乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
02月29日(月) 21 : 00 ~ [地デ] テレビ朝日『Qさま!!』に秋元真夏が出演。
03月01日(火) 26 : 00 ~ 27 : 00 [地デ] フジテレビ『失敗↑パイオニア』に新内眞衣が出演。
03月02日(水) 伊勢丹新宿店本館7階バンケットルームBにて、午後6時より、生田絵梨花、若月佑美との女子限定20名による「お茶会」を開催。
03月02日(水) 新潟伊勢丹2階和カフェ「WABANA」にて、午後6時より、伊藤万理華、桜井玲香との女子限定20名による「お茶会」を開催。
上記、新宿と新潟の伊勢丹における「女子会」イベント詳細は、乃木坂公式サイトの関連記事に説明。
03月02日(水) 19 : 00 ~ 20 : 54 [地デ] フジテレビ『世界の何だコレ!?ミステリー2時間SP』に生駒里奈が出演。
03月03日(木) 19 : 25 ~ 19 : 54 [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル』。中元日芽香が主演する番組内ドラマあり。秋元真夏に続いて、乃木坂メンバーの出演は2人目。3月8日(月) 24 : 25 ~ 24 : 54 に再放送。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
14枚目「ハルジオンが咲く頃」に収録されるアンダー曲「不等号」が、昨夜の文化放送『乃木坂の「の」』で初オンエアされましたね。
山口百恵や中森明菜に通じるような、「昭和」のアイドルソングを彷彿させる、懐かしくも切ないメロディで、「ん~、凄く似た曲をどこかで聴いた気がする、何だっけなあ?」と、頭の中で、ずっと探りながら聴いていました。
演歌の域には入っていないけど、J-POPという範疇へ分類しづらく、南こうせつや中島みゆきなんかを少しかすっている気もする。
あれこれ考えたものの、結局、これぞという歌は思い当たらず、まあ良いかと諦めました(笑)。
ただ、「ハルジオンが咲く頃」に比べると、「不等号」は、音楽的な面白さがダイレクトに伝わってきて、より興味をかき立てられます。
表題曲は、メロディラインがシンプルなのか、爽やか過ぎて引っ掛からないのか、『MUSIC STATION』の録画を何回観ても、楽曲がなかなか頭に入ってこない。
無理に脳内再生しようと試みると、「イエバン・ポルカ」がスタートして、にっちもさっちも行かなくなって(笑)、再び、ビデオを見直してしまう。
どうも、「ハルジオン」は、「聖母」と呼ばれる深川麻衣の優しさに、曲を寄せ過ぎて、もの凄く「やさしいスープ」みたいなテイストに仕上がっていて、パンチが乏しく、物足りなさを感じます。
何度も聴けば、じわりじわり良くなってくるのかもしれないけど、そんな根気はもともと持ってないので、いつの間にか、足りないものを補うかのように、度外れに刺激的な「PERFECT HUMAN」のYouTubeなんかを観てしまうわけです(笑)。
その点、「不等号」は、味のあるメロディに、歌詞も、恋人の自分への興味が、徐々に薄まっていくことを感じ取る、女性の切ない心情を綴っているようで、ちょっと引っ掛かるドラマ性がある。
川後陽菜と一緒にMCを務めた樋口日奈が、曲前トークで、やや暗めの歌だけど、MVは明るい仕上がりになっていると述べていました。
メロディと歌詞の両方が切ない系なので、どうやって楽しい感じに持って行くのか、気になります。
ただ、8枚目「気づいたら片想い」収録のアンダー曲「生まれたままで」は、最初にラジオで聴いたとき、これでドラマ系MVを作ったら、登場人物が1人くらい命を落とすんじゃないかと思うくらい(笑)、不幸な身の上と諦めの境地にまで達した暗い気持ちを描いた歌という印象でした。
ところが、出来上がったMVは、乃木坂史上、ここまで明るいテイストも珍しいというくらい、カラフルで、笑顔が溢れる、光輝くような作品だった。
星野みなみと齋藤飛鳥なんか、最後、スーパーマンみたいに、気持ち良さげに空を飛んでいて、この世界におよそ「不幸」なんて存在するとは到底思えない、ニコニコの笑顔を見せている(笑)。
結局、「生まれたままで」には、MVの楽し気なイメージが流れ込み、陰鬱な歌詞の世界をどこかに追いやり、ライブでは、テンションの上がるノリノリのステージになっている。
従って、「ハルジオンが咲く頃」も「不等号」も、MVと併せて鑑賞しないと、歌詞やメロディだけでは、評価を定められない面がある。
ダンス込みのパフォーマンスや、MV中のドラマによって、大きく印象が変わるかもしれないので、本格的な感想は、それらが出てからですね。
例えば、「バレッタ」は、自分の中で、今でも、バイオレンス系Vシネマの主題歌みたいなイメージがあって(笑)、図書室や髪飾りの世界は吹き飛んでます。
表題曲とアンダー曲が明らかになりましたが、今回の14枚目は、メンバーのソロが2曲も入っています。
深川麻衣「強がる蕾」と西野七瀬「釣り堀」です。
(表1) 乃木坂の全ソロ曲
凡例
歌唱メンバー
収録シングルの発売日「曲名」in 収録シングル「タイトル」
西野七瀬 : 4曲
2015年01月07日(水)「ひとりよがり」 in 1stアルバム「透明な色」
2015年03月18日(水)「ごめんね ずっと…」in 11枚目「命は美しい」
2015年07月22日(水)「もう少しの夢」in 12枚目「太陽ノック」
2016年03月23日(水)「釣り堀」in14枚目「ハルジオンが咲く頃」
生駒里奈 : 1曲
2012年05月02(水)「水玉模様」in 2枚目「おいでシャンプー」
生田絵梨花 : 1曲
2015年01月07日(水)「あなたのために弾きたい」 in 1stアルバム「透明な色」
深川麻衣 : 1曲
2016年03月23日(水)「強がる蕾」in 14枚目「ハルジオンが咲く頃」
上表のように、メンバーが1人で歌うソロ曲を、乃木坂は、これまで7曲出しています。
ソロ曲は数が少なく、14枚目に2曲も入っているのは、異例なことです。
しかし、それ以上に、7曲中、4曲が西野七瀬で過半を占め、しかも、他のメンバーである生駒里奈、生田絵梨花、深川麻衣は、1曲づつなので、圧倒的に、ななせまるに偏ってソロ曲が配分されている。
なぜ運営は、西野七瀬にここまでソロ曲を用意するのか、今日は、その辺を考えてみます。
西野七瀬が初めてセンターに抜擢されたのは、8枚目「気づいたら片想い」です。
その後、9枚目「夏のFree&Easy」、11枚目「命は美しい」、そして白石麻衣とのWセンターである13枚目「今、話したい誰かがいる」と、4回に渡ってセンターを務めています。
(表2) 乃木坂選抜センターの変遷
凡例
シングル番号 : センター 選抜発表日「タイトル」
01枚目 : 生駒里奈 2012年01月08日「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 生駒里奈 2012年03月18日「おいでシャンプー」
03枚目 : 生駒里奈 2012年06月17日「走れ!Bicycle」
04枚目 : 生駒里奈 2012年10月07日「制服のマネキン」
05枚目 : 生駒里奈 2013年01月06日「君の名は希望」
06枚目 : 白石麻衣 2013年04月21日「ガールズルール」
07枚目 : 堀未央奈 2013年10月06日「バレッタ」
08枚目 : 西野七瀬 2014年01月26日「気づいたら片想い」
09枚目 : 西野七瀬 2014年05月11日「夏のFree&Easy」
10枚目 : 生田絵梨花 2014年08月03日「何度目の青空か?」
11枚目 : 西野七瀬 2015年01月18日「命は美しい」
12枚目 : 生駒里奈 2015年05月10日「太陽ノック」
13枚目 : 西野&白石 2015年08月30日「今、話したい誰かがいる」
14枚目 : 深川麻衣 2016年01月31日「ハルジオンが咲く頃」
# 日付は選抜発表日で、すべて日曜日
6枚目「ガールズルール」までフロント入りしたことがなかった西野七瀬は、7枚目「バレッタ」で1列目に抜擢、その後、現在の14枚目まで8作連続でフロントとなり、白石麻衣の9作連続に次いで、乃木坂で2番目に多く最前列を経験しています。
これほど重用されてきた理由は、彼女の握手会人気を見れば明らかです。
(表3) 個別握手会最高部数を全完売した応募次数
凡例
シングル番号 : [完売スピードによる順位] メンバー名(全完売を達成した応募次数)
#「順位」は1位と2位のみを記載
# 10枚目の最高部数は35部、それ以外は30部
06枚目 : [1位] 白石(6次) [2位] 西野(7次)
07枚目 : [1位] 西野(3次) [2位] 白石(5次)
08枚目 : [1位] 秋元西野(5次) [2位] 白石(6次)
09枚目 : [1位] 白石西野(6次) [2位] 秋元(7次)
10枚目 : [1位] 西野(7次) [2位] 白石橋本深川(8次)
11枚目 : [1位] 西野(2次) [2位] 白石(3次)
12枚目 : [1位] 西野(2次) [2位] 秋元白石橋本深川(4次)
13枚目 : [1位] 白石西野(3次) [2位] 秋元生田衛藤橋本(5次)
14枚目 : [1位] 白石西野(2次) [2位] 生田衛藤橋本深川(3次)
6枚目個別握手会の担当30部を、まいやんに次いで2位のスピードである第7次応募で全完売したあと、7枚目から14枚目まで、ななせまるは、常に1番速く全完売を達成し続けている。
凄まじい話ですが(笑)、7枚目で完売スピードトップに立つと、8枚目のセンターに抜擢され、運営が素早く反応したことが分かります。
従って、8th選抜が発表された2014年1月から、運営は西野七瀬を乃木坂の中心メンバーとして、本格的に起用し始め、その後、彼女が驚異的な握手会人気を維持する中、運営の「推し」も続いてきた。
乃木坂の選抜選考は、各メンバーが握手会で叩き出したセールスに対する「ご褒美」という面があり、西野七瀬の8枚目以降の成績を考えれば、フロントに入り続けているのは当然の抜擢で、握手会主義を象徴する例です。
ただ、握手会で突出した人気を誇るのだから、そのメンバーに魅力があるのは間違いなく、それを握手会以外の場にも広げられれば、乃木坂運営にとって、理想的な展開となる。
乃木坂No.1の握手会人気を持つ西野七瀬を、どうフィーチャーするのか、それが2014年の最初から、運営が取り組むべきテーマになったと思います。
一番手っ取り早いのは、バラエティ番組で活躍して、存在感を発揮することです。
ところが、ななせまるは、テレビ番組のフリートークで、前に出る性格ではななく、自分でも、それを強く意識している。
決定的だったのが、2014年1月から始まった『NOGIBINGO!2』。
初回、それぞれのメンバーに、復活した冠番組への抱負を尋ねる企画で、なーちゃんが、「本当にバラエティは苦手なんです」と、涙を流しながら訴えるシーンがあります。
ガチ泣きする様子に、イジリー岡田が、困ってしまって、どうして良いのか分からず、「西野さんだけ、ときどき休んでいいです」と、とんでもない発言をぶっ込んでましたが(笑)、これ以降、バラエティでなーちゃんをフィーチャーするのは無理という流れが固まります。
バラエティ番組への出演は、一般知名度をアップする最適な方法で、『乃木坂って、どこ?』や『NOGIBINGO!』など、深夜の冠番組で場慣れした後、ゴールデンの通常バラエティに進出するのが、まあ、お決まりのコースではあります。
しかし、なーちゃんの場合は、最初の一歩すら厳しいことが判明して、バラエティ路線は断念せざるを得なかった。
ただ、女性アイドルなので、もちろん、それ以外の道はいくらでもあります。
運営が、2014年、西野七瀬を売り出すべく力を入れたのは、初回限定盤に収録されるMV、とくにドラマ系MVです。
8枚目「気づいたら片想い」の表題曲MVは、残り少ない命を、仲間とのダンスに賭ける、切ない物語の主人公を演じます。
「ロマンスのスタート」MVでは、一転して、喫茶店で男性に頭から水をかける気の強い女性となり、印象的な役柄を好演。
パンチの効いた演技が評判だったためか、10枚目「何度目の青空か?」MVは、学校唯一の男子に向かって、飛び蹴りをお見舞いするという、アクティブな役を与えられ、ドラマの要となります。
こういったドラマ路線の仕上げが、2015年7月から9月に放送された、乃木坂初の連続テレビドラマ『初森ベマーズ』。
西野七瀬演じる主人公「ななまる」が、初森公園の再開発を阻止するべく、白石麻衣がエースを務める強豪ソフトボール部に、魔球を駆使して挑む、スポ魂風味の物語です。
6枚目以降、握手会人気で熾烈なトップ争いを繰り広げてきた、西野七瀬と白石麻衣が、ドラマの中でも頂点を目指してぶつかり合うという、運営好みのストーリーになっていて、番組の視聴率はともかく(笑)、乃木坂ファンに対して、なーちゃんの存在をアピールする機会になったと思います。
また、ドラマだけでなく、11枚目「命は美しい」では、数々の音楽番組で、従来の乃木坂にはない、パンチのあるダンスを展開。
センターとして、その先頭に立って、メディアを通して、踊れる西野七瀬をアピールします。
さらに、2015年からは、女性ファッション誌「non-no」の専属モデルとなり、「Ray」における白石麻衣だけだった乃木坂のモデル展開が、「CanCam」の松村沙友理と橋本奈々未、「CUTiE」の齋藤飛鳥などと一緒に、その一翼を担うことになる。
シングル収録MVや『初森ベマーズ』のドラマ、音楽番組でのダンス、そしてファッション誌を中心にしたモデル活動。
これらがバラエティに代わって、西野七瀬をフィーチャーする、主な舞台装置となります。
2104年から始まった、握手会人気No.1メンバーに対する、これらの仕掛けは、しかし、十分な成果を挙げたかと言われると、素直に頷けない部分がある。
「日経エンタテイメント!」が2015年5月に発表した「タレントパワーランキング」によると、女性アイドル部門で、上位に入った乃木坂メンバーは、以下の通りです。
(表4) 「タレントパワーランキング」の乃木坂メンバー順位
15位 : 生駒里奈
16位 : 白石麻衣
30位 : 生田絵梨花
32位 : 西野七瀬
# 2015年5月4日発行「日経エンタテイメント!」2015年6月号掲載
西野七瀬に対する一般知名度や関心度を表す「スコア」は、2014年1月の8th選抜発表以来、乃木坂運営が展開したプロモーションを考えると、メンバーの中でも、まだトップを窺う状況になく、「ブレイク」感に乏しい。
さらに、ソロ写真集の売り上げを比べると、握手会人気という分厚いベースが期待できる中、断然のトップという成績ではなく、生田絵梨花と同じ水準か、若干下回る域に留まっている。
とくに、初動からの伸び上がりに、まいやんやいくちゃんほどの力強さがない。
(表5) 乃木坂関連写真集の売り上げ
凡例
発売日:初動部数 [現時点での累計部数]「タイトル」
# 青色はソロ写真集
# 「フラゲ分」がある場合は、発売週分と併せたものを初動としている
#「>5.1万部」は5.1万部以上の意
# 「累計」は確認出来た数字のみを掲載しており、あくまで目安です
2014/12/10(水):初動 3.2万部 [累計 >7.2万部]「清純な大人」(白石麻衣1stソロ写真集)
2015/01/23(金):初動 1.9万部 [累計 >4.9万部]「MAI STYLE」(白石麻衣1stソロフォトブック)
2015/02/18(水):初動 3.6万部 [累計 >6.1万部]「普段着」(西野七瀬1stソロ写真集)
2015/08/28(金):初動 2.1万部 [累計 >3.4万部]「やさしい棘」(橋本奈々未1stソロ写真集)
2016/01/21(木):初動 3.8万部 [累計 6.0万部]「転調」(生田絵梨花1stソロ写真集)
2016/02/24(水):初動 ??万部 [累計 ???万部]「君の足跡」(生駒里奈1stソロ写真集)
握手会セールスにおける、爆発的な人気が、知名度・関心度ランキングや、ソロ写真集の売り上げにそのまま反映されず、なぜ明確な「ブレイク」に結びつかないのか、乃木坂運営も、あと一歩が欲しいという、もどかしさを覚えたかもしれません。
しかし、私は、ここに西野七瀬が持つ人気構造の特徴が表れていると思います。
なーちゃんには、瞬く間に握手会券が売り切れてしまうほど、熱狂的なコアファンが付いているのは、間違いありません。
ただ、中心にいるコアファンの周りに、そこまで熱心ではないけど、西野七瀬が気になるというライトファンが多数存在するかというと、疑問を感じるものがある。
例えば、生田絵梨花の握手会券を買うほど熱心ではないけど、常日頃から、いくちゃんに興味があって、主演舞台やソロ写真集には、お金を出すという乃木坂ファンは、結構、多い気がします。
コアファンの人数や情熱度が少なくても、周辺のライト層が分厚ければ、知名度・関心度ランキングやソロ写真集の売れ行きで、握手会人気を上回る強さを発揮することがある。
一方、西野七瀬の場合は、もの凄く熱心なファンはいるけど、外側のライト層が薄く、乃木坂ファンであっても、なーちゃんにさほど関心を持たない人が、かなりの数に上っている気がします。
西野七瀬に対して無関心な乃木坂ファンが多いことを示す証拠の一つが、彼女には、アンチが非常に少ないという点です。
1人でソロを4曲も貰う、破格の扱いがなされているのに、ななせまるに対する批判は、あまり聞こえてきません。
握手会セールスが圧倒的ということが、そういった「特別扱い」を正統化している面はあるかもしれません。
ただ、「また西野七瀬?もういい加減にして欲しい」と、ぼやく程度の声はいつも起こるけど、ほどなく収まっていき、そういった話題は消え去っていく。
12th選抜で、生駒里奈が一度だけセンターに返り咲いただけで、ぶち切れる人が続出したのとは、対照的な光景です(笑)。
思うに、西野七瀬は、人を煽らない雰囲気の持ち主なので、何度目のセンターかというほど、マンネリ化した抜擢に不満を持つ人がいても、「まあ、決めたのは運営で、なーちゃんは従うだけだから」と、憤りが続かないのかもしれません。
もちろん、生駒里奈のセンター抜擢も、本人が決めたわけじゃないので(笑)、メンバーに対するアンチというのは、大抵お門違いだと思うけど、生駒ちゃんは、思ったことを素直に表明する性格なので、反発を覚える人も少なくない。
そして、だからこそ、一般層へのアピール力が強く、バラエティ向きであって、数々の番組に出演する結果となっているわけです。
西野七瀬にアンチが少ないのは、私のような1乃木坂ファンからすれば、実に平和で結構な話ですが(笑)、運営は、そういった状況を、あまり喜んでいない気がします。
結局、不満は感じるけど、「まあいいか」と矛を収めた後、なーちゃんに対する関心を失ってしまうのであれば、何にもなりません。
アンチは、負の関心を抱くけど、「負」ではあっても、「関心」は「関心」で、「無関心」よりは、ずっとマシというのが、芸能界の通念と言っていい。
テレビの世界で長くやってきた秋元康氏は、とくにアンチを発生させるタレントを、評価する傾向があって、指原莉乃は、その典型例かもしれません。
AKB48のセンターだったとき、前田敦子は、「私を嫌いになっても、AKBは嫌いにならないで下さい」と発言したことがある。
まさに、「嫌われる」ことが、人気につながるというメカニズムを、彼女が認識していたことを示すもので、「炎上」や「アンチ」は、AKB48商法の真髄という気がします。
もちろん、生田絵梨花のように、演技力、歌唱力、ピアノ演奏など、抜群の芸能「スキル」を駆使して、人々を感動させ、正面突破を図る実力があれば、アンチなんて煩わしいだけで、不要だと思います。
しかし、剛速球や絶妙の変化球など、傑出した球を持たないピッチャーが、プロ野球でやっていくには、えぐい内角攻めで、バッターのフォームとメンタルを崩すのが効果的であるように(笑)、決定的な「武器」のない普通のタレントにとって、適度な炎上商法というのは、なかなか使い出のある手法なのでしょう。
2014年以来、運営は、西野七瀬が誇る抜群の握手会人気を、それ以外の分野に広げたいと、あれこれ試みてきたけど、あと一歩、一般「ブレイク」に届かない。
そして、そもそも、乃木坂ファンの間に、彼女の人気が十分に浸透しておらず、「嫌い」ではないけど、「無関心」という人が多いことに気がついてきた。
西野七瀬のソロ曲が、これほど多いのは、まずは、乃木坂ファンに、なーちゃんへの興味を持ってもらう、そういった意図があるように思えます。
ソロ曲を歌うステージやMVを通して、ななせまるの魅力に目覚めてくれるのが一番だけど、かりに、「あまりに西野七瀬ばかりでおかしい!」と怒り出す人が出て来て、ネット上で、彼女のファンとドンパチやってくれたら(笑)、それだけで注目度は高まります。
「プロ」であろうと、「アンチ」だろうと、どちらでも良いけど、とにもかくにも、「関心」と「興味」を持って欲しい。
それが、運営の本心じゃないかと。
乃木坂は多人数メンバーによるグループアイドルなので、シングルの1曲を誰か1人が独占すると、他のメンバーの出番が少なくなってしまいます。
従って、約1年の間に、1人で4つもソロ曲を出すのであれば、ソロ歌手として、シングルをリリースするのが、自然なやり方です。
もちろん、川村真洋であれば、乃木坂がフェスに出演したとき、彼女のソロ曲をセットリストに入れて、他アーティストのファンを、歌唱力で魅了し、乃木坂に引っ張るという効果を期待出来ます。
つまり、ろってぃのソロなら、グループシングルの貴重な楽曲枠を割くことに、対外的な意義が出てくる。
しかし、西野七瀬の歌唱力は、決して下手ではないけど、そこまでハイレベルではない。
にも関わらず、グループシングルにソロを何曲も入れるのは、西野七瀬をぜひ観て欲しいという、乃木坂ファンへ向けた、運営の強いアピールのように感じます。
乃木坂の個別握手会セールスを、先頭に立って牽引する西野七瀬を、通常の芸能シーンでも活躍する、グループを代表する真の主役に据えたい。
西野七瀬の「ブレイク」は、握手会人気が一般人気と矛盾しない証拠を提示するもので、そういう意味からも、運営は「ななせまる」プロジェクトを成功させたい筈で、ソロ曲へのこだわりは、その一環じゃないでしょうか。
従って、15枚目、16枚目、17枚目と、ななせまるのソロ曲がしばらく続いても、不思議ではないと思います(笑)。
しかし、本来、純粋に音楽性を追求して制作すべきシングルに、握手会主義や序列主義の発想を持ち込むのは、決して、賢いやり方ではありません。
とくに、アンダーメンバーが参加する曲が、アンダー曲だけというのは、乃木坂の音楽的発信力を弱体化させる危険がある。
というのは、『乃木坂46時間TV』内で行ったカラオケ企画で、上位5人のうち、4人がアンダーメンバーだったんですね。
「ガチバトル THE歌王!」in 『乃木坂46時間TV』の採点結果
1位 : 川村真洋
2位 : 斎藤ちはる
3位 : 伊藤かりん
4位 : 生田絵梨花
5位 : 中元日芽香
機械による採点なので、この結果だけで、選抜よりアンダーの方が、歌が上手いとは言えませんが、アンダーには、川村真洋や中元日芽香だけでなく、歌唱力のあるメンバーが何人もいることは間違いないでしょう。
さらに、そういった歌の上手い人を、楽曲参加させれば、シングルの音楽性が向上するのも、間違いないことです。
最近、「乃木坂風の衣装」や「乃木坂っぽい制服」という言葉をよく聞くようになりました。
つまり、ファッションに関しては、「乃木坂らしい」という方向性が確立して、一般に広まりつつある。
しかし、「乃木坂風の音楽」「乃木坂っぽい曲」という言葉は、ほとんど耳にしたことがない。
「人事ゲーム」や「フィーチャーゲーム」に執着するあまり、乃木坂の音楽性向上を軽視するなら、乃木坂は、長く愛されるアイドルにはなれないと思います。
西野七瀬を含め、今のメンバーが乃木坂に所属したことで、将来、アドバンテージを受けるためには、人々が長く口ずさむような歌を出すことが、もっとも効果的です。
現在の乃木坂が持っている音楽的才能を、最大限に活用して、「乃木坂らしい歌」を高い完成度で送り出し続けることでしか、そういったヒットは生まれないでしょう。
だれを主役にするかを運営が決め、そこに向かって脇目もふらず進むより、乃木坂らしさを目指して、音楽的な試行錯誤を繰り返す方が、本当の「ブレイク」に辿り着く確率は高いんじゃないでしょうか。
初動が60万枚を越えたシングルが、テレビで「スマッシュヒット」と紹介される今、CDセールスの大きさにこだわるのは、得策とは思えません。
1年ごとに、オリコンの数字が重みを失い、数年後には、ほとんど誰も話題にしなくなる時代が来てもおかしくない。
ネットによる音楽配信は、ここ数年、想像を越えるスピードで浸透し始めて、あっと言う間に新しい時代がやってくる可能性がある。
AKB48GのCDセールスが苦戦続きなのも、人気低落以上に、急速な日本のネット化が原因という話もある。
前時代のトップランナーを目指して、気づいたら、新時代の最後尾にいるなんて、シャレにならないですよ(笑)。
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// 過去の記事を読みたい方へ
2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)
2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)
2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)
2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)
// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
さらに詳しく
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー
// 特集ページ
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
02月29日(月) 21 : 00 ~ [地デ] テレビ朝日『Qさま!!』に秋元真夏が出演。
03月01日(火) 26 : 00 ~ 27 : 00 [地デ] フジテレビ『失敗↑パイオニア』に新内眞衣が出演。
03月02日(水) 伊勢丹新宿店本館7階バンケットルームBにて、午後6時より、生田絵梨花、若月佑美との女子限定20名による「お茶会」を開催。
03月02日(水) 新潟伊勢丹2階和カフェ「WABANA」にて、午後6時より、伊藤万理華、桜井玲香との女子限定20名による「お茶会」を開催。
上記、新宿と新潟の伊勢丹における「女子会」イベント詳細は、乃木坂公式サイトの関連記事に説明。
03月02日(水) 19 : 00 ~ 20 : 54 [地デ] フジテレビ『世界の何だコレ!?ミステリー2時間SP』に生駒里奈が出演。
03月03日(木) 19 : 25 ~ 19 : 54 [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル』。中元日芽香が主演する番組内ドラマあり。秋元真夏に続いて、乃木坂メンバーの出演は2人目。3月8日(月) 24 : 25 ~ 24 : 54 に再放送。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
14枚目「ハルジオンが咲く頃」に収録されるアンダー曲「不等号」が、昨夜の文化放送『乃木坂の「の」』で初オンエアされましたね。
山口百恵や中森明菜に通じるような、「昭和」のアイドルソングを彷彿させる、懐かしくも切ないメロディで、「ん~、凄く似た曲をどこかで聴いた気がする、何だっけなあ?」と、頭の中で、ずっと探りながら聴いていました。
演歌の域には入っていないけど、J-POPという範疇へ分類しづらく、南こうせつや中島みゆきなんかを少しかすっている気もする。
あれこれ考えたものの、結局、これぞという歌は思い当たらず、まあ良いかと諦めました(笑)。
ただ、「ハルジオンが咲く頃」に比べると、「不等号」は、音楽的な面白さがダイレクトに伝わってきて、より興味をかき立てられます。
表題曲は、メロディラインがシンプルなのか、爽やか過ぎて引っ掛からないのか、『MUSIC STATION』の録画を何回観ても、楽曲がなかなか頭に入ってこない。
無理に脳内再生しようと試みると、「イエバン・ポルカ」がスタートして、にっちもさっちも行かなくなって(笑)、再び、ビデオを見直してしまう。
どうも、「ハルジオン」は、「聖母」と呼ばれる深川麻衣の優しさに、曲を寄せ過ぎて、もの凄く「やさしいスープ」みたいなテイストに仕上がっていて、パンチが乏しく、物足りなさを感じます。
何度も聴けば、じわりじわり良くなってくるのかもしれないけど、そんな根気はもともと持ってないので、いつの間にか、足りないものを補うかのように、度外れに刺激的な「PERFECT HUMAN」のYouTubeなんかを観てしまうわけです(笑)。
その点、「不等号」は、味のあるメロディに、歌詞も、恋人の自分への興味が、徐々に薄まっていくことを感じ取る、女性の切ない心情を綴っているようで、ちょっと引っ掛かるドラマ性がある。
川後陽菜と一緒にMCを務めた樋口日奈が、曲前トークで、やや暗めの歌だけど、MVは明るい仕上がりになっていると述べていました。
メロディと歌詞の両方が切ない系なので、どうやって楽しい感じに持って行くのか、気になります。
ただ、8枚目「気づいたら片想い」収録のアンダー曲「生まれたままで」は、最初にラジオで聴いたとき、これでドラマ系MVを作ったら、登場人物が1人くらい命を落とすんじゃないかと思うくらい(笑)、不幸な身の上と諦めの境地にまで達した暗い気持ちを描いた歌という印象でした。
ところが、出来上がったMVは、乃木坂史上、ここまで明るいテイストも珍しいというくらい、カラフルで、笑顔が溢れる、光輝くような作品だった。
星野みなみと齋藤飛鳥なんか、最後、スーパーマンみたいに、気持ち良さげに空を飛んでいて、この世界におよそ「不幸」なんて存在するとは到底思えない、ニコニコの笑顔を見せている(笑)。
結局、「生まれたままで」には、MVの楽し気なイメージが流れ込み、陰鬱な歌詞の世界をどこかに追いやり、ライブでは、テンションの上がるノリノリのステージになっている。
従って、「ハルジオンが咲く頃」も「不等号」も、MVと併せて鑑賞しないと、歌詞やメロディだけでは、評価を定められない面がある。
ダンス込みのパフォーマンスや、MV中のドラマによって、大きく印象が変わるかもしれないので、本格的な感想は、それらが出てからですね。
例えば、「バレッタ」は、自分の中で、今でも、バイオレンス系Vシネマの主題歌みたいなイメージがあって(笑)、図書室や髪飾りの世界は吹き飛んでます。
表題曲とアンダー曲が明らかになりましたが、今回の14枚目は、メンバーのソロが2曲も入っています。
深川麻衣「強がる蕾」と西野七瀬「釣り堀」です。
(表1) 乃木坂の全ソロ曲
凡例
歌唱メンバー
収録シングルの発売日「曲名」in 収録シングル「タイトル」
西野七瀬 : 4曲
2015年01月07日(水)「ひとりよがり」 in 1stアルバム「透明な色」
2015年03月18日(水)「ごめんね ずっと…」in 11枚目「命は美しい」
2015年07月22日(水)「もう少しの夢」in 12枚目「太陽ノック」
2016年03月23日(水)「釣り堀」in14枚目「ハルジオンが咲く頃」
生駒里奈 : 1曲
2012年05月02(水)「水玉模様」in 2枚目「おいでシャンプー」
生田絵梨花 : 1曲
2015年01月07日(水)「あなたのために弾きたい」 in 1stアルバム「透明な色」
深川麻衣 : 1曲
2016年03月23日(水)「強がる蕾」in 14枚目「ハルジオンが咲く頃」
上表のように、メンバーが1人で歌うソロ曲を、乃木坂は、これまで7曲出しています。
ソロ曲は数が少なく、14枚目に2曲も入っているのは、異例なことです。
しかし、それ以上に、7曲中、4曲が西野七瀬で過半を占め、しかも、他のメンバーである生駒里奈、生田絵梨花、深川麻衣は、1曲づつなので、圧倒的に、ななせまるに偏ってソロ曲が配分されている。
なぜ運営は、西野七瀬にここまでソロ曲を用意するのか、今日は、その辺を考えてみます。
西野七瀬が初めてセンターに抜擢されたのは、8枚目「気づいたら片想い」です。
その後、9枚目「夏のFree&Easy」、11枚目「命は美しい」、そして白石麻衣とのWセンターである13枚目「今、話したい誰かがいる」と、4回に渡ってセンターを務めています。
(表2) 乃木坂選抜センターの変遷
凡例
シングル番号 : センター 選抜発表日「タイトル」
01枚目 : 生駒里奈 2012年01月08日「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 生駒里奈 2012年03月18日「おいでシャンプー」
03枚目 : 生駒里奈 2012年06月17日「走れ!Bicycle」
04枚目 : 生駒里奈 2012年10月07日「制服のマネキン」
05枚目 : 生駒里奈 2013年01月06日「君の名は希望」
06枚目 : 白石麻衣 2013年04月21日「ガールズルール」
07枚目 : 堀未央奈 2013年10月06日「バレッタ」
08枚目 : 西野七瀬 2014年01月26日「気づいたら片想い」
09枚目 : 西野七瀬 2014年05月11日「夏のFree&Easy」
10枚目 : 生田絵梨花 2014年08月03日「何度目の青空か?」
11枚目 : 西野七瀬 2015年01月18日「命は美しい」
12枚目 : 生駒里奈 2015年05月10日「太陽ノック」
13枚目 : 西野&白石 2015年08月30日「今、話したい誰かがいる」
14枚目 : 深川麻衣 2016年01月31日「ハルジオンが咲く頃」
# 日付は選抜発表日で、すべて日曜日
6枚目「ガールズルール」までフロント入りしたことがなかった西野七瀬は、7枚目「バレッタ」で1列目に抜擢、その後、現在の14枚目まで8作連続でフロントとなり、白石麻衣の9作連続に次いで、乃木坂で2番目に多く最前列を経験しています。
これほど重用されてきた理由は、彼女の握手会人気を見れば明らかです。
(表3) 個別握手会最高部数を全完売した応募次数
凡例
シングル番号 : [完売スピードによる順位] メンバー名(全完売を達成した応募次数)
#「順位」は1位と2位のみを記載
# 10枚目の最高部数は35部、それ以外は30部
06枚目 : [1位] 白石(6次) [2位] 西野(7次)
07枚目 : [1位] 西野(3次) [2位] 白石(5次)
08枚目 : [1位] 秋元西野(5次) [2位] 白石(6次)
09枚目 : [1位] 白石西野(6次) [2位] 秋元(7次)
10枚目 : [1位] 西野(7次) [2位] 白石橋本深川(8次)
11枚目 : [1位] 西野(2次) [2位] 白石(3次)
12枚目 : [1位] 西野(2次) [2位] 秋元白石橋本深川(4次)
13枚目 : [1位] 白石西野(3次) [2位] 秋元生田衛藤橋本(5次)
14枚目 : [1位] 白石西野(2次) [2位] 生田衛藤橋本深川(3次)
6枚目個別握手会の担当30部を、まいやんに次いで2位のスピードである第7次応募で全完売したあと、7枚目から14枚目まで、ななせまるは、常に1番速く全完売を達成し続けている。
凄まじい話ですが(笑)、7枚目で完売スピードトップに立つと、8枚目のセンターに抜擢され、運営が素早く反応したことが分かります。
従って、8th選抜が発表された2014年1月から、運営は西野七瀬を乃木坂の中心メンバーとして、本格的に起用し始め、その後、彼女が驚異的な握手会人気を維持する中、運営の「推し」も続いてきた。
乃木坂の選抜選考は、各メンバーが握手会で叩き出したセールスに対する「ご褒美」という面があり、西野七瀬の8枚目以降の成績を考えれば、フロントに入り続けているのは当然の抜擢で、握手会主義を象徴する例です。
ただ、握手会で突出した人気を誇るのだから、そのメンバーに魅力があるのは間違いなく、それを握手会以外の場にも広げられれば、乃木坂運営にとって、理想的な展開となる。
乃木坂No.1の握手会人気を持つ西野七瀬を、どうフィーチャーするのか、それが2014年の最初から、運営が取り組むべきテーマになったと思います。
一番手っ取り早いのは、バラエティ番組で活躍して、存在感を発揮することです。
ところが、ななせまるは、テレビ番組のフリートークで、前に出る性格ではななく、自分でも、それを強く意識している。
決定的だったのが、2014年1月から始まった『NOGIBINGO!2』。
初回、それぞれのメンバーに、復活した冠番組への抱負を尋ねる企画で、なーちゃんが、「本当にバラエティは苦手なんです」と、涙を流しながら訴えるシーンがあります。
ガチ泣きする様子に、イジリー岡田が、困ってしまって、どうして良いのか分からず、「西野さんだけ、ときどき休んでいいです」と、とんでもない発言をぶっ込んでましたが(笑)、これ以降、バラエティでなーちゃんをフィーチャーするのは無理という流れが固まります。
バラエティ番組への出演は、一般知名度をアップする最適な方法で、『乃木坂って、どこ?』や『NOGIBINGO!』など、深夜の冠番組で場慣れした後、ゴールデンの通常バラエティに進出するのが、まあ、お決まりのコースではあります。
しかし、なーちゃんの場合は、最初の一歩すら厳しいことが判明して、バラエティ路線は断念せざるを得なかった。
ただ、女性アイドルなので、もちろん、それ以外の道はいくらでもあります。
運営が、2014年、西野七瀬を売り出すべく力を入れたのは、初回限定盤に収録されるMV、とくにドラマ系MVです。
8枚目「気づいたら片想い」の表題曲MVは、残り少ない命を、仲間とのダンスに賭ける、切ない物語の主人公を演じます。
「ロマンスのスタート」MVでは、一転して、喫茶店で男性に頭から水をかける気の強い女性となり、印象的な役柄を好演。
パンチの効いた演技が評判だったためか、10枚目「何度目の青空か?」MVは、学校唯一の男子に向かって、飛び蹴りをお見舞いするという、アクティブな役を与えられ、ドラマの要となります。
こういったドラマ路線の仕上げが、2015年7月から9月に放送された、乃木坂初の連続テレビドラマ『初森ベマーズ』。
西野七瀬演じる主人公「ななまる」が、初森公園の再開発を阻止するべく、白石麻衣がエースを務める強豪ソフトボール部に、魔球を駆使して挑む、スポ魂風味の物語です。
6枚目以降、握手会人気で熾烈なトップ争いを繰り広げてきた、西野七瀬と白石麻衣が、ドラマの中でも頂点を目指してぶつかり合うという、運営好みのストーリーになっていて、番組の視聴率はともかく(笑)、乃木坂ファンに対して、なーちゃんの存在をアピールする機会になったと思います。
また、ドラマだけでなく、11枚目「命は美しい」では、数々の音楽番組で、従来の乃木坂にはない、パンチのあるダンスを展開。
センターとして、その先頭に立って、メディアを通して、踊れる西野七瀬をアピールします。
さらに、2015年からは、女性ファッション誌「non-no」の専属モデルとなり、「Ray」における白石麻衣だけだった乃木坂のモデル展開が、「CanCam」の松村沙友理と橋本奈々未、「CUTiE」の齋藤飛鳥などと一緒に、その一翼を担うことになる。
シングル収録MVや『初森ベマーズ』のドラマ、音楽番組でのダンス、そしてファッション誌を中心にしたモデル活動。
これらがバラエティに代わって、西野七瀬をフィーチャーする、主な舞台装置となります。
2104年から始まった、握手会人気No.1メンバーに対する、これらの仕掛けは、しかし、十分な成果を挙げたかと言われると、素直に頷けない部分がある。
「日経エンタテイメント!」が2015年5月に発表した「タレントパワーランキング」によると、女性アイドル部門で、上位に入った乃木坂メンバーは、以下の通りです。
(表4) 「タレントパワーランキング」の乃木坂メンバー順位
15位 : 生駒里奈
16位 : 白石麻衣
30位 : 生田絵梨花
32位 : 西野七瀬
# 2015年5月4日発行「日経エンタテイメント!」2015年6月号掲載
西野七瀬に対する一般知名度や関心度を表す「スコア」は、2014年1月の8th選抜発表以来、乃木坂運営が展開したプロモーションを考えると、メンバーの中でも、まだトップを窺う状況になく、「ブレイク」感に乏しい。
さらに、ソロ写真集の売り上げを比べると、握手会人気という分厚いベースが期待できる中、断然のトップという成績ではなく、生田絵梨花と同じ水準か、若干下回る域に留まっている。
とくに、初動からの伸び上がりに、まいやんやいくちゃんほどの力強さがない。
(表5) 乃木坂関連写真集の売り上げ
凡例
発売日:初動部数 [現時点での累計部数]「タイトル」
# 青色はソロ写真集
# 「フラゲ分」がある場合は、発売週分と併せたものを初動としている
#「>5.1万部」は5.1万部以上の意
# 「累計」は確認出来た数字のみを掲載しており、あくまで目安です
2014/12/10(水):初動 3.2万部 [累計 >7.2万部]「清純な大人」(白石麻衣1stソロ写真集)
2015/01/23(金):初動 1.9万部 [累計 >4.9万部]「MAI STYLE」(白石麻衣1stソロフォトブック)
2015/02/18(水):初動 3.6万部 [累計 >6.1万部]「普段着」(西野七瀬1stソロ写真集)
2015/08/28(金):初動 2.1万部 [累計 >3.4万部]「やさしい棘」(橋本奈々未1stソロ写真集)
2016/01/21(木):初動 3.8万部 [累計 6.0万部]「転調」(生田絵梨花1stソロ写真集)
2016/02/24(水):初動 ??万部 [累計 ???万部]「君の足跡」(生駒里奈1stソロ写真集)
握手会セールスにおける、爆発的な人気が、知名度・関心度ランキングや、ソロ写真集の売り上げにそのまま反映されず、なぜ明確な「ブレイク」に結びつかないのか、乃木坂運営も、あと一歩が欲しいという、もどかしさを覚えたかもしれません。
しかし、私は、ここに西野七瀬が持つ人気構造の特徴が表れていると思います。
なーちゃんには、瞬く間に握手会券が売り切れてしまうほど、熱狂的なコアファンが付いているのは、間違いありません。
ただ、中心にいるコアファンの周りに、そこまで熱心ではないけど、西野七瀬が気になるというライトファンが多数存在するかというと、疑問を感じるものがある。
例えば、生田絵梨花の握手会券を買うほど熱心ではないけど、常日頃から、いくちゃんに興味があって、主演舞台やソロ写真集には、お金を出すという乃木坂ファンは、結構、多い気がします。
コアファンの人数や情熱度が少なくても、周辺のライト層が分厚ければ、知名度・関心度ランキングやソロ写真集の売れ行きで、握手会人気を上回る強さを発揮することがある。
一方、西野七瀬の場合は、もの凄く熱心なファンはいるけど、外側のライト層が薄く、乃木坂ファンであっても、なーちゃんにさほど関心を持たない人が、かなりの数に上っている気がします。
西野七瀬に対して無関心な乃木坂ファンが多いことを示す証拠の一つが、彼女には、アンチが非常に少ないという点です。
1人でソロを4曲も貰う、破格の扱いがなされているのに、ななせまるに対する批判は、あまり聞こえてきません。
握手会セールスが圧倒的ということが、そういった「特別扱い」を正統化している面はあるかもしれません。
ただ、「また西野七瀬?もういい加減にして欲しい」と、ぼやく程度の声はいつも起こるけど、ほどなく収まっていき、そういった話題は消え去っていく。
12th選抜で、生駒里奈が一度だけセンターに返り咲いただけで、ぶち切れる人が続出したのとは、対照的な光景です(笑)。
思うに、西野七瀬は、人を煽らない雰囲気の持ち主なので、何度目のセンターかというほど、マンネリ化した抜擢に不満を持つ人がいても、「まあ、決めたのは運営で、なーちゃんは従うだけだから」と、憤りが続かないのかもしれません。
もちろん、生駒里奈のセンター抜擢も、本人が決めたわけじゃないので(笑)、メンバーに対するアンチというのは、大抵お門違いだと思うけど、生駒ちゃんは、思ったことを素直に表明する性格なので、反発を覚える人も少なくない。
そして、だからこそ、一般層へのアピール力が強く、バラエティ向きであって、数々の番組に出演する結果となっているわけです。
西野七瀬にアンチが少ないのは、私のような1乃木坂ファンからすれば、実に平和で結構な話ですが(笑)、運営は、そういった状況を、あまり喜んでいない気がします。
結局、不満は感じるけど、「まあいいか」と矛を収めた後、なーちゃんに対する関心を失ってしまうのであれば、何にもなりません。
アンチは、負の関心を抱くけど、「負」ではあっても、「関心」は「関心」で、「無関心」よりは、ずっとマシというのが、芸能界の通念と言っていい。
テレビの世界で長くやってきた秋元康氏は、とくにアンチを発生させるタレントを、評価する傾向があって、指原莉乃は、その典型例かもしれません。
AKB48のセンターだったとき、前田敦子は、「私を嫌いになっても、AKBは嫌いにならないで下さい」と発言したことがある。
まさに、「嫌われる」ことが、人気につながるというメカニズムを、彼女が認識していたことを示すもので、「炎上」や「アンチ」は、AKB48商法の真髄という気がします。
もちろん、生田絵梨花のように、演技力、歌唱力、ピアノ演奏など、抜群の芸能「スキル」を駆使して、人々を感動させ、正面突破を図る実力があれば、アンチなんて煩わしいだけで、不要だと思います。
しかし、剛速球や絶妙の変化球など、傑出した球を持たないピッチャーが、プロ野球でやっていくには、えぐい内角攻めで、バッターのフォームとメンタルを崩すのが効果的であるように(笑)、決定的な「武器」のない普通のタレントにとって、適度な炎上商法というのは、なかなか使い出のある手法なのでしょう。
2014年以来、運営は、西野七瀬が誇る抜群の握手会人気を、それ以外の分野に広げたいと、あれこれ試みてきたけど、あと一歩、一般「ブレイク」に届かない。
そして、そもそも、乃木坂ファンの間に、彼女の人気が十分に浸透しておらず、「嫌い」ではないけど、「無関心」という人が多いことに気がついてきた。
西野七瀬のソロ曲が、これほど多いのは、まずは、乃木坂ファンに、なーちゃんへの興味を持ってもらう、そういった意図があるように思えます。
ソロ曲を歌うステージやMVを通して、ななせまるの魅力に目覚めてくれるのが一番だけど、かりに、「あまりに西野七瀬ばかりでおかしい!」と怒り出す人が出て来て、ネット上で、彼女のファンとドンパチやってくれたら(笑)、それだけで注目度は高まります。
「プロ」であろうと、「アンチ」だろうと、どちらでも良いけど、とにもかくにも、「関心」と「興味」を持って欲しい。
それが、運営の本心じゃないかと。
乃木坂は多人数メンバーによるグループアイドルなので、シングルの1曲を誰か1人が独占すると、他のメンバーの出番が少なくなってしまいます。
従って、約1年の間に、1人で4つもソロ曲を出すのであれば、ソロ歌手として、シングルをリリースするのが、自然なやり方です。
もちろん、川村真洋であれば、乃木坂がフェスに出演したとき、彼女のソロ曲をセットリストに入れて、他アーティストのファンを、歌唱力で魅了し、乃木坂に引っ張るという効果を期待出来ます。
つまり、ろってぃのソロなら、グループシングルの貴重な楽曲枠を割くことに、対外的な意義が出てくる。
しかし、西野七瀬の歌唱力は、決して下手ではないけど、そこまでハイレベルではない。
にも関わらず、グループシングルにソロを何曲も入れるのは、西野七瀬をぜひ観て欲しいという、乃木坂ファンへ向けた、運営の強いアピールのように感じます。
乃木坂の個別握手会セールスを、先頭に立って牽引する西野七瀬を、通常の芸能シーンでも活躍する、グループを代表する真の主役に据えたい。
西野七瀬の「ブレイク」は、握手会人気が一般人気と矛盾しない証拠を提示するもので、そういう意味からも、運営は「ななせまる」プロジェクトを成功させたい筈で、ソロ曲へのこだわりは、その一環じゃないでしょうか。
従って、15枚目、16枚目、17枚目と、ななせまるのソロ曲がしばらく続いても、不思議ではないと思います(笑)。
しかし、本来、純粋に音楽性を追求して制作すべきシングルに、握手会主義や序列主義の発想を持ち込むのは、決して、賢いやり方ではありません。
とくに、アンダーメンバーが参加する曲が、アンダー曲だけというのは、乃木坂の音楽的発信力を弱体化させる危険がある。
というのは、『乃木坂46時間TV』内で行ったカラオケ企画で、上位5人のうち、4人がアンダーメンバーだったんですね。
「ガチバトル THE歌王!」in 『乃木坂46時間TV』の採点結果
1位 : 川村真洋
2位 : 斎藤ちはる
3位 : 伊藤かりん
4位 : 生田絵梨花
5位 : 中元日芽香
機械による採点なので、この結果だけで、選抜よりアンダーの方が、歌が上手いとは言えませんが、アンダーには、川村真洋や中元日芽香だけでなく、歌唱力のあるメンバーが何人もいることは間違いないでしょう。
さらに、そういった歌の上手い人を、楽曲参加させれば、シングルの音楽性が向上するのも、間違いないことです。
最近、「乃木坂風の衣装」や「乃木坂っぽい制服」という言葉をよく聞くようになりました。
つまり、ファッションに関しては、「乃木坂らしい」という方向性が確立して、一般に広まりつつある。
しかし、「乃木坂風の音楽」「乃木坂っぽい曲」という言葉は、ほとんど耳にしたことがない。
「人事ゲーム」や「フィーチャーゲーム」に執着するあまり、乃木坂の音楽性向上を軽視するなら、乃木坂は、長く愛されるアイドルにはなれないと思います。
西野七瀬を含め、今のメンバーが乃木坂に所属したことで、将来、アドバンテージを受けるためには、人々が長く口ずさむような歌を出すことが、もっとも効果的です。
現在の乃木坂が持っている音楽的才能を、最大限に活用して、「乃木坂らしい歌」を高い完成度で送り出し続けることでしか、そういったヒットは生まれないでしょう。
だれを主役にするかを運営が決め、そこに向かって脇目もふらず進むより、乃木坂らしさを目指して、音楽的な試行錯誤を繰り返す方が、本当の「ブレイク」に辿り着く確率は高いんじゃないでしょうか。
初動が60万枚を越えたシングルが、テレビで「スマッシュヒット」と紹介される今、CDセールスの大きさにこだわるのは、得策とは思えません。
1年ごとに、オリコンの数字が重みを失い、数年後には、ほとんど誰も話題にしなくなる時代が来てもおかしくない。
ネットによる音楽配信は、ここ数年、想像を越えるスピードで浸透し始めて、あっと言う間に新しい時代がやってくる可能性がある。
AKB48GのCDセールスが苦戦続きなのも、人気低落以上に、急速な日本のネット化が原因という話もある。
前時代のトップランナーを目指して、気づいたら、新時代の最後尾にいるなんて、シャレにならないですよ(笑)。
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