に人気を落として、厳しい状況に直面するのは、AKB48Gと乃木坂の歴史が教えるところです。


おそらく明日、「サイレントマジョリティー」のオリコン初動が記事化されるでしょう。

そして、欅坂は、さまざまなメディアに取り上げられ、一層、注目を集める存在なる。

今ですら、センターの平手友梨奈を、山口百恵や後藤真希に準える記事が出ているほどですから(笑)。

こうなってくると、乃木坂にとって、次の15枚目は、グループの行方を左右する、重要なシングルとなってきます。


選抜固定化を続けて、何も変えなければ、兆候が出始めている欅坂へのファン流出が、さらに加速して、本格化する危険がある。

乃木坂の音楽的存在感を高めるため、選抜構成を軸に、「改革」を模索するべき時期に来ていると思います。

ただ、今は、「ハルジオンが咲く頃」がリリースされて、まだ2週間ちょっとなので、取り敢えず、選抜発表とCD発売の見通しを、考えてみましょう(笑)。

(表5) 15枚目スケジュールを左右しそうな重要イベントの日程

04/19(火)~24(日)
アンダーライブ全国ツアー2016 ~東北シリーズ~

05/12(木)~22(日)
じょしらく弐~時かけそば~

05/25(水)
2ndアルバムCD発売

06/15(水)~16(木)
深川麻衣卒業コンサート in 静岡エコパアリーナ

『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』
07/22(金)~23(土) 大阪城ホール
08/06(土)~07(日) 日本ガイシホール
08/13(土)~14(日) ゼビオアリーナ仙台
08/18(木)~19(金) 福岡国際センター
08/28(日)~30(火) 明治神宮野球場


『じょしらく弐~時かけそば~』が5月中旬に入ったので、以下のように、「太陽ノック」と同じく、15th選抜発表と15枚目CD発売で、舞台期間を挟むのかと思いました。

(表6) 2015年『じょしらく』から推測した15枚目スケジュール(候補1)

2015/05/10(日)深夜『乃木坂工事中』
12th選抜発表
↓39日
2015/06/18(木)~6/28(日)
『じょしらく』
↓24日
2015/07/22(水)
12枚目「太陽ノック」CD発売

選抜発表[05/10(日)] =10週+3日=> CD発売[07/22(水)]

(15枚目日程候補1)

04/24(日)深夜『乃木坂工事中』
15th選抜発表
↓18日
05/12(木)~22(日)
『じょしらく弐~時かけそば~』
↓31日
06/22(水)
15枚目シングルCD発売

選抜発表[04/24(日)] =8週+3日=> CD発売[06/22(水)]


上表(15枚目日程候補1)のように、4月24日(日)に15th選抜を発表、『じょしらく弐』までの18日間でシングルの制作を行い、千秋楽後に、新曲キャンペーンを本格化して、深川麻衣卒業コンサートの翌週、6月22日(水)にCDリリースという流れです。

「太陽ノック」に比べると、制作と稽古の時間がタイトですが、全員が、舞台に出演するわけではないので、他人事で申し訳ないのですが、何とかなるかと(笑)。

また、選抜発表直後の週から個別握手会応募を始めれば、14枚目第16次に、15枚目第1次を重ねることが出来ます。


しかし、この予想が吹き飛ぶような情報が、すぐに入ってきました。

5月25日(水)の2ndアルバム発売です。

22(日)まで『じょしらく弐』を上演して、25日(水)にCDリリースって、発売前の全メンバーによるキャンペーンを諦めているようなスケジュールで、どういう感じのアルバムなのか、ちょっと読めない部分があります。

新曲がゼロってことはないと思うけど、告知から発売までの期間が短く、舞台もあるので、ベスト盤に近いアルバムなんでしょうか。


発売日が西野七瀬の誕生日なので、リード曲をななせまるのソロにして、音楽番組に単独出演なんて仕掛けかと疑ってみたくなります。

まあ、『MUSIC STATION』になーちゃんが1人で出るとすれば、それはそれでエキサイティングですが(笑)。

ただ、MV集「ALL MV COLLECTION~あの時の彼女たち~」のように、メンバーによるキャンペーンや特典イベントを控えめにする形であっても、さすがに、アルバム発売の前に、15th選抜を発表する可能性は低いかなと思います。


一方、14th選抜は、深川麻衣の卒業によって、センターがいなくなるので、6月16日(木)のコンサート終了までには、15th選抜を発足させたいところです。

乃木坂の歴史上、センター不在の時期は、一度もないと思うので(笑)。

となると、アルバムが発売される5月25日(水)から、まいまいの卒業コンサート最終日の6月16日(木)までに、15th選抜を発表する必要がある。

つまり、5月29日、6月5日、6月12日の深夜『乃木坂工事中』がターゲットです。

以下の表では、それぞれのケースを {a}、{b}、{c} と表しています。

(表7) 2ndアルバムと深川麻衣卒業コンサートから推測した15枚目スケジュール(候補2)

(15枚目日程候補2)

05/25(水)
2ndアルバムCD発売
↓{a}04日、{b}11日、{c}18日
{a}05/29、{b}06/05、{c}06/12(日)深夜『乃木坂工事中』
15th選抜発表
↓7週+3日
{a}07/20、{b}07/27、{c}08/03(水)
15枚目シングルCD発売

{a} 選抜発表[05/29(日)] =7週+3日=> CD発売[07/20(水)]
{b} 選抜発表[06/05(日)] =7週+3日=> CD発売[07/27(水)]
{c} 選抜発表[06/12(日)] =7週+3日=> CD発売[08/03(水)]


(表5)のように、{a} 7月20日、{b} 7月27日、{c} 8月3日のCD発売は、『真夏の全国ツアー2016』と重なる日程で、一連のライブを、15枚目の新曲キャンペーンにすることが出来ます。

2015年の夏シングルである「太陽ノック」は、7月22日(水)なので、昨年に近いスケジュールで、まあ、こんなもんかなあ、とは思います(笑)。

個人的には、候補1である『じょしらく』前の選抜発表、6月下旬CD発売も、ちょっと未練が残るけど、13枚目から14枚目の間に入ったMV集と同じく、今回はアルバムでつなぐと見るのが自然で、やはり、候補2の、アルバム発売後の選抜発表、7月下旬から8月初めのCDリリースが妥当な予想じゃないでしょうか。


1999年夏に現れた14歳の少女、後藤真希は、紅白初出場後の低迷に喘いでいたモーニング娘。の人気を、「LOVEマシーン」の大ヒットでV字回復させ、グループを国民的アイドルへと成長せていきます。

もちろん、モー娘。が快進撃を始めたのは、ゴマキの加入だけが理由ではないと思いますが、多くの人の心に、「救世主」登場の鮮烈な物語として、今も生き続けている。

それ以降、多くのアイドルグループが、後藤真希の再来を願い、新人の大抜擢が試みられてきました。


あるいは、乃木坂46も、7枚目「バレッタ」のセンターに、堀未央奈を起用したとき、1999年のモー娘。にゴマキが与えたのと同じようなものを、運営は期待したのかもしれません。

そして、今、デビュー曲「サイレントマジョリティー」をヒットさせつつある欅坂46の14歳、平手友梨奈が、本当に後藤真希の再来ではないかと、大きな注目を集め始めている。

CDセールス、ネット配信、M再生回数、あらゆる数字が、かつてないほどの勢いで上昇し、人々の期待を、容赦なく高めています。


しかし、モー娘。は、ゴマキの登場を契機に、特徴的なダンスとメロディーを備えた、モー娘。の音楽を作っていった。

実は、そのことこそ、モー娘。を国民的アイドルに押し上げた、一番の原動力で、「救世主」の物語は、それを彩る華やかなサイドストーリーである気がします。

乃木坂を含めて、多くのアイドルグループが、第2のゴマキを生み出せないのは、14歳の少女がすべてを変えるのではなく、グループ自身が、それを切っ掛けに変化することこそ、「救世主」の物語の本編であることを、十分に理解していないためかもしれません。

平手友梨奈が後藤真希になるかどうかは、欅坂46が、新しい独自の音楽を生み出せるかどうかに掛かっていて、それは、とりもなおさず、グループを運営する人々が、音楽的にチャレンジングな姿勢を持てるかどうかで決まるでしょう。

乃木坂が未だ成功させていない、この音楽的な試みを、欅坂が成し遂げるならば、そのときこそ、本当に「救世主」の物語が綴られるのだと思います。


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// 永島聖羅が2016年3月に乃木坂を卒業

永島聖羅の卒業直前の公式ブログ
[名古屋卒業ライブの前々日] 2016/03/17_22:54
「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」
[ライブの前日夜] 2016/03/18_23:54
「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」
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[ライブ2日目終了後] 2016/03/21_11:00
「卒業☆永島聖羅☆*716」
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「永島聖羅」

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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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SKE48「チキンLINE」ルックアップ7位の衝撃、欅坂トップソング1位で変わるアイドル勢力図 [07Apr16]

2016-04-07 18:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

04月07日(木) 17 : 00 ~『乃木坂46navi 即売会@スーパーオートバックス八王子』に中田花奈と新内眞衣が参加。
04月07日(木) 19 : 25 ~ 19 : 55 [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル」に秋元真夏が出演。
04月07日(木) 21 : 00 ~ 22 : 00 [BS] NHK BSプレミアム『あなたに贈る!名曲セレクション~春ソングスペシャル』。松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木がMCを務め、多くのアーティストが出演して様々な春ソングを披露する季節恒例番組に、昨年に続き、乃木坂46が登場。

04月09日(土) 『GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER』 in 国立代々木第一体育館 に乃木坂46がアーティストとしてパフォーマンスを披露する予定。さらに、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬、松村沙友理がモデルとして参加。
04月09日(土) 25 : 45 ~ 26 : 00 [地デ] 広島ホームテレビ「H♪LINE」に伊藤万理華、衛藤美彩、和田まあやが出演。

04月10日(日) 25 : 45 ~ 26 : 45 [地デ] フジテレビ『World Baseballエンタテイメントたまッチ!』に番組メンバーの橋本奈々未が出演。

04月11日(月) NHKの若者向け音楽新番組『「シブヤノオト」&「NAOMIの部屋」』公開収録に乃木坂が出演。観覧申し込みの詳細はこのページに掲載
04月11日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 [地デ] 日本テレビ『NOGIBINGO!6』がスタート。

04月12日(火) 24 : 55 ~ [地デ] メ~テレ『BOMBER-E』に秋元真夏、高山一実、中元日芽香が出演。

04月15日(金) 19 : 30 ~ 20 : 43 [地デ] NHK総合『金曜eye「若輩者ではございますが...~"アラウンド20歳"のリアル~」』で、橋本奈々未がオードリーと共に司会を担当。

04月16日(土)14枚目第1回全国握手会 in 千葉・幕張メッセ
04月16日(土) 11 : 45 ~ 11 : 50 [地デ] 岩手めんこいテレビ『8見!』に、斉藤優里、中田花奈、中元日芽香が出演。
04月16日(土) 22 : 20 ~ 22 : 50 [地デ] NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』。レギュラー番組としての初回放送に、乃木坂から、生田絵梨花、生駒里奈、高山一実の3人が出演。
04月16日(土) 23 : 15 ~ [BS] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。桜井玲香の「お説教部屋」に深川麻衣登場、永島聖羅の「卒業コンサート」密着。スタジオライブは「ハルジオンが咲く頃」 と欅坂46の「サイレントマジョリティー」「渋谷川」をすべてフルバージョン披露。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



欅坂46の「サイレントマジョリティー」は、iTunes Store トップソングで、24時間以上に渡って1位をキープし、6曲収録パッケージ「Special Edition」もトップアルバムで1位に躍り出ています。

いや~、大変なことになってきました(笑)。

乃木坂のチャート推移を見慣れているので、1位と言っても、半日もすれば、順位は下がり始めるだろうと思ってましたが、失礼しました、想像以上長くトップを維持しています。

ビジュアルの魅力を中心に据える、若い女性アイドルグループの楽曲、しかもデビュー曲が、ネット配信で、ここまで人気を呼ぶなんて、今まで見たことがなく、さらに上位に留まるようであれば、「歴史的快挙」と言いたくなる域に入ってきます。


公開後20日ほどで、MVの再生が300万回を越えたので、「サイレントマジョリティー」が注目を集めているのは分かっていたけど、まさか、映像なしの楽曲ダウンロードで、こんなに好調なセールスを見せるとは思いませんでした。

あるいは、欅坂のファンは、ネットと親和性の高い、10代、20代前半の若い世代が多いのかもしれません。

であれば、CDセールスも、Amazonなどによるオンライン購入の割合が大きく、オリコンデイリーは、CDショップでのフラゲ分が、個別握手会分に加わる初日に、売り上げ枚数が想定より若干低めに出て、ネットからの発送が本格化する2日目、発売日以降に数字が伸びる可能性がある。

まあ、若い世代は、CDなんか買わないという見方もあるので(笑)、オリコン初動を読むのは、ここ数日の動向を見てからですね。


一方、「サイレントマジョリティー」の1週間前にCDリリースされたSKE48「チキンLINE」に関して、Billboard JAPAN の総合チャートである「Hot100」が発表されました。

直前の週まで、「Hot100」の圏外だったので、発売週にトップを獲得するかどうか、注目していたのですが、オリコン初動25.7万枚という高いCDセールスが効いて、見事、初登場1位となっています。

ただ、各項目のランキングを調べると、かなりシビアな数字が並んでいて、正直、ちょっとショックを受けました。

以下の表に、他のグループと比較しながら、「Hot100」を載せています。

(表1) Billboard JAPAN Hot100 におけるSKE48「チキンLINE」の各項目別順位

#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色の部分はCD発売週ランキングを表す
#「MV(Short Ver.)」「MV(Full Ver.)」の部分をクリックするとYouTubeにアップされた公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい

「君はメロディー」AKB48 (2016/03/09発売)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)01位 [A]01位 [B]14位 [C]01位 [D]03位 [E]00位 (4回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)06位 [A]07位 [B]11位 [C]03位 [D]21位 [E]00位 (5回)
# MV(Short Ver.)公開は02/12から

「今、話したい誰かがいる」乃木坂46 (2015/10/28発売)
11月09日付(10/26~11/01) (総合)01位 [A]01位 [B]10位 [C]01位 [D]04位 [E]97位 (5回)
11月16日付(11/02~11/08) (総合)03位 [A]05位 [B]24位 [C]03位 [D]05位 [E]00位 (6回)
# MV(Full Ver.)公開は10/06から10/28(00:00)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/10/28から

「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)01位 [A]01位 [B]16位 [C]01位 [D]04位 [E]00位 (5回)
04月11日付(03/28~04/03) (総合)04位 [A]02位 [B]18位 [C]01位 [D]09位 [E]00位 (6回)
# MV(Full Ver.)公開は03/01から03/22(23:59)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から

「チキンLINE」SKE48 (02016/03/30発売)
04月11日付(03/28~04/03) (総合)01位 [A]01位 [B]00位 [C]07位 [D]03位 [E]00位 (1回)
# MV(special edit ver.)公開は2016/03/08から

「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/04/06発売)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)40位 [A]00位 [B]89位 [C]00位 [D]13位 [E]04位 (2回)
04月11日付(03/28~04/03) (総合)31位 [A]00位 [B]28位 [C]00位 [D]05位 [E]08位 (3回)
# MV(Full Ver.)公開は03/15から


AKB48Gや乃木坂46のシングル表題曲は、CDがリリースされる週に、オリコン週間ランキングだけでなく、Billboard JAPAN Hot100 でも1位となるのが、最近のパターンになっています。

例えば、AKB48「君はメロディー」は、発売日を集計期間に含む03月21日付チャートで1位。

この曲が1位となる理由は、項目別ランキングから推察出来ます。

5項目ある中で、「ストリーミング数」(A)と「PCによる読み取り数」(C)が、ともに1位で、この2項目が、「君はメロディー」を総合1位に押し上げている。


Billboard JAPAN 公式サイトは、「ストリーミング数」(A)を、「シングルの全国推定売上枚数」「楽曲のダウンロード数」「歌詞表示回数」から「推定したストリーミング数の合算」と説明しています。

つまり、あるプログラムを作って、これだけCDが売れたのだから、これだけダウンロードがあったのだから、これだけ歌詞が閲覧されたのだから、このくらい曲が聴かれているだろう、と推定した値だと思います。

プログラムの詳しい中味は分かりませんが、CDの売り上げ枚数が考慮されるので、「君の名はメロディー」のように、オリコン初動123.8万枚、あるいは、Billboard JAPAN が根拠とするサウンドスキャン調べの初動141.8万枚といった、巨大なセールスがあれば、推定ストリーミング数も必然的に大きな値が出てくるので、項目(A)が1位になる。

1人の複数枚買いが多いので、AKB48Gや乃木坂46の曲では、他のアーティストと違う係数を掛けるなんてプログラムであれば、話は変わるけど(笑)、まあ、そんなことはしていないでしょう。

入力値であるCDの売り上げ枚数が大きくなれば、それだけ素直に、出力値であるストリーミング数も大きくなって、項目(A)が1位になるのだと思います。


ただ、これでは、CDが売れた分だけ、世の中で、本当に「君はメロディー」が聴かれているのか、単なる特典イベント参加券としてではなく、音楽メディアとして活用されているのか、疑問が残ります。

そこで正確を期すために、「ルックアップ」と呼ばれる「PCによる読み取り数」(C)が、項目に入っている。

CDをパソコンに入れると、再生ソフトが起動して中味を開きますが、このとき、ほとんどのソフトで、Gracenote 社のデータベースにアクセスして、楽曲名とアーティスト名を参照する作業が行われるそうです。

このデータベースにどれだけのアクセスがあったかは、記録が残るので、それを調べれば、「君はメロディー」が、世の中でPCに読み取られた数が分かるわけで、項目(C)は、その数値に従って付けられた順位です。


我々が知らない間に、自分のパソコンは、色んな情報をどこかに与え、色んな情報をどこかから貰っているようで、ん~、若干、怖い話ではあります(笑)。

ただ、この「ルックアップ」は優れた指標で、握手会券が欲しくて、1人が同じCDを10枚買っても、PCに取り込むのは1枚だけだし、レンタルCDによる取り込みもカウントされ、友人間で貸し借りされたCDでもPCに入れれば、加算されるので、音楽CDとしての活用度が見えやすくなる。

その曲がどれだけ聴かれたかと、同じではないけど、曲が収録されたCDは、PCに読み取られて、音楽メディアとしての役割を、一先ずは果たしたという証拠になります。


まあ、AKB48Gや乃木坂46のシングルCDは、同じものを、とんでもない枚数買う人が少なからず存在し、無料でCDを配ることもあるようなので(笑)、タダで貰って、取り敢えずPC に取り込んでおくケースも多いでしょう。

100万枚、70万枚を越える数のCDが、世の中に出回るのだから、PCに読み込んだ後、聴くかどうかはともかく、項目(C)も大きな値となって、1位に入るのだと思います。

(表1)に示したように、「君はメロディー」だけでなく、「今、話たい誰かがいる」と「ハルジオンが咲く頃」も、項目(A)と項目(C)が、ともに1位となっていて、大量のCDセールスを誇るアイドルグループが、Billboard JAPAN の総合チャートで、1位を獲得する原動力になっています。

実際、この3曲では、「ラジオ放送回数」(B)が発売週ですら、それぞれ14位、10位、16位とベスト5に入らず、「動画再生回数」(E)に至っては、圏外、97位、圏外と低い順位で、圧倒的なCDセールスとは別世界の感がある。

つまり、握手会商法によって大量のCDを売り上げるAKB48式グループは、CDセールスが反映する「ストリーミング数」(A)と「ルックアップ」(C)、さらに、「ツイート数」(D)で順位を稼いで、総合1位を獲得する流れが、定番となっていて、一方、「ラジオ放送回数」(B)と「動画再生回数」(E)は、なかなか上位に食い込めていません。


ところが、SKE48の「チキンLINE」では、異変が起こっています。

「ストリーミング数」(A)は1位ですが、「ルックアップ」(C)が7位になっている。

では、どんな曲が「ルックアップ」(C)の上位を占めているんでしょうか。

(表2) 04月11日付(03/28~04/03)付「Billboard JAPAN Hot100」における「ルックアップ」トップ10のCDセールスとiTunesランキング

凡例
[ルックアップ順位] (OC)04月11日付オリコン週間ランキング、その売り上げ枚数 (iTu) iTunes Storeトップソングの04/07/12:00時点での順位 (CD) CD発売日「タイトル」アーティスト

[01] (OC)02位, 2.2万枚 (iTu)31位 (CD) 03/23「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46
[02] (OC)31位, 0.2万枚 (iTu)00位 (CD) 02/24「復活LOVE」嵐
[03] (OC)36位, 0.2万枚 (iTu)17位 (CD) 02/10「明日への手紙」手蔦葵
[04] (OC)03位, 2.0万枚 (iTu)00位 (CD) 03/30「Snow Wings」島村卯月(CV:大橋彩香)他
[05] (OC)16位, 0.6万枚 (iTu)73位 (CD) 03/09「君はメロディー」AKB48
[06] (OC)50位圏外, 0.1万枚以下 (iTu)08位 (CD) 03/09「もっと」aiko
[07] (OC)01位, 25.7万枚 (iTu)96位 (CD) 03/30「チキンLINE」SKE48
[08] (OC)27位, 0.3万枚 (iTu)114位 (CD) 03/30「始まりの唄」GReeeeN
[09] (OC)19位, 0.5万枚 (iTu)106位 (CD) 03/02「MOMENT RING」μ's
[10] (OC)18位, 0.5万枚 (iTu)171位 (CD) 03/16「SIX SHAME FACES ~今夜も最高!!!!!!~」トト子 feat. おそ松他

# 「iTu」の「00位」は圏外もしくはアップロードしていないことを示す


「チキンLINE」発売週で、「ルックアップ」の1位に入ったのは、実は、「ハルジオンが咲く頃」で、2週連続でのトップでした。

「ハルジオン」は、発売2週目に当たり、オリコン週間ランキングが2位、売り上げ枚数2.2万枚で、累計は77.2万枚に達しています。

2.2万枚は大きな数字で、しかも、個別握手会券を取り出す作業を終えたファンが、2週目に、パソコンにCDを入れたケースもあるだろうから(笑)、「ルックアップ」の連続1位は不思議ではありません。

「君はメロディー」が5位に入っているのも、大量のCDが世に出回っていることから、説明出来ます。


一方、明らかにCDの売り上げ枚数が少ない筈なのに、「ルックアップ」で上位に入っている曲がある。

例えば、手蔦葵(てしまあおい)の「明日への手紙」は、オリコン36位で、2千枚ほどの売り上げしかないのに、「ルックアップ」が3位です。

2月10日(水)発売された歌で、iTunes Store のランキングは、現在でも17位と高い位置をキープしており、楽曲そのものが人気を呼んでいることが分かります。

つまり、世の中に出回っているCDの枚数は少ないけど、それらは高い確率でPCに読み込まれ、音楽が聴かれている可能性が高い。

レンタル、友人との貸し借り、さまざまな手段によって、CDが音楽メディアとして、有効に活用されているのだと思います。


そんな中、オリコン初動が25.7万枚だった「チキンLINE」の「ルックアップ」7位は、かなりショッキングな順位です。

3月9日(水)に発売された aiko「もっと」は、「ルックアップ」6位ですが、オリコン週間ランキングで50位以内に入っておらず、50位の天童よしみ「女のあかり」が1.1千枚なので、おそらく千枚を下回っている。

確かに、「もっと」は、トップソングで8位と絶好調で、曲を求める人が多いのは間違いない。

しかし、26万枚売れた「チキンLINE」CDのPCに読み取られた数が、1千枚以下しか売れていない「もっと」より少ないというのは、あまりに衝撃的です。

考えられる理由としては、複数枚買いが主流で、「チキンLINE」CDを購入した人の実数が少なく、曲が聴きたいのでCDを貸して欲しいという人も少なく、SKE48の音楽に対する関心が、社会全体で薄くなっている危険が挙げられます。


また、「チキンLINE」は、「ラジオ放送回数」(B)が圏外です。

上述したように、項目(B)は、AKB48と乃木坂でも、あまり振るわないんですが、100位に入らないというのは、さすがに強烈なランキングで、曲を流して欲しいというリクエストが、非常に少ないことを物語っています。

さらに、「動画再生回数」(E)は、欅坂46以外、総じて低い傾向にありますが、詳しく調べてみると、次のように、SKE48「チキンLINE」は、他グループの最新曲と比較して、MVの再生回数が明らかに伸び悩んでいる。

(表3) AKB48G「支店」と乃木坂欅坂のYouTube公開MVの再生回数推移

凡例
「曲名」MV(種類) グループ名
1日当たりの平均再生回数 {累計再生回数 for YouTube公開期間の長さ; 公開されている時期}
CD発売日
# 再生回数はすべて万回単位で、「平均」は小数点以下2桁目を四捨五入、「累計」は1桁目を四捨五入
#「1日当たりの平均再生回数」は時間単位まで考慮せず、ざっくり日数で割った値
# HKT48とNMB48のMVは、曲名部分をクリックすると、動画が観られます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい。

「ハルジオンが咲く頃」MV(full ver.) 乃木坂46
06.7万回/日 {147万回 for 22日; 03/01~03/22}
CD発売 03/23

「チキンLINE」MV(special edit ver.) SKE48
00.9万回/日 {026万回 for 30日; 03/08~04/07}
CD発売 03/30

「サイレントマジョリティー」MV(full ver.) 欅坂46
14.6万回/日 {336万回 for 23日; 03/15~04/07}
CD発売 04/06

「74億分の1の君へ」MV(short ver.) HKT48
05.5万回/日 {011万回 for 02日; 04/05~04/07}
CD発売 04/13

「甘噛み姫」MV(full ver.) NMB48
13.3万回/日 {040万回 for 03日; 04/04~04/07}
CD発売 04/27


HKT48「74億分の1の君へ」とNMB48「甘噛み姫」は、MVが公開されたばかりで、再生回数の増加がより速くなるのは確かだし、ショートバージョン、フルバージョンなど、形態の違いもあるので、単純な比較は出来ませんが、それにしても、「チキンLINE」の1日0.9万回というのは厳しい数字です。

「ルックアップ」7位から推測されるように、ファン数の減少と、それに伴う、SKE48の楽曲への関心度低下が、MVの再生回数にも、ダイレクトに反映されている節がある。

昨年12月14日(月)に行われた『第48回日本有線大賞』において、「視聴者リクエストコーナー」に、AKB48Gで出場しなかったのは、SKE48のみで、この段階で、グループを支えるファン基盤の脆弱さが顕在化していたと思います。


私は、乃木坂ファンで、グループの置かれた現状を直視して、未来に繋げて欲しいという気持ちから、乃木坂に関するデータであれば、シビアなことも敢えて指摘してきましたが、他のグループに関しては、あまりネガティブなことを書きたくありません。

しかし、最近発表された各種の音楽指標を眺めると、SKE48が深刻な状況に陥りつつあるのが、無視出来ないほど、明確な数字として出始めていて、今後の展開次第では、アイドル界の流れが変わってしまうかもしれず、触れざるを得ません。

SKE48で起こっていることは、乃木坂46にとっても、他人事ではない。

「Hot100」の成績、iTunes Store ランキング、MVの再生回数などは、多くの音楽関係者が深い関心を寄せている指標の筈で、CDセールス以上に、グループの活動に影響を与える可能性がある。

例えば、テレビの音楽番組プロデューサーは、多くの人が聴きたいと望む歌を、視聴者に届けたいと思っているだろうから、CDが何枚売れていても、楽曲チャートで順位が振るわなければ、ゴールデンタイムに生放送されるような大型歌謡祭に呼ばれる確率は、間違いなく低くなっていきます。


いくつかの記事に書いたように、乃木坂の「ハルジオンが咲く頃」は、CDセールスこそ、オリコン初動が前作から12.3万枚の大幅アップですが、iTunes Store トップソングは、前作ほどの勢いがなく、YouTube公開MVも、再生回数が跳ねなかった。

個別握手会の完売状況や全国握手会の盛況ぶりから、乃木坂のファンが増えているのは間違いないけど、ファンが増えているのに、音楽的な指標が逆に下がっているのは、危険な兆候だと思います。

というのは、乃木坂の楽曲に興味を持つ人の比率が、低くなっているわけで、ミリオンを目指す、CDの売り上げゲームが加速している節がある。

そして、音楽面での輝きが弱くなっていくと、大型歌謡祭への出演は、今まで以上に、難しくなっていきます。

(表4)「ハルジオンが咲く頃」のテレビ番組におけるパフォーマンス披露

凡例
放送日
局名『番組名』
演奏時間 = 曲名
#「2 : 30」は2分30秒の意。「ハルジオンが咲く頃」のCD音源は、フルバージョンの演奏時間が5分18秒
# パフォーマンスはすべて14th選抜。但し、『バスリズム』のステージでは3列目に変動あり

02月26日(金)
テレビ朝日『MUSIC STATION』(生放送)
2 : 30 =「ハルジオンが咲く頃」

03月13日(日)
NHK総合『MUSIC JAPAN』
2 : 30 =「ハルジオンが咲く頃」

03月21日(日)
テレビ東京『乃木坂工事中』
2 : 30 =「ハルジオンが咲く頃」

03月23日(水)
日テレ『スッキリ!!』(生放送)
2 : 30 =「ハルジオンが咲く頃」

03月26日(土)
TBS『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』
[1] 2 : 07 =「命は美しい」
[2] 2 : 30 =「ハルジオンが咲く頃」
[3] 1 : 46 =「今、話したい誰かがいる」
[欅坂46] 4 : 20 =「サイレントマジョリティー」
# 03月11日(金) に国立代々木競技場第二体育館で行われた『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』2日目に参加したときの録画放送

04月01日(金)
日テレ『バスリズム』
2 : 30 =「ハルジオンが咲く頃」
14th選抜3列目 : 井上←寺田


気になるのは、「ハルジオンが咲く頃」は、まだフジテレビでの披露がないんですね。

3月28日(月)の『FNSうたの春まつり』は、新曲披露の絶好のチャンスだったのですが、なぜか呼ばれなかった。

今までは、『MUSIC FAIR』が、フジテレビにおける新曲披露の場になってきたけど、「2600回記念コンサート」は出演せず、新しい司会者による4月9日(土)の回にも、乃木坂は出ないようです。


2015年、テレビ系大型音楽祭において、乃木坂のステージ数は減少傾向が見えていて、NHK紅白歌合戦への初出場を切っ掛けに、2016年は、グループの音楽的存在感を高めることが、大きな課題だった。

ところが、2016年最初のシングルは、各種の楽曲チャートが前作ほど伸びず、CDセールスへの依存がさらに強まる中、逆に、「妹グループ」である欅坂46のデビュー曲が、MV再生回数300万突破、iTunes Store ランキングでソング・アルバムともに1位獲得と、乃木坂が出来なかった音楽的成功を、次々と達成しています。


今年の『FNSうたの夏まつり』などに、乃木坂が呼ばれず、欅坂のみ出演することになっても、とくに驚きません。

音楽プロデューサーが、どちらにせよ生歌でないのなら、限られた時間の貴重なステージを、曲として明らかに人気のある「サイレントマジョリティー」に託したとしても、無理からぬことです。

実際、乃木坂がなし得なかったトップソング1位を果たし、しかも1日半以上、それを維持しているのだから、欅坂は、すでに乃木坂を越えていて、もはやライバルは乃木坂ではないと思います。

敢えてライバルを挙げるなら、2枚目以降の自分たち自身で(笑)、膨れ上がった期待に、どうやって応え続けるのかが、最大のポイントじゃないでしょうか。


かつて「支店」最高のCDセールスを叩き出し、同時に、ハイレベルなパフォーマンスを誇ったSKE48が、ファン数の減少と音楽的存在感の低下に苦しんでいる。

一方、欅坂46は、女性アイドルによる楽曲チャートの記録を塗り替えるような、音楽的な快進撃を始めている。

CDの売り上げ枚数を競う時代が終わりつつある今、次の時代に向けて、アイドル界の状況が激変しかけています。


そんな時期、乃木坂が、ひたすらCDセールスにこだわって、音楽的な存在感をさらに落とすのは、危険なことです。

「制服のマネキン」と「君の名は希望」で確立した、「楽曲の乃木坂」という評価を、もう一度取り戻すことが、ぜひとも必要だと思います。

「パレオはエメラルド」(2011/07/27)をリリースした頃、SKE48がキラキラと輝いていたように、好調な時のアイドルは、魅力的で人気のある楽曲を、必ず持っています。

CDの売り上げ枚数は多いけど、ファンが聴きたいと望むのは、昔の歌ばかりだとすれば、そんなアイドルグループ、長くは続かないでしょう。

欅坂のように、最新曲こそが、一番聴きたい歌というのが、アイドルの理想であり、未来への希望じゃないでしょうか。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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欅坂46の一番長い日、デビューシングルのオリコン初日は19.1万枚、 iTunesは表題曲が1位獲得 [06Apr16#2]

2016-04-06 21:00:00 | 芸能
先ほど、4月5日付オリコンデイリーランキングが発表され、欅坂46の「サイレントマジョリティー」は、初登場1位の19.1万枚でした。

これは初日の数字ですが、初動への積み上げは、乃木坂の初期では、4~5万枚が目安なので、同じような進み方であれば、初動は23~24万枚あたりと予測されます。

以下の表のように、乃木坂の4枚目「制服のマネキン」や5枚目「君の名は希望」の初動に近い数字です。

(表1) 乃木坂46歴代シングルの発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移

凡例
シングル番号 : オリコン初動 発売日「タイトル」

# 売り上げ枚数は「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

01枚目 : 13.6万枚 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6万枚 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7万枚 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3万枚 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2万枚 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7万枚 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5万枚 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8万枚 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.万枚 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9万枚 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0万枚 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9万枚 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7万枚 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
14枚目 : 75.0万枚 2016/03/23「ハルジオンが咲く頃」

欅坂46
01枚目 : 19.1万枚(初日) 2016/04/06「サイレントマジョリティー」


4月4日(月)の記事で「サイレントマジョリティー」初動は27万枚と予想したので、23~24万枚であれば、想定したケースよりやや低い数字になります。

個別握手会の地方会場、とくに愛知県で完売部数が少なかったので、その辺で、計算した握手会セールスより低くなったのかもしれません。

まあ、初動が確定するまでは何とも言えないし、かりに確定しても、握手会セールスと店頭セールスを分けて取り出せないので、結局、何とも言えません(笑)。

それにしても、年々、CDの売り上げが細りつつある現在、新人アイドルグループのデビューシングルが20万枚を突破するなんて、常軌を逸した売れ行きで、驚異的なセールスだと思います。


一方、iTunes Store のランキングは、前回の速報記事でお伝えしたように、配信直後からもの凄い勢いで順位を上げ、とうとうトップソングで「サイレントマジョリティー」が1位を獲得してしまいました(笑)。

乃木坂の楽曲がトップソングで1位になったことはなく、AKB48ですら、少なくとも最近、そういった光景を観たことがない。

デビュー曲がいきなりダウンロードで1位なんて、とんでもない快挙です。

カップリング曲も併せて、現在のランキングを以下に載せておきます。

(表2) 「サイレントマジョリティー」と「ハルジオンが咲く頃」に収録された曲の iTunes Store トップソングの配信開始約1日後ランキング

凡例
[順位] 曲名
#PCより200位以内のランキングをチェック

「サイレントマジョリティー」収録曲
2016年04月06日(水)00:00より配信スタート
# 収録6曲をパックしたアルバム「サイレントマジョリティー Special Edition」
# CD発売は2016年04月06日(水)

配信開始20時間後の2016/04/06(水)20:00付近の順位
ソング
[001] サイレントマジョリティー
[024] 渋谷川
[025] キミガイナイ
[039] 手をつないで帰ろうか
[051] 乗り遅れたバス
[053] 山手線
アルバム
[002] サイレントマジョリティー Special Edition

「ハルジオンが咲く頃」収録曲
2016年03月23日(水)00:00より配信スタート
# 収録7曲をパックしたアルバム「ハルジオンが咲く頃 Special Edition」
# CD発売は2016年03月23日(水)

配信開始23時間後の2016/03/23(水)23:00付近の順位
ソング
[005] ハルジオンが咲く頃
[025] 釣り堀
[027] 急斜面
[036] 不等号
[039] 強がる蕾
[044] 憂鬱と風船ガム
[096] 遙かなるブータン
アルバム
[001] ハルジオンが咲く頃 Special Edition


表題曲だけでなく、カップリング曲も「ハルジオンが咲く頃」と遜色ない順位に入っており、「サイレントマジョリティー」、とても1枚目のシングルとは思えません。

やはり、欅坂46のデビューは、大きな注目を集めているようです。

ただ、累計ダウンロード数がどこまで伸びるかは、上位に何日留まれるかに掛かっています。

(表) 13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数

「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[10位以内] 09日 {最高4位}
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日

「ハルジオンが咲く頃」配信開始後14日経過時点
[10位以内] 02日 {最高3位}
[20位以内] 05日
[30位以内] 08日

「サイレントマジョリティー」配信開始後1日経過時点
[10位以内] 01日 {最高1位}


上表のように、「ハルジオンが咲く頃」は、トップ10へのランクインが2日で、前作「今、話したい誰かがいる」の9日から、大幅に日数を減らしています。

トップソングで現在1位の「サイレントマジョリティー」が、長く上位に留まり続けるとなれば、ダウンロード数そのものが大きな数字になる筈で、CDリリース直後の勢いだけでなく、楽曲に対する興味が高まっていると言えるでしょう。

従って、今後、どういう順位推移を見せるかが、欅坂46の人気構造を考える上で、重要なポイントになります。


それにしても、MV再生回数が300万を越え、iTunes Store トップソングで1位となり、オリコン初動の20万越えがほぼ確実と、欅坂のデビューを巡っては、目を見張る数字が並んでいて、超大型新人アイドルが登場したのは、間違いないと思います。

2枚目、3枚目もこの勢いで進まれたら、いよいよ、乃木坂46の人気にも影響を与えるかもしれません。

欅坂の爆発的な人気上昇を、グループのあり方を見つめ直す、良い切っ掛けにして欲しいですね。


(お詫び)
前回速報記事のタイトルに記した日付が間違っており、訂正しておきました。失礼しました。


関連サイト

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BABYMETAL「KARATE」MV

欅坂46「サイレントマジョリティー」MV


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04月07日(木) 17 : 00 ~『乃木坂46navi 即売会@スーパーオートバックス八王子』に中田花奈と新内眞衣が参加。
04月07日(木) 19 : 25 ~ 19 : 55 [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル」に秋元真夏が出演。
04月07日(木) 21 : 00 ~ 22 : 00 [BS] NHK BSプレミアム『あなたに贈る!名曲セレクション~春ソングスペシャル』。松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木がMCを務め、多くのアーティストが出演して様々な春ソングを披露する季節恒例番組に、昨年に続き、乃木坂46が登場。

9日土曜、大型ファッションショーに乃木坂のステージ!
04月09日(土) 『GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER』 in 国立代々木第一体育館 に乃木坂46がアーティストとしてパフォーマンスを披露する予定。さらに、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬、松村沙友理がモデルとして参加。
04月09日(土) 25 : 45 ~ 26 : 00 [地デ] 広島ホームテレビ「H♪LINE」に伊藤万理華、衛藤美彩、和田まあやが出演。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」


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(速報) 欅坂「サイレントマジョリティー」が iTunesランクでソング5位アルバム4位の驚異的な躍進 [06Apr16]

2016-04-06 01:30:57 | 芸能
先ほど、欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」が、収録6曲をパックした「Special edition」として、iTunes Store から配信が開始されました。

アップロードの正確な時刻は分かませんが、1時間、2時間で、いきなり、「トップソング」の5位、「トップアルバム」の4位となっています。

「サイレントマジョリティー」MVは300万回を越え、乃木坂「ハルジオンが咲く頃」の2倍以上のスコアを叩き出すほど好調ですが、ネットからのダウンロードも、明らかに、図抜けた成績を見せ始めています。

ちなみに、このMVは、YouTubeの公開期間を延長して、発売日以降も観られるようです。

以上、速報的にお伝えしました。


関連サイト

クリックするといきなり動画が始まります。音声などにご注意下さい。

BABYMETAL「KARATE」MV

欅坂46「サイレントマジョリティー」MV(Full ver. )


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// 過去の記事を読みたい方へ

2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

04月07日(木) 17 : 00 ~『乃木坂46navi 即売会@スーパーオートバックス八王子』に中田花奈と新内眞衣が参加。
04月07日(木) 19 : 25 ~ 19 : 55 [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル」に秋元真夏が出演。
04月07日(木) 21 : 00 ~ 22 : 00 [BS] NHK BSプレミアム『あなたに贈る!名曲セレクション~春ソングスペシャル』。松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木がMCを務め、多くのアーティストが出演して様々な春ソングを披露する季節恒例番組に、昨年に続き、乃木坂46が登場。

9日土曜、大型ファッションショーに乃木坂のステージ!
04月09日(土) 『GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER』 in 国立代々木第一体育館 に乃木坂46がアーティストとしてパフォーマンスを披露する予定。さらに、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬、松村沙友理がモデルとして参加。
04月09日(土) 25 : 45 ~ 26 : 00 [地デ] 広島ホームテレビ「H♪LINE」に伊藤万理華、衛藤美彩、和田まあやが出演。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」


// 永島聖羅が2016年3月に乃木坂を卒業

永島聖羅の卒業直前の公式ブログ
[名古屋卒業ライブの前々日] 2016/03/17_22:54
「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」
[ライブの前日夜] 2016/03/18_23:54
「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」
[ライブ1日目終了後] 2016/03/20_00:12
「明日でラスト☆永島聖羅☆* 715」
[ライブ2日目終了後] 2016/03/21_11:00
「卒業☆永島聖羅☆*716」
[最後のブログ] 2016/03/26_23:30
「永島聖羅」

永島聖羅に関する当ブログの主な記事
永島聖羅の涙と笑顔、11th選抜の発表から始まった2015年の長い旅 [19Dec15#2]
永島聖羅のいない乃木坂、らりん卒業を巡るグループの現状と未来 [19Dec15]
11th選抜は序列固定型「超無難」選抜、構想力の欠如が招いた松村沙友理3列目と永島聖羅の涙 [19Jan15]
乃木坂の風 15Feb14 ~ コスプレ感が逆に生きた白石麻衣、一瞬で輝きを見せた永島聖羅 in 仮面ティーチャー
乃木坂の風 09Feb14 ~ 急成長の永島聖羅、緊張する琴子とみり愛、センスを見せた山崎怜奈 in NOGIBINGO!2
乃木坂の風 21Jan14 ~ 8th選抜を予想する(2)、万理華、樋口、永島、中元、星野、熾烈なバック8攻防戦
乃木坂の風 15Jan14 ~ 突っ込まれまくる永島聖羅、強烈ゆったんネタをぶっ込む衛藤美彩 in 「おに魂」
乃木坂の風 12Dec13 ~ 永島聖羅がトークの実力を発揮、bayfm「K・WEST」に伊藤寧々、井上小百合と出演
乃木坂の風 07Dec13 ~ 白石麻衣が好調「温泉宿のぎざか」、永島聖羅は「開運音楽堂」で大暴れ!
乃木坂の風 31Oct13 ~ モー娘。のソチ五輪、AKB48の連続ミリオン、そしてやっぱり永島聖羅は美しい
乃木坂の風 27Oct13 ~ 45人の永島聖羅、「らりんを探せ」が教える乃木坂派の魅力
乃木坂の風 18Jul13 ~ 7th選抜への道、生田絵梨花の思い、永島聖羅の不満にどう答えるか
乃木坂の風 08May13#2 ~ 「プリンシパル」6日目、生田独走、橋本と永島追走、松村長女役獲得
乃木坂の風 05May13 ~ 第二幕出演スコア、生田と高山が同点1位、永島は単独3位、プラス能條の4人が全出演


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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