ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

9th選抜の「在任期間」はデビューシングルに次ぐ歴代2番目の短さ、新選抜「予想」の理想と現実 [29Jul14]

2014-07-29 17:30:00 | 芸能
10th選抜メンバーの発表、結局、8月3日(日)でしたね。

9枚目「夏のFree&Easy」の特典イベントである「お茶会」が9月23日(火祝)に行われるので、10枚目発売が10月前半、選抜発表は7月終わりから8月上旬というのが、過去のケースから推測されるスケジュールでしたが、秋シングルもこの流れで進むようです。

ただ、8月3日(日)の選抜発表だと、直前の2日(土)に東京ビッグサイトで9枚目の個別握手会があり、メンバーが自分の選抜入りや何列目かを言えない状態で、ファンと向き合うことになるので、避けるかなと思っていたのですが、気にせずスケジュールを組んできました。

実は、9枚目の選抜発表も、テレビ東京が「世界卓球」の試合を放送するため、おそらくは予期せず、「乃木坂って、どこ?」の予告編と本放送の間に幕張メッセの8枚目個別が入ってしまいました。

しかし、メンバーの気持ちに配慮して、その話題に触れないファンが多かったのか、とくに問題は起こらなかったようで、今回も、運営が大丈夫だろうと考えたのかもしれません。


さて、10th選抜の発表日が分かったことで、9th選抜の「在任期間」が確定しました。

(表1) 歴代選抜の在任期間

凡例
シングル番号による選抜名 在任期間 : 選抜発表日 ~ 次選抜の発表日

# 選抜発表日は、「乃木坂って、どこ?」で放送された時刻を日曜深夜と見なして、その日曜の日付としている
# 先行発表のあった「ガールズルール」6th選抜も、「乃木どこ?」での放送日を発表日とした

1枚目選抜 10週 : 2012/01/08 ~ 03/18
2枚目選抜 13週 : 03/18 ~ 06/17
3枚目選抜 16週 : 06/17 ~ 10/07
4枚目選抜 13週 : 10/07 ~ 2013/01/06
5枚目選抜 15週 : 01/06 ~ 04/21
6枚目選抜 24週 : 04/21 ~ 10/06
7枚目選抜 16週 : 10/06 ~ 2014/01/26
8枚目選抜 15週 : 01/26 ~ 05/11
9枚目選抜 12週 : 05/11 ~ 08/03


9th選抜は、デビューシングルの1st選抜に次いで、過去2番目に短い「在任期間」で、「ガールズルール」を担当した6th選抜の半分です。

9枚目が短くなった背景には、以下の記事でも指摘した通り、NHK紅白歌合戦の選考レースを睨んで、10月中に秋シングルを出したいという気持ちがあるかもしれません。

乃木坂9枚目個別握手会は再び長期販売も、9th選抜は「連続応募」と「紅白」で短期の可能性 [10May14]

しかし、それ以上に大きいのは、9枚目の個別握手会によるCDセールスが、芳しくないことだと思います。

(表2) 8枚目と9枚目に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、応募最終日から初動集計締め切り日までの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部又は全部が算入された可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味

9枚目「夏のFree&Easy」
発売日 2014年7月9日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年7月13日(日)
特定流通CD第1週売り上げ(=初動個別分) 31.1万枚

[01次] +4 {0.8万枚} (2014/05/09~05/09, -65d)
[02次] +52 {9.1万枚} (2014/05/15~05/16, -58d)
[03次] +61 {17.8万枚} (2014/05/22~05/23, -51d)
[04次] +46 {22.6万枚} (2014/05/29~05/30, -44d)
[05次] +31 {25.4万枚} (2014/06/05~06/06, -37d)
[06次] +32 {28.1万枚} (2014/06/12~06/13, -30d)
[07次] +19 {29.5万枚} (2014/06/19~06/20, -23d)
[08次] +12 {30.2万枚} (2014/06/26~06/27, -16d)
[09次] +7 {30.7万枚} (2014/07/03~07/04, -9d)
[10次] +4 {31.0万枚} (2014/07/10~07/11, -2d)
[11次] +6 {31.4万枚} (2014/07/17~07/18, +5d)
[12次] +?? {??万枚} (2014/07/24~07/25, +12d)

8枚目「気づいたら片想い」
発売日 2014年4月2日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年4月6日(日)
特定流通CD第1週売り上げ 34.0万枚

[01次] 0 (2014/02/04~02/05, -60d)
[02次] +35 (2014/02/12~02/13, -52d)
[03次] +47 {13.0万枚} (2014/02/19~02/20, -45d)
[04次] +62 {20.8万枚} (2014/02/26~02/27, -38d)
[05次] +67 {27.7万枚} (2014/03/05~03/06, -31d)
[06次] +52 {31.7万枚} (2014/03/12~03/13, -24d)
[07次] +18 {33.0万枚} (2014/03/19~03/20, -17d)
[08次] +16 {34.2万枚} (2014/03/27~03/28, -9d)
[09次] +3 {34.6万枚} (2014/04/03~04/04, -2d)
[10次] +18 {35.8万枚} (2014/04/10~04/11, +5d)
[11次] +12 {36.8万枚} (2014/04/17~04/18, +12d)
[12次] +15 {38.1万枚} (2014/04/24~04/25, +19d)
[13次] +3 {38.3万枚} (2014/05/01~05/02, +26d)
[14次] +2 {38.5万枚} (2014/05/08~05/09, +33d)
[15次] +2 {38.7万枚} (2014/05/15~05/16, +40d)
[16次] +8 {39.4万枚} (2014/05/22~05/23, +47d)
[17次] +4 {39.7万枚} (2014/05/29~05/30, +54d)
[18次] +0 {39.7万枚} (2014/06/05~06/06, +61d)
[19次] +0 {39.7万枚} (2014/06/12~06/13, +68d)
[20次] +1 {39.8万枚} (2014/06/19~06/20, +75d)
[21次] +4 {40.1万枚} (2014/06/26~06/27, +82d)
[22次] +2 {40.3万枚} (2014/07/03~07/04, +89d)
[23次] +?? {???万枚} (2014/07/10~07/11, +96d)

# 23次応募が最終受付


8枚目「気づいたら片想い」個別握手会によるCDセールスも、発売日には勢いを失っていて、発売後は、ファンの関心がピークを過ぎてしまった感があったけど、9枚目は、さらに失速感が強く、9次、10次、11次と三連続で積み上げ完売部数が一桁になっています。

握手会人気の高い10人と、それ以外のメンバーの差が大きく、トップ10人の担当部数がほぼ売り切れてしまうと、後はセールスがなかなか伸びないのが現状です。

従って、次のシングルに移って、新たな個別をファンに提供した方が、経済的には得ということになります。

実際、9枚目の個別応募は、8枚目個別への申し込みがほぼ底を打った第14次あたりに、重ねるように始められています。

(表3) 8枚目から9枚目への「連続応募」

05/01(木)~05/02(金):8枚目第13次
05/08(木)~05/09(金):8枚目第14次
05/09(金):9枚目第1次

05/11(日):9th選抜発表

05/15(木)~05/16(金):8枚目第15次、9枚目第2次
05/22(木)~05/23(金):8枚目第16次、9枚目第3次


おそらく、9枚目から10枚目へも、同じような「連続応募」を予定している筈で、10枚目の第1次応募は、9枚目の第14次応募と重なる形で置かれると思います。

(表4) 9枚目から10枚目への予想される「連続応募」

07/24(木)~07/25(金):9枚目第12次
07/31(木)~08/01(金):9枚目第13次

08/03(日):10th選抜発表

08/07(木)~08/08(金):9枚目第14次、10枚目第1次
08/14(木)~08/15(金):9枚目第15次、10枚目第2次
08/21(木)~08/22(金):9枚目第16次、10枚目第3次
08/28(木)~08/29(金):9枚目第17次、10枚目第4次


最近のシングルでは、第1次応募が、選抜発表とほぼ同時に行われるので、9枚目の第14次が10枚目の第1次と重なるということは、9th選抜の「在任期間」が第1次から第14次までの13週間とほぼ同じであることを意味します。

9th選抜は、第1次応募が、「世界卓球」というハプニングで(笑)、選抜発表の1週間前に行われたため、「在任期間」がさらに短く12週になっています。

つまり、今回の選抜発表が早いのは、9枚目個別によるCDセールスが伸びず、運営が「連続応募」によって、早く10枚目へつなごうとしたことが直接の原因と言えます。

最近の報道を見ると、乃木坂運営は、ソニーもAKSも台所にあまり余裕がない可能性が高く、大きな収入がすぐに得られる個別応募を、切れ目なく続けることが大事なのかもしれません。

だとすれば、10th選抜も、個別の売り上げが伸びなければ、再び「短期政権」となる可能性は十分にあります。


次に、10枚目の発売日と選抜メンバーの予想をしてみます。

(表5) 10枚目発売日の予想

10th選抜の発表は8月3日(日)

選抜発表 =08週+3日=> 10枚目発売(10/01):初動算入8次分
選抜発表 =09週+3日=> 10枚目発売(10/08):初動算入9次分
選抜発表 =10週+3日=> 10枚目発売(10/15):初動算入10次分
選抜発表 =11週+3日=> 10枚目発売(10/22):初動算入11次分

# 10月29日(水)にAKB48が秋シングルを発売する可能性が濃厚


初期の2シングルを除くと、選抜発表からCD発売までの期間は、7~10週プラス3日の範囲に入っていますが、8枚目と9枚目を見ると、初動を上げるために、少なくとも9週プラス3日は確保したいという意図が見えます。

一方、5枚目「君の名は希望」以来、「お茶会」の10~17日後に次シングルが発売されていて、これらの条件を満足させるとなると、選抜発表から9週プラス3日後、「お茶会」の15日後である10月8日(水)の可能性が高いことになります。

しかし、発売日の設定によって、オリコン初動に算入出来る個別握手会の応募次数が変わり、10枚目は、初動の前作割れは絶対に起こせないので、出来るだけ多くの次数を流し込みたいという気持ちは強いでしょう。

実際、8枚目では第8次分まで、9枚目は第9次分までをオリコン初動に入れるスケジュールを組んでいて、10枚目はさらに第10次分、第11次分といきたいところです。

しかし、10月29日(水)に、AKB48が38枚目シングルを発売する可能性が濃厚で、あまり近づけるのも宜しくない。

10月15日(水)発売とすれば、初動算入が第10次分まで可能で、AKB48の秋シングルとも、2週間の差があるので、この辺が妥当かなという気がします。

従って、予想発売日は、10月8日(水)か15日(水)で、連続での初動前作割れを防ぐという観点からみると、15日(水)の方にやや気持ちが行くかなという感じです。


次に、選抜メンバーですが、これは運営の考え方一つで大きく変わるので、正直、よく分かりません(笑)。

ただ、「連続応募」で10枚目に早めにシフトしたことからも、握手会人気を重視した構成にする発想は変わらないと思います。

ということで、まずは、9枚目「夏のFree&Easy」個別第11次応募終了時点での推定売り上げ枚数順位表を見てみましょう

(表6) 9枚目個別第11次応募終了時点での推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] (完売部数/担当部数) メンバー名

[1] (30/30) 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 秋元真夏 深川麻衣 桜井玲香
[7] (29/30) 松村沙友理
[8] (27/30) 衛藤美彩
[9] (21/30) 若月佑美
[10] (3/30) 堀未央奈
[11] (3/29) 生駒里奈
[12] (2/30) 高山一実
[13] (1/28) 中田花奈
[14] (2/21) 永島聖羅
[15] (0/26) 井上小百合 齋藤飛鳥
[17] (1/21) 北野日奈子
[18] (0/24) 斉藤優里
[19] (0/22) 伊藤万理華 中元日芽香
[21] (0/19) 星野みなみ
[22] (0/16) 伊藤寧々 川後陽菜
[24] (0/15) 畠中清羅 新内眞衣
[26] (5/5) 松井玲奈
[27] (0/13) 能條愛未
[28] (0/12) 樋口日奈 和田まあや
[30] (0/10) 川村真洋 大和里菜 寺田蘭世 鈴木絢音 佐々木琴子 伊藤純奈 伊藤かりん 米徳京花 山崎怜奈
[39] (0/9) 渡辺みり愛
[40] (0/6) 斎藤ちはる
[41] (0/4) 矢田里沙子

# メンバー名の色は、「1期10」(白石、西野、秋元、深川、橋本、桜井、松村、衛藤、若月、生田)が青色、それ以外の1期メンバーである「1期20」は黒色、「2期」はオレンジ色
# 生田絵梨花は9枚目個別には参加していない。卒業した市來玲奈と第12次応募から参加の相楽伊織は表に入れていない


生田絵梨花を除く「1期10」の9人、つまり、白石麻衣、西野七瀬、秋元真夏、深川麻衣、橋本奈々未、桜井玲香、松村沙友理、衛藤美彩、若月佑美は、余程のことがない限り、全員選抜入りするでしょう。

さらに、「兼任」で預かっている松井玲奈も、選抜を外すのはちょっと考えられないです。

超多忙のため、新曲キャンペーンの際、参加出来ない音楽番組が出てくる可能性のある松井玲奈を入れるとなると、9th選抜と同様、1列目でかつ目立たないポジションが望ましいので(笑)、やはり5人フロントの端が一番考えやすいですね。


さて、問題は、生田絵梨花です。

乃木坂公式サイトに載った「真夏の全国ツアー」出演メンバーに、名前がないように、夏休み中は活動出来ないだろうし、9月から10月初めのミュージカル「虹のプレリュード」千秋楽までは、進学と稽古で一杯だと思います。

従って、握手会のみの参加で、10th選抜には入らず、発表のときスタジオにも来ないと思っていたんですが、8月3日(日)「乃木どこ?」の予告編を見ると、映ってますね、いくちゃん。

さすがに華のある人で、いくちゃんが画面に出てくるだけで、ぐっとテンションが上がります(笑)。

そして、選抜発表のとき、生田絵梨花がスタジオに居ながら、名前を呼ばれないのは、ちょっと考えられない。

10枚目初動で前作を越えるためには、生田絵梨花の個別が伸びることが是非とも必要で、彼女をカメラの前に座らせておきながら、選抜発表で名前を呼ばないなんて、そんな景気の悪い画を、運営が、ファンに見せるとは思えないです(笑)。

シングル制作や新曲キャンペーンへの参加が大きく制限されるので、フロントではない気がするけど、スタジオに居る以上、選抜入りすると考えるのが、妥当じゃないでしょうか。

だとすれば、MV撮影やレコーディングは、勉強の合間を縫ってスポットで参加して、キャンペーンは、進学と稽古の隙を見ながら、出られるだけ、音楽番組に出るということになります。

ん~、ミラクルガールですね、そんなことが実現したら(笑)。

個人的には、選抜入りさせず、負担を減らして、10月までは進学と舞台に専念させてあげるべきだと思うのですが、大丈夫なんでしょうか。


生田絵梨花が選抜入りとなると、「1期10」と松井玲奈の11人が決まり、残りは5枠です。

そして、生駒里奈、高山一実、堀未央奈が、次に名前が挙がってきます。

生駒里奈は、チームBとの「兼任」をこなしていて、テレビ出演も多く、現在2列目でもあるので、選抜入りは間違いないでしょう。

ただ、乃木坂運営は、握手会人気を忠実に選抜序列に反映させる妙な厳格さみたいなのがあって、生駒の3列目がないとは断言できない。

9枚目初動の前作割れを受けて、10枚目では、とくに握手会主義を徹底させる可能性が高く、盤石の握手会人気を誇っている衛藤美彩の2列目昇格は、会議で検討されても全然おかしくない。

生駒里奈は、乃木坂の「顔」なので、運営が最終的にどう判断するのかは分かりませんが、アンダーはあり得ないけど、列が下がる危険は否定出来ないと考えています。


生駒が選抜入りすると、残りは4枠。

現在3列目の高山一実と堀未央奈を考える前に、アンダーから上がる可能性のあるメンバーを見てみます。

まず、もっとも有力なのは、選抜に一度も入ったことのない斎藤ちはるです。

彼女もいくちゃんと同じく高校三年生で、シングル制作期間が夏休みに当たるのは、学生メンバーとして、非常に好都合です。

また、1期では、選抜ゼロ回である唯一のメンバーなので、斎藤さんを選抜入りさせて、10枚目で一区切りとする発想は運営にあるんじゃないでしょうか。


ということで、残りは3枠。

アンダーからの昇格が次に有力なのは、個人的には、9枚目個別で21部中2部の完売を出している永島聖羅と考えています。

第6次応募という早い次数で完売が出たので、運営へのアピールはかなり出来た筈だし、FM FUJI「沈黙の金曜日」のレギュラーであるのも大きな強みで、せいらりんが選抜入りすれば、10枚目収録曲を番組で初オンエアして、彼女が新曲キャンペーの中核を担うでしょう。

一方、完売はまだないけど、26部担当の齋藤飛鳥が、NHK「Rの法則」レギュラーで、10枚目が紅白出場を見据えているならば、選抜入りの可能性はあると思います。

また、二作連続でアンダーセンターとなり、アンダーライブを成功させた22部担当の伊藤万理華、第10次で1部完売を出した28部担当の中田花奈が、候補として名前が挙ってきます。

つまり、残り3枠に対して、高山一実、堀未央奈、永島聖羅、齋藤飛鳥、伊藤万理華、中田花奈というのが、個人的に予想しているイメージです。


もちろん、これは選抜16人の場合の話で、17人であれば4枠となります。

で、最終的にどう思っているのかというと、完売を出している人が少ない中、30部を任され、2部、3部と売り切っている高山一実と堀未央奈は、メディア好みの「派手さ」も持っていて、やはり選抜入りは堅いかなと。

そして、残り1枠、17人なら2枠ですが、永島聖羅と齋藤飛鳥がやや有利という気がします。

ただ、3列目に関しては、運営は握手会人気とは別の発想をすることも多いので、この辺はもう読み切れません。

全然面白みのない選抜予想ですが(笑)、一応、メンバー名を書いておきます。

(ほぼ確実)
白石麻衣、西野七瀬、秋元真夏、深川麻衣、橋本奈々未、桜井玲香、松村沙友理、衛藤美彩、若月佑美、松井玲奈、生田絵梨花、生駒里奈

(可能性が濃厚)
高山一実、堀未央奈、斎藤ちはる

(可能性十分あり)
永島聖羅、齋藤飛鳥、伊藤万理華、中田花奈

以上が「予想」です。


9枚目初動が前作割れしたこと、また、ソニーは本社が厳しいリストラを実行中、AKSは、赤字で社長交代といった報道もされ、経営がゴタゴタしていることから、思い切った改変はむしろ避けられ、従来通り、握手会主義がごく普通に適用されるんじゃないかと思っています。

個人的な願望を言えば、握手会人気に関係なく、歌とダンスの上手いメンバーを前に出して、パフォーマンス重視の選抜を組んで欲しい。

とくに伊藤万理華、星野みなみ、川村真洋を選抜に入れるなら、フロントかせめて2列目にしないと、背が高くないので、せっかくのダンスが全然生きてきません。

しかし、今の乃木坂運営を見ていると、目先の握手会収入を確保することに精一杯のようで、こういったパフォーマンス中心の選抜構成は、夢のまた夢に思えてきます。


YouTubeで公開されているMVの中で、4枚目表題曲「制服のマネキン」は、再生回数が800万回に迫る勢いで、他の曲を寄せ付けない圧倒的な人気を誇っています。

しかし、4枚目当時と比べて、知名度が遥かに上がっている筈の今の乃木坂が、1年半前に出した曲を越えるもの、あるいは越えそうなものを出せていないことは、大きな問題じゃないでしょうか。

シングルを出す度に、表題曲MVが、再生回数の最高記録を塗り替えていく。

それこそが、本当の「右肩上がり」であり、それを実現するためには、どういう選抜を作る必要があるのかが、選抜選考の出発点だと思うのですが、現実には、全然違う発想で話が進んでしまい、最近では「楽曲の乃木坂」という評価すらあまり聞かれなくなっています。

6枚目「ガールズルール」以降の握手会主義で、乃木坂は想像以上に大きなものを失ってきたと思います。

10枚目が紅白を目指す区切りのシングルであるなら、今こそ、方針を見直すチャンスじゃないでしょうか。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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祝!生田絵梨花がミュージカルの主演に決定、「復帰」は10枚目へのフル参加を意味するのか? [25Jul14]

2014-07-25 17:00:00 | 芸能
いくちゃん、おめでとう!

手塚治虫原作のミュージカル舞台「虹のプレリュード」で、生田絵梨花が主役を務めることが発表されました。

「男装の麗人」を演じるそうで、美しさと強さのバランスが魅力的ないくちゃんに良く合った役だと思います。

衣装を着た写真を見ましたが、「凛としてセクシー」で、抜群に雰囲気が出てて、「リボンの騎士」とはまた違った「麗人」像をすでに確立しかけています。

しかも、劇中、ピアノの演奏もあるそうで、もう、主演というより、生田絵梨花「座長公演」の予感すら漂ってきます(笑)。

スケジュールは以下のように、10月初めに4日間8公演が行われ、チケットの発売は8月31日(日)からです。

10月2日(木):昼14:00start(プレビュー公演)、夜19:00start
10月3日(金):昼14:00start、夜19:00start
10月4日(土):昼12:00start、夜17:00start
10月5日(日):昼12:00start、夜17:00start

ミュージカル「虹のプレリュード」の公演情報

ぜひとも観に行きたいところなんですが、あっと言う間に完売しそうですね。


それから、舞台と言えば、桜井玲香と衛藤美彩が、劇団スーパーエキセントリックシアター(SET)の舞台「Mr. カミナリ」にダブルキャストで出演するそうです。

場所は池袋のサンシャイン劇場で、実は、随分と昔、この劇場でSETの舞台を観たことがあって、もの凄く面白くて、いくつかの場面や台詞は今でも覚えています。

笑いがメインなんだけど、ミュージカル的な要素があったり、アクションがあったり、あの手この手で、観客を楽しませてくれる、サービス精神満載のエンターテイメントでした。

今回の内容は分からないですが、当時と同じく、三宅裕司演出で、小倉久寛も出ているようなので、クオリティは間違いないんじゃないかと。

小倉さん、演技がすごく上手くて、動きも良くて、見てて楽しいんですよ(笑)。

あの時の舞台は、演技にせよ、音楽にせよ、アクションにせよ、出てくる役者のスキルレベルが高くて、だからこそ、それを崩したときに大きな笑いが生まれるという感じでした。

キャプテンとみさみさが選ばれたのも、歌やダンスが上手いという点が、評価されたのかもしれません。

スケジュールは以下のように、14日間18公演のロングランで、チケットは8月2日(土)から発売開始です。

10月25日(土):夜17:00開演(桜井)
10月26日(日):昼13:00開演(桜井)
10月28日(火):夜19:00開演(衛藤)
10月29日(水):昼14:00開演(桜井)
10月30日(木):夜19:00開演(衛藤)
10月31日(金):夜19:00開演(桜井)
11月01日(土):昼13:00開演(衛藤)、夜17:00開演(桜井)
11月02日(日):昼13:00開演(桜井)、夜17:00開演(衛藤)
11月03日(月):昼13:00開演(桜井)
11月05日(水):昼14:00開演(衛藤)、夜19:00開演(桜井)
11月06日(木):夜19:00開演(桜井)
11月07日(金):夜19:00開演(衛藤)
11月08日(土):昼13:00開演(桜井)、夜17:00開演(衛藤)
11月09日(日):昼13:00開演(桜井)

「Mr. カミナリ」の公演情報

SETは、本格的なプロのエンターテイメント集団なので、その本公演にこれだけガッツリ参加したら、相当に厳しいとは思うけど、桜井さんと衛藤さん、公演終了後、それこそ一回りも二回りも大きくなって帰ってくるんじゃないでしょうか(笑)。

この舞台も、ぜひぜひ行きたいんですが、SETのファンも多い筈で、乃木坂ファンとチケットの争奪戦が起きそうですね(笑)。


いくちゃん、キャプテン、みさみさ、乃木坂のメンバーがこうやって色んな舞台で活躍するのは、本当に嬉しいし、楽しいです。

三人とも、それぞれ桁違いの才能を秘めているので、持ってるものを、存分に出し切って欲しい。

きっと、「乃木坂って、宝石箱やな」と(笑)、ステレオタイプなアイドル像を吹き飛ばすようなインパクトを、観客、共演者、メディアに与えられると思います。

失敗を怖れず、楽しく頑張って下さいな。



さて、生田絵梨花のミュージカル主演を伝える記事には、もう一つ情報が入っていて、いくちゃんが10枚目から乃木坂の活動を再開するとのこと。

彼女の発言から、10th選抜の発表時期を探ってみます。

ナタリーの記事によると、生田絵梨花は、大学進学の準備を、

この夏休みに集中してやって、なんとか自分の中で進学の目度がつきそう

と述べていて、やはり夏休みの間は、勉強に専念するようです。

さらに、『生田絵梨花コメント』の欄に、

ちょうど休業を決めた頃にこのお話をいただきました。進学のために頑張らないといけない時期と重なってはいましたが

と発言しています。

総合すると、稽古と公演の時期である9月から10月に、進学のためにクリアしなければならない、何か試験のようなものがあるけど、夏休みに集中してやれば、それを乗り切るメドが立つので、ミュージカル出演が可能と判断した、そんな感じでしょうか。

となると、いくちゃんが10th選抜に入る場合、10枚目シングルの制作は、夏休みはもちろんダメで、9月から10月5日(日)の「虹のプレリュード」千秋楽までも、進学と芝居で一杯となり、時間は取れないでしょう。

つまり、生田絵梨花の入った選抜は、少なくとも10月5日(日)以降でないと、10枚目シングルの制作に入れないことになります。


しかし、10月5日(日)深夜の「乃木坂って、どこ?」で新選抜を発表した場合、今度は、その直後あたりから、桜井玲香と衛藤美彩が、SETの舞台の稽古を始める筈です。

プリンシパルのような乃木坂単独の舞台であれば、稽古の期間中に、レコーディングやMV撮影をこなすことは可能ですが、「Mr. カミナリ」は劇団にお邪魔させて頂く形での参加で、しかも創立35周年記念という特別な舞台です。

融通を利かせてくれる余地は少なく、がっちり時間を取られると考えた方がいいし、運営もそのつもりでスケジュールを組んで、シングル制作期間をそこに重ねるなんてことはしないんじゃないかと。

従って、生田絵梨花が10th選抜に入るのであれば、桜井・衛藤の稽古と公演のため、「Mr. カミナリ」の千秋楽である11月9日(日)以降でないと、シングルの制作は出来ないことになります。

そして、11月9日(日)の選抜発表となると、どんなに急いでもCDリリースは12月以降で、「今秋リリース予定の10thシングル」という記事の言葉と矛盾します。


何か余程のウルトラCでもしない限り、生田絵梨花が10th選抜に入ることと、秋のリミットである11月までにシングルを発売することは、両立出来ないということです。

ところが、記事には、生田絵梨花は「10thシングルから活動再開する」と書いてある。

ん~、どういうことでしょう、これは(笑)。

生田という人はミラクルガールで、常識を越える努力が出来たりするので困るんですが(笑)、まあ、普通に考えて思いつく可能性の一つは、10枚目の個別握手会と全国握手会に、いくちゃんが参加するという意味での「活動再開」です。

つまり、生田絵梨花は10th選抜に入らず、シングル制作への関与も限定的だけど、握手会には参加するということです。


10枚目シングルを10月8日(水)か10月15日(水)に発売すれば、その後に始まる握手会に、いくちゃんが参加することは可能になってきます。

また、新曲キャンペーンである音楽番組の収録などは、発売日前に多くが終わっているので、桜井と衛藤の二人は、SETの舞台に向けた稽古を行う時間を十分確保できます。

そして、発売日が上記二つのどちらかであれば、選抜発表は8月3日(日)と8月10日(日)の可能性が高くなり、10日は「Japan Expo」参加のため訪れたパリでの模様を流すそうなので、8月3日(日)しか残っていないことになります。

乃木坂の内部事情までは分からないので、もっと別に考慮するべきことがある可能性も否定出来ませんが、少なくとも、現在公になっている情報から判断すると、8月3日(日)の選抜発表、10月8日(水)か10月15日(水)のシングル発売が、もっとも理に適ったスケジュールで、その場合は、非常に残念ですが、生田絵梨花の選抜入りは、今回も見送られる公算が大きいということになります。


生田絵梨花の10枚目復帰の記事で一番気になったのは、「今秋リリース予定の10thシングル」という言葉を、なぜ7月がまだ終わっていないこの時期に、大々的に出すんだろうかということです。

いくちゃんの復帰に関しては、それほど分厚い情報はないのだから(笑)、「次のシングルから参加する予定」といった感じで、記事の最後あたりに書くのが普通だと思うけど、冒頭からデカデカと、秋に発売予定の10枚目シングルという言葉が出てきます。

もちろん、情報元である乃木坂運営が強調したから、「秋」や「10枚目シングル」といった言葉が記事でも強調されているわけですが、これだけ派手に書く以上、10枚目に関する出来事が近々起こるのではないかと思いたくなります。

例えば、選抜発表が「虹のプレリュード」千秋楽の10月5日(日)で、10月9日(木)から10枚目個別握手会の第1回応募が始まるとすれば、まだ2ヶ月以上先の話で、今から、10枚目云々と書いても、普通は二三週間もすれば忘れてしまいます。

しかし、もし、再来週あたりから10枚目の個別応募が始まるのであれば、今日の記事は、ファンの注意を10枚目に向ける、タイミングの良い宣伝となる。

記事を読んでいると、運営が10枚目シングルに目を向けさせたがっている気がしてくるんですが、考え過ぎでしょうか(笑)。

まあ、日曜深夜には、「乃木どこ?」の8月3日(日)予告編が流れるので、それを見てからですね。

もし、8月上旬選抜発表、10月前半CD発売という「標準コース」が選択されなかった場合、いよいよ、乃木坂運営が、何か特別な仕掛けを神無月に打つ可能性が出てきます。

選抜大改変やセンター生田絵梨花といった新政策が発動されるのかどうか、判断するためにも、まずは、選抜発表スケジュールが注目されます。


生田絵梨花に関するナタリーの記事


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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「乃木坂って、どこ?」はいつまで続けられるか、「提供」企業の変遷から考える冠番組の現状 [24Jul14]

2014-07-24 21:00:00 | 芸能
先週、9枚目「夏のFree&Easy」の初動が、乃木坂初の前作割れと判明し、人気格差によるCDセールスの低下が表面化しました。

そして、月曜日、市來玲奈が乃木坂を卒業、今度は、学業との両立を考えさせる出来事が起こった。

人気格差はもちろん、来年3月に高校を卒業する生田絵梨花のこともあって、学業との両立は避けて通れない問題になってきました。

これらに加えて、最近、冠番組である「乃木坂って、どこ?」のことが、気になっています。


5月11日(日)深夜の「乃木どこ?」では、9th選抜の発表が行われましたが、その1週間前、5月4日(日)は、「世界卓球」の延長放送に備えて、「乃木どこ?」が休止となりました。

ところが、日曜深夜のレギュラー番組の中で、この日「休止」措置が取られたのは「乃木どこ?」だけで、直前の「SUPER GT+」、後の「池上彰の経済教室」と「ノブナガ・ザ・フール」、さらにはもっと遅い時間帯の番組まで、開始時刻の変動はあったものの、放送自体は普通に行われたようです。

もし「休止」でなければ、新選抜を発表する可能性が濃厚だったわけで、それほど重要な回にも関わらず、「乃木どこ?」だけが時間調整のために削られてしまった。

どの番組を「休止」にして、どれを「繰り下げ」にするかは、テレビ東京の編成が決めている筈で、5月4日(日)の出来事は、テレビ局の上層部が「乃木どこ?」という番組をあまり評価していないことを示唆しています。


テレビ局で評価が低いとなると、真っ先に考えられるのは、番組視聴率が低迷している可能性です。

では、「乃木どこ?」はどのくらいの数字を獲っているのか、ぜひ知りたいところですが、深夜番組の視聴率を、まとまった期間、正確に記載している資料は、なかなか入手するのが困難のようで、真偽の分からない断片的な数字が、ネットにちょこちょこ出てくるだけです。

「乃木どこ?」という番組の現状を知るためには、客観的な情報が必要で、一番良いのは視聴率ですが、それが分からないとなると、何か他の目安が欲しいところです。

そこで、番組が始まってすぐ、「提供」の文字とともに、画面に映し出される、スポンサー企業名に注目してみました。

番組途中のCMは、テレビ東京以外で放送する場合、異なる企業の別の商品CMが入る可能性があるけど、この「提供」画面は、どの局であっても、必ず流れる筈です。

さらに、番組冒頭というのは、集中力の途切れていない視聴者が、しっかり観てくれることを期待出来る、いわば「特等席」です。

従って、「提供」画面に載っている企業は、番組制作を支えるお金を出している可能性が高く、重要なスポンサーと考えていいんじゃないでしょうか。


「提供」画面に載る企業が、資金面で大きな貢献をしているのであれば、その会社名の変遷を調べることで、視聴率を含めた番組の「勢い」を推測することが出来るかもしれません。

例えば、毎回、大手企業が名を連ねていれば、お金を出しても損はない番組ということで、視聴率も結構良いと考えられます。

また、ずっと載っていた企業名が、ある時期以降、なくなったとすれば、その企業が番組スポンサーを降りた可能性があって、番組を取り巻く状況に、何か変化があったと推察出来ます。

ということで、私が撮りためてきた「乃木どこ?」を見直して、「提供」企業名を表にしてみました。

「乃木どこ?」を録画し始めたのが、5枚目「君の名は希望」の時期からで、そのため表は2013年の1月から始まっています。


凡例
放送日:企業名 {番組内容の簡単な説明}

# 放送日は、午前0時を過ぎているので、厳密には月曜だが、日曜深夜として、日曜の日付を放送日としている
# 企業名を「,(コンマ)」でつないでいるのは、同一画面に、その順番に上から名前が載ったという意味
#「*(アスタリスク)」は、その企業名がテロップに文字として映されただけでなく、ナレーションで読み上げられたことを示す
#「(2)」は、それ以後の企業名が、次の別画面に映されたことを示す

5枚目「君の名は希望」

2013年
01/27:hTC {1月生誕祭}
02/03:永谷園 {関東VS地方、焼き肉争奪バトル}
02/10:永谷園 {日村にバレンタインチョコ}
02/17:永谷園 {2月生誕祭}
02/24:永谷園 {2期生対策講座}
03/03:永谷園 {5枚目キャンペーン討論会}
03/10:永谷園 {ヒット祈願スカイダイビング}
03/17:永谷園 {卒業式サプライズライブ}
03/24:永谷園 {自撮り写真公開}
03/31:glico {ささいなウソ告白大会}
04/07:WILLCOM {書道パフォーマンス}
04/14:WILLCOM {新キャラ考案会}


5枚目「君の名は希望」の期間は、永谷園が腰を据えて「乃木どこ?」を応援してくれていたようです。

また、glicoやWILLCOM、さらに、2枚目「おいでシャンプー」と4枚目「制服のマネキン」のタイアップCMを出してくれた携帯メーカーであるhTCの名前があります。

次は、6th選抜の期間です。

6枚目「ガールズルール」

04/21:WILLCOM {6枚目選抜メンバー発表}
04/28:舟を編む {春コレクション}
05/05:舟を編む {コンプレックスクイズ}
05/12:舟を編む {有名人クイズ}
05/19:GREE {2期生初登場}
05/26:永谷園 {ブログ解剖}
06/02:永谷園 {2期生調査}
06/09:永谷園 {花嫁力徹底検証}
06/16:永谷園 {アイドル抜き打ちチェック}
06/23:おとなの自動車保険 {こども悩み相談室}
06/30:バンダイナムコゲームス, GungHo {6枚目ヒット祈願代表者選挙}
07/07:バンダイナムコゲームス, Ameba {ヒット祈願バンジー}
07/14:バンダイナムコゲームス {大所帯アイドルあるある}
07/21:バンダイナムコゲームス {続・大所帯アイドルあるある}
07/28:おとなの自動車保険 {スタッフランキング}
08/04:永谷園 {真夏の怖い話大会}
08/11:ロッテ {真夏の肝試し}
08/18:Kowa {出川哲朗に名前を覚えてもらう}
08/25:永谷園 {地元愛を出していこう}
09/01:Kowa {続・地元愛を出していこう}
09/08:永谷園 {乃木坂番長決定戦}
09/15:TOWNWORK {家族に緊急アンケート}
09/22:TOWNWORK {続・家族に緊急アンケート}
09/29:TOWNWORK {名作映画4コマ解説}


6枚目「ガールズルール」の選抜は、期間が非常に長いのですが、5枚目に引き続き、永谷園の名前が一番多く出てきます。

永谷園は、番組途中のCMも流していて、元高見盛関である親方が、お茶漬けを食べるCMは、個人的に印象に残っています。

「舟を編む」は、2013年4月13日(土)に公開された、松田龍平主演の映画で、辞書編纂をテーマにした話です。

その公開に合わせた宣伝キャンペーンの中で、「乃木どこ?」に名前が出てきたのだと思いますが、2014年4月23日(水)の地上波初放送がテレビ東京系列で行われたことからも、何かテレ東つながりなんでしょうね(笑)。


また、GREE、バンダイナムコゲームス、GungHo、Amebaといったネットゲーム関係の企業名が出てくることから、比較的若い層が番組を視聴しているというデータがあったのかもしれません。

これらの企業名が見られるのが、夏休み前の時期というのは、ちょっと興味深い。

ゲーム人口に季節変動があっても全然おかしくないので、稼ぎ時だった可能性もあります。

一方、「おとなの自動車保険」や、キャベジンのKowaといった名前は、視聴者として、もっと高い年齢層を想起させます。

このように様々な分野の企業が、「提供」スポンサーになってくれるのは、幅広い層の視聴者がいて、それなりの視聴率を稼いでいると考えたくなります。

そして、「ガールズルール」選抜期間の最後に、「TOWNWORK」の名前が出てきて、リクルートが登場します。


7枚目「バレッタ」

10/06:Kowa {7枚目選抜メンバー発表}
10/13:ソニー損保 {新センター大研究}
10/20:ソニー損保 {新選抜で一致団結せよ}
10/27:ソニー損保 {ハロウィン仮装パーティー}
11/03:Kowa {楽屋を完全隠し撮り}
11/10:Kowa {番組アンケート祭り}
11/17:Aladdin {7枚目ヒット祈願滝行}
11/24:Kowa {続・ヒット祈願滝行}
12/01:Kowa {運動オンチ決定戦}
12/08:アートネイチャー {乃木どこ大反省会}
12/15:アートネイチャー {大食クィーン決定戦}
12/22:アートネイチャー {妄想クリスマス}

2014年
01/05:Kowa {新春かくし芸大会}
01/12:Kowa {続・新春かくし芸大会}
01/19:Kowa {初夢グランプリ}


7枚目「バレッタ」選抜の期間は、年末年始をまたいでいて、そのためだと思いますが、Kowaの名前が一番多く出てきます。

常盤貴子と藤本隆宏が夫婦役の「新キャベジンコーワS」のCMは、テレビで相当流れていて、「乃木どこ?」の途中でも、結構、見た覚えがあります。

ただ、年末年始は、ボーナスやお年玉の時期でもあって、もっと様々な企業がスポンサーになってくれて良い筈なんですが、以前に比べると、バラエティを感じない状況になっています。

とくに、キャベジンのKowa、自動車保険のソニー損保、暖房器具のAladdin、かつら増毛のアートネイチャーと、スポンサーが、年齢の高い層をターゲットにしている節があって、「バレッタ」になって、若い層が「乃木どこ?」や乃木坂から離れていった?、と思いたくなります。

確かに、「バレッタ」MVは、性的な連想をさせるシーンや銃撃戦などの殺人シーンがあって、子供にはあまり見せたくない内容で、こういった乃木坂の「大人路線」が影響したんでしょうか。

MVを通して作られるグループイメージって、思っている以上に、影響力があるのかもしれません。


8枚目「気づいたら片想い」

01/26:Kowa {8枚目選抜メンバー発表}
02/02:Kowa {新選抜女子会}
02/09:ボルボ・カー・ジャパン {バレンタインチョコ交換会}
02/16:ボルボ・カー・ジャパン {続・バレンタインチョコ交換会}
02/23:ボルボ・カー・ジャパン, マクドナルド {マカオ選抜決定戦}
03/02:リクナビNEXT, ほけんの窓口, ソニー損保 {乃木どこinマカオ}
03/09:リクナビNEXT, リクルートポイント, ほけんの窓口 {続・乃木どこinマカオ}
03/16:ほけんの窓口, リクナビNEXT, リクルートポイント {続々・乃木どこinマカオ}
03/23:リクルートポイント, ほけんの窓口, GungHo {日村賞お買い物}
03/30:リクルートポイント, Nikon, ほけんの窓口 {新センター密着}
04/06:ソニー損保, ビックカメラ {エイプリルフール選手権}
04/13:ソニー損保 {秋元真夏腹黒い裁判}
04/20:アコム, ソニー損保 {高山一実ドケチ裁判}
04/27:ソニー損保, NISSHINBO {寝起きドッキリ}


8枚目「気づいたら片想い」選抜の期間は、何と言っても、マカオロケがポイントです。

「乃木どこ?」初の海外ロケで、2月23日、誰がマカオに行くかから始めて、3月2日、9日、16日と、全部で4回もの枠を使って、放送されました。

そして、当然なんですが、通常よりずっと多くの企業名が、「提供」画面に登場することになります。

載っている会社をよく見ると、リクルート関連が中心で、ひょっとして、リクルートがOKを出したから、海外ロケが実現したんじゃないかと思いたくなる「提供」テロップになっています。

リクルートは、「ガールズルール」の最後、9月後半に「TOWNWORK」で登場して以来ですが、なぜ、マカオロケのときに援助をしてくれたんでしょう。

「乃木坂 in マカオ」が魅力的なコンテンツに思えたのか(笑)、何かの宣伝要素がロケ映像に入っているのか、番組以外でのつながりなのか、その辺はよく分かりません。

あるいは、2月24日(月)に行われた「組閣」で決定的になった、乃木坂46の「支店」化の流れと関係してるのかもしれません。

ただ、リクルートの関連企業が「提供」画面に登場するのは、マカオロケ最終回の次の次、3月30日が最後で、それ以後現在まで、おそらく番組途中のCMも含めて、出てきてないと思います。

そして、マカオロケの後、「乃木どこ?」の「提供」は、ソニー損保一色なっていきます。


9枚目「夏のFree&Easy」

05/11:au WALLET*, (2) ソニー損保 {8枚目選抜メンバー発表}
05/18:au WALLET*, (2) ソニー損保 {松井玲奈と新選抜の2Sトーク}
05/25:ソニー損保*, (2) ロッテ {早泣き女王選手権}
06/01:アコム, (2) ソニー損保, GREE {生駒里奈総選挙への道}
06/08:ソニー損保, (2) アコム {ゴリ押し推薦文コンテスト}
06/15:ソニー損保 {続・ゴリ押し推薦文コンテスト}
06/22:au WALLET, (2) ソニー損保 {コレなら語れるグランプリ}
06/29:ソニー損保, (2) au WALLET {頭脳王選手権}
07/07:ソニー損保 {9枚目ヒット祈願牛久大仏掃除}
07/14:ソニー損保 {頭NO王選手権}
07/21:ソニー損保 {夏休み目標発表会}


9枚目「夏のFree&Easy」選抜の期間に入ると、「au WALLET」が大キャンペーンの一環として登場するものの、「提供」のメインはあきらかにソニー損保です。

ソニー損保は、確かに別会社ではあるけど、ソニーのグループ企業であって、いわば身内の会社と言ってもいい存在です。

しかも、昨年の同じ時期、つまり夏休み前に見られたように、ゲーム関連企業がスポンサーになるといったこともなく、永谷園も、Kowaも名前がなく、バラエティが乏しくなっています。

一つの企業が連続して支援してくれるのは、良い部分もあるのかもしれないけど、一方で、身内の企業に頼まないと、スポンサーになってくれる会社が見つからないという風にも見えるわけで、視聴率が良い状況にあるのかどうか、ちょっと微妙な感じになってきます。

さらに、こういった「提供」企業名の変遷を念頭に、もう一度、2014年5月4日(日)、日曜深夜のレギュラー番組の中で、唯一、「乃木どこ?」だけが「休止」となった出来事を眺め直すと、番組の状況は思った以上に宜しくない可能性が出てきます。


しかし、かりに視聴率が芳しくなかったとしても、これほど急激にソニー損保で埋め尽くされるというのは、もっと別の理由があるのかもしれません。

番組終了時のエンドロールでは、最初に秋元康氏とAKS社長の窪田康志氏の名前が出てきて、この番組がAKS主導であることが分かります。

そして、秋元康氏のAKSは、電通とのつながりもあって、スポンサーを見つけてくる力は圧倒的な筈で、「乃木どこ?」だけでなく、AKB48グループの冠番組は、このスポンサーを集める力、つまり資金調達力によって支えられてきた面があると思います。

ただ、こういった力も、AKB48に国民的な人気があるからこそ成り立っていて、人気が落ちれば、状況は変わってくるでしょう。

AKB48が、莫大な費用を掛けながら、大規模握手会を続けているのは、連続ミリオンとオリコン1位を維持することで、AKB48はまだまだ健在で、十二分に人気があることを見せて、お金を出しても損のないプロジェクトであることを、多くの企業に示したいからだと思います。


しかし、「日経エンタテイメント!」の「タレントパワーランキング」を見ても、前田敦子の卒業以降、AKB48の人気が徐々に低下している上、握手会でオリコンの数字を伸ばすからくりも徐々に知れるようになり、さすがに資金調達力にも陰りが見えてきている印象がある。

とくに、大島優子が卒業した今年、メンバーをテレビCMで目にする頻度を考えても、人気低迷が数字の上だけでなく、実感されるレベルになってきた気がします。

広告を出す企業からすれば、橋本環奈のように、無名であっても、ぐんぐん伸びている感のあるタレントの方が、その勢いを商品イメージに被せられるので、より起用したくなるのはもっともです。

乃木坂46が、デビュー曲「ぐるぐるカーテン」から4枚目「制服のマネキン」まで、4作連続で表題曲のCMタイアップに成功したのも、こうした「伸び盛り感」が評価された部分があると思います。

やはりタレントの人気は、上昇しているからこそ魅力的なのであって、ジリジリ下がっているとなったら、企業側のお金を出そうというマインドが急速に冷え込んでも不思議ではない。


2月24日(月)の「組閣」では、乃木坂も含めて、「支店」のエース級が軒並みAKB48に集められ、「総選挙」でも、オールスター選抜が誕生しました。

これは、低下し続ける人気になんとか歯止めをかけたいAKB運営の出した「アンサー」が、「エースの寄せ集め」だったからじゃないでしょうか。

多くの反対を押し切って、「組閣」を強行したのは、AKB48の人気低下によって資金調達力が落ち始め、追いつめられたAKB運営が、「支店」を犠牲にしてでも、本体の人気を上げようとしたと考えるのが、妥当な解釈に思えます。

乃木坂46は、AKB48グループの一部だと、少なくとも一般層から見られているので、その冠番組にも、スポンサーがなかなか付いてくれない事態が起きつつあるのかもしれません。


しかし、何が起こっているのかは別にして、最近の「乃木どこ?」、内容的には、個人的に評価出来ることが多くなってます。

まず、アンダーとの合同企画が大幅に増えました。

昨年、7月14日放送の「大所帯アイドルあるある」で、川後陽菜が「一切出ません!」と叫んで、アンダーメンバーの悲哀が話題になりましたが、現在、過去7回の「乃木どこ?」のうち4回がアンダーとの合同企画で、川後さんも、結構出て目立ってます(笑)。

アンダーをこれほど積極的に出演させるようになったのは、ごく最近のことで、明らかな番組の方針転換です。

乃木坂の風 15Jul13 ~ 「一切出てません!」川後陽菜激白、「乃木坂って、どこ?」が面白すぎる


当然のことなんですが、純粋に番組のことを考えたら、毎回、多くのメンバーがスタジオに入ってくれる方が、良いに決まっています。

放送で誰をどれだけ見せるかは、編集の時に考えればいいわけで、現場は賑やかな方が、多くのシーンを撮れて、編集で面白くしやすい。

さらに言えば、バラエティに向いているメンバーとそうでないメンバーははっきりしているので、選抜の並びではなく、番組側が席順や発言時間を決めたい筈です。

ところが、これまで出演するのは基本、選抜メンバーだけで、席順も、ほとんどの場合、フロント、2列目、3列目をそのまま当てはめていました。

資金調達力を持つ秋元康氏のAKS側が、番組スタッフより立場が上で、選抜での序列を番組内でも厳密に要求して、番組側からすれば気持ちの良い話ではないけど、スポンサーがいなければ番組を作れないので、頭が上がらなかった可能性があります。

最近になって、番組側の意見が通り始めているように見えるのは、AKB48の人気低下によって、AKS側との力関係が微妙に変わり始めているからかもしれません。


乃木坂運営と「乃木どこ?」との力関係を象徴的に表している出来事は、選抜メンバーの先行発表です。

選抜メンバーの発表は、「乃木どこ?」という番組のメインイベントなので、先行発表なんて、番組側からすれば、絶対にやって欲しくない筈です。

しかし、5枚目「君の名は希望」まではなかった先行発表が、6枚目「ガールズルール」と7枚目「バレッタ」で、平然と行われた。

つまり、この二つのシングルのとき、運営側の立場が非常に強くなって、番組側の都合が無視されたんじゃないでしょうか。

さらに、この時期、握手会主義が徹底され、選抜とアンダーはあらゆる面で区別され、久しぶりに番組に呼ばれた川後陽菜が「一切出ません」と、不満をぶちまけることになった(笑)。

こうやって運営と「乃木どこ?」との関係を軸に過去を眺めると、6枚目「ガールズルール」以降、グループが辿った歩みは、AKSが運営の中で影響力を強め、「乃木どこ?」に対しても圧倒的優位に立ったことの反映であると考えたくなります。

何せよ、先行発表を許した上に、番組内容に外部から介入されて、視聴率も今ひとつであれば、テレビ東京の編成が怒っても、無理からぬ話ですね(笑)。


乃木坂46には、タレント性の高いメンバーが何人もいるので、番組の現場スタッフが、選抜、アンダー、研究生を問わず、メンバーを自由に起用して、さまざまな企画を行えば、面白い番組を作っていくことは出来ると思います。

「提供」スポンサーの変遷を見ていると、視聴率的には、今、あまり良い状況ではないのかもしれないけど、アンダー合同企画の「頭NO王決定戦」など、番組自体は面白くなっていると思うし、実際、個人的に、以前より、録画でなく、生で見る頻度が増えた気がします。

面白い番組を作って、視聴率を上げ、スポンサーを呼び込んで、テレビ東京の編成を納得させる(笑)。

当たり前のことこそ、一番大変だけど、この先、「乃木どこ?」が何年も続くよう、頑張って欲しいですね。


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市來玲奈の卒業から見えるもの、学業との両立問題が招く乃木坂の卒業ラッシュと人材不足 [22Jul14]

2014-07-22 17:30:00 | 芸能
ステッピー、なかなかイイですね(笑)。

昨日の卒業イベントで、市來玲奈が社交ダンスを披露したとき、相手を務めたのが、何と、青と白のペンギンみたいなぬいぐるみを着たキャラで、「ステッピー」という「ダンス界人気のゆるキャラ」だそうです。

ダンスの腕前は相当のようで、全然、「ゆる」くないですが、小さな目に大きな頭という愛嬌のある風貌と、「ペンギンに見えるけど、実はツバメ」という作り込みの甘さが、「ゆるキャラ」なんでしょうか(笑)。

それにしても、ダンススキルをベースに、各種のイベントに出向いて行って、会場を盛り上げるという発想には感心しました。

さまざまな「ゆるキャラ」がしのぎを削る中、こういった「スキル派」も登場したということで、「ゆるキャラ」界もますます奥が深くなってきた感があります。

考えてみると、「ふなっしー」も、動きがシャープな上に、トークが上手いわけで、激しい競争を勝ち抜くには、単に「ゆる」いだけではダメな時代になってきているのかもしれません。

アイドルが、単に可愛いだけでは、やっていけなくなりつつあるのと、同じ流れなんでしょうか(笑)。

「ステッピー」のツイッター公式アカウントと乃木坂公式のニュースブログへのリンクを以下に載せておきます。

ステッピー♪(公式)
自身のアカウントがないと見られない可能性もあるので、ご注意下さい。

乃木坂公式サイトの関連記事



市來玲奈は、一年以上に渡って乃木坂と学業を両立するため奮闘してきて、メンバーもファンもそれをよく知っていたので、今回の卒業、比較的冷静に受け止められている気がします。

しかし、彼女の卒業は、乃木坂の今後に対して、思っている以上に大きな影響を与える可能性があると思います。

市來玲奈の卒業は、あるレベル以上の4年制大学に進学したら、乃木坂の活動を続けることは無理である、というメッセージを、内外に向けて発しているからです。

しかも、5枚目「君の名は希望」以降、選抜に入っておらず、アンダーでも目立ったポジションを与えられなかったことを考えると、高校3年生の段階から、すでに芸能活動は低調だった。

つまり、大学進学を目指すような、高校3年生の生活を送ると、乃木坂の活動はほとんど出来ないということです。


乃木坂の活動に参加出来なかったのは、市來玲奈の学業が非常に忙しかったため、というのが一般的な見方ですが、果たして、その解釈で良いんでしょうか。

9枚目「夏のFree&Easy」選抜メンバーは、半月以上に渡るプリンシパル公演をこなしながら、従来と同じスピードでシングル制作を行うという、過酷な日程を強いられました。

しかも、土曜日曜はほとんど乃木坂に合流できない松井玲奈が選抜に入ったため、多くの活動が平日を使わざるを得なくなってしまった。

そのため、9th選抜の顔ぶれを見ると、高校生は、ある程度時間に融通の利く学校に通っていると思われる、堀未央奈と星野みなみだけで、その他は、高校を卒業して乃木坂に専念しているお姉さんメンバーがほとんどです。

普通の中学高校生の都合を無視したスケジュールを組んだら、多くの若いメンバーが参加出来なくなるのは当然であって、それは本人が学業を優先したのではなく、「乃木坂専業」ではない学生メンバーの選抜入りを、運営が意図的に拒否していることになります。

メンバーの個人的なスケジュールは、外からは分からないので、一概にあれこれは言えないけど、学業軽視を加速させているかのような最近の運営を見ていると、市來玲奈も、この一年間、運営が配慮すれば、彼女の図抜けたダンスを、もっと観られたんじゃないかという思いが残ります。


学生メンバーに配慮してスケジュールを組むのは、「甘い」という雰囲気が乃木坂の運営に広がっているのだとすれば、その発想の方がマネージメントを担当する側として「甘い」と思います。

もし、市來玲奈が早稲田大学文学部に通いながら、乃木坂46の活動にも参加して、四年後、立派に大学を卒業することが出来たら、これは抜群の宣伝効果であって、乃木坂入りを志望する少女が増えると思います。

さらに、それだけの配慮があれば、学業を理由に乃木坂を卒業するメンバーは、ほとんどいなくなるのも勿論です。

実際、ジャニーズは、かなりの有名大学を卒業するメンバーがいて、そういう配慮があるというイメージが流布しており、優秀な人材を広く集めることが出来ているし、学業による卒業もあまり聞きません。

しかし、大学進学どころか、普通の高校に通っていては、選抜入りが厳しいとなると、まず親を説得することが難しくなって、将来、乃木坂は人材を集めるのに苦労するでしょう。


そもそも、乃木坂が優れた逸材を多数、オーディションで採用することが出来たのは、学業と両立出来るという点が魅力としてあったからで、高校は通信制か芸能コースという条件だったら、生田絵梨花のような人物をリクルートすることは出来なかった筈です。

そして、初期の頃は、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみがフロントだったこともあって、乃木坂も学生メンバーに配慮した活動を行っているように見えました。

ところが、6枚目「ガールズルール」以降、握手会主義の台頭とともに、「専業」メンバー中心の選抜となり、その流れの中で、受験と大学進学を経た安藤美雲と柏幸奈が、一度も選抜入りすることなく卒業、4枚目「制服のマネキン」まで選抜入りした市來玲奈が、その後、一度も選抜入りせず、昨日卒業していきました。

もし乃木坂の運営が、学業との両立に配慮しなくなっているならば、その空気は、メンバーやその親に伝わる筈で、アイドル活動を続けるのかどうか、選択を迫られるケースが、今後も頻発する可能性があります。


現在、一番の焦点は、生田絵梨花です。

来年3月に高校を卒業した後、いくちゃんがどういう道を考えているのか分かりませんが、もし、一時休業が大学進学のためであれば、市來玲奈と同じく、その大変さから考えて、大学の勉強も楽ではない筈で、運営が配慮をしないと、事実上、乃木坂の活動が出来なくなって、卒業という流れになってしまう可能性もあります。

二期生では、鈴木絢音が秋田の高校に進んだようで、プリンシパルとアンダーライブに一切出演出来ず、今のところ、学校との両立が思うようにいっていない感じです。

あーちゃんはまだ高校1年生で、これが、2年生、3年生となったら、さらに状況は厳しくなっていきます。

秋田で進学するという選択をしたのであれば、何か特別な配慮をするべきで、他のメンバーと同じスケジュールを求めたら、ほとんど動けなくなって、鈴木絢音の登場機会は極端に減ってしまいます。

これほどの逸材なのに、あまりに勿体ないです。

また、中学3年生の渡辺みり愛と米徳京花は、どういう高校を選ぶのか、親御さんと一緒に、色んな選択を迫られるでしょう。

確実に言えることは、運営が、9枚目で見せたような、学業両立への配慮を一切行わない姿勢を、今後も続ければ、卒業を選択するメンバーが出てくる可能性は高まるし、乃木坂に入りたいという少女は少なくなっていくということです。


今の時代、男の子、女の子に関係なく、高校はしっかりと出て、出来れば大学にも行って欲しいと親が考えるのは、ごく普通のことです。

芸能活動をさせるとしても、それで一生安泰なんてケースはごく稀なので、子どもにしっかりした教育を受けさせたいという気持ちは当たり前です。

乃木坂46やAKB48グループの運営は、中学高校生の少女を多く預かっていながら、こういった親のニーズに応えていないのが現状で、それが卒業ラッシュを生んでいる面があると思います。

そして、これまで一緒に活動して、グループを支えてきたメンバーが卒業することは、かりに握手会人気が高くなくとも、グループにとって、大きなダメージとなるのは間違いありません。

実際、AKB48グループの人気が低迷している原因が、有名メンバーから研究生に至るまでの、止まらない卒業ラッシュにあると指摘する声は少なくない。


一方、乃木坂46が安定した人気を誇ってきたのは、卒業するメンバーが、これまで非常に少なかったからじゃないでしょうか。

市來玲奈は選抜に4回入ったメンバーで、彼女の卒業は、乃木坂が初めて経験する、主要メンバーの卒業です。

過去最大の卒業が、学業との両立を理由に起こったことは、今後の乃木坂に大きな影響を与えかねません。

乃木坂で、卒業ラッシュを起こさせないためにも、運営は学生メンバーへの配慮を、もう一度見直して欲しいですね。

例えば、2チーム制にして、学生メンバーを一つのチームに集め、「週末ヒロイン」的に(笑)、活動させるのも一案でしょう。

また、プリンシパルなど長期の全体活動は、大型連休か春夏休みに行い、短期でも中間・期末テストの時期は避けるなど、メンバーの出番を最大限に引き出す、スケジュール的な工夫はもっと出来るんじゃないでしょうか。


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市來玲奈乃木坂卒業、ツアー後の選抜発表なら10枚目発売は11月以降濃厚、神無月に何が起こる? [21Jul14]

2014-07-21 15:00:00 | 芸能
市來玲奈が、今日の幕張メッセ、8枚目「気づいたら片想い」最終個別握手会をもって、乃木坂46を卒業します。

三年間、本当にお疲れ様でした。

デビュー曲「ぐるぐるカーテン」から4枚目「制服のマネキン」まで、4作連続で選抜入り、社交ダンスで世界大会に出場するほどのテクニックとセンスのある踊りで、乃木坂パフォーマンスを盛り上げてくれました。

その後、高校3年生になり、学業が忙しくなったこともあって、選抜から外れますが、6枚目「ガールズルール」のアンダー曲「扇風機」MVで、レベルが桁違いのダンスを披露するなど、存在感を示し続けます。

学校との関係で、ライブに出演するしないといった予定をなかなか発表出来なかったり、大学に入ってからは、学業との両立がさらに難しくなるなど、大変だったと思います。

しかし、悩みながらも、その都度、ベストな道を模索する姿には、大きな感銘を受けました。

大学での勉強とその後の就職も、これまで以上に悩むことがあるかもしれないけど、乃木坂での経験を糧に、力強く前に進んでいかれることを願っています。

乃木坂卒業、おめでとうございます。


さて、昨夜放送された「乃木坂って、どこ?」によると、次回7月27日(日)は通常内容のようで、10th選抜の発表ではなかったですね。

また、もう一つ情報があって、7月初め、乃木坂がパリの「Japan Expo」に参加したときの模様を、8月10日(日)の「乃木どこ?」で流すという記事が、AKB48新聞7月号に出ています。

10th選抜発表、最初のヤマ場は7月27日と8月10日も、気になる生田絵梨花の今後 [19Jul14]」という記事を土曜日に書いてから、二日もしないうちに、7月27日(日)と8月10日(日)の選抜発表はないことが確定して、スピーディに思いっきり予想を外してしまいました(笑)。


ということで、もう一度、10枚目のスケジュールを考え直してみます。

選抜発表日を予想することは、シングル発売日を予想することとほぼ同じですが、10枚目CDリリースを推測するにあたって、まず参考になるのが、9枚目「夏のFree&Easy」特典イベントの日程です。

9月20日(土) 第2回全国握手会 in ポートメッセ名古屋
9月21日(日) 第4回個別握手会 in ポートメッセ名古屋
9月23日(火祝)「お茶会」
9月27日(土) 第3回最終全国握手会 in 幕張メッセ
9月28日(日) 第5回個別握手会 in 幕張メッセ

10月18日(土) 第6回最終個別握手会 in パシフィコ横浜


握手会と「お茶会」が9月下旬に集中していて、10月に入ると、最後の個別を残すのみとなります。

乃木坂は、握手会の長期販売・長期応募を行って、累計を伸ばす方法を取ることが多いので、これほど集中して個別を消化する日程は、ちょっと不思議な印象を受けます。

9枚目の特典イベントは9月中に大部分を終えて、10月のスケジュールを空けておきたいという意図があるように思える。

また、「お茶会」が終わって2週間ほどして、次のシングルが発売されるという流れが、5枚目「君の名は希望」以来、なぜか守られています。

こういったことを考え併せると、10月上旬に10枚目が発売されるのではないかという予想が出てくるわけです。


「お茶会」の日付から見て、10月8日(水)が最有力ですが、10月15日(水)も視野に入ってきます。

10月29日(水)に、AKB48が秋シングルを発売する可能性が濃厚なので、10月中に出すとすれば、10月22(水)がもっとも遅い日程です。

しかし、AKB48の1週間前にCD発売というのは、生駒里奈が「兼任」であることを考えても、避けたいところで、10月15日(水)が現実的なタイムリミットじゃないでしょうか。


一方、選抜発表とシングル発売の間隔は、3枚目「走れ!Bicycle」以降、7~10週プラス3日の範囲に入っているんだけど、ここ二作、8枚目、9枚目を見ると、9週プラス3日は欲しいという感じになってきている。

これは制作に必要な時間というより、選抜発表後すぐに行われる個別握手会の第1回応募から、オリコン初動の集計締め切り日までの長さを、2ヶ月以上は取っておきたいという発想からです。

9枚目「夏のFree&Easy」選抜は、5月11日(日)に発表放送があり、CD発売の8週プラス3日前でしたが、おそらく5月4日(日)の「乃木どこ?」が「世界卓球」の影響によって放送中止になったためで、本来ならば、9週プラス3日を確保するつもりだったと思います。

実際、9枚目個別の第1回応募は、選抜発表前である5月9日(金)に行われ、初動集計締切まで65日、9次応募分を確保しています。


10月15日(水)が10枚目10月発売のタイムリミットとして、その9週プラス3日前あたりとなると、以下のようになります。

10枚目選抜発表(07/27) =10週+3日=> 10枚目発売(10/08)
10枚目選抜発表(08/03) =09週+3日=> 10枚目発売(10/08)
10枚目選抜発表(08/10) =08週+3日=> 10枚目発売(10/08)

10枚目選抜発表(08/03) =10週+3日=> 10枚目発売(10/15)
10枚目選抜発表(08/10) =09週+3日=> 10枚目発売(10/15)
10枚目選抜発表(08/17) =08週+3日=> 10枚目発売(10/15)


7月27日(日)と8月10日(日)は候補から除外されるので、結局、8月3日(日)と8月17日(日)が残ります。

8月3日(日)であれば、8月10日(日)「乃木どこ?」は、新選抜メンバーを紹介する企画と「Japan Expo」を組み合わせて流す形になるでしょう。

新選抜が発表された後に、前の選抜の話を流すのは、やや奇妙な感じもするけど、まあ、あり得ないとは言えない。

一方、8月17日(日)は、「真夏の全国ツアー」初日である大阪公演が行われた翌日で、完全にツアー期間に突入しています。

選抜発表があっても、ツアーに専念しているので、10枚目へ向けた活動はほとんど何も出来ません。

これでは発表する意味があまりないので、プリンシパル期間中の選抜発表がないように、全国ツアー中は、避けるかなと思います。

ということで、10月中に10枚目の発売があるなら、もう8月3日(日)「乃木どこ?」が、新選抜発表のラストチャンスということになります。


では、もし8月3日(日)に選抜発表がないとなると、どうなるかですが、上に述べたように、全国ツアー最中の8月17日(日)と24日(日)の可能性は低いので、ツアー後、8月31日(日)以降となってきます。

かりに8月31日(日)だとすると、10枚目の発売日は以下のように予想されます。

10枚目選抜発表(08/31) =08週+3日=> 10枚目発売(10/29)
10枚目選抜発表(08/31) =09週+3日=> 10枚目発売(11/05)
10枚目選抜発表(08/31) =10週+3日=> 10枚目発売(11/12)


10月29日(水)は、AKB48のシングルが発売されるので除外され、11月に入ってからの発売が濃厚です。

つまり、8月3日(日)に新選抜の発表がなければ、10枚目を10月中に出す可能性は低くなり、8月31日(日)以降となると、11月以降の新曲発売が、ほぼ確定的になってきます。

ん~、そうなると、何のために9月下旬に特典ラッシュを設定して、10月のスケジュールを空けたのか、その理由が分からない。

10月に何かよほど重要なイベントがあるのか、あるいは、生田絵梨花の復帰時期との関係なんでしょうか。

一つ考えられるのは、楽天などのスポンサーが、CM関係のことで10月に大きなイベントを考えていて、そこに乃木坂を起用する可能性です。

アイドルにとって、大口スポンサーの意向は重要なので、そういった仕事があれば、最優先にスケジュールを組んでも、不思議ではありません。

しかし、そうだとしても、それほどスケジュールを取られる仕事というのは、ちょっと考えにくいんですが。


一方、NHK紅白歌合戦の出場歌手選考レースを考えると、10月中に新曲を出して、存在感を見せる方が良いような気もします。

2005年にレミオロメンが「粉雪」を出して、その年一番のヒットとなりますが、年末にこの歌がガンガン流れる中、彼らはその年の紅白には出られませんでした。

おそらく、「粉雪」の発売が11月16日(水)だったため、出場歌手の選考が終わっていて、レミオロメンが対象にならなかったんだと思います。

コントになりそうなくらいの融通の利かなさですが、何と言ってもNHKなので、期限にはこだわるんでしょうね(笑)。


乃木坂も10枚目の発売が11月に入ってしまうと、それが素晴らしい曲で、本格的なヒットとなっても、NHK側が考慮してくれない可能性があります。

実際、SKE48は、紅白初出場を果たした2012年、9月19日(水)に10枚目「キスだって左利き」を発売、次の11枚目「チョコの奴隷」は翌年の1月30日なので、紅白前、最後の曲を9月後半に出している。

また、NMB48は、初出場の2013年、10月2日(水)に「カモネギックス」をCDリリースして、これが年内最後のシングルとなっています。

さらに、E-girlsは、「ごめんなさいのKissing You」を、「カモネギックス」と同じ10月2日(水)に発売、この曲のヒットを原動力に、紅白初出場を果たします。

NMB48とE-girlsの発売日が重なったのは、偶然ではなく、SKE48もそうでしたが、紅白へ向けて勝負を掛けるなら、10月初めくらいのCDリリースがリミットなんだと思います。

乃木坂の10枚目発売が11月以降となると、基本的には、9枚目「夏のFree&Easy」が、選考レースで評価対象となる最後の曲になるんじゃないでしょうか。

まあ、8枚目「気づいたら片想い」が、CDの売り上げ枚数だけでなく、ダウンロード配信や有線リクエストでも数字を残しているので、秋シングルにこだわる必要はないという考え方もあります。

ただ、ヒットを飛ばすには、曲を出すことが不可欠で(笑)、10月初めに、10枚目を出して、昨年のE-girlsと同じく、貪欲にヒットを狙う姿勢があってもいいかなとは思います。


こういったスケジュール予想は、運営が何を考えているのかを推し量るためにやっていて、10枚目の発売が10月中か、それとも11月以降か、どちらに転んでも、「ああ、そういう考え方なのか」ということです。

しかし、一つだけ個人的な意見を述べると、8月31日(日)「乃木どこ?」での選抜発表は構わないけど、前日30日(土)、神宮での先行発表だけは、止めて頂きたいですね(笑)。

今回、運良くチケットが取れたので、神宮ライブを観に行く予定なんですが、そんなサプライズをされたら、せっかくの楽しいライブが台無しになってしまいます。

選抜から落ちる、アンダーから上がれない、選抜発表は何が起こっても、必ず涙を飲む人がいるので、そういうのはイベントの「サプライズ」にせず、「乃木どこ?」で、あまり深刻にならない感じで、放送して欲しいものです。

観客として本当に嬉しい「サプライズ」は、新曲の発表で、10枚目表題曲のパフォーマンスが初披露されるのであれば、文句なく、テンションが上がって、気持ちよく神宮から帰れます。

ということで、8月3日(日)の選抜発表を期待しているのですが、どうなんでしょう、今回も夏曲を晩秋まで引っ張るつもりなんでしょうか。


先週、堀未央奈は3日間、岐阜に帰って、休みを取っていたようです。

三日の休みとなると、乃木坂の活動が、一つの区切りを迎えたことを示している可能性もあって、8月初めに新選抜の発表があっても、なるほどと頷けるものはあります。

ただ、選抜発表だけは、さまざまな思惑が短期、長期で絡むので、蓋を開けてみないと分かりません。

まあ、スケジュールの理論分析は、もうやり倒すくらいやったので、あとは静かに実測データを取るだけです(笑)。

堀未央奈の2014/07/20_21:30ブログ


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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10th選抜発表、最初のヤマ場は7月27日と8月10日も、気になる生田絵梨花の今後 [19Jul14]

2014-07-19 16:00:00 | 芸能
明日深夜の「乃木坂って、どこ?」で7月27日(日)放送回の予告編が流されますが、以下の記事に書いたように、7月27日(日)から8月10日(日)までは、10th選抜発表の可能性が高いと予想される期間で、一応、心の準備をしておいた方がいいかもしれません(笑)。

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9枚目「夏のFree&Easy」が7月9日(水)に発売されたばかりで、正直、さすがに早過ぎる気もするけど、過去のシングル制作スケジュールから推測すると、そろそろ次の選抜発表が行われてもおかしくない時期なんですね。

上の記事と重複する部分もありますが、もう一度、推測の根拠を説明しておきます。


乃木坂のシングル発売には、これまでの例から、次のような日程的特徴があります。

(表1) 選抜発表とシングル発売のスケジュールに見られる特徴

(1)「お茶会」の10~17日後に、次シングルが発売される
(2) シングル発売の7週~10週+3日前に、選抜メンバーが「乃木坂って、どこ?」で発表される
(3) 「乃木どこ?」選抜発表の予告放送と本放送の間に、握手会が入ることを出来るだけ避ける


まず、理由はよく分からないんですが、初回限定盤の特典である「録音会」あるいは「お茶会」が終わって、10日から17日経って、次のシングルが発売されるという関係が、5枚目「君の名は希望」以降、維持されていて、発売日を予想するとき、「お茶会」の日付から考えるのが、もっとも確度の高い方法になっています。

(表2) シングル発売と「お茶会」の日程的関係

5枚目発売 =097日=> 録音会 [全0個0] =17日=> 6枚目発売
6枚目発売 =137日=> お茶会 [全0個0] =10日=> 7枚目発売
7枚目発売 =115日=> お茶会 [全0個0] =11日=> 8枚目発売
8枚目発売 =087日=> お茶会 [全0個1] =11日=> 9枚目発売
9枚目発売 =076日=> お茶会 [全1個2] =??日=> 10枚目発売

# [全1個2]は、お茶会が行われる時点で、全国握手会が1回、個別握手会が2回、まだ残っていることを示している

10枚目発売日の予想

9枚目発売 =076日=> お茶会(09/23) =08日=> 10枚目発売(10/01)
9枚目発売 =076日=> お茶会(09/23) =15日=> 10枚目発売(10/08)
9枚目発売 =076日=> お茶会(09/23) =22日=> 10枚目発売(10/15)

# オレンジ色の日付は予想日の意
# 10月29日(水)はAKB48の38枚目秋シングル発売が濃厚


CD発売は水曜日で、9枚目「お茶会」が行われる9月23日(火祝)から時間を進めると、10月8日(水)が「10~17日後」の範囲に入っていて、有力な候補日として浮かんできます。

上表で興味深いのは、「お茶会」から次シングル発売までは10日から17日と、かなり一定した間隔が保たれている一方、シングル発売から「お茶会」までの期間は、6枚目137日、7枚目115日、8枚目87日、9枚目76日と、「ガールズルール」以降、短期化が続いていることです。

とくに、8枚目では、個別握手会を1回残した状態で「お茶会」が行われ、こういった「前倒し」は、9枚目でさらに進んでいます。

その結果、9枚目「夏のFree&Easy」は、発売から「お茶会」までが5枚目以降最短で、10枚目の発売でも、「10~17日後」という日程的関係が存在するならば、9枚目と10枚目の発売間隔は、非常に短いということになります。

(表3) 各シングルの発売間隔

1枚目発売 == 10週 ==> 2枚目発売
2枚目発売 == 16週 ==> 3枚目発売
3枚目発売 == 17週 ==> 4枚目発売
4枚目発売 == 12週 ==> 5枚目発売
5枚目発売 == 16週 ==> 6枚目発売
6枚目発売 == 21週 ==> 7枚目発売
7枚目発売 == 18週 ==> 8枚目発売
8枚目発売 == 14週 ==> 9枚目発売

10月8日(水)を10枚目発売日としたときのリリース間隔

9枚目発売 == 13週 ==> 10枚目発売(10/08)


また、(表1)に示した特徴(2)である、シングル発売の「7週~10週+3日前」に選抜発表という関係を使うと、次のように、7月27日(日)、8月3日(日)、8月10日(日)、8月17日(日)が10th選抜の「乃木どこ?」での発表日候補として出てきます。

(表4) 選抜発表とCDリリースの日程的関係

1枚目選抜発表 == 06週 + 3日 ==> 1枚目発売
2枚目選抜発表 == 06週 + 3日 ==> 2枚目発売
3枚目選抜発表 == 09週 + 3日 ==> 3枚目発売
4枚目選抜発表 == 10週 + 3日 ==> 4枚目発売
5枚目選抜発表 == 09週 + 3日 ==> 5枚目発売
6枚目選抜発表 == 10週 + 3日 ==> 6枚目発売
7枚目選抜発表 == 07週 + 3日 ==> 7枚目発売
8枚目選抜発表 == 09週 + 3日 ==> 8枚目発売
9枚目選抜発表 == 08週 + 3日 ==> 9枚目発売

10枚目発売を10月8日(水)とした場合の選抜発表日予想

10枚目選抜発表(07/27) =10週+3日=> 10枚目発売(10/08)
10枚目選抜発表(08/03) =09週+3日=> 10枚目発売(10/08)
10枚目選抜発表(08/10) =08週+3日=> 10枚目発売(10/08)
10枚目選抜発表(08/17) =07週+3日=> 10枚目発売(10/08)


「7週+3日」は7枚目「バレッタ」だけで見られた、とくに短い間隔である上、予想として出てくる8月17日(日)は、「真夏の全国ツアー」期間の最中なので、まあ除外していいんじゃないでしょうか。

一方、8月2日(土)に東京ビッグサイトで9枚目の第2回個別握手会があるので、(表1)の特徴(3)から、8月3日(日)の可能性はやや低めで、結局、7月27日(日)か8月10日(日)が有力な候補となってきます。


今回、10枚目の発売日や選抜発表日の予想が、「早過ぎない?」と感じられるのは、推測の出発点となる「お茶会」が、通常よりずっと早く設定されているためです。

実際、10月8日(水)の発売なら、(表3)で示したように、リリース間隔は13週と異例に短くなるし、選抜発表が7月27日(日)、8月3日(日)、8月10日(日)のどれかであれば、9th選抜は、以下のように、近年稀に見る「短期政権」となります。

(表5) 歴代選抜の在任期間

凡例
シングル番号による選抜名 在任期間 : 選抜発表日 ~ 次選抜の発表日

# 選抜発表日は、「乃木坂って、どこ?」で放送された時刻を日曜深夜と見なして、その日曜の日付としている
# 先行発表のあった「ガールズルール」6th選抜も、「乃木どこ?」での放送日を発表日とした

1枚目選抜 10週 : 2012/01/08 ~ 03/18
2枚目選抜 13週 : 03/18 ~ 06/17
3枚目選抜 16週 : 06/17 ~ 10/07
4枚目選抜 13週 : 10/07 ~ 2013/01/06
5枚目選抜 15週 : 01/06 ~ 04/21
6枚目選抜 24週 : 04/21 ~ 10/06
7枚目選抜 16週 : 10/06 ~ 2014/01/26
8枚目選抜 15週 : 01/26 ~ 05/11

9枚目の在任期間予想

9枚目選抜 11週 : 05/11 ~ 07/27
9枚目選抜 12週 : 05/11 ~ 08/03
9枚目選抜 13週 : 05/11 ~ 08/10


これらの予想が実現すれば、9枚目から10枚目は、「動きが速い!」という声が出てきておかしくないでしょう。

また、昨年の6枚目「ガールズルール」選抜が、「16人のプリンシパル deux」の前、2013年4月20日(土)に京都全国握手会で発表され、5月から6月のプリンシパル公演と8月の全国ツアーを担当し、その後、10月6日(日)代々木ライブ夜公演での7th選抜発表まで続いたことも、こういった10枚目の予想スケジュールに対して、「早過ぎる」という印象を与えていると思います。

ただ、白石麻衣をセンターとする6th選抜は、24週に渡る過去最高の「長期政権」で(表5参照)、乃木坂の歴史の中では、むしろ特殊な例です。

さらに、6枚目「ガールズルール」の「お茶会」が行われたのは11月17日(日)で、一方、9枚目「夏のFree&Easy」は9月23日(火祝)と、全然、時期的に早い。

やはり昨年の6枚目から7枚目への動きとは異なるスケジュールで、9枚目から10枚目が進むと考えた方が良いような気がします。


もちろん、(表1)に示した、「お茶会」の「10~17日後」にシングル発売という特徴(1)が、今回も守られるという保証はありません。

例えば、特徴(2)である、シングル発売の「7週~10週+3日前」に選抜発表という関係は、今回も、さほど変わらないと思います。

というのは、この52~73日という間隔には、オリコンの初動集計締切日までに、個別握手会の応募期間を、給料日を2回、出来れば3回跨ぐ長さで確保したいという意図が見えていて、個別握手会による第1週売り上げを30万枚以上伸ばすには必須の時間設定だからです。

しかし、特徴(1)の方は、「10~17日後」という時間設定に、今のところ理由が見出せなくて、何と言うか、運営の「験担ぎ(げんかつぎ)」的な、心理的区切りなのかな、と思ったりもします(笑)。

ただ、次のように、9枚目は、「お茶会」を含めて、9月下旬に特典ラッシュが予定されていて、それが終わって10月に入ると、最終の個別握手会を残すのみとなる。

(表6) 9月下旬以降の9枚目特典イベント

9月20日(土) 第2回全国握手会 in ポートメッセ名古屋
9月21日(日) 第4回個別握手会 in ポートメッセ名古屋
9月23日(火祝)「お茶会」
9月27日(土) 第3回全国握手会 in 幕張メッセ
9月28日(日) 第5回個別握手会 in 幕張メッセ

10月18日(土) 第6回個別握手会 in パシフィコ横浜


いかにも、9月中に9枚目の特典イベントをほとんど消化して、10月上旬に次のシングルを出すという流れに見えますよね(笑)。

また、選抜発表の候補日である、7月27日(日)、8月3日(日)、8月10日(日)が、7月21日(月祝)の8枚目最終個別握手会、7月26日(土)の9th選抜アンダーライブ千秋楽と8月16日(土)の「真夏の全国ツアー」初日の間に入っていることも、偶然の一致には思えないものがあります。

8枚目と9枚目の特典イベントの端境期で、しかも、学生メンバーが活動し易い夏休み前半。

9th選抜がほとんどお姉さんメンバーで構成されたことからも、10枚目は若い人を増やす可能性があって、シングルを制作するには好都合な時期です。

また、乃木坂全員が旅行する「真夏の全国ツアー」は、地方ロケを行うチャンスで、MVや個人PVのシーンを撮ることが可能になる。

さらに注目したいのは、乃木坂史上初のスタジアムライブがツアー最終日の8月30日(土)に神宮で行われることで、メディアが報道する度合いや観客動員数を考えると、新曲を初披露する場としては、考えうる最高のステージと言っていいでしょう。

『10枚目スケジュール予想』の記事で、選抜発表の可能性は、8月10日(日)より、7月27日(日)の方が高いんじゃないかと書いたのは、神宮で10枚目表題曲をパフォーマンスするならば、7月の終わりには動き出さないと、準備期間がちょっとタイトかなという考えからです。



しかし、これだけプラス材料を並べた後、なかなか言いづらいんですが、これらの予想、全然、当たらない可能性もあります(笑)。

というのも、生田絵梨花の予定が考慮に入っていないからです。

いくちゃんのスケジュールを見ると、7月21日(月祝)の8枚目個別握手会は欠席なので、この日まで、学業が忙しいのは間違いありません。

問題は、その後どうなるのかです。

復帰時期が10月以降であれば、10枚目への参加はちょっと無理だけど、もっと早く戻れるのであれば、生田絵梨花の都合に合わせて、選抜発表やCD発売のスケジュールを、上で予想したより遅らせることが、ないとは言えない。


理由の一つは、秋シングルである10枚目が、NHK紅白歌合戦への初出場と絡んでくることです。

著名な音楽プロデューサーだった故佐久間正英氏を取り上げたNHKの特集番組で、生田絵梨花は大きな存在感を示していて、10th選抜にいくちゃんが入っていれば、初出場への弾みとなる可能性がある。

もちろん、実際に紅白に出場するとなれば、特別選抜を組んで、アンダーも研究生も全員ステージに上げるだろうから、10th選抜にこだわる必要はないんですが、それでも、生田絵梨花が乃木坂の中核として活躍しているという構図を見せられれば、出場歌手の選考レースにおいて、アピールポイントになる気がします。

佐久間さんの特集番組での扱われ方を見ても、生田絵梨花は、相当にNHKに好かれるタイプだと思うので(笑)。


7月11日(金)に、「気づいたら片想い」個別握手会の第23次応募が行われ、8枚目の全受付が終了しました。

その結果、現在は、9枚目「夏のFree&Easy」の応募のみが行われていますが、先週の第10次受付で、中田花奈に初完売が出たものの、前次からの完売積み上げは4部に留まっていて、発売週の応募なのに勢いがありません。

運営は、一刻も早く、10枚目個別の応募を開始したい筈で、紅白なんかは二の次、三の次という見方も出来る。

しかし、生田絵梨花は、8枚目「気づいたら片想い」個別握手会で、休業のため担当部数が減ったにも関わらず、初動算入時点で推定1万6千枚を売り上げていて、10枚目に参加すれば、CDセールスは間違いなくアップします。

連続での初動割れは、運営は何としてでも避けたい筈で、CDセールスという経済的な面からも、生田絵梨花は、是が非でも、10枚目個別握手会にフル参加して欲しいメンバーです。

もし発売日を多少遅らせれば、彼女の個別全参加が可能になるなら、そういったことも考えるんじゃないんでしょうか。


結局、生田絵梨花の予定が分からないことが、次シングルのスケジュールを今ひとつ読み切れない要因なんですが、まあ、いくちゃんが、夏休み中に一切動けないのであれば、選抜発表は予想通り早めに行われ、10枚目での選抜入りはないかなという気がします。

生田絵梨花が「真夏の全国ツアー」へ参加するのかしないのか、チケットを販売しているのに、例によって出演メンバーについては、まだ何も発表されてないけど(笑)、ライブに全く参加しない、あるいは一部参加するといったことが、10枚目のスケジュールと、微妙にリンクするかもしれません。


ただ、10枚目のことはともかく、生田絵梨花の学業問題が本格化するのは、来年の4月以降だと思います。

彼女の学力や音楽スキルから考えて、進学するとすれば、相当にハイレベルな大学に行く筈で、そうなると、市來玲奈の場合と同じく、乃木坂との両立は、かなり厳しいんじゃないでしょうか。

いくちゃんが進路に関してどういう決断を下すのか、それは分かりませんが、将来を考えると、大学でしっかり勉強することを選んだ方が、より賢明であるという意見に、反対する言葉が見当たりません。

美しい、賢い、品がある、スタイルが良い、努力家、清楚などなど、乃木坂のグループイメージのほとんどを生田絵梨花が担っている、と言っていいほど、いくちゃんは乃木坂になくてはならない存在で、彼女のいない乃木坂なんて、ちょっと考えられないですが、その考えられない状態が、半年後にやってくる可能性があります、しかもその未来は、かなりの高確率なのかもかもしれない。


高校卒業後、生田絵梨花が乃木坂の活動をどうするのかという問題は、実は、かなり前から頭に浮かんでいたのですが、あまりに辛い話なので、正面から考える勇気がなくて、ブログに書いたこともありませんでした。

しかし、一時休業の中、秋シングルや紅白へ向けたプロモーションなどが視野に入ってきて、時期的に、そろそろ向き合わなければならない現実になってきました。

これからしばらくの間、安藤美雲、柏幸奈、市來玲奈と同じように、生田絵梨花も、進路決定や専門教育と乃木坂活動の間で、苦しい選択を迫られる場面があると思うけど、それがどんな決断であっても、変わらず応援することが、ファンとして出来る、唯一のことなんだと思っています。

誰かのファンになる、何かに夢中になることは、大きな喜びを与えてくれるけど、同時に、切なさや苦しさも一緒にセットで付いてくるようで、困ったもんです(笑)。

でも、いくちゃんには、他人ではなく、自分が一番納得出来る道を、自分で選んで、進んで行って欲しいと願っています。



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乃木坂で現場の意見は通っているか?南流石体制のあと、選抜構成にプロの切れ味を感じない [17Jul14]

2014-07-17 17:30:00 | 芸能
9枚目「夏のFree&Easy」初動前作割れの原因を、消費税率のアップに求める意見があって、少し驚きました。

生活防衛のため娯楽費を削る可能性はあるだろうけど、乃木坂の今回の売り上げダウンは、増税とはあまり関係ないと思います。

というのも、前回のブログで指摘したように、握手会スターである「1期10」のメンバーは、9枚目でも、7枚目「バレッタ」、8枚目「気づいたら片想い」とほぼ同じくらい売れていて、応募同次で比べると、むしろ勢いが加速している感すらあり、消費増税なんて、どこ吹く風です。

しかし、「1期10」以外のメンバーに目を移すと、8枚目、9枚目と明らかに売り上げが失速していて、この人気格差が、乃木坂のセールス全体を引き下げています。

もし、増税の影響であるならば、「1期10」のセールスにも陰りが見える筈で、他の歌手は分かりませんが、乃木坂の前作割れは「1期20」と「2期」の握手会人気が落ちたために起こったことで、増税よりは、グループ全体への関心度低下などを議論の俎上に載せた方がいい話です。

またかりに、多くのコアファンが、「1期10」の購入枚数は据え置き、消費税率がアップした分だけ、「1期20」や「2期」の枚数を減らしたのだとしても、今後、税率が上がることはあっても、下がることはないので、その減少分が、10枚目以降で復活する理由は何もないわけで、やはり深刻な人気格差が存在することに変わりありません。

参考のため、前回ブログの表を、以下に再掲しておきます。

7枚目、8枚目、9枚目の第9次応募分までの個別握手会売り上げに関する、各グループのデータ

凡例
シングル番号:完売部数/担当部数 (完売率) 1部以上完売の人数/総人数 1人当たりの平均完売部数 [1人当たりの推定平均売り上げ枚数]

# 7枚目、8枚目、9枚目、すべて9次応募分まで
#「1期10」は、白石、西野、秋元、深川、橋本、桜井、松村、衛藤、若月、生田の10人
#「1期20」は、「1期10」以外の1期メンバー
#「2期」は、正規、研究生を問わず、すべての二期生
# 9枚目は生田絵梨花が不参加

「1期10」
7枚目:275部/288部 (95.5%) 10人/10人 27.5部 [1.94万枚]
8枚目:264部/294部 (89.8%) 10人/10人 26.4部 [1.95万枚]
9枚目:249部/270部 (92.2%) 09人/09人 27.7部 [2.00万枚]

「1期20」
7枚目:096部/266部 (36.1%) 16人/20人 4.8部 [0.73万枚]
8枚目:030部/330部 (09.1%) 11人/20人 1.5部 [0.55万枚]
9枚目:007部/357部 (02.0%) 03人/19人 0.4部 [0.46万枚]

「2期」
7枚目:027部/110部 (24.5%) 7人/13人 2.1部 [0.43万枚]
8枚目:006部/135部 (04.4%) 3人/12人 0.5部 [0.34万枚]
9枚目:003部/149部 (02.0%) 1人/12人 0.3部 [0.30万枚]


ところで、「夏のFree&Easy」のダウンロード配信ですが、iTunes Store の「トップソング」では、私が確認した限り、20位ほどが最高で、現在は、50位くらいまで下がっています。

「気づいたら片想い」は、ベスト10には入ったので、少なくともiTunes Store のランキングでは、9枚目表題曲は、8枚目より低いということになります。

こういった順位も、プロモーションの掛け方や、「組閣」で乃木坂への注目度が上がった云々に、左右される可能性があって、この程度の違いであれば、あまりヒット指数としての意味はないかもしれません。

ただ、「夏のFree&Easy」と同日発売で、オリコン初動が4万9千枚の2位だった、E-girlsの「E.G. Anthem - WE ARE VENUS」は、iTnues Store ランキングで、おそらく最高2位、現在6位で、ヒットと呼べるかどうかは分かりませんが、好調であるのは間違いないと思います。

E-girlsは、乃木坂メンバーにも曲が好きな人がいるように、若い女性層に人気があって、ダウンロード配信でも、かなりの強さを発揮しますね。


初の前作割れが起こった以上、乃木坂運営は、次の10枚目では、特典内容や個別握手会の応募期間などを見直して、連続での初動ダウンは何としてでも阻止しようと、あれこれ手を打ってくると思います。

そして、今の乃木坂には、初動で40万枚以上を売る人気はあるので、一時的には、再び「右肩上がり」を回復出来るかもしれません。

しかし、どこかで本格的なヒット曲を出さないと、小幅な変動はあっても、ジリジリと売り上げが下がって、人気の長期低落から抜け出せなくなってしまう可能性が高い。

実際、AKB48は、昨年の夏に出した32枚目表題曲「恋するフォーチュンクッキー」が、かなりのロングヒットになりましたが、それでも総選挙投票券付きシングルを頂点として、売り上げが減少を続けるサイクルを変えることは出来ず、34枚目「鈴懸の木の道で(以下略)」は、初動でミリオンを3万枚ほど越えるに留まり、累計でも109万枚ほどまでしか伸びませんでした。

また、「日経エンタテイメント!」の2014年「タレントパワーランキング」女性グループ部門では、AKB48は3位で、2位のももいろクローバーZに、ポイントで昨年以上の差を付けられています。

やはり、人気上昇のためには、2010年の「ポニーテールとシュシュ」「ヘビーローテーション」、2011年の「Everyday、カチューシャ」「フライングゲット」のように、ヒットを畳み掛ける必要があって、芸能界で生き残るのは大変ですが(笑)、乃木坂もそろそろ何か、音楽シーンで大きな注目を浴びる曲を出さないと、今の人気を維持出来なくなると思います。

ちなみに、「タレントパワーランキング」の4位はE-girlsで、乃木坂46は6位でした。


では、なぜAKB48は、2010年と2011年に、ヒットを飛ばせたのかが気になります。

最近、コリオグラファーつまり振付師である、夏まゆみ氏が、AKB48を立ち上げたときのことを語ったネット記事を読んだのですが、前田敦子の抜擢には、やはり夏先生が関わっていたんですね。

後藤真希在籍時からモーニング娘。を応援していたので、夏先生が力のある振付師であることは知っていましたが、AKB48の創設でも、大きな役割を果たされたようで、さすがという他ないです。

記事によると、前田敦子を評価したのは、踊りが上手いというより、ダンス練習に取り組む姿勢がポイントだったそうです。

その真剣な姿勢がスキルアップにつながったのでしょう、「大声ダイヤモンド」MVに表れているように、彼女のダンスはターンにキレがあって、格好良いです。

さらに、前田敦子だけでなく、いわゆる「神7」と言われる、創成期から前に出ているメンバーは、ダンスのレベルが高くて、明らかに下手という人はいない。

おそらく、振り付けを担当する夏氏が、AKB48の選抜構成を考え、モーニング娘。と同様、魅力的なダンスグループを作ろうとしたのだと思います。

そして、AKB48は、センター前田敦子を中心にした、この夏まゆみ体制が上手く機能して、2010年、2011年のヒット連発につながっていった。

アイドルグループがヒットを飛ばすには、優秀な振付師にチーム構成を考えてもらうのが一番で、秋元康氏もそれを理解していたから、モー娘。で成功を収め、実力が折り紙付きだった夏まゆみ氏を呼んで、彼女に任せたのでしょう。


一方、乃木坂46に呼ばれたのは、南流石氏でした。

そして、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみというダンスが上手く、年齢的にも、性格的にもバランスの取れた三人によるフロントが考え出された。

さらに、見事だったのは、白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理という目立つビジュアルを持つ、背の高いお姉さんメンバーを2列目に配し、若いフロントと対比させた。

中性的な魅力のセンター生駒の左右に、力強いダンスの生田と可憐なダンスの星野が配置され、2列目には、より年上の女性的魅力が並んでいる。

こうやって複数の対照軸を作ることで、乃木坂の魅力を重層化し、チーム構造を豊かにしていく。

南流石先生、流石に(笑)、素晴らしい力量で、まさにプロの仕事です。

この南流石体制によって、乃木坂はグループとしての人気を伸ばし、さらに杉山勝彦氏が曲を提供することで、4枚目「制服のマネキン」、5枚目「君の名は希望」に辿り着いた。

4枚目、5枚目が、高い評価を受けたことから、いよいよ本格的なヒットに手が届く、そういう雰囲気が出てきますが、6枚目「ガールズルール」では、南流石体制が大きく変えられ、握手会人気で選抜構成を決める、握手会主義の時代に入っていきます。


握手会主義は、7枚目、8枚目とさらに徹底され、9枚目では、1列目、2列目の並びが、個別握手会の売り上げ順位表と大差ない状態にまで至ります。

9th選抜を眺めてまず驚くのは、身長161cm白石麻衣、159cm西野七瀬、163cm橋本奈々未のすぐ後ろ、2列目センターに、156cmの桜井玲香が配置されていることです。

桜井さんは、日本人離れした美貌が作るやや陰のある表情が印象的な、「華」のあるダンスを見せるメンバーで、彼女の踊りが入ると、ダンス全体が非常に華やかになります。

実際、「世界で一番 孤独なLover」MVは、中盤あたりが、桜井玲香の「シングルショットぶっこみ祭り」となっていて(笑)、彼女が醸し出す「華」のある雰囲気が、監督からも高く評価されているのが分かります。

ところが9th選抜では、背の高いフロント3人のすぐ後ろに置かれ、全体ダンスで存在感が希薄になってしまっている。


さすがに身長153cmの生駒里奈は、2列目端に配置されているけど、5人フロントの5人2列目である上、すぐ前が、162cmの松村沙友理なので、全体ダンスでは、カメラにほとんど入らず、一瞬、「あれ、生駒ちゃん、今日は参加してないの?」と思うほどです。

これでは、生駒のダンスが生きてきません。

まあ、正面カメラからのアングルを考えれば、3・5・8のV型フォーメーションが理に適っていて、5・5・7にした時点で、2列目端が死角になるのは避けられず、若月佑美と生駒里奈のポジションは、身長の問題以前に、誰が入っても厳しいんですが。


さらに、3列目にダンスの上手いメンバーが揃っているのも、非常に勿体ない。

「ダンス五福神」の記事で述べたように、星野みなみはもちろん、高山一実も上手いし、衛藤美彩は間違いない。

井上小百合は、10秒おきに正義の味方に変身しそうなパワフルなダンスが楽しいし(笑)、斉藤優里は「13日の金曜日」で見せた、ゴムまりのように弾む、躍動感のあるダンスが魅力的です。

もし、振付師など、現場の人間が選抜構成を決めるのであれば、キャプテンを白石、西野、橋本の後ろに置くとは思えないし、5・5・7のフォーメーションも疑問だし、3列目メンバーの何人かを、もっと前に出すんじゃないでしょうか。


南流石氏が乃木坂を去っても、現場クリエーターの意見が、選抜構成に反映されていれば、そこにはプロの発想が入るので、それなりに意味のあるチーム編成になると思います。

しかし、今の乃木坂は、個別握手会の応募期間や応募次数を決めている人たちが、売り上げ順位表を見ながら、メンバーを並べているような選抜になっていて、私のような素人が見ても、パフォーマンス面から、「何じゃそれ?」と首をひねりたくなる部分が多過ぎです。

誰を選抜にするのか、フロント、2列目、3列目をどう配置するのか、そういったことは、本来、夏まゆみや南流石のような現場のプロに任せるべきことで、そろばん勘定が仕事である、運営のトップが口出しすることではない。

そして、グループが「楽曲の乃木坂」という評価を失いつつある最大の原因は、制作現場にいるプロの判断が、選抜構成に反映されていないことじゃないでしょうか。

実際、現場クリエーターの意見がより通りやすいと見られる、アンダー曲は、抜擢されてきたセンターやフロントの構成に、なるほどと納得出来る部分が多く、そのため乃木坂のアンダー曲には外れがないという評価を受けているのだと思います。


まあ、握手会の売り上げ順にそのままメンバーを並べて、パフォーマンスさせること自体が、素人の発想で、エンターテイメントのプロとは到底言えず、それでは、メンバーがどんなに頑張っても、ヒットを飛ばすのは、夢のまた夢になってしまう。

経理専門の人物が、ステージの上を引っ掻き回しているような無力感を、今の乃木坂には感じます。

外で見ている私がそう思うのだから、現場で制作に当たっているスタッフは、さらに厳しい思いを抱えている可能性がある。

そして、現場の士気が下がってしまったら、それこそ乃木坂は終わりです。

アンダーでライブを行ったり、ファンが見たいユニットを募ったりするのは、現場がまだ自由に出来るアンダーで、「プロによる理想の乃木坂」を実現しようとしているのかもしれません。


選抜構成を見て、「さすがはプロの仕事!」と絶賛するような記事を、一度は書いてみたいですね(笑)。

現実には、あまりにパフォーマンスを無視した並びにするので、誰々がダンスが上手くて、誰々を前に出した方がいい、なんて情けない記事を書くはめになるわけです。

練習からメンバーを見ている現場の振付師や演出家が一番よく分かっているのだから、そういう人たちが自分の発想でメンバーを抜擢して、ファンはその見事さに感心するのが本来の姿でしょう(笑)。

柳沢翔監督の「シャキイズム」MVを初めて観たとき、メンバーの性格やイメージに沿った、絶妙な配役に圧倒されました。

柳沢氏は振付師ではないけど、これほどの洞察力を持ち、メンバーをよく見ている優秀なクリエーターが、乃木坂にはいるのだから、運営が余計な口出しをする必要はなく、どのメンバーをどう使うか、ダンスフォーメーションも含めて、現場に任せるのが一番です。

シングル毎に考案される制服の出来を見ても、乃木坂の現場に、優れた人材が揃っているのは間違いないでしょう。

残念ながら、10枚目でも、握手会主義が緩和される見込みは少なく、現場の意見が反映される可能性も低い気がしますが、せめて、身長の低いメンバーを、高いメンバーの後ろに置くようなことだけは止めて欲しい(笑)。

メンバーを身長順に並べたらヒットが出るわけじゃないけど、今より、ずっと見やすくなるのは間違いないですから。



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9枚目「夏のFree&Easy」初動前作割れが確定、極端な握手会主義が招いた人気格差とファン離れ [15Jul14]

2014-07-15 20:00:00 | 芸能
9枚目「夏のFree&Easy」のオリコン初動とサウンドスキャン第1週の数字が発表されました。

まず、7月21日付オリコン週間ランキングは、42万2千枚の初登場1位でした。

その結果、9枚目は8シングル連続の初週1位を達成したものの、売り上げ枚数では、前作「気づいたら片想い」の45万8千枚に届かず、以下の表のように、乃木坂史上初めての初動前作割れとなってしまいました。

(表1) 乃木坂46のシングルCDに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移

凡例
シングル番号 : 初動枚数 (発売第1週のオリコン順位, 現在の累計枚数) 発売日「タイトル」

1枚目 : 13.6万枚 (2位, 21.4万枚) 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
2枚目 : 15.6万枚 (1位, 22.5万枚) 2012/05/02「おいでシャンプー」
3枚目 : 18.7万枚 (1位, 24.4万枚) 2012/08/22「走れ!Bicycle」
4枚目 : 23.3万枚 (1位, 31.1万枚) 2012/12/19「制服のマネキン」
5枚目 : 24.2万枚 (1位, 31.4万枚) 2013/03/13「君の名は希望」
6枚目 : 33.7万枚 (1位, 45.8万枚) 2013/07/03「ガールズルール」
7枚目 : 39.5万枚 (1位, 51.5万枚) 2013/11/27「バレッタ」
8枚目 : 45.8万枚 (1位, 54.3万枚) 2014/04/02「気づいたら片想い」
9枚目 : 42.2万枚 (1位) 2014/07/09「夏のFree&Easy」


一方、サウンドスキャンは、初回限定盤TypeAが2位、TypeBが3位、TypeCは4位、そして通常盤が13位と、一般流通CD全種類がTOP20にランクインし、その合計売り上げ枚数は11万枚でした。

前作8枚目の店頭販売第1週合計は11万8千枚で、9枚目は7千枚ほど減らしたものの、一般流通CD売り上げの大幅な下落は起こりませんでした。

次の表は、これまでのシングルについて、店頭販売による一般流通CDと個別握手会による特定流通CDの売り上げ枚数を示しています。

ちょっと注意して頂きたいのは、これまで「(SS/OC)比」「(OC-SS)差」と記していたものを、「(CS/OC)比」「(OC-CS)差」という表現に変えています。

意味は同じですが、サウンドスキャンTOP20にランクインしていないCDがある場合は、枚数を推定して一般流通CD全タイプの売り上げ合計を求めるので、それをサウンドスキャンを示す「SS」で表すより、店頭販売の「Counter Sale」から「CS」とした方が、気分的にスッキリするということで(笑)、記号を変えました。

「SS」のデータを、場合によっては加工して「CS」を得ているというニュアンスですね。

(表2) 一般流通CDと特定流通CDの売り上げ推移

凡例
シングル番号 : 一般流通CD第1週売り上げ枚数 [初動(CS/OC)比] 初動(OC-CS)差 (個別握手会総部数、開催日数)

# 「一般流通CD第1週売り上げ枚数」は、店頭販売される全タイプのCDについて、その第1週売り上げ枚数を合計したもの。
サウンドスキャンTOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「CS」は店頭販売(Counter Sale)、「OC」はオリコン
# 初動(CS/OC)比は、一般流通CD第1週をオリコン初動で割ったもの。数値が小さいほど、CDセールスの個別握手会依存が高いことを示す
# 初動(OC-CS)差は、オリコン初動から一般流通CD第1週を引いたもの。個別握手会による特定流通CDの売り上げ枚数に等しい

1枚目 : 8.3万枚 [61.2%] 5.3万枚 (300部, 3日)
2枚目 : 7.3万枚 [47.2%] 8.2万枚 (300部, 2日+ミニ4日)
3枚目 : 6.1万枚 [32.6%] 12.6万枚 (330部, 4日)
4枚目 : 6.6万枚 [28.3%] 16.7万枚 (430部, 5日)
5枚目 : 7.2万枚 [29.6%] 17.0万枚 (437部, 5日)
6枚目 : 9.7万枚 [28.9%] 24.0万枚 (630部, 6日)
7枚目 : 9.0万枚 [22.8%] 30.5万枚 (664部, 6日)
8枚目 : 11.8万枚 [25.7%] 34.0万枚 (759部, 6日)
9枚目 : 11.0万枚 [26.2%] 31.1万枚 (781部, 6日)

「夏のFree&Easy」の前作「気づいたら片想い」からの変動
一般流通CD分 => -0.7万枚
特定流通CD分 => -2.9万枚
合計 -3.6万枚


9枚目初動は、前作8枚目と比べて、店頭販売分が7千枚、個別握手会分が2万9千枚の減少となっていて、合わせて3万6千枚の低下でした。

個別握手会による第1週売り上げが前作を下回ったのは、今回が初めてで、「右肩上がり」の原動力であった上昇し続ける握手会人気に、遂に陰りが見え始めたと言えます。

ところで、もし生田絵梨花が休業せず30部を担当し、松井玲奈が5部ではなく30部フル参加して、これら追加の55部を全完売すると、推定で3万7千枚ほどの売り上げになるのですが、だからといって、3万6千枚減の前作割れは大したことないとは言えません。

というのも、今回の前作割れでもっとも厳しいのは、個別握手会の総部数を8枚目の759部から781部に引き上げたにも関わらず、オリコン初動が伸びなかったという点にあります。

部数を増やすのは、1部であっても、レーンの設置やスタッフの手配など、少なからぬコストが掛かります。

さらに、襲撃事件以降は、桁違いのセキュリティ関連費用が必要となっていて、部数増加による経済的負担は、これまでとは比べものにならないくらい大きくなっている。

そのため、生田絵梨花と松井玲奈が参加して、さらに55部も追加するのであれば、前作を遥かに越える売り上げ枚数を達成しなければ、全然、割に合わないと思います。


(表2)に示されているように、乃木坂は、シングル毎に総部数を増やし、初動、累計ともに、必ず前作を越える「右肩上がり」を実現してきました。

この「右肩上がり」は、乃木坂46の人気上昇だけでなく、CDに付ける特典の内容を変えたり、個別握手会の応募期間などを操作したり、様々な販売テクニックによって支えられてきました。

もちろん、7枚目「バレッタ」、8枚目「気づいたら片想い」、9枚目「夏のFree&Easy」でも、総部数増加に見合うだけの売り上げが得られるように、こういった販売テクニックが使われています。

しかし、それでも、初動が前作割れとなってしまった。

何が起こったのか、個別握手会の売り上げに注目して、7枚目から見てみましょう。

(表3) 7枚目「バレッタ」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、受付最終日から初動集計締め切り日までの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部又は全部が算入された可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味
# 「応募期間」は、第1受付開始から最終受付終了までの日数

7枚目「バレッタ」
発売日 2013年11月27日(水)
初動集計締め切り 2013年12月1日(日)

応募期間:136日
応募回数:14回
受付間隔:10日に1回
初動算入:5次分まで
初動算入分:30.5万枚
個別日程:
発売 =18日=> 第1回 =77日=> 最終第6回 (95日)
# ()内はCD発売から最終個別までの日数

[1次] 0 (2013/10/08~10/09, -53d)
[2次] +49 (2013/10/16~10/18, -44d)
[3次] +84 {19.2万枚} (2013/10/25~10/28, -34d)
[4次] +75 {27.5万枚} (2013/11/06~11/08, -23d)
[5次] +64 {32.7万枚} (2013/11/15~11/18, -13d)
[6次] +47 {35.7万枚} (2013/11/26~11/28, -3d)
[7次] +19 {36.6万枚} (2013/12/05~12/06, +5d)
[8次] +20 {37.8万枚} (2013/12/13~12/16, +15d)
[9次] +40 {39.6万枚} (2013/12/25~12/26, +25d)
[10次] +28 {40.8万枚} (2014/01/07~01/09, +39d)
[11次] +29 {42.0万枚} (2014/01/17~01/20, +50d)
[12次] +6 {42.2万枚} (2014/01/28~01/30, +60d)
[13次] +4 {42.4万枚} (2014/02/07~02/10, +71d)
[最終14次] +? {???万枚} (2014/02/18~02/21, +82d)


7枚目の個別握手会は、発売から95日間で6回をこなす長期販売で、応募受付は、初動集計締め切り日の54日前から始まりました。

そして、10日に1回のペースで受付が行われ、第5次応募分のおそらく一部までが、初動に算入されるスケジュールとなっています。

また、応募はCD発売の82日後まで行われ、136日間、14回の受付でした。

ところで、初動に計上された5次の後も、6次、7次、8次、9次と、完売部数の積み上げにはまだまだ勢いがあるので、締切前の応募回数を増やせば、初動をさらに伸ばせるという気になります(笑)。

さらに、応募期間や応募回数をもっと増やせば、累計も上げられるかもしれない。

実際、次の8枚目で、それが実行されます。

(表4) 8枚目「気づいたら片想い」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

8枚目「気づいたら片想い」
発売日 2014年4月2日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年4月6日(日)

応募期間:157日
応募回数:23回
受付間隔:1週間に1回
初動算入:8次分まで
初動算入分:34.0万枚
個別日程:
発売 =4日=> 第1回 =106日=> 最終第6回 (110日)

[01次] 0 (2014/02/04~02/05, -60d)
[02次] +35 (2014/02/12~02/13, -52d)
[03次] +47 {13.0万枚} (2014/02/19~02/20, -45d)
[04次] +62 {20.8万枚} (2014/02/26~02/27, -38d)
[05次] +67 {27.7万枚} (2014/03/05~03/06, -31d)
[06次] +52 {31.7万枚} (2014/03/12~03/13, -24d)
[07次] +18 {33.0万枚} (2014/03/19~03/20, -17d)
[08次] +16 {34.2万枚} (2014/03/27~03/28, -9d)
[09次] +3 {34.6万枚} (2014/04/03~04/04, -2d)
[10次] +18 {35.8万枚} (2014/04/10~04/11, +5d)
[11次] +12 {36.8万枚} (2014/04/17~04/18, +12d)
[12次] +15 {38.1万枚} (2014/04/24~04/25, +19d)
[13次] +3 {38.3万枚} (2014/05/01~05/02, +26d)
[14次] +2 {38.5万枚} (2014/05/08~05/09, +33d)
[15次] +2 {38.7万枚} (2014/05/15~05/16, +40d)
[16次] +8 {39.4万枚} (2014/05/22~05/23, +47d)
[17次] +4 {39.7万枚} (2014/05/29~05/30, +54d)
[18次] +0 {39.7万枚} (2014/06/05~06/06, +61d)
[19次] +0 {39.7万枚} (2014/06/12~06/13, +68d)
[20次] +1 {39.8万枚} (2014/06/19~06/20, +75d)
[21次] +4 {40.1万枚} (2014/06/26~06/27, +82d)
[22次] +2 {40.3万枚} (2014/07/03~07/04, +89d)
[最終23次] +? {???万枚} (2014/07/10~07/11, +96d)


8枚目の個別握手会は、110日間で6回と、7枚目よりさらに長期の販売です。

それに合わせて、応募受付も、初動集計締め切り日の61日前から始まり、1週間に1回の頻度にペースアップして、第8次分までを算入出来るように、スケジュールを進化させています。

これが功を奏し、7枚目で30万5千枚だった初動算入分が、8枚目では34万枚にアップして、初動を引き上げることに大きく貢献します。

ところが、この後、芳しくない状況が発生します。


発売週である第9次応募において、完売の積み上げがたった3部しか出なかった。

さらに、10次、11次、12次と、やや持ち直したものの、発売1ヶ月以内にしては勢いがなく、13次で再び3部という厳しい数字になります。

7枚目の第9次は、8枚目の第13次とほぼ同じ、CD発売の1ヶ月後に応募が行われていますが、こちらは40部の積み上げでした。

また、累計の推定売り上げ枚数も、8枚目第13次が38万3千枚に対して、7枚目第9次は39万6千枚に達していて、初動締切時点で3万5千枚ほどあった差を逆転され、1万3千枚も下回る事態が起きてしまいます。

そして、この後も、8枚目個別への申し込みは振るわず、CD発売の96日後まで、157日間、計23回も受付を行ったのに、推定の累計枚数では、136日間14回の7枚目を下回る結果となっています。


8枚目の応募後半から顕著になった、個別握手会人気の失速は、そのまま9枚目に受け継がれます。

(表5) 9枚目「夏のFree&Easy」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

9枚目「夏のFree&Easy」
発売日 2014年7月9日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年7月13日(日)

応募期間:77日以上
応募回数:12回以上
受付間隔:1週間に1回
初動算入:9次分まで
初動算入分:31.1万枚
個別日程:
発売 =4日=> 第1回 =97日=> 最終第6回 (101日)

[01次] +4 {0.8万枚} (2014/05/09~05/09, -65d)
[02次] +52 {9.1万枚} (2014/05/15~05/16, -58d)
[03次] +61 {17.8万枚} (2014/05/22~05/23, -51d)
[04次] +46 {22.6万枚} (2014/05/29~05/30, -44d)
[05次] +31 {25.4万枚} (2014/06/05~06/06, -37d)
[06次] +32 {28.1万枚} (2014/06/12~06/13, -30d)
[07次] +19 {29.5万枚} (2014/06/19~06/20, -23d)
[08次] +12 {30.2万枚} (2014/06/26~06/27, -16d)
[09次] +7 {30.7万枚} (2014/07/03~07/04, -9d)
[10次] +?? {??万枚} (2014/07/10~07/11, -2d)
[11次] +?? {??万枚} (2014/07/17~07/18, +5d)
[12次] +?? {??万枚} (2014/07/24~07/25, +12d)


9枚目の個別握手会は、101日間で6回、長期販売ではあるものの、8枚目よりは少し短く設定されています。

応募受付の開始は、初動集計締め切り日の65日前で、8枚目よりさらに早く、その結果、1次分多い、第9次分までを算入出来る日程が組まれます。

ところが、完売部数の積み上げは、8枚目から、さらに勢いが弱まっていて、1次分のアドバンテージがあったにも関わらず、初動へは31万2千枚しか計上出来ず、個別分だけで2万9千枚の下落を喫してしまいました。

第9次応募は、締切の9日前ですが、積み上げがたったの7部で、この時期に10部を切るのは、これまでの経験からすると、ちょっと考えられない異常事態です。

例えば、7枚目の第5次応募は締切13日前で64部、第6次は3日前で47部を積み上げていて、相当な勢いを見せています。

9枚目初動個別分の前作からの下げ幅は2万9千枚ですが、10枚目、11枚目と、今後、さらに下がるかもしれない可能性があって、乃木坂が今置かれている状況には、数字以上の厳しさを感じます。

話は違うんですが、ここで、ちょっとだけ自慢をすると(笑)、(表5)の第9次応募にある「30.7万枚」 が、完売表からシミュレーションで求めた初動個別分の予測値で、一方、オリコンとサウンドスキャンから計算した実際の数字は「初動算入分:31.1万枚」、かなりの精度で一致していて、正直、我ながら、ちょっと感心しました(笑)。


5月上旬、8枚目個別第13次応募の積み上げ部数が3部だと判明したときの衝撃は、今でも覚えています。

そして、その後、14次がプラス2部、15次もプラス2部となったとき、「次の9枚目では、前作割れを起こす危険がある」と思うようになりました。

しかも、AKB48襲撃事件が起きたのは5月25日(日)で、一方、8枚目の失速が決定的になったのは、5月初めの第13次応募からです。

このブログで、初動前作割れを何度も取り上げて「危機的」と書いているのは、今回の前作割れは、AKB48襲撃事件と関係なく、8枚目から始まった負の流れが、9枚目で加速して起こった出来事で、さらに事件の影響がこれから本格化する可能性を考えると、今後もその流れが止まりそうにないからです。


この負の流れを引き起こしているものの正体、実は、よく分かっています。

人気格差です。

次の表は、乃木坂メンバーを「1期10」「1期20」「2期」の3グループに分け、7枚目、8枚目、9枚目と、グループごとの売り上げが、どう変遷したかを示したものです。

(表6) 7枚目、8枚目、9枚目の第9次応募分までの個別握手会売り上げに関する、各グループのデータ

凡例
シングル番号:完売部数/担当部数 (完売率) 1部以上完売の人数/総人数 1人当たりの平均完売部数 [1人当たりの推定平均売り上げ枚数]

# 7枚目、8枚目、9枚目、すべて9次応募分まで
#「1期10」は、白石、西野、秋元、深川、橋本、桜井、松村、衛藤、若月、生田の10人
#「1期20」は、「1期10」以外の1期メンバー
#「2期」は、正規、研究生を問わず、すべての二期生
# 9枚目は生田絵梨花が不参加

「1期10」
7枚目:275部/288部 (95.5%) 10人/10人 27.5部 [1.94万枚]
8枚目:264部/294部 (89.8%) 10人/10人 26.4部 [1.95万枚]
9枚目:249部/270部 (92.2%) 09人/09人 27.7部 [2.00万枚]

「1期20」
7枚目:096部/266部 (36.1%) 16人/20人 4.8部 [0.73万枚]
8枚目:030部/330部 (09.1%) 11人/20人 1.5部 [0.55万枚]
9枚目:007部/357部 (02.0%) 03人/19人 0.4部 [0.46万枚]

「2期」
7枚目:027部/110部 (24.5%) 7人/13人 2.1部 [0.43万枚]
8枚目:006部/135部 (04.4%) 3人/12人 0.5部 [0.34万枚]
9枚目:003部/149部 (02.0%) 1人/12人 0.3部 [0.30万枚]


「1期10」は、7枚目、8枚目、9枚目とも、グループの完売率が90%から95%に達し、1人平均で26部以上を完売、推定売り上げ枚数も平均2万枚近くになっています。

ところが、「1期20」は、担当部数が増える一方、完売率は8枚目、9枚目と急落、完売を出しているメンバーは激減、当然、平均完売部数も大きく下落しています。

完売率や完売部数が下がっても、担当部数が増えると、売り上げが伸びることもあるんですが、推定の平均売り上げ枚数も明確に減少していて、部数増加が、却って握手会人気を下げてしまっている実態が浮き彫りになっています。

また、「2期」でも、「1期20」と同じことが起こっていて、担当部数が増える一方、完売率、完売部数、完売人数、売り上げ枚数、すべてが下がってしまっています。

つまり、「1期10」以外の握手会人気が、8枚目、9枚目で急落、その下げ幅が大きいために、応募の期間や次数を操作する販売テクニックでは、埋め合わせ出来なくなり、9枚目において、初動前作割れという形で、問題がいよいよ表面化してきたということです。


おそらく、「1期20」と「2期」のファンで、乃木坂を離れる人が、8枚目から急速に増えていると思います。

そうでなければ、こんなに激しい売り上げの減少は、説明出来ません。

実際、ファン心理を考えても、もっともな話です。

どれだけ応援しても、結局は、「1期10」の同じ顔ぶれが、選抜1列目2列目を占め、自分の「推し」の出番はいつも少なくて、これからも露出が増えそうもない。

しかも、「組閣」によって、生駒里奈や松井玲奈といった、もともと出番の多い人が、よりスポットライトを浴びる状況になり、アンダーメンバーが注目されるチャンスは、さらに限定されてきている。

私の場合、星野みなみは、比較的、テレビに映して貰えるので(笑)、ファンとしてのモチベーションをまだ保ってられますが、選抜回数の少ないアンダーメンバーのファンは、気持ちを維持するのが大変だと思います。


アンダーライブやアンダーだけのネット番組は、運営の人気格差への危機感の表れである気もします。

しかし、握手会主義を放棄して、大幅な選抜改変を行う、あるいは、2チーム制にするといった、抜本的な改革を行わなければ、アンダーファンや二期生ファンの乃木坂離れは、食い止めらないと思います。

テレビ露出や楽曲、MVの割り振りで、これまで通りの「選抜総取り」を続けていくなら、9枚目で表面化した人気の低迷が、10枚目、11枚目でストップする理由はどこにもありません。

乃木坂の運営は、勝者を輝かせるために、敢えてシビアな敗者を作るやり方を、選抜選考や楽曲分担で行ってきました。

その結果、乃木坂は、握手会人気の「勝ち組」と「負け組」にはっきり分かれて、全体の売り上げが落ち始めています。

そして、敗者がなければ輝かないような勝者を作ってしまったら、次は、勝者の中に、さらに敗者を作ることが必要となり、一層、全体の人気は低下していくでしょう。

そろそろ方針転換しないと、「1期10」の中にも格差が発生して、いよいよ取り返しがつかない領域に入っていきます。


全員を輝かせる勝者を生み出す。

それはヒットを飛ばすと同義で、簡単なことではないけど、それでもメンバーみんなで進んでいく、そんな乃木坂であって欲しいと願っています。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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乃木坂は「3年目の危機」を乗り切れるか、「ダンス五福神」からパフォーマンス力アップを考える [14Jul14]

2014-07-14 16:30:00 | 芸能
乃木坂の直面している状況は、オリコンの数字以上に深刻

7月12日付オリコンデイリーランキングによると、9枚目「夏のFree&Easy」は約6千枚の2位、これで初日火曜から土曜までの合計は41万6千枚となりました。

前作「気づいたら片想い」初動である45万8千枚に届くにはあと4万2千枚必要ですが、今夜発表される日曜分が、初動に計上される最後で、前回書いたように、前作割れがほぼ確実な状況です。

乃木坂の場合、オリコン第1週の売り上げ枚数は、個別握手会の応募期間や受付回数を操作すれば大きく変わるので、数字そのものにさほど意味はありません。

例えば、極端な話、発売まで一度も個別の応募を行わなければ、初動は初回限定盤などの店頭販売分のみとなるので、前作から30万枚減なんてことが起こっても不思議ではない。

従って、売り上げ枚数が減少しても、直ちにグループの人気が落ちているとか、あるいは曲がヒットしなかったとは言えません。

実際、「恋するフォーチュンクッキー」は、近年のAKB48では、もっともヒットした歌ですが、初動枚数で言えば、前作「さよならクロール」から43万枚も売り上げを落としています(笑)。


しかし、応募の次数や期間を操作する販売テクニックを考慮しても、説明がつかないくらい、個別握手会の売り上げが顕著に落ちているとなると、それはグループの人気に無視出来ない変動が起こっている可能性があって、話が違ってきます。

乃木坂の7枚目「バレッタ」、8枚目「気づいたら片想い」、9枚目「夏のFree&Easy」の完売表を並べてみると、売り上げ枚数のシミュレーション計算をするまでもなく、そういった「無視出来ない変動」を疑わざるを得ない状況になっています。

このブログで、9枚目に起こりかけている初動前作割れを大きく取り上げているのは、表面的にはセールスが2、3万枚下がったというレベルでも、その背後に、かつて見たことがないほどの人気格差が発生して、個別握手会全体の売り上げが壊滅的なダメージを受け始めているからです。

もし9枚目個別応募を7枚目と同じ方法で行い、第5次分までしか初動算入しなければ、10万枚近い前作割れを起こしていた可能性もあり、一見、下げ幅が「微減」で済みそうなのは、こういった販売テクニックのお陰であって、実際に起こっていることは、オリコンの数字以上に深刻です。

握手会人気の「勝ち組」と「負け組」がはっきり区別され、両者の差は開く一方で、この状態が続くと、次は、「勝ち組」の中に、「勝ち組」と「負け組」が出てきて、最後には、AKB48グループ「支店」のように、突出した人気を持つ二三人のメンバーと、そうでないほとんどのメンバーという構図になっていく可能性があります。


また、8枚目、9枚目における握手会人気の続落が、時期的に見て、5月下旬に起こったAKB48襲撃事件とあまり関係ないと思われることも、深刻さに拍車を掛けています。

事件の影響が本格化するのは、10枚目以降である可能性がある。

つまり、乃木坂が人気格差に苦しみ始めている中、10枚目から、追い打ちを掛けるように、「柵越し握手」「厳重警備」「お話し会」の影響が出て、さらに厳しい数字を見なければならないかもしれない。

最近、10th選抜のセンターを誰にすべきかが、ネットでよく話題になっていますが、乃木坂が大きな曲がり角に差し掛かっているという危機感を、少なからぬファンが抱いていることの表れである気もします。


乃木坂が迎えた「3年目の危機」

では、何をすべきかですが、一にも二にも、ヒット、音楽シーンに爪痕を残すような、本格的なヒットを飛ばすしかありません。

デビュー3年目というのは、どのグループにとっても一つの分岐点なのだと思います。

例えば、1997年秋に結成されたモーニング娘。は、98年末にNHK紅白歌合戦に出場して、一つのピークを迎えますが、その後は人気が下降線を辿り、99年6月リリースの6枚目「ふるさと」はオリコン5位と振るわず、デビュー3年目を前に厳しい状況に直面することになります。

しかし、8月に3期メンバーとして後藤真希が加入、9月に出した「LOVEマシーン」が大ヒット、初めてのミリオンセラーが誕生。

デビュー3年目、グループ最大のピンチで放った、この見事な起死回生のヒットによって、モー娘。の本格的な黄金時代が幕を開けます。


また、2006年10月に「会いたかった」でメジャーデビューしたAKB48は、2007年末に紅白出場を果たしますが、その後やはり人気の低迷期を迎え、2008年にはレコード会社の移籍を余儀なくされるまでに至ります。

しかし、メジャーデビュー3年目に入ってすぐの2008年10月、10枚目「大声ダイヤモンド」をリリース、この曲が流れを変え、2009年8月に初の武道館コンサートを実現、上昇気流に乗り、翌2011年の16枚目「ポニーテールとシュシュ」、17枚目「ヘビーローテーション」のヒットに辿り着きます。

乃木坂の風 29May13 ~ モー娘。の99年、AKBの08年、そして乃木坂の2013年


モー娘。とAKB48は、「3年目の危機」を乗り越えたからこそ、国民的アイドルと呼ばれるまでに成長したわけで、乗り越えられなかった多くのグループが存在するのは容易に想像がつきます。

そして、この二つの例は、グループを危機から救ったのが、「LOVEマシーン」や「大声ダイヤモンド」という楽曲的成功だったことを示しています。

乃木坂46も4枚目「制服のマネキン」、5枚目「君の名は希望」が音楽シーンで注目を集め、「楽曲の乃木坂」として期待されますが、その後、ヒットと呼べる曲を出せずに、CDデビュー3年目に入っています。


極端な握手会主義が当然となっている乃木坂

今の乃木坂が問題なのは、ヒットがないこと以上に、ヒットを飛ばす発想がないことです。

8枚目「気づいたら片想い」は個別握手会第8次応募分までが、初動売り上げに算入されている可能性が高いですが、以下は、その際の推定売り上げ枚数による16位までの順位表と、9th選抜でのポジションを示しています。

# 名前が青色のメンバーは9th選抜1列目明るい緑は2列目オレンジは3列目

[1] (30/30) 白石麻衣 西野七瀬 松村沙友理 秋元真夏
[5] (29/30) 橋本奈々未 深川麻衣
[7] (26/30) 桜井玲香
[8] (22/30) 若月佑美
[9] (22/29) 衛藤美彩
[10] (16/25) 生田絵梨花
[11] (8/30) 高山一実
[12] (2/30) 生駒里奈
[13] (7/18) 永島聖羅
[14] (2/28) 堀未央奈
[15] (3/21) 伊藤万理華
[16] (1/26) 中田花奈 井上小百合


30部全完売かほぼそれに等しい完売を出している6人のトップグループの中に、松井玲奈を除く1列目の4人全員と2列目の秋元真夏と深川麻衣が入っています。

また、16位までの17人を見ると、13人が選抜入りしていて、18位以下からの抜擢は、斉藤優里、星野みなみ、大和里菜のたった3人です。

1列目に入るには、30部をほぼ全完売することが不可欠、2列目だと、生駒里奈を唯一の例外として、完売22部以上が最低ラインになっている。

しかも、身長が160cmに大きく届かない生駒里奈、秋元真夏、桜井玲香を2列目に置き、160cmを越える、白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理をフロントに並べていて、身長差という最低限の配慮すらなされていません。

つまり、9th選抜は、少数の例外を除き、8枚目シングル個別握手会の成績順に、1列目、2列目、3列目と、ひたすら忠実にメンバーを並べた、完全な握手会主義選抜と言っていいでしょう。

歌やダンスの上手いメンバーを前に出したり、身長を考慮して全体の見栄えを整えるという、パフォーマンス重視の視点がなく、ヒットを狙うという発想が、出発点から欠如しています。

どんなに曲が良くても、歌やダンスのスキルではなく、握手会人気でパフォーマンスするメンバーを決め、身長差などチーム全体のカメラ映りすら気にしないのであれば、ヒットしないのは当たり前で、乃木坂の場合、ヒットが出ないのではなく、ヒットを出そうという気持ちが、運営にないとい言わざるを得ない状況になっています。


「ダンス五福神」でヒットを狙う体制を整える

とくに問題なのは、ダンスです。

T.M.Revolutionの西川貴教が、同じフェスに出演したBABYMETALのパフォーマンスを舞台袖から初めて見たとき、ダンスにキレがあって、感心したとラジオで語っています。

私も、「MUSIC STATION」のライブで、中元すず香の歌や重低音に迫力のあるメロディ以上に、YUIMETALとMOAMETALが見たことのないダンスを、もの凄いキレ味で踊るので、圧倒されたのを覚えています。

やはり、観客に一番インパクトを与えられるのはダンスなので、パフォーマンスを重視するならば、1列目と2列目は、ダンス選抜にしないと、話が始まらないでしょう。

そして、個人的には、次の5人は、突出したダンススキルを持っていて、別格の「ダンス五福神」だと思っています(笑)。

生田絵梨花、伊藤万理華、川村真洋、生駒里奈、星野みなみ

この5人は、単にダンスが上手いだけでなく、自分のリズムや自分の世界を表現する力を持っていて、1列目2列目には必ず入れるべきだし、それどころか、誰がセンターになっても間違いのないパフォーマンスを見せてくれるでしょう。


生田絵梨花は、手足が長く、抜群のスタイルから繰り出す、パンチのある男性的な踊りが魅力です。

しかも、一方で、超絶の美少女ルックスに、きりりとした眼力、さらに出るとこが出ていて(笑)、パワーと優しさの両方を兼ね備えた、生命力溢れる、非常に「セクシー」なダンスという印象で、見惚れてしまうほど素晴らしい。

とくに「世界で一番 孤独なLover」や「月の大きさ」といった、ノリの良いハード系の曲には、いくちゃんは絶対に必要な存在じゃないでしょうか。


伊藤万理華は、バレエの素養をベースに、手先足先まで神経の行き届いた「柔らかい」ダンスが魅力で、それに加えてヒップホップ的なテイストもこなせる。

バレエ的な振り付けの多い「バレッタ」は、まりっかのためにあるようなダンスですが、彼女が素晴らしいのは、「生まれたままで」MVで見せたように、多彩な表情を含めた全身表現としてのダンスが出来ることで、どんな踊りでも、その中に自分の個性を入れ、自分の踊りに昇華してくる才能は圧巻です。

どちからかというと可愛い系のダンスと相性が良い気がしますが、幅広い表現力を持っていて、色んな曲に対応出来るので、今一番、センターに向いている気がします。

アンダーセンターが二作連続でまりっかというのは大いに頷ける話で、それどころか、選抜センターを二作連続まりっかが担当しても、実力的には、全然、不思議じゃないと思います。


川村真洋のダンススキルは、もう言うまでもないことで、「その先の出口」MVに、なぜ彼女を出さなかったのか、残念で仕方ないです。

ただ、ヒップホップ系のリズム感が強いので、ソロ的な見せ方をした方が、川村真洋が生きてくると思います。

「バレッタ」で、堀未央奈をメンバーが両側から囲む「花道ダンス」がありますが、あの真ん中で、川村真洋のソロダンスを見てみたいです(笑)。

あれだけ大袈裟なフォーメーションを作って、観客の期待を煽っているのだから、川村真洋のダンスくらいの魅力溢れるものを見せてくれないと、がっかり感が出てしまいます(笑)。


生駒里奈のダンスは、軽やかな「風のダンス」といった感じで、見ていて心地が良いけど、一方で、メッセージ性を含んでいる雰囲気もあり、かなり不思議なテイストです。

メッセージ性が強調されると、「制服のマネキン」や「君の名は希望」といった曲にハマるし、軽やかさが出ると、「走れ!Bicycle」以前の表題曲に合っていて、5枚目まで不動のセンターだったように、かなり守備範囲の広いパフォーマーだと思います。

最近は、年齢が上がって、これまでの中性的なイメージから、イメージをどう再構築するか取り組んでいる最中で、この辺が定まってくれば、チーム内での立ち位置も見えてくるでしょう。


星野みなみは、可愛いを表現する天才で、「ガールズルール」のような女の子ダンスでは、無敵の魅力を発揮します。

手足の動きの可憐さは、誰も真似できないレベルで、みなみ流ダンスと呼んでもいいくらい、オリジナリティが高い。

また、とくに素晴らしいのが姿勢の良さで、立ち姿が美しいので、一つのフリから、次のフリに移る場面でも、待ち姿、歩き姿が様になって、ダンスの途切れ感がないですね。

曲が始まったら、フリとフリの間もパフォーマンスの一部で、そこが美しいと、ダンス全体の印象が格段に良くなるんですが、これはかなり難しいことのようで、私が見た限りでは、乃木坂メンバーでこの部分にまで隙がないと感じるのは、星野みなみと伊藤万理華の二人くらいです。


乃木坂の総合力で観客を魅了するステージを

10th選抜は、この5人を1列目、2列目、そしてセンターに抜擢して、まずは乃木坂のダンスをアピールして、ヒットを飛ばす基盤を作って欲しい。

ただ、もちろん、この5人以外にも、ダンスが上手いメンバーはたくさんいるので、曲イメージに合わせて、適切な選抜を組めばいいのですが、個人的に、注目しているメンバーを3人挙げておきます。

一人目は、高山一実。

常軌を逸したスタイルの良さで、長い手足を使ったダンスが美しい。

また、剣道をやっていたためか、力もあって踊りにキレがある。

ここに超ど級の美人ルックスが加わって、非常に都会的でオシャレな雰囲気が魅力的です。

「世界で一番 孤独なLover」MVで、オープンカフェで踊るシーンがありますが、かずみんの都会的なセンスを上手く引き出していると思います。

また、「その先の出口」MVで、松井玲奈の一派(笑)として、踊るシーンもダイナミックで良いですね。

松井玲奈と衛藤美彩もダンスが上手いので、このMVは造反組のダンスが勝ってしまって、乃木坂の主流派がやられっぱなしで終わっている感が強くなってしまっています(笑)。

高山一実は、このところずっと選抜3列目ですが、ダンススキルを考えると、2列目には入れるべきで、曲によってはフロントでも良いんじゃないでしょうか。

ただ、かずみんは、バラエティに出るたび、こういったダンスでのイメージとは真反対のことをやるので(笑)、センスのあるダンスに気づく人が、なかなか増えないのかもしれません。


二人目は、堀未央奈。

長い手足に、美しいロングヘア、見事なスタイル、さらに、ステージでの表情が落ち着いていて、雰囲気を持っています。

まだ加入してからの時間が短いので、ダンススキルはまだまだで、とくに筋力不足なのか、踊りのキレにやや物足りなさを感じる部分があります。

しかし、明らかに相当な逸材で、今後、練習を積んでいけば、自分独自の個性を魅力的に表現出来るようになる気がします。

7th選抜で強引なセンター抜擢があったため、その反動で最初は過小評価される心配があるけど、コツコツ頑張れば、パフォーマーとしての実力を評価する人が増えるんじゃないでしょうか。

ただ一つ気になるのは、ステージで背筋をやや丸めてしまう瞬間があることで、せっかくのスタイルが台無しになるので、生駒里奈もかつて徹底的に直されたと言ってましたが、姿勢の維持には気をつけて、隙なく美しい立ち姿を見せて欲しいです。


最後、三人目は、松村沙友理です。

以前は、下半身の動きにやや難があって、ターンがドタドタしたり、ダンスは苦手という印象があったさゆりんですが、最近、それが改善されて、キレが出てきました。

もともと、上半身の動きには力強さがあり、ルックスも含めて、非常に派手なオーラを発する上に、独特のリズム感を持っていて、ステージで目につく存在ではありました。

ダンススキルがあるレベルをクリアし始めたため、こういった個性が、見ていて楽しいと感じられる範囲に入ってきたようで(笑)、今後、さゆりんごのダンスを、乃木坂パフォーマンスの一つの名物に出来る気もします。

観客が楽しいと感じれば、上手い下手は関係ないので、松村さんのダンスには、結構、注目しています。


乃木坂がヒットを飛ばし、「3年目の危機」を乗り越えるためには、握手会の成績ではなく、ダンスの上手さやステージでの存在感でメンバーが評価される、そういう当たり前の状況をまず作ることが、大事じゃないでしょうか。

アンダーライブは素晴らしい企画だし、真夏の全国ツアーも、乃木坂のパフォーマンスを鍛えるチャンスだけど、その雰囲気を、運営は選抜選考に反映させて欲しいですね。

1999年のモー娘。も2008年のAKB48も、ピンチから脱出した切り札は、勢いのある楽曲と見応えのあるパフォーマンスだったわけで、個別握手会の日数を増やしたり、初動までの応募次数を増やしても、問題は1ミリも解決しないですよ。


# 文中に登場する乃木坂の楽曲MVは、以下のページに詳細があり、曲名をクリックすればYouTubeの動画を見ることが出来ます

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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9枚目「夏のFree&Easy」初動前作割れほぼ確実、初回限定盤セールスの大幅下落は回避の可能性 [11Jul14]

2014-07-11 21:15:00 | 芸能
先ほど、7月10日付けオリコンデイリーランキングがネット掲載され、9枚目「夏のFree&Easy」は、約9千枚の1位でした。

これで初日火曜、2日目水曜、3日目木曜のデータが出ましたが、これらの合計に、さらに金曜、土曜、日曜の数字が加わって第1週売り上げ、すなわち初動となります。

初日売り上げが37万5千枚だった9枚目が、前作8枚目「気づいたら片想い」初動と同じ枚数に達するためには、水曜から日曜の5日間で、8万3千枚を積み上げることが必要です。

2日目水曜と3日目木曜の合計は、2万8千枚となっていて、ここから8万3千枚まで伸ばすことは可能なんでしょうか。

以下の表は、歴代シングルについて、初日から初動への積み上げ枚数が、2日目と3日目の枚数合計の何倍だったかを示しています。

(表1) 歴代シングルのオリコン売り上げデータにおいて、初動から初日を引いた差の、2日目と3日目合計に対する比

凡例
シングル番号:初日枚数 =(初日と初動の枚数差A/2日目と3日目の枚数和B, AをBで割った比)=> 初動枚数

# 売り上げ枚数は、すべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 比は小数点以下3桁目を四捨五入

1枚目:08.5万枚 =(+5.1万枚/+2.3万枚, 2.23倍)=> 13.6万枚
2枚目:11.1万枚 =(+4.4万枚/+3.0万枚, 1.49倍)=> 15.6万枚
3枚目:15.0万枚 =(+3.7万枚/+1.9万枚, 1.90倍)=> 18.7万枚
4枚目:19.0万枚 =(+4.3万枚/+2.5万枚, 1.73倍)=> 23.3万枚
5枚目:20.4万枚 =(+3.8万枚/+2.3万枚, 1.62倍)=> 24.2万枚
6枚目:28.6万枚 =(+5.1万枚/+2.8万枚, 1.81倍)=> 33.7万枚
7枚目:34.7万枚 =(+4.8万枚/+2.5万枚, 1.92倍)=> 39.5万枚
8枚目:38.7万枚 =(+7.1万枚/+4.4万枚, 1.60倍)=> 45.8万枚


過去のシングルを調べると、初日から初動への積み上げは、2日目と3日目合計の1.49倍から2.23倍で、平均すると1.79倍でした。

そこで、9枚目にこれらの比率を当てはめて、初動を予想してみました。

(表2) 9枚目初動予想

最低倍率:37.5万枚 =(+4.1万枚/+2.8万枚, 1.49倍)=> 41.6万枚
平均倍率:37.5万枚 =(+4.9万枚/+2.8万枚, 1.79倍)=> 42.4万枚
最高倍率:37.5万枚 =(+6.2万枚/+2.8万枚, 2.23倍)=> 43.6万枚

前作維持:37.5万枚 =(+8.3万枚/+2.8万枚, 3.00倍)=> 45.8万枚


これらの計算から、9枚目「夏のFree&Easy」初動として期待出来るのは、41万6千枚から43万6千枚の間で、42万4千枚あたりの可能性が高いということになります。

つまり、過去もっとも伸びたケースと同じ倍率でも初動は43万6千枚で、前作の45万8千枚には届きません。

また、初動が45万8万千枚となるためには、3.00倍の伸びが必要で、もし実現すれば、前例のない突出したケースになります。

ということで、余程のことが起こらない限り、初動前作割れは、ほぼ確実な状況だと言えます。



ところで、昨日、「夏のFree&Easy」個別握手会の第10次応募受付が行われ、第9次応募終了時点での、完売状況が判明しました。

今回も、完売を出した新たなメンバーはおらず、1部以上完売の14人の順位は以下のようになっています。

(表3) 9枚目個別第9次応募終了時点で1部以上完売を出しているメンバーの推定売り上げ枚数による順位

凡例
[順位] (完売部数/担当部数, 前次からの完売増加部数) メンバー名

[1] (30/30, 0) 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 秋元真夏 深川麻衣
[6] (29/30, 4) 松村沙友理
[7] (27/30, 0) 桜井玲香
[8] (24/30, 0) 衛藤美彩
[9] (19/30, 2) 若月佑美
[10] (3/30, 0) 堀未央奈
[11] (3/29, 1) 生駒里奈
[12] (2/30, 0) 高山一実
[13] (2/21, 0) 永島聖羅
[26] (5/5, 0) 松井玲奈

# 完売部数ゼロのメンバーの順位部分は載せていない
# メンバー名の色は、「1期10」(白石、西野、秋元、深川、橋本、桜井、松村、衛藤、若月、生田)が黒字、それ以外の1期メンバーである「1期20」は緑色「2期」はオレンジ色


松井玲奈を除くこれら13人の中、「1期10」メンバーは、今回不参加の生田絵梨花以外の9人が1位から9位までを占め、トップ5人が30部の全完売を達成、グループ全体の完売数合計は249部、一方、合わせて31人の「1期20」と「2期」は、完売を出しているメンバーが4人、完売数合計が10部で、凄まじい売り上げの落差が発生しています。

そして、この人気格差が大きく響いて、同じ応募次数で比べた個別握手会の推定総売り上げ枚数は、7枚目から8枚目への下落に留まらず、8枚目から9枚目へ続落となってしまっています。

(表4) 7枚目、8枚目、9枚目の個別第9次応募終了時点でのグループ別の売り上げ関連データ

凡例
シングル番号第9次応募後「タイトル」個別による推定売り上げ枚数 (前次からの積み上げ枚数)
完売部数(前次からの積み上げ完売部数)/担当部数 [完売率, 推定売り上げ枚数, 完売を出している人数/総人数, 1人当たりの平均完売部数]:グループ名

# 売り上げ枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入
# 桁数を揃えるため、上位桁に「0」を挿入している数字がある

7枚目第9次応募後「バレッタ」39.6万枚 (前次から+1.8万枚)
275部(+14部)/288部 [95.5%, 19.4万枚, 10/10人, 27.5部]:1期10
096部(+17部)/266部 [36.1%, 14.6万枚, 16/20人, 04.8部]:1期20
027部(+09部)/110部 [24.5%, 05.6万枚, 07/13人, 02.1部]:2期
398部(+40部)/664部 [59.9%, 39.6万枚, 33/43人, 09.3部]:全体

8枚目第9次応募後「気づいたら片想い」34.6万枚 (前次から+0.3万枚)
264部(+00部)/294部 [89.8%, 19.5万枚, 10/10人, 26.4部]:1期10
030部(+03部)/330部 [09.1%, 11.0万枚, 11/20人, 01.5部]:1期20
006部(+00部)/135部 [04.4%, 04.1万枚, 03/12人, 00.5部]:2期
300部(+03部)/759部 [39.5%, 34.6万枚, 24/42人, 07.1部]:全体

9枚目第9次応募後「夏のFree&Easy」30.7万枚 (前次から+0.5万枚)
249部(+06部)/270部 [92.2%, 18.0万枚, 09/09人, 27.7部]:1期10
007部(+01部)/357部 [02.0%, 08.7万枚, 03/19人, 00.4部]:1期20
003部(+00部)/149部 [02.0%, 03.7万枚, 01/12人, 00.3部]:2期
005部(+00部)/005部 [100%, 00.3万枚, 01/01人, 05.0部]:松井玲奈
264部(+07部)/781部 [33.8%, 30.7万枚, 14/41人, 06.4部]:全体


第9次応募終了時点の推定総売り上げ枚数は、7枚目が39万6千枚、8枚目が34万6千枚、9枚目は30万7千枚で、今作は前作4万枚減、前々作からは何と9万枚減となっています。

個別握手会による売り上げは、シングル毎に、応募期間、受付間隔、応募回数などを運営が細かく変え、初動や累計を上げるようなトリックを使うので、オリコンの数字だけを見ていると、乃木坂の人気は右肩上がりを続けているように思えます。

しかし、応募次数を揃えるなど、「規格化」して比較すると、(表4)に示されているように、乃木坂の握手会人気は7枚目「バレッタ」をピークに、はっきりした低落傾向を見せ始めています。


「夏のFree&Easy」のオリコンは、AKB48グループと乃木坂46にとって、岩手での襲撃事件以降、初めてとなるCDセールスで、初日の数字が前作割れしたものの、あくまで「微減」だったため、むしろ逆風の中、よく「健闘」しているという声があります。

しかし、運営が行ってきた個別握手会の販売戦略とその結果を調べてみると、襲撃事件の起こる前から、乃木坂の人気には、根本的な問題が発生していて、それが、8枚目、9枚目と進むにつれ、深刻化していることが分かります。

(表5) 7枚目、8枚目、9枚目に関する、個別握手会の販売方法

#「1次[-54, -53]」は、オリコン初動集計締め切り日をゼロ時点として、1次の応募受付が、その54日前に始まり、53日前に終わったことを示している
#「==>」はその間に何回か応募があったこと、「=>」はその間に応募がないことを意味する

7枚目「バレッタ」

1次[-54, -53] ==> 5次[-16, -13] => 6次[-5, -3] => 初動締切 [0] ==> 14次[79, 82]

応募期間:136日
応募回数:14回
受付間隔:10日に1回
初動算入:5次分まで
推定初動算入分:30.5万枚
推定累計:42.4万枚 (13次終了後)

8枚目「気づいたら片想い」

1次[-61, -60] ==> 8次[-10, -9] => 9次[-3, -2] => 初動締切 [0] ==> 23次[95, 96]

応募期間:157日
応募回数:23回
受付間隔:1週間に1回
初動算入:8次分まで
初動算入分:34.0万枚
推定累計枚数:40.3万枚 (22次終了後)

9枚目「夏のFree&Easy」

1次[-65] ==> 9次[-10, -9] => 10次[-3, -2] => 初動締切 [0] ==> 12次[11, 12]

応募期間:77日以上
応募回数:12回以上
受付間隔:1週間に1回
初動算入:9次分まで
推定初動算入分:30.7万枚


7枚目「バレッタ」個別は、第1次応募がオリコン初動集計締め切り日の54日前に始まり、10日に1回のペースで進み、初動には5次応募分までが計上され、30万5千枚が流れ込んだと推測されます。

そして、136日間で14回の受付が行われ、推定で42万4千枚の累計売り上げとなっています。

一方、8枚目「気づいたら片想い」では、より早いスタートとなって、初動締切の61日前に第1次応募が開始、さらに、受付間隔も1週間に1回とペースアップ、その結果、第8次応募分までの34万枚が、初動に流れ込んだと思われます。

ところが、「バレッタ」の第8次後は37万8千枚なので、もし、7枚目を8枚目と同じやり方で応募していたら、7枚目の初動は7万枚近く高くなった可能性がある。

また、「気づいたら片想い」の第5次後は27万7千枚で、逆にもし、8枚目の応募手法が7枚目と同じなら、8枚目の初動は6万枚ほど低くなったかもしれない。


個別握手会の販売方法によって、7枚目初動が7万枚上がる、あるいは8枚目初動が6万枚下がる。

7枚目から8枚目への初動上昇が6万3千枚だったことを考えると、いずれにせよ、8枚目「気づいたら片想い」初動が前作維持、あるいは前作割れを起こす危険は少なくなかったのだけど、こういった応募テクニックによって、結果として、その初動は、文句の付けようのない、見事な右肩上がりになりました。

8枚目個別応募は、結局、157日間で23回もの受付が行われ、推定累計は40万3千枚でした。

売り上げ枚数の計算には誤差がありますが、7枚目から応募期間を21日長くし、応募回数を9回も増やしたのに、8枚目での個別推定累計が前作を越えていないことが、乃木坂の握手会人気が下がっていることを示しています。

ちなみに、AKB48襲撃事件は、8枚目個別応募の16次と17次の間に起こっていて、それほど大きな影響を与えたとは思えません。


そして、9枚目では、第1次の応募開始がさらに早められ、初動への算入も第9次分までに増やされました。

しかし、それでも初動個別分は推定30万7千枚、前作より3万枚以上少ない数字となっていて、販売トリックを使っても、カバー出来ないほど、握手会人気が低迷し始めているということです。

8枚目で見られた失速が、9枚目でさらに厳しくなっているわけで、極めて深刻な状況と言わざるを得ません。

現在、9枚目シングルが歴代初の前作割れを起こそうとしていますが、水面下で進行していた人気低迷が、いわば「万策尽きて」、いよいよ表面化してきたということで、問題そのものはすでに8枚目から始まっていたと見るのが妥当だと思います。


個別握手会の売り上げ低下は、コアファンの人数減少、あるいは購買意欲の減退が直接の原因ですが、その背景には、分厚いライトファン層を作れていない現状があると思います。

離脱するコアファンを上回るスピードで、新規コアファンを誕生させるためには、その供給源であるライトファン層がしっかりしていることが不可欠で、裾野の広いファン構造が求められます。

ところが、乃木坂は、選抜を決める際、握手会の売り上げ順にメンバーを並べるなど、あまりにも個別握手会での成績を重視し過ぎて、そういったイベントに行かない、あるいは興味のないライトファンや一般層へのアピールに対して、運営は無頓着過ぎると思います。

また最近では、運営がサービスの有料化を進めているのか、モバイルメールが主流になってきて、以前、あれほど賑やかだったメンバーブログも、かなりパワーダウンして、公式サイトが寂しくなってしまった印象があります。

ただ、どういうわけか、星野みなみは、明らかに以前よりブログを書いてる気がしますね(笑)。

新規ファンを呼び込むのに、無料ブログは欠かせないツールの筈で、誰もが閲覧出来る人気のメンバーブログというのは、グループにとって大きなプラスになるんじゃないでしょうか。

とくに、ほとんど無名の二期生に個人ブログを持たせず、有料モバメをさせるのは、順序が逆だと思うんですが。

やはり、握手会主義ではなく、ライトファンや一般層にも受け入れやすい楽曲主義によって、本格的なヒットを狙える選抜を作り、もう一度、公式ブログを充実させるなどして、コアからライトまで、バラエティに富んだしっかりしたファン層を作ることを考えて欲しいですね。



さて、最後に、初回限定盤など、一般流通CDのセールスを考えてみます。

(表6) 8枚目と9枚目に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、応募最終日から初動集計締め切り日までの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に確実に算入される、あるいは算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部が算入される、あるいは算入された可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
# オレンジ色は予想日程
#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味

9枚目「夏のFree&Easy」
発売日 2014年7月9日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年7月13日(日)

[01次] +4 {0.8万枚} (2014/05/09~05/09, -65d)
[02次] +52 {9.1万枚} (2014/05/15~05/16, -58d)
[03次] +61 {17.8万枚} (2014/05/22~05/23, -51d)
[04次] +46 {22.6万枚} (2014/05/29~05/30, -44d)
[05次] +31 {25.4万枚} (2014/06/05~06/06, -37d)
[06次] +32 {28.1万枚} (2014/06/12~06/13, -30d)
[07次] +19 {29.5万枚} (2014/06/19~06/20, -23d)
[08次] +12 {30.2万枚} (2014/06/26~06/27, -16d)
[09次] +7 {30.7万枚} (2014/07/03~07/04, -9d)
[10次] +?? {??万枚} (2014/07/10~07/11, -2d)
[11次] +?? {??万枚} (2014/07/17~07/18, +5d)
[12次] +?? {??万枚} (2014/07/24~07/25, +12d)

8枚目「気づいたら片想い」
発売日 2014年4月2日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年4月6日(日)
特定流通CD第1週売り上げ(=初動個別分) 34.0万枚

[01次] 0 (2014/02/04~02/05, -60d)
[02次] +35 (2014/02/12~02/13, -52d)
[03次] +47 {13.0万枚} (2014/02/19~02/20, -45d)
[04次] +62 {20.8万枚} (2014/02/26~02/27, -38d)
[05次] +67 {27.7万枚} (2014/03/05~03/06, -31d)
[06次] +52 {31.7万枚} (2014/03/12~03/13, -24d)
[07次] +18 {33.0万枚} (2014/03/19~03/20, -17d)
[08次] +16 {34.2万枚} (2014/03/27~03/28, -9d)
[09次] +3 {34.6万枚} (2014/04/03~04/04, -2d)
[10次] +18 {35.8万枚} (2014/04/10~04/11, +5d)
[11次] +12 {36.8万枚} (2014/04/17~04/18, +12d)
[12次] +15 {38.1万枚} (2014/04/24~04/25, +19d)
[13次] +3 {38.3万枚} (2014/05/01~05/02, +26d)
[14次] +2 {38.5万枚} (2014/05/08~05/09, +33d)
[15次] +2 {38.7万枚} (2014/05/15~05/16, +40d)
[16次] +8 {39.4万枚} (2014/05/22~05/23, +47d)
[17次] +4 {39.7万枚} (2014/05/29~05/30, +54d)
[18次] +0 {39.7万枚} (2014/06/05~06/06, +61d)
[19次] +0 {39.7万枚} (2014/06/12~06/13, +68d)
[20次] +1 {39.8万枚} (2014/06/19~06/20, +75d)
[21次] +4 {40.1万枚} (2014/06/26~06/27, +82d)
[22次] +2 {40.3万枚} (2014/07/03~07/04, +89d)
[23次] +?? {???万枚} (2014/07/10~07/11, +96d)

# 23次応募が最終受付


9枚目初動の個別握手会分は、表のように、30万7千枚と予想されます。

また、冒頭述べたように、9枚目初動は、41万6千枚から43万6千枚の間で、42万4千枚あたりの可能性が高い。

とすると、一般流通CDの売り上げは、11万枚から13万枚で、12万枚あたりが一番期待できることになります。

シミュレーション計算には誤差があるので、正確には、サウンドスキャンの数字を見てからですが、前作の11万8千枚と比べて、さほど変わらない感じの数字です。


初回限定盤は、ミニライブ参加券、「お話し会」参加券、「お茶会」応募券、サイン入り生写真・ポスター応募券と特典が多彩で、しかも個別握手券と違って、ネットオークションなどで売買出来るので、商品として魅力が大きいのかもしれません。

例えば、生写真を集めているファンは、「お話し会」参加券を売れば、写真の単価が事実上安くなるわけで、一方、「お茶会」に行きたいファンは、そういう券を安くたくさん買いたいと思っている。

さまざまな方向性のファンが、写真や券をやり取りして、自分の欲しいものを手に入れることが出来る確率が高ければ、初回限定盤を買う人も多い筈で、こういった商品としての利便性が、案外、CDセールスを下支えしている気もします。

また、握手がなくなっても、じゃあもう一切行きませんという感じにはならず、「お話し会」の様子を見つつも、大幅に購入枚数を減らすといった人は少なかった可能性があります。

ただ、もちろん、乃木坂46の人気がなくなれば、生写真を求める人も、メンバーに会いに行く人も減っていく筈で、もし、一般流通CDのセールスが前作と変わらないとすれば、8枚目から陰りが見え始めた握手会人気とは別に、違った形の人気は健在ということなのかもしれません。



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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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