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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

10枚目握手会が予感させる新勢力の台頭、高山万理華飛鳥樋口新内渡辺、新・星野みなみの物語 [24Dec14]

2014-12-24 16:00:00 | 芸能
最近、バラエティ番組を何気なく観ていて、VTRシーンでワイプ画面にスタジオ出演者の表情が映った時、「あれ、どこかで・・おお!生駒ちゃんじゃないか!」ってなことがよくあります。

予期せぬ、乃木坂の不意打ちですね(笑)。

今夜もテレビ朝日系で午後6時30分から放送される「ナニコレ珍百景」の3時間半スペシャルに出るそうで、生駒里奈、だんだん売れっ子になってきました。

生駒里奈の「ナニコレ珍百景SP」出演に関する乃木坂公式サイトの関連ページ


生駒ちゃんがテレビで活躍するのはとても嬉しいのだけど、少し前から心配しているのは、乃木坂でダンスをするとき、片足を上げるような場面で、ふらついている姿を何度か目にすることです。

『乃木坂って、どこ?』で放送された神宮ライブ「何度目の青空か?」のステージで、選抜が一列に並んでいるのを背後から撮っているシーンがあるのですが、片足を上げる体勢で、ホールド出来ず、ふらふら軸がブレてしまっていました。

最初は偶々だろうと思ったけど、その後、似たようなシーンを別のダンスで目撃して、疲れ過ぎているんじゃないかと、ちょっと気になっています。


バラエティ番組への出演だけならまだしも、AKB48チームBのライブやツアーに参加しているようで、オバーワークなのは間違いありません。

秋元康氏は、指原莉乃が典型例ですが、とにかくメディア露出を増やして、じゃんじゃん視聴者や観客の目に触れさせれば、やがて人気者になっていくという発想があるようで、AKB48Gのトップメンバーは、超人的なスケジュールをこなしている人が多い。

松井玲奈なんて、SKE48、AKB48、乃木坂46の活動に加え、映画やテレビバラエティへの単独出演も多く、いつ寝てるんだろうと不思議に思うくらいです(笑)。

しかし、あまりにギュウギュウ仕事を入れると、個々のクオリティが下がるのは避けられないし、まして体を壊してしまったら、元も子もありません。


とくに乃木坂の場合、個別握手会を7日まで増やし、CDセールスの伸びが限界に近づきつつある中、パフォーマンスレベルの向上に真剣に取り組まないと、グループへの評価が頭打ちになってしまう危険がある。

例えば、SKE48は、7月30日(水)発売の15枚目「不器用太陽」が累計46万枚と高い数字を出していて、今でもCDセールスは国内トップクラスです。

しかし、「兼任」や「移籍」を連発したため、チームカラーが曖昧となり、全体練習の時間も不足しているのか、楽曲やステージの方向性がぼやけてしまった。

その結果、6枚目「パレオはエメラルド」の頃に得ていた、J-pop界での存在感、とくに「ダンスのSKE48」という評判が影を潜め、今でもオリコンの数字は良いのだけど、大型音楽祭などで、単独枠ではなく、AKB48Gのメドレーとして扱われることが多くなっている。


乃木坂も、来年は一つの転機になる可能性があって、パフォーマンスを磨いて、自分たち独自の魅力的なステージを作らないと、CDセールスに見合った評価を得にくくなっていくでしょう。

生駒里奈は、間違いなく選抜の「要」であり、パフォーマンスで重要なポジションを占める人だから、忙し過ぎて、体調を落とすことのないよう、運営は、スケジュール管理を通して、しっかりケアしてあげて欲しい。

ダンス中に少しバランスを失うくらい、ステージの出来を大きく損ねるようなものではなく、それ自体は何てことないけど、ハードな日程に加えて、アイドルは日常的に体重コントロールを要求される職業なので、メンバーの様子を注意深く見守るのは、周りにいる大人の責任だと思います。


さて、前回の記事では、10枚目「何度目の青空か?」個別握手会第19次応募終了後の完売状況から、CDセールスの現状を調べ、11th選抜に誰が入るのか予想しました。

今日は、10枚目の個別セールスを、8枚目「気づいたら片想い」、9枚目「夏のFree&Easy」と比べて、今、乃木坂に何が起こっていて、誰の人気が上がってきたのか、考えてみます。

次の表は、乃木坂を「1期10」「1期20」「2期」の三つに分け、個別握手会によるCD売り上げにおいて、それぞれのグループがどの程度寄与しているかを示したものです。

(表1) 8枚目、9枚目、10枚目における、完売部数と推定売り上げ枚数のグループ別寄与率

凡例
シングル番号「タイトル」
完売部数比, 推定売り上げ枚数比 (担当部数比, 人数比):グループ名

# 単位はすべて「%」で、小数点以下2桁目を四捨五入。
# 3シングルとも個別握手会第19次応募終了後で計算
#「完売部数比」は、乃木坂全体の完売部数に対する、そのグループ構成メンバーが出した完売部数合計の割合。
#「1期10」は、白石、西野、松村、橋本、秋元、深川、若月、生田、桜井、衛藤の10人。
#「1期20」は「1期10」以外の1期メンバー、「2期」は正規研究を問わず、二期生全員のこと。

8枚目「気づいたら片想い」
完売77.2, 枚数49.9 (担当38.7, 人数23.8):1期10
完売17.6, 枚数36.3 (担当43.5, 人数47.6):1期20
完売05.2, 枚数13.9 (担当17.8, 人数28.6):2期

9枚目「夏のFree&Easy」
完売85.1, 枚数51.3 (担当34.4, 人数21.4):1期10
完売09.5, 枚数33.5 (担当45.5, 人数45.2):1期20
完売03.8, 枚数14.1 (担当19.5, 人数31.0):2期
完売01.6, 枚数00.8 (担当00.6, 人数02.4):松井玲奈

10枚目「何度目の青空か?」
完売80.0, 枚数49.5 (担当37.1, 人数25.0):1期10
完売14.6, 枚数36.1 (担当44.3, 人数45.0):1期20
完売04.3, 枚数13.8 (担当18.0, 人数27.5):2期
完売01.2, 枚数00.7 (担当00.6, 人数02.5):松井玲奈


8枚目において、「1期10」メンバーによる完売部数の合計は、乃木坂全体で出した完売部数の77.2%に相当し、シミュレーションによる推定売り上げ枚数では、全体の49.9%を占めています。

「1期10」が担当する部数の合計は、設置された総部数の38.7%で、人数は23.8%なので、このグループが如何に大きな貢献をしているかが分かります。

「1期10」の寄与率は、9枚目は、完売部数ベースで85.1%、枚数ベースで51.3%に上昇、10枚目はやや下がったものの、完売80.0%、枚数49.5%と依然高いレベルで推移しています。


一方、青色で示した「1期20」は、完売部数ベースの寄与率が、8枚目は17.6%だったのに、9枚目で9.5%に大きく下がっています。

また、枚数ベースでも、8枚目36.3%、9枚目33.5%と低下していて、担当部数比が、43.5%から45.5%と増えていることを考えると、明らかに「1期20」は、9枚目で存在感が落ちてしまっている。

これが、「人気格差」ということです。


ところが、10枚目を見ると、完売部数ベースで14.6%、枚数ベースは36.1%と、9枚目から上昇、8枚目のレベルに近いところまで寄与率が戻っています。

実は、後で見るように、「1期20」メンバーの何人かが、10枚目で握手会人気を大きく伸ばしていて、それがグループの寄与率を押し上げている。

新しい勢力の台頭を予感させる雰囲気が漂っています。


「2期」は、8枚目、完売部数ベース5.2%、枚数ベース13.9%だったのが、9枚目、3.8%と14.1%、10枚目、4.3%と13.8%と推移して、ほぼ横ばい状態です。

ただ、人数比が30%程度であることを考えると、売り上げへの貢献率が低いという印象は否めません。

堀未央奈以外で選抜入りしたのは、8枚目での北野日奈子1人1回だけで、二期生曲や研究生曲もなく、これで人気を上げろと言うのは無理というものです。

最近は、アンダーライブを経て、ようやく1期メンバーと一緒にステージに立つ機会が増えてきたけど、『乃木どこ?』『NOGIBINGO!』への出演は依然散発的で、シングル制作への参加を含め、もっと積極的な起用が待たれます。


次に、「1期20」で、9枚目から握手会人気を伸ばしたメンバーを見てみましょう。

(表2)「1期20」において、9枚目から10枚目への推定売り上げ枚数の伸びがもっとも大きかったベスト5

凡例
[順位] 完売部数差/担当部数差 (9枚目完売部数/担当部数=>10枚目完売部数/担当部数, 推定増加枚数) メンバー名

# 両シングルの個別握手会第19次応募終了後を比較。
# 「推定増加枚数」の単位は千枚で、小数点以下2桁目を四捨五入。

[1] +07部/+05部 (04/30=>11/35, +6.5千枚) 高山一実
[2] +06部/+06部 (02/20=>08/26, +6.1千枚) 星野みなみ
[3] +01部/+11部 (04/22=>05/33, +4.8千枚) 伊藤万理華
[4] +03部/+05部 (02/26=>05/31, +4.5千枚) 齋藤飛鳥
[5] +05部/+02部 (00/12=>05/14, +4.1千枚) 樋口日奈


トップは高山一実です。

9枚目で30部中4部完売だったのが、10枚目では35部中11部の完売を出し、担当が5部増えたのに、完売を7部も伸ばしています。

かずみんは、テレビバラエティへコンスタントに出演、ほぼ準レギュラー状態の番組があったりして、一般知名度を着実に上げている。

また、そこでの経験が『乃木どこ?』や『NOGIBINGO!』で生かされ、さらにはライブMCのレベルも向上していて、空気を読む力、トークを入れる間合い、言葉の選択など、明らかにコツを掴み始めている。

テレビ朝日系の深夜バラエティ『しくじり先生』(毎週木曜24:05~)の出演回を観ていると、トーク力が上がっているだけでなく、番組スタッフや共演する芸人とも打ち解けている様子で、ああ、かずみんはテレビの人になったんだなあと、感慨深いものがあります(笑)。

こういった実績が、徐々に握手会人気にも反映されてきて、10枚目の好成績を生んだんじゃないでしょうか。


高山一実と同じくらい人気を伸ばしたのが、何と!(笑)、星野みなみです。

担当が6部増えた一方、完売を6部伸ばして、推定で6千枚以上の伸びを見せています。

もともと図抜けたタレント性を持っていて、自分を可愛く見せる「自己プロデュース力」に関しては、乃木坂No.1、いやアイドル界No.1ではないかとすら思わせるものがある。


5枚目「君の名は希望」まで、フロントにいた頃は、幼かったこともあって、とくにバラエティで自分を出す方法に迷いがあり、「誤解」を受けるケースが少なくなかった。

しかし、高校2年生になって、徐々に自己表現のやり方を覚えて、持ち前の「自己プロデュース力」がバンバン炸裂します。

パリでのロケ、堀未央奈との郡上八幡ぶらり旅など、センスの良いファッションに癒し系トークと絶えない笑顔、加えて、「みなみのパンの好きなところ」「やだも~、スパルタじゃないですか」「あの、ボタンに手を置いていいですか?」など、「みなみ語録」も着実に増えていき(笑)、乃木坂バラエティになくてはならない存在になっていきます。

番組スタッフに好かれるのも、タレントとして頼もしい素質で、みなみだけなぜか別枠でフィーチャーされるという美味しい展開も少なくなかった(笑)。

こういった存在感の上昇が、10枚目で、握手会人気に結びついてきたようで、今後、高山一実と並んで、乃木坂の「お茶の間」人気を支える中核になっていく可能性がある。


星野みなみが「可愛い」のは、ルックスが可愛いからだけでなく、自分が周りからどう見られているのか、どうすれば人を惹き付けられるのか、そういったことをおそらく直感的に理解出来るからだと思います。

この強力な「自己プロデュース力」は、ダンスや演技にも発揮されます。

「制服のマネキン」のように、本来激しい筈のフリを「女の子ダンス」にアレンジして、全体ダンスに違和感なく溶け込ませてしまう。

さらに、「シャキイズム」MVでは、演技を越えた自然な感情表現をさらりとこなしてしまう。

生田絵梨花は、演技、ダンス、歌、ピアノと、スキルを磨くことで人を魅了する「努力する天才」だけど、みなみは、強力な「自己プロデュース力」を手掛かりに、さまざまなスキルを自己表現に昇華して人の心を奪う「見せる天才」なのだと思います。


そして、生田絵梨花は高度に練り込まれたスキルが前面に出てくるので、周りが評価しやすく、「天才」と呼ぶことに異論を唱える人は少ない。

一方、星野みなみは、スキルを内側に取り込んで、自分を輝かせるための手段、自己表現の一部にしてしまうので、パッと見には、可愛い女の子がユルいダンスを踊っているだけ、感じたままを演技に加工せず、そのまま出しているだけ、と「誤解」されることが多い。

従って、星野みなみが、生田絵梨花と同等か、それ以上の「天才」であるという主張は、多くの反対に遭ってしまうわけです(笑)。

本格的に語り始めると、この話はかなり長くなるので(笑)、今日はこの辺で止めておきます。

以下の記事に、詳しく書いているので、興味のある方は、どうぞご覧下さい。

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる


個別セールスの伸び3位と4位は、伊藤万理華と齋藤飛鳥です。

まりっかはアンダーライブのリーダーとして注目を集め、さらに「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」MVの演技を評価する声が多く、こういったパフォーマンス面での活躍が、握手会人気を加速させた感があります。

齋藤飛鳥は、文化放送『乃木坂の『の」』でMCを務め、高いトーク力や進行力で存在感を示しています。

また、10枚目シングルでは、「私、起きる。」と「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」のMVで、神々しいまでの美しさを披露。

もともと抜群のビジュアルで、高いアイドル性を持つあしゅですが、高校生になって、女性的な美貌が加わり始め、握手会人気が本格的に上がりつつある気がします。


飛鳥さんは、あれほど愛らしいルックスながら、大人社会の暗部を詮索するのが好きなのか、お薦めの本も「えっ?」と一瞬絶句したくなるような、シリアスなものを紹介することがある。

しかし、超絶キュートなビジュアルで、「夢は世界征服」と熱く語りそうな(笑)、そんなギャップに魅力を感じる人が、最近増えているようで、こういった「ブラック&ビター飛鳥」は、あしゅのキャラを構成する、重要なエレメントになりつつある気がします。

スウィートな中に、ビターなテイストというのは、全体をより魅力的にする効果があるということですね。

それにしても、あしゅには、自分が考える大人社会の赤裸々な実像を、一度ゆっくり語り尽くして欲しいです(笑)。


まりっかとあしゅの二人は、もともと握手会人気が低くなく、担当部数も多いのですが、今回、一番驚いたのは、5位に樋口日奈が入ったことです。

9枚目は、12部中完売ゼロだったのが、10枚目で、14部中5部の完売を出し、推定で4千枚以上、売り上げをアップしています。

樋口日奈は、星野みなみと同じ高校2年生で、一般の高校に通っているのか、『乃木どこ?』や『NOGIBINGO!』への出演が少ない印象があります。

そういった限られたメディア露出にも関わらず、大幅にCDセールスを伸ばしたわけで、彼女の飛躍は、運営も注目していると思います。

担当部数が少ないので、売り上げ枚数の順位は、24位に留まっているけど、間違いなく成長株で、11枚目でどういうポジションに入るのか、楽しみです。


以上が「1期20」のベスト5で、次は「2期」を見てみましょう。

(表3)「1期20」において、9枚目から10枚目への推定売り上げ枚数の伸びがもっとも大きかったベスト5

凡例
[順位] 完売部数差/担当部数差 (9枚目完売部数/担当部数=>10枚目完売部数/担当部数, 推定増加枚数) メンバー名

# 両シングルの個別握手会第19次応募終了後を比較。
# 「推定増加枚数」の単位は千枚で、小数点以下2桁目を四捨五入。

[1] -01部/+15部 (02/04=>01/19, +4.4千枚) 相楽伊織
[2] +04部/+04部 (01/15=>05/19, +4.3千枚) 新内眞衣
[3] +01部/+05部 (01/21=>02/26, +3.1千枚) 北野日奈子
[4] +02部/+01部 (01/09=>03/10, +1.8千枚) 渡辺みり愛
[5] +01部/+02部 (00/10=>01/12, +1.8千枚) 伊藤かりん


上表のうち、10枚目の個別セールスで、完売率が1割を切っているメンバーは、シミュレーション計算の誤差が大きいおそれがあって、伸び枚数がどこまで正確なのか、ちょっと自信が持てません。

そんな中、2位の新内眞衣と4位の渡辺みり愛は、間違いなく、売り上げを大きく伸ばしたと言えます。

新内眞衣は、東京駅丸の内口すぐの日本郵便ビル「KITTE」内にオープンした「乃木坂46 何度目の青空か?cafe in 丸の内」で、カフェマネージャーに就任して、本当に店内で働いたようです(笑)。

彼女は、OL「兼任」アイドルを宣言していて、実際に契約社員としてある会社に勤めているとのこと。

以前、大久保佳代子がOL兼業芸人だったことがあるけど(笑)、アイドルではおそらく初めてで、大変だろうけど、自己アピールになる上、OL層の関心度向上につながる可能性があり、賢い戦略だと思います。


こういった活動が功を奏したのでしょう、9枚目で15部中1部だった完売が、10枚目では19部中5部となり、4千枚以上、売り上げがアップしています。

やはり、積極的に仕掛けていかないと、40人もの大所帯グループで存在感を示すのは、なかなか難しいということなのかもしれません。

新内さんは、売り上げの伸びだけでなく、順位でも、堀未央奈、北野日奈子に次ぐ二期生3番手につけていて、しかも完売数5部は、トップの成績です。

11th選抜入りの二期生候補としては、最有力であると見ていいんじゃないでしょうか。

「何度目の青空か?cafe in 丸の内」に関するナタリーの記事


4位の渡辺みり愛は、乃木坂全メンバー中の最年少、中学3年生の15歳ですが、10枚目で10部中3部を完売して、個別セールスを2千枚近く伸ばしています。

みり愛の場合は、パフォーマンス力が注目を集めていて、『16人のプリンシパル trois』で演じた主役「ポリン姫」やライブでの活躍を評価する声が少なくない。

選抜入りすると、短い練習時間でフリをマスターすることを求められる場面が多く、それに付いていけず、全体ダンスを壊すような踊りをされると、シングルの完成やステージ披露が遅れてしまう危険がある。

従って、パフォーマンス、とくにダンスのレベルが高いというのは、選抜選考においては、大きなアピールポイントになる筈で、渡辺みり愛の抜擢は十分にあり得る話だと思います。

加えて、最年少かつ研究生の選抜入りは、乃木坂内外へのメッセージになるので、11枚目の一つの「目玉」とすることが出来る。

そういう意味からも、渡辺みり愛は有力な二期生候補と言えるんじゃないでしょうか。


ただ、11th選抜の「活動期間」は、受験、卒業、入学にがっつり重なるので、スケジュール上の問題から、見送られる可能性は否定出来ません。

生田絵梨花の場合もそうなんですが、この辺の事情は、外からは分からないので、静かに見守るしかありません。

乃木坂というグループが長く続いていくためには、渡辺みり愛や樋口日奈のような若い中学高校生メンバーを、どんどん起用して、育てていく必要があって、「アイドルと学業の両立」というテーマが、ここにも出てきます。

安藤美雲、柏幸奈、市來玲奈は大学の勉強との兼ね合いが原因で卒業、生田絵梨花は進学に専念するため9枚目で一時休業するなど、表面化したものだけでも、結構な数の例を挙げることが出来ます。

学業との絡みで、選抜入りを逃したような、表面化していないケースがあってもおかしくないわけで、「両立問題」は、現代の多くのアイドルにとって、非常に重要なテーマになっていると思います。

逆に言えば、運営がそこを上手く切り盛り出来れば、乃木坂は力強く発展していくということで、OL「兼任」じゃないけど、柔軟な発想で賢くやって欲しいですね。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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