ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂9枚目個別握手会は再び長期販売も、9th選抜は「連続応募」と「紅白」で短期の可能性 [10May14]

2014-05-10 16:30:00 | 芸能
先日明らかになった5月12日付オリコン週間ランキングで、「気づいたら片想い」は1万2千枚で13位に入り、累計が51万8千枚に達しました。

「バレッタ」は、現在51万4千枚なので、「気づいたら片想い」は発売5週目で、前作累計を越えたことになります。

今週の売り上げには、前次から完売15部増、推定1万3千枚アップの個別握手会第12次応募分が流れ込んでいると思われます。

一方、第13次応募は完売3部増、推定2千枚の上乗せで勢いがなく、9枚目シングルの個別応募が始まる中、8枚目「気づいたら片想い」の累計が、前作「バレッタ」をどこまで引き離せるか、今のところ、威勢の良い見通しは出しづらいです。

ん~、「気づいたら片想い」は個別握手会に力強さがないですね。


そのことも原因だと思いますが、7月9日(水)発売、9枚目シングルの個別握手会日程が以下のように発表され、昨日、さっそく第1回応募受付が行われました。

[第1回] 7月13日(日) パシフィコ横浜
[第2回] 8月2日(土) 東京ビッグサイト
[第3回] 9月13日(土) 京都パルスプラザ
[第4回] 9月21日(日) ポートメッセ名古屋
[第5回] 9月28日(日) 幕張メッセ
[第6回] 10月18日(土) パシフィコ横浜

9th選抜の発表前、タイトルどころか、誰が歌うのかすら分からない段階でCDが発売されるのは、さすがに凄い光景です(笑)。

CDが売れるのは、楽曲の魅力ではなく、まさに握手券の人気なんだと、あらためて思い知らされますが、ただ、新選抜の発表は、5月4日(日)深夜の「乃木坂って、どこ?」で行う予定だったんじゃないかという気がします。

いくらなんでも、選抜発表前の個別応募は、様にならないでしょう(笑)。

運営にとっても、「世界卓球」による「乃木どこ?」の休止は、想定外だったのかもしれません。


9枚目個別握手会も長期販売

さて、今日は、明らかになった9枚目個別握手会の日程から、9th選抜の「在任期間」と、10枚目シングルの発売日を考えてみます。

まず、9枚目個別が長期販売かどうかを調べるため、これまでのシングルについて、個別の行われた期間を見てみましょう。

(表1) 各シングルの発売から最終個別握手会までの期間

凡例
シングル番号:発売から最終個別までの日数「タイトル」
発売 =日数=> 第1回個別 =日数=> 最終個別

1枚目:66日「ぐるぐるカーテン」
発売 =31日=> 第1回 =35日=> 最終第3回

2枚目:45日「おいでシャンプー」
発売 =19日=> 第1回 =26日=> 最終第2回

3枚目:66日「走れ!Bicycle」
発売 =11日=> 第1回 =55日=> 最終第4回

4枚目:60日「制服のマネキン」
発売 =4日=> 第1回 =56日=> 最終第5回

5枚目:47日「君の名は希望」
発売 =3日=> 第1回 =44日=> 最終第5回

6枚目:102日「ガールズルール」
発売 =24日=> 第1回 =78日=> 最終第6回

7枚目:95日「バレッタ」
発売 =18日=> 第1回 =77日=> 最終第6回

8枚目:110日「気づいたら片想い」
発売 =4日=> 第1回 =106日=> 最終第6回

9枚目:101日「タイトル未定」
発売 =4日=> 第1回 =97日=> 最終第6回


9枚目シングルは、CDリリースから最後の第6回個別までが101日で、過去最も長かった「気づいたら片想い」の110日とあまり変わらないほど、長期の握手会日程になっています。

さらに、第1回から第6回までの期間が97日、3ヶ月以上に及んでいます。

「ガールズルール」は、発売から最終個別までが9枚目とほぼ同じ102日ですが、初回から最終回までの期間は78日で、9枚目個別がいかに長期に展開されているかが分かります。

つまり、9枚目シングルは、8枚目「気づいたら片想い」と同じく、個別握手会の日程を長期化させ、より多くの給料日に渡って応募受付を重ね、完売部数を伸ばすことを狙った長期販売手法だと思われます。


8枚目個別は長期販売なのに、8th選抜の活動期間が短かった理由

個別握手会がこれだけ長期であれば、9th選抜の「在任期間」も長くなり、10枚目発売はずっと先になると考えるのが普通です。

ところが、8枚目「気づいたら片想い」のケースを見ると、今の運営は、この普通の発想をしないことが分かります。

以下の二つの表は、これまでのシングルに関して、発売間隔と選抜の「在任期間」を示しています。

(表2) 各シングルの発売間隔

1枚目発売 == 10週 ==> 2枚目発売
2枚目発売 == 16週 ==> 3枚目発売
3枚目発売 == 17週 ==> 4枚目発売
4枚目発売 == 12週 ==> 5枚目発売
5枚目発売 == 16週 ==> 6枚目発売
6枚目発売 == 21週 ==> 7枚目発売
7枚目発売 == 18週 ==> 8枚目発売
8枚目発売 == 14週 ==> 9枚目発売
9枚目発売 == ??週 ==> 10枚目発売

(表3) 歴代選抜の在任期間

凡例
シングル番号による選抜名 在任期間 : 選抜発表日 ~ 次選抜の発表日

# 選抜発表日は、「乃木坂って、どこ?」で放送された時刻を日曜深夜と見なして、その日曜の日付としている
# 先行発表のあった「ガールズルール」6th選抜も、「乃木どこ?」での放送日を発表日とした

1枚目選抜 10週 : 2012/01/08 ~ 03/18
2枚目選抜 13週 : 03/18 ~ 06/17
3枚目選抜 16週 : 06/17 ~ 10/07
4枚目選抜 13週 : 10/07 ~ 2013/01/06
5枚目選抜 15週 : 01/06 ~ 04/21
6枚目選抜 24週 : 04/21 ~ 10/06
7枚目選抜 16週 : 10/06 ~ 2014/01/26
8枚目選抜 15週 : 01/26 ~ 05/11
9枚目選抜 ??週 : 05/11 ~ ??/??


8枚目「気づいたら片想い」は個別握手会が過去最長の期間に渡り、応募受付も、現在第17次まで予定されていて、かつてない長期販売を行っています。

しかし、(表2)のように、8枚目と9枚目のリリース間隔は14週とかなり短く、西野七瀬センターの8th選抜も、在任が15週とこれも短い部類に入ります。

個別握手会が長期日程なのに、なぜこうなるのかというと、乃木坂運営が、8枚目シングルにおいて、まだ多くの個別が残り、最後の回まで長い日数があるにもかかわらず、次の選抜を発表する「前倒し」を行ったからです。

次の表は、各シングルについて、「発売」「次選抜の発表」「最後の個別握手会」「次シングルの発売」という四つの出来事がどういうスケジュールで行われたかを示したものです。

(表4)

凡例
シングル発売 =日数=> 次シングル選抜の発表(残A/B) =日数=> 最終個別握手会 =日数=> 次シングルの発売

# Bは個別握手会の全日数、Aは選抜発表時点でまだ行われていない個別日数
# (-1)日はマイナス1日の意
# 赤字は文中で指摘するための単なる強調

1枚目発売 =25日=> 2枚目選抜発表(残3/3) =41日=> 最終個別 =4日=> 2枚目発売

2枚目発売 =46日=> 3枚目選抜発表(残0/2) =(-1)日=> 最終個別 =67日=> 3枚目発売

3枚目発売 =46日=> 4枚目選抜発表(残1/4) =20日=> 最終個別 =53日=> 4枚目発売

4枚目発売 =18日=> 5枚目選抜発表(残3/5) =42日=> 最終個別 =24日=> 5枚目発売

5枚目発売 =39日=> 6枚目選抜発表(残2/5) =8日=> 最終個別 =65日=> 6枚目発売

6枚目発売 =95日=> 7枚目選抜発表(残1/6) =7日=> 最終個別 =45日=> 7枚目発売

7枚目発売 =60日=> 8枚目選抜発表(残2/6) =35日=> 最終個別 =31日=> 8枚目発売

8枚目発売 =39日=> 9枚目選抜発表(残3/6) =71日=> 最終個別 =(-12)日=> 9枚目発売

9枚目発売 =??日=> 10枚目選抜発表(残?/6) =??日=> 最終個別 =??日=> 10枚目発売


表中、「7枚目発売」で始まる行を見ると、「8枚目選抜発表」から「8枚目発売」までの期間が35日プラス31日、つまり9週プラス3日となっているのが分かります。

この期間は、どのシングルでもほぼ一定で、選抜の「在任期間」を左右する要素ではありません。

ところが、次の行、「8枚目発売」から「9枚目選抜発表」の期間が39日で、これが相当に短いため、8th選抜の「在任期間」が短くなっています。

そして、39日という短さになったのは、「9枚目選抜発表」を「最終個別」の71日も前に行ったからです。

この71日というのが、歴代最高にべらぼうに長いんですね(笑)。

また、「9枚目選抜発表」の時点で、個別握手会はまだ3日残っていて、しかも、「世界卓球」の試合がなく、5月4日(日)深夜に「乃木どこ?」が放送されていたら、4日も残しての選抜発表となっていました。

通常であれば、「最終個別」の30日、40日あたり前まで、その選抜で行くのですが、71日前という過去最高の「前倒し」で、新選抜に移行するため、8枚目個別は長期日程なのに、8th選抜の活動期間が短くなってしまったということです。

「9枚目選抜発表」から「9枚目発売」は、71日マイナス12日、つまり8週プラス3日という、ほぼ従来通りの長さなので、結局、「8枚目発売」から「9枚目発売」の期間もかなり短くなり、乃木坂史上初となる、最終個別前の次シングル発売となったわけです。


乃木坂の風 04Feb14 ~ 8枚目シングルは歴代最高の長期販売、西野七瀬のセンターはロングランが濃厚』では、個別の長期販売から素直に考え、8th選抜は「長期政権」と書いて、思いっきり予想を外してしまいました(笑)。

個別握手会は長期販売にしたいけど、シングル発売の間隔を長くしたくはない、という気持ちは分かります。

そして、今の運営は、それによってAKB48グループが苦しんでいるさまざまな弊害に目をつぶって、『じゃあ選抜発表とシングル発売を「前倒し」してしまえ』と踏み込んだのでしょう。

個別の日数を減らすという、最もマトモな策は眼中にないようです(笑)。

ということで、9枚目シングルのスケジュールを予想するにあたっても、8th選抜「在任期間」の予想と同じ轍を踏まないよう、今の乃木坂運営は、平気で「前倒し」をやってくることを念頭に置く必要があります。


10th選抜発表は9枚目個別を4日残した時点になる可能性が高い

まずは、10th選抜がいつ発表されるかを考えてみましょう。

選抜発表は、「乃木どこ?」が放送される日曜日に行われます。

また、これまでの経験から、予告編で次回の選抜発表が判明してから、実際に放送されるまでの1週間に、個別握手会が入らないような日付が選ばれている節があります。

すると、以下のような候補日が出てきます。


個別握手会を5日残した状態で10th選抜の発表が行われる場合

7月20日7月27日

個別握手会を4日残した状態で10th選抜の発表が行われる場合

8月10日8月17日8月24日8月31日9月7日

個別握手会を3日残した状態で10th選抜の発表が行われる場合

該当日なし

個別握手会を2日残した状態で10th選抜の発表が行われる場合

該当日なし

個別握手会を1日残した状態で10th選抜の発表が行われる場合

10月5日10月12日


さらに絞り込むために、発売日も一緒に予想したいところです。

選抜発表からシングル発売までの期間は、以下の表で示されるように、9週プラス3日とほぼ一定していて、この日数を使えば、それぞれの選抜発表候補日からシングル発売予想日を導くことが出来ます。

(表5) 選抜発表からシングル発売までの期間

凡例
選抜発表 =週間算の日数=> シングル発売

1枚目選抜発表 =6週+3日=> 1枚目発売
2枚目選抜発表 =6週+3日=> 2枚目発売
3枚目選抜発表 =9週+3日=> 3枚目発売
4枚目選抜発表 =10週+3日=> 4枚目発売
5枚目選抜発表 =9週+3日=> 5枚目発売
6枚目選抜発表 =10週+3日=> 6枚目発売
7枚目選抜発表 =7週+3日=> 7枚目発売
8枚目選抜発表 =9週+3日=> 8枚目発売
9枚目選抜発表 =8週+3日=> 9枚目発売


「9枚目選抜発表」が、もし5月4日(日)に行われていれば、「9枚目発売」まで、やはりちょうど9週プラス3日、つまり66日になっていました。

この期間が一定しているのは、シングルの制作とキャンペーンに必要な日数が似てくるからと考えていたのですが、最近の運営を見ていると、もっと別の理由もあるようです。

それは、個別握手会への応募を、シングル発売の60日くらい前に始めて、オリコン初動に流れ込む枚数を稼ぎたいということです。

4月2日(水)に発売された「気づいたら片想い」は、発売の66日前、1月26日(日)に8th選抜発表があり、発売の56日前、2月4日(火)から5日(水)に個別の第1次応募が始まりました。

その後、1週間に1回のペースで応募を行い、2回の給料日を含んだ期間、第8次応募分までをオリコン初動に流し込むことに成功しています。

これが個別売り上げ34万枚につながり、初動45万8千枚を叩き出す原動力になります。

選抜発表からシングル発売まで、もし例えば30日しかなければ、個別売り上げは半減して、オリコン初動が大きく下がることになるので、9週プラス3日は、重要な日数なんだと思います。


ということで、上に挙げた10th選抜発表の候補日に、9週プラス3日を足して、10枚目シングルの発売日を予想してみます。

(表6) 10枚目の発売日予想

凡例
10th選抜発表候補日(9th選抜の在任期間, 10th選抜発表から9枚目最終個別までの日数):9枚目=発売間隔=>10枚目(発売予想日)

# オレンジ色は、決定済みの日付ではなく、予想される日付という意味
# 「:」以後の発売日程は、選抜発表からシングル発売までを9週プラス3日とした場合のスケジュール

10th選抜発表時、個別握手会が5日残っている場合

07月20日(在任10週, 90日):9枚目=11週=>10枚目(09月24日)
07月27日(在任11週, 83日):9枚目=12週=>10枚目(10月01日)

10th選抜発表時、個別握手会が4日残っている場合

08月10日(在任13週, 69日):9枚目=14週=>10枚目(10月15日)
08月17日(在任14週, 62日):9枚目=15週=>10枚目(10月22日)
08月24日(在任15週, 55日):9枚目=16週=>10枚目(10月29日)
08月31日(在任16週, 48日):9枚目=17週=>10枚目(11月05日)
09月07日(在任17週, 41日):9枚目=18週=>10枚目(11月12日)

10th選抜発表時、個別握手会が1日残っている場合

10月05日(在任21週, 13日):9枚目=22週=>10枚目(12月10日)
10月12日(在任22週, 06日):9枚目=23週=>10枚目(12月17日)


さて、10th選抜の発表日と、10枚目シングルの発売日について、予想が出揃ったので、どの辺が一番可能性が高いかを検討してみましょう。

まず、10th選抜発表を7月20日(日)7月27日(日)に行うとなると、9枚目シングルの発売は7月9日(水)なので、新曲を出してから3週間も経たないうちに、次へ進むことになって、さすが早過ぎるという気がします。

また、10th選抜発表を10月5日(日)以降にすると、今度は、10枚目の発売が12月にずれ込み、さらに9枚目からのリリース間隔が過去最高の21週(6枚目から7枚目)を越えてしまい、とてつもなく遅い発売になってしまいます(表2参照)。

せっかちな今の乃木坂運営、そんな悠長なスケジュールにするとは思えません(笑)。

となると、「10th選抜発表時、個別握手会が4日残っている場合」に絞られてきます。

もちろん、「乃木どこ?」の予告編と発表放送日の間に個別握手会が入っても、気にせず発表することもあり得ます。

しかし、これから述べるように、「個別握手会が4日残っている場合」は、別の理由からも、かなり可能性の高い時期だと思われます。


9枚目から10枚目へも個別「連続応募」か

AKB48のシングルは、毎年、お祭りの開催日なのかと思うほど、発売日が一定しています(笑)。

38枚目の秋のシングルは、おそらく10月29日(水)に発売される可能性が濃厚で、従って、(表6)の10月29日(水)に10枚目発売という予想は除外していいと思います。

次に考えたいのは、9枚目個別の応募が、10th選抜発表時に、第何次まできているかという点です。

最近起こっていることですが、以下の表は、8枚目個別応募と9枚目個別応募が切れ目なく合流して行く様子を示しています。

(表7) 8枚目と9枚目の個別応募の日程的関係

8枚目第13次:5月1日(木)~2日(金)

8枚目第14次:5月8日(木)~9日(金)

9枚目第01次:5月9日(金)

9th選抜発表:5月11日(日)

8枚目第15次:5月15日(木)~16日(金)
9枚目第02次:5月15日(木)~16日(金)

8枚目第16次:5月22日(木)~23日(金)
9枚目第03次:5月22日(木)~23日(金)


9th選抜の発表を8枚目個別応募の第14次と第15次の間に持ってくることで、売り上げの勢いに陰りが見えてきた「気づいたら片想い」個別に変わって、9枚目個別が滑り込んできています。

運営は、新しいシングルの個別応募と前シングルの個別応募を、「のりしろ」のように重ねて「連続応募」を実現することで、切れ目なくCDを売り続け、売り上げをコンスタントに維持したいのだと思います。

9枚目から10枚目への移行期にも、同じようなことをやってくる可能性があります。

9枚目個別の応募は、第3次までが発表されていますが、8枚目と同じく、1週間に1回のペースで進むとすれば、8月に入ったあたりで、以下のような日程になっていると予想されます。

9枚目第13次:7月31日(木)~8月1日(金)
9枚目第14次:8月7日(木)~8日(金)
9枚目第15次:8月14日(木)~15日(金)
9枚目第16次:8月21日(木)~22日(金)


10th選抜発表を8月10日(日)とすると、9枚目個別応募の第14次と第15次の間となり、今回と同じく、前作第15次から、10枚目個別応募をかぶせることが出来ます。

また、8月17日(日)の選抜発表であれば、9枚目個別応募の第15次と第16次の間となり、前作第16次から重ねることが可能です。

個別応募がどんなに勢いがあっても、さすがに15次、16次まで受け付ければ、売り上げは鈍ってくるはずで、9枚目と10枚目の個別を「連続応募」にして、乃木坂全体のCDセールスを切れ目のなく維持するには、8月10日(日)8月17日(日)に10th選抜を発表するのが妥当なところかなと思います。


紅白出場レースと10枚目シングル発売

もう一つ、10枚目の選抜発表とCDリリースを考える上で気になるのは、NHK「紅白歌合戦」です。

CDデビュー3年目に入って、乃木坂46も、いよいよ、今年は紅白出場を狙ってくると思います。

紅白出場歌手が発表されるのは、毎年、11月の終わりなので、秋に入ると各事務所が所属歌手をプッシュすべく、活動を本格化させると見ていいんじゃないでしょうか。

そして、まずは秋口に印象的な新曲を出して、紅白出場に弾みをつけたいところです。

乃木坂の運営も、春の8枚目「気づいたら片想い」、夏の9枚目、そして秋の10枚目という流れにして、7枚目「バレッタ」から、四作連続50万枚突破というパンチのある「業績」を手みやげに(笑)、紅白の選考に臨みたいところでしょう。

そうなると、どの辺で10枚目シングルを出せば、紅白出場レースに効果的に参入出来るのかということですが、この点に関しては、2012年と2013年にそれぞれ初出場を果たしたSKE48とNMB48の以下のCDリリースが参考になるかと思います。

2012年SKE48:10枚目 「キスだって左利き」 (9月19日発売)
2013年NMB48:8枚目「カモネギックス」 (10月2日発売)

SKE48もNMB48も、初出場を決めた年は、9月後半から10月初めに新曲を出していて、これらが紅白の前に発売した最後のシングルとなっています。

紅白初出場を掛けたいわば「勝負曲」は、このくらいの時期に発売するのが良いということかもしれません。

だとすれば、10枚目シングルの発売は、(表6)に載せた、10月15日(水)か、遅くとも10月22日(水)ということになります。


10枚目は選抜発表8月10日(日)、CDリリース10月15日(水)が有力で、9th選抜の在任は短期か

9枚目から10枚目への個別「連続応募」と、紅白初出場を睨んだ秋シングルの発売という点から絞り込むと、結局、10枚目は、選抜発表を8月10日(日)8月17日(日)に行って、CDリリースは10月15日(水)10月22日(水)という予想が出てきます。

ただ、AKB48の38枚目シングルは10月29日(水)の可能性が高く、少し離したいという気持ちは働く筈で、8月10日(日)選抜発表、10月15日(水)CDリリースが、一番考えられるスケジュールかなと思います。

もし、このスケジュールで行くならば、10th選抜は9枚目個別を4日残して、最終個別の69日前に発表され、10枚目シングルは、最終個別の3日前に「前倒し」発売ということになります。

また、9th選抜の「在任期間」は13週となり、(表2)から分かるように、歴代でも、活動期間の相当に短い選抜となります。

9枚目個別握手会の売れ行きが度外れに好調であれば、10枚目個別応募を始める時期を遅く設定して、10th選抜発表を8月31日(日)9月7日(日)に持って来る可能性もあります。

ただ、そうなると、10枚目シングルの発売がAKB48の38枚目直後になってしまうので、気分的には避けたいところではあります。

ということで、現段階では、8月10日(日)に10th選抜の発表、10月15日(水)に10枚目シングル発売というスケジュールが、最有力の予想になると思います。

つまり、9枚目シングルの個別握手会は大変な長期日程だけど、9th選抜の活動そのものは、比較的短い期間に限られるんじゃないかということです。


まあ、予想が当たるかどうかはともかく、意見を述べるとすれば、個別長期販売の当然の帰結であるシングル発売の遅れを、「前倒し」という方法で逃れるのは止めて欲しいですね。

CDリリースの間隔を空け過ぎないのは、アイドルとしてその通りだと思いますが、そのためには、握手会の日数を減らして、短期販売にするのが一番でしょう。

握手会はオリコン第1週で1位を獲得する程度の日数に抑え、空いた時間で定期ライブとそれに向けた練習を行って、中学高校生メンバーも含め、みんなが歌やダンスに集中出来る環境を作れば、乃木坂は本当のヒットに近づいていくと思います。

また、新曲プロモーションにしても、せっかく土曜日曜を使って、全員で京都や名古屋に出かけているのに、二日間朝から晩までまるまる握手会というのでは、一般層への広がりがありません。

みんなで手分けして、関西のテレビ局ラジオ局や雑誌などの編集部を回ったり、コンサートを開いたりすれば、大きなアピールとなる筈で、多くの時間とお金を掛けて遠征しているのに、乃木坂を宣伝する機会を逃してしまっているように見えます。

齋藤飛鳥、和田まあや、星野みなみが並んで、土曜日曜に、大阪のテレビで新曲を告知するなんて、最高に素晴らしいじゃないですか(笑)。

行き過ぎた握手会がグループやメンバーの活動を圧迫して、かえって人気低迷を招くのは、AKB48グループを見れば一目瞭然なんですが、今の乃木坂運営は、まっしぐらにその方向へ突き進んでいて、見ていて肌寒いものを感じます。

握手人気で達成した50万枚を、果たして「業績」と見てくれるのか、それすら怪しい時代になりつつある今、握手中心主義は、そろそろ考え直して欲しいのですが、まあ、無理なんでしょうね(笑)。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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