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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

AKB48Gと乃木坂に全国握手会回避の動き、縮小するCD店頭販売の行方 [29Jan15]

2015-01-29 18:30:00 | 芸能
注目の乃木坂メンバー出演予定番組

今日深夜!
1月29日(木) 24 : 15 ~ 24 : 45 テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
前回に引き続いて、高山一実が出演。元大事MANブラザーズの立川俊之さんが先生として登場です。さとう珠緒にしても、「しくじり」経験のある人は、どこか突き抜けたオーラがあって、話も驚くほどぶっちゃけてます(笑)。この番組、マジで面白い。
番組公式サイト

毎週、水曜夜10時!
2月4日(水) 22 : 00 ~ フジテレビ『残念な夫。』第4回
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。
『残念な夫。』の公式サイト


白石麻衣の1stフォトブック『MAI STYLE』が2月2日付オリコン週間ランキングに初登場、1万9千部を売り上げ、BOOK総合4位、写真集で1位を獲得しています。

ちなみに、写真集2位は「清純な大人」で、まいやんが1位2位を独占です。

乃木坂が最初に出したソロ写真集がこれだけ売れれば、来月発売される西野七瀬「普段着」だけでなく、さらに別のメンバーによる写真集も、可能性が高まってくるんじゃないでしょうか。


写真集売り上げリストを、新しいデータを入れて、再掲しておきます。

(表1) 乃木坂関連写真集の売り上げ

凡例
発売日:初動部数 [現時点での累計部数]「タイトル」

# 「フラゲ分」がある場合は、発売週分と併せたものを初動としている。
#「>5.1万部」は5.1万部以上の意。

2013/10/22(火):初動 3.5万部 [累計 >5.1万部]「乃木坂派」初の写真集
2014/03/05(水):初動 0.9万部 [累計 >1.7万部]「季刊乃木坂 vol.1 早春」
2014/06/12(木):初動 1.3万部 [累計 >2.5万部]「季刊乃木坂 vol.2 初夏」
2014/09/04(木):初動 1.2万部 [累計 >2.0万部]「季刊乃木坂 vol.3 涼秋」
2014/12/10(水):初動 3.2万部 [累計 6.2万部]「清純な大人」白石麻衣1st写真集
2014/12/26(金):初動 1.0万部 [累計 2.3万部]「季刊乃木坂 vol.4 彩冬」
2015/01/23(金):初動 1.9万部 [累計 1.9万部]「MAI STYLE」白石麻衣1stフォトブック
2015/02/18(水):初動 ???万部 [累計 ??万部]「普段着」西野七瀬1st写真集


前回記事では、乃木坂の歴代シングルについて、CDセールスの変遷を調べました。

今日は、乃木坂で何が起こっているのか、より多角的に理解するため、AKB48Gに関して、最近の売り上げ動向を見てみましょう。

まずは、3月31日(火)に、17枚目シングルを発売するSKE48です。

発売日が水曜ではなく、火曜というのが、すでに斬新ですが、なんと、NMB48も11枚目をこの日にリリースする予定で、二つの「支店」による同日発売となります。


もちろん、どちらがオリコン1位に輝くかの勝負で、シングル発売への注目度を高め、両方の売り上げアップを狙った、意図的な対決企画です。

SKE48とNMB48は、ここ数シングル、CD売り上げが伸び悩んでいて、セールス競争そのものをイベント化して、人気再浮上の切っ掛けを掴みたいという思惑があるのかもしれません。

(表2) SKE48がリリースしたシングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移

凡例
シングル番号 : オリコン初動 (発売第1週オリコン順位, 一般販売第1週売り上げ[一般販売CDの特典イベント], 一般販売寄与率%, 特定販売第1週売り上げ[特定販売CDの特典イベント]) {現在の累計} 発売日「タイトル」

# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「一般販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。
# 「一般販売寄与率」は、一般販売第1週売り上げをオリコン初動で割ったもの。%表示で小数点以下2桁目を四捨五入。この数値が小さいほど、CDセールスの個別握手会依存度が高い。
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から一般販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した特定販売の売り上げ枚数に等しく、個別握手会や写メ会などによるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2015年01月25日(日)までのオリコン調べによる総売り上げ枚数。

12枚目 : 51.1 (1位, 16.7[全6], 32.6%, 34.4[個6]) {66.2} 2013/07/17「美しい稲妻」
13枚目 : 44.9 (1位, 14.8[全6], 32.9%, 30.1[個6]) {57.0} 2013/11/20「賛成カワイイ!」
14枚目 : 39.8 (1位, 11.9[全3L6], 29.8%, 27.9[個7]) {50.4} 2014/03/19「未来とは?」
15枚目 : 32.4 (1位, 10.3[全2], 31.7%, 22.1[個5個t4]) {46.4} 2014/07/30「不器用太陽」
16枚目 : 38.6 (1位, 08.8[全0], 22.9%, 29.8[個8]) {43.9} 2014/12/10「12月のカンガルー」
17枚目 : 2015/03/31(火)「タイトル未定」

# 特典イベントを示す[括弧]内の略語の意味は次の通り。「全」全国握手会、「個」個別握手会、「L」ライブ、「個t」チーム別個別握手会。続く数字は開催日数。


SKE48のシングルは、12枚目「美しい稲妻」以降、13枚目「賛成カワイイ!」、14枚目「未来とは?」、15枚目「不器用太陽」と3作連続で、オリコン初動と累計の両方で前作割れを起こしていましたが、16枚目「12月のカンガルー」で、初動が前作を上回る数字となっています。

これは16枚目特定販売CDの売り上げが29.8万枚と、13枚目「賛成カワイイ!」の30.1万枚とほぼ同じ水準まで回復したことが大きい。

しかし、13枚目の個別握手会は総日数が6日だったのに対して、16枚目は8日に増えていて、決して効率の良いセールスではなく、メンバーや運営の台所に負担を掛けながら、何とか枚数を引き上げている印象は否めません。

さらに、サウンドスキャンに表れる店頭販売CDの売り上げは、一貫して減少を続けていて、16枚目も8.8万枚と、前作の10万枚を割り込む数字になっています。

この結果、「12月のカンガルー」の一般販売寄与率は22.9%となり、これまで30%ほどあった数値が、一気に歴代最低レベルに落ち込み、CD売り上げの8割近くを個別握手会に依存する状況に陥っています。


注目したいのは、店頭セールスが減少しているのと軌を一にして、全国握手会の日数が削減されていることです。

13枚目まで6日だった全国握手会の総日数は、14枚目で3日、15枚目は2日に減らされ、16枚目に至っては、現時点においてすら、1会場も予定をアナウンスされていません。

初回限定盤は、特典である全国握手会の魅力で売れる部分が小さくないだろうから、総日数の減少が一般販売の勢いを削ぐ可能性は高く、ここまで顕著に減ると、セールスに影響が出ても不思議ではない。

しかし、総日数が6日で変わっていない、12枚目から13枚目の間でも、店頭販売CDの売り上げ枚数は減少しています。

全国握手会を開けば、どんどんCDが売れるのであれば、日数を減らしたりはしない筈で、むしろ、全国握手会を開催しても、思うように売り上げが伸びなくなってきたので、日数を減らさざるを得なかった、と考えた方がいいのかもしれません。

とくに、警備費の高騰で、以前より経費が嵩むとなると、その額に見合ったCDセールスを達成出来なければ、開催する意欲を失うのは当然です。


次は、NMB48です。

(表3) NMB48シングルのオリコン初動推移

# (表2)と同じスタイル

07枚目 : 48.2 (1位, 12.5[全3ミニ14], 26.0%, 35.6[個6]) {55.9} 2013/06/19「僕らのユリイカ」
08枚目 : 37.5 (1位, 08.3[全3], 22.0%, 29.2[個6写2サ2]) {50.9} 2013/10/02「カモネギックス」
09枚目 : 40.7 (1位, 08.0[全3], 19.8%, 32.6[個7写2]) {45.2} 2014/03/26「高嶺の林檎」
10枚目 : 42.0 (1位, 07.6[全1], 18.6%, 33.1[個7写3]) {47.4} 2014/11/05「らしくない」
11枚目 : 2015/03/31(火)「タイトル未定」

#「ミニ」ミニ握手会、「写」写メ会、「サ」サイン会。


7枚目「僕らのユリイカ」から8枚目「カモネギックス」では、オリコン初動が減少しているものの、9枚目「高嶺の林檎」と10枚目「らしくない」は、40万台を維持して、比較的安定したセールスを見せています。

これは、特定販売CDの売り上げが、30万枚付近を維持していることが大きい。

ただ、特典である個別握手会や写メ会の日数を、シングル毎にジリジリ増やしていて、肉体的にも、経済的にも、負担は大きくなっていると思われます。

つまり、SKE48と同じく、特典イベントの規模を拡大しなければ、前作レベルの売り上げをキープ出来ず、シングルを出す度に、スケジュール表が握手会や写メ会の予定で、次から次へと埋まってしまう状態だと思います。


一方、店頭販売CDの売り上げは、NMB48も、8枚目、9枚目、10枚目と、僅かずつながら、減少を続けています。

全国握手会の日数は、7枚目、8枚目、9枚目で3日に固定されていましたが、10枚目「らしくない」では、1日だけに絞り、しかも、前作「高嶺の林檎」の全国握手会を兼ねた重複開催ということで、現時点では、事実上、新規ゼロと言っていい 。

このように、NMB48でも、SKE48同様、全国握手会を回避するかのような動きが見られます。


全国握手会に対しては、HKT48と乃木坂46も、やや距離を置き始めている節がある。

(表4) HKT48シングルのオリコン初動推移

# (表2)と同じスタイル

01枚目 : 25.0 (1位, 09.2[全5指1], 37.0%, 15.7[個3写2]) {29.2} 2013/03/20「スキ!スキ!スキップ!」
02枚目 : 26.9 (1位, 09.2[全3], 34.3%, 17.7[個4]) {30.6} 2013/09/04「メロンジュース」
03枚目 : 27.7 (1位, 08.0[全3], 28.9%, 19.7[個4船2]) {32.8} 2014/03/12「桜、みんなで食べた」
04枚目 : 27.8 (1位, 08.1[全2], 29.0%, 19.7[個4S2]) {31.3} 2014/09/24「控えめI love you!」
05枚目 : 2015/04/22「タイトル未定」

#「指」は指原莉乃ソロ企画、「船」は船上パーティ、「S」はHKT48によるショーイベント。

(表5) 乃木坂46シングルのオリコン初動推移

# (表2)と同じスタイル

07枚目 : 39.5 (1位, 09.0[全3茶1], 22.8%, 30.5[個別6]) {51.6} 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (1位, 11.8[全3茶1], 25.7%, 34.0[個別6]) {54.7} 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (1位, 11.0[全3茶1], 26.2%, 31.1[個別6]) {52.7} 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (1位, 11.7[全1絵1L絵2], 24.5%, 36.2[個別7]) {61.1} 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 2015/03/18「タイトル未定」

#「絵」は似顔絵会、「L絵」はライブと似顔絵会の同日イベント。


HKT48は4枚目「控えめI love you!」で全国握手会を2日に減らし、乃木坂46も10枚目「何度目の青空か?」は、全国を1日にして、大阪と名古屋でのライブイベントを似顔絵会と連動させて行なっています。

そして、両グループとも、店頭セールスは、ここ数シングル、やや減少傾向にあるか、もしくは同じレベルに留まっていて、「伸びている」とは言い難い。


もちろん、全国握手会日数削減の切っ掛けとなったのは、2014年5月、岩手のAKB48全国握手会で起こった襲撃事件です。

CDを1枚買えば、誰でも、身元を明かさずに、メンバーと握手出来るイベントは、入場者数が多いこともあって、不測の事態が発生する危険度が、もともと高い。

そして、実際に痛ましい事件が起きてしまった以上、分厚い警備体制の構築が不可欠で、警察の要請という外的圧力も加わって、開催費用を高騰させていると思います。

従って、事件以降、全国握手会は採算を取るのが難しいイベントになってしまったのは、間違いないでしょう。


しかし、もし、全国握手会が店頭セールスを力強く加速させ、シングル毎に、サウンドスキャンの数字が順調に伸びていたならば、事件の影響で一時的に日数を削減することはあっても、しばらくすれば、元に戻っていくと思います。

ところが、事件から1年近く経った今でも、全国握手会の規模縮小が起こっていて、その流れが固定化されつつある印象すら受ける。

つまり、切っ掛けは、襲撃事件による警備費の上昇だったけど、そのことによって、AKB48Gと乃木坂の全国握手会が抱えていた問題点が明瞭になり、運営に開催日数の見直しを迫ることになったんじゃないでしょうか。

その問題点とは、全国握手会を特典とするCD販売はもともと効率が悪く、グループや楽曲の人気がよほど図抜けていなければ、収支を取りづらいイベントであることです。


やはり、来場者の正確な人数を、事前に把握出来ないのは、厳しいでしょう。

常に満員御礼であれば問題ないけど、そうなることを前提で警備や誘導の体制を整えたのに、蓋を開けたら、ガラガラだったとなると、掛けたお金の多くが無駄になってしまいます。

乃木坂運営が、全国握手会の代わりに、抽選応募のライブをやりたがるのは、参加人数をコントロール出来ることが大きいんじゃないでしょうか。

来場者数が少なくても、予め分かっていれば、それに見合った規模の準備をすれば良いわけですから。


さらに、全国握手会はメンバー全員に均等なレーンを用意する必要があります。

個別握手会のようにメンバーごとの部数設定がないため、サービスの供給調整が出来ず、この点も、無駄な出費を生みやすい。

読めない来場者数、どういう状況でもメンバー全員のレーンを作ることなど、全国握手会は根本発想から、赤字になりやすいシステムという気がします。


次は、AKB48です。

(表6) AKB48シングルCD売り上げの総選挙サイクル

凡例
総選挙サイクル記号 : オリコン初動 (発売第1週オリコン順位, 一般販売第1週売り上げ, 一般販売寄与率%, 特定販売第1週売り上げ[特定販売CDの特典イベント, 個別1日あたりの売り上げ枚数]) 発売日「タイトル略記」

# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「一般販売寄与率」は%表示で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「個別1日あたりの売り上げ枚数」は、「特定販売第1週売り上げ」を個別握手会の総日数で割ったもの

2011年度
A 21枚目:133 (54, 41%, 79[個3, 26]) 2011/05/25「Every」
B 22枚目:135 (49, 36%, 86[個3, 29]) 2011/08/24「フラゲ」
C 23枚目:130 (38, 29%, 92[個3, 31]) 2011/10/26「風は吹」
D 24枚目:120 (22, 19%, 97[個3, 32]) 2011/12/07「マリコ」
E 25枚目:129 (50, 39%, 79[個3, 26]) 2012/02/15「GMF!」

2012年度
A 26枚目:162 (73, 45%, 88[個3, 29]) 2012/05/23「真夏」
B 27枚目:118 (45, 38%, 73[個3, 24]) 2012/08/29「ギンガム」
C 28枚目:113 (40, 35%, 73[個3, 24]) 2012/10/31「UZA」
D 29枚目:107 (26, 25%, 81[個3, 27]) 2012/12/05「永遠」
E 30枚目:104 (33, 32%, 71[個3, 24]) 2013/02/20 「SL!」

2013年度
A 31枚目:176 (59[全7], 33%, 118[個4, 29]) 2013/05/22「クロール」
B 32枚目:133 (44[全7], 33%, 89[個4, 22]) 2013/08/21「恋する」
C 33枚目:120 (31[全7], 25%, 90[個4, 22]) 2013/10/30「エレキ」
D 34枚目:103 (20[全*7], 20%, 83[個4, 21]) 2013/12/11「鈴懸」
E 35枚目:109 (24[全7], 19%, 92[個5, 17]) 2014/02/26 「前しか」

# 「全*」は特定店舗での購入者のみ抽選対象となる握手会

2014年度
A 36枚目:166 (49[全7], 29%, 117[個4, 29]) 2014/05/21「レトリバー」
B 37枚目:101 (23[全7], 23%, 78[個4, 19]) 2014/08/27「プラカード」
C 38枚目:113 (21[全7], 19%, 92[個6, 15]) 2014/11/26「希望的」
D 39枚目:[全7][個7] 2015/03/04「Gree Flash」
E 40枚目:

# 一般販売特典の全国握手会については、日数を確認することが出来たシングルについてのみ、記載している。


AKB48シングルの店頭販売CDの売り上げ枚数は、総選挙投票券の付いたAシングルを頂点に、B、C、Dと減少し、Eシングルで戻すパターンを、2011年から、毎年度、ずっと続けています。

しかし、例えば、B、Cシングルの店頭セールスが、2012年度は45万枚、40万枚だったものが、2013年度は44万枚、31万枚、そして、2014年度には、23万枚、21万枚と半分近くにまで減少しています。

つまり、毎年同じパターンを繰り返しながらも、数字そのものは、徐々に下がっている。


AKB48の全国握手会は、文字通り、全国各地に赴いて開催するイベントで、それを1シングルにつき7日もこなしています。

遠征という出費の嵩むイベントを、全国7会場で行なっているのに、毎年、徐々に売り上げが減少していくとすれば、収支が厳しくなるのは容易に想像がつきます。

つまり、以前から、AKB48や「支店」の全国握手会は問題を抱えていたと見るべきで、襲撃事件による警備費高騰は、それをより先鋭化したんじゃないでしょうか。


一方、特定販売CDのセールスは、2011年度からあまり変わっていないように見えますが、個別握手会1日あたりに換算すると、2011年度には30万枚/日を越えることもあった効率が、2012年度には20万台半ば、2013年度は20万枚を少し越える程度にまで落ち込み、2014年度に入ると、10万台の数字が並ぶようになっています。

個別握手会は、メンバーや台所に大きな負担を掛けながら、規模拡大を続けることで、売り上げ枚数を維持しているのが現状で、連続ミリオン記録を途切れさせたくないという気持ちが、そういった無理を支えているのだと思います。

しかし、ミリオンは続いていても、その中味は、2011年や2012年とはまったく別もので、AKB48は、2015年を迎えて、いよいよ苦しい水域に入りつつあると言わざるを得ない数字が並んでいます。

実際、A5月、B8月、C10月、D12月、E2月という、ずっと堅持してきた発売サイクルを壊して、38枚目でCシングルに相当する「希望的リフレイン」を11月、次の39枚目、本来ならDシングルを3月の発売にしたことは、2014年度の後半に入って、これまでにない、大きな変化が起こり始めたことを象徴しています。


AKB48のシングルに、全国握手会の日数を減らす兆候は今のところありません。

しかし、異なるシングルの全国握手会を、同じ日に一括して開催するケースがやたらと増えているので、事実上、日数削減が行なわれていると見ていいかもしれません。

全国握手会が初回限定盤販売の切り札であるなら、CDショップにとっては、出来るだけ続けて欲しいイベントの筈で、AKB48Gや乃木坂での日数削減の流れに対しては、心中穏やかならざるものがあってもおかしくない。

1stアルバム「透明な色」で、乃木坂運営が、いくつもの店舗を巻き込んだ販促活動を行ったのは、レコード会社として、CDショップとの関係に配慮してのことと推測するのは、ちょっと考え過ぎでしょうか(笑)。


日本は、先進国の中でも、インターネットの普及率が高い国ですが、にもかかわらず、音楽売り上げに占めるCDセールスの割合は、非常に高いそうです。

AKB48のような超人気グループが、特典商法を使って、収録楽曲のヒットに関係なく、大量のCDを売る仕組みを作ったことが、CDセールスを支えているのだと思います。

しかし、インターネットを使った、もっと効率の良い音楽配信方法がある中、さまざまな特典によって同じCDを何枚も買わせるやり方は、大きな無駄を孕んでいる。

そのため、100万枚CDが売れても、システム全体を見渡すと、どこかに無理が生じていて、隙あらば、より効率の良い方向に流れる圧力となっている。


2013年くらいまでは、AKB48に、その圧力を撥ね除け、無理や無駄を抑え込む巨大な人気があったのだけど、2014年、2015年と進むにつれて、人気に陰りが出てきて、それと同時に、握手会が本質的に持っている非効率性の矛盾が、至る所で、噴出し始めている気がします。

CDによる音楽配布を維持したいという業界側の要請が、特典商法を生み出し、AKB48Gや乃木坂のCDセールスを支えてきましたが、ネット社会が高度になればなるほど、それを続けるのが困難になり、やがて効率化の原理に飲み込まれていくのは、むしろ自然な流れです。

もちろん、レコードが未だになくなっていないように、CDがこの世から消え去ることはないと思います。

私も、好きな曲を、形として手元に置いておきたいという気持ちはあったりするので、そういう需要は常に存在し続けるでしょう。

しかし、全く同じCDを、1人が何十枚も買って、イベント券だけ抜いて処分するといった光景が、この先、何十年も続くとは思えない(笑)。

AKB48Gと乃木坂に見られる全国握手会回避の流れは、単に襲撃事件の一時的影響に留まらず、日本の音楽配信が、供給側の理屈を越えて、本来あるべき需要の姿に戻っていこうとする動きなんじゃないか、そんなことを考えたくなる今日この頃です(笑)。


最後に、ネットでちょっと話題になっていたようなので、次の表を載せておきます。

(表7) 乃木坂46とAKB48の最新アルバム比較

# (表2)と同じスタイル

22.2 (1位, 11.2[船1音1L1], 50.6%, 11.0[個3撮1写2成1]) {26.2} 2015/01/07「透明な色」
74.7 (1位, 10.0, 13.4%, 64.6[写5]) {74.7} 2015/01/21「ここがロドスだ、ここで跳べ!」

#「船」豪華クルージング企画、「音」録音会、「L」バースデーライブ招待、「撮」大撮影会、「成」成人式、「写」写メ会。


確かに、サウンドスキャン第1週を比べると、乃木坂の1stアルバムが、AKB48の4枚目オリジナルアルバムを少し上回っています。

しかし、乃木坂は、店頭セールスを伸ばすために、メンバーと豪華クルージングの旅や、西武ドームの「3rd Birthday Live」への特別招待など、これでもかという程の特典を付け、しかもデビュー以来の表題曲を全収録したベストアルバムが11.2万枚です。

一方、AKB48は、生写真1枚だけで、特典イベントなしの10.0万枚なので、やはり人気の底力は感じます。


ただ、3枚目「次の足跡」(2014/01/22)は、第1週が17万枚、2枚目「1830」(2012/08/15)は29万枚なので、10万枚がAKB48にとって、景気の良い数字でないことは確かです。

しかも、一般販売寄与率が13.4%というのは、CDセールスの9割近くを写メ会に依存していることを意味しています。

こういう特定販売高依存の流れが定着すると、店舗を持つCDショップは、ますます厳しくなっていくでしょう。

結局、個別系イベントへの大幅依存は、店舗型CDセールスを駆逐する作用があるわけで、効率化の波ということなんでしょうか。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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乃木坂楽曲セールスの現状、足踏みするCD店頭販売、不安定な有線ダウンロードと厳しいカラオケ [27Jan15]

2015-01-27 20:30:00 | 芸能
注目の乃木坂メンバー出演予定番組

明日、夜10時!
1月28日(水) 22 : 00 ~ フジテレビ『残念な夫。』第3回
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。美香の進学問題が本格化する模様。ピアノを止めて普通の大学に行くよう勧める母親に、いくちゃんはどう向き合うのか。
『残念な夫。』の公式サイト


そうですか、「いく・い・ほし」ですか(笑)。

「生生星」は、なんとなく「いく・い・ほし」と読んでいたけど、星野みなみ本人によると、「それでは、いくちゃんが二人になっちゃう」のだそうです。

確かに、乃木坂に生田絵梨花が二人いたら、エライことになる気もしますね(笑)。

ご本人の意見とあらば、二番目の「生」に「駒」の読みを、言語感覚をさらっと乗り越え、無理無理入れ込んで、「いく・い・ほし」で行っちゃえというのがファンとしての正しいあり方になりましょうか(笑)。


ただ、いくちゃんと生駒ちゃんの意見もあるだろうから、三人で話し合って決めれば、一番丸く収まるんじゃないかとも思います。

でも、話が長引くと、「生生星」と書いて、「NTB」すなわち「のぎざかトップビューティーズ」と読ませる的な、自由自在の結論になるおそれもありますね(笑)。

どうせそこまで行くなら、「女王エリカ様と、風の勇者いこたん、可愛いの魔法使いみなみの冒険」くらいまで突き抜けて欲しいっす(笑)。

「生生星」の読み方、今後も色々楽しくなりそうで、なによりです。


さて、今日は、11th選抜がスタートということで、乃木坂歴代シングルの売り上げ枚数などを振り返ってみようと思います。

ここ最近、数字の話はあまりしなかったので、乃木坂が現在置かれているセールス状況を確認するためにも、あれこれデータをまとめてみました。

まずは、CDセールスを見てみましょう。

(表1) 乃木坂46がリリースしたシングルとアルバムに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移

凡例
シングル番号 : 初動 (発売第1週オリコン順位, 一般販売第1週売り上げ, 一般販売依存率%, 特定販売第1週売り上げ) [現在の累計] 発売日「タイトル」

# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「一般販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
# 「一般販売依存率」は、一般販売第1週売り上げをオリコン初動で割ったもの。%表示で小数点以下2桁目を四捨五入。この数値が小さいほど、CDセールスの個別握手会依存が高い。
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から一般販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music 通した特定販売の売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2015年01月18日(日)までのオリコン調べによる総売り上げ枚数。

01枚目 : 13.6 (2位, 08.3, 61.2%, 05.3) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (1位, 07.3, 47.2%, 08.2) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (1位, 06.1, 32.6%, 12.6) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (1位, 06.6, 28.3%, 16.7) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (1位, 07.2, 29.6%, 17.0) [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (1位, 09.7, 28.9%, 24.0) [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (1位, 09.0, 22.8%, 30.5) [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (1位, 11.8, 25.7%, 34.0) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (1位, 11.0, 26.2%, 31.1) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (1位, 11.7, 24.5%, 36.2) [60.0] 2014/10/08「何度目の青空か?」
1st Ab : 22.2 (1位, 11.2, 50.6%, 11.0) [24.9] 2015/01/07「透明な色」
11枚目 : 2015/03/18「タイトル未定」


10枚目「何度目の青空か?」が、遂に累計で60万枚を突破です。

乃木坂シングルの累計売り上げは、4枚目「制服のマネキン」で30万枚を突破、6枚目「ガールズルール」は40万枚を越え、7枚目「バレッタ」が50万枚と、2013年に20万台から50万台へ一気に飛躍しました。

ところが、その後、2014年に入ると、8枚目「気づいたら片想い」で累計の伸びがやや鈍り、9枚目「夏のFree&Easy」では、初動、累計ともに前作を割ることになります。

この間、累計は50万台に留まっていたのですが、10枚目「何度目の青空か?」で、一気に60万枚を突破するセールスを達成しました。


これは、握手会人気のトップ10人が全完売した後も、他のメンバーがじわじわ売り上げを伸ばしたためで、11th選抜3列目の高山一実、星野みなみ、伊藤万理華、相楽伊織、齋藤飛鳥は、そういった貢献の筆頭格です。

また、選抜には入らなかったけど、樋口日奈と新内眞衣も前作から完売部数を大きく伸ばしていて、握手会人気において、頭角を現してきました。

ただ、(表1)の青色数字で示した一般販売第1週売り上げは、8枚目11.8万枚、9枚目11.0万枚、10枚目11.7万枚と、2014年を通してほとんど変動がなく、CDの店頭セールスは、この1年、伸びていないことが分かります。


1stアルバム「透明な色」は、店頭販売CDに対して、メンバーと船でクルージングやBirthday Liveへの特別招待など、乃木坂では目新しい特典イベントを数多く付け、宣伝広告にも力を入れたものの、やはり、11万台の数字になっています。

一定のファン層が、シングルであれ、アルバムであれ、値段や内容にあまり関係なく、CDを買い求めていて、その人数と購買パターンがあまり変わっていないのかもしれません。

となると、そういった「基礎購買力」が、2015年に積み上がるのか、それとも減少に転じるのか、11枚目のサウンドスキャン売り上げが注目されます。


一方、(表1)のオレンジ色で示した特定販売第1週売り上げは、7枚目「バレッタ」で30万枚を突破してから、8枚目、9枚目、10枚目と30万台に留まっていて、こちらも停滞気味と言えます。

個別握手会の応募を長期間続け、その上、10枚目のように、新しいシングルの個別という「ライバル」がいなければ、上で述べたように、「1期10」以外のメンバーによる売り上げがジリジリ利いてきて、累計が伸びていくのですが、発売第1週を中心とするスタートダッシュは、「バレッタ」をピークに勢いを失っている感がある。

次の表は、個別握手会百部当たりの売り上げ枚数、つまり販売効率の変遷を示したものです。

(表2) 乃木坂46のシングルとアルバムに関する、個別握手会総部数と百部当たりの第1週売り上げ枚数の推移

凡例
シングル番号 : 個別握手会総部数, 百部当たりの売り上げ枚数, 個別日数(会場内訳)

#「個別握手会総部数」は初動算入時点での総部数。
# アルバムでは、撮影会の1部を個別握手会の2/3部として、両イベントの合計部数を示している。
#「百部当たりの売り上げ枚数」は(表1)に示された特定販売第1週売り上げを、個別総部数/100で割って求めた。

01枚目 : 300部, 1.9万枚/百部, 個別3日(関東{東京1}名古屋1大阪1)
02枚目 : 300部, 2.8万枚/百部, 個別2日(関東{幕張2})+ミニ個別4日(札幌1名古屋1大阪1福岡1)
03枚目 : 330部, 3.9万枚/百部, 個別4日(関東{幕張1横浜1}名古屋1大阪1)
04枚目 : 430部, 4.0万枚/百部, 個別5日(関東{幕張1横浜2}名古屋1京都1)
05枚目 : 437部, 4.0万枚/百部, 個別5日(関東{幕張1東京1横浜1}名古屋1京都1)
06枚目 : 630部, 3.9万枚/百部, 個別6日(関東{幕張1東京1横浜2}名古屋1京都1)
07枚目 : 664部, 4.7万枚/百部, 個別6日(関東{幕張3横浜1}名古屋1京都1)
08枚目 : 759部, 4.5万枚/百部, 個別6日(関東{幕張1横浜3}名古屋1京都1)
09枚目 : 786部, 4.0万枚/百部, 個別6日(関東{幕張1東京1横浜2}名古屋1京都1)
10枚目 : 902部, 4.0万枚/百部, 個別7日(関東{幕張1東京1横浜3}名古屋1京都1)
1st Ab : 432部, 2.6万枚/百部, 個別3日(関東{東京1}名古屋1京都1)+撮影会1日(関東{横浜1})
11枚目 : 720部, ??万枚/百部, 個別6日(関東{東京1横浜3}名古屋1京都1)


3枚目「走れ!Bicycle」で、4万枚/百部に達した後、4枚目、5枚目、そして6枚目「ガールズルール」まで、乃木坂の個別握手会は、総部数がシングル毎、常に増えているのに、この販売効率を維持します。

ところが、7枚目「バレッタ」で、突然、4.7万枚/百部に跳ね上がる。

おそらく、堀未央奈のセンター大抜擢で多くのファンが動揺する中、握手会人気によって選抜序列が決められる運営方針が明らかとなり、「推し」の立場を有利にするため、ファンが、先を争って、特定販売CDを買い求めた結果だと思われます。


しかし、こういった切羽詰まったようなファン心理は長続きしないのでしょう、次の8枚目で4.5万枚/百部へ減少、9枚目には6枚目までの4.0万枚/百部に戻っています。

10枚目は個別日数を7日に増やしているので、その分、握手会の開催費用が嵩んでいる筈で、本来であれば、前作以上の販売効率が望ましいのだけど、9枚目と同じレベルに留まっています。

まあ、総部数を900部程度まで大幅にアップしたので、それを考えると、販売効率が落ちていないのはプラスに評価できます。

しかし、11枚目で4.0万枚を切るような事態になると、7枚目以降、乃木坂個別握手会は、人気の低落時期に入っていると判断すべき材料となるでしょう。


ちなみに、3月18日(水)発売の11枚目は、6日720部の個別握手会になっています。

このシングル個別でも、販売効率が4.0万枚/百部であれば、特定販売第1週売り上げは28.8万枚となり、10枚目の36.2万枚から8.4万枚ダウンします。

また、一般販売第1週売り上げを12万枚とすれば、オリコン初動は40.8万枚で、10枚目47.9万枚から7.1万枚減という予想になります。

つまり、常識的に考えれば、現在発表されている規模の握手会だけなら、11枚目初動が前作割れする確率は極めて高いと言えます。

従って、今後、さらに握手会が追加される可能性があり、実際、10枚目も6番目、7番目会場は、後日発表されています。

11枚目の本格的な売り上げ予想は、個別握手会が全部出揃ってからですね。


(表1)と(表2)は、一見順調に思える乃木坂のCDセールスが、実は、2014年に入って一般販売で足踏みしており、また、個別握手会の勢いも減少期に入っている可能性があるなど、気になる兆候がいくつか存在することを示しています。

従って、11枚目のCDセールスは、こういったマイナス懸念を吹き飛ばすのか、それとも、低落傾向がより顕著になってしまうのか、重要な分岐点になると思います。

とくサウンドスキャンに表れる店頭販売セールスの動向はポイントで、ここを伸ばせないと、乃木坂を巡る停滞感は、一層重苦しいものになっていく危険があります。

やはり、良い楽曲、良いMV、そして良いステージを作り、ファン層を拡大して欲しい。

そうすれば、手の込んだ特典を付けなくとも、「基礎購買力」は自然と伸びていくと思います。

「バレッタ」個別のように、小手先のテクニックによる急激なセールスの上昇は、かえって、その後の弱体化を招く危険があるので、分岐点である2015年は、正攻法でじっくりやる方がいいんじゃないでしょうか。


次は、有線ランキングです。

(表3) 乃木坂46のシングル表題曲に関する、2015年01月23日時点での有線ランキング成績

凡例
シングルNo. 有線ランクイン回数 {初登場週} [最高順位] 曲名 (発売日)

#「初登場週」が「+1週目」はCD発売週に有線200位以内に初めてランクインしたことを表す。「-1週目」は発売の1週前にランクイン。
#「有線ランクイン回数」の「*(104位)」は、現在もランクインしていて、104位であるという意味。

01枚目 7回 {+1週目} [54位] ぐるぐるカーテン (2012/02/22)
02枚目 8回 {-2週目} [44位] おいでシャンプー (2012/05/02)
03枚目 7回 {+2週目} [69位] 走れ!Bicycle (2012/08/22)
04枚目 7回 {+1週目} [66位] 制服のマネキン (2012/12/19)
05枚目 3回 {+2週目} [112位] 君の名は希望 (2013/03/13)
06枚目 4回 {+1週目} [96位] ガールズルール (2013/07/03)
07枚目 0回 {-----} [圏外] バレッタ (2013/11/27)
08枚目 20回 {-1週目} [8位] 気づいたら片想い (2014/04/02)
09枚目 0回 {-----} [圏外] 夏のFree&Easy (2014/07/09)
10枚目 16回*(104位) {-2週目} [15位] 何度目の青空か? (2014/10/08)

(関連サイト)
有線ランキング


歴代最高の成績は、8枚目「気づいたら片想い」の、20回ランクイン最高8位です。

9枚目「夏のFree&Easy」は、一度も200位以内に入らない、「完全圏外」という悲しい結果でしたが、10枚目「何度目の青空か?」は、一転して好調で、16回ランクイン最高15位となっています。

集計期間が2015年1月10日(土)~16日(金)の1月23日付ランキングにおいて、「何度目の青空か?」は104位に留まっていて、しばらくは200位以内をキープ出来そうなので、最高記録の20回ランクインに並ぶ可能性もあります。


一方、アルバム収録の新曲は、一つもランクインしていません。

(表1)で示したように、アルバムの累計は現在24.5万枚で、年間トップ10入りの目安である30万枚は、ギリギリ並ぶか、ちょっと厳しいかなという感じです。

ベストアルバムにしたこと、メンバーを長時間拘束するイベントを、幾つも特典にしていること、その割に値段を抑えたこと、かつてないほど大規模な宣伝広告を仕掛けたことなど、運営が売り上げ枚数ランキングで上位を狙っているのは明らかです。

そういった攻めの姿勢を考えると、今出ている数字は物足らないと言わざるを得ず、有線を見ても、アルバム話題になっている感じはありません。


ダウンロード配信を見ると、iTunes Store トップソングで、現在、200位以内に入っている乃木坂の曲は、「何度目の青空か?」126位のみです。

アルバム収録の新曲は、CD発売前後には、「僕がいる場所」を含め、何曲もランクインしていましたが、全部、圏外に去ったということです。

ダウンロードランキングは数値化しにくいので、表を作りづらいのですが、「透明な色」の動向に表れているように、有線ランキングと連動している部分が多く、そういった意味からも、記録に残しやすい有線成績は注目しています。


ちなみに、iTunes Store トップソングで乃木坂の最高順位をマークしたのは、私が確認した限りでは、「何度目の青空か?」の3位だったと思います。

昨年の10月1日(水)に、「GirlsAward 2014 AUTUMN/WINTER」において、乃木坂が「何度目の青空か?」をライブで披露して、その翌日のランキングだったと記憶しています。

このとき、ダウンロードランキングを上げるためには、若い女性層に受けることが大事だと、しみじみ実感した覚えがあります(笑)。

西野カナやE-girlsが強いのは、そういった層の支持が分厚いからでしょうね。


ところで、雑誌のインタビューだったと思いますが、生駒里奈が「乃木坂はカラオケで上位に入っていない」と発言していました。

調べてみると、なるほどその通りでした(笑)。

ということで、カラオケランキングをちょっと見てみましょう。

カラオケのランキングは、第一興商「DAM」とエクシング「JOYSOUND」の二つの大手が発表しているようですが、以下に、JOYSOUNDの年間ランキングのデータを示します。

(表4) 2014年JOYSOUND年間ランキングにおける、人気上位の曲とアーティスト

(カラオケ総合ランキングTOP30よりピックアップ)

凡例
順位 発売日「曲名」歌手名

01位 2014/03/19「Let It Go~ありのままで~」松たか子
02位 2013/08/21「恋するフォーチュンクッキー」AKB48
10位 2013/05/01「RPG」SEKAI NO OWARI
17位 2014/03/19「生まれてはじめて」神田沙也加 松たか子
18位 2014/03/19「とびら開けて」神田沙也加 津田英佑
23位 2014/03/19「雪だるまつくろう」神田沙也加 稲葉菜月 諸星すみれ
24位 2014/04/23「ようかい体操第一」Dream5
29位 2013/10/02「ごめんなさいのKissing You」E-girls

# 今年発売の曲と女性アイドルの曲を中心に選択
# 1位、17位、18位、23位の曲は「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック日本版」に収録

(アーティストランキングTOP20の10位まで)

01位 AKB48
02位 嵐
03位 EXILE
04位 西野カナ
05位 Mr.Children
06位 GReeeeN
07位 ポルノグラフィティ
08位 BUMP OF CHICKEN
09位 いきものがかり
10位 ゆず

(関連サイト)
JOYSOUNDによる年間カラオケランキング
ORICONによる年間カラオケランキング


曲ランキング1位は、やはり、松たか子の「Let It Go~ありのままで~」でした。

この曲は、昨年3月19日(水)発売の「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック日本版」に収録されたようで、その他、17位「生まれてはじめて」、18位「とびら開けて」、23位「雪だるまつくろう」といった収録曲が、30位以内に入っています。

つまり、2014年のカラオケは、アナ雪一色だったということですね(笑)。


2位はAKB48「恋するフォーチュンクッキー」で、この曲の高い人気を証明しています。

昨年末に紅白初出場を果たしたSEKAI NO OWARIは、2013年発売の「RPG」で10位にランクイン、さらに、紅白連続2回目のE-girlsが、「ごめんなさいのKissing You」で29位に入っていて、二つのグループの人気が分かります。

また、アナ雪以外で、今年のヒット曲となると、Dream5の「ようかい体操第一」が24位で、『妖怪ウォッチ』が昨年のトレンドだったことを示しています。

乃木坂の曲は、30位以内には、残念ながら、ありませんでした。


上表後半のリストは、アーティストの人気ランキングで、1位AKB48、2位嵐の次、CD売り上げ枚数ならば、乃木坂なんだけど、3位EXILE、4位 西野カナと続いています。

20位以内に乃木坂の名前はなく、ファンとしては、ちょっとショックなランキングですね(笑)。

乃木坂の曲をカラオケで歌う人は、まだまだ少数で、楽曲とグループが一般層に十分浸透していない実態が浮き彫りになっています。


曲TOP30とアーティストTOP20に、AKB48グループでランクインしているのは、AKB48のみで、しかも歌われている曲は、「Everyday、カチューシャ」「ヘビーローテーション」など、かなり古いものが多いようです。

「恋するフォーチュンクッキー」がカラオケで非常に人気があるため、過去のヒット曲も併せて歌われているのかもしれません。

指原莉乃センターのこの曲は、AKB48、そしてAKB48G全体の人気を支える役目を果たしている、そんな構図を感じさせます。

乃木坂が、紅白を含む大型音楽祭で、良い扱いを受けるためには、何か1曲、有線、ダウンロード、カラオケなど、CDセールス以外の分野で、ランキング上位に長く食い込むことが必要なんだと思います。

本当のヒット曲ということですね。


最後に、写真集の売り上げを見ておきましょう。

(表5) 乃木坂関連写真集の売り上げ

凡例
発売日:初動部数 [現時点での累計部数]「タイトル」

# 「フラゲ分」がある場合は、発売週分と併せたものを初動としている。
#「>5.1万部」は5.1万部以上の意。

2013/10/22(火):初動 3.5万部 [累計 >5.1万部]「乃木坂派」初の写真集
2014/03/05(水):初動 0.9万部 [累計 >1.7万部]「季刊乃木坂 vol.1 早春」
2014/06/12(木):初動 1.3万部 [累計 >2.5万部]「季刊乃木坂 vol.2 初夏」
2014/09/04(木):初動 1.2万部 [累計 >2.0万部]「季刊乃木坂 vol.3 涼秋」
2014/12/10(水):初動 3.2万部 [累計 5.9万部]「清純な大人」白石麻衣1st写真集
2014/12/26(金):初動 1.0万部 [累計 2.2万部]「季刊乃木坂 vol.4 彩冬」
2015/01/23(金):初動 ???万部 [累計 ??万部]「MAI STYLE」白石麻衣1stフォトブック
2015/02/18(水):初動 ???万部 [累計 ??万部]「普段着」西野七瀬1st写真集

(関連サイト)
「普段着」特設サイト


白石さんの「清純な大人」が、なんと6万部に迫っていて、おそらく、すでにそれを突破していると思います。

「乃木坂派」が、累計5万部を越えるあたりと思われるので、もの凄い快進撃です。

2月18日(水)に西野七瀬の1st写真集「普段着」が発売されますが、ななせまるは、コアファンの購買力が乃木坂トップなので、売り上げがどの程度になるのか、注目しています。

もし、「清純な大人」より少ない部数であれば、白石麻衣ソロ写真集のセールスを伸ばしたのは、通常のコアファン以外の可能性が出てくるわけで、二人の人気構造を読み解くヒントになると思います。

「季刊乃木坂 vol.4 彩冬」は、「vol.1 早春」「vol.2 初夏」「vol.3 涼秋」と同じく、初動1万部、累計が2万部程度の売り上げとなっています。


数字から判断して、乃木坂46の人気の現状は、昔に比べると、確かに上がってはいるけど、破竹の快進撃といった感じではない。

本格的にブレイクする前夜とも言えるけど、懸念材料は少なからずあって、人気低落期に差し掛かっていると言われても、完全否定は出来ない。

結局、AKB48Gと同じく、2015年は、期待も心配も、これまで漠然としていたことがより明瞭になっていく、分岐点の年である、そんな気がします。


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乃木坂がMステで秀逸なステージを披露、斬新な世界観を届けた演武風ダンスと透明感のある生歌 [25Jan15]

2015-01-25 19:30:00 | 芸能
金曜日『MUSIC STATION』の乃木坂ライブ、もの凄く良かったですね。

オープニング、メンバーが階段を下りてくるとき、最後から2番目に登場した能條愛未が、降り切るのが勿体ないとばかり、一段上がるように動いて、最後の井上小百合と一緒の段に合わせるシーンがあって、あまりの大技炸裂に、観ていてズッこけた(笑)。

長くMステを観ているけど、あの階段を逆走した歌手は初めてじゃないかと(笑)。

でも良いですよ~、隙あらば、貪欲に映ってやろうという意気込み、頼もしいです。

リハーサルで、同じ階段を下りた伊藤かりんがブログに、「感動!!!!!」と書いていて(笑)、初めて下りた人が、そこまでの道のりを思い出して、特別な感情を掻き立てられるのは、よく分かります。


乃木坂は一番目の歌手として、「制服のマネキン」から生田絵梨花ピアノ伴奏の「君の名は希望」と二曲構成のメドレーを披露しましたが、久しぶりに、音楽番組のステージで素直に高まって、曲が終わったとき、小さくガッツポーズしてしまった(笑)。

「制服のマネキン」は、ハンドマイクではあったものの、ダンスに迫力があり、以前よりキレが良くなっている印象を受けました。

おそらく、2013年の秋以降、ライブを数多くこなす内に、筋肉が付いて、シャープな踊りが出来るようになってきたのだと思います。


脚を開いて、肩と同じ高さに挙げた両腕から、手を下にぶらぶらさせる「操り人形」ポーズは、ミュージックビデオにおいて、市來玲奈が桁違いの迫力で踊る一瞬のシーンが印象的ですが、今回のステージでは、高山一実など、何人かのメンバーがそのレベルに少し近づいてきたと感じました。

「操り人形」ポーズのような不思議なフリに加えて、脚を前後に置き、体を右前方に開いて、掌を正面に向け、左手を顎、右手を額の前に持ってくるポーズ、そこから、今度は、体を左側に閉じて、右手を返し、額を防御するようなポーズなど、「制服のマネキン」には、攻撃的でエキサイティングな振り付けが満載されている。

片足を上げて蹴りを入れるフリもあるくらいですから、バレエやジャズダンスというより、武道の演武を彷彿させダンスですね。

こういったスピード感と切れ味が身上のダンスは、踊り手の筋力が鍵を握っていて、社交ダンス世界大会出場経験を持つ市來玲奈の動きが、当時、群を抜いていたのは尤もなことですが、今回のMステでは、少なからぬメンバーがMVを越えるレベルで踊れていたと思います。

ん~、カッコ良かったです(笑)。


また、ダンスの最初、お姉さんメンバーの間から、生田絵梨花、星野みなみ、生駒里奈が、傲然とした表情で登場してくる場面は、相変わらず、シビレるものがあって、三人のスター性の高さをあらためて感じました。

BABYMETALのMOAMETALとYUIMETALじゃないけど、媚がなく、どこか攻撃的で、無闇に偉そうで(笑)、それなのに、柔らかく、神々しい空気でステージを満たすのは、誰にでも出来ることではなく、生田、生駒、星野のフロントにしか出せないオーラだと思います。

「制服のマネキン」CD収録版の演奏時間は4分18秒で、金曜日のステージは、1分33秒の尺でした。

時間は長くなかったけど、曲の持っている、パンチのある攻撃性と瑞々しい若さが、キレのあるダンスとフロント三人の清新なイメージによって、十分に表現されていたんじゃないでしょうか。


次に、「君の名は希望」を歌ったのですが、激しい踊りのあと、すぐにピアノを弾かなければならなかった生田絵梨花は、さぞかし大変だったと思います。

しかも、やり直しの出来ない生放送で、かつ伴奏はいくちゃんのピアノだけなので、ちょっとしたミスも、リアルタイムでダイレクトに反映されてしまう。

破天荒なモーツァルト像を描いた映画『アマデウス』(1984)の監督ですら、「制服のマネキン」級ダンスの直後にピアノなんて、思いつかないだろうレベルで、ここまで色んなことをさせられるピアニストは、歴史的にも珍しいんじゃないかと(笑)。

しかし、これほどの悪条件の中、いくちゃんは、ミスタッチを小さなもの1個2個に抑え、安定したテンポで、美しいメロディを奏で続け、最後まできちんと弾き切ってしまった。

「やっぱりこの子は天才なんだ」と、感心を通り越して、呆然と観ていました。


主演ミュージカル『虹のプレリュード』では、長く気持ちの入った芝居を主人公として演じ切り、最後の最後、圧巻のピアノを披露して、聴衆の心を全部持って行ってしまった。

生田絵梨花は、単にピアノが上手く弾けるだけではなく、それを演劇舞台や歌とダンスのステージ、そしてテレビドラマに生かす力を持っていて、自ら新しい可能性を切り開くような、才能の深さと広がりを感じさせます。

美しい声とハイレベルな演技力を併せて考えると、エンターテイメントの申し子とでも言いたくなる。

弾き終わったあと、ほっと息がこぼれて、安心した表情を見せていたけど、いくちゃん、本当にお疲れ様、最高の演奏、そして最高の笑顔でした。


「君の名は希望」の歌唱は、全体で歌うサビには機械的サポートが入っていた気がしますが、3人ずつで歌うパートは、100%に近い生歌だったと思います。

この3人ユニゾンが良かった。

まず、生田、生駒、星野の透明感のある歌声が、まるで賛美歌のような清らかさで曲世界の扉を開き、橋本奈々未、白石麻衣、松村沙友理のより色味を帯びた、「現世的」な歌声に引き継がれていく。

桜井玲香、西野七瀬、秋元真夏、松井玲奈の4人で歌った後、齋藤飛鳥、井上小百合、深川麻衣が綺麗な高音を響かせ、高山一実、衛藤美彩、能條愛未が低音パートを担当。

いずれも声質を考えた組み合わせになっていて、聴き応えのある合唱で、「君の名は希望」の切なくも美しい世界を、よく表現していたと思います。


ただ、個人的に一つ願望を言うと、高山、衛藤、能條が担当した

いつの日からか孤独に慣れていたけど
僕が拒否してた
この世界は美しい

の部分は、みさみさではなく、永島聖羅に歌って欲しかった。

永島さんは、低音域が魅力的な数少ないメンバーで、せいらりん独特の歌声が入ると、歌全体が締まって、味わい深くなるんですね。

実際、2013年3月のフジテレビ『MUSIC FAIR』における生歌ステージでは、高山、永島、能條の並びになっていて、CD収録版でも、せいらりんの声が、この部分の中核を作っているように聴こえます。


「制服のマネキン」4th選抜は、

[1列目] 生田*、生駒*、星野*
[2列目] 桜井*、橋本*、白石*、松村*、秋元*
[3列目] 能條、飛鳥、若月、井上、深川、市來、西野、高山
#「*」は八福神メンバー

で、今回のメドレーは、このメンバーをベースに、若月と市來の代わりに、衛藤と松井玲奈が入る形になっていました。

ただ、「君の名は希望」5th選抜は、

[1列目] 生田*、生駒*、星野*
[2列目] 桜井*、橋本*、白石*、松村*、秋元*
[3列目] 寧々、中田、井上、西野、若月、深川、永島、高山

なので、メドレーの二番目を考えれば、永島聖羅と中田花奈が出演するのが素直な流れだと思います。

確かに、せいらりんは『沈黙の金曜日』があり、それぞれスケジュール上の問題があったのかもしれないけど、Mステへの出演は、そのメンバーにとって大きな業績になるので、出来る限り調整してあげるべきだと思います。

とくに、永島聖羅の歌声は、「君の名は希望」にとって、重要な要素だと考えている人は少なくない筈で、彼女にはぜひ出て欲しかった。


衛藤美彩は鈴を鳴らすような美声の持ち主で、抜群に歌が上手く、4thと5thの選抜ではないけど、2013年の『MUSIC FAIR』に、永島聖羅や中田花奈と一緒に出演しています。

そのとき、みさみさは、永島聖羅が担当する低音パートではなく、自分の特徴を生かせる高音パートで歌っていて、絶妙なパート割りだったんですが、今回なぜ、せいらりんのパートに配置されたのか、ちょっと分かりません。

ただ、衛藤美彩のように、当時のキャンペーンにおいて、高い評価を受けたステージに参加した実績があり、かつてと同じく、歌唱力を見込まれての出演であれば、抜擢は理解出来ます。


しかし、松井玲奈は、この二曲と何の関係もありません。

それでも、演出家が松井さんの歌やダンスに惚れ込んで、彼女を中軸に据えたステージを構想したのなら、まだ抜擢の意図が伝わるけど、テレビで観る限り、目立つポジンションではなく、3列目の域を出ていない。

そうであれば、乃木坂メンバーを1人外してまで、なぜ彼女を起用するのか理解出来ません。

とくに松井玲奈は、何度もMステに出演した経験があり、今後も乃木坂の11th選抜、さらにはSKE48やAKB48の中心メンバーとして出る可能性が高いのだから、今回のように過去曲を歌う稀なステージには、乃木坂メンバーを出すべきだったと思います。

こういう訳の分からないことをするから、「兼任」という制度が、乃木坂の発展を妨げる「暴挙」にしか見えなくなるんですね。


5th選抜の永島聖羅、中田花奈、あるいは歌唱力に定評のある川村真洋、中元日芽香。

誰を抜擢するかには、色んな考え方があるけど、1人でも多くのメンバーに重要なステージを経験させるのは、乃木坂の将来にとって、大いに意義のあることです。

短期間で乃木坂を去って行く他グループのメンバー、しかも何度もMステ経験のある人を、「兼任」という理由だけで出演させて、そういった絶好のチャンスを1枠潰したのだとすれば、愚行以外のなにものでもありません。

私は、松井玲奈が好きで、優れたパフォーマーだと思っているけど、運営のこういった配慮のないやり方が、乃木坂ファンの彼女への感情を複雑にして、松井さん自身をも苦しめることになっているんじゃないでしょうか。

本当に止めて欲しいですね、「兼任」というシステムは。


永島聖羅の歌声を聴けなかったのは、残念だったけど、金曜日のステージは、2013年春の『MUSIC FAIR』以来の秀逸な出来だったと思います。

まあ、個々人の歌声がもっと大きければ、さらに迫力が出ただろうけど、スタジオライブを乗り切れるレベルには達していました。

もちろん、西武ドームなど、大きな会場で同じ合唱を行なうとすれば、さらに声のボリュームを上げる必要があって、これが「君の名は希望」を大箱ライブで生歌披露出来ないネックになっていると思います。


生田絵梨花が、自身の歌唱力について、「声量」を課題に挙げていました。

まあ、いくちゃんは、まだ声が出ている方ですが(笑)、歌手や役者としてだけでなく、バラエティでも発声法は役に立つので、メンバー全員がボイストレーニングを日常的に行なって、コツコツ鍛えて欲しいですね。

そして、メンバーの何人かが一定以上の声量で歌えるようになれば、「君の名は希望」の生歌ステージが見えてくると思うので、粘り強く、頑張って下さいませ。


さて、金曜日のステージを出演時間という観点で見てみましょう。

以下のように、「制服のマネキン」前奏開始から、「君の名は希望」後奏終了までの時間は3分46秒で、実は、この日の出演歌手中、もっとも長いステージでした。

2015年02月18日(金) Mステ
1 : 33 =「制服のマネキン」(CD収録版 4 : 18)
2 : 06 =「君の名は希望」(CD収録版 5 : 18)
3 : 46 = メドレー全演奏時間

また、過去のMステで、演奏時間が2分30秒を越えることは一度もなかったので、4分近いステージを披露出来たのは、快挙と言っていいでしょう。

2014年12月26日(金) Mステ SUPER LIVE
1 : 45 =「何度目の青空か?」(CD収録版 4 : 44)

2014年07月11日(金) Mステ
2 : 30 =「夏のFree&Easy」(CD収録版 4 : 57)

2014年04月11日(金) Mステ
2 : 22 =「気づいたら片想い」(CD収録版 4 : 08)

楽曲のチョイスが良かったのか、営業担当が頑張ったのか(笑)、とにもかくにも、乃木坂の代表曲を二つ、じっくり視聴者に届けることが出来たわけで、11枚目からの活動に、弾みを付けるステージになったと思います。


昨日、10thアンダーが代々木第一体育館で、ニッポン放送の『LIVE EXPO TOKYO 2015 ALL LIVE NIPPON VOL.3』に出演、シングル表題曲を6曲含む全9曲のライブを行なっています。

かなり長い充実したライブだったようで、出演したメンバーが早速、ブログに感想を綴っていて、10th体制最後を良い形で締めくくれたんじゃないでしょうか。

また、博品館劇場で5日間に渡って行なわれた若月佑美の主演舞台『ヴァンパイア騎士』が、今日、千秋楽を迎え、いよいよ、来週から、11th選抜が本格的に始動するでしょう。


優れた楽曲を、しっかりしたパフォーマンスで観客や視聴者に届けて、乃木坂にしか作り出せない世界観を堪能してもらう。

金曜日の『MUSIC STATION』は、サッカーアジアカップで日本代表の試合がもつれにもつれたため、予定より50分も遅い9時20分の開始となったけど、待たされる緊張感を乗り越え、メンバーが近年稀に見る、素晴らしいステージを披露して、AKB48Gを含めた他のアイドルとは異なる、乃木坂独自の世界を発信出来たんじゃないでしょうか。

ステージでの成功こそが、ブレイクスルーをもたらす最も効果的で、おそらく唯一の道だと思うので、こういったパフォーマンスを今後も積み重ねていって欲しいです。


そうそう、最後に、これは人によって感想が大きく異なるかもしれないけど、「制服のマネキン」は、パフォーマンス中、一切笑顔を見せない方が、曲の雰囲気に合っていると、私は思うんだけど、どんなもんでしょう(笑)。

結論はともかく、こういったポイントを、ライブの後、出演メンバーで話し合えば、もの凄くタメになるんじゃないかと。

アンダーライブは、メンバー同士で随分と意見交換したようで、それが、ステージを進化させ、ファンの高評価を獲得する原動力になった気がします。

金曜日と土曜日のライブ、メンバーの皆さん、お疲れ様でした。


関連サイト

18日金曜日『MUSIC STATION』と19日土曜日『ALL LIVE NIPPON』のことを綴った公式ブログ

斉藤優里の2015/01/25_12:54ブログ

能條愛未の2015/01/24 23:18ブログ

伊藤かりんの2015/01/24_22:42ブログ

佐々木琴子の2015/01/24_20:42ブログ

中田花奈の2015/01/24_18:06ブログ

深川麻衣の2015/01/24_00:30ブログ


注目の乃木坂メンバー出演予定番組

毎週、水曜夜10時!
1月28日(水) 22 : 00 ~ フジテレビ『残念な夫。』第3回
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。美香の進学問題が本格化する模様。ピアノを止めて普通の大学に行くよう勧める母親にどうする?
『残念な夫。』の公式サイト


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「君の名は希望」「制服のマネキン」をMステで今夜披露!生田ドラマと高山バラエティの行方 [23Jan15]

2015-01-23 18:30:00 | 芸能
注目の乃木坂メンバー出演予定番組

今夜8時半!
1月23日(金) 20 : 30 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION』
乃木坂46が「君の名は希望」と「制服のマネキン」のメドレーを披露!マネキンの4th選抜メンバーが出演するそうなので、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみのフロントが復活するかもしれず、これはもう、乃木坂ファンなら、絶対全く必見レベルでしょう(笑)。アジアカップの中継が前に入っているので、番組開始時刻が午後8時半以降になる可能性があり、ご注意下さい。
番組公式サイトの「出演者ラインアップ」ページ


21日水曜日放送の『残念な夫。』、生田絵梨花演じる美香が、玉木宏の主人公陽一と絡むシーンがありましたね。

陽一が赤ちゃんを連れて街を歩いているとき、たまたまピアノを弾いている美香を見かけて、その音色に引き込まれてしまう。

ガラス越しに自分を凝視する見知らぬおじさんに、一瞬「うわっ!」となる美香ですが(笑)、心が優しいのか、もう一曲弾いてあげて、ふと見ると、陽一は赤ん坊を腹に載せたまま、仰向けに床で眠りこけている。

玉木宏は上司の娘ということを知らず、いくちゃんも父親の部下と知らず、お互い相手の素性が分からないまま、ピアノを接点に出会った二人。

美香の進路問題で、陽一が相談に乗る場面が用意されているそうですが、いくちゃんのピアノに癒される玉木宏というシーンから、なんとなく流れが見えてきました。


見えてきたと言えば、第1回でいくちゃんが訪ねていたピアノバー、そこで生演奏のアルバイトを始めるようですね。

採用シーンでバーに一緒にいた若い男性は、おそらく美香の先輩かなんかで、店のマスターに彼女を紹介したのでしょう。

現在、恋人同士ではないように見えるけど、今後、そういう関係に発展する可能性は、もう限りなく大きいわけで、楽しみというか、目が離せまへんなあ(笑)。

ただ、一家の食事シーンで、母親の大塚寧々に向かって、大学は「お母さんの好きなところでイイよ」と述べていて、恋愛というより、好きなピアノを巡る進学のことが、美香出演シーンの中心テーマになる気がします。

本当は音楽関係の大学に行きたいのだけど、堅実な道を強く勧める母親に、自分の本心を打ち明けられず、次第に本音と建前が乖離していく。

前回終わりのピアノバーでのあやしい微笑は、親の期待を裏切って、自分の本心に従って行動することで感じる、やや心苦しくも、自由を謳歌する喜びを表していたのかもしれません。


2013年夏の『SUMMER NUDE』では、橋本奈々未が毎回出演したものの、ドラマの本筋にはほとんど絡みませんでしたが、第2回で早々と主人公に出会ったことは、物語全体における美香の重要性を示すもので、生田絵梨花の活躍を期待出来るんじゃないでしょうか。

しかし、ちょっと気がかりなのは、『残念な夫。』の視聴率が第1回の9.4%から、第2回は8.0%と、落ちていることです。

同時間帯の放送であり、同じ日にスタートした日本テレビ『○○妻』は、第1回14.4%から、第2回15.2%と、逆に数字を上げていて、視聴者がフジから日テレに流れているかのような展開になっています。

『○○妻』は、柴咲コウの主演で、東山紀之扮する人気キャスターの謎めいた妻という設定で、大ヒットドラマ『家政婦のミタ』と同じ人が脚本を担当している。

録画で見る人も多いので、単純に視聴率だけで、ドラマの人気は計れないけど、数字を持っている人気女優とヒットメーカーが手掛ける裏番組のドラマに、この手の分かり易い指標で大きく差を開けられてしまうのは、世間一般へ与えるイメージを考えても、出来れば避けたいところです。

まあ、もう少し様子を見ないと何とも言えないけど、ドラマの人気が出演者への注目度を左右するので、心配は心配ですね。



昨日、木曜日深夜は、高山一実がテレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に出演しました。

今回の先生は、さとう珠緒で、42歳になった現在、これまでのタレント人生を振り返りながら、ブリッ子キャラの栄光と挫折、とくに問題点を緻密に分析する講義で、内容の濃さは、NHKスペシャルにすら匹敵するレベルでした(笑)。

ブリッ子には、男を惹き付ける性的な魅力、エロさが含まれているので、男性層に受ければ受けるほど、女性層に嫌われていく。

戦隊もののピンクレンジャーでは、男の子に受けるも、母親層にイラつかれ、ミニスカポリスでは、男性に支持されるも、その彼女層に疎まれ、やがて、熟女軍団に説教されることで、女性からの批判をかわし、お茶の間に踏みとどまれるような芸風を確立していった(笑)。

その中から、両手をネコ耳のように頭に付けて、怒っているんだぞ「プンプン」という、名作ギャグも生まれたのだけど(笑)、やがて、女性層がテレビ視聴率を左右する時代がやってきて、2005年に170回を越えていた年間バラエティ出演回数が、2014年には6回にまで減ってしまった。


さとう珠緒によれば、出演本数減少の決定打となったのは、番組出演者の顔ぶれを事実上決めるアシスタントプロデューサー(AP)に女性が多くなり、会議の席上、自分があたかも全女性代表であるかのように、「そういう女、女子は嫌いっすよ」と発言して、ホワイトボードから、「さとう珠緒」の名前が消されてしまったことだそうです(笑)。

そして、嘘でも良いから、「女性APの服を褒める」ことが、出演回数を増やすコツであると、色んな意味で背筋に悪寒が走る対処法を伝授していました(笑)。

くう~、42歳独身の珠緒さん、ノブシコブシの吉村が、「片道燃料」だけで来ていると言ってましたが(笑)、まだまだ、これから一花も二花も咲かせそうなほどアグレッシブで、攻めてます、ガンガン。


昨夜は、あまりにもさとう珠緒にパンチがあり過ぎて、全部持って行かれて、高山さんは、自分の立ち位置が見えず、存在をアピールしそびれた感があります。

女性陣は、さとう珠緒へのツッコミを期待されて、それが強烈であればあるほど、場が盛り上がるわけで、実際、もの凄く背の高い、宝塚男役出身の遼河はるひ38歳と、CanCamモデルで、菊地亜美ばりの猪突猛進キャラである堀田茜22歳が、力の限り騒ぎ立ててくれて、「珠緒vsはるひ&茜」の構図が出来上がってしまっていました。

かずみんは、攻撃キャラではなく、癒し系キャラなので、こういう女子対決を要求される企画は、なかなか出番を見つけられない面がある。

いっそのこと、完全にさとう珠緒サイドにまわって、「プンプン」の高山一実版を繰り出すとか、ブリッ子キャラをマスターしたいと、弟子入りを志願するとか、遼河はるひに睨みつけられるような、大きな動きがあっても良かったかなと。

とりあえず、珠緒先生が遼河はるひに向かって、至近距離から「プンプン」末期型の「プンプン、べろべろ~」をお見舞いしたとき、芸人と一緒に転ぶくらい大きなリアクションをしてみるのはどうでしょう(笑)。


乃木坂は、アイドルである上に、お嬢様的雰囲気がグループイメージの一つなので、毒を含んだツッコミというのは、元来なかなか踏み込めない。

また、床に転がるような強烈なリアクションも、決して品の良いことではないので(笑)、やはり躊躇してしまう。

『NOGIBINGO!』で、生田絵梨花が披露した「ウクレレ毒奏」は、下品なことをやらせたり、メンバーの悪口を言い合うような企画に対する、いくちゃんの番組批判がベースにあって、メンバーにもそういう意識があることを物語っています。

ただ、深夜バラエティでは、あまりおしとやかにしていると、よほどキレのあるトークをしない限り、編集でばっさり出番を切られてしまうので、その辺の兼ね合いが難しいところです。


実は、大阪出身の松村沙友理は、『乃木坂って、どこ?』で自ら椅子落ちをやるように、かなり貪欲に笑いを取りにいくメンタルを持っていて(笑)、深夜バラエティなんかは、とくに向いていると思います。

さゆりんごは、今、派手な動きは封印中ということで(笑)、せっかくのお笑いセンスを披露するチャンスがありませんが、かずみんも、育ちの良さをちょっと置いて、思い切ったリアクションや振り切った発言に挑戦してみてはどうでしょう。

やり過ぎて文句言われたら、そこで考え直せばいいわけで、とりあえずは、ノーブレーキで進んでみるのも面白いんじゃないかと。


予告編を見ると、次回もかずみんのが出演するようで、楽しみです。

オードリーの若林正恭、ハライチの澤部佑、平成ノブシコブシの吉村崇という実力と人気を兼ね備えた芸人と、バラエティで何回も共演出来るのは、新人タレントとして、とてつもなく大きなプラス体験です。

しかし、ブログに書いているように、それ故、緊張感は半端ではないと思います。

素晴らしいチャンスをいただいてる!激つまんない私が!プロの方々の所に入って発言するのは本当に勇気がいります!収録の一週間前から緊張してて

でもとにかく全力で!全力で!笑顔!全力!

で、いつも収録の後はスタミナ切れですぐ寝ます。笑

(絵文字省略)

高山一実が人気バラエティに出ることによって、乃木坂46全体の知名度と好感度が、格段に上がっているのは間違いないことで、その影響力の大きさを理解しているからこそ、運営は、彼女を選抜から外さないのだと思います。

かずみんは、確実に腕を上げているので(笑)、大変だと思うけど、緊張と上手く付き合いながら、今後も頑張って欲しいです。

まずは、「激つまんない私が!」といった、超ネガティブ思考を変えていきましょう。

高山さん、自分で思っているより、遥かに面白くなってますよ(笑)。


さて、いよいよ、今夜、乃木坂テレビラッシュの最後を飾るのが、テレビ朝日『MUSIC STATION』への出演です。

番組公式サイトの出演者リストページに、当初「乃木坂46 メドレー」とあったので、10枚目表題曲「何度目の青空か?」とアルバム収録の新曲「僕がいる場所」を歌うのかなと思っていたら、最近、「君の名は希望」と「制服のマネキン」と表示されて、驚きました、もちろん、嬉しい方に(笑)。

まず出演メンバーを考えてみましょう。

齋藤飛鳥のブログによると、

今日のミュージックステーションに
出演します!マネキンの時の選抜!

とのことで、あしゅも出演するそうです。

「制服のマネキン」4th選抜は、

[1列目] 生田*、生駒*、星野*
[2列目] 桜井*、橋本*、白石*、松村*、秋元*
[3列目] 能條、飛鳥、若月、井上、深川、市來、西野、高山
#「*」は八福神メンバー

で、能條愛未もブログに出演すると記しています。

主演舞台『ヴァンパイア騎士』の真っ最中である若月佑美と卒業した市來玲奈は出られないので、そこに誰が入るかです。

5枚目表題曲「君の名は希望」も歌うので、5th選抜の構成から、永島聖羅と中田花奈が候補になるけど、せいらりんは『沈黙の金曜日』があるので、中田花奈と他一人じゃないかと思うのですが、二人とも公式ブログに、Mステに関するコメントはなく、松井玲奈が言及しているという情報もないようです。

堀未央奈は出ないと述べたそうですが、他の二期生が抜擢されたりするんでしょうか。

この辺は番組を見ないと分からないですね。


それにしても、音楽番組をドキドキ、ワクワクしながら心待ちにするなんて、初めてのことです(笑)。

「制服のマネキン」は、YouTube公開MVの再生回数が9百万を突破して、乃木坂初の1千万回に迫るなど、人気の高い楽曲です。

また、「君の名は希望」は、昨年他界された佐久間正英氏や、Base Ball Bear の小出祐介氏など、高く評価する音楽関係者の多い曲で、この二つは、乃木坂の代表曲と言っていいでしょう。


ところが、6枚目「ガールズルール」以降、なぜか「制服のマネキン」と「君の名は希望」を積極的に前に出す姿勢が運営になく、大型音楽祭では、この二曲より前に発売された「おいでシャンプー」が歌われることが多かった。

従って、Mステでこの二曲を歌うのは、単なる楽曲チョイスの問題を越えて、運営の方針そのものの転換すら予感させる出来事です。

前回記事で指摘したように、11枚目シングルの日程を見ると、現在、運営内部でトップの人事異動が進みつつある可能性があって、もし、今回の楽曲選びが、新体制の意向に沿ったものであるなら、乃木坂はこれから大きく変わっていくかもしれません。

今夜のMステに対して、ワクワク感があるのは、それが今までとは違った、新しい乃木坂の登場につながる、先駆け的な意味を持っているではという密かな期待があるからです。


生田絵梨花のピアノ伴奏で「君の名は希望」を歌うという情報もあって、実現すれば、2013年3月の「MUSIC FAIR」以来のステージで、本当に楽しみです。

このステージをスタートにして、乃木坂46が、2015年に音楽面で快進撃を始めることを、心から願っています。


関連サイト

高山一実の2015/01/21_22:48ブログ

齋藤飛鳥の2015/01/23_12:24ブログ

能條愛未の2015/01/22_23:30ブログ


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『すイエんサー』で衛藤美彩の笑顔炸裂、11枚目スケジュールは運営トップの交代を意味するのか [21Jan15]

2015-01-21 20:00:00 | 芸能
注目の乃木坂メンバー出演予定番組

今夜10時!
1月21日(水) 22 : 00 ~ フジテレビ『残念な夫。』第2回
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。ピアノバーの続き、気になりますね。いくちゃんのあやしい微笑みのわけは?笑
『残念な夫。』の公式サイト

明日、木曜深夜!
1月22日(木) 24 : 15 ~ 24 : 45 テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
高山一実が出演。かずみんはこの番組の準レギュラーで、今回も、独自視点からの癒し系コメントが楽しみ。
乃木坂公式サイトの関連ページ
テレビ朝日公式の番組サイト

明後日、金曜夜8時半!
1月23日(金) 20 : 30 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION』
乃木坂46が「君の名は希望」と「制服のマネキン」のメドレーを披露!生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみのフロントが復活するかもしれず、これはもう、乃木坂ファンなら、絶対全く必見レベルでしょう(笑)。アジアカップの中継が前に入っているので、番組開始時刻が午後8時半以降になる可能性があるので、ご注意下さい。
番組公式サイトの「出演者ラインアップ」ページ



いや~、衛藤美彩、成長しましたね。

昨日出演したEテレ『すイエんサー』で、渡辺徹と「ますだおかだ」の岡田圭右を相手に、スラスラしゃべっていて、違和感なくトークに溶け込んでいました。

以前この番組に出たときは、何とか話に加わろうと、常に言葉を探している感じで、一生懸命さは伝わるけど、どうにも、ぎこちなくて、観ていてちょっとハラハラした覚えがあります(笑)。

しかし、昨日は、言葉がスッと自然に出て、自分の感じたことを、素直にしゃべっていて、本当に楽しみながら、トークしたり、サーブを打っているように見えました。

こういう余裕が出てくると、観ている方も番組に気持ちが入っていって、みさみさの可愛さなんかも、ん~、やっぱり美人やなあと、ぐいぐい気になっちゃうわけです(笑)。


スタジオゲストは衛藤美彩1人で、中学時代バレー部だったということで、テニスのサーブがテーマなのに、バレーボールを持って、『アタックNo. 1』を歌いながら(笑)、テニスコートに登場。

番組スタッフが、かなり美味しい場面を用意してくれたわけですが、みさ先輩も、2分の1サイズのテニスコートなのに、バレーのサーブをネットに引っ掛けるという大技を披露して(笑)、見事、期待に応えていました。

その後も和気あいあいと話が進み、コート隅に立てたペットボトルを倒すサーブ練習では、1球目が当たらないとみるや、速攻で次のボールをカゴから取ろうとしていて、衛藤さん、かなり夢中になっているなあと、負けず嫌いの素顔を垣間観た気がしました(笑)。

前回出演時は、自分が今何を求められているのか分からず、手探りで進んでいる感じでしたが、今回は、迷いなく楽しんでいて、笑顔が絶えず、アイドルのゲストとして、素晴らしい出来だったんじゃないでしょうか。


やはり、昨年、『Mr. カミナリ』のヒロイン役を成功させたことで、自信と度胸がつき、テレビバラエティでも、慌てず、自分を出せるまでに成長した気がします。

何と言っても、スーパーエキセントリックシアターの舞台は、笑い、歌、ダンス、アクション、芝居と、ほとんどのジャンルが網羅されている、エンターテイメントの百貨店と言っていいほどで、そこに主役級で参加して、SETファンにも好評を博したのだから、手応えを感じるのは当たり前ですね。

日曜日の選抜発表で、大抜擢された相楽伊織が、「なんか、なんか、う~ん、なんか」を繰り返して(笑)、感想がなかなか言えませんでしたが、慣れていないと、普段どんなにおしゃべりな人でも、テレビ番組で思ったことをスラスラ口に出すのは、とてつもなく難しい。

何台ものカメラと大勢のスタッフが注視する中、普段通りにしゃべったり、笑ったり、何かに夢中になるのは、それ自体が一つのスキルであって、衛藤美彩は、そういったタレントとしてのテクニックを、多くの経験を積んで、身につけてきたのだと思います。

衛藤さんは、ビジュアルは勿論ですが、とくに声が魅力的なので、こういったトークスキルが向上すると、テレビ、ラジオにひっぱりだこの売れっ子に成長する可能性があって、これから本当に楽しみです。


さて、11枚目シングルの発売日が3月18日(水)と告知されました。

選抜発表が1月18日(日)深夜の『乃木坂って、どこ?』なので、CDリリースまでの期間は8週プラス3日になります。

個別握手会の応募受付は、さっそく明日の木曜から始まり(笑)、以下のように、1月22日(木)~23日(金)が第1次応募です。

これまで通り、応募受付が毎週木曜から金曜に行なわれるとすれば、シングルが発売される3月第3週は、3月19日(木)~20日(金)に第9次応募が行なわれることになります。

(表1) 11枚目個別握手会の応募スケジュール

第01次:1月22日(木)~1月23日(金)
第02次:1月29日(木)~1月30日(金)
第03次:2月05日(木)~2月06日(金)
第04次:2月12日(木)~2月13日(金)
以降の応募日程は予想
第05次:2月19日(木)~2月20日(金)
第06次:2月26日(木)~2月27日(金)
第07次:3月05日(木)~3月06日(金)
第08次:3月12日(木)~3月13日(金)
CDリリース:3月18日(水)
第09次:3月19日(木)~3月20日(金)
オリコン第1週締切:3月22日(日)


オリコン第1週への算入締切日は、3月22日(日)なので、3月12日(木)~13日(金)の第8次応募分までが精一杯で、第9次分を流し込むのは、ちょっと難しい。

ということで、11枚目シングルの初動への計上は、第8次分までと考えられますが、実はこれ、異例のことです。

9枚目「夏のFree&Easy」と10枚目「何度目の青空か?」は、CDがリリースされる週に、第10次応募が行なわれるよう設定され、その結果、第9次分までをオリコン第1週に流し込めたんですね。

つまり、11枚目は、CD発売日が、過去2作に比べて、なぜか1週間早まっていて、1回少ない第8次分までしか初動に計上出来ないスケジュールになっています。


CDリリースまでの個別応募回数が少ないだけでなく、選抜発表日と発売日のチョイスにも無理がある。

次の日程表は、10枚目、アルバム、11枚目の特典イベントや主要ライブなどをまとめたものです。

(表2) シングル、アルバム関連イベントなどの日程表

# アルバム関連イベントは青10枚目関連はオレンジ11枚目関連は赤で色分けしている。
#「Ab」はアルバム

01月7日(水) Ab「透明な色」発売
01月10日(土) Ab「94年組成人式式典」都内某所
01月18日(日) 10th「個別握手会5」パシフィコ横浜
01月18日(日) 24:10~ NHKG『MUSIC JAPAN』10th選抜「僕のいる場所」
01月18日(日) 24:30~『乃木坂どこ?』で11th選抜発表
01月21日(水) 若月佑美主演『ヴァンパイア騎士』博品館劇場の初日
01月23日(金) 『MUSIC STATION』(多分)10th選抜出演
01月24日(土) 『ニッポン放送 LIVE EXPO TOKYO 2015 ALL LIVE NIPPON VOL.3』(多分)10thアンダー出演
01月25日(日) 『ヴァンパイア騎士』千秋楽
01月27日(火) 店当販売Ab特典への申し込み終了
01月31日(土) 10th「個別握手会6」東京ビッグサイト

02月07日(土) Ab「個別握手会1」東京ビッグサイト
02月08日(日) 10th「個別握手会7最終」パシフィコ横浜
02月11日(水祝) Ab「録音会」都内某所
02月11日(水祝) 10th「似顔絵会」都内某所
02月15日(日) Ab「個別握手会2」京都パルスプラザ
02月22日(日)『3rd Birthday Live』西武ドーム

03月8日(日) Ab「撮影会」パシフィコ横浜
03月15日(日) Ab「ツーショット撮影会」都内某所
03月18日(水) 11th「タイトル未定」発売
03月22日(日) Ab「ツーショット撮影会」都内某所
03月25日(水)『乃木坂って、どこ?』DVD発売

04月04日(土) Ab「個別握手会3最終」ポートメッセなごや
04月05日(日) 11th「個別握手会1」京都パルスプラザ
04月12日(日) 11th「個別握手会2」東京ビッグサイト

05月03日(日) 11th「個別握手会3」パシフィコ横浜
05月24日(日) 11th「個別握手会4」パシフィコ横浜

06月07日(日) 11th「個別握手会5」パシフィコ横浜
06月14日(日) 11th「個別握手会6」ポートメッセ名古屋


前々回の記事で指摘したように、そもそも1月18日(日)の11th選抜発表が、早過ぎる気がします。

今週金曜日にテレビ朝日『MUSIC STATION』へ選抜が出演、土曜日はニッポン放送『ALL LIVE NIPPON VOL.3』という大型フェスにアンダーが出演。

おそらく11thではなく、10th選抜と10thアンダーがそれぞれ参加するのだと思いますが、普通は、これほどのイベントがあるなら、10枚目体制最後の花道にして、それらが終わってから次の選抜発表の方がスッキリします。

また、今日から日曜日まで、若月佑美の主演舞台『ヴァンパイア騎士』が行なわれ、彼女は11th選抜の福神に抜擢されたけど、もちろん、千秋楽までは、乃木坂としての仕事は何も出来ません。

中核メンバーが重要な舞台に取り組んでいるのなら、新選抜の公表は、その千秋楽を待って行なうのが普通じゃないでしょうか。


一方、3月18日(水)という発売日も、不思議な選択です。

アルバムの forTUNE music 販売TypeCの抽選特典である「ツーショット撮影会」が3月15日(日)と22日(日)の二回行われるのですが、何とそのど真ん中に11枚目の発売日が置かれている。

新曲キャンペーンが佳境に入っているCDリリース時期に、メンバー全員参加の特典イベントをダイレクトにぶつけているわけで、選りに選って、なぜこの日に決めたのか、首をひねりたくなります。

プロモーションのため積極的に動き回るべき発売日前後の日曜をアルバムの特典で塞いでしまっている。


当初、アルバムの売り上げ、とくに個別握手会の伸びが重たいので、早く11枚目に入りたいのではないかと思っていました。

ところが、上で述べたように、選抜発表からCD発売までの期間が短く、初動に流し込める個別握手会の応募次数が、過去2作より少なくなる日程になっていて、経済的理由だけとは思えない部分がある。

これまで、シングル関連のスケジュールを何作も調べてきたけど、ここまで意味が分からない組み方は初めてで、運営が何かに急かされて、無理を承知で日程を「繰り上げ」ているかのような印象を受けます。

とくに、11枚目を3月中に発売して、次の12th選抜を4月に発足させたいかのように見えます。


12th選抜の発表日を現時点で予想するのは難しけど、一つ手掛かりになるのは、11枚目個別応募の発売日以降のスケジュールです。

(表3) 11枚目個別握手会の発売日以後の予想応募スケジュール

第09次:3月19日(木)~3月20日(金)
第10次:3月26日(木)~3月27日(金)
第11次:4月02日(木)~4月03日(金)
第12次:4月09日(木)~4月10日(金)
第13次:4月16日(木)~4月17日(金)
第14次:4月23日(木)~4月24日(金)
第15次:4月30日(木)~5月01日(金)
第16次:5月07日(木)~5月08日(金)
第17次:5月14日(木)~5月15日(金)
第18次:5月21日(木)~5月22日(金)
第19次:5月28日(木)~5月29日(金)


9枚目と10枚目は、前作個別の第14次応募受付に、今作個別の第1次を重ねる形で、新選抜を発表する方法を取っています。

これを12枚目に当てはめると、11枚目個別第14次応募が4月23日(木)~24日(金)であることから、12th選抜は4月19日(日)に発表という予測が出てきます。

そして、選抜発表からCDリリースまでを9週プラス3日とすれば、6月24日(水)が発売日となります。

(表2)に示されているように、6月14日(日) が11枚目の6番目個別握手会、つまり現段階で告知されている最後の握手会なので、キレイに収まる日程になっています。


実は、3月中に新曲を発売して、4月に次作の選抜を発表する、こういった進め方は、5枚目「君の名は希望」から6枚目「ガールズルール」への移行期と酷似しています。

すなわち、2013年3月13日(水)に5枚目「君の名は希望」が発売され、翌4月20日(土)の京都全国握手会において、不動のセンターだった生駒里奈を2列目に下げ、白石麻衣をセンターに抜擢する新選抜が発表され、6枚目「ガールズルール」が7月3日(水)に発売となった。

2015年3月18日(水)に11枚目が発売され、上の予測通り、4月19日(日)に新選抜発表、6月24日(水)に12枚目発売であれば、非常に似たスケジュールになります。


5枚目から6枚目へ移行するとき、このようなスケジュールとなったのは、運営のトップがこの時期に、おそらく4月に、交代したからじゃないでしょうか。

実際、6枚目「ガールズルール」以降、7枚目「バレッタ」、8枚目「気づいたら片想い」、9枚目「夏のFree&Easy」、10枚目「何度目の青空か?」は、5枚目「君の名は希望」までとは、楽曲、プロモーション、選抜選考など、あらゆる面で異なるスタイルが採用され、乃木坂は大きく変わっていきました。

11枚目スケジュールに見え隠れする「繰り上げ」感は、5枚目から6枚目に移るときと同じことが、今、運営内部で起こっているのではないか、そんなことを考えさせます。

確かに、もしそういうことが起こっているのであれば、11th選抜が、超保守的なガチガチの陣容になるのも不思議ではない。

権力の移行期で、次のトップの方針が分からないとき、選抜選考で冒険や決断を避け、無難に置きに行くのは人間の心理という気がします。


もちろん、運営に大きな人事異動があるというのは、確たる根拠のない、単なる憶測に過ぎません。

ただ、井上小百合がブログに載せた、結成当初からのマネージャーさんから貰ったというメールの文章を読むと、どうしても心がザワザワしてきます(笑)。

この難しい状況で、素晴らしいセンターの役割を果たしてくれました。
ひとつ大きな物語を残したと思います。

考え過ぎだと思うのだけど、「難しい状況」とは、何を意味しているんでしょう。

もし、12枚目から運営トップが変われば、12th選抜は、6th選抜で起こったことに匹敵するような、大規模な改変が行なわれる可能性があります。

個人的には、現在の徹底した握手会主義を放棄して、ステージパフォーマンスを第一に考えた実力主義に方針転換して欲しいという願望があります。

11th選抜があまりにも「無難」で、面白味がなかったため、トップの交代という刺激的な憶測に飛びつきたくなるのかもしれません(笑)。

とにかく、これから何が起こるのか、あるいは起こらないのか、今は静かに見守るしかないですね。


関連サイト

11枚目シングルの発売日とCD構成に関する公式記事

11枚目個別握手会のスケジュールに関する公式記事

井上小百合の2015/01/19_13:42ブログ


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乃木坂テレビ出演ラッシュ!今夜、衛藤『すイエんサー』、明日生田ドラマ、木曜高山、金曜Mステ [20Jan15]

2015-01-20 13:00:00 | 芸能
今週は、以下のように乃木坂メンバーの地上波テレビへの出演が続きます。

ファンの方は録画など、お見逃しなく!


注目の乃木坂メンバー出演予定番組

今夜、午後7時25分!
1月20日(火) 19 : 25 ~ 19 : 50 NHK Eテレ『すイエんサー』
衛藤美彩が出演。なっ、なんと、みさ先輩が野球ではなく、テニスを?
番組公式サイトのブログページ

明日、水曜夜10時!
1月21日(水) 22 : 00 ~ フジテレビ『残念な夫。』第2回
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。ピアノバーの続き、気になりますね。いくちゃん、ドキドキするから、夜遊びはほどほどにして~!笑
『残念な夫。』の公式サイト

明後日、木曜深夜!
1月22日(木) 24 : 15 ~ 24 : 45 テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
高山一実が出演。かずみんはこの番組の準レギュラーで、今回も、芸人さんとの掛け合いが楽しみ。
乃木坂公式サイトの関連ページ
番組公式サイト

今週金曜夜8時!
1月23日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION』
乃木坂46がメドレーを披露する予定。選抜メンバーが出演との情報がありますが、10thか11thか分からず、歌う曲も発表されていません。ただ、乃木坂が持ち歌の「メドレー」を行なうのは、極めて珍しく、ファン必見のステージだと思います。
番組公式サイトの「出演者ラインアップ」ページ



ところで、11枚目シングルの発売が3月18日(水)とのアナウンスが、公式サイトでありました。

乃木坂公式サイトの関連ページ

選抜発表が1月18日(日)深夜なので、CDリリースまでの期間が8週プラス3日となり、通常の9週プラス3日より短いので、正直、ビックリしました。

11枚目のスケジュールに関しては、いつものペースより、1週間か2週間、運営が早めに動いていて、「繰り上げ」感が漂っています。

11th選抜があまりに「無難」だったことと併せると、運営内部で何か起こっているのかと、考えたくなります。

この点については、また後日の記事で触れたいと思っています。

とりあえず、今日は、みさみさの華麗なるスマッシュで始まる(筈の)、乃木坂のテレビ出演ラッシュということで(笑)。

(参考記事)
11th選抜は序列固定型「超無難」選抜、構想力の欠如が招いた松村沙友理3列目と永島聖羅の涙 [19Jan15]
乃木坂11枚目の日程予想、1月25日選抜発表、2月22日表題曲ステージ初披露、4月1日CD発売 [13Dec14]
1stアルバムとの関係で、乃木坂11th選抜発表は来年1月中旬、11枚目発売は3月中旬あたりか? [24Oct14]


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// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


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7月18日14:18 星野みなみ

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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11th選抜は序列固定型「超無難」選抜、構想力の欠如が招いた松村沙友理3列目と永島聖羅の涙 [19Jan15]

2015-01-19 19:00:00 | 芸能
1stアルバム「透明な色」のCDセールスが、大量かつ大規模な特典を付けている割に、伸びが重たいので、11th選抜は無難に置きにいくと思っていましたが、まさかここまで何も変えない構成にするとは、予想出来ませんでした(笑)。

もちろん、握手会主義はガッチリ守られているのだけど、ツートップである西野七瀬と白石麻衣の次にまで人気を上げている深川麻衣を2列目に留めて、フロントに出さないあたり、事なかれ主義の「無難」が握手会人気をも乗り越えている感じです。

まさに、「なにも足さない、なにも引かない」を地で行く選抜選考で、乃木坂の運営はアイドルのプロデュースより、ウィスキー造りの方が性に合っているんじゃないかと思いたくなります(笑)。


何も変えない乃木坂運営

今回の選抜発表は全然盛り上がらないという声をよく耳にしました。

それも当然で、1、2列目の固定と握手会主義という二つのキーワードだけで、誰が何列目に入るか、大体予想出来るほど、シンプルな抜擢方法でした。

次の表は、「ガールズルール」の6th選抜から、昨夜発表された11th選抜まで、1、2列目がどう変わってきたかを示したものです。

(表1) 6枚目「ガールズルール」から11枚目までの選抜1、2列目の変遷

メンバー名は、6thから11thまでの6選抜の中、1、2列目に入った回数で、以下のように色分けされている。

5回以上は青色
4回は明るいグリーン
3回はオレンジ色

6th選抜「ガールズルール」8福神
(2列目) 桜井 生田 生駒 西野 高山
(1列目) 松村 白石(c) 橋本

7th選抜「バレッタ」8福神
(2列目) 桜井 生田 生駒 若月
(1列目) 西野 白石 堀(c) 橋本 松村

8th選抜「気づいたら片想い」5福神
(2列目) 桜井 若月 生田 松村 深川
(1列目) 堀 白石 西野(c) 橋本 生駒

9th選抜「夏のFree&Easy」10福神
(2列目) 若月 秋元 桜井 深川 生駒
(1列目) 松井 白石 西野(c) 橋本 松村

10th選抜「何度目の青空か?」10福神
(2列目) 松村 秋元 生駒 桜井 深川
(1列目) 松井 白石 生田(c) 西野 橋本

11th選抜「タイトル未定」10福神
(2列目) 若月 秋元 生駒 桜井 深川
(1列目) 松井 白石 西野 橋本 生田


11th選抜の10福神は、全員が過去6シングルで3回以上、1列目2列目に入っており、しかも3回が2人、4回が2人、5回が1人(1回休業の生田)、6回が5人で、一度も3列目以降に下がったことのないメンバーが過半数を占めています。

さらに、「ガールズルール」からの陣容の変遷を眺めると、抜擢2回以下の「新顔」と呼べるのは、事実上、堀未央奈だけで、ほぼ同じ顔ぶれが、延々と続いている。

乃木坂について、「停滞感」という言葉が最近よく使われるけど、40人近いメンバーを擁する大所帯グループアイドルなのに、2013年の夏から1年半、選抜の顔である1、2列目がほとんど変わらなければ、そういった雰囲気が漂うのは当然です。


後藤真希が在籍していた頃のモーニング娘。は、12枚目「ザ☆ピ~ス!」(2001年7月25日発売)では石川梨華、13枚目「Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~」(2001年10月31日発売)は吉澤ひとみがセンターを務めるなど、曲ごとに中心イメージを担うメンバーを変え、ファンを飽きさせない工夫を凝らしていました。

全盛期のモー娘。ですら、常に変化を模索していたことを考えると、乃木坂46の現状はあまりに寒々しいと言わざるを得ません。

もちろん、固定された1、2列目が、ステージ上で有効に機能して、観客や視聴者を魅了し続けているのなら、運営がそれを長期間維持したい気持ちになるのは分かります。

しかし、この1年半で、かつて「同格」だったE-girlsに大差をつけられ、昨年末は紅白出場を土壇場で「同格」のHKT48に持って行かれ、乃木坂は音楽活動の面で、苦渋をなめ続けています。

その原因が、歌やダンスの実力を無視した、1、2列目の固定にあるのは明らかで、早急にパフォーマンス重視の選抜を組んで、ステージレベルの向上を図るべきなのだけど、紅白「落選」であれだけ悲しい思いをしたのに、乃木坂の運営は年が明けても、何も変えるつもりはないようです。


テコ入れが不可欠なセンター西野七瀬のパフォーマンス

3回目のセンターとなる西野七瀬は、歌とダンスにおいて、音楽的な基礎が不十分で、パフォーマンスが粗く安定しない部分があります。

大きな会場での生歌は、耳でメロディを聴いて歌うカラオケスタイルではダメで、楽譜を頭に入れて、音符に沿って発声することが求められます。

ところが、西野さんは、よくイヤホンに手を当てる仕草をするように、音を聴こうとしていて、意識がそちらに取られるのか、音符を2、3個ずつ飛ばしながら歌うことが多い。


大箱で歌うためには、少なくとも自分のパートを、正確にアカペラでこなせる音楽的基礎力が不可欠で、これが出来ないと、何度ステージを経験しても、プロとして最低限のレベルに、なかなか到達しないと思います。

白石麻衣は、音楽の専門学校に通った経験があるからか、音符は意識しているのだけど、いかんせん、大きな声を出すと、音が外れて、歌がどこか遠くに逃げ去ってしまう(笑)。

生歌ステージでは、握手会人気トップのこの二人が、長いフレーズを担当することが多く、それが乃木坂のレベルと捉えられてしまうので、徹底的に練習するか、上手くなるまでは短いフレーズに変えるか、何かしないと、音楽番組や大型音楽祭にたくさん出演するものの、存在感が一向に上がらない状態が、今年も続くことになるでしょう。


さらに、ダンスに関して、ななせまるは、バレエ、ジャズダンス、ヒップホップ、何でもいいのだけど、一つ定番の動きを身につけた方が良い。

基本的な「型」が体に入っていないので、踊りが安定しないのだと思う。

同じ曲なのに、ダンスがステージごとに少しずつ変わって、一定のイメージを観客に伝え切れていない印象があります。


センターのダンスは、曲とグループを象徴する一番大事な部分なので、フリを覚える時に、自分の中に発想の軸を作って、それとの距離感で動きをイメージすると、安定するんじゃないでしょうか。

例えば、伊藤万理華は、バレエの基本的な動きが頭と体に入っていて、それをベースに、さまざまなフリを解釈して、自分のダンスに昇華している気がします。

川村真洋もそうですが、ダンスの上手い人は、多くの場合、基礎となる動きをマスターしていて、だからこそ、どんな曲でも、魅力的で安定した踊りを展開出来るのだと思います。


『日経エンタテイメント!』2015年2月号で、秋元康氏は、生田絵梨花のセンターは自分の発想であると示唆する一方、白石麻衣、堀未央奈、西野七瀬は、乃木坂運営側からの提案でセンターに抜擢したと述べています。

誰の提案であろうが、「総合プロデューサー」の肩書きを持つ以上、秋元氏が決めたことに変わりないのですが、この発言には、白石、堀、西野を重用するプロデュースの仕方は、自分の考えではないと、距離を置く姿勢が見え隠れしています。

確かに、今回の選抜構成も含め、ひたすら握手会人気の順にメンバーを並べるだけの選考が、プロのプロデューサーによる発案だとすれば、以後、仕事の依頼が激減する危険があるので(笑)、無意識のうちに言い訳をしたくなるのかもしれません。

ただ、選ばれたメンバーは、西野七瀬にしろ、白石麻衣にせよ、言い訳は出来なくて、拙いステージを見せたらダイレクトに批判されるわけで、もうやるしかない。

選抜は、そういう選ばれる方の身になって、プロデュースして欲しいものです(笑)。


深川麻衣のフロントと衛藤美彩の福神に挑戦しなかった運営

さて、11th選抜に握手会主義がどれくらい反映されたのか、もう見え見えではあるけど(笑)、各メンバーの10枚目個別握手会、1stアルバムの個別握手会と「大撮影会」での成績を見てみましょう。

まずは、選抜構成を再掲しておきます。

(表2) 11枚目シングルの表題曲を担当する選抜メンバー

11th選抜 (5-5-8)
(3列目) 松村(11) 相楽(1) 飛鳥(4) 万理華(4) (5) 星野(9) 衛藤(4) 高山(11)
(2列目) 若月(9) 秋元(8) 生駒(11) 桜井(11) 深川(9)
(1列目) 松井(3) 白石(11) 西野*(11) 橋本(11) 生田(10)

# 「*」はセンター
# 客席側から見た左右でメンバー名を並べている
# 11th選抜は、1列目青2列目緑3列目オレンジで、メンバー名を色分けしている
# (括弧)内の数字は、これまでの選抜回数


次に、これも再掲ですが、まず10枚目個別握手会の最新売り上げ順位表です。

(表3) 10枚目「何度目の青空?」個別握手会第22次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率, 推定売り上げ枚数, 全完売を達成した次数) メンバー名

# 11th選抜メンバーを、1列目青2列目緑3列目オレンジで示している
# メンバー名に「*」が付いているのは二期生で、「*」のみは研究生、「*^」は正規メンバーであることを示す
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない。
#「完売率」はパーセント(%)表示で、小数点以下1桁目を四捨五入。
# 「推定売り上げ枚数」は、万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
# 表を見易くするため、順位、完売部数、担当部数の数字が1桁の場合は2桁目にゼロを入れている


[01] 35部/35部 (100%, 2.4万枚, 07次) 西野七瀬
[01] 35部/35部 (100%, 2.4万枚, 08次) 白石麻衣 橋本奈々未 深川麻衣
[01] 35部/35部 (100%, 2.4万枚, 10次) 松村沙友理
[01] 35部/35部 (100%, 2.4万枚, 11次) 秋元真夏
[01] 35部/35部 (100%, 2.4万枚, 14次) 若月佑美
[08] 30部/30部 (100%, 2.0万枚, 09次) 生田絵梨花
[08] 30部/30部 (100%, 2.0万枚, 10次) 桜井玲香 衛藤美彩
[11] 12部/35部 (34%, 1.8万枚) 高山一実
[12] 09部/33部 (27%, 1.6万枚) 伊藤万理華
[13] 10部/26部 (38%, 1.4万枚) 星野みなみ
[14] 05部/31部 (16%, 1.3万枚) 齋藤飛鳥 永島聖羅
[16] 03部/33部 (09%, 1.3万枚) 堀未央奈*^
[17] 04部/31部 (13%, 1.3万枚) 中田花奈
[18] 04部/29部 (14%, 1.2万枚) 生駒里奈
[19] 02部/31部 (06%, 1.1万枚) 井上小百合
[20] 04部/26部 (15%, 1.1万枚) 斉藤優里
[21] 04部/25部 (16%, 1.1万枚) 中元日芽香
[22] 07部/19部 (37%, 1.0万枚) 新内眞衣*^
[23] 02部/26部 (08%, 1.0万枚) 北野日奈子*^
[24] 03部/19部 (16%, 0.8万枚) 川後陽菜
[25] 05部/14部 (36%, 0.7万枚) 樋口日奈
[26] 01部/19部 (05%, 0.7万枚) 畠中清羅 相楽伊織*
[28] 02部/12部 (17%, 0.5万枚) 能條愛未
[29] 03部/10部 (30%, 0.5万枚) 渡辺みり愛*
[30] 01部/12部 (08%, 0.5万枚) 川村真洋 伊藤かりん*^ 山崎怜奈*
[33] 00部/12部 (00%, 0.4万枚) 伊藤純奈*
[34] 05部/05部 (100%, 0.3万枚) 松井玲奈(兼任)
[35] 00部/10部 (00%, 0.3万枚) 斎藤ちはる
[36] 01部/07部 (14%, 0.3万枚) 和田まあや 寺田蘭世* 佐々木琴子*
[39] 00部/05部 (00%, 0.2万枚) 鈴木絢音*


上表から明らかなように、握手会主義を素直に適用するなら、深川麻衣は1列目に入って当然のメンバーです。

また、アルバムの個別握手会と「大撮影会」でも、彼女はフロントクラスの人気を見せています。

(表4) 1stアルバム「透明な色」個別握手会第9次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率, 推定売り上げ枚数, 全完売を達成した次数) メンバー名

# 11th選抜メンバーが全員登場するまでの順位表

[01] 15部/15部 (100%, 9次) 西野七瀬
[02] 06部/15部 (40%) 白石麻衣
[03] 05部/15部 (33%) 橋本奈々未 深川麻衣
[05] 04部/15部 (27%) 秋元真夏
[06] 03部/15部 (20%) 生田絵梨花
[07] 01部/15部 (07%) 桜井玲香
[08] 00部/15部 (00%) 松村沙友理 若月佑美 衛藤美彩
[11] 00部/13部 (00%) 高山一実 伊藤万理華
[13] 01部/05部 (20%) 松井玲奈
[14] 00部/12部 (00%) 生駒里奈 星野みなみ 堀未央奈
[17] 00部/10部 (00%) 齋藤飛鳥 中田花奈 井上小百合 中元日芽香
[21] 00部/09部 (00%) 斉藤優里 永島聖羅 北野日奈子
[24] 00部/07部 (00%) 渡辺みり愛 相楽伊織


(表5) 1stアルバム「透明な色」撮影会第4次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率, 推定売り上げ枚数, 全完売を達成した次数) メンバー名

# 11th選抜メンバーが全員登場するまでの順位表
# 松井玲奈は「大撮影会」に参加していない

[01] 5部/5部 (100%, 2次) 西野七瀬 白石麻衣
[01] 5部/5部 (100%, 3次) 橋本奈々未 生田絵梨花
[01] 5部/5部 (100%, 4次) 秋元真夏 深川麻衣
[07] 2部/4部 (50%) 衛藤美彩
[08] 0部/5部 (00%) 松村沙友理 桜井玲香 若月佑美
[11] 0部/4部 (00%) 高山一実 生駒里奈 井上小百合 齋藤飛鳥 伊藤万理華 堀未央奈
[17] 1部/3部 (33%) 星野みなみ
[18] 0部/3部 (00%) 中田花奈 斉藤優里 永島聖羅 中元日芽香
[22] 0部/2部 (00%) 畠中清羅 能條愛未 樋口日奈 川後陽菜 新内眞衣 北野日奈子 伊藤かりん 相楽伊織


これらの順位表から、「1期10」の10人と高山一実、星野みなみ、伊藤万理華、齋藤飛鳥の選抜入りは、個別系イベントによるCDセールスで説明出来ます。

生駒里奈は握手会人気が選抜入りラインをやや割り込んでいるのに、選抜序列が高く、この辺は「生駒枠」が適用されている印象が強い。

つまり、11枚目の選抜でも、生駒里奈という例外と相楽伊織の抜擢を除けば、握手会主義は微動だにしなかったということです。


ただ、1列目が当然の深川麻衣が、2列目に据え置かれていて、これは運営のチャレンジ精神の欠如だと思います。

まいまいは、9枚目、10枚目と着実に握手会人気を上げていて、彼女をフロントに入れれば、上り調子の勢いがそのまま新選抜のイメージになるのだけど、橋本奈々未や生田絵梨花を2列目に下げたくないという意識が強過ぎて、せっかく「旬」の人がいるのに(笑)、上手く生かす絶好の機会を逃してしまっている。

勿体ないです。


さらに、昨年、スーパーエキセントリックシアターの記念公演『Mr. カミナリ』でヒロインを好演、高い評価を受けた衛藤美彩も、またまた3列目据え置きで、さっぱり理由が分かりません。

なぜか乃木坂の運営は、衛藤美彩を前に出したがらなくて、ステージで、彼女がソロパートを歌ったり、ダンスを前に出て踊るシーンには、なかなかお目にかかれません。

乃木坂の中でも一二を争うほど歌が上手く、ダンスも素晴らしいのに、それを披露するチャンスは極端に少ない。


結局、乃木坂46は、綺羅星のごとく才能を抱えているのに、それらを積極的に起用する姿勢が乏しく、自ら武装解除して、E-girlsに先を越され、紅白をHKT48に差し替えられてしまった。

どんなにバッティングが良く、守備が上手くても、一度、この選手は代走と決めたら、何があっても代走でしか使わない野球の監督がいますが(笑)、乃木坂の運営は、まさにそういう発想で貫かれている気がします。

かつて阪神タイガースの監督時代、新庄剛志を、ピッチャー兼任にしようとした野村克也氏じゃないけど(笑)、あらゆる戦力を使い尽くす姿勢がないと、チームはなかなか強くなりません。


構想力の欠如が招いた永島聖羅のアンダー

先週の FM FUJI『沈黙の金曜日』で、永島聖羅が番組途中に泣いていたという話があります。

それが本当だとしても、涙の理由は分からないけど、ここ数シングルの選抜選考は、泣きたくなっても不思議でないほど、せいらりんにとって過酷なものだと思います。

(表3)のように、10枚目個別握手会は、齋藤飛鳥と並んで14位という好成績を収めていて、握手会人気からすれば、選抜入りしておかしくない。

アルバム収録の「なぞの落書き」でユニットを組んだように、「みなみおなプラスあしゅ」を、運営は重点プロモーション対象にしつつあるようで、今回の飛鳥抜擢も、その一環という気がします。

つまり、この若きトライアングルを完成するため、同順位ながら齋藤飛鳥が選ばれ、永島聖羅が涙を飲んだ可能性がある。


ただ、せいらりんは、7枚目「バレッタ」以降、常に、握手会人気がアンダーのトップクラスで、いつ選抜入りしても良い筈なんだけど、毎回毎回選ばれず、結局、選抜回数は、5枚目「君の名は希望」での1回だけに留まっています。

ダンスが上手いとは言えないのかもしれないけど(笑)、サービス精神が旺盛で、積極的にトークを仕掛けるメンタルを持っている。

また、表情が豊かで、女優としての表現力には、相当なレベルを感じさせるものがある。

『NOGIBINGO!3』の写真対決企画で、艶っぽい花魁風の「見返り」姿を、中田花奈のカメラで撮ったショットが、最高得点を貰っていましたが、繊細な表情を作る永島聖羅の才能が、遺憾なく発揮された結果の優勝だったと思います。

さらに、昨年2月のバレンタインデーに放送された日本テレビ『仮面ティーチャー』では、白石麻衣が主役級で出演する一方、永島聖羅は1場面だけの出番だったけど、怯えた表情を見事に表現して、鮮烈な印象を残しています。

(参考記事)
乃木坂の風 15Feb14 ~ コスプレ感が逆に生きた白石麻衣、一瞬で輝きを見せた永島聖羅 in 仮面ティーチャー


常にアンダートップレベルの握手会人気があり、タレント、女優として高いレベルの能力を期待出来、実際、アンダーライブ成功の立役者となったにも関わらず、選抜入りがたった1回というのは、どう考えても理不尽です。

では、なぜ永島聖羅がなかなか起用されないかというと、運営に、「役割」を考え出す力がないからです。

メンバーはそれぞれ、違うジャンルで高い才能を持っているので、適切な「役割」を与えれば、力強く輝き出すけど、「役割」がなければ、あるいは、合わない「役割」だと、せっかくの才能が行き場を失ってしまいます。

選抜には16人以上いるのだから、歌やダンスの上手い人以外であっても、ワンポイントぶっこみ的に歌う、インパクトのあるフリを一瞬行なうなど、ステージ上でさまざまに出番を作ることが出来ます。

そして、この場面ではこの人、あの場面ではあの人という、複数の「役割」が上手く組み合わさったとき、単なるメンバーの集合体だったものが、チームとして有効に機能し始めると思います。


例えば、永島聖羅は、印象的な表情を作ることに長けているので、歌詞を芝居的に表現する役割を任せれば、曲イメージをより明快に伝えられるかもしれない。

それぞれのメンバーに対して、こういった「役割」、すなわち「起用法」を発想出来なければ、才能のあるメンバーが何人揃っていても、ステージは一向に魅力的なものにならないでしょう。

永島聖羅という逸材が未だに選抜1回というのは、運営に永島聖羅が活躍する選抜を構想する力がないからで、それゆえ、選抜というチームにも変化がなく、一向にエキサイティングになっていかないわけです。


「とりあえず」という言葉しか思いつかない、中途半端な松村沙友理の3列目

松村沙友理が乃木坂のシングルで初めて3列目に下がったことも、運営の構想力欠如を物語っています。

文春騒動を受けて、さすがに2列目据え置きとはいかないけど、握手会成績やこれまでの実績を考えると、アンダーには出来ない。

ということで、何となく3列目にした感が漂っていて、運営は、今のさゆりんごの「起用法」を見出していない気がします。


11th選抜の発表では、松村沙友理がどう扱われるのかが、一つの注目点でした。

であれば、「毒を食らわば皿までも」と(笑)、松村沙友理のセンター抜擢があっても面白かった。

もしそれを行なっていたら、11th選抜は、もっと多くのメディアが記事にして、大きなニュースになっていたでしょう。


結局、世間から注目を集めなければ、話が始まらないのだから、使える話題はどんどん使うべきで、乃木坂の一般知名度を大幅に上げたという、文春騒動のプラス面を利用しない手はない。

乃木坂がプロのエンターテイメント集団である以上、こういった仕掛けは、臆面もなく繰り出して構わないと思います。

さゆりんごは、発表後のコメントで、記事が出てから、活動辞退を口にしたことすらあって、そんな私が選抜入りして良いのか、どうして良いのか分からないと、煮え切らない心情を述べていたけど、運営がフロントに起用するといったところまで突き進めば、彼女も覚悟が出来て、前に進めるでしょう。


松村沙友理には、どうしたって、頑張って貰うしかないのだから、3列目に後退などさせず、むしろ前に出して腹を括らせた方が、他のメンバーにとっても、方針が分かり易くて良かったんじゃないでしょうか。

何となく3列目で、静かにしているなんて発想なら、選抜に入れる意味はないと思います。

でも、どのポジションであれ、りんごさんには、11枚目、あの笑顔を取り戻して、頑張って欲しい。

自分を信じて、力強く前へ進んで下さいな、応援してますよ~(笑)。


相楽伊織の「大抜擢」は運営二度目の「眼力」自慢か

相楽伊織の3列目は、運営の悪い癖がまた出たとしか思えません(笑)。

スカパーで放送された「乃木坂46 Merry X'mas Show 2014」で、「生まれたままで」のステージがありましたが、個々のフリを連動させるのが醍醐味である全体ダンスなのに、相楽さんは、フリが十分に入っていなくて、かなり浮いてしまっていました。

慣れていないと、短時間でフリを覚えるのが大変で、この舞台を反省材料に、さらに練習を積めばよく、「X'mas Show」のような単独コンサートは、そういったメンバーのスキル向上の場という意味合いもあります。

しかし、選抜メンバーになると、テレビの音楽番組に出て、そのダンスが多くの一般視聴者の目に触れることになるので、プロとして最低限のレベルはクリアして貰わないと、乃木坂全体の評価を下げてしまいます。


若い研究生を選抜に入れるのであれば、スキルが一歩抜きん出ている渡辺みり愛か、ステージ上での存在感が抜群な佐々木琴子あたりが、個人的には適任かと思います。

また、二期生枠という捉え方であれば、新内眞衣が、ある程度トークをこなせる上、細長い手足が魅力的な抜群のスタイルで、ダンスの見栄えが良いので、彼女を抜擢するのが妥当じゃないでしょうか。

正直、もっとダンスの練習が必要だとは思うけど(笑)、「X'mas Show」の「生まれたままで」でも、それなりに溶け込んでいました。

新内さん、(表3)に示されるように、10枚目個別握手会の売り上げは、第22次応募終了時点において、総合22位、二期生では、堀未央奈に次ぐ2位の好成績で、10枚目で急速に握手会人気を伸ばした、勢いのあるメンバーの一人です。

頭の良さ、ダンス、握手会成績などを考えると、まいちゅんの選抜入りは他のメンバーも受け入れやすいんじゃないでしょうか。


堀未央奈のケースで分かるように、しかるべき手順を踏まない「大抜擢」は、本人にとっても、乃木坂にとっても、あまり良いものを残さないので、止めて欲しかったんですが、運営に、逸材を見つける自らの「眼力」が優れていることを誇示したいという気持ちがある限り、こういったシンデレラ抜擢は後を絶たないのでしょう。

運営の「眼力」自慢は、その人が選抜入りしたために、本来、実力的に入るべき人が入れない側面があるわけで、乃木坂を傾ける要因でも、トップクラスに危険なものじゃないでしょうか。

ただ、相楽さんにとっては、せっかくの大きなチャンスですから、頑張って活動して、多くのものを身につけることを願っています。


最後に、資料として、すべてのシングルの選抜を載せておきます。

松村沙友理の3列目って、大きな出来事ですね、こうやって眺めると(笑)。

(表) 乃木坂46の歴代選抜のメンバー構成

#「*」は福神メンバー
# メンバー名は、前から見て左からの順に並べている

1st選抜 [3-4-9(16), 7福神]「ぐるぐるカーテン」
(3列目) 川村真洋 能條愛未 西野七瀬 齋藤飛鳥 斉藤優里 桜井玲香 井上小百合 中田花奈 市來玲奈
(2列目) 橋本奈々未* 松村沙友理* 白石麻衣* 高山一実*
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ*

2nd選抜 [3-4-9(16), 7福神]「おいでシャンプー」
(3列目) 岩瀬祐美子 市來玲奈 斉藤優里 生田絵梨花 井上小百合 星野みなみ 西野七瀬 畠中清羅 宮澤成良
(2列目) 橋本奈々未* 松村沙友理* 白石麻衣* 高山一実*
(1列目) 桜井玲香* 生駒里奈*(c) 中田花奈*

3rd選抜 [4-6-6(16), 7福神]「走れ!Bicycle」
(3列目) 斉藤優里 若月佑美 井上小百合 市來玲奈 伊藤万理華 深川麻衣
(2列目) 中田花奈 橋本奈々未* 白石麻衣* 松村沙友理* 西野七瀬* 高山一実
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ* 桜井玲香

4th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「制服のマネキン」
(3列目) 能條愛未 齋藤飛鳥 若月佑美 井上小百合 深川麻衣 市來玲奈 西野七瀬 高山一実
(2列目) 桜井玲香* 橋本奈々未* 白石麻衣* 松村沙友理* 秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ*

5th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「君の名は希望」
(3列目) 伊藤寧々 中田花奈 井上小百合 西野七瀬 若月佑美 深川麻衣 永島聖羅 高山一実
(2列目) 桜井玲香* 橋本奈々未* 白石麻衣* 松村沙友理* 秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ*

6th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「ガールズルール」
(3列目) 伊藤万理華 井上小百合 中田花奈 若月佑美 星野みなみ 秋元真夏 深川麻衣 斉藤優里
(2列目) 桜井玲香* 生田絵梨花* 生駒里奈* 西野七瀬* 高山一実*
(1列目) 松村沙友理* 白石麻衣*(c) 橋本奈々未*

7th選抜 [5-4-8(17), 8福神]「バレッタ」
(3列目) 伊藤万理華 衛藤美彩 齋藤飛鳥 秋元真夏 深川麻衣 中元日芽香 川後陽菜 高山一実
(2列目) 桜井玲香* 生田絵梨花* 生駒里奈* 若月佑美*
(1列目) 西野七瀬* 白石麻衣* 堀未央奈(c) 橋本奈々未* 松村沙友理*

8th選抜 [5-5-6(16), 5福神]「気づいたら片想い」
(3列目) 川村真洋 北野日奈子 樋口日奈 秋元真夏 和田まあや 高山一実
(2列目) 桜井玲香 若月佑美 生田絵梨花 松村沙友理 深川麻衣
(1列目) 堀未央奈* 白石麻衣* 西野七瀬*(c) 橋本奈々未* 生駒里奈*

9th選抜 [5-5-7(17), 10福神]「夏のFree&Easy」
(3列目) 衛藤美彩 井上小百合 斉藤優里 星野みなみ 大和里菜 堀未央奈 高山一実
(2列目) 若月佑美* 秋元真夏* 桜井玲香* 深川麻衣* 生駒里奈*
(1列目) 松井玲奈* 白石麻衣* 西野七瀬*(c) 橋本奈々未* 松村沙友理*

10th選抜 [5-5-6(16), 10福神]「何度目の青空か?」
(3列目) 衛藤美彩 若月佑美 堀未央奈 星野みなみ 高山一実 斎藤ちはる
(2列目) 松村沙友理* 秋元真夏* 生駒里奈* 桜井玲香* 深川麻衣*
(1列目) 松井玲奈* 白石麻衣* 生田絵梨花*(c) 西野七瀬* 橋本奈々未*

11th選抜 [5-5-8(18), 10福神]「タイトル未定」
(3列目) 松村沙友理 相楽伊織 齋藤飛鳥 伊藤万理華 堀未央奈 星野みなみ 衛藤美彩 高山一実
(2列目) 若月佑美* 秋元真夏* 生駒里奈* 桜井玲香* 深川麻衣*
(1列目) 松井玲奈* 白石麻衣* 西野七瀬* 橋本奈々未* 生田絵梨花*


注目の乃木坂メンバー出演予定番組

今週金曜夜8時!
1月23日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION』
乃木坂46がメドレーを披露する予定。選抜メンバーが出演との情報があるが、10thか11thか分からず、歌う曲も発表されていない。
番組公式サイトの「出演者ラインアップ」ページ

毎週水曜夜10時!
1月21日(水) 22 : 00~ フジテレビ『残念な夫。』第2回
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。
『残念な夫。』の公式サイト


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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(速報) 乃木坂11th選抜、3列目に万理華、飛鳥、相楽、センター西野で1、2列目はほとんど動かず [19Jan15]

2015-01-19 02:02:02 | 芸能
先ほど、テレビ東京『乃木坂って、どこ?』で、11th選抜メンバーが発表されました。

フォーメーションは、1列目5人、2列目5人、3列目8人の総勢18人で、センターは西野七瀬でした。

1列目と2列目の10人が10福神だそうです。

以下は、メンバーの並びと前選抜との比較です。

(表1) 11枚目シングルの表題曲を担当する選抜メンバー

11th選抜 (5-5-8)
(3列目) 松村沙友理(11) 相楽伊織(1) 齋藤飛鳥(4) 伊藤万理華(4) 堀未央奈(5) 星野みなみ(9) 衛藤美彩(4) 高山一実(11)
(2列目) 若月佑美(9) 秋元真夏(8) 生駒里奈(11) 桜井玲香(11) 深川麻衣(9)
(1列目) 松井玲奈(3) 白石麻衣(11) 西野七瀬*(11) 橋本奈々未(11) 生田絵梨花(10)

10th選抜 (5-5-6)
(3列目) 衛藤美彩 若月佑美 堀未央奈 星野みなみ 高山一実 斎藤ちはる
(2列目) 松村沙友理 秋元真夏 生駒里奈 桜井玲香 深川麻衣
(1列目) 松井玲奈 白石麻衣 生田絵梨花* 西野七瀬 橋本奈々未

# 「*」はセンター
# 客席側から見た左右でメンバー名を並べている
# 11th選抜は、1列目青2列目緑3列目オレンジで色分けし、10th選抜では、その色のメンバーがどこにいたのかを示している
# (括弧)内の数字は、これまでの選抜回数


10th選抜メンバーの斎藤ちはるが抜け、そこにアンダーから伊藤万理華と齋藤飛鳥、研究生から相楽伊織が入って、16枠が18枠に増えた形になっています。

1列目は、前選抜と同じ5人の顔ぶれで、センターだった生田絵梨花が右端に移り、西野七瀬が真ん中に入る格好です(笑)。

2列目は、松村沙友理が3列目に下がり、その位置に若月佑美が入っただけの変化で、他のメンバーは並び順もそのまま。

3列目は、中央に齋藤飛鳥、伊藤万理華、堀未央奈、星野みなみが配置され、右ウィングに衛藤美彩と高山一実、左ウィングが相楽伊織と松村沙友理になっていています。


次に、最新の売り上げ順位表を使って、11th選抜メンバーの個別握手会成績を示しておきます。

(表2) 10枚目「何度目の青空?」個別握手会第22次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率, 推定売り上げ枚数) メンバー名

# 11th選抜メンバーを、1列目青2列目緑3列目オレンジで示している
# メンバー名に「*」が付いているのは二期生で、「*」のみは研究生、「*^」は正規メンバーであることを示す
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない。
#「完売率」はパーセント(%)表示で、小数点以下1桁目を四捨五入。
# 「推定売り上げ枚数」は、万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
# 表を見易くするため、順位、完売部数、担当部数の数字が1桁の場合は2桁目にゼロを入れている


[01] 35部/35部 (100%, 2.4万枚) 白石麻衣 西野七瀬 松村沙友理 橋本奈々未 秋元真夏 深川麻衣 若月佑美
[08] 30部/30部 (100%, 2.0万枚) 生田絵梨花 桜井玲香 衛藤美彩
[11] 12部/35部 (34%, 1.8万枚) 高山一実
[12] 09部/33部 (27%, 1.6万枚) 伊藤万理華
[13] 10部/26部 (38%, 1.4万枚) 星野みなみ
[14] 05部/31部 (16%, 1.3万枚) 齋藤飛鳥 永島聖羅
[16] 03部/33部 (09%, 1.3万枚) 堀未央奈*^
[17] 04部/31部 (13%, 1.3万枚) 中田花奈
[18] 04部/29部 (14%, 1.2万枚) 生駒里奈
[19] 02部/31部 (06%, 1.1万枚) 井上小百合
[20] 04部/26部 (15%, 1.1万枚) 斉藤優里
[21] 04部/25部 (16%, 1.1万枚) 中元日芽香
[22] 07部/19部 (37%, 1.0万枚) 新内眞衣*^
[23] 02部/26部 (08%, 1.0万枚) 北野日奈子*^
[24] 03部/19部 (16%, 0.8万枚) 川後陽菜
[25] 05部/14部 (36%, 0.7万枚) 樋口日奈
[26] 01部/19部 (05%, 0.7万枚) 畠中清羅 相楽伊織*
[28] 02部/12部 (17%, 0.5万枚) 能條愛未
[29] 03部/10部 (30%, 0.5万枚) 渡辺みり愛*
[30] 01部/12部 (08%, 0.5万枚) 川村真洋 伊藤かりん*^ 山崎怜奈*
[33] 00部/12部 (00%, 0.4万枚) 伊藤純奈*
[34] 05部/05部 (100%, 0.3万枚) 松井玲奈(兼任)
[35] 00部/10部 (00%, 0.3万枚) 斎藤ちはる
[36] 01部/07部 (14%, 0.3万枚) 和田まあや 寺田蘭世* 佐々木琴子*
[39] 00部/05部 (00%, 0.2万枚) 鈴木絢音*


握手会人気上位16人の中、14位の永島聖羅以外は全員が選抜入りしていて、今回も、らりんは涙を飲むことになってしまいました。

また、上位10人の「1期10」メンバーは、松村沙友理と衛藤美彩以外、1列目と2列目に入って、福神に抜擢されています。

26位の相楽伊織は、担当部数が多いため、研究生の中では、トップのCDセールスですが、二期生で見ると、16位堀未央奈、22位新内眞衣、23位北野日奈子に次ぐ4番手です。

個人的な予想として、二期生枠が二つあれば、堀未央奈に加えて、握手人気を急上昇させている新内眞衣が選ばれると考えていたので、相楽さんの抜擢はちょっと意外でした。


全体的な感想としては、驚くほど変わっていないということですね(笑)。

とくに1列目2列目における顔ぶれの変化は、松村沙友理と若月佑美が入れ替わったことだけで、新鮮味は限りなくゼロに近い。

伊藤万理華と齋藤飛鳥の3列目抜擢は、パフォーマンスレベルの向上につながるので評価出来ます。

一方、相楽伊織は復帰してまだ日が浅く、研究生の中でもダンススキルが低い方なので、短時間で多くのフリを覚える必要のある選抜となると、本人はかなり苦労すると思います。

本来なら、アンダーに昇格させて、ダンスを鍛えるのが順序である筈で、この抜擢は時期尚早だと思うのですが、運営にはどういう意図があるんでしょう、ちょっと分かりません。

以上、11th選抜の内容を速報的にお伝えしました。


注目の乃木坂メンバー出演予定番組

来週金曜夜8時!
1月23日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION』
乃木坂46がメドレーを披露する予定。選抜メンバーが出演との情報があるが、10thか11thか分からず、歌う曲も発表されていない。
番組公式サイトの「出演者ラインアップ」ページ

毎週水曜夜10時!
1月21日(水) 22 : 00~ フジテレビ『残念な夫。』第2回
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。
『残念な夫。』の公式サイト


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乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

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相克する歌とダンス、松井玲奈のつぶやき、一青窈の「ハナミズキ」、乃木坂「僕がいる場所」 [17Jan15]

2015-01-17 19:00:00 | 芸能
注目の乃木坂メンバー出演予定番組

明日深夜!
1月18日(日) 24 : 10 ~ NHKG『MUSIC JAPAN』
乃木坂46が出演。「僕がいる場所」を披露する予定。
『MUSIC JAPAN』の公式サイト
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明日深夜!
1月18日(日) 24 : 30 ~ テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
11th選抜発表。
テレビ愛知の番組公式サイト

毎週水曜22 : 00 ~フジテレビ『残念な夫。』
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。
『残念な夫。』の公式サイト



昨夜、松井玲奈の公式ツイッターで「一青窈さんのパフォーマンスが素晴らしかった」という本人のつぶやきを見かけました。

おそらく、AKB48の出演した『MUSIC STATION』2時間スペシャルのことだろうと思い、後日観ようと録画しておいたものを、すぐに再生してみました。

やはり、一青窈が出演して、「ハナミズキ」('04)を歌っていました。


私も一青窈が好きで、「ハナミズキ」のステージを何回か観たことがあります。

今回も、心地よい歌声と詩情あふれる歌詞が素晴らしく、久しぶりに一青窈ワールドを堪能しました。

ただ、ダンスには、ちょっと違和感を覚えるものがあって(笑)。

「ハナミズキ」は、もともと、マイクを持たない左手を使って、所々で、サインやポーズを作りながら歌うスタイルのようですが、昨夜は、最初から最後まで、かつて観たことがないほど、大きくはっきりしたフリを入れていました。


とくに驚いたのは、「お先にゆきなさい」のところ、右半身を後ろに引き、下げた左腕を空いた右空間へ流し込むように動かすフリで、まるでホテルのドアマンといった趣です(笑)。

ゆきなさい」は、おそらく、「君」を想っている「僕」のことは気にせず、自分の道を進んで下さいという意味であって、物理的に「進む」ことではないと思います。

しかし、ドアマン的なフリを入れると、本当に移動するイメージが強調され、「ゆきなさい」という詞に込められた、「別れ」や「決意」といった心情的なイメージが弱まっていきます。

実際、YouTubeで、過去のステージを何個かチェックしてみましたが、こういったフリは一度もなく、少なくとも、私は初めて観ました。


1月9日(金)のフジテレビ『音楽の時間 MUSIC HOUR』で、乃木坂46が「僕のいる場所」のダンスを初披露しましたが、その振り付けも、多くが、歌に出てくる個々の言葉をそのままジェスチャーに置き換えたものでした。

こういったジェスチャーゲームのようなフリは、その言葉が単語として持つ表面的な意味を観客にイメージさせるので、作者が歌としてそこに込めた叙情的な側面が軽視される危険があります。

とくに、「僕のいる場所」のように、深い思いを込めている歌詞では、それぞれの言葉に、辞書に載っていない意味を持たせている場合が多い。

こういった裾野の広い、膨らみのある言葉を、辞書的解釈のジェスチャーで単純に表現してしまうと、本来の曲イメージを十分伝えられなくなります。


例えば、「部屋の右側の壁の端っこ」には、単なる空間座標を越えて、「僕」がその場所を選んだ「思い」や「決意」が一緒に込められていると思います。

自分が死んだ時、魂の安息を求めて、海や山の美しい景色が広がる、素晴らしくも、遠い場所へ旅立つのではなく、「君」が会いたければ何時でも会えるよう、一緒に過ごした部屋のあの場所に「僕」はいるから、ずっといるから、というのは、果てしなく優しく、ゾクッとするほど強い愛情です。

「右隅」という物理的な位置を表現するフリにのめり込んで、言葉に込められた深い情念をスルーしてしまったら、元も子もないでしょう。


昨夜の「ハナミズキ」は、誰が振り付けたのか分からないけど、私は、多分、松井さんと少し意見が違って、もっと控えめなダンスで歌って欲しかったと、ちょっと残念な気持ちになりました。

「ハナミズキ」の歌詞は、一つ一つの言葉の「余韻」が素晴らしいので、それをかき消すような、過剰なジェスチャーは止めた方がいいんじゃいでしょうか。

かりにダンス部分を充実させるのであれば、個々の単語ではなく、歌全体の叙情性を表現するフリにした方が、ずっと雰囲気が盛り上がるんじゃないかと。

実際、これまでのステージでは、そういったタイプのフリが、顔の表情変化とセットで、結構、入ってます。


もちろん、これだけの名曲、これだけの歌手なので、さまざまな表現方法があって良いし、観る人によって感じ方も違うでしょう。

一つ、テレビ局に要望したいのは、歌のステージを流す時、作詞、作曲、編曲だけでなく、振り付けを行なった人の名前も、一緒に表示することです。

現在のJ-POPにおいて、ダンスは大きな比重を占めていて、同じ曲でも、振り付け次第で、ガラッと雰囲気が変わっても不思議じゃない。

つまり、誰が歌詞を書き、誰がメロディを作ったのかと同じくらい、誰が振り付けたのかは、ステージを鑑賞し、評価する上で、重要な情報だと思います。

名前が載れば、それを切っ掛けにブレイクする振り付け師が出る可能性もあって、志す人が増えるかもしれません。

優秀な振付師が増えれば、J-POPのダンスレベルは向上する筈で、ぜひ検討して欲しいです。


ところで、一青窈はタモリとの曲前トークで、「ハナミズキ」は9.11テロ、つまりアメリカ同時多発テロが2001年に起こったとき、友人の男性が向こうにいて、大変な状況になっていると聞いて作ったと明かしていました。

その男性に彼女とずっと長く、仲良く過ごして欲しい、そういう願いが込められているそうです。

タモリが「恋の歌というわけではない?」と訊ねると、一青窈さんは「ええ」と答えてましたが、歌詞を読むと、「僕」の「君」へ感情には、微妙なものがあって、友情のような気もするし、親が子を思うような風でもあるし、恋と言われて頷ける部分もある。


一青窈は最初、随分と長い詞を書いて、そこには「散弾銃」なんて、およそ「ハナミズキ」らしくない言葉も入っていたそうですが、ざっくり削られて(笑)、今の歌詞になったと述べています。

この長文歌詞を読めば、「僕」から「君」への感情を、もう少し、正確に推測出来る気がしますが、入手不可能なので、もう想像するしかないですね。

ただ、一青窈が「なぜか結婚式でよく歌ってもらっている」と発言しているので、「ハナミズキ」の主旨は、世界平和とか、もっと社会的なメセージだという思いが、彼女にあるんでしょうか。

結婚式にピッタリという気はしないけど、「恋の歌」ではあると感じるし、「僕」から「君」への感情ははっきりせず、「散弾銃」も含めて(笑)、「ハナミズキ」には謎が多いですね。

あるいは、まったくもって「謎」めいていることこそ、多くの人を惹き付けて止まない、この歌の魅力の源泉なのかもしれません。


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『残念な夫。』好スタート!生田絵梨花のイケナイ微笑で、今後の活躍へ期待高まる第1話 [15Jan15]

2015-01-15 16:30:00 | 芸能
注目の乃木坂メンバー出演予定番組

次の日曜深夜!
1月18日(日) 24 : 10 ~ NHKG『MUSIC JAPAN』
乃木坂46が出演。「僕がいる場所」を披露する予定。
『MUSIC JAPAN』の公式サイト
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次の日曜深夜!
1月18日(日) 24 : 30 ~ テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
11th選抜発表。
テレビ愛知の番組公式サイト

毎週水曜22 : 00 ~フジテレビ『残念な夫。』
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。
『残念な夫。』の公式サイト



昨夜、フジテレビ『残念な夫。』の初回が放送されましたが、いくちゃん、これから活躍しそうですね。

そもそも生田絵梨花の登場シーンがあるのかどうか、それすら分からず観ていたら、なんと、いきなりピアノを弾くシーンでの登場で、「おお~!」と声が出てしまった(笑)。

主人公玉木宏を、「産後危機」の先輩としてあれこれ「指南」する上司岸谷五朗の娘が、いくちゃんの役です。

母親の大塚寧々が育児に奮闘する倉科カナと頻繁に絡むことから、ある程度の出番はあるんじゃないかと期待していたけど、初回を観る限り、かなり重要な役回りになりそうです。

というのも、玉木宏と倉科カナは「産後危機」の真っただ中にいる若い夫婦、岸谷五朗と大塚寧々が危機を上手く乗り越えられなかったベテラン夫婦だとすれば、夫婦になる前の恋人カップルというのは、ドラマに必要な最後のピースと見ることも出来ます。

実際、昨夜放送の最後、制服を着た生田絵梨花がホテルのバーのような店におずおずと入ってくるシーンは、カウンターに男が座って待っているようで、まだ「産後危機」なんて言葉を知る由もない、恋人たちのストーリーが、ドラマを彩るもう一つの柱として展開していくことを予感させます。


それにしても、彼氏を見つけたんでしょうか、ピアノの生演奏が流れるバーの入り口で、ニヤッと微笑む生田絵梨花、とても17歳の高校3年生とは思えない、壮絶な色気を感じさせますなあ(笑)。

『残念な夫。』のプロデューサーは、『ビブリア古書堂の事件手帖』を手掛けた人で、第5話において、生田絵梨花が陰のある役を見事に演じたことから、今回の抜擢を決めたそうです。

となると、母親と仲の良い、ピアノの上手な明るい女子高生、では済まない、「イケナイ」部分が赤裸々に描かれる可能性があって、いくちゃん推しのコアファンは、覚悟した方がいいかもしれない(笑)。

まあ、ホームコメディなので、かつての野島伸司ドラマのような過激な展開はないだろうけど(笑)、「清純派アイドル乃木坂」の殻を破るくらい突っ込んだシーンは、個人的に期待しています。


私が、女優としての生田絵梨花を高く評価しているのは、彼女の演技に、目が眩むほどの「色気」があるからです。

美しく大きな瞳は、溢れ返る生命力を感じさせ、それ故、強い自我と攻撃性のオーラを放っていて、ゾクゾクする人間的なセクシーさを宿している。

「良い子」を演じているときは、伏し目がちにそれを抑えて、気品のある清楚な美貌そのままの雰囲気を纏うのだけど、一方で、隠し切れないオーラが、単なる「良い子」を越えた、奥行きのある演技に昇華させていく。

そして、いよいよ「イケナイ子」となると、秘めたる「色気」が全開になって、人間が持つ本音部分を、強烈なビートで観る者に叩き付けてくる。


女優生田絵梨花の真骨頂は、「良い子」と「イケナイ子」のはざまを揺れ動く演技にあって、ドラマや演劇で彼女を観た関係者で、いくちゃんにそういった表裏のある役をやって欲しいと思う人は少なくないでしょう。

実際、『ビブリア古書堂の事件手帖』第5話は、いくちゃんの役が、始めは、小学生への読み聞かせをボランティアで行なうような、果てしなく良い子の本好き女子高生なんだけど、後半、万引き衝動を抑えられず、本屋で書籍を盗み、しかも同級生を脅して、自分が犯した罪を背負わせるという、まあ悪辣な面を見せて、ブイブイ言わせている(笑)。

「良い子」と「イケナイ子」のこれほどのギャップを演じ切れるのは、生田絵梨花だからこそと思います。


5枚目シングル収録の「シャキイズム」MVで演じたナチス親衛隊隊長のような風紀委員長は、「良い子」と「イケナイ子」を同時に封じ込めたような人格です。

こういった「正義」の殻を被った、底知れない攻撃性は、生田絵梨花の持ち味を存分に引き出すはまり役で、激しいギャップは内的テンションを高め、「狂気」すら感じさせます。

また、主演ミュージカル『虹のプレリュード』は、ピアニストになりたいという、死んだ兄の想いを実現しようと、男装してワルシャワの音楽院に入学する、優しくも芯の強い妹が、ロシア軍による圧迫が強まる中、武力抵抗を試みる恋人へ傾斜していき、遂には、自らも銃弾に倒れる物語です。

パリに行って一緒に活動しようというショパンの提案を断るシーンは、もともと争いを好まず、兄や芸術への憧憬に溢れていた彼女の心が、もっと別の激しい感情に焼き尽くされていく圧巻の心理劇になっている。

破滅的だと分かっていても、恋人と抵抗運動にのめり込んでいく、切なく狂おしい姿に、「良い子」と「イケナイ子」、理性と情熱のせめぎ合いを内蔵する生田絵梨花だからこそ表現出来た、心揺さぶられる迫力を感じました。

まあ、いくちゃんからすれば、「シャキイズム」MVでの星野みなみのような、ひたすら女の子らしい役をやってみたい気持ちはあるかもしれないけど(笑)、役者として持っているものが深いので、優秀な監督ほど、それを生かせる役柄を考えるのだと思います。


『残念な夫。』初回、母親とアクセサリーの貸し借りを話し合う朝食シーンを見せながら、最後に、母親との約束をドタキャンして、大人の雰囲気漂うバーで男と密会するシーンを持ってくる。

ドラマのスタッフも、生田絵梨花の魅力について、同じようなことを考えている気がします。

まあ、『ビブリア古書堂の事件手帖』と同じプロデューサーなのだから、当然と言えば、当然かもしれません。

ここまで生田絵梨花を理解している以上、今後も、ドラマの本筋に広がりを持たせる役として、印象的な使われ方をするんじゃないでしょうか。

楽しみですね。


ただ、一番大事なことは、ドラマがヒットするかどうかです(笑)。

ドラマ自体に人気が出なければ、出演者がどんなに良い芝居をしても、なかなか高評価につながっていかない。

逆に、視聴率が上がれば、生田絵梨花をブレイクさせる作品になり得ます。

そして、第1話を観た後の、あくまで個人的な感触ですが、『残念な夫。』は、ヒットを期待出来るドラマじゃないでしょうか。


夫婦の「産後危機」は、ドラマのテーマとして、これまでほとんど取り上げられたことがない新鮮なもので、女性層に受ける話題でもある。

また、玉木宏、倉科カナ、岸谷五朗、大塚寧々はいずれも実力のある俳優で、とくにコメディタッチのドラマには定評がある。

例えば、玉木宏はフジテレビ『鹿男あをによし』(2008)で、大地震を未然に防ぐ大役を神様から任され、右往左往しながらも、何とか危機を乗り越える主人公の高校教師を好演していて、今回も「情けなくも面白カッコいい」が遺憾なく発揮されている。

また、岸谷五朗は、スーパーエキセントリックシアター出身で、当時、『相棒』の寺脇康文らと「SET隊」を結成して、活躍したことが芸能活動の出発点です。

そういった経歴もあって、基本的にコメディには強く(笑)、映画『月はどっちに出ている』(1993)では、重いテーマを笑いで軽妙に描き出す出色の演技を見せています。

昨年10月から12月に放送された、宮部みゆき原作のNHK時代劇『ぼんくら』では、長屋の住人を気遣う、人情味溢れる主人公の同心を演じていて、岸谷五朗の演技は、円熟味を増してきたなと、感心しながら観ていました。


これだけ実績のある俳優陣なので、演技面で何か問題が出ることは、まあ考えられません。

実際、玉木宏と岸谷五朗の掛け合いは、「産後危機」で家庭内最下層に追いやられる男の悲哀を、暗くならないよう、テンポよくコミカルに表現していて、脚本演出と相俟って、さすがにハイレベルな仕上がりになっています。

新しく話題性があり、女性に受けそうなテーマと間違いのない俳優陣。

視聴率は蓋を開けてみないと分からないけど、低迷する要素は、今のところ思いつかないです。


乃木坂メンバーが初めて連続ドラマに出演したのは、橋本奈々未のフジテレビ『SUMMER NUDE』(2013)でした。

今振りかえると、真心ブラザーズの「SUMMER NUDE」を主演の山下智久がカバーした主題歌「SUMMER NUDE '13」がヒットしたり、劇中で紹介された、フジファブリックの「若者のすべて」が話題を呼んだり、音楽面では反響があったものの、ドラマ自体は、視聴率を見ても、あまり爪痕を残さなかった。

このブログでも、第1話の感想として、夏の恋愛ドラマなのに、テンポが遅く、弾ける感じが出てなくて、人気が出るかどうか、やや心配と書きました。

橋本奈々未の演技は、水着も含めて(笑)、とても良かったけど、ドラマそのものが受けなければ、ななみんへの注目度はなかなか上がらないわけで、乃木坂初の連続ドラマは、ちょっと苦い経験でした。


『残念な夫。』は、初回を観る限り、ドラマとして圧倒的に面白いという印象を持ったので、人気が出るんじゃないかと期待しています。

生田絵梨花は、台詞回しや間合いといった演技スキルには、もともと抜群のセンスと経験があり、加えて、女優として誰にも真似出来ない「色気」を持っている。

これだけ豪華な役者に混じって、主要役に抜擢されたことは、ドラマ関係者から、すでに高い評価を得ている証ですが、さらに一般の人々からも好評価を貰えば、いよいよ生田絵梨花梨と乃木坂は、ワンランク上の知名度を勝ち得ていくでしょう。


昨日、桜井玲香、西野七瀬、松村沙友理が、WOWOWの連続ドラマ『天使のナイフ』へ出演決定とのニュースが流れました。

少年法問題を扱った、社会派ドラマだそうで、乃木坂のドラマ進出が本格化してきた感があります。

しかし、生田絵梨花が女優としてブレイクしたり、桜井玲香、西野七瀬、松村沙友理の三人がドラマで存在感を見せたとしても、多くの人が乃木坂46を目にするのは、テレビの人気音楽番組や大型音楽祭です。

ドラマを通して、ファンになってくれた人が、その流れでステージを観たとき、「何これ、学芸会?」という印象しか受けなかったら、興ざめしてしまう。

逆に、歌える人が歌い、踊れる人が踊る、目の覚めるパフォーマンスであれば、メンバーと乃木坂への興味がさらに高まるでしょう。


運営には、「女優」としての活動を乃木坂の特色にして、他グループとの差別化を図る発想があるようですが、紅白出場を目標に掲げているように、乃木坂はあくまで歌手です。

レベルの高いステージを披露することこそ、乃木坂46一番の課題で、ここを忘れてしまっては、あるいは、そこから目を背けたら、生田絵梨花のドラマでの頑張りを、乃木坂全体の人気上昇につなげることが出来なくなってしまいます。

前回の記事で、11th選抜を「握手会第一主義」で予想しましたが、歌唱力のある人が歌い、ダンスの上手い人が踊るという、当たり前の実力主義を、今回も放棄するのであれば、乃木坂が芸能界での地位を上げていくのは夢のまた夢で、紅白出場は確実に遠ざかっていくでしょう。

個々のメンバーの俳優活動で、極端な握手会主義がもたらす貧弱なステージを覆い隠すことは出来ません。

ドラマでの輝きと同じくらい、ステージでも輝いて、初めて乃木坂の「女優」展開は成功と言えるんじゃないでしょうか。

まあ、そもそも、女優として成功している人は、ミュージカルも出来る人が多く、生田絵梨花がそうであるように、大抵は、歌もダンスも上手いです(笑)。

女優と歌手、根っこは同じということなんでしょう。


関連サイト

乃木坂メンバー出演『天使のナイフ』に関する朝日新聞のネット記事


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