乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
桜井若月W主演の舞台がスタート!!
09月29日(木) 舞台『嫌われ松子の一生』の初日。桜井玲香が「赤い熱情篇」、若月佑美が「黒い孤独篇」に、Wキャストで主演。
「*」の付いた公演が、桜井玲香の担当回で、それ以外は、若月佑美の回
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[公演日程] 品川プリンスホテル クラブeX
09月29日(木) 01日目 第01公演(19:00)
09月30日(金) 02日目 第02公演(19:00)*
10月01日(土) 03日目 第03公演(13:00)&第04公演(18:00)*
10月02日(日) 04日目 休演日
10月03日(月) 05日目 第05公演(19:00)*
10月04日(火) 06日目 第06公演(14:00)&第07公演(19:00)
10月05日(水) 07日目 第08公演(14:00)*&第09公演(19:00)
10月06日(木) 08日目 第10公演(14:00)*&第11公演(19:00)*
10月07日(金) 09日目 第12公演(19:00)
10月08日(土) 10日目 第13公演(13:00)&第14公演(18:00)*
10月09日(日) 11日目 第15公演(13:00)*&第16公演(18:00)
10月10日(月祝) 12日目 第17公演(13:00)&第18最終公演*(18:00)*
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09月30日(金)『乃木坂46 セブン-イレブン限定ミニライブイベント』第3回最終公演 in 京都・京都パルスプラザ。上演時間は、18:00〜20:00前後を予定。
09月30日(金) 「NOGIBINGO!6のBlu-ray&DVD-BOXが発売。抽選応募の特典あり。
10月01日(土) 15枚目第3回全国握手会 in 京都・京都パルスプラザ
10月02日(日) 15枚目第2回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ
10月02日(日) 23 : 00 〜 23 : 30 [地デ] 日本テレビ『おしゃれイズム』に、生駒里奈、白石麻衣、西野七瀬が出演
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]
また、「ブックマーク」内の次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
生駒里奈は、火曜日に、「自分の声を認めてやろうと思ったの。」というタイトルのブログを更新して、舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に出演した感想を述べていますが、演技と歌唱について、ワンランク上を目指してチャレンジし続けた、充実した日々だったことが、しみじみ伝わってきます。
複数回観劇した人で、「公演が進むにつれて、生駒ちゃんの歌が上手くなっている!」とコメントされている方が、少なくなかったので、毎日、指導を受けているのだろうとは思っていました。
ブログの中に、
本番始まって、
休演日開けから毎日歌を見てもらっていました!
発声からやって、
お芝居をどう歌にのせるかなどなど、
お陰様で!
なんとかいこまちゃんでも歌を歌えるようになりました(´;ω;`)
ありがとうございました!
でも、これからも歌教えて下さいませ〜!!
(生駒里奈の2016/09/27_18:30ブログ)
# 空白行の入れ方をオリジナルから変更しています
と書かれていて、やはり、きめ細かいチェックをして貰っていたことが分かります。
グループで活動する乃木坂を離れ、プロの役者だらけの舞台に一人で飛び込み、一つの役を何日にも渡って演じ続けることは、段違いにスキルとメンタルを成長させるのだと思います。
とくに、歌唱は、上手い共演者が、基礎を教えてくれたり、刺激となったりする場合が多いようで、2014年秋に上演されたスーパーエキセントリックシアターの『Mr. カミナリ』でも、Wキャストでヒロインを演じた衛藤美彩と桜井玲香が、その後、音楽番組などのステージで、明らかにレベルアップした歌唱力を見せるようになっています。
さらに、桜井さんは、2015年秋の『リボンの騎士』において、母親であるヘル夫人を演じた女優さんから、多大な影響を受け、歌唱力をぐいぐい伸ばしたことが、手に取るように分かりました。
もちろん、2014年秋のミュージカル『虹のプレリュード』に続く主役抜擢となった、サファイア役の生田絵梨花は、前回の舞台より、さらに声量をアップしていて、低音域に伸びと力強さが出ていた。
『リボンの騎士』は、私も観に行ったんですが、ヘル役の方は、出演者の中でも、桁違いに歌が素晴らしかったので、登場する度、多分、特別に招待されたオペラ歌手かなんかだろうと思っていました。
ところが、舞台が終わり、パンフレットを読んで初めて、元歌のお姉さんで、バラエティに時々出ている「はいだしょうこ」さんだと知り、目が点になるほどびっくりしました(笑)。
これほどハイレベルな歌唱力を持った人と、何日にも渡って、楽屋で机を並べ、舞台で共演して、デュエットをこなしていれば、歌が上手くならないわけがない。
自分より遥かに歌の上手い共演者に混じって、歌をうたい、ミュージカルのレベルを落とさず、お客さんを満足させなければならない状況は、大変なプレッシャーの筈で、そういった困難に直面し、なんとか乗り越えようともがくことが、急速なスキルの向上につながるのだと思います。
生駒里奈は、同じブログに、
私にとって、
こち亀は高い高い超えられない難しい山でした!!
富士山よりも遥かに険しい道のりです!!
お芝居もですが、
1番の課題は
歌でした!!
アイドルとして活動していて、
一応ソロ曲もありますが、
私って
ちゃんと歌えていなかったんだなって思いました。
(生駒里奈の2016/09/27_18:30ブログ)
と記していて、大きな壁にぶつかることが、成長の原動力になったことが窺えます。
まあ、何枚もシングルを出している歌手なのに、しかも、ソロ曲があって、何回もライブで披露しているのに、「歌えていなかった」という点にこそ、乃木坂が抱える深刻な問題があるわけですが(笑)、何はともあれ、舞台を通して「歌を歌えるように」なったのだとすれば、生駒ちゃんにとってだけでなく、グループにとっても、喜ばしいことで、今後の音楽ステージにどう生かされるのか、楽しみです。
星野みなみにも、ミュージカルの仕事、なんとか回ってこないかな(笑)。
生駒ちゃんと同じく、声質は非常に魅力的なので、発声法を習得して、声量をアップすれば、抜群のアピールポイントになるんだけど。
それにしても、生駒里奈は、芝居の方面で、結果を残し続けてますね。
『すべての犬は天国へ行く』で、生駒ちゃんのメリィ役を初めて観たとき、演技センスが抜群で、びっくりしたのを覚えています。
可愛さと無邪気さと残忍さが同居する難しい役を、見事に表現し切っていた。
役を自分の側に引き寄せると言った感じで、「生駒里奈」の中から、「メリィ」に合うパーツを取り出し、ある部分は誇張し、ある部分は抑え気味にして、絶妙の組み合わせで、「生駒メリィ」を生み出している。
メリィは、たまたま生駒ちゃんによく合った役だったので、上手く演じられたという声があったけど、個人的には、役の本質を抽出して、自分の中で再構築するセンスが桁外れという印象で、これだけのセンスがあれば、おそらく、どんな役でも「ものにする」んじゃないかと、思っていました。
そして、今回の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でも、謎の少女「サキ」は、評判が良かったようで、やはり、生駒ちゃんにピッタリの役だったという声が挙がっています。
おそらく、どんな役を任されても、「生駒メリィ」や「生駒サキ」と同じく、「生駒何々」を生み出し、ピッタリの役だったという評価を得る気がします。
あまり、指摘されないけど、乃木坂で映画の主演を、2作連続で務めたのは、生駒里奈だけです。
映画は、大きなお金が動く作品なので、1作目の『コープスパーティ』の評判が良くなければ、続編はないだろうし、主演の「続投」も行われないでしょう。
役と空間の本質を的確に掴み取り、それに合ったオリジナルな演技を編み出していく、類い稀な才能が、彼女にはあるのだと思います。
生駒ちゃんは、普段、ああいった感じなので(笑)、そこに想像を越えた才能が潜んでいることに、気づきにくいかもしれません。
しかし、映画や舞台における活躍を見ていると、乃木坂1期オーディションで、4万人の中から選ばれ、唯一人、連続5シングルに渡ってセンターを任されたことの凄さが、しみじみと伝わってきます。
「48&46ドリームチーム」のセンターに抜擢され、「サイレントマジョリティー」のステージが大反響を呼んだのも、決して、偶然ではなく、たまたま、そのイメージが彼女に合っていたからでもない。
生駒里奈の持っている才能、とりわけ表現力に関わる部分は、普段の「ポンコツ感」とは裏腹に(笑)、桁違いのレベルということです。
さて、前回記事で紹介したように、乃木坂「裸足でSummer」のYouTube公開MVは、4日後に公開がスタートした、欅坂「世界には愛しかない」MVに、累計再生回数で追い上げられ、今週始め、ついに抜かれてしまいました。
再生数の上昇速度を比べると、ごく初期に、リードを許したものの、すぐに「裸足で」が「世界には」を上回り、しばらく優位が続きますが、やがて逆転され、結局、累計再生数まで追い越されてしまう。
実は、これと似た現象が、iTunes Store トップソングでも、起こりつつあります。
トップソングの順位を、MV再生数の上昇速度に準えるならば、総ダウンロード数は、累計再生数に相当する。
そして、iTunes ランキングの推移を眺めると、ごく初期に、リードを許したものの、すぐに「裸足で」が「世界には」を上回り、しばらく上位が続きますが、・・・・。
そうなんです、最近、「裸足でSummer」の順位は、「世界には愛しかない」に逆転されそうになっています。
もし、MVの再生数上昇スピードと同様に、順位を逆転され、そのまま進むと、やがてはダウンロード総数まで追い越されてしまう危険がある。
iTunes Store トップソングにおいて、何が起こっているのか、配信開始からの経過時間を揃えて、順位を比べてみましょう。
(表1) iTunes Store トップソングにおける、「裸足でSummer」と「世界には愛しかない」の配信1週目から6週目までの週ごとの順位帯分布と日ごとの順位変化
凡例
配信開始からの経過週数
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 対象となった期間
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順位 * 順位 : 配信開始からの経過日数
# 青色は「裸足でSummer」、オレンジ色は「世界には愛しかない」の順位帯表あるいは順位
# 上記 A〜H と Z は、対象週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「経過週数」は、週始めである月曜から、週終わりである日曜までの7日間を1週間とし、発売日を含む週を「01週目」として数えている
# 両曲とも、配信1日目が水曜なので、01週目は、1日目から5日目までの5日間で、02週目から7日間になる
# 日ごとの変化では、同じ経過日数の順位を並べているが、配信開始がともに水曜なので、日数が同じであれば、曜日が同じになる
#「←」は、「世界」が「裸足」より上位にある日を示している
01週目
4-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 07/20(水)24(日)
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 08/10(水)14(日)
============================
010位 * 004位 : 01日目(水) ←
008位 * 005位 : 02日目(木) ←
010位 * 005位 : 03日目(金) ←
010位 * 005位 : 04日目(土) ←
015位 * 005位 : 05日目(日) ←
02週目
1-6-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 07/25(月)31(日)
1-2-4-0-0 / 0-0-0 [0] : 08/15(月)21(日)
============================
011位 * 010位 : 06日目(月) ←
011位 * 015位 : 07日目(火)
012位 * 019位 : 08日目(水)
013位 * 025位 : 09日目(木)
013位 * 023位 : 10日目(金)
010位 * 025位 : 11日目(土)
011位 * 027位 : 12日目(日)
03週目
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 08/01(月)07(日)
0-0-0-1-1 / 5-0-0 [0] : 08/22(月)28(日)
04週目
0-0-0-4-3 / 0-0-0 [0] : 08/08(月)14(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 08/29(月)04(日)
05週目
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 08/15(月)21(日)
0-0-0-0-0 / 3-4-0 [0] : 09/05(月)11(日)
06週目
0-0-0-0-0 / 2-5-0 [0] : 08/22(月)28(日)
0-0-0-0-0 / 1-6-0 [0] : 09/12(月)18(日)
============================
068位 * 126位 : 34日目(月)
099位 * 128位 : 35日目(火)
112位 * 118位 : 36日目(水)
111位 * 121位 : 37日目(木)
124位 * 141位 : 38日目(金)
110位 * 127位 : 39日目(土)
101位 * 098位 : 40日目(日) ←
公開1週目は、「世界には愛しかない」が、「裸足でSummer」を毎日上回り、2週目の月曜まで続きます。
しかし、7日目以降は、「裸足で」が「世界には」より上位にランクインし、週ごと順位帯分布の比較に表れているように、その優勢は、2週目、3週目、4週目、5週目まで続きます。
ところが、6週目の順位帯分布は、それまでに見られたような、両者を隔てる明確な違いがなくなっている。
実際、その週の土曜、配信40日目に、「世界には」が「裸足で」を34日ぶりに上回る、順位の逆転が起こっています。
「世界には」の順位下降速度が、やや鈍くなって、「裸足で」の順位に近づいている。
そして、7週目以降、この傾向はさらに強まっていきます。
(表2) iTunes Store トップソングにおける、「裸足でSummer」と「世界には愛しかない」の配信7週目以降の週ごとの順位帯分布と日ごとの順位変化
凡例
配信開始からの経過週数
A-B-C-D-E / F-G-H [Z]
============================
順位 * 順位 : 配信開始からの経過日数
# 青色は「裸足でSummer」、オレンジ色は「世界には愛しかない」の順位帯表あるいは順位
# 上記 A〜H と Z は、対象週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 表記法は(表1)と同じ
# 両曲とも、7週目から、「裸足でSummer」は11週目火曜、「世界には愛しかない」は8週目火曜に相当する、2016年9月27(火)までの最新データを載せている
#「←」は、「世界」が「裸足」より上位にある日を示している
#「200外」は、200位圏外
07週目
0-0-0-0-0 / 3-4-0 [0] : 08/29(月)04(日)
0-0-0-0-0 / 0-6-1 [0] : 09/19(月)25(日)
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088位 * 119位 : 41日目(月)
088位 * 113位 : 42日目(火)
098位 * 149位 : 43日目(水)
102位 * 148位 : 44日目(木)
124位 * 159位 : 45日目(金)
105位 * 103位 : 46日目(土) ←
102位 * 109位 : 47日目(日)
08週目
0-0-0-0-0 / 1-5-1 [0] : 09/05(月)11(日)
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [0] : 09/26(月)27(火)
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100位 * 080位 : 48日目(月) ←
117位 * 112位 : 49日目(火) ←
135位 : 50日目(水)
137位 : 51日目(木)
150位 : 52日目(金)
152位 : 53日目(土)
134位 : 54日目(日)
09週目
0-0-0-0-0 / 0-1-4 [2] : 09/12(月)18(日)
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137位 : 55日目(月)
169位 : 56日目(火)
187位 : 57日目(水)
189位 : 58日目(木)
200外 : 59日目(金)
200外 : 60日目(土)
156位 : 61日目(日)
10週目
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [5] : 09/19(月)25(日)
11週目
0-0-0-0-0 / 0-1-1 [0] : 09/26(月)27(火)
7週目の中盤である、水曜、木曜、金曜に、「世界には」が一時、順位を崩したので、順位帯表では、「裸足で」が優勢に見えます。
しかし、週の終盤、両者の順位は接近し、46日目土曜には、再び、欅坂が乃木坂より上位にランクイン。
さらに、8週目に入ると、月曜、火曜と連続で「世界には」が「裸足で」を上回ることになる。
4日中3日、欅坂が乃木坂を越えたわけで、7日目以降、後者が前者より常に優勢だった、これまでの経緯を考えると、「裸足で」は「世界には」に、いよいよ肉迫されてきた感がある。
しかも、「裸足でSummer」にとって厳しいのは、次の9週目に、初めて200位圏外を喫することになり、10週目、11週目は、圏内に入ったり出たりすることになる。
つまり、9週目から、順位の急降下時期に入るわけで、「世界には愛しかいない」が、堅調な推移をしばらく維持すると、欅坂の優位が、明確化していきます。
序盤の優勢を、後になって崩されるのは、MVの再生数で見られたことですが、同じような現象が、iTunes Store ランキングでも起こりつつある。
考えてみれば、MVの再生数と配信の成績は、連動していることが多いので、不思議なことではないのかもしれません。
ただ、「スルメ曲」が褒め言葉であるように、後々になっても、じわじわ売れ続けることが、本当の楽曲人気を表しているのだとすれば、8週目以降、「世界には愛しかない」が「裸足でSummer」を上回るかどうかは、大きな注目点と言えます。
今後、「世界には」が、しぶとく200位以内に留まり続け、MVと同様、「裸足で」との順位差が、徐々に拡大していくなら、最終的なダウンロード総数でも、欅坂2枚目表題曲が、乃木坂15枚目のそれを越えてしまう可能性がある。
今週は、その行方を占う分岐点だと言えるでしょう。
乃木坂欅坂とAKB48Gの楽曲について、最新の順位帯分布を、以下にまとめておきます。
(表3) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂欅坂とAKB48Gが最近リリースした楽曲の順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信開始から2016年9月27日(火)までの経過日数; 確認出来た最高順位) 曲名
# 上記 A〜H と Z は、対象週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「曲名」に続く(A)はTypeA、(B)はTypeBに収録された楽曲を意味する
# 同一曲が、複数の配信源からダウンロード可能な場合は、もっともランクイン日数の長いものを選んで載せている。以下に載せた曲に関しては、そのType収録曲が、最高順位でも一番の成績を示している
乃木坂46
05-09-05-04-03 / 13-16-08 [007] (063/070日; 08位) (15th) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [138] (051/189日; 05位) (14th) ハルジオンが咲く頃
00-00-01-03-03 / 21-22-17 [059] (067/126日; 26位) (2ndAb) きっかけ
欅坂46
06-02-04-01-01 / 17-17-01 [000] (049/049日; 03位) (2nd) 世界には愛しかない
31-15-20-22-27 / 59-01-00 [000] (175/175日; 01位) (1st) サイレントマジョリティー
AKB48
02-03-01-01-02 / 05-06-02 [006] (022/028日; 07位) LOVE TRIP (A)
00-00-00-00-00 / 02-01-01 [024] (004/028日; 51位) しあわせを分けなさい (A)
00-00-01-02-01 / 02-03-04 [015] (013/028日; 24位) 光と影の日々 (A)
NMB48、SKE48、HKT48
00-00-00-01-02 / 05-08-03 [044] (019/063日; 36位) 僕はいない (A)
00-00-00-01-00 / 03-02-07 [030] (013/043日; 40位) 金の愛、銀の愛 (A)
00-00-01-01-00 / 03-03-06 [007] (014/021日; 29位) 最高かよ (B)
「裸足でSummer」は、「ハルジオンが咲く頃」より、ランクイン日数が12日、長くなっています。
ただ、最高順位は8位で、前作の5位から下がっている。
順位は相対的なもので、例えば、RADWIMPSが歌う、アニメ映画『君の名は。』関連曲が、1ヶ月に渡って、トップ3をほぼ独占している現在のような状況だと、最高順位が前作より低くなるのはやむを得ません。
しかし、乃木坂の場合、10枚目「何度目の青空か?」と11枚目「命は美しい」がトップ3に入り、13枚目「今、話したい誰かがいる」は4位、14枚目「ハルジオンが咲く頃」が5位と、最高順位が下がり続ける中での、15枚目「裸足でSummer」8位なので、やや心配になるデータです。
結局、15枚目表題曲の iTunes ランキングは、最高順位で前作を下回ったものの、ランクイン日数で前作を上回ったことになります。
15枚目のオリコン売り上げが、初動で前作割れ、累計で前作越えだったのと似ています(笑)。
CDセールスと有料配信、どちらも「ほぼ前作並」といのが、15枚目に対する妥当な見方かもしれません。
2ndアルバム「それぞれの椅子」のリード曲「きっかけ」は、最高順位こそ26位ですが、67日間ランクインしており、現在、200位以内に入ったり出たりしている「裸足でSummer」が、これを越えるかどうかは、微妙なところです。
次に、「サイレントマジョリティー」は、トップ10に31日もランクインし、その後、現在に至っても、200位以内、というより、ほとんど100位以内に留まり続けています。
100位を割り込んだのは、たった1日だけですから。
配信開始が4月6日(水)だったので、10月6日(水)で、ちょうど半年間の200位圏内連続ランクインとなります。
現在の順位が、51位なので、難なく達成出来るでしょう。
欅坂は、こういったデビュー曲のヒットに加えて、2枚目表題曲「世界には愛しかない」も、最近、底堅さが見られるようになり、新人アイドルとしては、滅多にないほど好調な楽曲セールスを展開しています。
欅坂が快進撃を見せる一方、深刻なのは、AKB48G、とくに「本店」であるAKB48の配信成績です。
45枚目表題曲「LOVE TRIP」が、最高7位の22日ランクイン、もう一つの表題曲「しあわせを分けなさい」は、最高51位の4日、共通カップリング曲「光と影の日々」は、最高24位の13日。
「総選挙」選抜が担当する話題性の高いシングルで、しかも、ドラマ『時をかける少女』の主題歌、『ゼクシィ』のCMソング、スポーツ番組『熱闘甲子園』のテーマソングと、それぞれに分厚いタイアップが付けられたことを考えると、極めて厳しい数字と言わざるを得ません。
iTunes ランキングでは、「裸足でSummer」が、「世界には愛しかない」と、ギリギリの攻防を繰り広げている最中ですが、有線ランキングでは、どちらが優勢か、はっきりしています。
(表4) 有線ランキングのJPOPトップ50における、「裸足でSummer」と「世界には愛しかない」の順位推移
凡例
曲名
これまでの総ランクイン回数(週数) 最高順位 A-B-C-D-E [最初の登場はCD発売から何週目か/最新ランキングはCD発売から何週目か]
============================
順位 A-B-C-D-E [Z] その時点でのランクイン回数 : CD発売からの経過週 有線ランキングの日付 集計期間
# 上記 A〜H は、それぞれ次の順位帯を表し、そこにランクインしている場合は「1」、していない場合は「0」を記している。A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、Z(50位圏外)
# 有線ランキングの1週間は、土曜から始まって金曜に終わる7日
# ランキングが発表されない週があり、その時は、2週分をまとめた結果が次回に示される
# 初登場した週から、最新の9月23日付までのデータを載せている
裸足でSummer
07回(08週) 09位 3-3-0-0-1 [01週目/08週目]
============================
49位 0-0-0-0-1 [0] 01回 : 01週目 08/05付 07/23(土)29(金)
13位 0-1-0-0-0 [0] 02回 : 2&3週目 08/19付 07/30(土)12(金)
11位 0-1-0-0-0 [0] 03回 : 04週目 08/26付 08/13(土)19(金)
10位 1-0-0-0-0 [0] 04回 : 05週目 09/02付 08/20(土)26(金)
09位 1-0-0-0-0 [0] 05回 : 06週目 09/09付 08/27(土)02(金)
10位 1-0-0-0-0 [0] 06回 : 07週目 09/16付 09/03(土)09(金)
17位 0-1-0-0-0 [0] 07回 : 08週目 09/23付 09/10(土)16(金)
世界には愛しかない
06回(07週) 02位 5-1-0-0-0 [1&2週目/07週目]
============================
20位 0-1-0-0-0 [0] 01回 : 1&2週目 08/19付 07/30(土)12(金)
07位 1-0-0-0-0 [0] 02回 : 03週目 08/26付 08/13(土)19(金)
02位 1-0-0-0-0 [0] 03回 : 04週目 09/02付 08/20(土)26(金)
05位 1-0-0-0-0 [0] 04回 : 05週目 09/09付 08/27(土)02(金)
04位 1-0-0-0-0 [0] 05回 : 06週目 09/16付 09/03(土)09(金)
05位 1-0-0-0-0 [0] 06回 : 07週目 09/23付 09/10(土)16(金)
「裸足でSummer」は、最高9位の現在まで7回8週のトップ50入りで、一方、「世界には愛しかない」は、最高2位の6回7週ランクイン。
週ごとの順位帯変化を見ても、欅坂が乃木坂より、高い人気を得ていることが分かります。
ん〜、やはり、欅坂の楽曲人気には、相当なものがあるという印象を受けます。
では、それぞれの前作である「ハルジオンが咲く頃」と「サイレントマジョリティー」は、どうのような成績だったのでしょう?
(表5) 有線ランキングのJPOPトップ50における、「ハルジオンが咲く頃」と「サイレントマジョリティー」の順位推移
凡例
曲名
これまでの総ランクイン回数(週数) 最高順位 A-B-C-D-E [最初の登場はCD発売から何週目か/最新ランキングはCD発売から何週目か]
============================
順位 A-B-C-D-E [Z] その時点でのランクイン回数 : CD発売からの経過週 有線ランキングの日付 集計期間
# 表記法は(表4)と同じ
#「50外」は、50位圏外
ハルジオンが咲く頃
12回(13週) 06位 2-5-1-2-2 [01週目/26週目]
============================
48位 0-0-0-0-1 [0] 01回 : 01週目 04/01付 03/19(土)25(金)
26位 0-0-1-0-0 [0] 02回 : 02週目 04/08付 03/26(土)01(金)
06位 1-0-0-0-0 [0] 03回 : 03週目 04/15付 04/02(土)08(金)
10位 1-0-0-0-0 [0] 04回 : 04週目 04/22付 04/09(土)15(金)
13位 0-1-0-0-0 [0] 05回 : 05週目 04/29付 04/16(土)22(金)
13位 0-1-0-0-0 [0] 06回 : 6&7週目 05/13付 04/23(土)06(金)
12位 0-1-0-0-0 [0] 07回 : 08週目 05/20付 05/07(土)13(金)
13位 0-1-0-0-0 [0] 08回 : 09週目 05/27付 05/14(土)20(金)
19位 0-1-0-0-0 [0] 09回 : 10週目 06/03付 05/21(土)27(金)
32位 0-0-0-1-0 [0] 10回 : 11週目 06/10付 05/28(土)03(金)
40位 0-0-0-1-0 [0] 11回 : 12週目 06/17付 06/04(土)10(金)
48位 0-0-0-0-1 [0] 12回 : 13週目 06/24付 06/11(土)17(金)
50外 0-0-0-0-0 [1] 12回 : 14週目 07/01付 06/18(土)24(金)
・・・・・・・・・・・・・・・
50外 0-0-0-0-0 [1] 12回 : 26週目 09/23付 09/10(土)16(金)
サイレントマジョリティー
12回(13週) 02位 5-2-3-1-1 [01週目/24週目]
============================
24位 0-0-1-0-0 [0] 01回 : 01週目 04/15付 04/02(土)08(金)
02位 1-0-0-0-0 [0] 02回 : 02週目 04/22付 04/09(土)15(金)
05位 1-0-0-0-0 [0] 03回 : 03週目 04/29付 04/16(土)22(金)
06位 1-0-0-0-0 [0] 04回 : 4&5週目 05/13付 04/23(土)06(金)
08位 1-0-0-0-0 [0] 05回 : 06週目 05/20付 05/07(土)13(金)
10位 1-0-0-0-0 [0] 06回 : 07週目 05/27付 05/14(土)20(金)
15位 0-1-0-0-0 [0] 07回 : 08週目 06/03付 05/21(土)27(金)
19位 0-1-0-0-0 [0] 08回 : 09週目 06/10付 05/28(土)03(金)
23位 0-0-1-0-0 [0] 09回 : 10週目 06/17付 06/04(土)10(金)
24位 0-0-1-0-0 [0] 10回 : 11週目 06/24付 06/11(土)17(金)
32位 0-0-0-1-0 [0] 11回 : 12週目 07/01付 06/18(土)24(金)
42位 0-0-0-0-1 [0] 12回 : 13週目 07/08付 06/25(土)01(金)
50外 0-0-0-0-0 [1] 12回 : 14週目 07/15付 07/02(土)08(金)
・・・・・・・・・・・・・・・
50外 0-0-0-0-0 [1] 12回 : 24週目 09/23付 09/10(土)16(金)
「ハルジオンが咲く頃」は、最高6位の12回13週のトップ50入りです。
「裸足でSummer」と、週ごとの順位変化を比べると、8週目までは、ほぼ互角という感じでしょうか。
ただ、有線でも、最高順位が6位から8位へ下がっていて、まあ、ゆったりしたバラード系の方が流しやすいのかもしれず、「下落」と見るべきではないとも思いますが、配信での連続下落を念頭に置いて眺めると、気になる数字ではあります。
「サイレントマジョリティー」は、さぞかし、上位連発の凄まじい順位が並んでいるのかと思いきや、最高2位の12回13週ランクインで、週ごとの変化を見る限り、ベスト5滞在を4週続けている「世界には愛しかない」の方が、より人気が高いと言っていい。
もちろん、新人アイドルのデビュー曲としては、破格に良い数字ですが、有料配信における、凄まじい快進撃を考えると、控えめな印象を受けてしまいます。
あるいは、有線は、レストランや居酒屋など、公共の場で、不特定多数の人に向けて流すことが多いので、実績のない新人グループの曲は採用されずらいなど、やや保守的なチョイスに傾くのかもしれません。
「サイレントマジョリティー」が間違いなくヒット曲であるという、一般的な評価が固まると、そのグループの2曲目以降は、選ばれやすくなって、「世界には愛しかない」へのリクエストが増えるという推察は、考え過ぎでしょうか(笑)。
とは言っても、「サイレントマジョリティー」も、素晴らしい成績なわけで、欅坂、実は、有線が強いんですね。
最後に、AKB48Gの曲に関する、有線ランキングを載せておきます。
(表6) 有線ランキングのJPOPトップ50における、AKB48Gの最新曲の順位推移
凡例
曲名
これまでの総ランクイン回数(週数) 最高順位 A-B-C-D-E [最初の登場はCD発売から何週目か/最新ランキングはCD発売から何週目か]
# 表記法は(表4)と同じ
AKB48
13回(14週) 02位 5-2-3-1-2 [02週目/28週目] (43rd) 君はメロディー
05回(05週) 38位 0-0-0-3-2 [01週目/16週目] (44th) 翼はいらない
01回(01週) 47位 0-0-0-0-1 [02週目/03週目] (45th) LOVE TRIP
NMB48、SKE48、HKT48
05回(06週) 18位 0-1-3-1-0 [1&2週目/07週目] 僕はいない
02回(02週) 28位 0-0-1-1-0 [04週目/05週目] 金の愛、銀の愛
01回(01週) 15位 0-1-0-0-0 [02週目/02週目] 最高かよ
AKB48の「LOVE TRIP」は、発売2週目に相当する09/16付で、47位に初登場して、「これから上がっていくんだな」と予想していたんですが、次の週である09/23付では、トップ50に名前がなかった。
このまま再登場がなければ、最高47位の1回1週という、驚くべき成績が確定してしまいます。
しかし、43枚目「君はメロディー」、44枚目「翼はいらない」、そして45枚目「LOVE TRIP」と、表題曲の有線成績は、最高順位、ランクイン回数、順位帯変化とも、キレイに下降し続けており、45枚目がこのまま終わってしまっても、おかしくない雰囲気が漂っている。
表題2曲と共通カップリング1曲の計3曲を、同時にプロモーションしたため、注目度が分散してしまった、戦略上の問題はあるかもしれません。
ただ、そうは言っても、シングルを出せば、表題曲が必ず総合5位以内には入っていたAKB48ですから、2作続けての大幅な失速となると、グループの楽曲人気が、極めて深刻なレベルにまで落ち込んでいる可能性があります。
上述したように、45枚目の収録曲は、iTunes ランキングでも、厳しい数字が出ていて、オリコンの連続ミリオン記録は続いていますが、グループの新曲に対する期待感は、いよいよ危険水域に入りつつあるのかもしれません。
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