ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

『Documentary of 乃木坂46』公開延期を巡る疑問、「別プロジェクト」は映画キャンペーンか? [27Apr15]

2015-04-27 18:00:00 | 芸能
乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組

[地上] 月曜夜7時
4月27日(月) 19 : 00 ~ 21 : 48 テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
高山一実が出演。カンニングの竹山隆範が先生として登場、借金の怖さを語るそうです。上記の放送枠は、『ぶっちゃけ寺』『しくじり先生』『Qさま』の三番組合体させた作りになっているようで、かずみんが何時に登場するのか分からないので、ご注意下さい。
『しくじり先生』番組公式サイト

[CS] 火曜夜8時30分
4月28日(火) 20 : 30 ~ 21 : 00 スペースシャワーTV『乃木坂46 MUSIC VIDEO SPECIAL』
多分、MV特集(笑)。
スカパーの乃木坂関連ページ

[BS] 木曜夜9時
4月30日(木) 21 : 00 ~ 22 : 00 NHK BSプレミアム『キワミコトノハ得心寺』
高山一実が出演。少数の人しか知らない専門用語「極み言の葉」がテーマの新感覚バラエティ。司会は小島瑠璃子。
NHK公式の番組紹介サイト
高山一実の2015/04/20_23:12ブログ

上記以外の乃木坂出演番組については、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



『乃木坂の「の」』でのMC星野みなみは、3回目にして、随分と様になってきました。

ゲストが気心の知れた生駒里奈と桜井玲香だったので、緊張が和らいだ面はあると想うけど、お便り紹介で、ラジオネームと本文を、初回に比べると、かなりスムーズに読めてました。

こういった基本部分をクリアしてくれれば、スムーズに聴けて、癒し効果抜群の可愛い声に、気持ちを集中出来ます(笑)。


MCというより「みなみの部屋」だった『乃木坂の「の」』

ただ、MCっぷりは、声と違って、なかなかの豪腕タイプです。

乃木坂に入って4年、大人になったと思う点はありますか?というリスナーからの質問に対して、いきなり、メンバー数に4回の誕生日を掛けて、これまで食べてきたケーキの全数を計算し始め、MC自ら、話を脱線させる荒技を繰り出していました(笑)。

乃木坂は1期だけでも30人はいるので、100個以上の誕生日ケーキをみんなで食べたことになるんですが、星野さんには、それがイタく心に響くらしく、「もう1人で、1ホールくらいは食べてるんだよ!」と、なぜか興奮していました。

まあ、1ホールといっても、4年間でだから、ダイエット的には、そんなに騒ぐことではないけど、積もり積もっての1ホールが、みなみのツボに入ったんでしょうか(笑)。


このままケーキトークを続けても、リスナーの質問に一切答えてないことに思い至ったのか、その後、本来のテーマである、自分が大人になったと感じた瞬間に、MCとして、話を持っていきます。

しかし、今度は、そういえば、この前、ミョウガとキュウリとカツオを食べた!と、これまた食べ物ネタをぶっ込んできます(笑)。

「挑戦する気持ちを抑えられなかった」と、エベレスト登頂に成功したくらいの偉業達成感を漂わせながら、「これはもう大人でしょ、ミョウガだよ、ミョウガ」とばかりにグイグイ押してくる。

みなみと仲が良い生駒とキャプテンも、さすがに感動を分かち合うことが出来なかったのか、ラジオでも分かるほど、引き気味の表情になって、「みなみは可愛い~」と、ひたすら無難な逃げを打ってました(笑)。


もしゲストが、ブログの80%以上を食べ物の話で埋め尽くす堀未央奈だったら、食べ盛りティーン同士の凄まじいフードトークが炸裂しそうで、堀ちゃんの登場が楽しみです。

緊張してると言いながら、結局、ラジオを隅から隅まで、星野みなみ色に染め上げていく辺り、類い稀なるスター性を感じさせます(笑)。

もはや『乃木坂の「の」』MCというより、「みなみの部屋」という風で、生駒ちゃんと桜井さんは、靴を脱いで、みなみのプライベートルームにお邪魔している雰囲気になってました。


ところで、番組最初のお便りに、乃木坂で桃太郎をやるなら、生駒里奈が犬、永島聖羅が猿、そして伊藤万理華がキビ団子というネタがあり、生駒ちゃんが、自分は日本犬っぽいからと、大いに気に入って、後半のトークで、さらに配役を話し合うことに。

ここで、みなみが、キビ団子はたくさん必要だからと言い出して、まりっかだけでなく、何人ものメンバーをまとめて団子にしようとしてました(笑)。

自分自身は、桃太郎に助けられるお姫様あたりに、脳内で決定していたのかもしれない(笑)。

ただ、この話、桃太郎役を誰にするのか?で、三人とも思惑が交錯しまくって、言葉が出なくなり、なんとなく終了となりました。

でも、桃太郎いない問題は、簡単に解決出来ます、劇のタイトルを『桃太郎、鬼退治やめるってよ』にしちゃえば良いんですよ(笑)。


星野みなみMCの『乃木坂の「の」』は、過去に例のないほど、超アットホームなプライベートラジオで、リスナーは、みなみが自分の部屋で友達とおしゃべりしているのを、聴いているような気分になります。

『プリンシパル trois』で劇場空間をみなみ色に染め上げたように、たった3回目にして、ここまでラジオ空間を支配してしまうのは、さすがのオーラで、やはり星野みなみは只ものではないっす(笑)。

これから、色んなメンバーが「みなみの部屋」にやって来て、どういうトークが花咲くのか、期待は膨らむばかりです。


『DOCUMENTARY of AKB48』の延長線上に位置する『悲しみの忘れ方』

みなみのトークが心地よく面白かったので、つい前置きが長くなってしまいましたが(笑)、今日は、5月公開予定だった映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が、なぜ7月10日(金)まで延期となってしまったのか、その理由と影響を考えてみたいと思います。

秋元康企画、丸山健志監督によるこの映画は、以下のように、2011年から制作されている『DOCUMENTARY of AKB48』シリーズの延長線上にある作品です。

2011年1月22日(土)公開
DOCUMENTARY of AKB48
to be continued
10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?

製作総指揮:岩井俊二 企画:秋元康 監督:寒竹ゆり

2012年1月27日(金)公開
DOCUMENTARY of AKB48
Show must go on
少女たちは傷つきながら、夢を見る

企画:秋元康 監督:高橋栄樹

2013年2月1日(金)公開
DOCUMENTARY of AKB48
NO FLOWER WITHOUT RAIN

少女たちは涙の後に何を見る?
企画:秋元康 監督:高橋栄樹

2014年7月4日(金)公開
DOCUMENTARY of AKB48
The time has come
少女たちは、今、その背中に何を想う?

企画:秋元康 監督:高橋栄樹


『DOCUMENTARY of AKB48』は、公開前1年の間に起こった出来事を題材にした映画で、例えば、2013年の『少女たちは涙の後に何を見る?』は前田敦子の卒業、次の2014年『少女たちは、今、その背中に何を想う?』では大島優子の卒業が扱われています。

2014年までは、AKB48の映画として作られていましたが、2015年は、SKE48、NMB48、HKT48の各「支店」と乃木坂46の4グループに関して、同様の映画がそれぞれ制作される流れになっています。

2015年2月27日(金)公開
アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48
企画:秋元康 監督:石原真

2015年7月10日(金)公開予定
悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46
企画:秋元康 監督:丸山健志
映画の公式サイト

2015年8月公開予定
DOCUMENTARY of NMB48

2015年11月公開予定
DOCUMENTARY of HKT48

2016年公開予定
DOCUMENTARY of AKB48


つまり、7月10日(金)に公開される乃木坂の映画は、AKB48が2011年から始めたプロジェクトの一環になっている。

従って、異例の公開延期を考えるとき、『DOCUMENTARY of AKB48』がどういう経緯を辿り、どう評価されてきたかを念頭に置く必要があります。


2011年から2014年までの4作品は、いずれも、ほとんどすべての都道府県に渡る100箇所以上の映画館で上映され、文字通りの全国ロードショーとなっています。

しかし、興行収入や1シアター当たりの観客動員数は、回を追うごとに減少しているようです。

2014年の第4弾公開を、従来の新年早々ではなく、7月にしたのは、2013年大晦日のNHK紅白歌合戦で卒業を発表した大島優子が、実際にAKB48を離れる6月までの期間を、映画に盛り込みたかったからだと思いますが、作品が際立った興行成績を挙げたという威勢の良い話は聞こえてきません。


映画公開延期の理由は、作品の質向上という、純粋に制作側の都合なのか?

まあ、激動の1年と言っても、毎年同じようなドキュメンタリーとなると、ファンが徐々に飽きてくるのは避けられません。

さらに、21枚目「Everyday、カチューシャ」や22枚目「フライングゲット」をリリースした2011年以降、AKB48は本格的なヒットから遠ざかり、グループの人気そのものも、2012年の前田敦子卒業を境に、長期低落傾向を示すようになっています。

従って、この映画シリーズの興行成績が伸び悩んだとしても、さほど不思議なことではないと思います。


こういう経緯であれば、シリーズを一度止めて、手法を見直すのが通常のやり方です。

ところが、SKE48、NMB48、HKT48の「支店」や乃木坂46が対象であれば、新しい映画になるという発想なんでしょうか、2015年は、同じDocumentaryの手法で、これら4グループに関して、1本ずつ映画を作るプロジェクトを始めた。

新潟にNGT48を新設するのと同じ、拡大路線を突っ走る、強気の方針です。


このように、乃木坂の今回の映画は、『DOCUMENTARY of AKB48』の人気が下がりつつある中、シリーズの延長として公開されるわけで、こういう映画を作る必要があるのか、採算は取れるのか、いろいろ疑問符を付けたくなる点があります。

AKB48の運営は、仕掛けるイベントにおいて、規模を大きくして派手に見せることを優先し、実質的な収支をあまり重視していない印象があって(笑)、そういう観点からも、『DOCUMENTARY 』シリーズに関わって大丈夫なんだろうか、という一抹の不安を持っていました。

そのため、公開延期を知って、驚くと同時に、非常に心配になっています。


映画館側は、5月公開であれば、それに合わせて準備を行ない、上映する体制を整えて待っている筈なので、良いものを作るために、もっと手を加えたいといった、純粋に制作側の都合で、しかも直前の4月下旬になって、公開延期を発表するなんて、普通はあり得ないと思います。

何か、経済的な理由が絡んでいるのではないかと、別の可能性を考えたくなります。

例えば、ディズニー映画や日本アニメなどの人気作品が、ゴールデンウィークを目指して封切りラッシュを迎えるため、乃木坂の映画を上映してもいいと手を挙げるシアターが極めて少なく、公開時期を遅らせることにした。

あるいは、公開後のDVD化、ブルーレイ化に関して、もっと内容を盛り込まないと、これでは売れないと、スポンサーがダメ出しをしてきた。

とにかく、映画館にせよ、スポンサーにせよ、お金を出す側が難色を示しているのなら、まだ理解出来るのだけど、もっと良いものを作りたいからと納期を伸ばすクリエイターなんて、映画科学生の卒業制作でもないんじゃないかと(笑)。

7月10日(金)に公開と決まったのに、上映するシアターの名前がまだ出てないのも、気になるところです。

ちなみに、2月27日(金)に公開された『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』は、全国ロードショーとは言え、さすがに上映館数はAKB48ほどではなく、小規模な展開に留めているようです。


気になると言えば、『Documentary of 乃木坂46』よりさらに気になっているのが、伊藤万理華主演の『アイズ』です。

2015年6月公開予定
アイズ
原作:鈴木光司 監督:福田陽平
主演:伊藤万理華
ツイッター公式アカウント

2015年8月1日(土)
コープスパーティ
監督:山田雅史 脚本:赤松義正
主演:生駒里奈
シネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー+ ニコニコ生放送同時公開
映画『コープスパーティ』の公式サイト


『リング』『らせん』で有名な鈴木光司氏が原作のホラーで、まりっかの演技が好きなので、個人的にぜひ観に行きたいと思っているのですが、6月公開予定なのに、まだ封切りの日付も上映シアターも発表がない。

実は、生駒里奈主演の『コープスパーティ』は、8月1日(土)にシネ・リーブル池袋ほかで公開と発表されています。

ニコニコ生放送で同時公開なんて、思い切ったことが、しらっと付記されているけど(笑)、とにもかくにも、シネ・リーブル池袋さんは、確実に上映してくれるわけで、生駒ちゃんがスクリーンに登場するのは間違いありません。

まりっかの『アイズ』は、『コープスパーティ』より2ヶ月早い公開の筈で、そろそろ前売り券なんて話が出ていいんじゃないかと思いますが、どうなっているんでしょう。

まあ、原作が鈴木光司なので、予定通り6月に公開されるだろうけど、『Documentary of 乃木坂46』がドタドタしているので、ちょっと心配になります。


「別プロジェクト」は映画キャンペーンなのか?

さて、十福神は「別プロジェクト」のため、6月中下旬の舞台『じょしらく』には参加しないと発表されています。

ところが、最近、若月佑美が、公式ブログに、

乃木坂46はじょしらくがありますし、
そちらも絶対見に行かなきゃ!


みんなに嫌がられるかもだけど
個人の勉強の為に
稽古を見学にも行かせてもらうつもり!笑

と書いている。

若月佑美の2015/04/22_15:00ブログ

これを読んだとき、『You!「じょしらく」出ちゃいなよ!』と、思わずつぶやいてしまった(笑)。

「別プロジェクト」があるので、福神メンバーは、公演中、東京にはいないのかと思ってましたが、観劇出来るのであれば、そのとき、ちょっとだけでも舞台に上がれば、大いに盛り上がるんじゃないかと。

まあ、若様は主演舞台『ヴァンパイア騎士ナイト-Revive-』がすぐ後に控えているので、無理しない方がいいけど、他の福神メンバーも同じく、渋谷に行けるのなら、「じょしらく」に絡める気がするんですが。


一方、では、福神の「別プロジェクト」って、何じゃらホイ?となります(笑)。

あくまで憶測に過ぎないんですが、5月に公開予定だった『Documentary of 乃木坂46』のキャンペーンが、「別プロジェクト」だったんじゃないかと、ちょっと疑い始めています。

公開された映画の一部を見ても、選抜常連が中心となる作品のようで、福神メンバーがロードショーの開始に合わせて、全国を飛び回るのは、多くの映画出演者が普通に行うことです。

また、DVDやブルーレイを発売するのであれば、福神メンバーだけが絡む特典を付け、そのイベントを「じょしらく」の期間に開催することも可能でしょう。


しかし、現実には、先週行なわれた11枚目「命は美しい」個別握手会第14次応募に、他の特典イベントの応募が重なることはなく、「別プロジェクト」に関しても音沙汰がなく、桜井玲香がツイッター並に短い平和なブログをアップし(笑)、春爛漫の気持ち良い日々を、のんびりと過ごす雰囲気になっているような。

5月公開が7月に延びたので、5月6月に予定していた映画キャンペーンという「別プロジェクト」がなくなって、乃木坂に穏やかな春が来ている、ってことなんでしょうか?笑

ただ、「別プロジェクト」が何であれ、グループ初の映画が公開となると、それなりに宣伝を行なう必要があるわけで、「延期」によって、福神メンバーの予定が少し楽になったのは、事実かもしれません。


山本美月が上った理想的な映画主演への階段

乃木坂の映画に関して、個人的な意見を述べると、芝居の経験がほとんどないメンバーを、いきなり主演に据えるのは、あまり感心しません。

それは堀未央奈のセンター抜擢と同じで、過大な負担を掛けてしまって、本人の成長に、かえってマイナスになる怖れがある。

先日、NHKのトーク番組に、山本美月が出ていました。

シリアスな警察ドラマ『64(ロクヨン)』で、主役のピエール瀧とぶつかりながらも、成長していく若き女性広報官を演じていて、ドラマの宣伝を兼ねたトークバラエティへの出演でした。


山本美月を女優として初めて認識したのは、橋本奈々未がレギュラー出演した『SUMMER NUDE』(2013)です。

派手なルックスのクオーターのモデルで、恋愛に大胆なんだけど、どこか陰のある役を好演して、なかなかの存在感を見せていました。

そのとき、山本美月が気になって、少し調べたんですが、モデルだった彼女の映画デビューは『桐島、部活やめるってよ』(2012)で、当時、21歳の大学生だったようです。

その後、明治大学農学部に通いながら、テレビドラマや映画でさまざまな役を経験、その一つが『SUMMER NUDE』というわけです。

2014年に大学を卒業、モデルと女優の活動に専念し、今年8月公開の映画『東京PRウーマン』で初めて主役を務めるそうです。

乃木坂の風 17Sep13 ~ 「SUMMER NUDE」終了!恋愛ドラマの難しさ、活躍した山本美月と橋本奈々未


乃木坂には、伊藤万理華や永島聖羅など、役者としての素質を感じさせる一方、ドラマや演劇などへの出演経験を、ほとんど持たないメンバーが何人もいます。

運営は、こういったメンバーを、優秀な役者とスタッフが集まるドラマや映画にコンスタントに出演させて欲しい。

山本美月のように、脇役から始めて、少しずつ演技の経験を積み、焦らず勉強していくのが、良い役者への近道じゃないかと。

そうそう、『シャキイズム』MVで見せたように、星野みなみも間違いなく素質があるので、ドラマなんかに出演させると、想像以上に大きな爪痕を残すと思いますよ、『プリンシパル trois』のように(笑)。


最後に、8月初めまでの重要イベント日程表を載せておきます。

(表) 11枚目「命は美しい」の特典などに関する重要イベントの日程

03月21日(土祝) 第1回全国握手会 in 京都パルスプラザ
03月27日(金) 『乃木坂46カフェ 2015 ~命は美しい~』 開店 in キュープラザ原宿7階
03月29日(日) 舞台『じょしらく』への出演者を決める公開オーディション (10福神は不参加)

04月05日(日) 第1回個別握手会 in 京都パルスプラザ
04月12日(日) 第2回個別握手会 in 東京ビッグサイト
04月14日(火) 『アンダーライブ 3rd』初日 in Zeppブルーシアター六本木
04月19日(日) 『アンダーライブ 3rd』千秋楽

05月02日(土) 第2回全国握手会 in パシフィコ横浜
05月03日(日祝) 第3回個別握手会 in パシフィコ横浜
05月06日(水祝) 第3回全国握手会 in ポートメッセ名古屋
05月10日(日) 『乃木坂46カフェ 2015 ~命は美しい~』終了  
05月24日(日) 第4回個別握手会 in パシフィコ横浜

06月07日(日) 第5回個別握手会 in パシフィコ横浜
06月14日(日) 第6回個別握手会 in ポートメッセ名古屋
06月18日(木) 舞台『じょしらく』初日 in AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)
チーム「ら」万理華 優里 星野 堀 山崎
チーム「く」高山 松村 井上 佐々木 中田
チーム「ご」中元 衛藤 北野 能條 飛鳥
06月28日(日) 舞台『じょしらく』千秋楽

07月01日(水) 若月佑美の主演舞台『ヴァンパイア騎士ナイト-Revive-』初日 in あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
07月05日(日) 『ヴァンパイア騎士ナイト-Revive-』千秋楽
07月09日(木) 11枚目発売記念スペシャルプレゼントの「サイン会」 in 都内某所
07月10日(金) 映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』公開初日
07月12日(日) 【第二章】 學蘭歌劇 『帝一の國』―決戦のマイムマイム― 東京公演初日 in AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)。井上小百合と樋口日奈がWキャストのヒロイン役で出演
07月20日(月祝) 『帝一の國』東京公演 千秋楽
07月25日(土) 『帝一の國』大阪公演 初日
07月26日(日) 『帝一の國』大阪公演 千秋楽

08月01日(土) 生駒里奈の主演映画『コープスパーティ』公開初日


こういう表を眺めると、やはり12th選抜発表は5月10日(日)か17日(日)、CDリリースは7月15日(水)というのが、現時点では、妥当なスケジュールに見えますね。

運営に、もの凄く異例なことをやるつもりがなければの話ですが(笑)。


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// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
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2013年11月 ~ 2014年6月
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2013年4月 ~ 2013年10月
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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白石麻衣と和田アキ子、生田絵梨花と小室哲哉、『水曜歌謡祭』で乃木坂に何が起こったのか [23Apr15]

2015-04-23 18:00:00 | 芸能
乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組

[CS] 木曜夜10時
4月23日(木) 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』初回
4月29日(水祝) 25 : 00 ~ 25 : 30 (再放送)
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める連続情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。初回ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場です。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ

[AM] 金曜深夜1時
4月24日(金) 25 : 00 ~ 27 : 00 TBSラジオ『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』
バナナマンMCのラジオ番組に高山一実、中元日芽香、西野七瀬が出演。
番組公式サイト
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[BS] 土曜朝11時
4月25日(土) 11 : 00 ~ 11 : 30 BS朝日『野球大好き!集まれ!侍ジャパン』
野球日本代表のトップチームを目指す若い選手達を、衛藤美彩を中心に乃木坂メンバーが取材するスポーツ情報番組。もともとwebで流れていたものが、月1回の不定期放送でBS朝日に登場です。次回は、5月2日(土) 9 : 00 ~ 9 : 30 となっています。
BS朝日公式サイトの番組紹介ページ
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上記以外の乃木坂出演番組については、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



昨日のフジテレビ『水曜歌謡祭』第2回、いや~、素晴らしかったです。

こんなに歌の上手い人が、こんなにたくさん出てくる歌番組は、そうそうないんじゃいかと思うくらいで、迫力のあるステージが目白押しでした。

とくに圧巻だったのは、平原綾香と藤澤ノリマサが歌った「希望の歌~交響曲第九番~」(2010, 藤澤ノリマサ)で、声量、声域ともに、ポップスというより、オペラの世界に入っていて、聴いていて呆然とするくらい、感動しました。

クラシックを基礎とする二人の歌唱力は、スケールが桁違いで、ステージ袖で観ていた生田絵梨花が、大きな瞳を、さらに大きく開いて(笑)、呆気にとられたような表情で、曲に聴き入っていたのが印象的でした。

私も、歌の最後、平原綾香が発した超高音は、今までの人生で聴いた一番高い声で(笑)、人間は、可聴域ギリギリとすら思える、こんな高音が出せるんだと、鳥肌が立ちました。

また、バックコーラスの「水曜シンガーズ」の皆さんが、十分な声量でバッチリ揃った合唱を披露していて、上手いのなんの。

こういった強力なバックを背景に、高度な歌唱テクニックを駆使した二人のハーモーニーは、もはやJ-POPの歌番組というより、歌劇の盛り上がる一場面を観ているような、そんな錯覚に陥りそうでした。


これ以外のステージも、工藤静香とKのデュエットによる「愛が生まれた日」(1994, 藤谷美和子・大内義昭)はしっとり聴かせ、一青窈とFlowerの「渚のシンドバッド」(1977, ピンクレディー)は楽しく弾み、和田アキ子&三浦大知&平原綾香&さかいゆうの4人での「ロンリー・チャップリン」(1987, 鈴木聖美 with Rats&Star)はそれぞれの歌い手の個性が光っていました。

さらに、工藤静香&華原朋美&一青窈の「ロビンソン」(1995, スピッツ)は、秀逸な女性ボーカルが名曲に新しい息吹を与え、三浦大知とKによる「Automatic」(1998, 宇多田ヒカル)は、これほど迫力のある男性ハーモニーは初めて聴いたというレベルの傑作でした。

そして、止めが、平原綾香&信近エリ&Ms.OOJA&GILLEによる「Tomorrow never knows」(1994, Mr.Children)。

平原さんが入ると、ステージの格調とスキルが数ランク上がるような、そんな凄みがあるけど、彼女以外の3人の女性シンガーも、負けない表現力を持っていて、「どうするんだよ、このゴージャス感!」と叫びたくなるほど、素晴らしいコラボでした。

これほど声域と声量が充実していたら、男性歌手の曲だろうが、女性歌手の曲だろうが、独自の世界に引きずり込んで歌いこなせるので、新曲を聴いているぐらいの気分になりました。


度肝を抜くステージが、ほとんどノンストップで次々に披露されるので、歌の世界にどっぷり浸かった1時間という感じになって、若干疲れたけど(笑)、本当に楽しかった。

森高千里と渡部建のMCは、余計なトークがなく、シンプルに歌の素晴らしさだけで勝負する雰囲気が漂って、かえって好感が持てます。

初回スペシャルは視聴率が8%弱で、批判的な記事はあるようですが、私は、乃木坂が出なくても(笑)、毎週観ますよ、この番組。

歌い終わった平原綾香が、肩で息しているなんてステージ、見逃せないですから(笑)。


そうそう、「男と女のラブゲーム」(1986, 日野美香・葵司朗)と「別れても好きな人」(1979, ロス・インディオス&シルヴィア)を、門前仲町の飲み屋横丁である辰巳新道から、クリス・ハートと歌った安倍なつみが、思った以上に上手かったのには驚きました。

やはり、モーニング娘。は、きちっとした歌のトレーニングを受けていたんですね。

あと、NEWSの増田貴久が上手くて、実際、3曲にがっつりエントリーしていました。

ジャニーズからの参加は彼だけだったけど、これだけ歌えれば1人でも存在感は十分で、出演者が少なければ、歌唱力のある人を抜擢するといった戦略は、さすがのジャニーズです。


さて、そんな中、我らが乃木坂46からは、初回に続いて生田絵梨花と白石麻衣、そして新たに西野七瀬が出演しました。

披露したのは2曲。

1曲目は、「林檎殺人事件」(1978, 郷ひろみ・樹木希林)を、槇原敬之とAKB48の高橋みなみと一緒に、生田、白石、西野の三人で歌唱。

乃木坂メンバーのソロパートはなく、合唱のみでしたが、いくちゃんにとって、ピアノではなく、歌での参加は初めてですね。


2曲目は、番組最後の曲で、「夜空ノムコウ」(1998, SMAP)を、和田アキ子、一青窈、高橋みなみ、まいやん、なーちゃんの5人が合唱とハーモニーで歌い、いくちゃんはピアノ伴奏で、歌は弾きながら合唱部分に参加していたようでした。

肝心の出来ですが、白石麻衣は、前回、華原朋美に目の前で吹き出されてしまったときに比べると(笑)、今回は、音の迷いが小さく、まとまっていたと思います。

しかし、歌唱の基本が十分に出来ていないという点では、前回とほとんど変わらない印象を受けました。


ピアノで曲を弾く場合、どんなに流れるようなメロディであっても、1音符1音符、鍵盤を叩いて音を出し、それが集まったものが演奏になります。

歌も同じで、1音符1音符、正確に発声しながら、メロディを作っていく必要がある。

ところが、ある音階を、正確に発声するというのは、誰にでも出来るスキルではない。


よくボイストレーニングで、先生がピアノのキーを叩いて、それに合わせて歌い手が発声する練習がありますよね。

「ソルフェージュ」と言うそうですが、歌の上手い人は、これを正確にこなせる実力がある。

そのため、プロの歌唱は、楽器演奏と同じく、1音1音が、クリアに正しく発声され、それの連続体であるゆえに、シャープなキレ味がある。

ところが、私のような歌の下手な素人がカラオケをやると、1音1音を安定してキープ出来ず、ある音を一瞬取れても、すぐに音階が流れてしまって、勝手知ったる十八番であっても(笑)、プロ歌手のような、クリアでシャープな歌唱にはなりません。

白石麻衣の生歌は、もう2年近く聴いていますが、1音1音を安定して発声するという課題を、なかなか克服出来ていないと思います。


一人で歌う場合は、こういったカラオケ歌唱でも、何とか様になるけど、複数でのコラボとなると、音の流れた部分が、他の歌声と不協和になって、目立ってしまいます。

昨日の『水曜歌謡祭』では、「林檎殺人事件」と「夜空ノムコウ」の全員合唱パートで、歌の不揃い感が出てしまっていました。

まあ、この番組、出演している歌手が、桁違いにハイレベルな人ばかりで、合唱も信じられないくらい揃えてくるので、余計に気になる面はあります(笑)。

しかし、例えば、「林檎殺人事件」の最後、かなり高音のパートなんですが、おそらく高音に強い生田絵梨花だけが、槇原敬之と高橋みなみの合唱に参加していて、この部分はキレイにまとまっていました。

やはり、いくちゃんと、まいやん・ななせまるを比べると、音を正確に取ってキープする能力に差があるのだと思います。


「夜空ノムコウ」は、歌の出だし2フレーズ、「あれからぼくたちは」から「明日がもう待っている」までを全員で合唱しましたが、白石さんか西野さんが音を外していて、やや不協和音が発生していました。

とくに、初っぱなの音程と、フレーズ終わりのタイミングが厳しかった。

この合唱の直後、和田アキ子が、真顔でチラッと二人の方を見たので、やはり、不揃いが気になったのだと思います。

あるいは、リハーサルのときから、歌の入りが不安定になる癖を見抜いていたのかもしれません。


それから、和田アキ子と高橋みなみが順番に、ソロで1フレーズずつ歌い、次の

君が何か伝えようと にぎり返したその手は

を白石さんが主旋律で一青窈がハモる形で歌います。

さらに、「ぼくの心」から「しめつける」を、多分、まいやんとななせまるの二人で担当。

この部分、まいやんの音がやはり微妙に流れて、キレ味は物足りなかったけど、ハーモニーの場合は、主旋律が大きく響くので、一青窈と、それほど不協和にならず、何とか乗り切った感じになっていました。


ただ、問題は、その後です。

全員で合唱した次、

悲しみっていつかは 消えてしまうものなのかなぁ

を和田アキ子と白石麻衣がハーモニー。

しかも、主旋律が和田アキ子で、まいやんは苦手な高音でのハモりです。

この絶体絶命のピンチを救ってくれたのは、アッコさんですね(笑)。


まいやんの方に身を乗り出し、1音1音を区切って発声するよう、本番中に指導してくれた。

音が流れると、とくに高音では雑音化するので、「まだ行くな、まだキープ」と、手と表情でタイミングを教えてくれていました。

和田アキ子は、長年ホリプロにいて、数多くのアイドルを知っており、一緒に歌った経験が豊富なのだと思います。

まいやんの歌唱の問題点を見抜いて、音が流れるのを防ぎ、ハーモニーを何とか成立させた。

あまりに体を入れ込み過ぎたので、結局、手を恋人つなぎする状態になってしまったけど、これもステージを盛り上げる演出の一つとなり、歌唱を維持しつつ、アッコさんに「捕獲」されたまいやんという(笑)、美味しい話題までおまけに付けることが出来た。

本番のステージ上で、こういった機転が利くからこそ、和田アキ子という人は、長年、歌の世界に留まり続けることが出来ているのでしょう。


もし和田アキ子が、まいやんの手を取ってくれなかったら、高音のハモりが彷徨って、「うわ、下手だな、この人」という印象になってしまった危険があります。

それを未然に防いでくれた上に、歌い終わった後、拍手をしてくれて、さらに、番組エンディングでは、渡部に「捕獲」をいじられたとき、マイクは拾ってなかったけど、白石さんを指して「上手かった」としゃべっているように見えました。

もの凄く、気を使ってくれていて、正直、昨日のステージで、和田アキ子が少し好きになりました(笑)。

前回のステージで、華原朋美に笑われたので、白石麻衣の「名誉回復」を手助けしてくれたのかもしれません。


しかし、和田アキ子は、芸能界や歌謡界での地位が確立しているから、そういった余裕のある態度が可能なのだと思います。

多くの歌手は、自分のステージを最高のものにして、爪痕を残したいと必死なので、歌唱の一部を任せる相手は、出来るだけ上手い人にして欲しいと考えるのは、当然のことです。

乃木坂と平原綾香、どっちとコラボしたい?と訊かれて、乃木坂を選ぶ歌手は少ないでしょう(笑)。

従って、白石麻衣の「名誉回復」はある程度上手く行ったと思うけど、では、今後もコンスタントに呼んでくれるかというと、それは全然別問題になります。


乃木坂ファンとして、毎回、音を外さないか、タイミングを外さないか、コラボ相手に迷惑を掛けないか、ハラハラしながら歌を聴くのは、精神衛生上宜しくないので、昨日のような本格的音楽番組には、確実に音とリズムをキープ出来るメンバーを出演させて欲しい。

少なくとも、桜井玲香、衛藤美彩、川村真洋、中元日芽香、生田絵梨花の5人は、その能力を持っているので、ジャニーズがNEWSの増田貴久を投入したように、乃木坂もトップの歌唱メンバーを出すべきじゃないでしょうか。

そうしないと、結局、白石麻衣と西野七瀬の顔見せで終わってしまって、次のステージにつながっていかない怖れがあります。


ただ、生田絵梨花のピアノ演奏は、メキメキ評判を獲得しているようで、昨日のステージも、少なくとも、素人の耳では、完璧な出来に聴こえました。

さらに、最近、小室哲哉が生田絵梨花を盛んに褒めてくれていて、こういった大物が興味を示してくれれば、いくちゃんだけでなく、乃木坂の音楽番組への出演チャンスが広がる可能性があります。

実際、昨日の番組エンディングで、ピアノ演奏の感想を訊かれたいくちゃんが、

いや、私あの、リハのとき、小室さんに
何回弾いてもミスしないよねって、言われて
すごい本番緊張したんですよ
あっ、もうこりゃミス出来ないって

と述べていました。

小室氏は、いくちゃんをかなり気に入っているようです(笑)。

生田絵梨花のファンとして、小室哲哉に見つかったことは、とても嬉しいのだけど、我らが総合プロデューサー氏と二人で、AKB48Gを絡めた「プロジェクト」なんかを打ち出してくるんじゃないかと、一抹の不安を覚える部分があるっちゃあります(笑)。

昨年、乃木坂が「組閣」と「総選挙」に巻き込まれたことで、若干、ナーバスになっているのかもしれません(笑)。

しかし、いくちゃんと乃木坂の音楽的飛躍のために、間違いなくプラスになる出会いなので、前向きな気持ちで、大いに評価したいと思っています。


結局、次のステージをゲットするためには、歌唱において、生田絵梨花のピアノのような、共演者やスタッフを唸らせるキレ味のあるパフォーマンスが不可欠で、それがなければ、いつまで経っても、音楽番組での出演時間は伸びていかないと思います。

Flowerは、次回の『水曜歌謡祭』に、三週連続で出演するようで、歌とダンスの実力が認められていることが、よく分かります。

乃木坂も、歌唱メンバーを厳選して出演させ、歌い終わった後、コラボ相手と、「拍手」ではなく、「握手」出来るような、そんなステージを作って欲しい。


何はともあれ、まいやん、なーちゃん、いくちゃん、昨日はお疲れ様でした。


関連サイト

『水曜歌謡祭』番組公式サイト


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乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組

2015-04-22 12:00:00 | 芸能
レギュラー出演番組リストの後に、近々放送予定の注目番組を載せています。

// 乃木坂メンバーがレギュラー出演するテレビ・ラジオ番組

(日曜日)
[地デ] 毎週日曜 10 : 00 ~ 10 : 30 NHK Eテレ『将棋フォーカス』
毎週木曜 15 : 00 ~ 15 : 30 (再放送)
伊藤かりんが総合司会を務める将棋番組。4月5日(日)にスタート。
『将棋フォーカス』番組公式サイト

[AM] 毎月奇数週の日曜 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組。中元日芽香が毎月1週目、3週目の奇数週にアシスタントを担当。このとき、他の乃木坂メンバーもゲストで出演。初回は4月5日(日)で、生駒里奈が登場。番組自体は毎週放送。
『らじらー!』の番組公式サイト

[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

[地デ] 毎週日曜 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂工事中』
『乃木坂って、どこ?』の後継番組。4月19日(日)から、バナナマンのMCでスタート。
テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

(月曜日)
[FM] 毎週月曜 20 : 00 ~ 23 : 00 NACK5『The Nutty Radio Show おに魂』
斉藤優里がバカボン鬼塚と共にパーソナリティを務める人気のラジオ生放送番組。
NACK5公式サイトの番組紹介ページ
『おに魂』の公式ブログ

(水曜日)
[FM] 毎週水曜 21 : 30 ~ 21 : 55 @FM (旧称 FM AICHI)『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
永島聖羅がパーソナリティで、マーナイス鈴木さんがアシスタントを務めるラジオ番組。スタジオではメガネを掛けてトークしているようです。首都圏では、何か工夫しないと(笑)、視聴出来ないかも。
@FMの番組公式サイト
メガネ赤札堂公式サイトの番組紹介ページ

[FM] 毎週水曜 24 : 00 ~ 24 : 30 bayfm78『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。4月1日(水)深夜からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ
乃木坂公式サイトの関連記事

(木曜日)
[CS] 毎月第4木曜 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』
(リピート放送) 翌週水曜 25 : 00 ~ 25 : 30、翌々週日曜 17 : 30 ~ 18 : 00
# スカパー視聴の場合、CS321の「スペシャルプラス」というチャンネルで放送。
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのこと。初回放送は4月23日(木)。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ

(金曜日)
[地デ] 毎週金曜 18 : 00 ~ テレビ東京『特捜警察ジャンポリス』
生駒里奈がオリラジ中田敦彦、足立梨花と司会を務める漫画雑誌『ジャンプ』の情報を伝えるバラエティ番組。
『特捜警察ジャンポリス』番組公式サイト

[FM] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。4月3日(金)からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ

[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと永島聖羅がDJのラジオ生放送番組。首都圏FMですが、radikoによるPC視聴は出来ないようで、その代わり、USTREAMがカバーしています。
『沈黙の金曜日』番組公式サイト
USTREAMの『沈黙の金曜日』視聴ページ

[地デ] 毎週金曜 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。
テレビ東京の番組公式サイト

(月曜日~木曜日)
[FM] 第3週月曜から木曜の毎日 22 : 15 ~ 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。毎月、第1週から第4週まで、週変わりで人気女性タレントがパーソナリティを務め、橋本奈々未が第3週目を担当する。4月20日(月) ~ 23日(木) にななみんが初登場。
『GIRLS LOCKS!』の番組公式サイト


// 乃木坂メンバーが出演する注目のテレビ・ラジオ番組

スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

====== 10月 (Oct) =====

[地デ] 10月31日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
先週に引き続き、星野みなみと北野日奈子が出演。

====== 11月 (Nov) =====

[地デ] 11月01日(日) 24 : 10 ~ NHK総合『MUSIC JAPAN
乃木坂46「今、話したたい誰かがいる」。10月7日(水)に「神奈川県・よこすか芸術劇場」で公開収録された、13th選抜によるステージライブが流れると思われます。

[地デ] 11月04日(水) 19 : 56 ~ テレビ朝日『ミラクル9
高山一実が出演。

[地デ] 11月05日(木) 23 : 15 ~ テレビ朝日『アメトーク
生駒里奈が出演。テーマは「世界野球プレミア12 侍ジャパン応援芸人」。

[AM] 11月07日(土) 27 : 00 ~ 29 : 00 ニッポン放送『乃木坂46 堀未央奈のオールナイトニッポンR』
6月に放送された『乃木坂46のオールナイトニッポンGOLD』の番組企画で、優勝した堀ちゃんがゲットした冠番組。ただ、放送時間が土曜超深夜、あるいは日曜早朝3時から5時なので、もの凄く遅くまで起きているか、もの凄く早起きするか、難しい決断になりますね(笑)。
乃木坂公式サイトの関連記事

[地デ] 11月19日(木) 19 : 00 ~ 日テレ『ベストヒット歌謡祭2015
大阪・フェスティバルホールで開催される読売テレビ・日本テレビ系の大型歌謡祭に乃木坂が出演。

# CSでは、同じ番組を何度もリピートして放送することが多いので、ご注意下さい。

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アンダーライブと『らじらー!』で飛躍する中元日芽香、乃木坂「ヒロイン」症候群と高山一実 [21Apr15]

2015-04-21 19:45:00 | 芸能
乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組

水曜夜7時57分
4月22日(水) 19 : 57 ~ フジテレビ『水曜歌謡祭』
毎週水曜日に生放送される歌番組の2回目。乃木坂から生田絵梨花、白石麻衣、西野七瀬が出演。
『水曜歌謡祭』番組公式サイト

[CS] 木曜夜10時
4月23日(木) 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』初回
4月29日(水祝) 25 : 00 ~ 25 : 30 (再放送)
# スカパー視聴の場合、CS321の「スペシャルプラス」というチャンネルで放送。
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める連続情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。初回ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ

上記以外の乃木坂出演番組については、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



アンダーメンバーの皆さん、6日間8公演のライブ、お疲れ様でした。

今回の3rdは、私も運良く千秋楽のチケットが取れて、六本木のブルーシアターに行ってきました。

噂には聞いていたけど、楽曲が次々と披露される、本当に、ほとんど休みのないノンストップ進行で、2時間半、立ちっぱなしでペンライトを振る、充実し過ぎの(笑)、楽しいライブでした。

1公演観ただけで、翌日、階段がキツかったくらいだから、メンバーの疲労は察するに余りありますが、ダンスや舞台さばきなど、良い経験を積めたんじゃないでしょうか。


3rdアンダーライブ ~ 二期生の成長と「次」を予感させた1期

感想を述べると、まず目についたのは、二期生の成長ですね。

2013年12月に武道館で開催したクリスマスライブでは、フリすら十分に入ってないメンバーが何人もいましたが、今回は、全員がちゃんと踊れていて、2014年から始まったアンダーライブが、二期生、とくに研究生のスキルを大きく伸ばしたんだなあと、観ていて感心しました。

とりわけ心に残ったのは、新内眞衣と佐々木琴子。

舞台を客席から観る場合、ダンサーのスキルが同じくらいであれば、身長が高く、手足が長い人のパフォーマンスがより目を引くのは仕方のないことなんだけど、この二人は、抜群のスタイルと派手なルックスを備えていて、ステージでひと際、輝いていました。


琴子さんは、以前は、基本的な動きがぎこちなくて、せっかくのビジュアルを生かし切れてなかった部分があったけど、今回のステージでは、ダンスに迷いが無くなってきて、持ち前のスター性がだんだん前面に出始めた気がします。

一方、まいちゅんは、どんだけ足が長いんだと驚くスタイルを駆使して、ロングのさらさらヘアを魅力的に振り乱し、大人の艶やかさを感じさせるダンスに仕上がっていました。

また、表情が自然で、緊張はしているんだろうけど、どこかに余裕があって、セクシー系癒しパフォーマンスってな風情で(笑)、良かったですよ。


それから、山崎怜奈がフリをしっかりマスターして、曲の解釈に迫るくらいまで完成度の高いダンスを見せていて、ん~、と唸ってしまった。

舞台『じょしらく』のオーディションに、二期生から選ばれたのが、堀未央奈、北野日奈子、佐々木琴子、そして山崎怜奈の4人だけで、れなちは、台詞が良く入っていたという、観覧された方のレポートがありました。

アンダーライブでのダンスも、かなり練習の跡を感じたので、多分、凄い努力家なんでしょうね。

よどみなくフリをこなす上に、身長が高いので、舞台栄えのするダンスになっていました。


乃木坂のパフォーマンスは、テレビの音楽番組など画面を通して観ることが多く、ダンスの印象が身長だけで決まるわけではありません。

初期フロントである生生星は、生田絵梨花は160センチあるものの、生駒里奈と星野みなみは150センチ台前半です。

しかし、先日、YouTubeでの再生回数が1千万回を越えた「制服のマネキン」MVにおける3人のダンスは、威風堂々というか、傲岸不遜というか、とにかくデッカいですよね、スケールが(笑)。

ただ、舞台で目立つというのは、大箱ライブでは重要なポイントで、新内眞衣、佐々木琴子、山崎怜奈は、ダンスに関して、このライブで、一定の爪痕を残したんじゃないでしょうか。

そうそう、生駒里奈がセンターだったときに散々直されたそうですが、ダンスでは、背筋を伸ばした方が、フリがキレイに見えると思いますよ。


1期メンバーのパフォーマンスを振り返ると、やはり川村真洋のダンスが桁違いです。

キレ、スピード、リズム感、どれを取っても別格で、ろってぃが前面で踊り始めると、彼女ばかり観てしまい、他のメンバーが目に入らなくなって、困ります(笑)。

音楽番組において、松井玲奈の代役で「命は美しい」のダンスに参加したときも、同じような「目が釘付け」状態になるわけで、彼女は、絶対に福神にするべきです。

1列目2列目に川村真洋を入れると、選抜のパフォーマンスレベルが一段階上がって、一般層へのアピール力が、全然、違ってくると思います。

ちなみに、公式サイトによると、ろってぃの身長は156センチだそうで、彼女ほどダイナミックなダンスを披露すれば、舞台でも、テレビでも、背丈に関係なく、観客を魅了出来るということでしょう。


それから、ダンスでは、中元日芽香と井上小百合が良かった。

歌の上手い人はダンスも上手いのは、当然のことですが、ひめたんはリズム感が抜群で、そこに可愛らしさもちゃっかり入ってきて、観ていて楽しい気分になる踊りでした。

井上小百合は、もう安定の上手さで、何と言っても、華があります、この人の佇まいには。

千秋楽前日の公演には、怪我で出られなかったそうですが、琴子がトークで言ったように、さゆにゃんの存在感はとても大きく、キレと柔らかさを両立させているダンスは、それがなければ、ステージ全体の印象が変わってしまう程だと思います。

舞台に井上小百合の姿を確認した時は、正直、チケット代を安く感じるような、得した気分になって、嬉しかったです(笑)。


それから、今回一番驚いた、というと失礼なんだけど(笑)、永島聖羅のダンスが良かった。

確か『乃木坂って、どこ?』で、ダンスが下手だといじられたことがあって、何となく、そういう先入観を持っていたのですが、いやいや、上手いですよ、永さんは。

あまり飾り立てない、シンプルなダンスなんだけど、しっかりリズムを刻んでいて、フリからフリへの間も、流れるようにまとめている。

せいらりんは、細身のスタイルと、人の心を揺さぶるような、個性的な美貌が魅力で、透明感のあるダンスがそれらを引き立て、素晴らしいパフォーマンスになっていました。


以前から思っているのですが、永島聖羅は体全体を含めた表情の作り方に、秀逸なセンスを持っていて、バラエティというよりは、女優に向いている気がします。

今の乃木坂では、「お笑い」担当的な扱われ方をしているけど、もっとドラマや舞台の仕事をこなすようにすれば、演技の才能が大きく開花するんじゃないでしょうか。

個人的には、永島聖羅は、若月佑美と並んで、将来、幅広い役柄を演じられる実力派女優になる力があると思っていて、今回のステージは、その片鱗を観た気がしました。

乃木坂の風 15Feb14 ~ コスプレ感が逆に生きた白石麻衣、一瞬で輝きを見せた永島聖羅 in 仮面ティーチャー
乃木坂の風 15Jan14 ~ 突っ込まれまくる永島聖羅、強烈ゆったんネタをぶっ込む衛藤美彩 in 「おに魂」
乃木坂の風 27Oct13 ~ 45人の永島聖羅、「らりんを探せ」が教える乃木坂派の魅力


歌唱については、基本的に「被せ」だったと思います。

ただ、ソロパートや二三人で歌うパートでは、生歌の比率を上げていて、曲によって、人によって、100%生歌があったかなどうかな(笑)、という感じでした。

気になったメンバーを挙げると、これはもう、中元日芽香です。

ひめたんは、MCをする声が、まず大きく通っていて、歌に入っても、そのまま伸びやかでボリュームのある歌唱になる。

音を取る能力、声の大きさや伸び、声域の広さ、やはり、中元さんが、傑出した歌唱力を持っているのは間違いないことで、川村真洋と共に、一刻も早く、福神入りさせるべきでしょう。


ライブに関して、欲を言うと、完全に生で歌う曲を、もっと聴きたかった。

例えば、「孤独兄弟」を、中元川村の二人で歌うとか、「君の名は希望」をアカペラで披露するなど、歌唱での見せ場が欲しかったですね。

出来るだけ全員で参加というコンセプトだったのかもしれないけど、中元日芽香という、乃木坂で一番歌が上手いメンバーがセンターなのだから、歌唱の魅力をもっと引き出すステージがあっても良かったかなと。


それから、今後も、ブルーシアターでライブを続けるのであれば、スタンディング禁止の回を作って、優先的に女性客を入れるといった措置を講じた方がいいかもしれない。

観客の皆さん、マナーが抜群に良くて、メンバーの発言を遮るようなコールはなかったし、推しタオルを掲げる場合でも、後ろの人に気を使っていて、感心しました。

ただ、スタンディングとなると、背の低い人は、どうしても前の人の隙間から舞台を観ることになって、思うようにステージが見渡せない。

ブルーシアターは、スタンディングを想定した劇場ではないため、客席の傾斜が緩やかで、全員が立ち上がって観覧するコンサートだと、視界を遮られる度合いが、かなり厳しいので、とくに女性で不満を感じる方は多いんじゃないでしょうか。

例えば、ある公演では、前から何十列をスタンディング禁止にするといった、観覧の工夫があると、もっと多くの人に「良かったよ、乃木坂のライブ」と言ってもらえて、ファン層の裾野が広がる確率が高くなる気がします。


『らじらー!SUNDAY』は、乃木坂の未来を切り開く、ファン必聴の「本気」番組

六本木でアンダーライブを観たあと、夜8時半から、星野みなみがMCを担当している文化放送『乃木坂の「の」』を聴き、さらに、9時から、中元日芽香がレギュラー出演するNHK第1『らじらー!SUNDAY』です。

千秋楽夜公演が終わって、NHKに駆けつけたひめたんは大変だったと思うけど、乃木坂ファンも、最近、結構忙しくなってきました(笑)。

『乃木坂の「の」』には、高山一実と深川麻衣が登場、ゲストにトークを任せるMCっぷりは、相変わらずだけど、前回に比べて、随分とみなみの原稿読みがスムーズでした。

二回目に入って、少し緊張がほぐれたんでしょうね。

このラジオは、星野みなみの声に癒されることが、最大の魅力になりつつあって、高山さん、さすがにトークが淀みないなあと感心しながらも、みなみのしゃべる時間が少なくなるから、かずみん、すいません、出来ればちょっと黙って、みなみにトークを回して欲しいと、つい思ってしまいました(笑)。

まあ、みなみがトークに入ってこないのが、一番の問題で、かずみん、みなみにもっと振ってあげて、なんてのは滅相もない要求だというのは、重々分かっております(笑)。

『乃木坂の「の」』番組公式サイト


その後、オリラジの中田と藤森がパーソナリティを務める『らじらー!SUNDAY』にチャンネル変更。

中元日芽香が登場したのは、9時半くらいだったかと思います。

ひめたんはアシスタントという肩書きですが、実際には、「中元日芽香の目指せセンター」というコーナーがあるほど、この番組は、ひめたん&乃木坂をフィーチャーする企画が目白押しで、ファンとしては、絶対に聴き逃せない、「冠番組」級の重要プログラムの様相を呈してきました。

しかも、今回のゲストは、ラジオ生放送が初めてという生田絵梨花で、何と、いくちゃんのピアノ伴奏で「君の名は希望」をひめたんと生で歌うという、夢のような超超有り難い企画。


ただ、二人のライブを告知する番組の公式ツイートに対して、100以上のリツイートがなければ、「君の名は希望」はなしで、その代わり、藤森慎吾が、あやまんJAPANと4年前に出した曲を、アカペラで歌うという、乃木坂ファンにとって、天国と地獄の二択が発表されます(笑)。

100リツイートは楽勝だと思ったけど、念のため「アレチボルト」のツイッターでも、リツイートしておきました。

まあ、私がリツイートしたとき、すでに800を越えていましたが、生田中元の初コラボを記念する気持ちで、1票入れておきました。


そして、スタジオに持ち込まれたグランドピアノの旋律で始まった「君の名は希望」は、本当に心に滲みた。

数々の大舞台で常に正確なピアノ演奏をこなしてきた、あの生田絵梨花が、出だしを少し間違えるという、かつてない緊張感の中で曲がスタート。

中元日芽香も「緊張しちゃって声震えちゃった」と自身のブログに書いているように、普段ほど声が出ず、テンポも速過ぎて、ピアノ伴奏を追い越してしまう場面がありました。

しかし、これこそ生歌の醍醐味です。

緊張のあまり、喉が思うように震えず、リズムも食い気味になりながら、それでも音を外さず、1曲をまるまる生で歌い切ってしまう。

十分な練習時間がない中、ここまで持っていけるのは、中元日芽香と生田絵梨花が極めて高い歌唱力を持っているからで、素晴らしい「君の名は希望」だったと思います。


歌い終わったとき、中田敦彦が、

プロの力を見たね
歌うことは出来ても
こんな風に歌うことは出来ない

と褒めていましたが、まさにその通りです。

ひめたんは、今後、どんどん歌番組に出演して、場数を踏んでいけば、これだけの素質を持った歌手なので、指数関数的にステージが良くなっていくでしょう。

乃木坂に与えられる生歌ステージは、フジテレビ『水曜歌謡祭』を見ても分かるように、ごく限られているので、生田絵梨花や中元日芽香のように、音感と歌唱力を備えたメンバーに、歌う機会を優先的に与えないと、いつまで経っても、乃木坂の歌は良くなりません。


『らじらー!SUNDAY』のスタッフが、前回に引き続き、中元日芽香に歌わせているのは、彼女の優れた素質をよく分かった上で、足りないのは経験値だけだと見抜いているのだと思います。

これは乃木坂全体にとって、非常に有り難いことで、ひめたんがブログに書いているように、

前回もそうでしたが
らじらー!スタッフさんは
いつも本気です。素敵すぎる。

本当に、この番組のスタッフは、中元日芽香をセンターにしようとしているんじゃないか、少なくとも、もっとも効果的なアプローチを仕掛けていると、2回聴いてみて、思いました。


「君の名は希望」は、後半、生田絵梨花が主旋律を歌い、中元日芽香がハモるパートがあって、ここでのいくちゃんの歌唱は圧巻でした。

多くのステージを経験している分、声がよく出ていて、音程も安定して正確で、完成度の高いプロのステージだった。

歌う前、いくちゃんが、「ライブで、外見はグランドピアノでも、中味が電子ピアノなんてことがあるけど、今日のは、本当のグランドピアノで凄い」とぶっちゃけていて(笑)、スタッフの「本気」度が伝わってきます。


ところで、その後、いくちゃんを交えてのトークになったのですが、中田と巻き舌対決をして、やり直しを要求したり、8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」のことを、自ら切り出したり、こんなにテンションの高い、饒舌な生田絵梨花は初めて見ました。

高校を卒業して、夜10時以降の生放送に初めて出演、「夜のテンション」のいくちゃんが、初めて公共の電波に乗って、ダイレクトに流れたということなんでしょうか(笑)。

ただ、彼女は、もともと、エネルギッシュな明るい性格で、『らじらー!』では、それが気持ちよく出ていた気がします。

聴いてて、めちゃめちゃ楽しかったので、こういういくちゃん、もっともっと見たいですね。


最後に、「また来たいです」と力強く言ってましたが、いくちゃん自身、とても楽しくて、手応えを感じたのだと思います。

中田敦彦は、乃木坂が隔週回であることを無視して、「毎週、この二人でいいんじゃない」と、とんでもないことをサラッと言ってましたが(笑)、いくちゃんとひめたんの、音楽性とトークの盛り上がりに、MCとしても、「これは行けるな」と思ったのかもしれません。

ん~、良いラジオだった。

ラジオって、さまざま可能性を秘めた、優れたメディアなんですね。

『らじらー!』番組公式サイトの関連ページ
生田絵梨花が出演した回の画像がアップされています。
中元日芽香の2015/04/21_00:06ブログ
中元日芽香の2015/04/17_23:48ブログ


握手会人気を左右する「ヒロイン」効果

11枚目「命は美しい」は、発売第4週目のオリコンランキングが約9千枚の10位と発表され、累計売り上げ枚数は、54万7千枚となっています。

現在の歴代最高は、10枚目「何度目の青空か?」の61万9千枚で、11枚目がこれを抜くためには、さらに7万枚以上を積み上げる必要があります。

しかし、個別握手会の総部数が、前シングルと比べて、200部近く少ないので、7万枚という数字は、かなり厳しいというのが正直な感想です。

11枚目がどこまで伸びるかは、12枚目個別握手会応募がいつ始まるかにも影響されるので、前作越えの成否は、今後の推移を見守るしかありません。


新しいシングルを担当する12th選抜の発表は、すぐそこに迫っている雰囲気があります。

中元日芽香は、アンダーライブ千秋楽のステージと公式ブログで、

私が2ヶ月半やってきた
11thアンダーセンターとしての務めも
これにて終了。

と、11thアンダーの活動が「終わった」ことを強調していて、12th選抜の発表はすでに行なわれたのではないか、と思いたくなります。


誰が選抜入りするのかを考える際の、一つの資料として、11枚目個別握手会における各メンバーの最新売り上げ順位表を見てみましょう。

(表1) 11枚目「命は美しい」個別握手会第12次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数) メンバー名

# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない。
# メンバー名は、「1期10」黒、「1期20」青、「2期」オレンジで色分け。
#「1期10」は、白石、西野、松村、橋本、秋元、深川、若月、生田、桜井、衛藤の10人。
#「1期20」は「1期10」以外の1期メンバー、「2期」は正規研究を問わず、二期生全員のこと。
#「*」は11th選抜メンバーで、続く(括弧)内の数字は何列目かを示している。
#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入。

[01] 30部/30部 (1.00; 02次) 西野七瀬*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 03次) 白石麻衣*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次) 深川麻衣*(2)
[01] 30部/30部 (1.00; 06次) 秋元真夏*(2) 橋本奈々未*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 08次) 衛藤美彩*(3)
[01] 30部/30部 (1.00; 10次) 若月佑美*(2)
[08] 30部/30部 (1.00; 11次) 生田絵梨花*(1)
[09] 27部/30部 (0.90) 桜井玲香*(2)
[10] 23部/30部 (0.77) 松村沙友理*(3)
[11] 23部/28部 (0.82) 齋藤飛鳥*(3)
[12] 10部/28部 (0.36) 伊藤万理華*(3)
[13] 07部/30部 (0.23) 高山一実*(3)
[14] 15部/22部 (0.68) 星野みなみ*(3)
[15] 09部/22部 (0.41) 堀未央奈*(3)
[16] 08部/22部 (0.36) 井上小百合
[17] 07部/22部 (0.32) 中元日芽香
[18] 06部/22部 (0.27) 中田花奈
[19] 05部/22部 (0.23) 斉藤優里
[20] 04部/22部 (0.18) 永島聖羅
[21] 03部/22部 (0.14) 生駒里奈*(2)
[22] 03部/16部 (0.19) 北野日奈子
[23] 02部/16部 (0.13) 新内眞衣
[24] 03部/12部 (0.25) 川後陽菜
[25] 02部/10部 (0.20) 伊藤かりん 山崎怜奈 渡辺みり愛
[28] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3) 樋口日奈
[30] 03部/06部 (0.50) 佐々木琴子
[31] 05部/05部 (1.00; 08次) 松井玲奈*(1)
[32] 02部/06部 (0.33) 鈴木絢音 寺田蘭世 能條愛未
[35] 01部/06部 (0.17) 川村真洋 和田まあや
[37] 00部/06部 (0.00) 斎藤ちはる 伊藤純奈


「1期10」メンバーは、西野、白石、深川、秋元、橋本、衛藤、若月、生田の8人が30部全完売で、桜井玲香が30部中27部完売で9位、松村沙友理は30部中23部完売で10位となっています。

30部中23部完売は、個人完売率が77%ということで、非完売の7部において、1枚も売れてない筈はなく、80%近く出ていると考えるのが妥当なので、さゆりんごも、担当30部ほぼ全完売と言っていいCDセールスです。

握手会主義の立場からすると、桜井松村を含めた10人の誰かがアンダーというのは、ちょっとあり得ないと思います。

もちろん、運営が方針転換を図れば、話は違ってきますが。


さらに、齋藤飛鳥は28部中23部完売で11位に入っていて、個人完売率82%という数字からみて、担当28部ほぼ全完売と見なしていいでしょう。

あしゅが、この好調を12枚目でも続けられれば、いよいよ「1期10」が「1期11」になる可能性があります。

握手会成績をこれほど伸ばしているメンバーを、運営が選抜に入れないわけがなく、齋藤飛鳥は12枚目に関して、よほどの事情がない限り、「安全圏」だと思います。


12位以降は、28部中10部完売の12位が伊藤万理華、30部中7部完売の13位に高山一実、22部中15部完売の14位に星野みなみがランクインしていて、推定売り上げ枚数から見ても、この3人が第2グループを形成している形になっています。

従って、普通に考えれば、万理華、高山、みなみの選抜入りは「濃厚」なのですが、12th選抜の総枠数や1期2期への枠配分によっては、誰かがアンダーという可能性がゼロとは言えなくて、次の選抜選考は熾烈を極めることが予想されます。

14位以降では、堀未央奈が、22部中9部完売と成績を伸ばして、15位に入っています。

星野みなみも68%の高い個人完売率を達成しており、「みなみおな+あしゅ」という有望若手枠が、11枚目で暗黙裡に設定されたことを考えると、14位のみなみと15位の堀ちゃんの同時抜擢が、12枚目でも続くかどうかが、選抜予想最大のポイントになると思います。


16位は井上小百合、17位中元日芽香、18位中田花奈、19位斉藤優里、20位永島聖羅と続きます。

ここで考えたいのは、なぜ「1期10」とそれ以外で、握手会人気に大きな差が出来たのかという点です。

乃木坂メンバーは美人揃いで、ここまでルックスレベルが高いと、誰が一番美しいかは、見る側個人の好みになるので、順位を付ける意味がありません。

ところが、白石麻衣や橋本奈々未は、高山一実や永島聖羅より美人であるという見方が、なぜか広く流布している。

これは、絶対的な尺度で、まいやんとななみんが、かずみんとせいらりんより美人であるというより、白石、橋本がグループ内で「美人」という役割を担っているからだと思います。


普通の女子高でもよくあると思うけど、同じメンバーで長く一緒に活動していると、「美人」を担うヒロイン役、面白いことを言って場を盛り上げる役、自由気ままに振る舞って「マイペース」と目される役など、さまざまな役割分担が発生します。

乃木坂の場合は、運営が清楚でおしとやかな美人をグループイメージに設定して、白石麻衣や橋本奈々未を早くから中核に据えたため、彼女たちが望むと望まざるに関わらずヒロインを担当することになった。

一方、高山一実や永島聖羅は、グループ内のムードメーカー的な役割をこなしていたので、「お笑い」担当の役を任されていった。


その結果、ヒロインに抜擢された中核メンバーは、ファンからも美人の主役と認められ、それ以外のメンバーは、ヒロインほど美人ではない脇役という暗黙のポジションが与えられてしまった。

そして、ヒロイン役のメンバーには、ドラマのヒロイン役やファッション雑誌のモデルなど、「美」を強調するタイプのメディア展開が用意され、一方、高山一実や永島聖羅は、バラエティ番組やラジオのMCなど、「笑い」を中心としたメディア展開を行なうことになった。

これらは、あくまでグループ内の役割分担であって、白石麻衣が「絶対的」に高山一実より美人ということを意味するわけではないのだけど、作られたイメージというのは強力で、時を追うごとに、「美人の白石、お笑いの高山」が固定されてしまった。

ただ、多くのファンが直接会いたいと思うのは、美人のヒロインであるため、グループの主役を任されたメンバーは、順調に握手会人気を伸ばすことに成功。

一方、高山一実は、バラエティで活躍すればするほど、ファンが「お笑いの高山」というイメージを固定化して、ヒロイン役から遠ざかり、CDセールスが伸び悩むという、シビアな現実に直面しているのだと思います。


個人的に、ライブなどで直接メンバーを見て、あまりの美しさに腰を抜かしそうになったのは、高山一実で、乃木坂No.1のルックスだと思っていますが、「お笑い」モードで振る舞うことが、テレビなどでの基本姿勢になっていて、その「美人」が生かされず、逆に、グループの盛り上げ役という立場を日々強化している印象を受けます(笑)。

ちなみに、No.2の美人は、永島聖羅じゃないかと(笑)。

また、黙っていれば、絶世の美女の部類に入る能條愛未と川後陽菜も、「お笑い」担当路線を突っ走っていて、『乃木どこ?』最終回の司会を任されるほど、活躍しているのに、握手会人気はなかなか伸びてこない。

一方、齋藤飛鳥と星野みなみは、以前は、年少組の「アウトサイダー」的な位置を占めていたのだけど、最近、グループへの関わりを強めていき、徐々に次期「ヒロイン」的な役を任されつつあり、それと同時に、急速に握手会でのセールスが伸びてきました。


握手会での人気は、塩対応、神対応など、ファンとの接し方に左右されるだけでなく、こういったグループ内での役割分担が、相当に大きな影響を与えていて、乃木坂物語のヒロインとして「主役感」溢れるメンバーにはファンが集まり易く、「盛り上げ役」を担っているメンバーは、ファンを呼ぶのに苦労する傾向があると思います。

個別握手会というのは、極めて特殊なイベントで、グループ内での役割分担や、運営の推し具合など、さまざまな因子によって、人気が左右されます。

従って、そこでのCDセールスは、各メンバーの人気を測る一つの指標といった程度に捉えるべきなのだけど、乃木坂の運営は、握手会人気こそ全てとばかり、ほぼ売り上げ枚数に従って、選抜メンバーを並べるので、ヒロイン役はよりセールスを伸ばし、そうでない役はさらに伸びなくなっていく。

「1期20」メンバーで個別握手会人気が伸び悩んでいる場合、こういった構造的な問題が背景に存在することがあると思います。


グループ内での役割分担に従って、ヒロイン以外の役で頑張ると、かえって握手会成績が落ちる可能性がある、そのことを無視して握手会主義を続けていたため、今の乃木坂は、ヒロインばかりの選抜になってしまっています。

そして、その弊害が端的に表れたのが『乃木どこ?』の終了だと思います。

ヒロインしか出て来ない舞台が面白くないように、ヒロインしか出て来ないバラエティが受けるわけがないんですね(笑)。

四番バッターばかりのチームや、エースばかりで中継ぎのいないチームが強いわけがないのと同じです。


むしろヒロインなんて、少数いればいいわけで、能條愛未、川後陽菜、永島聖羅をレギュラーにして、高山一実と番組の中心メンバーにしていれば、もっと違った展開になっていたかもしれない。

さらに、乃木坂というグループが、シングルを50万枚以上売り上げるのに、閉塞感が常に漂うのは、優等生のヒロインばかりを集めて、個性的な脇役を重視してこなかったため、物語に膨らみがなく、単調になっているからだと思います。

例えば、高山一実が「やっぱり結局、高山一実」というTシャツを着て、中心でブイブイ活躍するようなグループになれば(笑)、どこか息苦しい閉塞感を吹き飛ばして、一般層から幅広く支持されるアイドルへの道が開けるんじゃないでしょうか。


AKB48の運営は、ヒロインではない役の重要性をよく認識しているようで、指原莉乃を中軸に抜擢しているのは、その典型例でしょう。

さっしーは「美人」担当ではないと思うけど(笑)、彼女の面白さに、グループ存立の一端を置いていて、アイドルに何が必要なのか、よく知っている気がします。

そして、総選挙でも、握手会でも、指原莉乃が良い成績を収めるのは、AKB48ファンが、そういったヒロイン以外の魅力を、賛否両論ありながらも(笑)、どこかで了解しているからだと思います。

生駒里奈の個性、高山一実の個性、永島聖羅の個性、中元日芽香の個性。

綺羅星のごとく輝く、乃木坂メンバーの多様な個性を、「美人」グループという無個性なタイトルで、覆い隠さないで欲しいですね。


最後に、二期生の握手会人気を、完売部数順に見ておきましょう。

(表2) 11枚目「命は美しい」個別握手会第12次応募終了時点における二期生の完売部数による順位表

凡例
完売部数/担当部数 (完売率) メンバー名

[01] 09部/22部 (0.41) 堀未央奈*(3)
[02] 03部/16部 (0.19) 北野日奈子
[02] 03部/06部 (0.50) 佐々木琴子
[04] 02部/16部 (0.13) 新内眞衣
[04] 02部/10部 (0.20) 伊藤かりん 山崎怜奈 渡辺みり愛
[04] 02部/06部 (0.33) 鈴木絢音 寺田蘭世
[10] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3)
[10] 00部/06部 (0.00) 伊藤純奈


個人完売率50%でトップの佐々木琴子が存在感を増しています。

アンダーライブの舞台でも、傑出したオーラを発揮していて、琴子が選抜入りする可能性は、決して小さくないという雰囲気になってきました。

二期生に何枠割り振られるのか、その辺で大きく変わってきますが、12枚目では、初選抜メンバーが出現しても、全然不思議ではない状況だと思います。


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// 注目の乃木坂メンバー出演予定番組

====== 4月 (April) =====

スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

4月26日(日) 21 : 00 ~ 日テレ『行列の出来る法律相談所』
生駒里奈が出演。
番組公式サイトの「次週のトラブル」ページ

4月27日(月) 20 : 00 ~ テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
高山一実が出演。カンニングの竹山隆範が先生として登場、借金の怖さを語るそうです。
『しくじり先生』番組公式サイト

[CS] 4月28日(火) 20 : 30 ~ 21 : 00 スペースシャワーTV『乃木坂46 MUSIC VIDEO SPECIAL』
多分、MV特集(笑)。
スカパーの乃木坂関連ページ

4月30日(木) 21 : 00 ~ NHK BSプレミアム『キワミコトノハ得心寺』
高山一実が出演。内容はさっぱり分かりませんが(笑)、かずみんのブログによると「出演者方が皆さんBIGな方」だそうです。ところで高山さん、ブログに出演メディアの告知を書くときは、出来るだけ最初の方、少なくとも「comment answer」の前に入れた方が、効果的だと思うよ。
高山一実の2015/04/20_23:12ブログ

# CSでは、同じ番組を何度もリピートして放送することが多いので、ご注意下さい。


// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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白石麻衣「プレイバックPart2」、生田絵梨花「秋桜」のピアノ伴奏、甘く苦かった『水曜歌謡祭』 [17Apr15]

2015-04-17 13:00:00 | 芸能
乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組

土曜夕方、『マサカメTV』に中元日芽香が単独で出演します。日曜夜は、ラジオで、星野みなみMCの『乃木坂の「の」』2回目、中元日芽香アシスタントで生田絵梨花がゲストの『らじらー』2回目が放送され、その後、深夜に『乃木坂工事中』がスタート。明けて月曜夜、『しくじり先生』ゴールデン初回があり、高山一実が出演です。

土曜夕方6時10分
4月18日(土) 18 : 10 ~ NHK総合『マサカメTV』
中元日芽香が単独で出演。その回のタイトルは「今日から使える!?ケチ知恵SP」。
『マサカメTV』の番組公式サイト

[AM] 日曜夜8時5分
4月19日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオ生放送番組の乃木坂出演バージョン2回目。中元日芽香がレギュラーアシスタントで、ゲストに生田絵梨花が登場。番宣に「特別コラボ実現?」とあるので、いくちゃんのピアノでひめたんとハモって歌うなんて夢の展開があるかも(笑)。
『らじらー!』の番組公式サイト

[AM] 日曜夜8時30分
4月19日(日) 20 : 30 ~ 21 : 00 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。星野みなみMCの2回目。高山一実と深川麻衣が登場。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

日曜深夜0時
4月19日(日) 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂工事中』第1回
『乃木坂って、どこ?』後継番組の初回。MCはバナナマンで変わらず。
テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

月曜夜7時
4月20日(月) 19 : 00 ~ テレビ朝日『しくじり先生 ゴールデン進出初回スペシャル』
高山一実が出演!先生はホリエモンで、かずみんによると「すんごかった」そうです(笑)。
『しくじり先生』の番組公式サイト
高山一実の2015/03/16_19:12ブログ

[FM] 月曜夜10時55分
4月20日(月) ~ 23日(木) 22 : 15 ~ 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。上記日時で橋本奈々未がパーソナリティを担当。
『GIRLS LOCKS!』の番組公式サイト

# 上記以外の乃木坂出演番組は、ブログ本文の後に載せています。



白石さん、生田さん、フジテレビ『水曜歌謡祭』初回2時間スペシャル、お疲れ様でした。

この番組、口パクは一切なしで、全ステージが完全生歌、しかも生放送というコラボ歌謡祭で、ベテランの和田アキ子ですら、緊張していたと指摘されるほど、張りつめた空気の漂う2時間でした。

白石生田の二人は、山口百恵のヒットを8曲、それぞれ異なる歌手のコラボで歌う「山口百恵トリビュート」に登場。

白石麻衣は、「プレイバック Part2」(1978)を華原朋美、May J. と一緒に三人で歌い、生田絵梨花は、西内まりや、MACO、さだまさしによる「秋桜」(1977)でピアノを担当しました。


いくちゃんは、いつもの通り、見事なピアノ演奏を披露、安定した実力で、歌唱を支えていました。

一方、まいやんは、山口百恵の低音が生かされている「プレイバック Part2」と、得意な声域がよくマッチしていて、違和感なく、ノビノビと歌えていました。

では万事上手くいったかというと、話はそう簡単ではなく、番組を見終わった後、何とも言えない複雑な気分になった。

何より、白石さん自身にとって、これまでで最もシビアなステージだったかもしれません。


「プレイバック Prat2」は、出だしの「緑の中を」から「真紅なポルシェ」を華原朋美が歌い、次の

ひとり旅なの私気ままにハンドル切るの

を白石麻衣が担当します。

まいやんは歌い出しで音がブレる癖があって、ここでも、上手く音を掴めず、やや彷徨っていました。

ただ、数多く彼女の生歌を聴いてきた経験から言うと、音の外し具合はまだマシな方で、おそらく普段以上にボイトレを積んできたのだと思います。


ところが、隣にいた華原朋美が、まいやんの出だしを聴きながら、思わず吹き出してしまった。

ひとり旅なの」の歌詞を、声を出さずに口ずさんでいて、大きく音がズレてしまったところで丁度笑っていたので、「おいおい」というツッコミだったんだと思います。

当然、華原さんが笑ったことを、白石さんはまともに見た筈で、これはキツいですね(笑)。

その後、「馬鹿にしないでよ」から「Play Back Play Back」までを二人で歌いますが、このパートに入る直前、華原朋美がチラっとまいやんに視線を送っていて、「ハモるパートだから、外さないでね」というアイコンタクトだったのかもしれません。

ちょっと、怖いです(笑)。


白石麻衣は、さらに

これはゆうべの私のセリフ
気分次第で抱くだけ抱いて

をソロで歌唱。

いつものことですが、歌が2フレーズ目に入ると、息が続かなくなって、音とリズムが怪しくなり、最後の「抱いて」は、急ぎ足で、かなり厳しくなっていました。

しかし、次の「女はいつも」から May J. が入ってくれたので、何とか乗り切りました。

正直、このパートは、「堪えるんだまいやん!」と念じながら聴いていて、息するのを忘れるほど、こっちも緊張した(笑)。


最後に、華原朋美、May J. の三人が並んで、ソロパートを歌う場面があり、白石さんは、

本当はとても淋しがり屋よ

を担当しましたが、ここは迫力があって良かった。

かなり練習をしたのでしょう、全体的に、音の外しは小幅に抑えられていました。

さらに、低音側にシフトしている声質が山口百恵の歌に合っていて、ボリューム感があり、パンチのある歌唱になっていました。


しかし、これで良かったのかと言うと、全然、そうではない。

何度も書いてきたことですが、生歌ステージでもっとも重要なことは、正確に安定して音を取ることで、この基本が出来ていなければ、プロの歌手としてはアウトで、素人のカラオケになってしまいます。

とくに、コラボでは、ソロパートであれ、ハモリであれ、一人の音が彷徨って不安定になると、歌唱全体の調和が壊れて、他のアーティストに迷惑を掛けてしまうので、音程とリズムは絶対条件でしょう。

しょっちゅう音を外すヴィオラと、弦楽三重奏を組みたいと思うバイオリンやチェロがいないのと同じです。


生田絵梨花がピアノを演奏した「秋桜」では、出だしの難しいパートを、西内まりやが歌いました。

さだまさしが作ったこの曲は、ことのほか低音パートが多く、女性歌手には相当に厳しい構成になっています。

実際、西内さんも、低い音域に苦労していましたが、それでも、音は外さず、きちんと歌い上げていた。

他の歌手の曲をうたうのだから、声域や声質がマッチしないのは、しょうがないことで、そこに文句を言う聴き手は少ないと思いますが、音程とリズムは正確に取らないと、プロのステージになりません。

白石さんの「プレイバック Part2」は、彼女のこれまでの歌唱に比べると、随分と音が取れていたけど、それでも私のような素人が聴いても分かる音のズレがあって、プロである華原朋美から見ると、吹き出すレベルということなんでしょう。


『水曜歌謡祭』には、AKB48から、柏木由紀、横山由依、島崎遥香、松井玲奈、川栄李奈、山本彩が出演、オープニングで和田アキ子と「私がオバさんになっても」(1992)、「二人で歌うなら」のコーナーで、工藤静香と「恋するフォーチュンクッキー」(2013)、「禁断のテレパシー」(1987)、さらに「山口百恵トリビュート」で、山本さんを除く5人で「ひと夏の経験」(1974)を披露しています。

番組終了後、島崎ぱるるが、「歌もダンスも上手く出来ず、自分はアイドルに向いていない」と凹んでいたそうですが(笑)、確かに、他の出演アーティストと比べると、白石麻衣と同じく、AKB48も、レベルに大きな差があるのは、歴然としていました。

まあ、ディズニーメドレーを担当した、信近エリ、Ms.OOJA、MACO、いであやか、青野紗穂、K、エリック・フクサキ、山本卓司、Jennii、の9人、「水曜シンガーズ」と呼ぶそうですが、彼らがべらぼうに歌が上手く、また、他の出演者もハイレベルな歌手ばかり。

こういった環境では、個性的な表現力の競い合いが中心になって、上手く歌えるのは当たり前、音が取れないなんて論外で、「アイドル」は、普段以上に目立ってしまう面があると思います。


しかし、「アイドル」と言っても、Flowerは、歌もダンスも十分にプロのクオリティを持っていて、他のアーティストと遜色がなかった。

また、出演していないけど、フェアリーズ、モーニング娘。、BABYMETALなど、しっかりとした歌唱力とダンススキル備えたグループが何組も存在しています。

乃木坂46とAKB48Gは、色んな大人の事情があって、歌唱力の割に重用されているのだと思うけど(笑)、他の歌手と比べて、著しくクオリティの下がるステージを続けていると、「なぜ彼らが出ているんだ?」という視聴者からの批判が大きくなっていく危険があります。


次回の『水曜歌謡祭』には、乃木坂から、生田絵梨花、白石麻衣、そして西野七瀬が出演するようです。

またまた、乃木坂ファンとして、息の出来ない生歌ステージを堪能出来そうな予感がします(笑)。

まいやんとななせまるは、ソロパートが短いフレーズなら大丈夫だけど、それ以上を担当するのであれば、やはり、桜井玲香、衛藤美彩、生田絵梨花、中元日芽香、川村真洋の中から選んだ方が良いと思います。

この5人なら、歌唱パートが、得意な声域から少し外れていても、音程とリズムを安定してキープする力がある。

端的に言えば、高度な音感を持っているメンバーということです。


『MUSIC FAIR』で、渡辺美里と「My Revolution」(1986)をコラボしたとき、トップバッターに桜井玲香と衛藤美彩が抜擢されました。

二人とも、低音を要求される「My Revolution」に苦労していたけど、それでも音はキレイに取れていて、難度の高い出だしを上手くクリアしていました。

バナナマンMCの意味を感じなかった『乃木どこ?』スタジオ最終回、乃木坂's Revolutionは可能か[06Apr15]

このクラスの歌唱を披露出来れば、『水曜歌謡祭』初回SPのようなトップレベルの歌手が集まった場でも、何とか納得して貰えるんじゃないでしょうか(笑)。

しかし、音とリズムがしょっちゅう彷徨う、不安定な歌唱を続けていると、そのうち、コラボしてくれる相手がいなくなって、乃木坂の出番そのものが縮小されかねません。


水曜日のステージは、始まる前、どうなることかと心配だったけど、個人的に、まいやんがかつてないほど上手く歌ったと感じて、ちょっと安心した面があります。

しかし、それは長くファンをやっている人間の相対的評価に過ぎず、プロの歌唱としては、全然レベルに達していないことを、華原朋美に教えられたわけで、甘くもほろ苦い、「プレイバック Part2」になってしまいました。

まあ、華原朋美とMay J. に挟まれながら、コラボの軸を歌うってことは、並大抵のことではないということでしょう。

ただ、歌手という看板を掲げて、歌番組に出演する以上、高い歌唱スキルを要求されるのは当然で、それに応えられなければ、番組に出演する資格はないし、出る以上は懸命に練習するしかありません。

何はともあれ、まいやん、いくちゃん、ご苦労様でした。

そうそう、まいやん、今回は果たせなかったけど、次こそは、宝塚歌劇団とのコラボどうでしょう、踊りながら歌わないといけないけど(笑)。


関連サイト

『水曜歌謡祭』初回2時間スペシャルのセットリスト


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// 注目の乃木坂メンバー出演予定番組

==== レギュラー出演するテレビ・ラジオ番組 ====

(日曜日)
毎週日曜 10 : 00 ~ 10 : 30 NHK Eテレ『将棋フォーカス』
毎週木曜 15 : 00 ~ 15 : 30 (再放送)
伊藤かりんが総合司会を務める将棋番組。4月5日(日)にスタート。
『将棋フォーカス』番組公式サイト

[AM] 毎月奇数週の日曜 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組。中元日芽香が毎月1週目、3週目の奇数週にアシスタントを担当。このとき、他の乃木坂メンバーもゲストで出演。初回は4月5日(日)で、生駒里奈が登場。番組自体は毎週放送。
『らじらー!』の番組公式サイト

[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

毎週日曜 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂工事中』
『乃木坂って、どこ?』の後継番組。4月19日(日)から、バナナマンのMCでスタート。
テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト
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(月曜日)
[FM] 毎週月曜 20 : 00 ~ 23 : 00 NACK5『The Nutty Radio Show おに魂』
斉藤優里がバカボン鬼塚と共にパーソナリティを務める人気のラジオ生放送番組。
NACK5公式サイトの番組紹介ページ
『おに魂』の公式ブログ

毎週月曜 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!4』
乃木坂の人気冠番組『NOGIBINGO!』のSeason4。初回放送は4月6日(月)深夜。
『NOGIBINGO!4』の番組公式サイト

(水曜日)
[FM] 毎週水曜 21 : 30 ~ 21 : 55 @FM (旧称 FM AICHI)『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
永島聖羅がパーソナリティで、マーナイス鈴木さんがアシスタントを務めるラジオ番組。スタジオではメガネを掛けてトークしているようです。首都圏では、何か工夫しないと(笑)、視聴出来ないかも。
@FMの番組公式サイト
メガネ赤札堂公式サイトの番組紹介ページ

[FM] 毎週水曜 24 : 00 ~ 24 : 30 bayfm78『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。4月1日(水)深夜からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ
乃木坂公式サイトの関連記事

(木曜日)
[CS] 毎月第4木曜 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』
(リピート放送) 翌週水曜 25 : 00 ~ 25 : 30、翌々週日曜 17 : 30 ~ 18 : 00
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。4月23日(木)に初回放送で、ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ
ナタリーの関連記事

(金曜日)
[FM] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。4月3日(金)からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ

[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと永島聖羅がDJのラジオ生放送番組。首都圏FMですが、radikoによるPC視聴は出来ないようで、その代わり、USTREAMがカバーしています。
『沈黙の金曜日』番組公式サイト
USTREAMの『沈黙の金曜日』視聴ページ

(月曜日~金曜日)
[BS] 月曜から金曜の毎日 21 : 55 ~ 22 : 00 BS12ch TwellV『ミラノミラン』
ACミランの関連情報を伝える深川麻衣MCの5分番組。サッカーの話題だけでなく、イタリアのグルメやカルチャーを紹介。食レポする深川麻衣など、まいまいの魅力満載(笑)。
『ミラノミラン』番組公式サイト
深川麻衣の2015/04/10_21:42ブログ

(月曜日~木曜日)
[FM] 第3週月曜から木曜の毎日 22 : 15 ~ 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。毎月、第1週から第4週まで、週変わりで人気女性タレントがパーソナリティを務め、橋本奈々未が第3週目を担当する。4月20日(月) ~ 23日(木) にななみんが初登場。
『GIRLS LOCKS!』の番組公式サイト


====== 4月 (April) =====

スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

[CS] 4月21日(火) 26 : 00 ~ 26 : 30 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『GiRLPOP TV ~のびのび乃木坂~』
2012年から放送の「GiRLPOP TV」内人気コーナー、メンバーが各地でロケを敢行した「のびのび乃木坂」の編集版。
スカパーの乃木坂関連ページ

[CS] 4月21日(火) 26 : 30 ~ 27 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『イチサン! -Three times a day- 乃木坂46EDIT』
アルバム「透明な色」を中心に、さまざななことをメンバーが語るトーク番組。
スカパーの乃木坂関連ページ

4月23日(木) 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』初回
4月29日(水祝) 25 : 00 ~ 25 : 30 (再放送)
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める連続情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。初回ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場です。
ナタリーの関連記事

[CS] 4月28日(火) 20 : 30 ~ 21 : 00 スペースシャワーTV『乃木坂46 MUSIC VIDEO SPECIAL』
多分、MV特集(笑)。
スカパーの乃木坂関連ページ

# CSでは、同じ番組を何度もリピートして放送することが多いので、ご注意下さい。


// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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3rdより秀逸な1st誕生ライブ、『エムオン!』が選んだ万理華主演MV、生田絵梨花が音大ピアノ科へ [14Apr15]

2015-04-14 18:00:00 | 芸能
乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組

火曜深夜に、CSで過去のライブが放送されます。ライブ映像は貴重で、視聴可能であれば、チェックして損はないと思います。水曜夜は、フジの音楽新番組がスタート。2時間の初回スペシャルに生田絵梨花と白石麻衣が出演します。土曜夕方はNHKのバラエティ番組に中元日芽香が単独で出演です。

[CS] 火曜深夜2時
4月14日(火) 26 : 00 ~ 26 : 30 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『LiVE GiRLPOP Vol.1 ~Colorful~ 乃木坂46EDIT』
2012年10月にZepp Tokyoで開催されたライブ「LiVE GiRLPOP Vol.1 ~Colorful~」の乃木坂出演シーンだけを集めた特別編集版。
スカパーの乃木坂関連ページ

[CS] 火曜深夜2時30分
4月14日(火) 26 : 30 ~ 27 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『乃木坂46 Special ~今宵はパジャマで女子会トーク!!~』
乃木坂メンバーのパジャマ姿でのガールズトーク。
スカパーの乃木坂関連ページ

水曜夜7時
4月15日(水) 19 : 00 ~ フジテレビ『水曜歌謡祭 初回2時間スペシャル』
森高千里とアンジャッシュ渡部建が司会を務める週1音楽番組の初回スペシャルに、乃木坂46から生田絵梨花と白石麻衣が出演。今回は19 : 00 スタートですが、通常は 19 : 57 始まりのようです。
『水曜歌謡祭』の番組公式サイト

土曜夕方6時10分
4月18日(土) 18 : 10 ~ NHK総合『マサカメTV』
中元日芽香が単独で出演。その回のタイトルは「今日から使える!?ケチ知恵SP」。
『マサカメTV』の番組公式サイト

# 上記以外の乃木坂出演番組は、ブログ本文の後に載せています。



先週末から乃木坂46が出演する番組が次々に放送され、それに伴って、重要な情報が続々と出てきました。

整理する意味で、注目すべきポイントを並べてみます。

[1] CS『エムオン!』放送の『乃木坂46 1ST YEAR BIRTHDAY LIVE 2013.2.22 MAKUHARI MESSE』において、橋本奈々未と深川麻衣のギター伴奏による、白石麻衣と高山一実の「渋谷ブルース」は、『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE 2015.2.22 SEIBU DOME』の同じ演目より、明らかに完成度が高かった。

[2] CS『エムオン!』の乃木坂MV特集で、11個の表題曲MV以外に放送されたのが、「乃木坂の詩」(1枚目「ぐるぐるカーテン」収録)と「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」(10枚目「何度目の青空か?」収録)のMVだけだった。

[3] NHK BSプレミアム『春ソング2015』におけるトークで、生田絵梨花が音大ピアノ科に入学したことを明かす。

[4] 文化放送『乃木坂の「の」』が3人制を復活させ、星野みなみがMCに就任。

[5]『乃木坂って、どこ?』の後継番組が『乃木坂工事中』と判明。

[6] 橋本奈々未がフジテレビ『World Baseballエンタテイメント たまッチ!』のアシスタントに抜擢される。

[7] 日テレ『NOGIBINGO!4』の番組内モデルオーディションによって、星野みなみ、相楽伊織、深川麻衣がファッション雑誌にモデルとして載ることが決定。4月23日(木)発売の「Soup.」に相楽伊織、5月1日(金)「mini」に相楽伊織と深川麻衣、6月23日(火)「Zipper」に星野みなみが登場。


それぞれについて、感想を述べていきます。

[1] 誕生日ライブは1stの方が良かった!?

先週土曜日の夕方5時から、CS『エムオン!』で、2013年2月22日(金)に幕張メッセで行なわれた『1ST YEAR BIRTHDAY LIVE』が、1時間半に編集されて放送されました。

驚いたのは、今年の2月22日(日)に西武ドームで開催された『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』と比べ、ダンスにおいても、歌唱においても、完成度が高いと感じたことです。

「制服のマネキン」や「13日の金曜日」のダンスは、全員のフリが良く揃っていて、キレが非常にシャープです。

「命は美しい」のダンスは、数多くの音楽番組で披露してきたけど、キレと揃いがあと一歩で、まだ物足りなさが残ります。

このダンスを、ジャンルが少し異なるものの、1st 誕生日ライブほどのレベルで踊れるのであれば、アイドルのパフォーマンスとしては、十分な域に入っていくでしょう。


南流石氏がいた頃は、振り付けを考案するだけでなく、大きなステージに立つ前に、細かいチェックをして、ダンスレベルの向上を絶えず図っていたんじゃないでしょうか。

実際、南流石を特集した番組で、彼女がスタジオに出向いて、音楽番組出演を直前に控えた乃木坂に対して、全体ダンスをチェックするシーンがありました。

専属の先生がこまめに見てるとなると、メンバーもダンスへの意識が高まり、揃いやキレの精度が高まっていくでしょう。

また、当時は握手会などの特典イベントが、今ほど多くなかったので、メンバーがダンスの練習に打ち込む時間が十分にあったのだと思います。


歌唱に関しては、1st でも、ほとんどが口パクか「被せ」だと思いますが(笑)、白石麻衣と高山一実がハモって歌う「渋谷ブルース」は、3rd誕生日ライブと同じく、おそらく完全な生歌です。

深川麻衣と橋本奈々未がギターで伴奏するスタイルも同じなので、比較しやすいステージなんですが、圧倒的に1st誕生日ライブの方が出来が良い。

白石麻衣も高山一実も、音が取れている上に、声が出ている。

また、深川麻衣と橋本奈々未のギターもテンポ良く進み、たどたどしさが少ない。

正直、こんなに上手く歌っているまいやんを観たのは、個人的には初めてです(笑)。


「渋谷ブルース」は、まいやんとかずみんのために作った歌なので、低音をまいやん、高音をかずみんと、二人にとって歌いやすい構成になっています。

従って、しっかり練習を積めば、1st誕生日ライブのように、音程やリズムなどの基本部分で、十分に合格点を越えるステージを披露出来る筈です。

中元日芽香や川村真洋ほど声域が広くはないけど、白石さんも高山さんも、自分の音域に入れば、一定レベル以上の歌唱力は持っていて、だからこそ、デュエット曲を貰ったのだと思います。


ところが 3rd誕生日ライブでは、音が不安定でハモリが上手くいかず、ギターも一杯一杯で、リズムに乗らず、かなり厳しいステージになってしまった。

つまり、1stで出来たことが3rdで出来なかった。

こうなると理由は一つで、歌もギターも、練習が足りなかったんですね、3rdライブでは。


1stと3rdの誕生日ライブを比較して浮上してきたのは、乃木坂のパフォーマンス力が、この2年で、上がったのではなく、落ちているのではないかという懸念です。

3rdライブでは、外仕事を持つメンバーが多くなっているのに、全曲披露にこだわったため、各ステージに振り向ける練習時間が極端に削られた面は否定出来ないと思います。

しかし、それ以上に問題なのは、ダンスや歌の日常的なレッスンが、全然足りないことだと思います。


ダンス練習を継続的に行っていれば、CDデビュー4年目ともなると、かなり筋力が付いて、「命は美しい」のダンスで、もっとキレとスピードが出てくるのが普通なんですが、そういった積み重ねが踊りから見えてこない。

歌唱に関しても、ボイトレを続けていれば、もっと声が出る筈なんだけど、白石麻衣はボリュームがかえって落ちてしまっている印象があります。

最近のステージでまいやんの音程が不安定になるのは、音感の問題というより、無理に大きな声を出そうとして、音を外してしまっている気がします。

つまり、日常的なボイトレが不足しているんですが、その原因は、間違いなく、多過ぎる特典イベントでしょう。

テレビ、ラジオ、雑誌の仕事がわんさか入って、只でさえ忙しい上に、握手会、お茶会、クルージングなどなど、休日がほとんど潰れてしまうので、スタジオに通って、ボイトレやダンス練習を行なう時間が取れないのだと思います。


1st誕生日ライブを観て分かったのは、「楽曲の乃木坂」という称号は、単に歌詞やメロディが良いというだけではなく、南流石がメンバーのダンスを鍛え、ボイトレも日頃から十分に行なっていたからこそ獲得出来ていたということです。

楽曲の質が変わらなくても、乃木坂のパフォーマンス力が低下してしまったら、「楽曲の乃木坂」と呼ばれていた頃に持っていた、音楽シーンでの存在感を失い、ますますヒットが飛ばせなくなっていきます。

10福神による「別プロジェクト」や「新プロジェク」など、乃木坂は新企画を連発していくようですが、グループのブランドイメージを上昇させる決定打は、やはり音楽における成功です。


AKB48は、多くの人がカラオケで歌ってくれるヒット曲があるから、総選挙を始めとする企画が注目を集めるわけで、ヒットが出なければ、人気の低落は避けられません。

企画だけで何とかしようとするのではなく、地道ではあるけど、日常的に歌とダンスの練習を行なって、「楽曲の乃木坂」の名に相応しいステージを披露して、本格的なヒット曲を目指して欲しい。

もし音楽的なヒットがなく、このまま「プロジェクト」だけを続けていると、やがてグループは注目されなくなり、10年20年後、芸能界に残っている乃木坂メンバーは、生田絵梨花や若月佑美など、ピアノやデザインといった才能で、「乃木坂」に頼らず、独自のジャンルで勝負出来る、ごく少数に限られる心配があります。

1st誕生日ライブの出来の良さと、一杯一杯だった3rdは、そういった不安をかき立てるに十分な対比でした。


[2] CS『エムオン!』が選んだ「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」MV

1st誕生日ライブのすぐ後、乃木坂46のMVを流す1時間半番組が、同じ『エムオン!』でありました。

デビューシングル「ぐるぐるカーテン」から11枚目「命は美しい」の表題曲MV11本がフルでオンエアされました。

注目すべきは、それ以外で取り上げられたMVが、「乃木坂の詩」と「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」の2本だけだったことです。


「乃木坂の詩」はメンバー全員が参加する曲で、ライブの終盤、アンコールなどでMVと同じダンスを披露するように、グループの結束と原点を表す象徴的な曲です。

従って、これをチョイスするのは順当なんですが、「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」は、10枚目「何度目の青空か?」収録のアンダー曲で、特別な曲と言うわけではない。

となると、『エムオン!』のスタッフが、視聴者にぜひ観て欲しいと考えて、選んだことになります。

つまり、番組スタッフは、多数のカップリング曲MVの中から、「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」MVが一番出来が良いと評価したわけです。


これは、個人的にも、大いに納得出来るチョイスです。

湯浅弘章監督によるこの作品は、吉田秋生氏による原作漫画の映画化「桜の園」(1990)をベースにしたドラマ系MVで、女子高の演劇部を舞台に、上演する劇の配役を巡って、友情と嫉妬の間で激しく揺れ動く少女の心情を、伊藤万理華がずば抜けた演技力で見事に表現しています。

主役に抜擢された齋藤飛鳥の儚く美しい天使のような佇まいと、照明係となったまりっかが随所で見せる深い苦悩の表情。

嫉妬に燃えたまりっかの鋭い目つきが、あまりにも真に迫っていて、ひょっとして、あしゅに手を掛けるんじゃないかと、初めて観たとき、ちょっとヒヤヒヤした(笑)。

乃木坂のドラマ系MVでは、「シャキイズム」と並んでトップの出来だと、私は思っていて、「乃木坂の詩」以外で、唯一流れたカップリング曲MVが「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」であることに気づいたとき、「そうだよね、これだわな、やっぱり」と番組スタッフのセンスに強い共感を覚えました。

『エムオン!』の番組担当者は、多分、乃木坂ファンだと思う(笑)。


伊藤万理華は、最近、「リング」「らせん」の鈴木光司氏による短編小説「しるし」を映画化した「アイズ」(6月公開予定)の主役に抜擢されましたが、それまで、演劇はおろか、テレビドラマや映画などへの出演がほとんどありませんでした。

しかし、まりっかの演技力が乃木坂の中で群を抜いていることは、個人PV「ナイフ」(1枚目収録)や「まりっか'17」(5枚目「君の名は希望」収録)、あるいは7枚目表題曲「バレッタ」のMVから、すでに分かっていたことで、なぜもっと早く、ドラマ演劇系の外仕事が実現しなかったのか、首を傾げたくなります。

「アイズ」の予告編を観ると、まりっかが鬼気迫る表情を見せていて、映画館でホラーはちょっとキツいけど(笑)、公開されたらぜひ観に行きたいと思っています。


まりっかは、演技力だけでなく、ダンスによる表現力にも、目を見張る才能を持っていて、選抜センターへの待望論が根強く存在しています。

現在は3列目にいて、熾烈を極めることが予想される12th選抜の選考では、握手会人気からアンダーとの入れ替対象になるのでは、との噂もあるけど、パフォーマンスの実力からすれば、選抜常連が当たり前でしょう。

ずっと1列目2列目を占めておかしくない伊藤万理華が、3列目とアンダーを行き来する状況を強いられていることこそ、今の乃木坂がどこか間違っている証拠で、グループ一番の逸材を、後ろに追いやって、自分で自分の首を絞めてしまっています。

12th選抜で、まりっかアンダーなんてとんでもない話で、むしろ1列目2列目に出すべきだと思います。

彼女は、乃木坂の切り札ですから。

HKT48、フェアリーズ、E-girls、紅白と時代を巡るレースの中、伊藤万理華は乃木坂最大の切り札 [03Aug14]


[3] 生田絵梨花が音大ピアノ科へ

先週土曜日夜に放送されたNHK BSプレミアム『春ソング2015』のトークにおいて、生田絵梨花が今春から音大ピアノ科に進むと発言しました。

いや~、これは衝撃を受けました。

ピアノ科に在籍しながら女優業を続けた経験を持つ、「先輩」である司会の松下奈緒は、いくちゃんに対して、「練習に時間が掛かって、ピアノを担いで持っていきたかった」と述べています。

そうなんですよ、ピアノ科だけではないけど、大学の課題は、高校の宿題なんか目じゃないほど、こなすのに凄く時間が掛かるんですね。


土日と祝祭日は、ピアノの練習に打ち込める絶好のチャンスだと思いますが、乃木坂はそこに握手会が入ってきて、場合によっては、泊まりがけで、地方に行かなければならない。

外仕事の量は調整出来るけど、特典イベントはマストなので、いくちゃんが、大学と乃木坂を両立出来るのか、見通しは極めて厳しいんじゃないかと心配になります。

1年生は何とか乗り切っても、2年、3年と学年が上がるにつれて、要求されるピアノのレベルも上がっていき、必要な練習量が増えることはあっても、減ることはない。


いくちゃんだけ、握手会の日数と部数を減らすことは可能だけど、そうなると、川栄李奈がAKB48を卒業せざるを得なくなったと同じ心理状況に陥ってしまう危険があります。

握手会を活動の中心に据えているグループで、一人だけそれを免除されるのは、大変な心理的負担になる筈で、いくら周囲が大丈夫と言ってくれても、本人には、納得出来ない部分が残るでしょう

とくに、生田絵梨花は、責任感が強い性格なので、乃木坂とピアノ、どちらも手を抜かず両立させようと頑張る筈で、それが物理的に不可能となったら、いよいよ辛い選択をしなければならなくなります。


EX大衆5月号の表紙に、生田絵梨花が起用されていますが、最初に見たとき、「週刊朝日?」と思ったほど(笑)、気品に溢れ返っています。

また、大学入学を知らせるブログに載せた、満開の桜の下、スーツ姿で佇むソロショットは、どこの貴族の娘さんかと思うほど(笑)、清楚な上品さが輝いている。

生田絵梨花の2015/04/08_19:36ブログ

こういった、いくちゃんの「品の良さ」が、グループのブランドイメージを高めてきたのは間違いなく、演技力、歌唱力、ピアノ演奏などのスキルと共に、乃木坂になくてはならないメンバーです。


いくちゃんの「両立」を可能にする一番の解決策は、乃木坂自体が、握手会の規模をさらに縮小して、握手会主義を大幅に緩和することです。

メンバーが休日に、自分の個人的な課題や、歌とダンスのレッスンを行なえるよう、運営が時間的余裕を作り、さらに、握手会成績が上がらなければ、選抜も外仕事も何も始まらないという空気を一掃することです。

そうすれば、安藤美雲、柏幸奈、市來玲奈が果たせなかった大学と乃木坂の「両立」、その高い壁を、生田絵梨花が乗り越えるチャンスが生まれてきます。


しかし、握手会人気の高い10福神のみの企画を考えていることからも、今の運営が思い切った発想の転換をするとは思えません。

生田絵梨花の「卒業」は、ファンとして辛いことだけど、そこに至るまで、苦しみ続けるのだとすれば、その姿はもっと見たくない。

自分にとって一番だと思える道を、いくちゃんが迷わず選択して、進んでいくことを願っています。

まあ、彼女はスーパーガールなので(笑)、どんな困難があっても、賢い決断をしながら、道を拓いていくでしょう。


ところで、『春ソング2015』で「花は咲く」(2014)を歌った指田郁也さん、素晴らしかったですね。

アカペラからピアノの弾き歌いに入って、途中再びアカペラ、そしてピアノ弾き歌いと、歌唱テクニックが凄いんですが、それ以上に、歌に心がこもっていて、体の奥底にまでバンバン入ってくる。

決して大人しい歌い方ではなく、サビでは、むしろロックの近いような、激しい歌になっているけど、そこに気持ちが乗っていて、引き込まれていきます。


スキルがあって歌があるのではなく、まず伝えたいものが自分の中にあり、それをどう表現すれば効果的かという発想から、アカペラを入れた、ピアノ弾き歌が出てきて、シャウトにも似た歌唱スタイルに辿りついた。

気持ちを伝えることを最優先にした表現手法を、確かなスキルが支えて、感動的なステージになっているのだと思います。

そうですね、すでに10回ほど再生して、聴きました、このステージ(笑)。

こういう優れた若いアーティストには、大きな舞台でどんどん歌って欲しいです。


ちなみに、乃木坂46は、以下のように、持ち歌を2曲を披露しました。

[凡例]
コンサートや番組の名称
演奏時間 = 「曲名」
放送された日付とメディア名

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「3 : 03」は3分3秒を表す。

(CD)
5 : 18 =「君の名は希望」
2013/03/13発売5枚目収録
4 : 44 =「何度目の青空か?」
2014/10/08発売10枚目収録

(テレビ放映されたライブ又は音楽番組)
ザ・プレミアム 春ソング2015~あなたに贈る名曲セレクション~
1 : 57 =「君の名は希望」
1 : 35 =「何度目の青空か?」
# 10th選抜 (松井ポジ:高山一実、深川ポジ:井上小百合、高山ポジ:伊藤万理華)
4月11日(土) NHK BSプレミアム


ん~、口パクもしくは生歌比率の低い「被せ」だと思います(笑)。

とくに「何度目の青空か?」では、CDと同じく、松井玲奈の声が聴こえたので。

乃木坂は、華やかなビジュアルを求められての出演だと思うけど、秋川雅史、華原朋美、クリス・ハート、徳永英明、平原綾香などの錚々たるアーティストが、名曲を生で歌い上げているので、乃木坂のステージには、いつも以上に、寂しさを感じました。

「君の名は希望」と「何度目の青空か?」は歌唱曲なので、こういう場面では、完全な生で歌って欲しいですね。

それが可能なメンバー構成は、十分に作れるんですが、歌割りにまで握手会主義の序列を持ち込むので、身動きが取れず、せっかく乃木坂をアピール出来るステージを貰ったのに、物足りなさが残る結果になっていました。


[4] 星野みなみが『乃木坂の「の」』MCに

星野みなみの声には、人の心を蕩かす成分が入っているんでしょうか(笑)、まあ、とにかく可愛いです。

初回は、トークが出来る若月佑美と秋元真夏がゲストに呼ばれ、MCはおろか、ラジオそのものに不慣れなみなみに対する、番組スタッフの思いやりが感じられる人選でした。

実際、若様と真夏のトークが炸裂して、星野みなみは相槌すら打つことなく、じっと相手を見つめながら、話を聞く展開になってました。

みなみちゃん、ラジオでの聞き上手って、黙ることじゃないからね(笑)。


ただ、さすがに星野みなみ、タダ者ではないです。

投稿されたメールのラジオネームと本文を読むのに、二三回つまづくと、「本文は2~3行、ラジオネームは短くしてね」と、早速注文をつけていました。

ラジオのMCが、読みにくいからって、ネームや本文の長さに文句言うのって、初めて聴きました(笑)。

でも、これは「プリンシパル trois」の「台詞覚えてないから、(立候補者のいない)「ベル」役には絶対投票しないでね」と言っちゃったのと同じ構図で、来週から、やたらと長いラジオネームと文章が多数投稿される危険が。


プリンシパルの時は、観客がみなみの意図を汲み、見事、「ベル」役に当選、その結果、台本を持って本番の芝居をするという、日本演劇史上に残る壮絶な舞台が実現したわけですが(笑)、『乃木坂の「の」』、来週から、どういう展開を見せるのか、楽しみでしょうがないです。

みなみが泣き、笑い、怒って、徐々に成長していく、そんな物語を期待しています。

プリンシパル千秋楽、Queenは二幕主役の存在感で生田絵梨花、MVPは星野みなみの「成長の物語」 [16Jun14]

そうそう、出来るだけ早く、「みさ原宿行くんだ?フフフッ」の衛藤美彩さんをゲストに招いて欲しいですね(笑)。

あの伝説をもう一度!

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」


[5]『乃木坂って、どこ?』の後継番組は『乃木坂工事中』

まあ、朗報か悲報かと言われれば、悲報でしょうね(笑)。

乃木坂は、パリのリセエンヌをベースイメージにしたという話がありますが、そういうオシャレ感を標榜するアイドルグループの冠番組に、「工事中」という名前を付けるのは、かなり思い切った姿勢だと思うので。

ただ、問題は名称ではなく、中味ですね。


予告編から推察すると、毎回、メンバーがロケに行って、そのVTR をスタジオで見ながら、バナナマンとメンバーがトークする感じでしょうか。

スタジオが『乃木どこ?』より狭く見えたので、ここでクイズや運動会をなんて収録は、もうないのかもしれません。

VTRを見てのトークであれば、バナナマンの拘束時間もグッと短く出来るし、スタジオに料理や運動のための大道具を運び込む必要もなく、リーズナブルに仕上げられそうで、合理的なリニューアルじゃないでしょうか。


しかし、もしスタジオに呼ぶメンバーを少なくして、内容も派手なことをやらないのであれば、ロケを工夫しないと、すぐに飽きられてしまう危険があります。

初回、西野七瀬のロケは、ななせまるが動物と触れ合うようで、動物ネタに強い柴田英嗣が同行していて、彼は力があるので、まあ期待出来るんじゃないでしょうか。

ただ、「工事中」という暫定感溢れるタイトルから、「数字取れなかったら、すぐ終わりな」と、編成から言われているような不気味さが、番組開始前からすでに漂っていて(笑)、壱視聴者ながら、毎回常に面白くしなけりゃマズい、という強迫的な心理に陥りそうです(笑)。

まあ、選抜発表の回もある筈で、何とかなるとは思うけど、とりあえずロケを頑張って欲しいですね。


[6] と [7] に関しては、上に書いた通りの、純粋に良いニュースなので、ななみん、みなみ、いおり、まいまいは、新しいジャンルで思いっきり暴れて下さいませ(笑)。

で、6月23日(火)発売の「Zipper」は絶対に買います。

「Zipper」を買うのは生まれて初めてで、どんな雑誌かはおろか、名前すら、昨日深夜の『NOGIBINGO!4』を観るまで、知りませんでした。

でも冷静になって考えると、ファンって凄いよね、みなみが1ページでも載っているという理由だけで、何の雑誌か気にせず、買っちゃうわけだから(笑)。

各業界がアイドルとコラボしたがるのも、当然なのかもしれない。


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// 注目の乃木坂メンバー出演予定番組

==== レギュラー出演するテレビ・ラジオ番組 ====

(日曜日)
毎週日曜 10 : 00 ~ 10 : 30 NHK Eテレ『将棋フォーカス』
毎週木曜 15 : 00 ~ 15 : 30 (再放送)
伊藤かりんが総合司会を務める将棋番組。4月5日(日)にスタート。
『将棋フォーカス』番組公式サイト

[AM] 毎月奇数週の日曜 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組。中元日芽香が毎月1週目、3週目の奇数週にアシスタントを担当。このとき、他の乃木坂メンバーもゲストで出演。初回は4月5日(日)で、生駒里奈が登場。番組自体は毎週放送。
『らじらー!』の番組公式サイト

[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

毎週日曜 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
4月12日(日)は『乃木坂って、どこ?』の最終回。4月19日(日)から同じ時間枠でリニューアルした新番組『乃木坂工事中』が、これまで通りバナナマンのMCでスタート。
テレビ愛知の『乃木坂って、どこ?』番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連ページ

(月曜日)
[FM] 毎週月曜 20 : 00 ~ 23 : 00 NACK5『The Nutty Radio Show おに魂』
斉藤優里がバカボン鬼塚と共にパーソナリティを務める人気のラジオ生放送番組。
NACK5公式サイトの番組紹介ページ
『おに魂』の公式ブログ

毎週月曜 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!4』
乃木坂の人気冠番組『NOGIBINGO!』のSeason4。初回放送は4月6日(月)深夜。
『NOGIBINGO!4』の番組公式サイト

(水曜日)
[FM] 毎週水曜 21 : 30 ~ 21 : 55 @FM (旧称 FM AICHI)『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
永島聖羅がパーソナリティで、マーナイス鈴木さんがアシスタントを務めるラジオ番組。スタジオではメガネを掛けてトークしているようです。首都圏では、何か工夫しないと(笑)、視聴出来ないかも。
@FMの番組公式サイト
メガネ赤札堂公式サイトの番組紹介ページ

[FM] 毎週水曜 24 : 00 ~ 24 : 30 bayfm78『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。4月1日(水)深夜からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ
乃木坂公式サイトの関連記事

(木曜日)
[CS] 毎月第4木曜 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』
(リピート放送) 翌週水曜 25 : 00 ~ 25 : 30、翌々週日曜 17 : 30 ~ 18 : 00
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。4月23日(木)に初回放送で、ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ
ナタリーの関連記事

(金曜日)
[FM] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。4月3日(金)からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ

[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと永島聖羅がDJのラジオ生放送番組。首都圏FMですが、radikoによるPC視聴は出来ないようで、その代わり、USTREAMがカバーしています。
『沈黙の金曜日』番組公式サイト
USTREAMの『沈黙の金曜日』視聴ページ

(月曜日~金曜日)
[BS] 月曜から金曜の毎日 21 : 55 ~ 22 : 00 BS12ch TwellV『ミラノミラン』
ACミランの関連情報を伝える深川麻衣MCの5分番組。サッカーの話題だけでなく、イタリアのグルメやカルチャーを紹介。食レポする深川麻衣など、まいまいの魅力満載(笑)。
『ミラノミラン』番組公式サイト
深川麻衣の2015/04/10_21:42ブログ

====== 4月 (April) =====

スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

4月20日(月) 19 : 00 ~ テレビ朝日『しくじり先生 ゴールデン進出初回スペシャル』
高山一実が出演!先生はホリエモンで、かずみんによると「すんごかった」そうです(笑)。
『しくじり先生』の番組公式サイト
高山一実の2015/03/16_19:12ブログ

4月20日(月) ~ 23日(木) 22 : 15 ~ 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。毎月、第1週から第4週まで、週変わりで人気女性タレントがパーソナリティを務め、橋本奈々未が第3週目を担当する。
『GIRLS LOCKS!』の番組公式サイト

[CS] 4月21日(火) 26 : 00 ~ 26 : 30 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『GiRLPOP TV ~のびのび乃木坂~』
2012年から放送の「GiRLPOP TV」内人気コーナー、メンバーが各地でロケを敢行した「のびのび乃木坂」の編集版。
スカパーの乃木坂関連ページ

[CS] 4月21日(火) 26 : 30 ~ 27 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『イチサン! -Three times a day- 乃木坂46EDIT』
アルバム「透明な色」を中心に、さまざななことをメンバーが語るトーク番組。
スカパーの乃木坂関連ページ

4月23日(木) 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』初回
4月29日(水祝) 25 : 00 ~ 25 : 30 (再放送)
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める連続情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。初回ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場です。
ナタリーの関連記事

[CS] 4月28日(火) 20 : 30 ~ 21 : 00 スペースシャワーTV『乃木坂46 MUSIC VIDEO SPECIAL』
多分、MV特集(笑)。
スカパーの乃木坂関連ページ

# CSでは、同じ番組を何度もリピートして放送することが多いので、ご注意下さい。


// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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『乃木どこ?』終了とソニー「分社化」、齋藤飛鳥の握手会人気爆発、12th選抜入りはほぼ確実か [09Apr15]

2015-04-09 17:30:00 | 芸能
最近グッときた、メンバーのブログ

深川麻衣の2015/04/07_23:48ブログ『まだまだ夜になると 肌寒いね。 * 698歩』
秀逸な台湾レポートで、読んで感動しました。目の付けどころが新鮮でオリジナリティがあり、旅行ガイドにはなかなか出て来ないけど、台湾を身近に感じられるトピックが詰まっています。また、いつものことながら写真がキレイに撮れていて、眺めるだけでも楽しい。途中に可愛い自撮りを1枚入れてくるあたりも、粋なセンスです(笑)。告知やコメント返しで埋め尽くされている公式ブログが多い中、久しぶりに鳥肌の立つような素晴らしい一編でした。深川さん、台湾ロケとレポ、ご苦労様です。私も台湾の野菜炒めが無性に食べたくなりました(笑)。


乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組

今週土曜夜に、BSでNHKの音楽特番があり、乃木坂が出演しますが、披露するのが「命は美しい」なのか、そもそも持ち歌をうたう雰囲気なのか、初めての番組なので、勝手が分かりません。また、土曜夕方と来週火曜深夜に、CSで過去のライブが放送されます。ライブ映像は貴重で、視聴可能であれば、チェックして損はないと思います。来週水曜夜は、生田絵梨花と白石麻衣が出演するフジの音楽新番組初回が放送されます。いくちゃんはピアノだと思いますが、まいやんが何をやるのか楽しみです。個人的には宝塚と共演して欲しい(笑)。

土曜昼11時59分から2時までのどこか
4月11日(土) 11 : 59 ~ 14 : 00 TBS『王様のブランチ (午後の部)』
番組による乃木坂カフェの取材で、新内眞衣、星野みなみ、若月佑美が登場。「アルバイト」中のみなみが見られそうで、個人的に超必見番組です(笑)。
『王様のブランチ』番組公式の関連ツイート

[CS] 土曜夕方5時
4月11日(土) 17 : 00 ~ 18 : 30 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『乃木坂46 1ST YEAR BIRTHDAY LIVE 2013.2.22 MAKUHARI MESSE』
2013年に幕張メッセで行なわれた『1ST YEAR BIRTHDAY LIVE』を90分バージョンで放送。
スカパーの乃木坂関連ページ

[BS] 土曜夜7時30分
4月11日(土) 19 : 30 ~ 20 : 59 NHK BSプレミアム『ザ・プレミアム 春ソング2015~あなたに贈る名曲セレクション~』
4月19日(日) 13 : 00 ~ 14 : 29 NHK BSプレミアム (再放送)
松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木が司会を務める音楽特番に乃木坂が出演。
ナタリーの関連記事
NHK『ザ・プレミアム』公式サイトの番組紹介ページ

土曜夜7時54分
4月11日(土) 19 : 54 ~ 23 : 06 テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!! 3時間スペシャル』
橋本奈々未が池上彰の初回スペシャルに出演。
テレビ朝日公式サイトの番組紹介ページ
橋本奈々未の2015/04/09_23:36ブログ

[AM] 日曜夜8時30分
4月12日(日) 20 : 30 ~ 21 : 00 文化放送『乃木坂の「の」』
3人制が復活して、秋元真夏、星野みなみ、若月佑美が出演。この中にMCがいるそうで、みなみMCの可能性大です。ん~、何があっても聴きのがせんな、これは(笑)。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

日曜深夜0時
4月12日(日) 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』最終回
総集編を放送するらしいですが、能條愛未と川後陽菜がトークを担当するようです。
テレビ愛知の『乃木坂って、どこ?』番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連ページ

日曜深夜1時50分
4月12日(日) 25 : 50 ~ 27 : 10 フジテレビ『World Baseballエンタテイメント たまッチ!』
中居正広MCによる番組のプロ野球開幕80分拡大スペシャルに橋本奈々未が出演。公式サイトには、ななみんは「ゲスト」ではなく、「番組メンバー」の欄に名前があるので、レギュラー出演者なのかもしれません。
『たまッチ!』番組公式サイト
橋本奈々未の2015/04/09_23:36ブログ

[CS] 来週、火曜深夜2時
4月14日(火) 26 : 00 ~ 26 : 30 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『LiVE GiRLPOP Vol.1 ~Colorful~ 乃木坂46EDIT』
2012年10月にZepp Tokyoで開催されたライブ「LiVE GiRLPOP Vol.1 ~Colorful~」の乃木坂出演シーンだけを集めた特別編集版。
スカパーの乃木坂関連ページ

来週、水曜夜7時
4月15日(水) 19 : 00 ~ フジテレビ『水曜歌謡祭 初回2時間スペシャル』
森高千里とアンジャッシュ渡部建が司会を務める週1音楽番組の初回スペシャルに、乃木坂46から生田絵梨花と白石麻衣が出演。今回は19 : 00 スタートですが、通常は 19 : 57 始まりのようです。
『水曜歌謡祭』の番組公式サイト

# 乃木坂の出演番組に関しては、ブログ本文の後に詳細を載せています。



12th選抜に関して、匿名掲示板を使った、恒例の事前リークが始まったようです(笑)。

『乃木坂って、どこ?』が終了して、4月19日(日)の深夜から、後継番組がスタートするため、初回1発目で新選抜が発表されるんじゃないかという憶測も囁かれている。

今日は、『乃木どこ?』の後継番組について、12th選抜の発表と絡めながら考えてみます。


ソニーの分社化方針が『乃木どこ?』の「リニューアル」の引き金か

テレビ番組の制作側からすれば、慣れ親しんできた番組名を変えるのは、すんなり受け入れられるものではないと思います。

深夜枠とは言え、『乃木坂って、どこ?』は3年半続いた番組で、その名称は、徐々にではあるけど広がってきています。

しかも、4年、5年と同じ名前で続けられれば、息の長い番組として、それ自体がステイタスになるプラスもある。

「リニューアル」は良いとしても、バナナマンのMCで、乃木坂メンバーが出演する番組なのだから、今まで通り『乃木どこ?』という名称を使うのが普通じゃないでしょうか。


にもかかわらず、名前を変えなければならないとすれば、理由は限られる気がします。

一番説得力のある理由は、スポンサーの問題です。

『乃木どこ?』のCMは、ソニー損保、forTUNE music、SMEなど、ソニー系の企業が多く、いわば身内が支えている感がある。

昨年夏の記事『「乃木坂って、どこ?」はいつまで続けられるか、「提供」企業の変遷から考える冠番組の現状 [24Jul14]』において指摘したように、以前は、現在ほどソニー頼りではなかっ筈ですが、時間と共に、依存度が高まってきたように思えます。


最近、ソニー本社がグループの収支改善を目指して、社長自ら、各部門を「分社化」する方針を打ち出しました。

各部門に経営を任せる代わりに、黒字化出来ない場合は、他企業との合併なども視野に入れて、採算を意識させるという、かなりハードなやり方です。

こうなると、身内が関わっているからといって、視聴率を考えずに、深夜のテレビ番組にお金を注ぎ込む雰囲気はなくなってきます。

とくに、エンターテイメント部門は、金融界から、よりシビアな独立採算方式を求める声が上がるなど、効率化の徹底が急務という見方が広がっている。

ソニー損保やSMEが、スポンサードする価値のある番組がどうか、シビアに見極め始めたら、『乃木どこ?』は番組制作費の問題から、存続の危機に立たされても不思議ではありません。

そして、投資者を納得させる最も効果的な手法の一つは、名前を変えて、心機一転、生まれ変わっての再出発です。


11枚目シングル「命は美しい」は、個別握手会の日数を、前作7日から6日に減らし、総部数も200部近くダウンさせました。

こういった措置は初めてのことで驚きましたが、レーン設置による経費とそれによって得られるCDの売り上げを考えると、以前から、乃木坂の握手会は効率の点で改善の余地があり、この規模縮小は、経済的な意味で正解だと思います。

オリコンの数字を大きく伸ばすより、握手会という事業の収支を優先させたわけで、まさに、「分社化」の精神に沿った措置だと言えます。

グループが効率化に取り組む中、ソニー系の各社が、宣伝効果に見合った額のスポンサー料かどうかを、厳密にチェックし始めたのだとすれば、『乃木どこ?』が「リニューアル」を余儀なくされたことも、自然な流れに思えます。


とくに、バナナマンは、現在、大変な売れっ子なので、長時間のスタジオ収録を行なうのであれば、それなりのギャラが必要なのは当たり前です。

しかし、視聴率が思うように上がらず、スポンサーの大部分がソニー系で、しかも、スポンサードの収支をよりシビアに検討し始めたとなると、番組の台所が苦しくなっても不思議ではない。

乃木坂46には、立ち上げの時期から関わってきたからと、バナナマン本人が考えたとしても、事務所がギャラに関して交渉の余地を広げる筈はなく、万一問題があると判断すれば、拘束時間を短くするなど、番組側が何か配慮してくれなければ、降板やむなしと考えても、致し方のないことです。


個人的には、新番組に対するバナナマンの関与は、MCという肩書きはあるものの、『乃木どこ?』時代より、ずっと小さいと予想しています。

また、視聴率が取れず、数字が低迷を続けたら、今度は、いよいよ本格的な番組の打ち切りが検討されるのだろうと、覚悟しています。

つまり、「リニューアル」によって、『乃木どこ?』は、よりシビアに結果を問われる番組になるということです。


最近、テレビやラジオの番組で、乃木坂メンバーの出演が続き、MCやアシスタントへの抜擢も多くなってきました。

しかし、これらは乃木坂がようやくスタートラインに立ったということを意味していて、本当に評価されるかどうかは、スタートを切ったあとの結果次第です。

もし、結果が出せなければ、評価は一気に下がっていくわけで、すべてのタレントが直面する問題を、乃木坂だけが避けて通ることは出来ません。


『乃木どこ?』の後継番組は、今まで以上に、一般層を意識して、テレビ番組として、誰が観ても面白い企画を目指して欲しい。

そうでないと、視聴率は上がらず、乃木坂のホームがなくなり、メンバーをテレビで定期的に観られなくなってしまう危険があります。

そして、一度冠番組を失うと、復活させるのは並大抵のことではない。

かつてのモーニング娘。がそうであったように。


『乃木どこ?』後継番組初回に、何らかの重要告知がある可能性

4月19日(日)に後継番組初回が放送されるのは、実は、かなり意味深なタイミングです。

というのは、初回放送の週に、11枚目個別握手会の第14次応募があるからです。

以下のように、8枚目、9枚目、10枚目と、3シングル連続で第14次応募の前後で、重要なことが起こっています。

(表1) 9枚目、10枚目、アルバムの個別握手会応募を始めるタイミング

08枚目第14次応募 2014/05/08(木)~05/09(金)
09枚目第01次応募 2014/05/09(金)
09枚目選抜発表 2014/05/11(日)深夜『乃木坂って、どこ?』

10枚目選抜発表 2014/08/03(日)深夜『乃木坂って、どこ?』
09枚目第14次応募 2014/08/07(木)~08/08(金)
10枚目第01次応募 2014/08/08(金)

10枚目第14次応募 2014/11/06(木)~11/07(金)
アルバム第01次応募 2014/11/06(木)~11/07(金)

11枚目11次応募 2015/04/02(木)~04/03(金)
11枚目12次応募 2015/04/09(木)~04/10(金)
11枚目13次応募 2015/04/16(木)~04/17(金)
2015/04/19(日)深夜『乃木どこ?』後番組初回
11枚目14次応募 2015/04/23(木)~04/24(金)

# 11枚目14次応募の日程はまだ正式発表されていない予測


あるシングルの個別第14次応募を起点にして、次のシングルやアルバムといった「新しい企画」を発動させるのが、ここ1年、運営の「癖」になっている。

そして、11枚目個別の第14次応募が、『乃木どこ?』後継番組初回の4日後に始まる予定です。

しかし、12th選抜メンバーが、初回である4月19日(日)に発表される可能性は、以前の記事『12枚目日程は、『じょしらく』と紅白勝負の13枚目から、5月上旬選抜発表、7月中旬CD発売か? [07Mar15]』に書いたように、低いと思います。


もう一度、理由を説明すると、主なものは二つ。

11枚目シングルの販売キャンペーンの目玉である『乃木坂46カフェ 2015 ~命は美しい~』が5月10日(日)まで行なわれ、それが終了する前に、12枚目をスタートさせるとは思えないことが一つ。

乃木坂カフェは、かなりお金の掛かったイベントで、平日昼間でも、出来るだけ人を呼び込んで満席にしたい筈で、ファンの気持ちが次に向くような選抜発表は控えるかなと。


もう一つの理由は、4月19日(日)に新選抜を発表して、4月23日(木)から12枚目個別握手会応募を始めると、通常、CDを発売するタイミングとなる、8週又は9週プラス3日後が、6月17日(水)又は24日(水)となりますが、これは舞台『じょしらく』の公演期間ともろに被ります。

衛藤美彩のような、12th選抜入りが確実なメンバーが何人も公演に打ち込んでいるとき、さすがに新曲キャンペーンは出来ないでしょう。

しかも、11枚目最後の特典イベントである「サイン会」は、7月9日(木)に都内某所で行なわれます。

初回限定盤の抽選特典である、「お茶会」「録音会」などの「都内某所イベント」(笑)が、次シングルの発売後に開催されたことは一度もなく、『じょしらく』の日程と併せて考えても、4月19日(日)の12th選抜発表は、早過ぎる印象があります。

個人的には、『10福神「別プロジェクト」は「空白の1ヶ月」を埋める企画か、12th選抜発表の日程を考える [28Mar15]』に書いたように、5月10日(日)か17日(日)の選抜発表、7月15日(水)にCD発売と、予測しています。


しかし、第14次応募というのは、「1期10」メンバーがほぼ担当部数を売り切り、以下のように、全体完売部数の伸びも鈍ってくる時期で、だからこそ、運営は次の手を打ってくるわけです。

(表2) 11枚目「命は美しい」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がほぼ確実にオリコン初動に算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部が算入されたかもしれないことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味
# 「推定累計売り上げ枚数」は、CD1枚当たりの平均割り振り時間を8秒として、シミュレーション計算によって求めている。方法の詳細は以下の記事をご参照下さい。
乃木坂の風 23Mar14 ~ 完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明(2)
乃木坂の風 22Mar14 ~ アレチの業務連絡、完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明

11枚目「命は美しい」
発売日:2015年3月18日(水)
オリコン初動集計締切:2015年3月22日(日)
個別握手会応募受付:1週間に1回
初動算入:第8次分まで?
初動算入分:35.0万枚
個別握手会日程:
発売 =18日=> 第1回 =70日=> 最終第6回 (88日)

[01次] +11 {011/720, 02.1万枚} (2015/01/22~01/23, -58d)
[02次] +77 {088/708, 13.0万枚} (2015/01/29~01/30, -51d)
[03次] +59 {147/708, 20.2万枚} (2015/02/05~02/06, -44d)
[04次] +64 {211/708, 26.5万枚} (2015/02/12~02/13, -37d)
[05次] +38 {249/713, 30.0万枚} (2015/02/19~02/20, -30d)
[06次] +46 {295/713, 33.9万枚} (2015/02/26~02/27, -23d)
[07次] +25 {320/713, 35.9万枚} (2015/03/05~03/06, -16d)
[08次] +33 {353/713, 38.2万枚} (2015/03/12~03/13, -09d)
[09次] +12 {365/713, 39.0万枚} (2015/03/19~03/20, -02d)
[10次] +14 {379/713, 39.9万枚} (2015/03/26~03/27, +05d)
[11次] +13 {392/713, 40.6万枚} (2015/04/02~04/03, +12d)
[12次] (2015/04/09~04/10, +19d)
[13次] (2015/04/16~04/17, +26d)
予想日程
[14次] (2015/04/23~04/24, +33d)
[15次] (2015/04/30~05/01, +40d)


11枚目においても、個別握手会第14次応募のあたりで、何か重要なイベントへの応募をスタートさせる可能性は高く、『乃木どこ?』後継番組の初回は、その週に設定されている。

どうにも偶然とは思えまへん(笑)。

そして、何かやるとすれば、『じょしらく』に参加しない10福神の『別プロジェクト』がもの凄く気になってきます。

4月19日(日)の初回に、ファンの間で憶測が飛び交っている『別プロジェクト』の全容が公開されれば、新番組に対する格好の誕生お祝いになるという話もある。

まあ、新選抜を発表して、すぐに個別応募を始めず、5月14日(木)あたりから第1回受付を仕掛けるというやり方もあるけど、かなりの「荒技」なので、やはり「リニューアル」1発目での選抜発表はないかなと。

ただ、10福神が何をやるのか、中味までは分かりません。


よほどのことがない限り、齋藤飛鳥の12th選抜入りは確実

上の予想が正しければ、新選抜の発表は1ヶ月先になりますが、逆に、現在こそ、まさに陣容決定とメンバーへの告知が行なわれる時期に当たります。

先週明らかになった11枚目個別握手会第10次応募後の完売状況を見ながら、気が早いですが、少しだけ選抜予想をしてみましょう。

(表3) 11枚目「命は美しい」個別握手会第10次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数) メンバー名

# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない。
# メンバー名は、「1期10」黒、「1期20」青、「2期」オレンジで色分け。
#「1期10」は、白石、西野、松村、橋本、秋元、深川、若月、生田、桜井、衛藤の10人。
#「1期20」は「1期10」以外の1期メンバー、「2期」は正規研究を問わず、二期生全員のこと。
#「*」は11th選抜メンバーで、続く(括弧)内の数字は何列目かを示している。
#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入。

[01] 30部/30部 (1.00; 02次) 西野七瀬*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 03次) 白石麻衣*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次) 深川麻衣*(2)
[01] 30部/30部 (1.00; 06次) 秋元真夏*(2) 橋本奈々未*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 08次) 衛藤美彩*(3)
[01] 30部/30部 (1.00; 10次) 若月佑美*(2)
[08] 29部/30部 (0.97) 生田絵梨花*(1)
[09] 26部/30部 (0.87) 桜井玲香*(2)
[10] 18部/30部 (0.60) 松村沙友理*(3)
[11] 16部/28部 (0.57) 齋藤飛鳥*(3)
[12] 09部/28部 (0.32) 伊藤万理華*(3)
[13] 06部/30部 (0.20) 高山一実*(3)
[14] 12部/22部 (0.55) 星野みなみ*(3)
[15] 05部/22部 (0.23) 井上小百合 中田花奈 中元日芽香 堀未央奈*(3)
[19] 04部/22部 (0.18) 斉藤優里 永島聖羅
[21] 03部/22部 (0.14) 生駒里奈*(2)
[22] 02部/16部 (0.13) 北野日奈子 新内眞衣
[24] 02部/12部 (0.17) 川後陽菜
[25] 02部/10部 (0.20) 渡辺みり愛
[26] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3) 樋口日奈
[28] 01部/10部 (0.10) 伊藤かりん 山崎怜奈
[30] 05部/05部 (1.00; 08次) 松井玲奈*(1)
[31] 02部/06部 (0.33) 佐々木琴子
[32] 01部/06部 (0.17) 川村真洋 能條愛未 和田まあや 鈴木絢音 寺田蘭世
[37] 00部/06部 (0.00) 斎藤ちはる 伊藤純奈


1位から9位までは、推定売り上げ枚数がほとんど同じで、生田絵梨花と桜井玲香に未完売部があるものの、ほぼ全員、30部全完売と言っていいでしょう。

10位には、文春騒動の影響でやや完売スピードが鈍っている松村沙友理が入っています。

驚くべきは、その次11位に、28部中、完売16部で、齋藤飛鳥がいることです。

あしゅは、前作個別同次である、10枚目第10次終了後は、31部中、完売は1部だけで、売り上げ枚数で二倍以上の伸びとなっています。

これほど急速にCDセールスを伸ばしたケースは見たことがなく、さゆりんに肉薄する勢いです。

11th選抜としての活動以外でも、「CUTiE」の専属モデル、乃木團のドラムと、最近、手応えのある仕事が続いていて、握手会人気を考えても、あしゅが12th選抜に入らないなんて、ちょっと考えられない状況になってきました。

万が一、選抜入りしなければ、もう乃木團で世界7ヶ国11都市を巡るワールドツアーとか(笑)、相当なレベルの「別メニュー」が用意されていなければ、説明がつかないですね。


12位伊藤万理華、13位高山一実、14位星野みなみは、売り上げ枚数的にはほどんど横一線で、14位と15位の間に大きめの溝がある形になっています。

従って、握手会主義に忠実に従うなら、西野、白石、深川、秋元、橋本、衛藤、若月、生田、桜井は12th選抜入り「確定」、飛鳥は「安全圏」、松村、万理華、高山、みなみは「可能性高し」ということになります。

さらに、21位の生駒里奈も、2列目からアンダーというパターンは過去にない上、彼女は乃木坂のアイコンでもあるので、「確定」と言っていいでしょう。


12th選抜の選考は二期生がポイント

つまり10枠は「確定」、1枠「安全圏」、4枠「可能性高し」で、もし12th選抜の定員が、11th選抜で乃木坂メンバーに割り振られたと同じ17枠であれば、あと2枠しか残っていません。

11th選抜では、ここに堀未央奈と相楽伊織が入っていて、二期生枠の2枠になっている。

そして、二期生枠を増やすのかどうかが、1期メンバーの入れ替えに大きな影響を与えるので、12th選抜の選考は、二期生がポイントになると考えています。

(表3)では、推定売り上げ枚数の順に並べていますが、二期生は完売率が低く、非完売の部数が多いので、以下のように、むしろ完売部数の順で見た方がいいでしょう。

(表4) 11枚目「命は美しい」個別握手会第10次応募終了時点における二期生の完売部数による順位表

凡例
完売部数/担当部数 (完売率) メンバー名

[1] 05部/22部 (0.23) 堀未央奈*(3)
[2] 02部/16部 (0.13) 北野日奈子 新内眞衣
[3] 02部/10部 (0.20) 渡辺みり愛
[4] 02部/06部 (0.33) 佐々木琴子
[5] 01部/10部 (0.10) 伊藤かりん 山崎怜奈
[6] 01部/06部 (0.17) 鈴木絢音 寺田蘭世
[7] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3)
[8] 00部/06部 (0.00) 伊藤純奈


堀未央奈は二期生の中では断然トップの握手会人気で、これまでの実績を考えても、運営が徹底したパフォーマンス主義に舵を切らない限り、選抜から外すというのは考えにくい。

また、研究生を全員正規に昇格させ、メディア露出を増やしている現状を見ると、二期生枠が堀未央奈の一つだけという可能性は低い気がします。

そうなると、少なくとも、あと1人、誰を抜擢するかという話になる。


握手会人気からすれば、北野日奈子と新内眞衣が有力候補になります。

ただ、北野さんは一度選抜経験があるので、ちょっと可能性が低くなるかもしれない。

一方、まいちゅんは、乃木坂カフェのマネージャーをやったり、FMラジオで30分番組を持ったり、外仕事で大活躍しているので、可能性は高いと思います。

「焼酎、チャーシュー、サッチャー首相」が頭から離れない(笑)。

しかし、OL兼任ということで、選抜と会社との両立がどの程度可能なのか(笑)、高校や大学と違って、その辺が全然分からないので、抜擢確率を吟味するのが難しいです。


12th選抜選考に関して、二期生で気になっているのは、(表4)で3位と4位に位置する、渡辺みり愛と佐々木琴子です。

『乃木坂46SHOW!』では、二人とも寺田蘭世と共に、桜井キャプテンのトークコーナーにゲストとして呼ばれ、雑誌などの外仕事でも存在感を増しています。

みり愛さんは、中学を卒業して高校1年生、琴子は高校2年で、学校にもよるけど、どちらも比較的に動きやすい学年ではあります。

握手会人気の上昇傾向からしても、二人のどちらかが選ばれる可能性は、少なくないと思います。


堀未央奈以外の二期生で、1人に絞れないとなれば、二期生3枠が浮上してくるでしょう。

例えば、運営が二期生について握手会主義を緩和し、有望株をどんどん前に出すという方針ならば、堀、北野、新内、あるいは、堀、かりん、琴子なんて抜擢があるかもしれません。

こうなると、3列目に入る1期の競争が熾烈になってきます。

しかし、堀ちゃんを越えるほど、握手会人気を伸ばしている2期はまだおらず、外仕事も始まったばかりなので、12th選抜では、まあ、2枠に据え置くんじゃないかと、今のところは考えています。


18枠でなければ、1期メンバーの入れ替えが起こる可能性

もし、12th選抜の定員が17枠で、1期枠に握手会人気上位14人プラス生駒を選び、2期に2枠を当てると、アンダーと選抜が交替する1期は1人もいないことになります。

これでは選抜メンバーがあまりに固定されてしまって、握手会主義を基本原則とする運営といえども、「停滞感」を危惧するかもしれない。

アンダーには、井上小百合、中田花奈、斉藤優里、永島聖羅といった人気と実力を兼ね備えたメンバーがゴロゴロいて、さらに、中元日芽香が、センターとしてアンダーライブを引っ張る一方、ラジオや雑誌で活躍を始めています。


松井玲奈の抜けた穴を、乃木坂枠にして、18枠に広げれば、1期を選抜から誰も落とさず、アンダーから1人上げられます。

しかし、もし定員が18枠ではなく、17枠に留まると、選抜とアンダーで1枠を巡る競争が起こってしまう可能性が出てくる。

その際、上で「可能性高し」と指摘した、松村沙友理、伊藤万理華、高山一実、星野みなみの4人が入替え対象となるのが、これまでの選抜選考から導かれる、妥当な推測です。

しかも、運営の考え方次第なので、1枠ではなく、2枠以上の入れ替えがないとは断言出来ない。

じゃあ、アンダーに行くかもしれない1期は誰なのかという話になりますが、これ以上考えるのは、あまりに辛いので、続きは選抜発表が近づいてからにします(笑)。


歌とダンスの実力や楽曲イメージとの相性を基準に、メンバーを選ばない限り、選抜の固定化が延々と続き、「停滞感」はいつまでも漂い、残酷な人事ゲームで乃木坂が疲弊する一方じゃないでしょうか。

中元日芽香、伊藤万理華、川村真洋をフロントに抜擢したら、次の選抜では、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみを投入し、次は、中田花奈、齋藤飛鳥、斉藤優里と、楽曲に合わせて変えていけば、こんなに重苦しい乃木坂にはならないと思います。

結局、選抜1列目2列目とアンダーとのダイレクトな行き来がなく、テレビの大型歌謡祭など、檜舞台に立てる人が固定され、選抜3列目とアンダーが尋常ではないストレスを長期に渡って強いられているんですね。

楽曲によって活発に変化する選抜の一つとして、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未のフロントがあれば、かえって多くのファンが素直に受け入れる気がするのですが、運営はなぜ固定したがるんでしょう。

困ったもんです、本当に(笑)。


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// 注目の乃木坂メンバー出演予定番組

==== レギュラー出演するテレビ・ラジオ番組 ====

(日曜日)
毎週日曜 10 : 00 ~ 10 : 30 NHK Eテレ『将棋フォーカス』
毎週木曜 15 : 00 ~ 15 : 30 (再放送)
伊藤かりんが総合司会を務める将棋番組。4月5日(日)にスタート。
『将棋フォーカス』番組公式サイト

[AM] 毎月奇数週の日曜 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組。中元日芽香が毎月1週目、3週目の奇数週にアシスタントを担当。このとき、他の乃木坂メンバーもゲストで出演。初回は4月5日(日)で、生駒里奈が登場。番組自体は毎週放送。
『らじらー!』の番組公式サイト

[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

毎週日曜 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
4月12日(日)は『乃木坂って、どこ?』の最終回。4月19日(日)から同じ時間枠でリニューアルした新番組が、これまで通りバナナマンのMCでスタート。
テレビ愛知の『乃木坂って、どこ?』番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連ページ

(月曜日)
[FM] 毎週月曜 20 : 00 ~ 23 : 00 NACK5『The Nutty Radio Show おに魂』
斉藤優里がバカボン鬼塚と共にパーソナリティを務める人気のラジオ生放送番組。
NACK5公式サイトの番組紹介ページ
『おに魂』の公式ブログ

毎週月曜 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!4』
乃木坂の人気冠番組『NOGIBINGO!』のSeason4。初回放送は4月6日(月)深夜。
『NOGIBINGO!4』の番組公式サイト

(水曜日)
[FM] 毎週水曜 21 : 30 ~ 21 : 55 @FM (旧称 FM AICHI)『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
永島聖羅がパーソナリティで、マーナイス鈴木さんがアシスタントを務めるラジオ番組。スタジオではメガネを掛けてトークしているようです。首都圏では、何か工夫しないと(笑)、視聴出来ないかも。
@FMの番組公式サイト
メガネ赤札堂公式サイトの番組紹介ページ

[FM] 毎週水曜 24 : 00 ~ 24 : 30 bayfm78『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。4月1日(水)深夜からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ
乃木坂公式サイトの関連記事

(木曜日)
[CS] 毎月第4木曜 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』
(リピート放送) 翌週水曜 25 : 00 ~ 25 : 30、翌々週日曜 17 : 30 ~ 18 : 00
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。4月23日(木)に初回放送で、ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ
ナタリーの関連記事

(金曜日)
[FM] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。4月3日(金)からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ

[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと永島聖羅がDJのラジオ生放送番組。首都圏FMですが、radikoによるPC視聴は出来ないようで、その代わり、USTREAMがカバーしています。
『沈黙の金曜日』番組公式サイト
USTREAMの『沈黙の金曜日』視聴ページ


====== 4月 (April) =====

スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

4月18日(土) 18 : 10 ~ NHK総合『マサカメTV』
中元日芽香が単独で出演。その回のタイトルは「今日から使える!?ケチ知恵SP」。
『マサカメTV』の番組公式サイト

4月20日(月) 19 : 00 ~ テレビ朝日『しくじり先生 ゴールデン進出初回スペシャル』
高山一実が出演!先生はホリエモンで、かずみんによると「すんごかった」そうです(笑)。
『しくじり先生』の番組公式サイト
高山一実の2015/03/16_19:12ブログ

4月20日(月) ~ 23日(木) 22 : 15 ~ 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。毎月、第1週から第4週まで、週変わりで人気女性タレントがパーソナリティを務め、橋本奈々未が第3週目を担当する。
『GIRLS LOCKS!』の番組公式サイト

[CS] 4月21日(火) 26 : 00 ~ 26 : 30 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『GiRLPOP TV ~のびのび乃木坂~』
2012年から放送の「GiRLPOP TV」内人気コーナー、メンバーが各地でロケを敢行した「のびのび乃木坂」の編集版。
スカパーの乃木坂関連ページ

[CS] 4月21日(火) 26 : 30 ~ 27 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『イチサン! -Three times a day- 乃木坂46EDIT』
アルバム「透明な色」を中心に、さまざななことをメンバーが語るトーク番組。
スカパーの乃木坂関連ページ

4月23日(木) 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』初回
4月29日(水祝) 25 : 00 ~ 25 : 30 (再放送)
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める連続情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。初回ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場です。
ナタリーの関連記事

[CS] 4月28日(火) 20 : 30 ~ 21 : 00 スペースシャワーTV『乃木坂46 MUSIC VIDEO SPECIAL』
多分、MV特集(笑)。
スカパーの乃木坂関連ページ

# CSでは、同じ番組を何度もリピートして放送することが多いので、ご注意下さい。


// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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バナナマンMCの意味を感じなかった『乃木どこ?』スタジオ最終回、乃木坂's Revolutionは可能か[06Apr15]

2015-04-06 21:00:00 | 芸能
近々放送予定の乃木坂メンバーが出演する注目番組

月曜夜6時57分
4月6日(月) 18 : 57 ~ 21 : 54 テレビ東京『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV 3時間スペシャル』
秋元真夏と生駒里奈が出演。
テレビ東京公式番組表の番組紹介ページ

月曜深夜1時29分冠番組復活!
4月6日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!4』第1回
乃木坂の人気冠番組『NOGIBINGO!』のSeason4が4月からスタートです(笑)。
『NOGIBINGO!4』の番組公式サイト

[BS] 土曜夜7時30分
4月11日(土) 19 : 30 ~ 20 : 59 NHK BSプレミアム『ザ・プレミアム 春ソング2015~あなたに贈る名曲セレクション~』
4月19日(日) 13 : 00 ~ 14 : 29 NHK BSプレミアム (再放送)
松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木が司会を務める音楽特番に乃木坂が出演。
ナタリーの関連記事
NHK『ザ・プレミアム』公式サイトの番組紹介ページ

土曜夜7時54分
4月11日(土) 19 : 54 ~ 23 : 06 テレビ東京『池上彰のニュースそうだったのか!! 3時間スペシャル』
橋本奈々未が池上彰の初回スペシャルに出演。
テレビ朝日公式サイトの番組紹介ページ


最近、テレビとラジオの番組に、MCやアシスタントとして、乃木坂メンバーが相次いで起用され、情報が溢れかえっています(笑)。

整理する意味で、レギュラー出演番組を、曜日ごとに分けて、以下にまとめておきました。

==== レギュラー出演するテレビ・ラジオ番組 ====

(日曜日)
毎週日曜 10 : 00 ~ 10 : 30 NHK Eテレ『将棋フォーカス』
毎週木曜 15 : 00 ~ 15 : 30 (再放送)
伊藤かりんが総合司会を務める将棋番組。4月5日(日)にスタート。
『将棋フォーカス』番組公式サイト

[AM] 毎月奇数週の日曜 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組。中元日芽香が毎月1週目、3週目の奇数週にアシスタントを担当。このとき、他の乃木坂メンバーもゲストで出演。初回は4月5日(日)で、生駒里奈が登場。番組自体は毎週放送。
『らじらー!』の番組公式サイト

[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

毎週日曜 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
4月12日(日)は『乃木坂って、どこ?』の最終回。4月19日(日)から同じ時間枠でリニューアルした新番組が、これまで通りバナナマンのMCでスタート。
テレビ愛知の『乃木坂って、どこ?』番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連ページ

(月曜日)
[FM] 毎週月曜 20 : 00 ~ 23 : 00 NACK5『The Nutty Radio Show おに魂』
斉藤優里がバカボン鬼塚と共にパーソナリティを務める人気のラジオ生放送番組。
NACK5公式サイトの番組紹介ページ
『おに魂』の公式ブログ

毎週月曜 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!4』
乃木坂の人気冠番組『NOGIBINGO!』のSeason4。初回放送は4月6日(月)深夜。
『NOGIBINGO!4』の番組公式サイト

(水曜日)
[FM] 毎週水曜 21 : 30 ~ 21 : 55 @FM (旧称 FM AICHI)『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
永島聖羅がパーソナリティで、マーナイス鈴木さんがアシスタントを務めるラジオ番組。スタジオではメガネを掛けてトークしているようです。首都圏では、何か工夫しないと(笑)、視聴出来ないかも。
@FMの番組公式サイト
メガネ赤札堂公式サイトの番組紹介ページ

[FM] 毎週水曜 24 : 00 ~ 24 : 30 bayfm78『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。4月1日(水)深夜からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ
乃木坂公式サイトの関連記事

(木曜日)
[CS] 毎月第4木曜 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』
(リピート放送) 翌週水曜 25 : 00 ~ 25 : 30、翌々週日曜 17 : 30 ~ 18 : 00
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。4月23日(木)に初回放送で、ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ
ナタリーの関連記事

(金曜日)
[FM] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。4月3日(金)からスタート。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ

[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと永島聖羅がDJのラジオ生放送番組。首都圏FMですが、radikoによるPC視聴は出来ないようで、その代わり、USTREAMがカバーしています。
『沈黙の金曜日』番組公式サイト
USTREAMの『沈黙の金曜日』視聴ページ


ふぅ~、凄いですね、乃木坂。

これだけメディア露出があれば、間違いなく知名度が上がって、メンバーのトークスキルも向上するでしょう。

あとは、歌とダンスを磨いて、ヒットを飛ばすだけです(笑)。


こうやって出演情報をまとめている間にも、一昨日、昨日に、メンバー出演の重要番組が続々と放送され、録画用ハードディスクの残量が遂に10%を切ってしまいました。

どんどん視聴して、記事を書いていかないと、ブログの発信情報がすぐネタ落ちになってしまうので、本当に困ったもんです(笑)。

ということで、今日は、土曜、日曜に流れた番組について、あれこれ感想を綴っていきます。


『乃木坂って、どこ?』スタジオ最終回で問われる、番組スタッフの企画力

まず触れなければならないのは、昨日深夜放送の『乃木坂って、どこ?』です。

スタジオ収録の最終回だそうですが、まあ、つまらなかった(笑)。

言うまでもなく、バナナマンは、トークや回しでトップクラスの実力を持つタレントで、だからこそ、テレビにCMにと、引っ張りだこの活躍をしています。

ところが、昨日の放送では、彼らがしゃべる機会がほとんどなく、ずっと黙って、メンバーの話を聞いているだけです。


本番中、いきなり「今回で番組終了、本当に終了です」と言われたのだから、メンバーの感想も、「バナナマンさん、スタッフさん、本当にありがとうございました」「この番組が乃木坂と自分を成長させてくれました」「でも、終わるのは残念で寂しい」「いつか、また一緒に仕事したいです」と、ほぼ同じ内容になるのは当然です。

そして、そうなると、バナナマンといえども、突っ込んだり、ボケたり出来ないので、出演メンバー全員の発言が終わるまで、持ち前のバラエティ力を発揮出来ず、うんうんと頷くしかありません。

例えば、涙を流しながら高山一実がしゃべっている最中、深刻な顔をした設楽が「4月19日から新番組、出演乃木坂46、MCバナナマン」と書いたフリップをさりげなく机に置くとか(笑)、何か仕掛けがあるのだろうと思ったけど、延々と、メンバーに感謝の言葉を述べさせる単調な流れで、途中からチャンネルを変えて、NHKの『MUSIC JAPAN』を観ていました。


先月下旬、バナナマン司会の『バナナ♪ゼロミュージック』という音楽バラエティがNHKで放送され、乃木坂46はゲストで登場、「何度目の青空か?」という最新の持ち歌を、出演アーティスト中、唯一、歌うことが出来ました。

この番組は、トークにクイズにと、バナナマンが大活躍する内容になっていて、彼らの魅力と実力が遺憾なく発揮される企画が目白押しで、その勢いが、乃木坂のステージをより輝くものにしていたと思います。

また、高山一実がレギュラー出演する『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の深夜枠最終回は、抜群のトーク術を備えた上に、これまでゴールデン番組を3本潰したという絶好の経歴を持つオリエンタルラジオの中田敦彦を先生に呼び(笑)、「教科書」を使った、緻密な筋立てによって、おそらくバラエティ史上に残る傑作回となっていました。

番組が盛り上がる中、高山一実のトークも、普通以上のインパクトを持つことになり、視聴者に向けて、かずみんは面白い!という、強烈な発信が出来たんじゃないでしょうか。

実力のあるタレント起用して、緻密な企画を立て、それらが上手く噛み合えば、出演者全員が輝くんですね。

この二つの番組、スタッフが極めて優秀です。


振り返って、『乃木どこ?』はどうでしょう。

超多忙な中、深夜の30分番組に出続け、乃木坂を盛り上げてくれた、現在人気ナンバーワンといっていいバナナマンに、リニューアル前のスタジオ最終回で、20分以上ほぼ黙っているしかないブックしか思いつかないのだとすれば、番組スタッフの企画力が本当に心配になってきます。

しかも、『乃木どこ?』が終わっても、同じ枠で冠番組が続くという情報の事前リークを許したため、多くの視聴者は、リニューアルであることをすでに知っていて、バナナマンが再登板するのか、それとも別の人がMCになるのか、その点だけが関心事になっていた。

秋元康氏は、エンドロールの一番最初に「企画」として名前が出てくるんですが、「番組終了どっきり」の筋立てなのに、「終了ではなくリニューアル」という話を事前に流通させていて、情報管理を含め、総合的なプロデュース能力に疑問を感じざるを得ないものがあります。


まあ、私のような、かなりディープな乃木坂ファンであれば、メンバーが出演しているだけで嬉しい部分があって、どんな内容でも、それなりに楽しめるけど、テレビ番組は、一般層を惹き付けて、新規ファンを獲得するのが大きな目的なので、誰が観ても面白い番組を作るのが、基本姿勢じゃないでしょうか。

『しくじり先生』のように、ゴールデンを目指せとは言わないけど、視聴率を上げて、土曜深夜、あるいは日曜でも、少し早い時間帯を狙うとか(笑)、番組スタッフはテレビ番組としての成功をまず念頭に置いて欲しい。

事実上の最終回に当たって、「サプライズ告知」と「メンバーの涙」という、初期からやってきた、選抜発表と同じ手法しか思いつかないのであれば、3年以上の時間があったのに、それ以外の「切り札」企画を何ら生み出せていないことになるわけで、ファンとして寂しい限りです。

ただ、そうは言っても、スタッフはテレビのプロなのだから、4月19日(日)の深夜に始まる新番組では、きっと目の醒めるような魅力的な企画を見せてくれるのでしょう(笑)、マジで期待してますよ。


『乃木坂どこ?』スタジオ最終回で感じたメンバーの意外な素顔

番組の企画にはウンザリしたけど、晴天の霹靂、突然、悲しい出来事が我が身に降り掛かったとき、各メンバーがどういう反応を見せるかは、各人の性格が反映されていて、可哀想という気持ちになりつつも、少し興味深かった。

星野みなみは、番組への思い入れが強いこともあって、涙を流して、激しく反応していましたが、基本的に「キレて」ましたね(笑)。

すごく優しい性格なんだけど、心の負担を攻撃性に変える部分が垣間見えて、かなり気が強いなあと感じました。

実は、こういった気の強さを、私は、彼女の優れた素質と見ていて、みなみがスターとして成功する根拠の一つと考えています。

まあ、キレてても、あり得ないくらい可愛いのが、みなみの本領なんですが(笑)。


一方、齋藤飛鳥は、毒舌キャラでS系に見られているけど、発言のトーンが冷静で柔らかかったので、攻撃するメンタリティが意外に乏しく、平和を好む性格である気がしました。

こういったギャップで言うと、「クールビューティ」の橋本奈々未が、実は、かなりの受け身キャラで、可愛い女の子メンタルを持っていて、「だって、バナナマンさんのことが大好きなんだもん」の「だもん」に、個人的に、ガツンとやられました(笑)。

一見突き放した態度に見えるのは、一度内面に入ってこられると、拒否するのが苦手なので、無意識のうちに、予防線を張っているのかもしれない。

もし、そういう性格だったら、ビジュアルがビジュアルなので、プライベートでは、あり得ないくらいモテると思う。


桜井玲香は凄い形相で、完全に怒ってしまって、日村が「桜井怖い」と言っているので、周囲を睨みつけていたんでしょうね(笑)。

キャプテンが一番度を失っていたという、ちょっと心温まる話です。

そんな中、度胸に感心したのは、衛藤美彩。

バナナマンが選抜発表のとき、いつも愛のある言葉を掛けてくれたことを感謝するコメントを述べていたけど、言葉に鋭さや揺れがなく、非常に落ち着いていることが伝わってきました。

肝っ玉が据わっていて、生放送のインタビューでも、安心して任せられるタイプです。

衛藤さん、このメンタルで、このスタイル、この美貌となると、スポーツ選手に爆発的にモテそうで、侍JAPANの仕事は最適任だと思う(笑)。

ただ、気になるのは、やはり桜井さんで、あれだけ動揺されると、男は放っておけなくて、「彼女、大丈夫なんだろうか」と、つい考えているうちに、好きになってしまう人が続出しそうです。

まあ、あれこれ分析してみたけど、結局、乃木坂クラスの美人は、何をしても魅力的だという当たり前のことを、再確認しただけですね(笑)。


『らじらー!SUNDAY』は乃木坂史上最高レベルのラジオ番組、飛躍する中元日芽香!

さて、オリラジの中田敦彦と藤森慎吾がMCのラジオ生放送『らじらー!SUNDAY』が、昨夜、初回を迎え、中元日芽香が夜9時からアシスタントとして出演、さらに10時からは生駒里奈がゲストで登場しました。

この番組、予想を遥かに越えるほど面白く、さらに、乃木坂へのフィーチャーが期待以上で、非常に嬉しかったです。

中元さんは、「アシスタント」という肩書きだったので、番組をちょっと「お手伝い」する程度かと思いきや、「ひめたんをセンターに!」という番組方針(?)のもと、初めて会ったオリラジに、いじり倒され、「命は美しい」を歌いながら1階から13階まで階段を上らされ、スタジオに着いても、すぐに歌唱の続きを要求され、もう、「ひめたん祭り」の様相を呈していました。

いやいや、正直、「命は美しい」の生歌、初めて聴いたけど(笑)、ひめたんは上手いです、しかも、声がとんでもなく魅力的。

切実に、センターになって、乃木坂の中心で、歌って欲しいと思った。


『乃木坂46 SHOW!』でも、表題曲の「命は美しい」以外では、唯一披露されたのが、中元日芽香と能條愛未がボーカルを務める乃木團による氣志團「One Night Carnival」(2001)でした。

『らじらー!SUNDAY』への抜擢をからも、NHKは本気で中元日芽香をプッシュしようとしているんじゃないか、昨夜は、そんなことを考えながら聴いていて、ラジオでここまで高まったのは初めてです。

やっちゃえば良いんですよ、ひめんたんセンターを、で、紅白歌合戦において、BABYMETALと姉妹競演なんて、最高じゃないですか(笑)。


一方、ゲストだった生駒里奈も、センターにまつわる話をあれこれ淀みなく展開して、聴いていて、生駒ちゃん成長したなあと感じたし、本人も、準レギュラーになりたいと述べるなど、手応えを感じているようでした。

3時間番組の中、乃木坂の出演は2時間でしたが、ファンにとって、かつてないほど楽しい時間で、次も絶対聴きますよ、この番組。

ちなみに、ひめたんの出演は、毎月第1及び第3日曜ということで、次の乃木坂祭りは4月19日(日)ですね(笑)。

[AM] 毎月奇数週の日曜 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組。中元日芽香が毎月第1と第3の奇数週にアシスタントを担当。このとき、他の乃木坂メンバーもゲストで出演。次回は4月19日(日)で、乃木坂からのゲストは不明。番組自体は毎週放送。
『らじらー!』の番組公式サイト


「命は美しい」は秀逸な振り付けと衣装に助けられたダンスも、ポイントは足

次は、土曜日夕方の『MUSIC FAIR』と日曜深夜『MUSIC JAPAN』について。

両番組で「命美しい」を披露しましたが、まず、ステージの演奏時間を載せておきます。

(表) 「命は美しい」のダンスが披露された番組とその演奏時間

[凡例]
コンサートや番組の名称
演奏時間 = 「曲名」
放送された日付とメディア名

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「3 : 03」は3分3秒を表す。
# 青色はフルバージョンのステージだったことを示している

(CD)
5 : 07 =「命は美しい」
2015/03/18発売11枚目収録

(テレビ放映されたライブ又は音楽番組)
3rd Year BIRTHDAY LIVE in 西武ドーム
5 : 07 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井玲奈)
2月22日(日) BSスカパー

スカパー!音楽祭 2015
5 : 07 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井ポジ : 川村真洋)
5 : 09 =「君の名は希望」
2月25日(水) BSスカパー

ミュージックドラゴン
2 : 31 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井玲奈)
3月20日(金)深夜 日テレ

乃木坂46SHOW!
5 : 07 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井ポジ : 川村真洋)
3月20日(土) NHK BSプレミアム

乃木坂って、どこ?
2 : 31 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井玲奈)
3月21日(日)深夜 テレビ東京

UTAGE! 2時間SP
2 : 30 =「命は美しい」
# 11th選抜 (生駒ポジ : 川村真洋)
3月31日(火) TBS

Rの法則
5 : 07 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井ポジ : 川村真洋, 高山ポジ : 井上小百合)
4月1日(水) NHK Eテレ

MUSIC FAIR
2 : 59 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井玲奈)
4月4日(土) フジテレビ

MUSIC JAPAN
2 : 31 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井玲奈)
4月5日(日)深夜 NHK総合


最初に、桜井さん、『MUSIC FAIR』の「命は美しい」で、「シェー」のポーズの場面、左足を戻すタイミングが早過ぎです。

トップ3人が左足のホールドをキレイに揃えて、良い感じのタメを作っているのに、センター裏で解除が早いと目立ってしまいますから、気をつけた方がいいかと。

上表の番組放送順と、実際の収録順は必ずしも一致しないので、まだ十分練習していない時期のダンスかもしれないけど、一応、指摘しておきます。


『MUSIC FAIR』と『MUSIC JAPAN』の「命は美しい」、どちらのダンスも、フロントに松井玲奈が入った正規11th選抜による短縮バージョンでした。

面白いのは、『MUSIC JAPAN』の演奏時間が、『ミュージックドラゴン』『乃木坂って、どこ?』『UTAGE! 2時間SP』と同じ2分半だったのに、『MUSIC FAIR』だけ3分になっていて、多分、特別な短縮バージョンだったのでしょう。

慣れないバージョンだったので、桜井さんが、珍しく、上で述べたようなミスをしたのかもしれません。

全体的にも、昨日放送された『MUSIC JAPAN』の方が、緊張を強いられるだろう観客入りステージだったにも関わらず、『MUSIC FAIR』より、やや出来が良かったという印象を受けました。


ただ、『MUSIC JAPAN』においても、パワー、スピード、揃いは、まだ物足りない。

とくに、その後登場した6人組のフェアリーズが、「Kiss Me Babe」という曲を、圧巻の歌唱力とダンスでパフォーマンスしたため、その対比で、乃木坂への評価がかなりシビアになってしまった面はあるかと思います。

フェアリーズ、本当に上手いです。

ダンスは、キレ、速さ、リズム感、どれをとっても一級品で、先日放送された『Rの法則』乃木坂特集で先生による模範ダンスのシーンがあったけど、それと比べても遜色ないレベルで、才能のあるメンバーを、長い年月、相当に鍛え込んだのだと思います。

さらに、歌唱力が素晴らしい。

1人1人、しっかり声が出ていて、音もほぼパーフェクトに取れている、もちろん、生歌です(笑)。

正直、SPEEDのステージをテレビで初めて観たときと、同じくらいの衝撃を昨日は受けて、チケットを買って、フェアリーズのライブを観に行きたくなりました。


昨日の『MUSIC JAPAN』は、乃木坂46とフェアリーズの他に、SKE48、NMB48、℃-uteが出演していて、「アイドル祭り」というコンセプトでした。

そのため、乃木坂ファン以外の方が、「命は美しい」の感想をネットに多数アップされていました。

とくに注目したいのは、「衣装が合っていない」という指摘が、結構目についたことです。


あくまで憶測ですが、「命は美しい」がシャープなダンスナンバーなのに、ふわっとした衣装であるため、キレやスピード感が乏しく感じて、もっとタイトな服であれば、メンバーの抜群のスタイルと、鳥肌が立つような踊りが堪能出来たのにと気になったのかもしれません。

WARNER氏が考えた「命は美しい」のダンスは非常に良く出来ていて、キレキレで踊らなくても、要所要所を揃えれば、かなりシャープな印象を与えるフリになっていると思います。

こういった振り付けの妙によって、メンバーのダンスレベルが高くなくても、カッコよく見せることが可能で、乃木坂は随分と助かっています。

ただ、個々人の腕の振りや腰の動きは、タイトな衣装だと、ダイレクトに目に入るので、キレがなければ、良くない方で目立ってしまいます。

つまり、ふわっとした衣装は、キレの乏しさを緩和して見せる効果があって、これも重要な演出手法の一つだと思います。


しかし、足元はどうしようもないので、キレがなかったり、揃ってなければ、すごく目立ってしまうんですね。

これまでブログで、「シェー」における左足ホールドの解除や、白石麻衣の左から右へのステップ移動と、気になって指摘したのが、全部足に関することであるのは、偶然ではなく、このダンスにおいて、足は誤摩化しがきかない部分だからです。

逆に、足元さえきっちり押さえれば、ダンスの印象を格段に向上させられると思います。


パワーやスピードは、すぐにはアップ出来ないし、ダンスを揃えるのも、全員のリズム感を上げる必要があって、これも時間が掛かる。

「命は美しい」はかなり踊り込んだので、今、生放送でダンスを観てみたいけど(笑)、多分、現在の乃木坂で出せるマックスに近づいている筈です。

せっかく積み上げたダンス量なので、今後も、ぜひ練習を続けて、パワーとスピードのアップに取り組んで欲しいです。


『MUSIC JAPAN』に出演した女性アイドルグループでは、フェアリーズのスキルが、歌ダンスともに群を抜いていたけど、次に優れていると感じたのは、歌では℃-uteの岡井千聖と鈴木愛理です。

とくに、弟が大の西野七瀬ファンである鈴木愛理さんは(笑)、歌にボリュームがある上に、声質が魅力的ですね、甘くて心地良い。

一方、ダンスは、「コケティッシュ渋滞中」のSKE48が、キレ、速さ、揃い、すべてにおいて、乃木坂を一歩リードしている気がします。

もしSKE48が「命は美しい」を踊れば、かなりキレが出るとは思います、実際、松井玲奈はワンランク上のダンスを見せているので。

こうやって、複数のグループが同じ舞台でパフォーマンスすると、ダイレクトに比べられるので、メンバーは大変です(笑)。

まあ、昨日は、フェアリーズの1人勝ちで、他のグループで、プレッシャーを感じたメンバーは少なくないと思います。

これだけレベルが高いと、もしヒットが出たら、紅白歌合戦の有力候補に一気に浮上する筈で、正直、乃木坂ファンとして、怖いです。


乃木坂's Revolution は始まるのか

さて、最後は、『MUSIC FAIR』での渡辺美里とのコラボについて。

大ヒット曲「My Revolution」(1989)を、デビュー30周年を迎えたご本人と一緒に歌うという、命知らずのコラボです(笑)。

ただ、このステージで、乃木坂に小さな「Revolution」が起こりました。


最初に、「確かめたい」から「目を開いて」までの4フレーズを、乃木坂が担当したのですが、前に出てきたのが、なんと衛藤美彩と桜井玲香で、二人のユニゾンで歌ったようです。

その後、「非常階段」から「響かせたい」を白石麻衣と高山一実、「空き地のすみ」から「見上げてるよ」を生田絵梨花と西野七瀬が歌っていました。

大正解の人選だと思います。


乃木坂歌唱の導入部を、安定して音の取れる衛藤美彩と桜井玲香が受け持ち、歌の流れを途切れさせず、次にバトンを渡す。

渡辺美里は、女性歌手としては異例に低音が強く、「My Revolution」も低い音を多用しているため、正直、乃木坂で声域のフィットするメンバーはほとんどいないと思います。

案の定、みさみさとキャプテンもかなり苦しんでいましたが、それでもさすがです、4フレーズも歌ったのに、音は外さなかった。

これが何より大事です。

プロ歌手のステージで音を外すのは、紛れもない「事故」で、しかも大先輩のヒット曲で新人アイドルがそれをやったら、二度とコラボしてくれないでしょう。

声域が合わなくて、歌にボリュームが出なかったとしても、音はきっちりと取らないと話になりません。

衛藤桜井は、緊張しながらも、見事に最後まで音をキープして、二人が歌い終わったとき、思わずガッツポーズしてしまいました(笑)。


次に登場した白石さんは、1フレーズ目はまだ良いんだけど、2フレーズ目、3フレーズ目になると、必ず不安定になるんですが、今回は、高山一実をペアにしているので、ちょっと厳しかったけど、何とか乗り切ったと思います。

さらに、次のななせまるは、音程に関して、自分のソロ曲で「被せ」とハモってしまうという荒技の持ち主で(笑)、究極的に歌の上手い渡辺美里の隣で、「My Revolution」をうたうなんて、絶体絶命のピンチです。

しかし、生田絵梨花という、おそらく乃木坂でもっとも音感の優れたメンバーとペアなので、ここも「多分ギリセーフ」で切り抜けた(笑)。

渡辺美里さんとのコラボ、キーの問題で、乃木坂には「My Revolution」は厳しいことが分かったけど、それでも大失敗をせず、無難なステージを作ったわけで、今後に希望の持てるステージだったんじゃないでしょうか。


3列目の衛藤美彩と2列目の桜井玲香を、歌唱第1陣として抜擢するのは、これまでの乃木坂運営の方針から考えて、極めて珍しい決断で、小さいけど、勇気のある「Revolution」だと、高く評価出来ます。

2013年の夏頃までは、乃木坂の方が格上だったE-girlsに、その後、あっと言う間に抜かされ、紅白を含む冬の大型歌謡祭において、ことごとく出演時間で負けてしまったのは、こういったコラボにおいて、歌唱力を重視した人選をしなかったことが大きい。

音を外すようなステージを続けていると、音楽シーンでの存在感が希薄になってくのは当然で、特典によって何十万枚CDを売っても、音楽関係者からの評価はなかなか高くなりません。

歌の上手いメンバーに、歌をうたわせる。

これを実現出来た渡辺美里さんとのコラボが、本当の「乃木坂's Revolution」へつながっていくことを願っています。


注目の乃木坂メンバー出演予定番組

スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

====== 4月 (April) =====

4月1日(水) 18 : 55 ~ 19 : 25 NHK Eテレ『Rの法則 ~ライブ&トーク「乃木坂46」~』
以下のサイトで「命は美しい」の歌詞に関するアンケートを行なっています。
アンケートのページ
『Rの法則』の番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

4月1日(水) 24 : 00 ~ 24 : 30 BayFM『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』第1回
なんと新内眞衣の冠番組がラジオで始まります。毎週水曜深夜放送だそうで、これは快挙と言っていいでしょう。まいちゅんはトークが上手いので、不安より期待の方が大きいです。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ
乃木坂公式サイトの関連記事

4月2日(木) 19 : 25 ~ 19 : 55 NHK Eテレ『オトナヘノベル』
ヒャダインと篠田麻理子がMCを務める、10代向けの情報バラエティ。今回のテーマは「SNSの炎上」、番組内ドラマにおいて、秋元真夏が主役を演じるようです。
『オトナヘノベル』の番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

4月3日(金) 19 : 00 ~ 21 : 19 bayfm78『金つぶ』第1回
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオ番組がスタート。毎週金曜の生放送です。まいちゅんに続き、みさみさも!乃木坂の快進撃が止まりません(笑)。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ

4月4日(土) 18 : 00 ~ 18 : 30 フジテレビ『MUSIC FAIR』
乃木坂46「命は美しい」を披露する他、渡辺美里と「My Revolution」(1986)をコラボするようです。
『MUSIC FAIR』の番組公式サイト
渡辺美里オフィシャルブログ2015-03-10 22:54:27
乃木坂公式サイトの関連記事

4月5日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオ番組。中元日芽香がアシスタントとして隔週で出演。今回が初回放送で、生駒里奈がゲストで登場。
『らじらー!』の番組公式サイト

4月5日(日) 24 : 10 ~ 24 : 50 NHK総合『MUSIC JAPAN』
乃木坂46「命は美しい」、SKE48「コケティッシュ渋滞中」、NMB48「Don't look back」のステージライブが放送されるようです。
『MUSIC JAPAN』の番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

4月6日(月) 18 : 57 ~ 21 : 54 テレビ東京『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV 3時間スペシャル』
秋元真夏と生駒里奈が出演。
テレビ東京公式番組表の番組紹介ページ

4月6日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!4』第1回
乃木坂の人気冠番組『NOGIBINGO!』のSeason4が4月からスタートです(笑)。
『NOGIBINGO!4』の番組公式サイト

4月11日(土) 19 : 30 ~ 20 : 59 NHK BSプレミアム『ザ・プレミアム 春ソング2015~あなたに贈る名曲セレクション~』
4月19日(日) 13 : 00 ~ 14 : 29 NHK BSプレミアム (再放送)
松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木が司会を務める音楽特番に乃木坂が出演。
ナタリーの関連記事

4月11日(土) 19 : 54 ~ 23 : 06 テレビ東京『池上彰のニュースそうだったのか!! 3時間スペシャル』
橋本奈々未が池上彰の初回スペシャルに出演。
テレビ朝日公式サイトの番組紹介ページ

4月15日(水) 19 : 00 ~ フジテレビ『水曜歌謡祭 初回2時間スペシャル』
森高千里とアンジャッシュ渡部建が司会を務める週1音楽番組の初回スペシャルに、乃木坂46から生田絵梨花と白石麻衣が出演。今回は19 : 00 スタートですが、通常は 19 : 57 始まりのようです。
『水曜歌謡祭』の番組公式サイト

4月18日(土) 18 : 10 ~ NHK総合『マサカメTV』
中元日芽香が単独で出演。その回のタイトルは「今日から使える!?ケチ知恵SP」。
『マサカメTV』の番組公式サイト

4月20日(月) 19 : 00 ~ テレビ朝日『しくじり先生 ゴールデン進出初回スペシャル』
高山一実が出演!先生はホリエモンで、かずみんによると「すんごかった」そうです(笑)。
『しくじり先生』の番組公式サイト
高山一実の2015/03/16_19:12ブログ

4月20日(月) ~ 23日(木) 22 : 15 ~ 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。毎月、第1週から第4週まで、週変わりで人気女性タレントがパーソナリティを務め、橋本奈々未が第3週目を担当する。
『GIRLS LOCKS!』の番組公式サイト

4月23日(木) 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』初回
4月29日(水祝) 25 : 00 ~ 25 : 30 (再放送)
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める連続情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。初回ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場です。
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// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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「命は美しい」MV制作の超タイト日程が『Rの法則』で判明、白石麻衣のステップとソフトボール [04Apr15]

2015-04-04 16:30:00 | 芸能
土曜夕方6時
4月4日(土) 18 : 00 ~ 18 : 30 フジテレビ『MUSIC FAIR』
乃木坂46「命は美しい」を披露する他、渡辺美里と「My Revolution」(1986)をコラボするようです。
『MUSIC FAIR』の番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

[NHKラジオ] 日曜夜8時5分から
4月5日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオ番組。中元日芽香がアシスタントとして隔週で出演。今回が番組最初の放送で、生駒里奈がゲストで登場。
『らじらー!』の番組公式サイト

日曜深夜0時
4月5日(日) 24 : 00 ~ テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
『乃木どこ?』3年半の歴史に幕が下りる!、との予告によるスペシャル回。主軸冠番組の今後に関して、何らかの発表がある可能性も。
テレビ愛知の『乃木坂って、どこ?』番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連ページ

日曜深夜0時10分
4月5日(日) 24 : 10 ~ 24 : 50 NHK総合『MUSIC JAPAN』
乃木坂46「命は美しい」、SKE48「コケティッシュ渋滞中」、NMB48「Don't look back」。
『MUSIC JAPAN』の番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

月曜深夜1時29分冠番組復活!
4月6日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!4』第1回
乃木坂の人気冠番組『NOGIBINGO!』のSeason4が4月からスタートです(笑)。
『NOGIBINGO!4』の番組公式サイト


Eテレ『オトナヘノベル』の番組内ドラマにおいて、SNSが炎上してしまった女子高校生を演じた秋元真夏、なかなか良かったですね。

表情や仕草の演技が自然で、観ていて違和感なく話に入っていけました。

あれこれ助けてくれる同級男子役のイケメン俳優と共に、高校1年生という設定にはちょっとキツいものがあったけど(笑)、良い意味で力が抜けているというか、テーマを邪魔しない素直な芝居で、投稿者の身に実際に起こったことを説明するという目的を十分に達成出来たんじゃないでしょうか。


真夏さんは、『Rの法則』で、しゃべっているシーンが非常に多く、つまり、編集で採用されるトークが出来るんですね。

テーマにしっかり沿いながら、ポイントを絞って、分かり易く話をするので、彼女のトークでは意味不明ということがなく、制作側も使いやすいのだと思います。

こういった「頭の良さ」は、NHKが非常に好むところで、以前から、いずれ秋元真夏を起用してくれるんじゃないかと思っていたのですが、今回、ドラマへの出演という形で実現しました。

思うに、これはスタートであって、真夏さんは的確なトークが出来るので、『オトナヘノベル』のスタジオ出演なんかも、密かに期待していいんじゃないでしょうか(笑)。

秋元真夏は、バラエティの分野で、今後、相当に活躍する気がします。


ところで、まなったんだけでなく、ひめたんとななみんのラジオのレギュラー決定に、テレビでは『MUSIC FAIR』『MUSIC JAPAN』『水曜歌謡祭』と、乃木坂メンバーが出演する番組が、次々と放送される予定で、付いて行くのに一苦労です。

また、ななせまる、あしゅ、ななみん、さゆりんの専属モデル決定のあと、メンバーの雑誌への掲載も相変わらず炸裂しまくっていて、そろそろ、切り抜きスクラップでも作らないと、本棚が乃木坂で溢れかえりそうです(笑)。

星野みなみと生田絵梨花が「Seventeen」に載った頃に比べると、隔世の感があって、乃木坂、本当に売れてきました。


ただ、メディア露出が増えていることと、音楽シーンでの存在感はまた別の話で、楽曲やパフォーマンスで頑張らないと、大型歌謡祭への出演や歌唱時間はなかなか増えていかない。

多くの人がカラオケで歌ってくれるようなヒット曲を出せば、急速に扱いが良くなると思いますが、もちろん簡単なことではない。

差し当たっては、歌とダンスのスキルをコツコツと磨いて、パフォーマンスの魅力を少しでもアップさせるしかありません。


水曜日の『Rの法則 アイドルの舞台裏 ~曲の出会い・乃木坂46~』では、「命は美しい」のMV制作、レコーディング、ジャケット撮影の舞台裏がかなり詳しく流れました。

とくに興味深かったのは、スタジオでダンスの振り入れ、その後、富士山麓の野外ステージでMVを撮るところです。

普段は見せてくれない内情を、かなり細かく取材していて、「命は美しい」のダンスに関して感じていた、いくつかの疑問が氷解しました。


まず、びっくりしたのは、日程が想像以上にタイトだったことです。

メンバー1人にダンスの先生が1人付いて、マンツーマンで指導していましたが、ナレーションから判断すると、この振り入れと全体フォーメンションのチェックはたった1日で終わり、おそらく翌日、あるいは、少なくともほとんど間を空けない日の早朝から、富士山の麓でMVを撮影している。

撮影自体も、1泊2日の15時間で150カット以上という過酷なものですが、振り入れの時間があまりに短い。


振り付けを考えたWARNERさんは、「乃木坂史上、マックスにガンガン踊る」ダンスで、今までにない「挑戦」と述べていました。

経験のないタイプのダンスを、1日で体に叩き込むのは、かなりの無茶ぶりで、だからこそ、メンバー1人に1人の先生という異例の指導法を採用したんだと思います。

もちろん、プロの世界では、1日で振り入れなんて珍しくはないのかもしれないけど、それを上手くこなせるのは、日常的にダンスの練習を行なっているからです。

ところが、乃木坂の場合、握手会などの特典イベントが多い上に、運営にパフォーマンス重視の発想が乏しいようで、ダンスの練習量が不足している感がある。


『Rの法則』では、先生がフォーメーションを作って、お手本ダンスを見せてくれるシーンがありました。

これを見て、「命は美しい」のダンスが、どういうものなのか、初めて理解した。

乃木坂メンバーのダンスでは、敢えてバラバラにして、個性を強調しているのだと思っていた部分も、先生のダンスでは、上半身、下半身ともに、動きがビタッと揃っていて、ああ、本来は合わせるのね、と分かった(笑)。

しかも、腕、腰、脚、すべての動きがキレキレで、これを見たMCの山口達也が、「先生でもうやっちゃえばいいじゃない」と、さらっと酷いことを言ってましたが(笑)、確かに素晴らしいダンスです。


『UTAGE! 2時間スペシャル』では、つるの剛士と高橋愛が「愛が生まれた日」(1994)をデュエットする後ろで、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、桜井玲香の4人が、Kis-My-Ft2の玉森裕太とコラボダンスを披露しました。

途中、白石麻衣が玉森裕太の肩に「タッチ」するフリが、一部ファンの間で物議をかもしたとネットニュースに出ていましたが、何がイケナイなのか、私にはさっぱり(笑)。

ただ、残念だったのは、橋本奈々未のダンスなど魅力的な部分はあったけど、日頃からの練習量がまだ足りないのだと思います、全体として、踊りにあと一歩の精彩が感じられなかった。


おそらく、この振り入れは、「命は美しい」より、さらに短い時間しかなかった筈で、そうなると、日常のダンス量がダイレクトに踊りに反映されます。

前回記事で指摘したように、冒頭のイージーターンを白石麻衣が回り切れなかったのも、踊り込みが足らず、極度の緊張を強いられる本番で、体が動かないのだと思います。

SPEEDの今井絵理子と島袋寛子は、MAXのメンバー3人と、TRFの「survival dAnce ~no no cry more~」(1994)をパフォーマンスしましたが、まあ、上手いです、歌もダンスも。

このクラスの人に「上手い」という言葉を使うのは失礼な気もしますが、二人とも、才能に加えて、積み重ねてきた練習量が桁違いなんでしょう、SPEEDの全盛期から20年近く経った今でも、歌ダンスともに、素晴らしいキレ味です。

また、高橋愛のダンスも良くて、長年の練習で培ったシャープな動きが、遺憾なく発揮されていました。


AKB48の10枚目表題曲「大声ダイヤモンド」(2008)は、グループ結成後、3年経った頃に出された歌で、今の乃木坂46とほぼ同じ時期にリリースされています。

この曲のMVを観ていると、前田敦子のターンなど、優れたダンスシーンが多く、踊りに関して、現時点の乃木坂46は、当時のAKB48のレベルに届いていない気がします。

「命は美しい」は、ダンスレベルを上げるには絶好の曲なので、日常的に踊り込んで、練習を積んで欲しいです。


西武ドーム「3rd YEAR BIRTHDAY LIVE」で、「命は美しい」のステージパフォーマンスを披露した後、MVが公開されましたが、ちょっと不思議に思ったのは、ライブで感じたダンスの迫力が、MVからあまり伝わってこなかったことです。

その理由が、『Rの法則』で判明しました。

MVを撮ったときは、まだまだダンスの完成度が不十分で、桜井玲香に至っては、スタジオでの振り入れは見ているだけで、MVの撮影は、ぶっつけ本番で、いきなり全体ダンスをこなしている。

ところが、その後、「BIRTHDAY LIVE」へ向けて練習することで、徐々に完成度が高まり、2月22日(日)のステージでは、MVよりずっとハイレベルなダンスに仕上がっていたのだと思います。

もともと才能のあるメンバーが多いので、練習量さえ確保すれば、ぐんぐん上手くなるということでしょう。

音楽番組への出演など、一連の新曲キャンペーンが終わっても、ダンスの練習は続けて欲しいですね、ぜひとも。


『Rの法則』では、レコーディングの裏話も出ていましたが、気になったのは、「足下(あしもと)に咲いた花を見つける」の部分を、橋本奈々未だけ「橋本(はしもと)に咲いた花を見つける」と歌ったと、白石まいやんが披露し、「使われたかどうかは分からないけど」と続けたところです。

家族以上に毎日顔を合わせている橋本ななみんの声が、CDに入っているかどうか、まいやんが分からないということは、メンバーの地声を、相当に加工して収録していることになるわけで、視聴者は、んっ?機械が歌っている?と思うかもしれません(笑)。

さすがに、橋本さんは、「マズい」と思ったのか、「音源の中にも、よく聴けば(「あ」ではなく)「は」が入っている」とフォローしてましたが、乃木坂のCDは誰がどこを歌っているのか、生田絵梨花以外は、ほとんど分からないというのは、かねてから言われていることで、まいやん、際どいですよ、発言が。

ちなみに、私は、「月の大きさ」を初めて聴いたとき、衛藤美彩のソロ曲かと思いました(笑)。

何でしょうね、ほっとくと、みさみさの声に聴こえるんですが。


さて、ぶっちゃけ過ぎの感すら漂う『Rの法則』乃木坂特集、最後は、「命は美しい」のスタジオライブです。

以下に、これまでのステージの演奏時間を示していますが、有り難いことに、NHKさんは、表題曲はフルバージョンで流してくれます。

(表1) 「命は美しい」のダンスが披露された番組とその演奏時間

[凡例]
コンサートや番組の名称
演奏時間 = 「曲名」
放送された日付とメディア名

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「3 : 03」は3分3秒を表す。
# 青色はフルバージョンのステージだったことを示している

(CD)
5 : 07 =「命は美しい」
2015/03/18発売11枚目収録

(テレビ放映されたライブ又は音楽番組)
3rd Year BIRTHDAY LIVE in 西武ドーム
5 : 07 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井玲奈)
2月22日(日) BSスカパー

スカパー!音楽祭 2015
5 : 07 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井ポジ : 川村真洋)
2月25日(水) BSスカパー

ミュージックドラゴン
2 : 31 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井玲奈)
3月20日(金)深夜 日テレ

乃木坂46SHOW!
5 : 07 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井ポジ : 川村真洋)
3月20日(土) NHK BSプレミアム

乃木坂って、どこ?
2 : 31 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井玲奈)
3月21日(日)深夜 テレビ東京

UTAGE! 2時間SP
2 : 30 =「命は美しい」
# 11th選抜 (生駒ポジ : 川村真洋)
3月31日(火) TBS

Rの法則
5 : 07 =「命は美しい」
# 11th選抜 (松井ポジ : 川村真洋, 高山ポジ : 井上小百合)
4月1日(水) NHK Eテレ


松井玲奈のポジションには川村真洋が入り、バラエティ収録だったんでしょうか、出られなかった高山一実の位置に、井上小百合が入っています。

ろってぃのダンスは言うまでもなく素晴らしいけど、井上さんも、キレがあって、表情も良く、魅せてくれました。

正直、3列目だと映る時間が短いので、もっと観たかったけど、ワンショットであっても、さすがさゆにゃんという存在感があったと思います。


全体として、随分と上手くなってきた印象があります。

先生のお手本ダンスを観た直後なので、キレや揃いの面では、まだまだ物足りないけど、乃木坂メンバーの美しさは、十分、伝わっていたと思います。

ところで、「命は美しい」のダンスを観る度に、白石麻衣のことが頭から離れなくなるんですが、ようやく理由が分かりました。

端的に言うと、このダンスで一番目立つ役割を任されているのが、白石さんだからです。


トップ3の左右に白石麻衣と橋本奈々未がいて、ダンスの途中、何回も、ポジションを入れ替わります。

そのとき、まいやんは前を通り、ななみんは後ろを通るので、白石さんのステップ移動が、観客の視線を何度も独占することになる。

言ってみれば、白石麻衣のポジションチェンジは、このダンスの醍醐味の一つで、それが上手く成功すれば、全体の印象をぐっと引っ張り上げ、逆に、ドタドタすると、踊り全体が精彩を欠く感じになってしまう。

だから、まいやんのステップが気になるんですね

面白いのは、客席から観て、右から左への移動は、キレイにツーステップでまとめていて、それほど気にならないんだけど、左から右への移動が、トテトテトテッと、動きが遅い上に、リズム感が宜しくない。

まいやんにとって左方向への移動になる、このステップを改善すれば、ダンス全体の印象がもっと良くなると思います。


左右でステップが違うのは、ひょっとすると、白石さんが、ソフトボールをやっていたことと関係があるかもしれない。

野球もそうなんですが、バッティングというのは、左右の足に別々の役割を与える、「分業体制」になっていて、右バッターの場合、軸足である右足を動かさず固定する癖がついている可能性がある。

左へのステップ移動は、右足で蹴り出して、それを大きく動かす必要があるので、そういった癖があると、軽快なステップが踏みづらくなっても不思議ではない。

練習を積み重ねれば、ソフトボールで身につけた癖を、ダンス仕様に変更出来る筈で、まいやんの場合、今後のためにも、ステップ移動は念入りにチェックした方がいいかも。


アイドルグループにとって、ダンスは一番重要なスキルで、上手く踊れれば評価が高まって、大きなステージに呼んで貰える可能性が増えるので、頑張って練習を重ねて欲しい。

歌唱と違って、ダンスの上手さは、練習量に割と素直に比例するそうなので、やりがいはあると思う。

「命は美しい」は、上半身、下半身ともに、様々な動きが入っているので、上手く出来ない部分を中心に練習を続ければ、ダンスのスキルが見違えるほどアップして、アーティストと呼ばれるのも、夢ではないんじゃないかな(笑)。

それにしても「アーティスト」宣言、ツッコミポイントを自分で設定出来たわけで、まいやんにとって、大論争を巻き起こした「キミノナハセンター」以来の、美味しいヒットじゃないでしょうか。

「いじりやすい」のは、タレントにとって、注目を集める取っ掛かりになると思うので。


ところで、4月15日(水)放送予定のフジテレビ『水曜歌謡祭 初回2時間スペシャル』、白石さん、まさか宝塚歌劇団とコラボなんてことはないよね(笑)。

生田絵梨花とタイミング良く観劇しているのが、どうにも引っかかるんですが。

まあ、偶然なのかもしれないけど、まいやんが谷村新司とデュエットなんて展開よりは、真っ白なタキシードを着て、宝塚メンバーと一緒に踊る方が、まだ想像しやすいです(笑)。

白石麻衣の2015/04/01_23:30ブログ
生田絵梨花の2015/04/02_19:42ブログ


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4月3日(金) 19 : 00 ~ 21 : 19 bayfm78『金つぶ』第1回
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオ番組がスタート。毎週金曜の生放送です。まいちゅんに続き、みさみさも!乃木坂の快進撃が止まりません(笑)。
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4月4日(土) 18 : 00 ~ 18 : 30 フジテレビ『MUSIC FAIR』
乃木坂46「命は美しい」を披露する他、渡辺美里と「My Revolution」(1986)をコラボするようです。
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4月5日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオ番組。中元日芽香がアシスタントとして隔週で出演。今回が初回放送で、生駒里奈がゲストで登場。
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4月5日(日) 24 : 10 ~ 24 : 50 NHK総合『MUSIC JAPAN』
乃木坂46「命は美しい」、SKE48「コケティッシュ渋滞中」、NMB48「Don't look back」のステージライブが放送されるようです。
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4月6日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!4』第1回
乃木坂の人気冠番組『NOGIBINGO!』のSeason4が4月からスタートです(笑)。
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4月11日(土) 19 : 30 ~ 20 : 59 NHK BSプレミアム『ザ・プレミアム 春ソング2015~あなたに贈る名曲セレクション~』
4月19日(日) 13 : 00 ~ 14 : 29 NHK BSプレミアム (再放送)
松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木が司会を務める音楽特番に乃木坂が出演。
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4月15日(水) 19 : 00 ~ フジテレビ『水曜歌謡祭 初回2時間スペシャル』
森高千里とアンジャッシュ渡部建が司会を務める週1音楽番組の初回スペシャルに、乃木坂46から生田絵梨花と白石麻衣が出演。今回は19 : 00 スタートですが、通常は 19 : 57 始まりのようです。
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4月18日(土) 18 : 10 ~ NHK総合『マサカメTV』
中元日芽香が単独で出演。その回のタイトルは「今日から使える!?ケチ知恵SP」。
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4月20日(月) 19 : 00 ~ テレビ朝日『しくじり先生 ゴールデン進出初回スペシャル』
高山一実が出演!先生はホリエモンで、かずみんによると「すんごかった」そうです(笑)。
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高山一実の2015/03/16_19:12ブログ

4月20日(月) ~ 23日(木) 22 : 15 ~ 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。毎月、第1週から第4週まで、週変わりで人気女性タレントがパーソナリティを務め、橋本奈々未が第3週目を担当する。
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4月23日(木) 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』初回
4月29日(水祝) 25 : 00 ~ 25 : 30 (再放送)
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める連続情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことです。初回ゲストとして高山一実、深川麻衣、新内眞衣が登場です。
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『UTAGE! 2時間SP』西川貴教の歌を生田絵梨花が華やかなピアノでサポート、天才が煌めいた夜 [01Apr15]

2015-04-01 16:30:00 | 芸能
水曜夜6時55分
4月1日(水) 18 : 55 ~ 19 : 25 NHK Eテレ『Rの法則 ~ライブ&トーク「乃木坂46」~』
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[FM] 水曜深夜0時
4月1日(水) 24 : 00 ~ 24 : 27 BayFM『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』第1回
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木曜7時25分真夏がNHKのドラマに登場!
4月2日(木) 19 : 25 ~ 19 : 55 NHK Eテレ『オトナヘノベル』
ヒャダインと篠田麻理子がMCを務める、10代向けの情報バラエティ。今回のテーマは「SNSの炎上」で、番組内ドラマにおいて、秋元真夏が主役を演じるようです。
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[FM] 金曜夜7時
4月3日(金) 19 : 00 ~ 21 : 19 bayfm78『金つぶ』第1回
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオ番組がスタート。毎週金曜の生放送です。
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土曜夕方6時
4月4日(土) 18 : 00 ~ 18 : 30 フジテレビ『MUSIC FAIR』
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日曜深夜0時10分
4月5日(日) 24 : 10 ~ 24 : 50 NHK総合『MUSIC JAPAN』
乃木坂46「命は美しい」、SKE48「コケティッシュ渋滞中」、NMB48「Don't look back」。
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昨夜放送されたTBS『UTAGE! 2時間スペシャル』、良かったですね。

5年ぶりにテレビ出演するChageへの期待感だけでなく、すべてのステージが歌ダンスともにハイレベルで、見応えがありました。

谷村新司が、自身の作詞作曲である「いい日旅立ち」(1978)を、当時、それを歌った山口百恵の長男である三浦祐太朗とデュエットしたステージは、歌唱そのものの素晴らしさに加え、音楽が時を越えて人と人を結びつけていく、そんな壮大な物語を感じさせる、圧巻の出来でした。

さらに、1984年、石川優子とチャゲによる大ヒットデュエット曲「ふたりの愛ランド」を、Chage本人と渡辺麻友が歌ったステージは、ハイテンションな男性ボーカルとちょっと落ち着いた女性ボーカルという組み合わせが、当時そのままの再現という感じで、聴いてて高まりました(笑)。

2013年の年末に行なわれた第3回AKB48紅白対抗歌合戦で、生田絵梨花のピアノ伴奏&ハーモニーで「君の名は希望」を歌ったのを観て以来、ずっと感じていることですが、まゆゆは歌が上手い。


それから、元モーニング娘。の高橋愛が、これほど歌えるとは思わなかった。

確かに、在籍時から、実力のあるメンバーと見なされていたけど、どうしても後藤真希や安倍なつみといった人気メンバーに注目が集まって、やや陰が薄かった部分がある。

ところが、昨夜は、TRFの「BOY MEETS GIRL」(1994)で、ステージ後、立てなくなるくらい激しいダンスを踊りながらも、メインボーカルを担当、幼い顔立ちからは想像出来ないほどパワフルな声量と正確な音程で、圧巻の歌唱を披露していました。

モー娘。時代からきっちりしたボイストレーニングを受け、卒業後も、ミュージカルなどの活動を通して、歌唱力を磨いてきたのだと思います、お見事でした。


「UTAGE! 2時間スペシャル」は、近年稀に見るほどハイレベルな歌謡祭でしたが、そんな中、乃木坂は、やはり生田絵梨花が魅せてくれました。

尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」(1983年「十七歳の地図」収録、1994年シングル)を、T.M.Revolution の西川貴教が、いくちゃんのピアノ伴奏だけで歌うステージ。

緊張感をどうやって乗り越えているのか、彼女のメンタルの強さにはいつも驚かされますが、昨夜のステージでも、単にキーを間違えないというだけでなく、軽やかな手と腕の動きに、時折笑顔を見せ、西川さんとのアイコンタクトも取りながら、パーフェクトな伴奏を披露です。

歌が終わった直後、MCの中居正広が

生田さん、びっくりするわ、ヤバいね君!

と、テレビではまだ無名に近い18歳の少女を絶賛、それを受けて、西川貴教も「素晴らしいでしょ」。

見つかってしまいましたね、いくちゃんが(笑)。


生田絵梨花が凄まじいのは、上手くピアノが弾けるだけでなく、美しいルックスによる表情変化に、上半身の動きまで付けて、楽曲イメージを全身で表現することで、演奏が、ダンスや演劇的要素すらを内蔵する、一つのパフォーマンスになっていることです。

緻密な演奏テクニックと同時に発揮される、この圧倒的な感情表現力こそ、生田絵梨花の真骨頂で、そうでなければ、プロの歌手がここまで褒めることはないと思います。

昨年秋の主演舞台『虹のプレリュード』について、ベテランの演劇担当記者が、AKB48新聞に感想を書いていて、大竹しのぶの初舞台を観たときと同じような、衝撃を受けたと述べていました。


私も観劇したのですが、最後にピアノを生演奏する場面では、迫力のある旋律に、客席から見える彼女の背中が切ない表情を訴えていて、震えるほどの感動を覚えました。

ピアノを弾く姿が、芝居の一部となり、重要なメッセージを伝えてくる。

AKB48新聞の記者と同じく、「生田絵梨花、恐るべし」と思った(笑)。


昨夜は、西川生田ペアの前に、CHEMISTRYの川畑要が、舞祭組の千賀健永によるピアノ伴奏で「I LOVE YOU」(1983年「十七歳の地図」収録、1991年シングル)を歌い、二つのステージを観客が審査するバトル企画になっていました。

いくちゃんは4歳からピアノを習っているという紹介に対して、千賀君は、4ヶ月前から始めたとのことで、VTRでは、寝る間も惜しんで練習する姿が流れました。

たった4ヶ月で、「I LOVE YOU」のピアノ伴奏が可能なのか、視聴者の不安がぐいぐい高まる中、いざ歌がスタートすると、彼の指がプルプル震えて、何度もキーを間違えながら、おそるおそる曲が進んでいく。

しかし、それでも何とか演奏を続け、最後まで弾き切ります。

演奏後、観客の間に、一緒に大きなハードルを乗り越えたような安堵感が漂い、次に登場する西川生田ペアにとっては、まあ、強烈な逆風となってしまいました(笑)。


ただ、ここで生田絵梨花が、桁違いの才能を見せつけます。

川畑千賀ペアのステージを観てどう感じたかを訊かれ、

上手くいくかどうかではなく
すごくハートなんだなと
二人に教えてもらったので
私も気持ちをもって演奏出来たらと思います

と返答。

自分と相手の演奏テクニックを比較することを避け、むしろ、ハートの重要性を教えて貰ったと、対戦相手を褒める。

見事な切り返しで、お客さんに「いい子だなあ、この子」という印象を与え、演奏を聴いてもらう雰囲気を作る。

生田絵梨花のあまりの機転に驚愕したのだと思います、マイクは拾っていなかったけど、中居君の隣にいたChageが、「うまいな~」と後ろを向いて、感心しながらしゃべっているように見えるシーンが映っていました。

パフォーマーとして、ステージで追いつめられた瞬間、その不利を、どうやって自分の方に引き戻すのか。

Chageさんは、ステージ以上に、この切り返しによって、生田絵梨花の名前を覚えてくれたかもしれません。


『虹のプレリュード』で感心したのは、お客さんが自分をどう観ているのか、まだ17歳の少女が、舞台の上で、それを逐一理解し、芝居を進めていることでした。

これほど演劇センスの優れた人は、滅多にいないだろうと、呆気にとられた記憶があります。

昨夜のステージでも、演奏前、MCとのやり取りで、その才能の片鱗が発揮され、慣れていないトークで緊張していたけど、いわば、最高の正解を導き出していて、テレビの前で、唸ってしまった(笑)。


結局、観客投票によるバトルは、川畑千賀ペアの勝利に終わったけど、最後、西川貴教が

生田さんのピアノの才能を
皆さんにお伝え出来ただけでも
僕の仕事は終わったな

と言ってくれて、乃木坂ファンとして、非常に嬉しかった。

西川さん、いくちゃんを褒めて頂いて、本当にありがとうございます。

昨日のステージで、西川さんのことが、さらに好きになりました(笑)。


勝敗に関して言えば、ピアノ演奏は比べものにならないほど差があったけど、川畑要の透き通った声が、「I LOVE YOU」という歌にぴったり合っていて、聴き惚れました。

千賀君のピアノも、戸惑いながら、先の見えない道を手探りで進んでいくような、尾崎豊の楽曲イメージと重なる部分があって、総合的には悪くなかった。

ボーカルに先導されるピアノって、初めて見たけど(笑)。

私は西川貴教の歌が好きで、生田絵梨花のファンなので、西川生田ペアに勝って欲しかったけど、少なからぬ人が川畑千賀ペアに投票するのは十分理解出来ます。

両方とも素晴らしいステージだった、それで良いんじゃないでしょうか。


さて、乃木坂メンバーが出演したもう一つのステージが、つるの剛士と高橋愛のデュエットによる「愛が生まれた日」(1994)。

二人がステージの前側で見つめ合って歌い、その奥で、Kis-My-Ft2の玉森裕太と、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、桜井玲香が踊りを担当する構成です。

振り付けはKABA.ちゃんで、男性の歌詞では男性ダンサー、女性の歌詞は女性ダンサーが踊り、最後に、二つが融合するというコンセプトが、KABA.ちゃん本人から説明されます。


男女の愛がテーマのバラードなので、ダンスはゆっくりしていて、情感表現がポイントになってきます。

まず驚いたのは、玉森裕太君、ダンスが上手いです。

高い身長と長い手足を生かして、一つ一つのフリを丁寧に、感情豊かに踊っていて、背筋の伸び方や指先の使い方をみると、バレエの素養があるのかもしれません。

女性と踊るのが本当に恥ずかしくてダメと、曲前のトークで述べてましたが、繊細なダンスを披露して、正直、カッコ良かった(笑)。


一方、乃木坂メンバーでは、橋本奈々未が印象に残った。

もともと、スタイルが良く雰囲気のある人だけど、昨年のクリスマスライブで披露した「孤独兄弟」が秀逸だったように、最近、ダンスが急速に上手くなっている気がします。

背筋がピンと伸びて姿勢が美しい上に、手足の動きに柔らかい情感が出ている。

さらに、顔の表情の作り込みが丁度良く、気持ちが入り過ぎず、無愛想過ぎず、「大人の艶っぽさ」に落ち着いている。

ん~、つまり、色っぽいってことです(笑)。


ダンスを重ねる中で筋力が付いてきて、内面で考えている楽曲イメージを、身体表現に移すことが可能になってきたのかもしれません。

「夏のFree&Easy」のMVで、橋本奈々未がヘッドフォンで音楽を聴いているシーンは、そのままCMに出来るほどの完成度で、相当レベルのイメージ発信力を持っていると感心したのですが、いよいよ、その能力が踊りにダイレクトに反映され始めたのだとすれば、乃木坂にとって、大きなプラスになります。

昨夜のステージを観る限り、少なくとも、しっとりした大人のダンスであれば、ななみんは爪痕を残すことが分かったので、今後の展開が楽しみです。


一方、今回も気になったのが、白石麻衣ですね(笑)。

ステージ冒頭、4人が菱形フォーメーションで踊る場面、合わせるべきターンが1人だけ中途半端で、途中で体が流れてしまって、ツーステップになっていました。

その後、玉森君を中心に置いてのターンでは、キレイに回っていたので、タイミングを取り損ねたんだと思うけど、先頭ポジションでミスをすると、全体イメージに影響するので、ターンなど、要所要所はノーミスで行って欲しい。


NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』の「命は美しい」でも、客席から観て左から右への移動で、ステップがよれている場面があって、まいやんの場合、脚が絡むと、ダンスが怪しくなる傾向があります。

生駒里奈が神宮ライブの「何度目の青空か?」で、ふらついている場面があって、それ以来、脚にくるのは、疲れが原因じゃないかと疑っています。

ひょっとすると、まいやんも、あまりの忙しさから、自分で考える以上に疲労が蓄積しているのではと心配になる。

橋本奈々未のダンスが良くなったのは、昨年の夏頃、一時期休養を取って、しっかり疲労を取ったことがプラスに働いている可能性があります。

白石麻衣のダンスは、「ガールズルール」以来、ずっと継続的に観ているけど、こういったミスが気になるのは、ごく最近のことなので、もし普段以上に疲れを感じるのであれば、無理しないで欲しいですね。


西野七瀬は、歌はともかく(笑)、ダンスに関しては、ほとんどミスがないです。

常軌を逸したスタイルの良さなので、立っているだけで、絵になる部分があって、そこにノーミスのダンスをしてくるので、起用しやすいメンバーだと思います。

しかし、感情表現となると、性格が優し過ぎるのか、外への発信力が仄か過ぎて、ダンスにもっと派手さが欲しくなる。

この辺を改善すると、持っている身体能力はずば抜けているので、ワンランク上のダンスになるんじゃないかと。


あと、歌唱の方ですが、京都の全国握手会ミニライブで「ごめんね ずっと」を披露したとき、ソロ曲なのに「被せ」で、しかも地声がそれと合わずステージで泣き出したそうで、もう、どこが問題だと指摘して、どこをどう慰めたらいいのか、こっちが泣きたくなります(笑)。

まあ、「命は美しい」は、生粋のダンス曲で、歌唱の問題はしばらく浮上しないと思うので、しばらくそっとしておきましょう。

野次コメントにいちいち反応してたら、精神衛生上宜しくないし、今は、「命は美しい」のダンスを完成させることに専念すればいいんじゃないかと。

もちろん、桜井玲香さんは、歌で頑張って、乃木坂を引っ張っていって下さいませ、期待してます(笑)。


『UTAGE 2時間SP』、最後のステージは、山本彩のギター伴奏だけで、Chageが19歳のときに作った「終章(エピローグ)」を熱唱。

生田絵梨花のピアノといい、山本彩のギターといい、AKB48Gと乃木坂46は、いわゆるアーティスト路線を強調し始めた感があります。

軌を一にして、白石麻衣が、スポーツニッポンとのインタビューで、「アイドルではなく、アーティストに」と述べて、賛否両論が巻き起こっているとのこと。


AKB商法を採用するアイドルグループが「アーティスト」を意識するのは、特典によってCDセールスを稼ぐやり方が、限界に来ているからだと思います。

昨日発売された、SKE48の17枚目「コケティッシュ渋滞中」は、初日で57万3千枚を叩き出す、脅威の売り上げを記録していますが、個別握手会券付きCDを買うと、同封されている「MUSIC CARD」によって2枚購入とカウントされる、いわば魔法の杖が効いているようです。

一方、同日発売されたNMB48の11枚目「Don'T look back」は、初日38万2千枚という、これも大きな数字になっていますが、個別握手会9日、写メ会4日の合計13日の特典イベントが予定されています。

何でしょう、ここまで来ると、切なくなってきますね。


握手会券、総選挙券、イベント抽選券、「MUSIC CARD」などなど、こういった特典によって、大きなCDセールスを達成して、オリコン1位を続け、やがて、SPEEDの記録を抜いた、B'zの記録を破りそうだとなってくると、「快進撃」のアイドルグループに対して、社会的批判のボルテージが上がっていくのは、不可避なことです。

しかも、AKB48Gや乃木坂46が、音楽番組に出て、口パクや「被せ」でユルいダンスを踊るとなると、さらに、厳しい目が注がれることになる。

白石まいやんのインタビューが反響を呼んでいる背景には、大規模握手会によるCDセールスを活動の基盤にしているアイドルに対して、SPEEDやB'zの音楽に親しんできた多くの人が覚える、反発があるのだと思います。


オリコンは、来週月曜日のデイリーランキングから、「MUSIC CARD」の合算を中止しますが、その後、チケット付きCDにも同様な措置が取られる予定です。

これから、握手会券や総選挙券でCDセールスを伸ばすアイドルへの風当たりが、さらに増していくのは必至です。

世間の批判を緩和する一つの方法が、音楽や芸術に真摯に取り組んでいるという姿勢を見せることで、AKB48Gと乃木坂46は、握手会商法を断念しない限り、反発を受けながらも、「アーティスト」路線を唱え続けざるを得ないかもしれない。

だとすれば、ちっとも心躍らない「アーティスト」ですね(笑)。



注目の乃木坂メンバー出演予定番組

スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

====== 4月 (April) =====

4月1日(水) 18 : 55 ~ 19 : 25 NHK Eテレ『Rの法則 ~ライブ&トーク「乃木坂46」~』
以下のサイトで「命は美しい」の歌詞に関するアンケートを行なっています。
アンケートのページ
『Rの法則』の番組公式サイト
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4月1日(水) 24 : 00 ~ 24 : 30 BayFM『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』第1回
なんと新内眞衣の冠番組がラジオで始まります。毎週水曜深夜放送だそうで、これは快挙と言っていいでしょう。まいちゅんはトークが上手いので、不安より期待の方が大きいです。
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4月4日(土) 18 : 00 ~ 18 : 30 フジテレビ『MUSIC FAIR』
渡辺美里さんが、4月4日放送の『MUSIC FAIR』に、乃木坂46、ナオト・インティライミ、新山詩織とともに出演するとブログに書かれています。
『MUSIC FAIR』の番組公式サイト
渡辺美里オフィシャルブログ2015-03-10 22:54:27
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「ライブ」

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// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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