[映画] 『アイズ』全国ロードーショー中
6月6日(土)からイオンシネマ板橋ほか各地の映画館
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
追加上映されるイオンシネマ新百合ケ丘の公式サイト
秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
舞台挨拶の情報
[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が7月10日(金)から全国ロードショー開始
乃木坂による単独主演映画。
映画の公式サイト
[地デ] 『初森ベマーズ』が7月10日(金)深夜から放送開始
7月10日(金) 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』初回
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。毎週金曜日深夜に放送。
テレビ東京の番組公式サイト
乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組
[AM] 日曜夜8時30分
6月28日(日) 20 : 30 ~ 21 : 00 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。星野みなみMCで、今回は、川後陽菜と永島聖羅が出演。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト
[CS] 日曜夜11時30分
6月28日(日) 23 : 30 ~ 24 : 00 TBSチャンネル 『乃木坂46えいご#1』
7月4日(土) 10 : 30 ~ 11 : 00 TBSチャンネル (再放送)
川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあや、AKB48の平田梨奈がレギュラーの英語を学ぶ教養番組が6月末にスタート。初回ゲストは桜井玲香とドランクドラゴンの鈴木拓。出演メンバーの顔ぶれから、ワクワク、ドキドキの展開になりような予感が(笑)。
TBSチャンネル公式の番組紹介サイト
[地デ] 日曜深夜0時
6月28日(日) 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂工事中』
今回フィーチャーされる星野みなみがバク転に挑戦。
テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト
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[地デ] 土曜正午から
7月4日(土) 12 : 00 ~ 日テレ『THE MUCIS DAY 音楽は太陽だ』
日本テレビ系の11時間に渡る生放送大型音楽番組に乃木坂46が出演。総合司会は嵐の櫻井翔。
日テレの番組公式サイト
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乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
12枚目シングル表題曲「太陽ノック」に続いて、TypeC収録のアンダー曲「別れ際、もっと好きになる」とセブンイレブン盤限定曲「羽の記憶」が、金曜夜にラジオで音源公開。
昨日土曜は、『じょしらく』チーム「ら」の最終公演をライブビューイングで鑑賞し、帰宅後、TBS『音楽の日』における「太陽ノック」のステージを録画でチェック。
最近、次々に情報が出てきて、整理するのも一苦労だなあと思っていた矢先、今朝、眠気まなこに、いきなり「乃木坂46に続く坂道シリーズ」の文字が。
グループ名を読んだとき、一瞬、「出川哲郎が宇宙人に捕獲!」的な冗談かと思ったけど(笑)、乃木坂公式サイトに、メンバー募集の告知がデカデカと載っていて、一気に目が覚めました。
やるようですね、本気のマジで、
「鳥居坂46」を。
新グループに関する詳細な情報は出てないですが、秋元康氏がプロデュースする以上、アイドルグループであることは間違いないでしょう。
であれば、そこから現時点での個人的感想を述べることは出来ます。
最初に言いたいのは、今、姉妹的な新グループを創設するのは、極めて危険な拡大路線ということです。
乃木坂46は、2011年8月に「AKB48の公式ライバル」という触れ込みで誕生しました。
この時期の発足は、乃木坂にとって、「ソニー」が関わるアイドルという以上に、大きな追い風になった可能性があります。
次の表は、AKB48のCDセールスの変遷を示しています。
(表1) AKB48歴代シングルのオリコン第1週と累計
凡例
総選挙サイクル記号 : オリコン初動 [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「現在の累計」は、2015年06月29日付[06/15(月)~06/21(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。
2010年度
A 16枚目:051 [074] 2010/05/26「ポニーテールとシュシュ」
B 17枚目:053 [088] 2010/08/18「ヘビーローテーション」
C 18枚目:083 [104] 2010/10/27「Beginner」
D 19枚目:060 [069] 2010/12/08「チャンスの順番」
E 20枚目:094 [108] 2011/02/16「桜の木になろう」
2011年度
A 21枚目:133 [161] 2011/05/25「Everyday、カチューシャ」
B 22枚目:135 [163] 2011/08/24「フライングゲット」
C 23枚目:130 [146] 2011/10/26「風は吹いている」
D 24枚目:120 [130] 2011/12/07「上からマリコ」
E 25枚目:129 [144] 2012/02/15「GIVE ME FIVE!」
2012年度
A 26枚目:162 [182] 2012/05/23「真夏のSounds good!」
B 27枚目:118 [132] 2012/08/29「ギンガムチェック」
C 28枚目:113 [126] 2012/10/31「UZA」
D 29枚目:107 [121] 2012/12/05「永遠プレッシャー」
E 30枚目:104 [113] 2013/02/20 「So long!」
2013年度
A 31枚目:176 [196] 2013/05/22「さよならクロール」
B 32枚目:133 [155] 2013/08/21「恋するフォーチュンクッキー」
C 33枚目:120 [129] 2013/10/30「ハート・エレキ」
D 34枚目:103 [109] 2013/12/11「鈴懸の木(略)」
E 35枚目:109 [115] 2014/02/26 「前しか向かねえ」
2014年度
A 36枚目:166 [178] 2014/05/21「ラブラドール・レトリバー」
B 37枚目:101 [106] 2014/08/27「心のプラカード」
C* 38枚目:113 [120] 2014/11/26「希望的リフレイン」
D* 39枚目:100 [104] 2015/03/04「Green Flash」
2015年度
A 40枚目:167 [178] 2015/05/20「僕たちは戦わない」
乃木坂が結成された2011年8月は、AKB48が、22枚目「フライングゲット」をリリースした月です。
その前年、2010年に、16枚目「ポニーテールとシュシュ」と17枚目「ヘビーローテーション」で本格的ヒットに辿り着いたAKB48は、18枚目「Beginner」で初めてミリオンセラーを叩き出します。
そして、20枚目「桜の木になろう」が2枚目のミリオンセラーとなった後、上表のように、21枚目「Everyday、カチューシャ」と22枚目「フライングゲット」が、連続で第1週ミリオンを達成、AKB48の人気は不動のものになっていきます。
つまり、乃木坂46が生まれた2011年8月は、AKB48のいわば絶頂期であり、だからこそ「公式ライバル」という言葉が、一般層にもインパクトを持って響く素地がありました。
実際、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」に収録された「会いたかったかもしれない」は、2012年1月の有線問い合わせランキングで1位となり、乃木坂46への関心の高さが窺えます。
また、2012年2月22日(水)に発売されたこのシングルは、表題曲「ぐるぐるカーテン」が、「明治手づくりチョコレート」のテレビCMソングに採用され、大手チョコレート会社のバレンタインデー商戦の主力イメージを担うことになる。
新人アイドルとしては、破格の待遇だったと言えるでしょう。
AKB48の人気がもっとも勢いを増していた頃、「公式ライバル」という「反作用」を利用する形で、乃木坂46はロケットスタートに成功した面があります。
その後、48Gとは異なる、楽曲、ダンス、ファッション、MVを通して人気を徐々に上昇させ、やがて、4枚目「制服のマネキン」と5枚目「君の名は希望」に辿り着き、乃木坂独自のファンを獲得していきます。
6枚目「ガールズルール」以降は、握手会人気を軸に、CDセールスを伸ばす戦略に傾倒、「右肩上がり」のオリコン売り上げが、グループの特徴となり、10枚目「何度目の青空か?」と11枚目「命は美しい」は、連続で累計60万枚を越えるCDセールスとなっています。
(表2) 乃木坂46歴代シングルのオリコン第1週と累計
凡例
シングル番号 : オリコン初動 [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「現在の累計」は、2015年06月29日付[06/15(月)~06/21(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。
01枚目 : 13.6 [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 [61.6] 2015/03/18「命は美しい」
では、「鳥居坂46」が結成される2015年の夏、つまり現在、AKB48はどうなっているかというと、(表1)のように、2014年度、薄氷のミリオンが続き、年間のシングルリリースは、従来の5枚から4枚に減らさざるを得なくなっています。
また、看板イベントである「総選挙」は、投票券付きCDの店頭販売と開票イベント中継番組の瞬間最高視聴率が、2014年、2015年と、2年連続で下落、一般層やライトファンがAKB48Gから離れつつあることを窺わせます。
さらに深刻なのは、個別握手会のセールス効率が年々低下していることです。
今年の総選挙投票券付きシングルは、個別握手会の総部数を、昨年の2倍以上にまで増やしたにも関わらず、第1週の売り上げ枚数は6%の伸びに留まり、コアファンの勢いが頭打ちになっていることを示唆しています。
一般層、ライトファン、コアファンのあらゆるレベルで、人気の陰りがいよいよ顕著になってきた感があります。
AKB48総選挙の視聴率を読む、止まらない人気の退潮傾向と危惧される「祭りの後」効果 [09Jun15]
「鳥居坂46」は、2011年の夏に乃木坂46がスタートダッシュの切っ掛けにしたような、アイドル界の盛り上がりは期待出来ません。
唯一の頼みは、乃木坂46への関心度ですが、本格的なヒット曲がない中、その「姉妹グループ」あるいは、「ライバルグループ」といった触れ込みで、一般層の注目を惹き付けるのは、なかなか難しい。
以下は、有線ランキングの成績です。
有線ランクを上げるプロモーションをするかどうかで、順位は大きく変わります。
しかし、誰もが知っている人気のある曲は、自然と上位に食い込むわけで、乃木坂に本格的なヒット曲がないことを示す数字と言わざるを得ません。
(表3) 乃木坂46歴代シングル表題曲の有線ランキング
凡例
シングルNo. 有線ランクイン回数 {初登場が発売何週目か} [最高順位] 曲名 (発売日)
01枚目 07回 {+1週目} [54位] ぐるぐるカーテン (2012/02/22)
02枚目 08回 {-2週目} [44位] おいでシャンプー (2012/05/02)
03枚目 07回 {+2週目} [69位] 走れ!Bicycle (2012/08/22)
04枚目 07回 {+1週目} [66位] 制服のマネキン (2012/12/19)
05枚目 03回 {+2週目} [112位] 君の名は希望 (2013/03/13)
06枚目 04回 {+1週目} [96位] ガールズルール (2013/07/03)
07枚目 00回 {-----} [圏外] バレッタ (2013/11/27)
08枚目 20回 {-1週目} [8位] 気づいたら片想い (2014/04/02)
09枚目 00回 {-----} [圏外] 夏のFree&Easy (2014/07/09)
10枚目 17回 {-2週目} [15位] 何度目の青空か? (2014/10/08)
11枚目 06回 {+3週目} [63位] 命は美しい (2015/03/18)
乃木坂に対する一般層の関心を当てに出来なければ、コアファンを中心とした握手会人気が、当面、「鳥居坂46」を支える基盤になるでしょう。
しかし、乃木坂46が、AKB48Gのファンを、「再吸収」して握手会人気を上昇させてきた面があるように、「鳥居坂46」に、乃木坂46のコアファンが流れて行くかもしれない。
とくに、アンダー回数の少ない1期や2期など、知名度が低く、CDセールスが伸び悩んでいるメンバーが、新グループの発足によって、より厳しい状況に陥る危険があります。
CDセールス、ダウンロード配信、有線リクエスト、テレビ視聴率、CM起用など、現在、多くの指標が、AKB48Gと乃木坂46に対する関心度全体が減少傾向にあることを示しており、アイドルグループ間で、パイの分捕り合戦が起こっていると見ていい。
とくに、握手会を支えるコアファンの争奪戦は、オリコンの数字を大きく左右するもので、現在のところは、乃木坂46がやや優勢になって、好調なCDセールスを維持していますが、パイ全体が増えている様子はありません。
パイがジリジリと縮小する中、新潟のNGTに加えて、東京、しかも、乃木坂のすぐ隣に、新しい握手会系アイドルグループを作るのは、非常にリスキーな拡大路線だと思います。
新グループの創設は、さらに、別の問題を孕んでいます。
AKB48Gと乃木坂46の楽曲は、すべて秋元康氏が作詞を担当して、制作の中心になっています。
しかし、近年、あまりに作るべき楽曲数が多くなっていて、音楽的なクオリティの低下が懸念されます。
12枚目表題曲「太陽ノック」も、歌詞を作り込む必要のある、抑揚や変調を多用するメロディではなく、単調な曲になっていて、スポ根ドラマの主題歌という理由で片付けていいものかどうか、聴いてて戸惑う部分があります。
「鳥居坂46」が誕生して、CDデビューとなると、さらに秋元氏が作らなければならない楽曲の数が増えるわけで、果たして、多くの人の心に届くような、良曲が生み出せるのか、制作システムとして疑問を感じます。
さらに、もう一つの問題点は、アンダー曲、アンダーライブ、『じょしらく』、ユニット活動、ネット番組テレビラジオへの出演など、非選抜メンバーにあれこれ機会を設けている乃木坂ですら、選抜に仕事が偏り過ぎて、37人全員の才能を、十分生かし切ることが出来ていません。
とくに2期メンバーは、「皆で育てて下さい」との手紙まで付けて、運営が7th選抜のセンターに大抜擢した堀未央奈ですら、12枚目でアンダーに行かされ、現在までに選抜入りしたのは、堀ちゃんに加えて、北野日奈子、相楽伊織、新内眞衣の4人だけです。
さらに、2期の半数以上を占めていた、個人ブログすら持てない研究生6人が、正規に昇格したのはたった4ヶ月前で、オーディション合格以来、長期に渡って担当楽曲がなく、握手会が主要な仕事という日々を送っていました。
ファンやメディアからのニーズが劇的に拡大することはあり得ないので、「鳥居坂46」のオーディション合格者が、乃木坂2期メンバーと同じ経験をする可能性は、むしろ高いと見た方がいい。
AKB48Gと外仕事の種類や枠が被ることが少なくない中、「鳥居坂46」が誕生して、事実上の3期加入となり、乃木坂の総人数がさらに増えたら、メンバー間の競争が一層激しさを増し、今まで以上に、多くの人が延々と仕事を待ち続ける状況に陥ってしまいます。
これは、AKB48Gで現在起こっているような大量卒業のまさに主原因であって、乃木坂も、「グループ化」すれば、同じ環境に近づくのは避けられません。
「鳥居坂46」が握手会を行なわない、乃木坂46とは全く別コンセプトのグループであれば、話は違ってきます。
しかし、「冠番組」や「ライブ」など、漏れ出てくる断片的な情報からは、いわゆる握手会系のアイドルグループである可能性は高い。
そして、運営の目的が、乃木坂のCDセールスを、2グループによる「合同握手会」によって、ミリオンに押し上げることにあるのではないか、そんな疑念が頭から去りません。
つまり、「鳥居坂46」の設立は、優れた芸能タレントの発掘を目指す以上に、握手会スターの早期育成を意図しているのではないかという懸念です。
新グループが誕生すれば、運営は新しいマネージャーが必要となり、新しいチーフマネージャーや新しい委員長も置いた方がいいかもしれない(笑)。
つまり、組織にとっては、ポジションが増えるチャンスであるけど、ニーズがないのに、供給を増やすのは、結局、組織にとって宜しくない。
商売を始める際、需給バランスを考えるのは、当たり前のことなので、プロである乃木坂運営は、十分に勝算があるから、新グループ設立に踏み切ったと考えるのが普通です。
しかし、ソニーは、優秀な人間ばかりが集まっている筈の大企業なのに、信じられない額まで赤字をこじらせてしまったわけで、運営の「勝算」を素直に信じる気にはなりません。
まあ、今さら、何を言っても無駄という気はしますが(笑)。
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
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7月4日(土) 10 : 30 ~ 11 : 00 TBSチャンネル (再放送)
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12枚目シングル表題曲「太陽ノック」に続いて、TypeC収録のアンダー曲「別れ際、もっと好きになる」とセブンイレブン盤限定曲「羽の記憶」が、金曜夜にラジオで音源公開。
昨日土曜は、『じょしらく』チーム「ら」の最終公演をライブビューイングで鑑賞し、帰宅後、TBS『音楽の日』における「太陽ノック」のステージを録画でチェック。
最近、次々に情報が出てきて、整理するのも一苦労だなあと思っていた矢先、今朝、眠気まなこに、いきなり「乃木坂46に続く坂道シリーズ」の文字が。
グループ名を読んだとき、一瞬、「出川哲郎が宇宙人に捕獲!」的な冗談かと思ったけど(笑)、乃木坂公式サイトに、メンバー募集の告知がデカデカと載っていて、一気に目が覚めました。
やるようですね、本気のマジで、
「鳥居坂46」を。
新グループに関する詳細な情報は出てないですが、秋元康氏がプロデュースする以上、アイドルグループであることは間違いないでしょう。
であれば、そこから現時点での個人的感想を述べることは出来ます。
最初に言いたいのは、今、姉妹的な新グループを創設するのは、極めて危険な拡大路線ということです。
乃木坂46は、2011年8月に「AKB48の公式ライバル」という触れ込みで誕生しました。
この時期の発足は、乃木坂にとって、「ソニー」が関わるアイドルという以上に、大きな追い風になった可能性があります。
次の表は、AKB48のCDセールスの変遷を示しています。
(表1) AKB48歴代シングルのオリコン第1週と累計
凡例
総選挙サイクル記号 : オリコン初動 [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「現在の累計」は、2015年06月29日付[06/15(月)~06/21(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。
2010年度
A 16枚目:051 [074] 2010/05/26「ポニーテールとシュシュ」
B 17枚目:053 [088] 2010/08/18「ヘビーローテーション」
C 18枚目:083 [104] 2010/10/27「Beginner」
D 19枚目:060 [069] 2010/12/08「チャンスの順番」
E 20枚目:094 [108] 2011/02/16「桜の木になろう」
2011年度
A 21枚目:133 [161] 2011/05/25「Everyday、カチューシャ」
B 22枚目:135 [163] 2011/08/24「フライングゲット」
C 23枚目:130 [146] 2011/10/26「風は吹いている」
D 24枚目:120 [130] 2011/12/07「上からマリコ」
E 25枚目:129 [144] 2012/02/15「GIVE ME FIVE!」
2012年度
A 26枚目:162 [182] 2012/05/23「真夏のSounds good!」
B 27枚目:118 [132] 2012/08/29「ギンガムチェック」
C 28枚目:113 [126] 2012/10/31「UZA」
D 29枚目:107 [121] 2012/12/05「永遠プレッシャー」
E 30枚目:104 [113] 2013/02/20 「So long!」
2013年度
A 31枚目:176 [196] 2013/05/22「さよならクロール」
B 32枚目:133 [155] 2013/08/21「恋するフォーチュンクッキー」
C 33枚目:120 [129] 2013/10/30「ハート・エレキ」
D 34枚目:103 [109] 2013/12/11「鈴懸の木(略)」
E 35枚目:109 [115] 2014/02/26 「前しか向かねえ」
2014年度
A 36枚目:166 [178] 2014/05/21「ラブラドール・レトリバー」
B 37枚目:101 [106] 2014/08/27「心のプラカード」
C* 38枚目:113 [120] 2014/11/26「希望的リフレイン」
D* 39枚目:100 [104] 2015/03/04「Green Flash」
2015年度
A 40枚目:167 [178] 2015/05/20「僕たちは戦わない」
乃木坂が結成された2011年8月は、AKB48が、22枚目「フライングゲット」をリリースした月です。
その前年、2010年に、16枚目「ポニーテールとシュシュ」と17枚目「ヘビーローテーション」で本格的ヒットに辿り着いたAKB48は、18枚目「Beginner」で初めてミリオンセラーを叩き出します。
そして、20枚目「桜の木になろう」が2枚目のミリオンセラーとなった後、上表のように、21枚目「Everyday、カチューシャ」と22枚目「フライングゲット」が、連続で第1週ミリオンを達成、AKB48の人気は不動のものになっていきます。
つまり、乃木坂46が生まれた2011年8月は、AKB48のいわば絶頂期であり、だからこそ「公式ライバル」という言葉が、一般層にもインパクトを持って響く素地がありました。
実際、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」に収録された「会いたかったかもしれない」は、2012年1月の有線問い合わせランキングで1位となり、乃木坂46への関心の高さが窺えます。
また、2012年2月22日(水)に発売されたこのシングルは、表題曲「ぐるぐるカーテン」が、「明治手づくりチョコレート」のテレビCMソングに採用され、大手チョコレート会社のバレンタインデー商戦の主力イメージを担うことになる。
新人アイドルとしては、破格の待遇だったと言えるでしょう。
AKB48の人気がもっとも勢いを増していた頃、「公式ライバル」という「反作用」を利用する形で、乃木坂46はロケットスタートに成功した面があります。
その後、48Gとは異なる、楽曲、ダンス、ファッション、MVを通して人気を徐々に上昇させ、やがて、4枚目「制服のマネキン」と5枚目「君の名は希望」に辿り着き、乃木坂独自のファンを獲得していきます。
6枚目「ガールズルール」以降は、握手会人気を軸に、CDセールスを伸ばす戦略に傾倒、「右肩上がり」のオリコン売り上げが、グループの特徴となり、10枚目「何度目の青空か?」と11枚目「命は美しい」は、連続で累計60万枚を越えるCDセールスとなっています。
(表2) 乃木坂46歴代シングルのオリコン第1週と累計
凡例
シングル番号 : オリコン初動 [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「現在の累計」は、2015年06月29日付[06/15(月)~06/21(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。
01枚目 : 13.6 [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 [61.6] 2015/03/18「命は美しい」
では、「鳥居坂46」が結成される2015年の夏、つまり現在、AKB48はどうなっているかというと、(表1)のように、2014年度、薄氷のミリオンが続き、年間のシングルリリースは、従来の5枚から4枚に減らさざるを得なくなっています。
また、看板イベントである「総選挙」は、投票券付きCDの店頭販売と開票イベント中継番組の瞬間最高視聴率が、2014年、2015年と、2年連続で下落、一般層やライトファンがAKB48Gから離れつつあることを窺わせます。
さらに深刻なのは、個別握手会のセールス効率が年々低下していることです。
今年の総選挙投票券付きシングルは、個別握手会の総部数を、昨年の2倍以上にまで増やしたにも関わらず、第1週の売り上げ枚数は6%の伸びに留まり、コアファンの勢いが頭打ちになっていることを示唆しています。
一般層、ライトファン、コアファンのあらゆるレベルで、人気の陰りがいよいよ顕著になってきた感があります。
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「鳥居坂46」は、2011年の夏に乃木坂46がスタートダッシュの切っ掛けにしたような、アイドル界の盛り上がりは期待出来ません。
唯一の頼みは、乃木坂46への関心度ですが、本格的なヒット曲がない中、その「姉妹グループ」あるいは、「ライバルグループ」といった触れ込みで、一般層の注目を惹き付けるのは、なかなか難しい。
以下は、有線ランキングの成績です。
有線ランクを上げるプロモーションをするかどうかで、順位は大きく変わります。
しかし、誰もが知っている人気のある曲は、自然と上位に食い込むわけで、乃木坂に本格的なヒット曲がないことを示す数字と言わざるを得ません。
(表3) 乃木坂46歴代シングル表題曲の有線ランキング
凡例
シングルNo. 有線ランクイン回数 {初登場が発売何週目か} [最高順位] 曲名 (発売日)
01枚目 07回 {+1週目} [54位] ぐるぐるカーテン (2012/02/22)
02枚目 08回 {-2週目} [44位] おいでシャンプー (2012/05/02)
03枚目 07回 {+2週目} [69位] 走れ!Bicycle (2012/08/22)
04枚目 07回 {+1週目} [66位] 制服のマネキン (2012/12/19)
05枚目 03回 {+2週目} [112位] 君の名は希望 (2013/03/13)
06枚目 04回 {+1週目} [96位] ガールズルール (2013/07/03)
07枚目 00回 {-----} [圏外] バレッタ (2013/11/27)
08枚目 20回 {-1週目} [8位] 気づいたら片想い (2014/04/02)
09枚目 00回 {-----} [圏外] 夏のFree&Easy (2014/07/09)
10枚目 17回 {-2週目} [15位] 何度目の青空か? (2014/10/08)
11枚目 06回 {+3週目} [63位] 命は美しい (2015/03/18)
乃木坂に対する一般層の関心を当てに出来なければ、コアファンを中心とした握手会人気が、当面、「鳥居坂46」を支える基盤になるでしょう。
しかし、乃木坂46が、AKB48Gのファンを、「再吸収」して握手会人気を上昇させてきた面があるように、「鳥居坂46」に、乃木坂46のコアファンが流れて行くかもしれない。
とくに、アンダー回数の少ない1期や2期など、知名度が低く、CDセールスが伸び悩んでいるメンバーが、新グループの発足によって、より厳しい状況に陥る危険があります。
CDセールス、ダウンロード配信、有線リクエスト、テレビ視聴率、CM起用など、現在、多くの指標が、AKB48Gと乃木坂46に対する関心度全体が減少傾向にあることを示しており、アイドルグループ間で、パイの分捕り合戦が起こっていると見ていい。
とくに、握手会を支えるコアファンの争奪戦は、オリコンの数字を大きく左右するもので、現在のところは、乃木坂46がやや優勢になって、好調なCDセールスを維持していますが、パイ全体が増えている様子はありません。
パイがジリジリと縮小する中、新潟のNGTに加えて、東京、しかも、乃木坂のすぐ隣に、新しい握手会系アイドルグループを作るのは、非常にリスキーな拡大路線だと思います。
新グループの創設は、さらに、別の問題を孕んでいます。
AKB48Gと乃木坂46の楽曲は、すべて秋元康氏が作詞を担当して、制作の中心になっています。
しかし、近年、あまりに作るべき楽曲数が多くなっていて、音楽的なクオリティの低下が懸念されます。
12枚目表題曲「太陽ノック」も、歌詞を作り込む必要のある、抑揚や変調を多用するメロディではなく、単調な曲になっていて、スポ根ドラマの主題歌という理由で片付けていいものかどうか、聴いてて戸惑う部分があります。
「鳥居坂46」が誕生して、CDデビューとなると、さらに秋元氏が作らなければならない楽曲の数が増えるわけで、果たして、多くの人の心に届くような、良曲が生み出せるのか、制作システムとして疑問を感じます。
さらに、もう一つの問題点は、アンダー曲、アンダーライブ、『じょしらく』、ユニット活動、ネット番組テレビラジオへの出演など、非選抜メンバーにあれこれ機会を設けている乃木坂ですら、選抜に仕事が偏り過ぎて、37人全員の才能を、十分生かし切ることが出来ていません。
とくに2期メンバーは、「皆で育てて下さい」との手紙まで付けて、運営が7th選抜のセンターに大抜擢した堀未央奈ですら、12枚目でアンダーに行かされ、現在までに選抜入りしたのは、堀ちゃんに加えて、北野日奈子、相楽伊織、新内眞衣の4人だけです。
さらに、2期の半数以上を占めていた、個人ブログすら持てない研究生6人が、正規に昇格したのはたった4ヶ月前で、オーディション合格以来、長期に渡って担当楽曲がなく、握手会が主要な仕事という日々を送っていました。
ファンやメディアからのニーズが劇的に拡大することはあり得ないので、「鳥居坂46」のオーディション合格者が、乃木坂2期メンバーと同じ経験をする可能性は、むしろ高いと見た方がいい。
AKB48Gと外仕事の種類や枠が被ることが少なくない中、「鳥居坂46」が誕生して、事実上の3期加入となり、乃木坂の総人数がさらに増えたら、メンバー間の競争が一層激しさを増し、今まで以上に、多くの人が延々と仕事を待ち続ける状況に陥ってしまいます。
これは、AKB48Gで現在起こっているような大量卒業のまさに主原因であって、乃木坂も、「グループ化」すれば、同じ環境に近づくのは避けられません。
「鳥居坂46」が握手会を行なわない、乃木坂46とは全く別コンセプトのグループであれば、話は違ってきます。
しかし、「冠番組」や「ライブ」など、漏れ出てくる断片的な情報からは、いわゆる握手会系のアイドルグループである可能性は高い。
そして、運営の目的が、乃木坂のCDセールスを、2グループによる「合同握手会」によって、ミリオンに押し上げることにあるのではないか、そんな疑念が頭から去りません。
つまり、「鳥居坂46」の設立は、優れた芸能タレントの発掘を目指す以上に、握手会スターの早期育成を意図しているのではないかという懸念です。
新グループが誕生すれば、運営は新しいマネージャーが必要となり、新しいチーフマネージャーや新しい委員長も置いた方がいいかもしれない(笑)。
つまり、組織にとっては、ポジションが増えるチャンスであるけど、ニーズがないのに、供給を増やすのは、結局、組織にとって宜しくない。
商売を始める際、需給バランスを考えるのは、当たり前のことなので、プロである乃木坂運営は、十分に勝算があるから、新グループ設立に踏み切ったと考えるのが普通です。
しかし、ソニーは、優秀な人間ばかりが集まっている筈の大企業なのに、信じられない額まで赤字をこじらせてしまったわけで、運営の「勝算」を素直に信じる気にはなりません。
まあ、今さら、何を言っても無駄という気はしますが(笑)。
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