ジャン・アレチボルトの冒険

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祝!井上小百合10thアンダーセンター、新曲情報の出し方は断片的分散的でなく、統一的集中的に [27Sep14]

2014-09-27 17:00:00 | 芸能
井上小百合さん、10thアンダーのセンター就任、おめでとう!

これは、10枚目「何度目の青空か?」初回限定盤TypeC収録の「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」で、井上さんが、歌とダンスの中心になるということです。

さらに、1週間後の10月5日(日)に初日を迎える、15日間18公演というロングランのアンダーライブでも、パフォーマンスの要になると思われます。

図抜けた表現力を持つ伊藤万理華を擁して、8枚目「気づいたら片想い」から始まったアンダーライブが、9枚目でも成功を収め、今やアンダーセンターは、ライブの興行的な成否をも左右する、責任のある、非常に重要なポジションになっています。

その結果、次のシングルで選抜入りする最有力候補という以上に、将来、乃木坂パフォーマンスの中核を担うことが期待される、いわば「幹部候補」という雰囲気すら漂っています。

神宮ライブでは、以下の記事に書いたように、井上さんのダンスは、これまでの力強さに、女性的な柔らかさや繊細さが加わり、以前より成長して、一層魅力を増していると感じました。

彼女は、歌も上手く、さらに舞台「帝一の國」でも見せたように、抜群のステージ度胸があって、今回のアンダーセンターは、大いに納得出来る抜擢です。

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伊藤万理華、川村真洋、井上小百合、中元日芽香などなど、現在のアンダーにはそのパフォーマンスをぜひ観てみたいと思わせるメンバーが綺羅星のごとく並んでいて、アンダーライブは、乃木坂が誇る魅力的なイベントになってきました。

また、研究生も参加するので、メンバーの育成という役割を果たし始めていて、アンダーライブは、乃木坂が坂を上るための重要な推進力の一つになりつつあると思います。

井上さんには、持ち前の度胸と卓越したパフォーマンスで、10thアンダーを引っ張っていって欲しいし、彼女なら絶対大丈夫でしょう。

まずは、「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」のMV、楽しみにしています。


ところで、井上小百合のアンダーセンターは、Rakuten SHOWTIMEによる乃木坂46レギュラー動画番組「のぎ天」第12回で発表されたのですが、乃木坂公式サイトには情報が載っていません。

また、10枚目TypeB収録の「私、起きる。」は、選抜アンダー関係なく、現役高校生メンバーが担当する曲だそうですが、これも公式サイトでは触れられていない。

カップリングの5曲はすべて、FM-FUJI「沈黙の金曜日」、NACK5「おに魂」、文化放送『乃木坂の「の」』で音源が公開され、その際に、参加メンバーが誰かといったことがトークの中で明かされた曲もあります。

しかし、公式サイトには、TypeA三番目曲「転がった鐘を鳴らせ!」のMV予告編告知以外、ほとんど何の情報もない。

10枚目シングルのプロモーションは、情報の出し方について、かなり疑問を感じます。


なぜ、乃木坂公式サイトに10枚目シングル専用ページを作って、曲のラジオ公開に合わせて、参加メンバー、作詞作曲編曲をした人の名前、MVの有無とその監督といった情報を載せないんでしょう。

現在のやり方を見ていると、新曲に関する重要情報が、あるときはテレビ番組から、あるときはラジオ番組から、あるときはネットから、ときどき公式サイトから(笑)、バラバラに出されています。

しかも担当メンバーは判明したけど、作曲者編曲者は分からない、MVはあるようだけど、監督や内容に関しては何も触れられていない。

断片的な情報が、分散して流されていて、統一感がありません。


もちろん、10月8日(水)の発売日になれば、CDやDVDが手に入って、付属の小冊子には歌詞、参加メンバー、制作スタッフなどの情報が載っています。

しかし、表題曲「何度目の青空か?」MVをフル公開し、カップリング曲をすべて音源公開しているのは、発売日までにシングルの話題性を高め、CD、ダウンロード、有線などの楽曲セールスにスタートダッシュを掛けるためです。

であれば、出せる情報は、一箇所で、集中的に出した方が、盛り上げ効果が高い。

スポンサーである楽天に配慮して、アンダーセンターが誰かを、「のぎ天」で発表するのは良いとしても、その後すぐに、乃木坂公式サイトで、アンダー曲「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」について、参加メンバーや制作陣を明らかにして、さらに、井上小百合を始めとするメンバーがブログで、曲やMVについてのコメントを披露するべきだと思います。

その他の曲についても、ラジオで音源公開したら、すぐに公式サイトとメンバーブログで、曲やMVに関する情報を発信する。

そうすれば、ネットニュース、テレビ番組、新聞雑誌などの紙媒体が、記事を書きやすくなって、乃木坂の情報が巷に溢れる可能性が高くなります。


記者からすれば、色んなところで情報を小出しにされても、乃木坂専属でもない限り(笑)、いちいちチェックしないだろうし、公式サイトに載らなければ、記事で取り上げていいのかどうか、躊躇する面もあるでしょう。

ツイッターが成功しているのは、情報が一箇所に集まっていて、非常に便利だからで、ジャンルごとに違うURLに飛ばなければならないとしたら、これほど人気にはならない。

シングルの最新重要情報は、乃木坂公式サイトを見ればすぐに全部分かるという状態にすれば、現在より遥かに多くの記事やニュースが出てきて、大きな宣伝効果になると思います。


とくに、分からないのは、曲やMVを先行公開しているのに、作曲者編曲者や企画監督の情報を発売日まで出さないケースが結構あることです。

その作品を誰が手掛けたかは、もっとも重要な情報で、ラジオやYouTubeで曲やMVを公開したら、それと共に明らかにするのが普通であって、シングル発売日まで秘匿する理由が見えません。

作曲者編曲やMV制作者の名前が公式サイトから出れば、過去の作品との関係性が話題になるかもしれないし、その人物の芸能界での知り合いが何かコメントしてくれるかもしれない。

勿体ないです、情報を出すだけで、作品を盛り上げるチャンスが広がるのに。


10枚目シングルのMVは、表題曲「何度目の青空か?」MVを無料でフル公開したものの、その後は、カプリング曲「転がった鐘を鳴らせ!」MVの予告編を流しただけで、「私、起きる。」と「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」については、予告編すらどうなるのか分かりません。

いつもであれば、表題曲MVに始まり、カップリング曲MVを順次フル公開することで、それぞれの曲に注目が集まり、テレビの早朝ワイドショーで紹介され、ファンの感想やネット記事が出てきて、発売日に向けて、だんだん盛り上がっていく感じがありました。

さらに、MVが公開されると、少なくとも参加メンバーは分かるので(笑)、「ああ、この曲はこういう感じか」と、収録4曲の選抜アンダーへの割り振りが見えてきて、シングル全体のコンセプトが伝わってきました。


ところが、今回は、断片的な情報が、色んなところから出てくるので、信憑性を含めて整理するのが難しく、未だに10枚目シングルの全体イメージがはっきりしない気がします。

私のように、かなり注意して情報を追っていても分かりづらいのだから、多くの人にとって、10枚目「何度目の青空か?」は、漠然としていて、かつ関連するネット記事もあまり見かけないシングルという印象になっている危険があります。

初回限定盤のセールスにとって、宜しくない状況です。


HKT48の4枚目「控えめI love you!」は、発売第1週の木曜日までオリコンデイリーが発表され、現在、累計で14万5千枚になっています。

前作初動が27万7千枚なので、ちょっと低いんじゃないかという声が上がっていて、一方、いやいや個別握手会の未発送分がこれから計上されるという意見もあり、結構、ファンの間で売り上げに関する議論が盛り上がっているようです(笑)。

個別握手会の完売状況をざっと調べてみましたが、前作と比べて、完売部数が大幅ダウンなんてことはなく、結構、好調に見えます。

そうなると、個別での売り上げが前作を大きく下回っている可能性は低いので、特定販売CD、つまり劇場盤のセールスは20万枚は期待していいと思うのですが、どうでしょう?(笑)。

握手会応募日程の前作との比較など、細かく検討したわけではないんですが、大量のキャンセルが出たとか、完売1部当たりのCD枚数が変わったなど特別なことがなければ、個別売り上げはそうそう急激には変化しないと思います。


ただ、「控えめI love you!」の店頭販売に関しては、木曜日が7千枚だったこともあって、ちょっと不安な面があります。

来週発表のサウンドスキャン第1週が出てからの話ですが、ミニライブ中止で全国握手会が転機を迎えるなか、HKT48の通常盤セールスは乃木坂にも関わってくることで、前作と比べてどうなるのか、個人的に非常に注目しています。

10枚目のシングルについて、乃木坂運営も、おそらく、同じような不安を抱いていると思います。

「転がった鐘を鳴らせ!」MVをフル公開せず、予告編に留めたのは、初回限定盤セールスへの危機感からじゃないでしょうか。


しかし、情報を出し惜しみするのは、逆効果だと思います。

もちろん、MVをフル公開するかどうかなど、どの情報を出して、どの情報を出さないという判断には、色んな考え方があると思いますが、どんな情報であれ、出すのであれば、乃木坂公式サイトという一箇所から、一気に流すべきです。

分散して、小出しにすると、取り上げる記事が少なくなり、感想を書くファンもまばらになるので、せっかくの情報がすぐ薄まってしまって、多くの人に届かず、出してないのと同じになってしまいます。

情報を上手く出すことによる新曲プロモーションを、もっと意識して欲しいです。


来週の木曜日に「何度目の青空か?」個別握手会第8次応募終了時点での完売状況が判明します。

第9次後の完売状況は、10月9日(水)に分かるので、第8次後が、オリコン初日が発表される前の最終情報であって、そこから初動算入される個別売り上げ分と店頭販売分を予想してみようかと思っています。

その際、もっとも焦点になるのは、初回限定盤セールスで、前作11万枚からどのくらい変動するかという点です。

「心のプラカード」は店頭販売第1週が前作の半分以下になり、AKB48のブランド力に陰りを感じさせるほど厳しいセールスになっています。

乃木坂には独自のブランド力があると信じたいので、全国握手会の日程すらまだ発表されてないけど、何とか前作並み、悪くとも、小幅減少に留まることを願っています。

しかし、運営の新曲情報の出し方を見ていると、どんどん予想が弱気になっていきます(笑)。


千秋楽の神宮ライブでの「何度目の青空か?」初披露へ向け、全国ツアーで生田絵梨花を救出する企画を行なっている矢先、HTCのメディア向けカンファレンスで、その舞台パフォーマンスがフルで先行公開されました。

乃木坂の運営は、新曲キャンペーンに際して、スポンサーやテレビ・ラジオ局へ、あれこれ細かい配慮をしているのだと思います。

しかし、シングルを買うのは、スポンサーでも、メディアでもなく、一般のファンなのだから、ファンを重視した新曲キャンペーンを打たないと、楽曲セールスが伸びる筈ありません。

そして、ファンが盛り上がらなければ、HTCも楽天も、テレビもラジオも、結局、乃木坂に関わるメリットは激減します。


「組閣」「総選挙」への参加が典型例ですが、ファンが受け入れづらいことを強引に進めても、結局、関係者のほとんどが損をします(笑)。

新曲情報の公開も、ファンの気持ちと利便性をしっかり考えて、多くのファンが素直に盛り上がれるようなやり方で、進めて欲しい。

関東ローカルのラジオ番組で新曲を流して、聴けなかったファンや地方のファンは、非公式サイトで音源を確認するしかないなんて、あまりにファンを軽視した姿勢じゃないでしょうか。

乃木坂の運営が、ファンより、スポンサーやメディアの方がずっと重要だと考えているのだとすれば、乃木坂46に未来はないと思います。

乃木坂がここまで人気を上げてきたのは、ファンのことを心から大事にするメンバーの気持ちがあったからこそで、運営がそれを無にするようなことをしちゃ、いけませんよね(笑)。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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