乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
11月29日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 [AM] NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』。中元日芽香がMCに参加する乃木坂回で、ゲストメンバーは、ひめたんと併せた5人組ユニット「サンクエトワール」の北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈、堀未央奈。『らじらー!』の番組公式サイト
11月29日(日) 20 : 30 ~ 21 : 00 [AM] 文化放送『乃木坂の「の」』。北野日奈子MCの最終回。出演メンバーは、「塩アイス」の伊藤純奈と堀未央奈(笑)。『乃木坂の「の」』番組公式サイト
11月29日(日) 24 : 00 ~ 24 : 30 [地デ] テレビ東京『乃木坂工事中』。「企画プレゼン大会第2弾」も、次回、14枚目への動きがあるのかどうか、予告が気になるところ。テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト。
11月29日(日) 24 : 35 ~ 25 : 05 [地デ] テレビ東京『欅って、書けない?』。「衝撃発表」の内容次第では、乃木坂のスケジュールにも関係してくる可能性あり。
11月30日(月)『乃木坂46えいご ~ クリスマス60分拡大スペシャル!」の収録スタジオ観覧 in CBGKシブゲキ (17:00~21:00)。観客は約200名の予定で、応募締切は11月20日(金)正午まで。TBS公式サイトのスタジオ観覧に関するページ
11月30日(月) 19 : 00 ~ 21:48[地デ] テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。3時間スペシャルに高山一実が出演。先生として呼ばれたのは、元チェッカーズの鶴久政治さん。
12月01日(火) 24 : 30 ~ 25 : 00 [CS] スペースシャワーTV プラス『アイドルヒッツ』。この番組内で、星野みなみ主演の STATION ID『あたし、本と旅する』が放送開始。今回は第1話で、12月、1月、2月の3ヶ月に渡って、全46話がオンエアされる予定。『アイドルヒッツ』は、毎週月曜から金曜 24:30~25:00 の30分番組で、『あたし、本と旅する』の放送スケジュールははっきりしていないが、毎日、CM的にスポットで流れるのかもしれない。12月19日(土) 22:30~23:00 に、メイキングやインタビューを紹介する特集番組あり。
スペースシャワーTV プラス公式サイトの特設ページ
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
12月16日(水)の『FNS歌謡祭 THE LIVE』に、なっ、なんと、欅坂46が出演するようです。
結成して数ヶ月しか経っておらず、CDデビューも果たしていない新人アイドルグループが、トップアーティストが集まり、全国に生放送される、国内屈指の大型フェスにいきなり登場するわけで、記事を読んだときは、我が目を疑うほど、ビックリしました(笑)。
しかし、フジテレビ公式サイトの出演者一覧には、欅坂46のメンバー20人が映った画像が、ゲスの極み乙女。とコブクロに挟まれて、ちゃんと載っていて、間違いない情報のようです。
最初、乃木坂のバックダンサー的な出演かなと思ったのですが、乃木坂の選抜16人ですら、ステージを手狭に感じることが多く、さらに人数を増やすのは、ちょっと考えにくい。
しかも、乃木坂のステージに、アンダーメンバーを差し置いて、欅坂を上げるのは、さすがに角が立ちますよね(笑)。
従って、欅坂46が単独でステージを担当する可能性がある。
また、FNS歌謡祭の「格」を考えると、単独ステージでは、持ち歌を披露するのが普通で、乃木坂のカバーという可能性は低いんじゃないでしょうか。
となると、新曲のステージ初披露であるかもしれず、本当ならば、目眩がしそうなくらい、あまりにスピーディな展開です(笑)。
明日深夜の『欅って、書けない?』で行なわれる「重大発表」の中味が、いよいよもって気になります。
一連の動きの背景に、デビューシングルの選抜発表や表題曲初披露を、乃木坂ファンの想像を越える形で行ない、欅坂46への注目を集める意図があるのならば、そのサプライズは、ひとまず成功していると思います。
「重大発表」の予告やFNS歌謡祭の出演発表によって、私自身、欅坂のことを調べるようになり、何人かのメンバーは顔と名前が分かるようになってきましたから(笑)。
さて、木曜日に今年の紅白出場歌手が発表され、メディアの関心は、さっそく次の話題、大晦日のステージで、それぞれのアーティストが何を歌うかに、移ってきたようです。
乃木坂に関しても、やはり「君の名は希望」じゃないか、いや「今、話したい誰かがいる」だと、各スポーツ紙が、色んな予想を立て、それに呼応して、自分の意見を述べるファンも少なくない。
まあ、実際に、歌唱楽曲が判明するのは、12月後半、おそらく紅白本番の1週間前くらいで、公式発表があるまでは、曲目と曲順は分かりません。
ただ、あれこれ予想や願望を話し合うのは、とても楽しそうなので(笑)、私も、ちょっとやってみようかなと。
結論から言うと、私が一番可能性が高いと考えている歌は、12枚目表題曲の「太陽ノック」です。
紅組の出場歌手リストを眺めると、乃木坂は、トップバッターの最有力候補です。
ラブライブの「μ's」も適任ですが、彼女たちはアニメコーナーに登場する筈で、小林幸子も参加するそうなので、最初に歌う可能性は低いんじゃないかと。
大仕掛けの「衣装」って、設置するのに時間が掛かりますよね、やっぱり(笑)。
紅白のオープニングは、出場歌手がほぼ全員ステージに上り、賑やかに華やかに開会を宣言する形になっている。
紅組トップは、その直後に歌うので、曲は、出来るだけ明るく元気なタイプの方が向いています。
例えば、昨年、2014年の第65回紅白では、初出場のHKT48がトップバッターとして、オープニング直後に、2枚目表題曲「メロンジュース」を歌いました。
しかし、その時点での最新曲は、2014年9月24日に発売された4枚目表題曲「控えめI love you !」で、「メロンジュース」は、1年前である、2013年9月4日にリリースされた曲です。
HKT48がそのとき持っていた四つの表題曲から、もっともノリの良い歌ということで、「メロンジュース」を選んだんじゃないでしょうか。
盛大なオープニングの直後、会場のざわつきも収まらない状況で、生田絵梨花のピアノが静かに音を奏で、テンポのゆっくりしたバラード系の歌が始まるのは(笑)、ライブ全体の流れとして、あまり宜しくない。
やはり、HKT48の「メロンジュース」のように、アップテンポな弾ける曲の方が、紅白のスタートには相応しい。
となると、乃木坂では、前向きな歌詞を、明るく歌う、夏曲である「太陽ノック」が有力な候補になる気がします。
実際、今年の神宮ライブは、1曲目が「太陽ノック」で、ライブには、曲から曲への流れがあるので、初っぱなに、「君の名は希望」や「何度目の青空か?」を持ってくるなんてことは、まあ、しませんよね(笑)。
ただ、「太陽ノック」は、紅白というコンサートを元気よくスタートさせる意味だけでなく、乃木坂の運営にとっても、受け入れ易い面がある。
それは、12th選抜のフロントが、白石麻衣、西野七瀬、センター生駒里奈、生田絵梨花、橋本奈々未で、映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の主役5人である点です。
次の13枚目では、衛藤美彩と深川麻衣がフロント入りしましたが、「今、話したい誰かがいる」MVのドラマにおいて、Wセンターである白石と西野以外でフィーチャーされたのは、衛藤と深川ではなく、後列に下がった生駒、生田、橋本でした。
映画選抜である5人を、運営がいかに強力に「推し」ているかが分かる配役です。
紅白のステージでも、運営がこの5人を、優先的に目立たせたいと考えて不思議ではなく、5人がそのままフロントに入る12th選抜の「太陽ノック」は、乃木坂とNHKの双方にとって、納得しやすいチョイスじゃないでしょうか。
元気に弾ける曲では、「太陽ノック」と同じ夏曲である9枚目表題曲「夏のFree&Easy」や6枚目表題曲「ガールズルール」が挙げられます。
しかし、大晦日に「夏だ~か~ら、やあ~ちゃ~お~お」と言われても、地方によっては、「今、雪積もっているし」とツッコミを入れる視聴者が多数出てくるかもしれない(笑)。
季節は冬なので、あまり夏を強調する歌は、避けられるかなと。
また、「ガールズルール」のダンスは、乃木坂史上もっとも可愛い振り付けになっていて、リリースされた2013年ならともかく、今の松村沙友理、白石麻衣、橋本奈々未が踊るには、ちょっと子どもっぽ過ぎる印象があって、これも除外されるんじゃないかと。
以前、大きな音楽祭の歌唱曲として、しつこいほど選択された「おいでシャンプー」を、最近、ほとんど披露しなくなってきましたが、メンバーの年齢が全体的に上がってきて、あのダンスが似合わなくなってきたことが、理由じゃないかと思います。
乃木坂結成当時、15歳だった生駒里奈が、来月で20歳になるのだから、そりゃ、パフォーマンスしずらい曲があれこれ出てくるのは、しょうがないですよね(笑)。
では、「太陽ノック」で決まりかと言うと、まだ考える余地は残っています。
夏の全国ツアーでは「乃木坂らしさ」がテーマに据えられましたが、「太陽ノック」がグループを象徴する曲かとなると、異論を唱えるファンは少なくないでしょう。
やはり、「君の名は希望」や「何度目の青空か?」のようなバラード系こそ、乃木坂の真骨頂であるという意見は根強い。
運営、あるいはNHK、もしくは両方が、こういったタイプの歌を紅白の曲目として求めた場合、紅組のトップバッターではなく、曲順を少し後にして、歌わせる可能性はあります。
2013年の第64回紅白において、初出場のNMB48は、同年10月2日に発売された8枚目最新シングルの表題曲「カモネギックス」を紅組の2番手、全体では3番目で歌っています。
この曲は、ノリは良いけど、テンポがややスローで、それが秋っぽい雰囲気があるのだけど、HKT48「メロンジュース」のような弾ける元気感は乏しい。
もし、オープニング直後、全体1番目であれば、別の曲を選択していたかもしれません。
SKE48の初出場は、2012年の第63回紅白で、NMB48と同じく、紅組2番手、全体3番目で登場、2011年7月27日リリースの6枚目「パレオはエメラルド」を歌います。
以下にAKB48Gの「支店」グループの紅白初出場と披露した曲順曲目をまとめておきます。
(表1) SKE48、NMB48、HKT48の紅白初出場における曲順曲目とその時点での最新シングル
SKE48
初出場 : 2012年第63回紅白
曲順 : 紅組2番目、全体3番目
曲目 : 2011/07/27発売 06枚目「パレオはエメラルド」
最新 : 2012/09/19発売 10枚目「キスだって左利き」
NMB48
初出場 : 2013年第64回紅白
曲順 : 紅組2番目、全体3番目
曲目 : 2013/10/02発売 8枚目「カモネギックス」
最新 : 2013/10/02発売 8枚目「カモネギックス」
HKT48
初出場 : 2014年第65回紅白
曲順 : 紅組1番目、全体1番目
曲目 : 2013/09/04発売 2枚目「メロンジュース」
最新 : 2014/09/24発売 4枚目「控えめI love you !」
初出場の女性アイドルが常に紅組1番手というわけではなく、披露する楽曲も、最新シングルの表題曲であったり、一年前の曲であったり、歌手によって異なっています。
従って、乃木坂の曲順が、紅組2番手以降である可能性は十分にあります。
オープニングの興奮は、紅白のトップバッターが歌い終わる頃には、落ち着くだろうから、その後の登場であれば、バラード系の楽曲を歌う雰囲気も出てくるでしょう。
バラード系の候補として、まず考えられるのは、最新シングル、13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」です。
この曲が主題歌になっている映画『心が叫びたがってるんだ。』は、現在も大ヒット公開中。
さらに、JR東日本ウォータービジネスの天然水「FromAQUA」と乃木坂がコラボして、「今、話したい誰かがいる」は商品CMのテーマ曲に採用されており、そのキャンペーンは、少なくとも来年2月までは続くようです。
当然、「今、話したい誰かがいる」を紅白で披露すれば、映画『ここさけ』の興行や「FromAQUA」の販売へ追い風となることが期待出来ます。
こういった、現在進行形のタイアップから、運営が「今、話したい誰かがいる」を推薦する可能性はあります。
しかも、13th選抜は、西野七瀬と白石麻衣がWセンターである上、2列目中央に橋本奈々未と生田絵梨花、3列目中央に生駒里奈と松村沙友理が入って、映画『悲しみの忘れ方』の主役級が、注目を集め易いセンターラインに、ずらりと並んでいる。
12th選抜のように、フロントに5人並ぶより、却って、中心軸に配置する方が、目立つという話もあって、中核メンバーがフィーチャーされるという意味からも、悪くない曲のチョイスだと思います。
しかし、パフォーマンス面から考えると、「今、話したい誰かがいる」は、無難過ぎて、視聴者にサラッと流されてしまう危険があります。
ダンスは全体的にゆったりしていて、「制服のマネキン」のように、奇抜な振り付けや驚くような全体フォーメーションがあるわけではない。
また、「命は美しい」のように、シャープなターンや、揃ったフリといった、「見せ場」があまりない。
ダンスが大人しいのならば、見事に揃った合唱で歌い上げれば、曲とグループをアピール出来るけど、生歌比率の高かった『MUSIC FAIR』を観ると、ユニゾンの精度が十分ではなく、生歌ステージには不安が残る。
NHKホールは、とくに音が響かないので、スタジオライブですら揃わない合唱を、紅白のステージで完成させるのは、ちょっと厳しいかなと。
ピュアな高校生の青春群像を描いた、アニメ映画の主題歌として作られているので、シアターで物語の余韻に浸りながら聴くには良いのだけど、ステージ上で観客を惹き付けるJ-POPの楽曲として仕上げるには、ダンスと歌唱に、ワンランク上の繊細な表現力が求められる気がします。
では、「今、話したい誰かがいる」以外となると、どんな曲が考えられるでしょう?
観客や視聴者に「乃木坂らしく」インパクトを与える仕掛けなると、やはり、生田絵梨花のピアノ伴奏じゃないかと思います。
いくちゃんのピアノは、小室哲哉氏やプロのピアニストも評価するほどのレベルで、しかも、メンバーのピアノソロで歌を始めるアイドルグループというのは、滅多にいない。
現在の乃木坂がパフォーマンス面で有する最大のアピールポイントであり、だからこそ、神宮ライブの最後に、彼女のピアノを持ってきたわけです。
となると、10枚目表題曲「何度目の青空か?」か5枚目表題曲「君の名は希望」が候補に上がります。
(表1)を見ると、初登場の曲目として、最新シングルではなく、それ以前のシングルを選択した場合でも、ぜいぜい前年に発売された曲を歌っています。
このルールを乃木坂に当てはめると、以下のように、8枚目表題曲「気づいたら片想い」が、遡るリミットになる。
(表2) 乃木坂46の紅白初出場における曲順曲目の予想
乃木坂46
初出場 : 2015年第66回紅白
曲順 : ??
曲目 : ??
2015/10/28発売 13枚目「今、話したい誰かがいる」(最新)
2015/07/22発売 12枚目「太陽ノック」
2015/03/18発売 11枚目「命は美しい」
2014/10/08発売 10枚目「何度目の青空か?」
2014/07/09発売 09枚目「夏のFree&Easy」
2014/04/02発売 08枚目「気づいたら片想い」
===================
2013/11/27発売 07枚目「バレッタ」
2013/07/03発売 06枚目「ガールズルール」
2013/03/13発売 05枚目「君の名は希望」
2012/12/19発売 04枚目「制服のマネキン」
2012/08/22発売 03枚目「走れ!Bicycle」
2012/05/02発売 02枚目「おいでシャンプー」
2012/02/22発売 01枚目「ぐるぐるカーテン」
従って、今から2年以上前にリリースされた「君の名は希望」より、昨年、2014年に発売された「何度目の青空か?」の方が、より可能性の高い候補と言えるんじゃないでしょうか。
実際、9月23日(水祝)に行なわれた『MUSIC STATION ウルトラFES』では、すでに13枚目「今、話したい誰かがいる」の新曲キャンペーンに入っておかしくない時期であるにも関わらず、生田絵梨花のピアノで始まる「何度目の青空か?」が披露されています。
このステージは、あたかも紅白の予行演習をしているような風情があって、神宮ライブのクライマックスと併せて、やはり、この曲なのかなと、考え込んだのを覚えています。
発売の時期が古いことに加えて、「君の名は希望」は、生田、生駒、星野みなみがフロントであるため、白石、西野、橋本など、その後、フロント常連となったメンバーが、あまり目立たないパフォーマンスにならざるを得ません。
一方、「何度目の青空か?」は、生田センターの上、白石、西野、橋本がフロントに入り、2列目センター裏に、生駒がいる。
5人の映画選抜が、がっつりフィーチャーされる布陣で、運営として、受け入れ易いんじゃないでしょうか。
ただ、そうは言っても、「君の名は希望」は、乃木坂を代表する曲であるというのは、多くのファンが抱いている認識で、運営もよく分かっていると思います。
紅白の曲目予想として、本命を「太陽ノック」、対抗を「今、話したい誰かがいる」と「何度目の青空か?」に置くとしても、「君の名は希望」はやはり候補であり続けるので、単穴という扱いにしたくなります(笑)。
ただ、頭が痛いのは、「何度目の青空か?」と「君の名は希望」の生田絵梨花ピアノバージョンは、メンバーの合唱が必要で、「今、話したい誰かがいる」のケースと同じく、NHKホールで、上手く歌い上げるのは、非常に難しい。
晴れの大舞台なので、運営が、お金を掛けて、高度な歌サポートシステムを導入する可能性はあるけど(笑)、紅白という慣れない状況なので、未知の部分が多いんじゃないでしょうか。。
いくちゃんによる、美しいピアノの演奏でスタートする以上、観客や視聴者が素晴らしい歌唱を期待するのは当然で、それにどこまで応えられるのか、一歩間違えると、落胆させてしまいかねず、ダンスではなく、歌唱が強調されるバラード系楽曲は、選ぶべきか、選ばざるべきか、判断が難しいと思います。
さて、ここからは、予想というより、私の意見というか、願望になります。
現時点における乃木坂のグループとしての歌唱力を考えると、NHKホールで、歌唱を軸にしたバラード系楽曲を披露するのは、ぶっちゃけ、止めた方が良いと思います。
かりに機械的なサポートによって、無難にまとめても、その後、Superflyだ、西野カナだと、本当に歌が上手い人たちが、続々と登場して、NHKホールに歌声を響き渡らせていく。
こういった本物の素晴らしさには、とても敵わないので、乃木坂は、むしろダンスで勝負してはどうでしょう。
もちろん、E-girlsやPerfumeなど、ハイレベルなダンスをパフォーマンスの中心に据えるアーティストが何組も登場するので、「命は美しい」といった正面突破のダンスでは、ダイレクトに比べられて、完成度をかなり上げないと、アイドルの中途半端なステージと見なされてしまうかもしれません。
そこでお薦めなのが(笑)、「制服のマネキン」です。
この曲の振り付けは、非常にユニークで、「何だこれは?」と、ちょっと違った意味合いで(笑)、多くの人にインパクトを与えると思います。
また、メロディと歌詞もパンチが効いていて、アップテンポな音楽は、聴いてて心を沸き立たせるものがある。
例えば、PUFFY「アジアの純真」のステージは、「ダンスが下手」や「歌詞が意味不明」という印象を越えて、何だか分からないけど、妙に心に残るインパクトを持っている。
今まで観たことも聴いたこともないパフォーマンスで、ナンバー1ではないけど、オンリー1であるのは間違いない。
当時、そんな衝撃を受けました。
乃木坂も、本質的には、そんな戦法でいいんじゃないかと。
YouTubeにアップされた表題曲MVで、唯一、再生回数が1千万回を越えたのは、「制服のマネキン」だけで、この曲が強烈な魅力を持っていることを証明しています。
実際、私が、『乃木坂って、どこ?』をときどき観るだけの状態から、本格的な乃木坂ファンに変わったのは、このMVに夢中になったことが大きい。
MVの再生回数が断然トップという事実は、「制服のマネキン」のパフォーマンスが強い一般アピール力を備えていることを、数字で示しており、客観的な指標から、乃木坂でもっとも評価された歌だと言えるんじゃないでしょうか。
正直、メンバーの年齢が上がった今、ステージ衣装には若干の工夫が必要だと思いますが(笑)、ダンスのレベルは以前よりずっと向上している筈で、今の乃木坂なら、より魅力的なパフォーマンスが可能じゃないでしょうか。
しかも、「制服のマネキン」のダンスは、もともとアンダーも全員参加する形になっていて、CD発売当時、音楽番組のステージは、乃木坂メンバー総出演でした。
そのため、選抜に入っていない伊藤寧々が、バク転を披露して注目を集めたりと、今では考えられないほどの全員パフォーマンスだった。
乃木坂の将来を見据えて、紅白のステージは、37人全員を出演させるべきで、そういう観点からも、「制服のマネキン」は、ぴったりの曲だと思います。
しかし、運営は、単独ライブはともかく、大きな音楽祭のステージで、「制服のマネキン」をチョイスしたことがほとんどなく、あまり、評価していないように思えます。
そのため、予想としては、可能性が低い大穴になってしまうけど、個人的な願望としては、一番、やって欲しい曲で、微かな期待を抱きながら、曲順曲目の公式発表を待ちたいと思います。
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
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12月01日(火) 24 : 30 ~ 25 : 00 [CS] スペースシャワーTV プラス『アイドルヒッツ』。この番組内で、星野みなみ主演の STATION ID『あたし、本と旅する』が放送開始。今回は第1話で、12月、1月、2月の3ヶ月に渡って、全46話がオンエアされる予定。『アイドルヒッツ』は、毎週月曜から金曜 24:30~25:00 の30分番組で、『あたし、本と旅する』の放送スケジュールははっきりしていないが、毎日、CM的にスポットで流れるのかもしれない。12月19日(土) 22:30~23:00 に、メイキングやインタビューを紹介する特集番組あり。
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結成して数ヶ月しか経っておらず、CDデビューも果たしていない新人アイドルグループが、トップアーティストが集まり、全国に生放送される、国内屈指の大型フェスにいきなり登場するわけで、記事を読んだときは、我が目を疑うほど、ビックリしました(笑)。
しかし、フジテレビ公式サイトの出演者一覧には、欅坂46のメンバー20人が映った画像が、ゲスの極み乙女。とコブクロに挟まれて、ちゃんと載っていて、間違いない情報のようです。
最初、乃木坂のバックダンサー的な出演かなと思ったのですが、乃木坂の選抜16人ですら、ステージを手狭に感じることが多く、さらに人数を増やすのは、ちょっと考えにくい。
しかも、乃木坂のステージに、アンダーメンバーを差し置いて、欅坂を上げるのは、さすがに角が立ちますよね(笑)。
従って、欅坂46が単独でステージを担当する可能性がある。
また、FNS歌謡祭の「格」を考えると、単独ステージでは、持ち歌を披露するのが普通で、乃木坂のカバーという可能性は低いんじゃないでしょうか。
となると、新曲のステージ初披露であるかもしれず、本当ならば、目眩がしそうなくらい、あまりにスピーディな展開です(笑)。
明日深夜の『欅って、書けない?』で行なわれる「重大発表」の中味が、いよいよもって気になります。
一連の動きの背景に、デビューシングルの選抜発表や表題曲初披露を、乃木坂ファンの想像を越える形で行ない、欅坂46への注目を集める意図があるのならば、そのサプライズは、ひとまず成功していると思います。
「重大発表」の予告やFNS歌謡祭の出演発表によって、私自身、欅坂のことを調べるようになり、何人かのメンバーは顔と名前が分かるようになってきましたから(笑)。
さて、木曜日に今年の紅白出場歌手が発表され、メディアの関心は、さっそく次の話題、大晦日のステージで、それぞれのアーティストが何を歌うかに、移ってきたようです。
乃木坂に関しても、やはり「君の名は希望」じゃないか、いや「今、話したい誰かがいる」だと、各スポーツ紙が、色んな予想を立て、それに呼応して、自分の意見を述べるファンも少なくない。
まあ、実際に、歌唱楽曲が判明するのは、12月後半、おそらく紅白本番の1週間前くらいで、公式発表があるまでは、曲目と曲順は分かりません。
ただ、あれこれ予想や願望を話し合うのは、とても楽しそうなので(笑)、私も、ちょっとやってみようかなと。
結論から言うと、私が一番可能性が高いと考えている歌は、12枚目表題曲の「太陽ノック」です。
紅組の出場歌手リストを眺めると、乃木坂は、トップバッターの最有力候補です。
ラブライブの「μ's」も適任ですが、彼女たちはアニメコーナーに登場する筈で、小林幸子も参加するそうなので、最初に歌う可能性は低いんじゃないかと。
大仕掛けの「衣装」って、設置するのに時間が掛かりますよね、やっぱり(笑)。
紅白のオープニングは、出場歌手がほぼ全員ステージに上り、賑やかに華やかに開会を宣言する形になっている。
紅組トップは、その直後に歌うので、曲は、出来るだけ明るく元気なタイプの方が向いています。
例えば、昨年、2014年の第65回紅白では、初出場のHKT48がトップバッターとして、オープニング直後に、2枚目表題曲「メロンジュース」を歌いました。
しかし、その時点での最新曲は、2014年9月24日に発売された4枚目表題曲「控えめI love you !」で、「メロンジュース」は、1年前である、2013年9月4日にリリースされた曲です。
HKT48がそのとき持っていた四つの表題曲から、もっともノリの良い歌ということで、「メロンジュース」を選んだんじゃないでしょうか。
盛大なオープニングの直後、会場のざわつきも収まらない状況で、生田絵梨花のピアノが静かに音を奏で、テンポのゆっくりしたバラード系の歌が始まるのは(笑)、ライブ全体の流れとして、あまり宜しくない。
やはり、HKT48の「メロンジュース」のように、アップテンポな弾ける曲の方が、紅白のスタートには相応しい。
となると、乃木坂では、前向きな歌詞を、明るく歌う、夏曲である「太陽ノック」が有力な候補になる気がします。
実際、今年の神宮ライブは、1曲目が「太陽ノック」で、ライブには、曲から曲への流れがあるので、初っぱなに、「君の名は希望」や「何度目の青空か?」を持ってくるなんてことは、まあ、しませんよね(笑)。
ただ、「太陽ノック」は、紅白というコンサートを元気よくスタートさせる意味だけでなく、乃木坂の運営にとっても、受け入れ易い面がある。
それは、12th選抜のフロントが、白石麻衣、西野七瀬、センター生駒里奈、生田絵梨花、橋本奈々未で、映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の主役5人である点です。
次の13枚目では、衛藤美彩と深川麻衣がフロント入りしましたが、「今、話したい誰かがいる」MVのドラマにおいて、Wセンターである白石と西野以外でフィーチャーされたのは、衛藤と深川ではなく、後列に下がった生駒、生田、橋本でした。
映画選抜である5人を、運営がいかに強力に「推し」ているかが分かる配役です。
紅白のステージでも、運営がこの5人を、優先的に目立たせたいと考えて不思議ではなく、5人がそのままフロントに入る12th選抜の「太陽ノック」は、乃木坂とNHKの双方にとって、納得しやすいチョイスじゃないでしょうか。
元気に弾ける曲では、「太陽ノック」と同じ夏曲である9枚目表題曲「夏のFree&Easy」や6枚目表題曲「ガールズルール」が挙げられます。
しかし、大晦日に「夏だ~か~ら、やあ~ちゃ~お~お」と言われても、地方によっては、「今、雪積もっているし」とツッコミを入れる視聴者が多数出てくるかもしれない(笑)。
季節は冬なので、あまり夏を強調する歌は、避けられるかなと。
また、「ガールズルール」のダンスは、乃木坂史上もっとも可愛い振り付けになっていて、リリースされた2013年ならともかく、今の松村沙友理、白石麻衣、橋本奈々未が踊るには、ちょっと子どもっぽ過ぎる印象があって、これも除外されるんじゃないかと。
以前、大きな音楽祭の歌唱曲として、しつこいほど選択された「おいでシャンプー」を、最近、ほとんど披露しなくなってきましたが、メンバーの年齢が全体的に上がってきて、あのダンスが似合わなくなってきたことが、理由じゃないかと思います。
乃木坂結成当時、15歳だった生駒里奈が、来月で20歳になるのだから、そりゃ、パフォーマンスしずらい曲があれこれ出てくるのは、しょうがないですよね(笑)。
では、「太陽ノック」で決まりかと言うと、まだ考える余地は残っています。
夏の全国ツアーでは「乃木坂らしさ」がテーマに据えられましたが、「太陽ノック」がグループを象徴する曲かとなると、異論を唱えるファンは少なくないでしょう。
やはり、「君の名は希望」や「何度目の青空か?」のようなバラード系こそ、乃木坂の真骨頂であるという意見は根強い。
運営、あるいはNHK、もしくは両方が、こういったタイプの歌を紅白の曲目として求めた場合、紅組のトップバッターではなく、曲順を少し後にして、歌わせる可能性はあります。
2013年の第64回紅白において、初出場のNMB48は、同年10月2日に発売された8枚目最新シングルの表題曲「カモネギックス」を紅組の2番手、全体では3番目で歌っています。
この曲は、ノリは良いけど、テンポがややスローで、それが秋っぽい雰囲気があるのだけど、HKT48「メロンジュース」のような弾ける元気感は乏しい。
もし、オープニング直後、全体1番目であれば、別の曲を選択していたかもしれません。
SKE48の初出場は、2012年の第63回紅白で、NMB48と同じく、紅組2番手、全体3番目で登場、2011年7月27日リリースの6枚目「パレオはエメラルド」を歌います。
以下にAKB48Gの「支店」グループの紅白初出場と披露した曲順曲目をまとめておきます。
(表1) SKE48、NMB48、HKT48の紅白初出場における曲順曲目とその時点での最新シングル
SKE48
初出場 : 2012年第63回紅白
曲順 : 紅組2番目、全体3番目
曲目 : 2011/07/27発売 06枚目「パレオはエメラルド」
最新 : 2012/09/19発売 10枚目「キスだって左利き」
NMB48
初出場 : 2013年第64回紅白
曲順 : 紅組2番目、全体3番目
曲目 : 2013/10/02発売 8枚目「カモネギックス」
最新 : 2013/10/02発売 8枚目「カモネギックス」
HKT48
初出場 : 2014年第65回紅白
曲順 : 紅組1番目、全体1番目
曲目 : 2013/09/04発売 2枚目「メロンジュース」
最新 : 2014/09/24発売 4枚目「控えめI love you !」
初出場の女性アイドルが常に紅組1番手というわけではなく、披露する楽曲も、最新シングルの表題曲であったり、一年前の曲であったり、歌手によって異なっています。
従って、乃木坂の曲順が、紅組2番手以降である可能性は十分にあります。
オープニングの興奮は、紅白のトップバッターが歌い終わる頃には、落ち着くだろうから、その後の登場であれば、バラード系の楽曲を歌う雰囲気も出てくるでしょう。
バラード系の候補として、まず考えられるのは、最新シングル、13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」です。
この曲が主題歌になっている映画『心が叫びたがってるんだ。』は、現在も大ヒット公開中。
さらに、JR東日本ウォータービジネスの天然水「FromAQUA」と乃木坂がコラボして、「今、話したい誰かがいる」は商品CMのテーマ曲に採用されており、そのキャンペーンは、少なくとも来年2月までは続くようです。
当然、「今、話したい誰かがいる」を紅白で披露すれば、映画『ここさけ』の興行や「FromAQUA」の販売へ追い風となることが期待出来ます。
こういった、現在進行形のタイアップから、運営が「今、話したい誰かがいる」を推薦する可能性はあります。
しかも、13th選抜は、西野七瀬と白石麻衣がWセンターである上、2列目中央に橋本奈々未と生田絵梨花、3列目中央に生駒里奈と松村沙友理が入って、映画『悲しみの忘れ方』の主役級が、注目を集め易いセンターラインに、ずらりと並んでいる。
12th選抜のように、フロントに5人並ぶより、却って、中心軸に配置する方が、目立つという話もあって、中核メンバーがフィーチャーされるという意味からも、悪くない曲のチョイスだと思います。
しかし、パフォーマンス面から考えると、「今、話したい誰かがいる」は、無難過ぎて、視聴者にサラッと流されてしまう危険があります。
ダンスは全体的にゆったりしていて、「制服のマネキン」のように、奇抜な振り付けや驚くような全体フォーメーションがあるわけではない。
また、「命は美しい」のように、シャープなターンや、揃ったフリといった、「見せ場」があまりない。
ダンスが大人しいのならば、見事に揃った合唱で歌い上げれば、曲とグループをアピール出来るけど、生歌比率の高かった『MUSIC FAIR』を観ると、ユニゾンの精度が十分ではなく、生歌ステージには不安が残る。
NHKホールは、とくに音が響かないので、スタジオライブですら揃わない合唱を、紅白のステージで完成させるのは、ちょっと厳しいかなと。
ピュアな高校生の青春群像を描いた、アニメ映画の主題歌として作られているので、シアターで物語の余韻に浸りながら聴くには良いのだけど、ステージ上で観客を惹き付けるJ-POPの楽曲として仕上げるには、ダンスと歌唱に、ワンランク上の繊細な表現力が求められる気がします。
では、「今、話したい誰かがいる」以外となると、どんな曲が考えられるでしょう?
観客や視聴者に「乃木坂らしく」インパクトを与える仕掛けなると、やはり、生田絵梨花のピアノ伴奏じゃないかと思います。
いくちゃんのピアノは、小室哲哉氏やプロのピアニストも評価するほどのレベルで、しかも、メンバーのピアノソロで歌を始めるアイドルグループというのは、滅多にいない。
現在の乃木坂がパフォーマンス面で有する最大のアピールポイントであり、だからこそ、神宮ライブの最後に、彼女のピアノを持ってきたわけです。
となると、10枚目表題曲「何度目の青空か?」か5枚目表題曲「君の名は希望」が候補に上がります。
(表1)を見ると、初登場の曲目として、最新シングルではなく、それ以前のシングルを選択した場合でも、ぜいぜい前年に発売された曲を歌っています。
このルールを乃木坂に当てはめると、以下のように、8枚目表題曲「気づいたら片想い」が、遡るリミットになる。
(表2) 乃木坂46の紅白初出場における曲順曲目の予想
乃木坂46
初出場 : 2015年第66回紅白
曲順 : ??
曲目 : ??
2015/10/28発売 13枚目「今、話したい誰かがいる」(最新)
2015/07/22発売 12枚目「太陽ノック」
2015/03/18発売 11枚目「命は美しい」
2014/10/08発売 10枚目「何度目の青空か?」
2014/07/09発売 09枚目「夏のFree&Easy」
2014/04/02発売 08枚目「気づいたら片想い」
===================
2013/11/27発売 07枚目「バレッタ」
2013/07/03発売 06枚目「ガールズルール」
2013/03/13発売 05枚目「君の名は希望」
2012/12/19発売 04枚目「制服のマネキン」
2012/08/22発売 03枚目「走れ!Bicycle」
2012/05/02発売 02枚目「おいでシャンプー」
2012/02/22発売 01枚目「ぐるぐるカーテン」
従って、今から2年以上前にリリースされた「君の名は希望」より、昨年、2014年に発売された「何度目の青空か?」の方が、より可能性の高い候補と言えるんじゃないでしょうか。
実際、9月23日(水祝)に行なわれた『MUSIC STATION ウルトラFES』では、すでに13枚目「今、話したい誰かがいる」の新曲キャンペーンに入っておかしくない時期であるにも関わらず、生田絵梨花のピアノで始まる「何度目の青空か?」が披露されています。
このステージは、あたかも紅白の予行演習をしているような風情があって、神宮ライブのクライマックスと併せて、やはり、この曲なのかなと、考え込んだのを覚えています。
発売の時期が古いことに加えて、「君の名は希望」は、生田、生駒、星野みなみがフロントであるため、白石、西野、橋本など、その後、フロント常連となったメンバーが、あまり目立たないパフォーマンスにならざるを得ません。
一方、「何度目の青空か?」は、生田センターの上、白石、西野、橋本がフロントに入り、2列目センター裏に、生駒がいる。
5人の映画選抜が、がっつりフィーチャーされる布陣で、運営として、受け入れ易いんじゃないでしょうか。
ただ、そうは言っても、「君の名は希望」は、乃木坂を代表する曲であるというのは、多くのファンが抱いている認識で、運営もよく分かっていると思います。
紅白の曲目予想として、本命を「太陽ノック」、対抗を「今、話したい誰かがいる」と「何度目の青空か?」に置くとしても、「君の名は希望」はやはり候補であり続けるので、単穴という扱いにしたくなります(笑)。
ただ、頭が痛いのは、「何度目の青空か?」と「君の名は希望」の生田絵梨花ピアノバージョンは、メンバーの合唱が必要で、「今、話したい誰かがいる」のケースと同じく、NHKホールで、上手く歌い上げるのは、非常に難しい。
晴れの大舞台なので、運営が、お金を掛けて、高度な歌サポートシステムを導入する可能性はあるけど(笑)、紅白という慣れない状況なので、未知の部分が多いんじゃないでしょうか。。
いくちゃんによる、美しいピアノの演奏でスタートする以上、観客や視聴者が素晴らしい歌唱を期待するのは当然で、それにどこまで応えられるのか、一歩間違えると、落胆させてしまいかねず、ダンスではなく、歌唱が強調されるバラード系楽曲は、選ぶべきか、選ばざるべきか、判断が難しいと思います。
さて、ここからは、予想というより、私の意見というか、願望になります。
現時点における乃木坂のグループとしての歌唱力を考えると、NHKホールで、歌唱を軸にしたバラード系楽曲を披露するのは、ぶっちゃけ、止めた方が良いと思います。
かりに機械的なサポートによって、無難にまとめても、その後、Superflyだ、西野カナだと、本当に歌が上手い人たちが、続々と登場して、NHKホールに歌声を響き渡らせていく。
こういった本物の素晴らしさには、とても敵わないので、乃木坂は、むしろダンスで勝負してはどうでしょう。
もちろん、E-girlsやPerfumeなど、ハイレベルなダンスをパフォーマンスの中心に据えるアーティストが何組も登場するので、「命は美しい」といった正面突破のダンスでは、ダイレクトに比べられて、完成度をかなり上げないと、アイドルの中途半端なステージと見なされてしまうかもしれません。
そこでお薦めなのが(笑)、「制服のマネキン」です。
この曲の振り付けは、非常にユニークで、「何だこれは?」と、ちょっと違った意味合いで(笑)、多くの人にインパクトを与えると思います。
また、メロディと歌詞もパンチが効いていて、アップテンポな音楽は、聴いてて心を沸き立たせるものがある。
例えば、PUFFY「アジアの純真」のステージは、「ダンスが下手」や「歌詞が意味不明」という印象を越えて、何だか分からないけど、妙に心に残るインパクトを持っている。
今まで観たことも聴いたこともないパフォーマンスで、ナンバー1ではないけど、オンリー1であるのは間違いない。
当時、そんな衝撃を受けました。
乃木坂も、本質的には、そんな戦法でいいんじゃないかと。
YouTubeにアップされた表題曲MVで、唯一、再生回数が1千万回を越えたのは、「制服のマネキン」だけで、この曲が強烈な魅力を持っていることを証明しています。
実際、私が、『乃木坂って、どこ?』をときどき観るだけの状態から、本格的な乃木坂ファンに変わったのは、このMVに夢中になったことが大きい。
MVの再生回数が断然トップという事実は、「制服のマネキン」のパフォーマンスが強い一般アピール力を備えていることを、数字で示しており、客観的な指標から、乃木坂でもっとも評価された歌だと言えるんじゃないでしょうか。
正直、メンバーの年齢が上がった今、ステージ衣装には若干の工夫が必要だと思いますが(笑)、ダンスのレベルは以前よりずっと向上している筈で、今の乃木坂なら、より魅力的なパフォーマンスが可能じゃないでしょうか。
しかも、「制服のマネキン」のダンスは、もともとアンダーも全員参加する形になっていて、CD発売当時、音楽番組のステージは、乃木坂メンバー総出演でした。
そのため、選抜に入っていない伊藤寧々が、バク転を披露して注目を集めたりと、今では考えられないほどの全員パフォーマンスだった。
乃木坂の将来を見据えて、紅白のステージは、37人全員を出演させるべきで、そういう観点からも、「制服のマネキン」は、ぴったりの曲だと思います。
しかし、運営は、単独ライブはともかく、大きな音楽祭のステージで、「制服のマネキン」をチョイスしたことがほとんどなく、あまり、評価していないように思えます。
そのため、予想としては、可能性が低い大穴になってしまうけど、個人的な願望としては、一番、やって欲しい曲で、微かな期待を抱きながら、曲順曲目の公式発表を待ちたいと思います。
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