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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

専属モデル決定で見えた川後陽菜の「話題力」、「鳥居坂46」を目指す人は乃木坂の4年間を参考に [01Jul15]

2015-07-01 16:00:00 | 芸能
[映画] 『アイズ』全国ロードーショー中
6月6日(土)からイオンシネマ板橋ほか各地の映画館
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
追加上映されるイオンシネマ新百合ケ丘の公式サイト
秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
舞台挨拶の情報

[舞台] 『ヴァンパイア騎士-Revive-』 Supported by 青山メインランドが上演中
7月1日(水) ~ 5日(日) あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
若月佑美が主演する舞台。
ネルケプランニングの『ヴァンパイア騎士』公式サイト

[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が7月10日(金)から全国ロードショー
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール

[地デ] 『初森ベマーズ』が7月10日(金)深夜に放送開始
7月10日(金) 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』初回
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。毎週金曜日深夜に放送。
テレビ東京の番組公式サイト

[舞台] 【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム- が7月12日(日)から上演開始
東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
ネルケプランニングの『帝一の國』公式サイト


乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組

[地デ] 土曜正午から
7月4日(土) 12 : 00 ~ 日テレ『THE MUCIS DAY 音楽は太陽だ』
日本テレビ系の11時間に渡る生放送大型音楽番組に乃木坂46が出演。総合司会は嵐の櫻井翔。
日テレの番組公式サイト
ナタリーの関連記事

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



川後陽菜の「Popteen」専属モデル決定、良かったですね。

川後陽菜の2015/06/29_00:30ブログ

前田希美との対決企画を経ての快挙で、獲得票数が多かっただけでなく、何と言っても、「Popteen」が売れたのだと思います。

人気モデルの条件は、着た服が話題となり、どんどん売れることだけど、雑誌自体のセールスアップは、編集部が一番望んでいることです。

今回の対決が反響を呼び、販売部数が伸びたことが、専属モデルの決め手になったんじゃないでしょうか。

実際、この号の「Popteen」、私も1冊、買いました(笑)。


西武ドームの『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』では、ライブの休憩時間を利用して、すでに「Ray」の専属モデルとして活躍している白石麻衣に加えて、新たに専属が決まった「nonno」の西野七瀬、「CanCam」の橋本奈々未と松村沙友理、「CUTiE」の齋藤飛鳥が、それぞれのモデルとして登場しました。

ただ、各雑誌が提唱するファッションに身を包み、5人が花道をウォーキングするだけなら、ファンに対する、ちょっとしたお披露目に過ぎないけど、最後に、「フリーモデル」の川後陽菜が登場、全員を率いて退場することで、大きなオチが付いて、会場が一気にヒートアップして、「ショー」として完成しました。

一つのイベントに、バラエティ色を持たせ、エンターテイメント化することに関して、川後陽菜は素晴らしい才能を持っていて、「NOGIBINGO!4」のモデル企画でも、「今ならタダです!」という珠玉の迷言を生み出して(笑)、大いに番組を盛り上げています。


「Popteen」の編集部が、川後陽菜に目をつけ、前田希美とバトルさせる企画を考え出したのも、人々の注目を集める、彼女の「話題力」を期待してのことじゃないでしょうか。

公式ブログで乃木坂ファンに応援を呼びかけ、それに対して、相手側のファンがツイッターなどで前ノン支持を訴え、「Popteen」モデルも、自分の立場をコメント、それらを受けて、再度、川後さんがコメントを返して、どんどん盛り上がっていく。

紙面対決の余波が雑誌への関心度を高め、普段より多くの部数が売れるという、編集部にとって、願ったりかなったりの状況が出来上がる。


静かな水面に波紋を引き起こす、こういった能力は、タレントにとって極めて重要なのだけど、女性アイドルの場合は、控えめさや奥ゆかしさを求めるファンも多く、とくに乃木坂46のような、ガチの美少女清楚系グループでは、育てにくい面がある。

そんな中、川後陽菜は、バラエティにおいて、攻めの姿勢を貫ける貴重なキャラで、闘う清純派美少女アイドルという、不思議な立ち位置を獲得しつつある(笑)。

レギュラーで登場出来るメディアを持っているのは、タレントとして大きな強みなので、川後さんには、この「話題力」を生かして、今後も、モデルとして、そしてアイドルとして、大暴れして欲しいですね。


ところで、『NOGIBINGO!4』の企画で、星野みなみのモデル起用が決まった「Zipper」を買いに、先日、本屋へ行きました。

女性ファッション雑誌のコーナーで、「Zipper」がどこに置いてあるのか探していると、小学校4年生くらいの女の子が本棚を眺めて立っている、丁度前に、平積みされているのを発見。

「ん~、さすがに恥ずかしいな、このシチュエーションは」と、「Zipper」に手を伸ばすかどうか迷っていると、視線に気づいたのか、その少女が私を見て、「えっ?」と目を見開いて、驚いた表情を浮かべている。


そりゃそうでしょう、ティーンの女の子しか買わないような雑誌のコーナーを、完全に場違いなおじさんが、じっくり物色しているわけで。

「このままだと不審者に間違われてしまう」と危機感を覚えたので、意を決して、「失礼」と言いながら、少女が見つめる中、平積み「Zipper」の上から2冊目をすばやく引っこ抜いて、一目散にレジへ逃走しました(笑)。

乃木坂ファンをやるのも一苦労ですが、以前よりは、慣れてきた節があって、「ふ~、危なかった、ギリギリセーフだな」と妙な達成感を覚える自分が、ちょっと怖くなります(笑)。


71ページ目に1人大きく載っているみなみは、横浜っぽい雰囲気のマリンルックがよく似合っていて、普段の雰囲気とは異なるものの、小悪魔キュートといった感じで、べらぼうに可愛いです。

ちなみに、「デニムでボーイズMIXな着こなしがしたい」そうで、申し訳ない、専用辞書がないと解読出来ないっす。

まあ何はともあれ、みなみには、バク転の出来るモデル兼女優兼アイドルを目指して、頑張って欲しいです(笑)。

オフショットがみなみのブログに公開されているので、興味のある方は、のぞいてみて下さい。

星野みなみの2015/06/24_22:30ブログ



「鳥居坂46」について、秋元真夏が昨日のブログに、

不安はたくさんありますが
訪れるものを恐れても拒んでも
仕方ありません

と、正直な気持ちを綴っています。

秋元真夏の2015/06/30_00:30ブログ


新グループに関しては、活動内容はおろか、コンセプトや採用人数すら分からないので、乃木坂メンバーが不安を感じるのも当然だと思います。

現在の正直な気持ちを言葉にすることは、勇気と慎重さの要ることだけど、多くの乃木坂ファンが気にしているニュースなので、真摯に向きい合いたいとの思いから、「鳥居坂46」を取り上げ、ブログを書いたのでしょう。

さすがは秋元真夏と言うべきで、どんなテーマにも、正面から取り組む姿勢が、彼女の人気を支えている気がします。


個人的には、「鳥居坂46」が乃木坂46にどういう影響を与えるかということではなく、オーディション合格者が、後悔なく芸能生活を送れるかどうか、その点が現在、一番気になっています。

乃木坂46の1期2期オーディション合格者が、この4年間に経験したと同じことが、「鳥居坂46」メンバーにも起こる可能性があり、もちろん、明るく楽しいことは多いだろうけど、一方で、厳しい話も少なくない。

例えば、乃木坂に在籍しながら4年制大学を卒業したのは、新内眞衣1人だけで、それも2期生として、あまり忙しくなかった時期に、3・4年生だったことが幸いした面がある。

一方、大学に進学したものの、乃木坂と両立出来ず、グループを卒業せざるを得なかった、あるいは、大学を辞めざるを得なかったメンバーが何人もいます。

大学だけでなく、中学高校においても、乃木坂は、他の芸能事務所のタレントと比べて、学業と両立しやすい環境だとは、決して言えません。


さらに、ダンスや歌に秀でていれば、必ず抜擢されて、中核メンバーになれる保証はない。

かりに、グループ結成当初は、劇場での定期ライブを中心に、パフォーマンス重視の活動を行ない、歌とダンスの上手いメンバーが前に出ていても、1年後、2年後に大きな方針転換が行なわれる可能性は否定出来ません。

乃木坂46は、5枚目「君の名は希望」まで、楽曲イメージを重視して、選抜のトップメンバーを起用していましたが、6枚目「ガールズルール」以後は、握手会成績が選抜序列に色濃く反映されるシステムに変わっていきます。

つまり、乃木坂が業界屈指の握手会アイドルになったのは、6枚目以降であって、5枚目までは、握手会成績は、そこまで重視されていませんでした。

握手会が近づくと、そこで着るファッションの画像が、ブログを埋め尽くすようになったのは、この頃からです。

グループコンセプトの根幹に関わるような、基本方針の大転換が、乃木坂で実際に起こっているので、「鳥居坂46」で起こらないとは言えないんですね。


生駒里奈は、乃木坂2期生募集の際、オーディション参加者へ向けた文章の中で、「今の生活を捨てる覚悟」に触れていましたが、かりに、学校、部活、友情、恋愛と、多くのものを犠牲にしても、生駒里奈のような中核メンバーになれる人は極僅かです。

乃木坂1期は、4万人の中から、オーディションによって約40人が選ばれたけど、グループ初の単独主演映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』で、主役級として取り上げられているのは、白石麻衣、西野七瀬、生駒里奈、生田絵梨花、橋本奈々未の5人だけです。

合格率1千倍のオーディションを勝ち抜いても、乃木坂内でさらに熾烈な競争が続き、トップメンバーになれるのは、ほんの一握りということです。


AKB48Gや乃木坂46は、オーデョションでメンバーを少数に絞り込んで、じっくり時間とお金を掛けて育てるのではなく、合格者を多めに出し、グループ内競争によって、売れるメンバーを見極めていく方式なので、デビュー後も、選抜入りバトルを延々と強いられます。

学業との両立、パフォーマンス力が必ずも決め手にならない分かりづらい評価基準、途中で変更されるかもしれないグループの基本方針、絶えず競争に晒される人事システム。

こういった乃木坂のシビアな4年間を、十分に承知した上で、それでもチャレンジしたいと、納得してオーディションを受けた方が、「こんな筈ではなかった」と、あとあと後悔を感じる確率が低くなると思います。


AKB48の人気が長期低落期に入って久しく、それを凌駕するグループも出て来ない昨今、アイドル業界は、新規参入者は多いものの、全体として成長産業と呼べるかどうか疑問があります。

そういう時期に、アイドルという形態でデビューすることが良いのかどうか、その辺も考慮すべきポイントだと思います。

色々な事務所があり、いろいろな芸能ジャンルがある。

「今の生活を捨てる覚悟」があるのならば、その場所として「鳥居坂46」が最適なのかどうか、自分の得意分野やこれだけは捨てたくないものを見つめ直して、答えを出して欲しい。

乃木坂メンバーが経験したこの4年間は、答えを導くための、貴重な手掛かりになるかもしれません。


秋元真夏は、昨日のブログに、

正直乃木坂46も
まだまだ全く完全体ではないので

と書いています。

真夏さんのような安定した人気を誇る福神常連メンバーですら、見えない明日と闘っているわけで、2015年の日本で、アイドルを続けることの大変さが分かります。

歌とダンス、バラエティ、演技、握手会、ブログなどを通した発信。

どれをとっても、アイドルの活動は才能と相性が重要だと思います。

そして、何より、乃木坂46のようなグループが自分に合うのかどうか、「鳥居坂46」オーデョションへの参加を考えている方は、その辺を見極めることが、肝心じゃないでしょうか。

少なくとも、秋元真夏という人は、乃木坂の中に、自分と合う部分を見出し、それを伸ばす才能があったから、今、輝いているのだと思います。



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2014年7月 ~
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


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7月18日14:18 星野みなみ

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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