ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

9th選抜の「在任期間」はデビューシングルに次ぐ歴代2番目の短さ、新選抜「予想」の理想と現実 [29Jul14]

2014-07-29 17:30:00 | 芸能
10th選抜メンバーの発表、結局、8月3日(日)でしたね。

9枚目「夏のFree&Easy」の特典イベントである「お茶会」が9月23日(火祝)に行われるので、10枚目発売が10月前半、選抜発表は7月終わりから8月上旬というのが、過去のケースから推測されるスケジュールでしたが、秋シングルもこの流れで進むようです。

ただ、8月3日(日)の選抜発表だと、直前の2日(土)に東京ビッグサイトで9枚目の個別握手会があり、メンバーが自分の選抜入りや何列目かを言えない状態で、ファンと向き合うことになるので、避けるかなと思っていたのですが、気にせずスケジュールを組んできました。

実は、9枚目の選抜発表も、テレビ東京が「世界卓球」の試合を放送するため、おそらくは予期せず、「乃木坂って、どこ?」の予告編と本放送の間に幕張メッセの8枚目個別が入ってしまいました。

しかし、メンバーの気持ちに配慮して、その話題に触れないファンが多かったのか、とくに問題は起こらなかったようで、今回も、運営が大丈夫だろうと考えたのかもしれません。


さて、10th選抜の発表日が分かったことで、9th選抜の「在任期間」が確定しました。

(表1) 歴代選抜の在任期間

凡例
シングル番号による選抜名 在任期間 : 選抜発表日 ~ 次選抜の発表日

# 選抜発表日は、「乃木坂って、どこ?」で放送された時刻を日曜深夜と見なして、その日曜の日付としている
# 先行発表のあった「ガールズルール」6th選抜も、「乃木どこ?」での放送日を発表日とした

1枚目選抜 10週 : 2012/01/08 ~ 03/18
2枚目選抜 13週 : 03/18 ~ 06/17
3枚目選抜 16週 : 06/17 ~ 10/07
4枚目選抜 13週 : 10/07 ~ 2013/01/06
5枚目選抜 15週 : 01/06 ~ 04/21
6枚目選抜 24週 : 04/21 ~ 10/06
7枚目選抜 16週 : 10/06 ~ 2014/01/26
8枚目選抜 15週 : 01/26 ~ 05/11
9枚目選抜 12週 : 05/11 ~ 08/03


9th選抜は、デビューシングルの1st選抜に次いで、過去2番目に短い「在任期間」で、「ガールズルール」を担当した6th選抜の半分です。

9枚目が短くなった背景には、以下の記事でも指摘した通り、NHK紅白歌合戦の選考レースを睨んで、10月中に秋シングルを出したいという気持ちがあるかもしれません。

乃木坂9枚目個別握手会は再び長期販売も、9th選抜は「連続応募」と「紅白」で短期の可能性 [10May14]

しかし、それ以上に大きいのは、9枚目の個別握手会によるCDセールスが、芳しくないことだと思います。

(表2) 8枚目と9枚目に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、応募最終日から初動集計締め切り日までの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部又は全部が算入された可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味

9枚目「夏のFree&Easy」
発売日 2014年7月9日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年7月13日(日)
特定流通CD第1週売り上げ(=初動個別分) 31.1万枚

[01次] +4 {0.8万枚} (2014/05/09~05/09, -65d)
[02次] +52 {9.1万枚} (2014/05/15~05/16, -58d)
[03次] +61 {17.8万枚} (2014/05/22~05/23, -51d)
[04次] +46 {22.6万枚} (2014/05/29~05/30, -44d)
[05次] +31 {25.4万枚} (2014/06/05~06/06, -37d)
[06次] +32 {28.1万枚} (2014/06/12~06/13, -30d)
[07次] +19 {29.5万枚} (2014/06/19~06/20, -23d)
[08次] +12 {30.2万枚} (2014/06/26~06/27, -16d)
[09次] +7 {30.7万枚} (2014/07/03~07/04, -9d)
[10次] +4 {31.0万枚} (2014/07/10~07/11, -2d)
[11次] +6 {31.4万枚} (2014/07/17~07/18, +5d)
[12次] +?? {??万枚} (2014/07/24~07/25, +12d)

8枚目「気づいたら片想い」
発売日 2014年4月2日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年4月6日(日)
特定流通CD第1週売り上げ 34.0万枚

[01次] 0 (2014/02/04~02/05, -60d)
[02次] +35 (2014/02/12~02/13, -52d)
[03次] +47 {13.0万枚} (2014/02/19~02/20, -45d)
[04次] +62 {20.8万枚} (2014/02/26~02/27, -38d)
[05次] +67 {27.7万枚} (2014/03/05~03/06, -31d)
[06次] +52 {31.7万枚} (2014/03/12~03/13, -24d)
[07次] +18 {33.0万枚} (2014/03/19~03/20, -17d)
[08次] +16 {34.2万枚} (2014/03/27~03/28, -9d)
[09次] +3 {34.6万枚} (2014/04/03~04/04, -2d)
[10次] +18 {35.8万枚} (2014/04/10~04/11, +5d)
[11次] +12 {36.8万枚} (2014/04/17~04/18, +12d)
[12次] +15 {38.1万枚} (2014/04/24~04/25, +19d)
[13次] +3 {38.3万枚} (2014/05/01~05/02, +26d)
[14次] +2 {38.5万枚} (2014/05/08~05/09, +33d)
[15次] +2 {38.7万枚} (2014/05/15~05/16, +40d)
[16次] +8 {39.4万枚} (2014/05/22~05/23, +47d)
[17次] +4 {39.7万枚} (2014/05/29~05/30, +54d)
[18次] +0 {39.7万枚} (2014/06/05~06/06, +61d)
[19次] +0 {39.7万枚} (2014/06/12~06/13, +68d)
[20次] +1 {39.8万枚} (2014/06/19~06/20, +75d)
[21次] +4 {40.1万枚} (2014/06/26~06/27, +82d)
[22次] +2 {40.3万枚} (2014/07/03~07/04, +89d)
[23次] +?? {???万枚} (2014/07/10~07/11, +96d)

# 23次応募が最終受付


8枚目「気づいたら片想い」個別握手会によるCDセールスも、発売日には勢いを失っていて、発売後は、ファンの関心がピークを過ぎてしまった感があったけど、9枚目は、さらに失速感が強く、9次、10次、11次と三連続で積み上げ完売部数が一桁になっています。

握手会人気の高い10人と、それ以外のメンバーの差が大きく、トップ10人の担当部数がほぼ売り切れてしまうと、後はセールスがなかなか伸びないのが現状です。

従って、次のシングルに移って、新たな個別をファンに提供した方が、経済的には得ということになります。

実際、9枚目の個別応募は、8枚目個別への申し込みがほぼ底を打った第14次あたりに、重ねるように始められています。

(表3) 8枚目から9枚目への「連続応募」

05/01(木)~05/02(金):8枚目第13次
05/08(木)~05/09(金):8枚目第14次
05/09(金):9枚目第1次

05/11(日):9th選抜発表

05/15(木)~05/16(金):8枚目第15次、9枚目第2次
05/22(木)~05/23(金):8枚目第16次、9枚目第3次


おそらく、9枚目から10枚目へも、同じような「連続応募」を予定している筈で、10枚目の第1次応募は、9枚目の第14次応募と重なる形で置かれると思います。

(表4) 9枚目から10枚目への予想される「連続応募」

07/24(木)~07/25(金):9枚目第12次
07/31(木)~08/01(金):9枚目第13次

08/03(日):10th選抜発表

08/07(木)~08/08(金):9枚目第14次、10枚目第1次
08/14(木)~08/15(金):9枚目第15次、10枚目第2次
08/21(木)~08/22(金):9枚目第16次、10枚目第3次
08/28(木)~08/29(金):9枚目第17次、10枚目第4次


最近のシングルでは、第1次応募が、選抜発表とほぼ同時に行われるので、9枚目の第14次が10枚目の第1次と重なるということは、9th選抜の「在任期間」が第1次から第14次までの13週間とほぼ同じであることを意味します。

9th選抜は、第1次応募が、「世界卓球」というハプニングで(笑)、選抜発表の1週間前に行われたため、「在任期間」がさらに短く12週になっています。

つまり、今回の選抜発表が早いのは、9枚目個別によるCDセールスが伸びず、運営が「連続応募」によって、早く10枚目へつなごうとしたことが直接の原因と言えます。

最近の報道を見ると、乃木坂運営は、ソニーもAKSも台所にあまり余裕がない可能性が高く、大きな収入がすぐに得られる個別応募を、切れ目なく続けることが大事なのかもしれません。

だとすれば、10th選抜も、個別の売り上げが伸びなければ、再び「短期政権」となる可能性は十分にあります。


次に、10枚目の発売日と選抜メンバーの予想をしてみます。

(表5) 10枚目発売日の予想

10th選抜の発表は8月3日(日)

選抜発表 =08週+3日=> 10枚目発売(10/01):初動算入8次分
選抜発表 =09週+3日=> 10枚目発売(10/08):初動算入9次分
選抜発表 =10週+3日=> 10枚目発売(10/15):初動算入10次分
選抜発表 =11週+3日=> 10枚目発売(10/22):初動算入11次分

# 10月29日(水)にAKB48が秋シングルを発売する可能性が濃厚


初期の2シングルを除くと、選抜発表からCD発売までの期間は、7~10週プラス3日の範囲に入っていますが、8枚目と9枚目を見ると、初動を上げるために、少なくとも9週プラス3日は確保したいという意図が見えます。

一方、5枚目「君の名は希望」以来、「お茶会」の10~17日後に次シングルが発売されていて、これらの条件を満足させるとなると、選抜発表から9週プラス3日後、「お茶会」の15日後である10月8日(水)の可能性が高いことになります。

しかし、発売日の設定によって、オリコン初動に算入出来る個別握手会の応募次数が変わり、10枚目は、初動の前作割れは絶対に起こせないので、出来るだけ多くの次数を流し込みたいという気持ちは強いでしょう。

実際、8枚目では第8次分まで、9枚目は第9次分までをオリコン初動に入れるスケジュールを組んでいて、10枚目はさらに第10次分、第11次分といきたいところです。

しかし、10月29日(水)に、AKB48が38枚目シングルを発売する可能性が濃厚で、あまり近づけるのも宜しくない。

10月15日(水)発売とすれば、初動算入が第10次分まで可能で、AKB48の秋シングルとも、2週間の差があるので、この辺が妥当かなという気がします。

従って、予想発売日は、10月8日(水)か15日(水)で、連続での初動前作割れを防ぐという観点からみると、15日(水)の方にやや気持ちが行くかなという感じです。


次に、選抜メンバーですが、これは運営の考え方一つで大きく変わるので、正直、よく分かりません(笑)。

ただ、「連続応募」で10枚目に早めにシフトしたことからも、握手会人気を重視した構成にする発想は変わらないと思います。

ということで、まずは、9枚目「夏のFree&Easy」個別第11次応募終了時点での推定売り上げ枚数順位表を見てみましょう

(表6) 9枚目個別第11次応募終了時点での推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] (完売部数/担当部数) メンバー名

[1] (30/30) 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 秋元真夏 深川麻衣 桜井玲香
[7] (29/30) 松村沙友理
[8] (27/30) 衛藤美彩
[9] (21/30) 若月佑美
[10] (3/30) 堀未央奈
[11] (3/29) 生駒里奈
[12] (2/30) 高山一実
[13] (1/28) 中田花奈
[14] (2/21) 永島聖羅
[15] (0/26) 井上小百合 齋藤飛鳥
[17] (1/21) 北野日奈子
[18] (0/24) 斉藤優里
[19] (0/22) 伊藤万理華 中元日芽香
[21] (0/19) 星野みなみ
[22] (0/16) 伊藤寧々 川後陽菜
[24] (0/15) 畠中清羅 新内眞衣
[26] (5/5) 松井玲奈
[27] (0/13) 能條愛未
[28] (0/12) 樋口日奈 和田まあや
[30] (0/10) 川村真洋 大和里菜 寺田蘭世 鈴木絢音 佐々木琴子 伊藤純奈 伊藤かりん 米徳京花 山崎怜奈
[39] (0/9) 渡辺みり愛
[40] (0/6) 斎藤ちはる
[41] (0/4) 矢田里沙子

# メンバー名の色は、「1期10」(白石、西野、秋元、深川、橋本、桜井、松村、衛藤、若月、生田)が青色、それ以外の1期メンバーである「1期20」は黒色、「2期」はオレンジ色
# 生田絵梨花は9枚目個別には参加していない。卒業した市來玲奈と第12次応募から参加の相楽伊織は表に入れていない


生田絵梨花を除く「1期10」の9人、つまり、白石麻衣、西野七瀬、秋元真夏、深川麻衣、橋本奈々未、桜井玲香、松村沙友理、衛藤美彩、若月佑美は、余程のことがない限り、全員選抜入りするでしょう。

さらに、「兼任」で預かっている松井玲奈も、選抜を外すのはちょっと考えられないです。

超多忙のため、新曲キャンペーンの際、参加出来ない音楽番組が出てくる可能性のある松井玲奈を入れるとなると、9th選抜と同様、1列目でかつ目立たないポジションが望ましいので(笑)、やはり5人フロントの端が一番考えやすいですね。


さて、問題は、生田絵梨花です。

乃木坂公式サイトに載った「真夏の全国ツアー」出演メンバーに、名前がないように、夏休み中は活動出来ないだろうし、9月から10月初めのミュージカル「虹のプレリュード」千秋楽までは、進学と稽古で一杯だと思います。

従って、握手会のみの参加で、10th選抜には入らず、発表のときスタジオにも来ないと思っていたんですが、8月3日(日)「乃木どこ?」の予告編を見ると、映ってますね、いくちゃん。

さすがに華のある人で、いくちゃんが画面に出てくるだけで、ぐっとテンションが上がります(笑)。

そして、選抜発表のとき、生田絵梨花がスタジオに居ながら、名前を呼ばれないのは、ちょっと考えられない。

10枚目初動で前作を越えるためには、生田絵梨花の個別が伸びることが是非とも必要で、彼女をカメラの前に座らせておきながら、選抜発表で名前を呼ばないなんて、そんな景気の悪い画を、運営が、ファンに見せるとは思えないです(笑)。

シングル制作や新曲キャンペーンへの参加が大きく制限されるので、フロントではない気がするけど、スタジオに居る以上、選抜入りすると考えるのが、妥当じゃないでしょうか。

だとすれば、MV撮影やレコーディングは、勉強の合間を縫ってスポットで参加して、キャンペーンは、進学と稽古の隙を見ながら、出られるだけ、音楽番組に出るということになります。

ん~、ミラクルガールですね、そんなことが実現したら(笑)。

個人的には、選抜入りさせず、負担を減らして、10月までは進学と舞台に専念させてあげるべきだと思うのですが、大丈夫なんでしょうか。


生田絵梨花が選抜入りとなると、「1期10」と松井玲奈の11人が決まり、残りは5枠です。

そして、生駒里奈、高山一実、堀未央奈が、次に名前が挙がってきます。

生駒里奈は、チームBとの「兼任」をこなしていて、テレビ出演も多く、現在2列目でもあるので、選抜入りは間違いないでしょう。

ただ、乃木坂運営は、握手会人気を忠実に選抜序列に反映させる妙な厳格さみたいなのがあって、生駒の3列目がないとは断言できない。

9枚目初動の前作割れを受けて、10枚目では、とくに握手会主義を徹底させる可能性が高く、盤石の握手会人気を誇っている衛藤美彩の2列目昇格は、会議で検討されても全然おかしくない。

生駒里奈は、乃木坂の「顔」なので、運営が最終的にどう判断するのかは分かりませんが、アンダーはあり得ないけど、列が下がる危険は否定出来ないと考えています。


生駒が選抜入りすると、残りは4枠。

現在3列目の高山一実と堀未央奈を考える前に、アンダーから上がる可能性のあるメンバーを見てみます。

まず、もっとも有力なのは、選抜に一度も入ったことのない斎藤ちはるです。

彼女もいくちゃんと同じく高校三年生で、シングル制作期間が夏休みに当たるのは、学生メンバーとして、非常に好都合です。

また、1期では、選抜ゼロ回である唯一のメンバーなので、斎藤さんを選抜入りさせて、10枚目で一区切りとする発想は運営にあるんじゃないでしょうか。


ということで、残りは3枠。

アンダーからの昇格が次に有力なのは、個人的には、9枚目個別で21部中2部の完売を出している永島聖羅と考えています。

第6次応募という早い次数で完売が出たので、運営へのアピールはかなり出来た筈だし、FM FUJI「沈黙の金曜日」のレギュラーであるのも大きな強みで、せいらりんが選抜入りすれば、10枚目収録曲を番組で初オンエアして、彼女が新曲キャンペーの中核を担うでしょう。

一方、完売はまだないけど、26部担当の齋藤飛鳥が、NHK「Rの法則」レギュラーで、10枚目が紅白出場を見据えているならば、選抜入りの可能性はあると思います。

また、二作連続でアンダーセンターとなり、アンダーライブを成功させた22部担当の伊藤万理華、第10次で1部完売を出した28部担当の中田花奈が、候補として名前が挙ってきます。

つまり、残り3枠に対して、高山一実、堀未央奈、永島聖羅、齋藤飛鳥、伊藤万理華、中田花奈というのが、個人的に予想しているイメージです。


もちろん、これは選抜16人の場合の話で、17人であれば4枠となります。

で、最終的にどう思っているのかというと、完売を出している人が少ない中、30部を任され、2部、3部と売り切っている高山一実と堀未央奈は、メディア好みの「派手さ」も持っていて、やはり選抜入りは堅いかなと。

そして、残り1枠、17人なら2枠ですが、永島聖羅と齋藤飛鳥がやや有利という気がします。

ただ、3列目に関しては、運営は握手会人気とは別の発想をすることも多いので、この辺はもう読み切れません。

全然面白みのない選抜予想ですが(笑)、一応、メンバー名を書いておきます。

(ほぼ確実)
白石麻衣、西野七瀬、秋元真夏、深川麻衣、橋本奈々未、桜井玲香、松村沙友理、衛藤美彩、若月佑美、松井玲奈、生田絵梨花、生駒里奈

(可能性が濃厚)
高山一実、堀未央奈、斎藤ちはる

(可能性十分あり)
永島聖羅、齋藤飛鳥、伊藤万理華、中田花奈

以上が「予想」です。


9枚目初動が前作割れしたこと、また、ソニーは本社が厳しいリストラを実行中、AKSは、赤字で社長交代といった報道もされ、経営がゴタゴタしていることから、思い切った改変はむしろ避けられ、従来通り、握手会主義がごく普通に適用されるんじゃないかと思っています。

個人的な願望を言えば、握手会人気に関係なく、歌とダンスの上手いメンバーを前に出して、パフォーマンス重視の選抜を組んで欲しい。

とくに伊藤万理華、星野みなみ、川村真洋を選抜に入れるなら、フロントかせめて2列目にしないと、背が高くないので、せっかくのダンスが全然生きてきません。

しかし、今の乃木坂運営を見ていると、目先の握手会収入を確保することに精一杯のようで、こういったパフォーマンス中心の選抜構成は、夢のまた夢に思えてきます。


YouTubeで公開されているMVの中で、4枚目表題曲「制服のマネキン」は、再生回数が800万回に迫る勢いで、他の曲を寄せ付けない圧倒的な人気を誇っています。

しかし、4枚目当時と比べて、知名度が遥かに上がっている筈の今の乃木坂が、1年半前に出した曲を越えるもの、あるいは越えそうなものを出せていないことは、大きな問題じゃないでしょうか。

シングルを出す度に、表題曲MVが、再生回数の最高記録を塗り替えていく。

それこそが、本当の「右肩上がり」であり、それを実現するためには、どういう選抜を作る必要があるのかが、選抜選考の出発点だと思うのですが、現実には、全然違う発想で話が進んでしまい、最近では「楽曲の乃木坂」という評価すらあまり聞かれなくなっています。

6枚目「ガールズルール」以降の握手会主義で、乃木坂は想像以上に大きなものを失ってきたと思います。

10枚目が紅白を目指す区切りのシングルであるなら、今こそ、方針を見直すチャンスじゃないでしょうか。


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「シミュレーション計算の説明」

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乃木坂の風 22Mar14 ~ アレチの業務連絡、完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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