ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

10th選抜は一般アピール力を意識した歌ダンス志向センターも、厳然と貫かれた握手会主義 [04Aug14]

2014-08-04 22:00:00 | 芸能
まず、最新情報から。

伊藤かりんさん、おめでとう!

正規メンバーへ昇格です。

プリンシパルで主役の「ポリン姫」を獲得したとき、個人ブログがなくて、松村沙友理のブログを借りて、ファンに喜びの声を伝えるなど大変でしたが、これで情報をすぐに発信できますね。

本当は、昇格云々関係なく、研究生全員に個人ブログを認めるべきだと思うんですが、運営も意地になっているのか頑固です(笑)。

乃木坂公式サイトの関連ページ


それから、10枚目シングルの発売は10月8日(水)と発表されました。

選抜発表から9週プラス3日後、「お茶会」から15日後で、結局、ど真ん中の標準コースでした。

おそらく今週の木曜日から、個別握手会の応募が始まるのだと思います。

乃木坂公式サイトの関連ページ



いや~驚きました、生田絵梨花のセンター。

実力的には、センターになっても全然おかしくないんですが、大学進学と主演ミュージカルを同時にこなそうとしている時期に、抜擢されるとは思いませんでした。

9th選抜の「在任期間」はデビューシングルに次ぐ歴代2番目の短さ、新選抜「予想」の理想と現実 [29Jul14]』で述べたように、発表のときスタジオに来ている以上、選抜には入るだろうけど、さすがに2列目以降と思っていました。

選抜入りするだけでも大変な忙しさで、そんなことが実現したら「ミラクルガール」だと書いたら、なんとセンターになってしまって、もう「ウルトラガール」です(笑)。


しかし、10枚目シングルの制作、新曲キャンペーン、舞台「虹のプレリュード」、そして何よりいくちゃんの進学を考えると、スケジュール的に、あまりに無茶ぶり過ぎる抜擢じゃないかと心配です。

一番気になるのは、彼女の体で、絶対に怪我などないよう、運営は細心の注意を払って欲しい。

また、大学への進学も一生の問題で、万が一にも、勉強時間が取れず黄色信号が点灯するようなら、大幅に彼女の負担を減らすやり方で、運営は10枚目を進めていくべきだと思います。

生田絵梨花は、2年半に渡って、大変な努力をしながら、乃木坂の活動と高校の勉強を両立させてきたわけで、その成果として実現しつつある大学進学を、今回のセンター抜擢が断ち切ってしまうなんてこと、あってはならないでしょう。


私は、「ガールズルール」の選抜発表で、フロントを外れた生田絵梨花が、虚空を睨みながら、唇をかみしめ、懸命に堪えている姿に衝撃を受けて、それ以来、本当の意味で乃木坂ファンになったのだと思っています。

だから、生田絵梨花のセンター抜擢は、もの凄く嬉しい出来事なんですが、彼女がこれから直面する超ハードスケジュールを考えると、責任感の強さもかえって心配で、複雑な心境になります。

いくちゃん、センターや主演は大事だけど、本当に、無理しない範囲で、まあそれ自体が無理なんだけど(笑)、最後の最後は、自分の一番やりたいことを優先して、頑張って下さい。

(参考記事) 乃木坂の風 04Apr14 ~「乃木坂の風」終了のお知らせ


運営が、これほど過酷な負担を強いてまで、生田絵梨花を10枚目で乃木坂の看板に据えた理由は、後ほど考えるとして、まずは、10th選抜の選考において、握手会主義がどの程度適用されたかを見ていきましょう。

「速報」記事に載せた最新の売り上げ順位表を、以下に再掲します。

(表1) 9枚目「夏のFree&Easy」個別握手会第12次応募終了時点での推定売り上げ枚数による順位表と10th選抜の構成表

凡例
[順位] (完売部数/担当部数) メンバー名

# 表を見易くするため、順位、完売部数、担当部数の数字が1桁の場合は2桁目にゼロを入れている
# 同じ順位内での名前の記載順番に意味はない
# メンバー名に「*」が付いているのは二期生で、「*」のみは研究生、「*^」は正規メンバーであることを示す
# 10th選抜メンバーは、1列目青2列目緑3列目オレンジで示している

[01] (30/30) 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 秋元真夏 深川麻衣 桜井玲香 松村沙友理
[08] (28/30) 衛藤美彩
[09] (25/30) 若月佑美
[10] (04/29) 生駒里奈
[11] (03/30) 堀未央奈*^
[12] (02/30) 高山一実
[13] (01/28) 中田花奈
[14] (02/21) 永島聖羅
[15] (01/24) 斉藤優里
[16] (00/26) 井上小百合 齋藤飛鳥
[18] (01/21) 北野日奈子*^
[19] (00/22) 伊藤万理華 中元日芽香
[21] (00/20) 星野みなみ
[22] (00/16) 伊藤寧々 川後陽菜
[24] (00/15) 畠中清羅 新内眞衣*^
[26] (05/05) 松井玲奈
[27] (00/13) 能條愛未
[28] (00/12) 樋口日奈 和田まあや
[30] (00/10) 川村真洋 大和里菜 寺田蘭世* 鈴木絢音* 佐々木琴子* 伊藤純奈* 伊藤かりん* 米徳京花* 山崎怜奈*
[39] (00/09) 渡辺みり愛
[40] (00/06) 斎藤ちはる
[41] (00/04) 矢田里沙子* 相楽伊織*
[参加せず] 生田絵梨花

10th選抜
(3列目) 衛藤美彩(3)、若月佑美(8)、堀未央奈(4)、星野みなみ(8)、高山一実(10)、斎藤ちはる(1)
(2列目) 松村沙友理(10)、秋元真夏(7)、生駒里奈(10)、桜井玲香(10)、深川麻衣(8)
(1列目) 松井玲奈(2)、白石麻衣(10)、生田絵梨花*(9)、西野七瀬(10)、橋本奈々未(10)

# メンバー名のあとの(数字)は、10thを含めた選抜入りの回数


「1期10」に適用された厳密な握手会主義と「秋元真夏」という例外

フロントメンバー5人の中、「兼任」の松井玲奈と9枚目不参加の生田絵梨花を除く、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未の3人は、順位表のように30部全完売しています。

また、2列目メンバー5人では、松村沙友理、秋元真夏、桜井玲香、深川麻衣の4人がやはり30部全完売で、生駒里奈以外は握手会人気トップのメンバーです。

第12次応募までで、30部全完売を達成しているのはこの7人だけで、結局、全員が見事に1列目と2列目に収まっていることになります。

次の表は、全完売を達成した応募次数の早い順に、この7人を並べたものです。

(表2) 9枚目個別第12次応募終了時点での30部全完売メンバーの達成応募次数

06次:白石麻衣西野七瀬
07次:秋元真夏
08次:橋本奈々未深川麻衣
11次:桜井玲香
12次:松村沙友理


秋元真夏が7次、橋本奈々未が8次と、ここだけ順番が逆になっているけど、全体としては、達成応募次数の小さいメンバーが前の列に置かれるという、実に芸の細かい握手会主義的配慮が見られます(笑)。

10th選抜メンバーを運営が決定したのは、もっと前のことなので、達成応募次数順が、その頃は売り上げ枚数順だったと思いますが、だとしてもそんなに大きな差ではない筈で、乃木坂運営、神経質なまでに細かく握手会人気を選抜序列に反映させてきます。

ところで、昨夜の選抜発表で、フロント右端になった橋本奈々未が、「変わる」という言葉を口にしていました。

しかし、白石、西野、橋本の並びは、8枚目「気づいたら片想い」の選抜以来堅持されていて、今回も、白石と西野の間に生田が入ったので、一人分移動しただけで、従来の序列は変化してないように見えます。

列の端というのは、「崖っぷち」を連想させるからか(笑)、後列を否応なく意識させられる位置のようで、個人的に「変わった」と感じるのでしょうか。

3列目の高山一実が良い例で、列の中央にいるメンバーは毎回大きく変わっているのに、右端のかずみんだけは、7枚目、8枚目、9枚目と選抜入りして、今回も選ばれているのだから、決して「崖っぷち」のポジションじゃないと思いますよ(笑)。


一方、秋元真夏が「何で私がフロントじゃないの?」という気持ちになっても不思議ではない。

運営が、もっと大らかに握手会人気を選抜選考に反映させているなら別ですが、細部にまで厳しく売り上げ順を適用しているのだから、30部全完売を3番目の早さで達成した秋元真夏は、フロント入りするのが当然です。

7枚目「バレッタ」個別握手会で30部を全完売したのに、8枚目「気づいたら片想い」でまさかの3列目となるなど、握手会主義という物差しで選抜を測ったとき、秋元真夏だけは、なぜか主義から外れる「特例」にされるケースがあります。

(参考記事) 乃木坂の風 29Jan14 ~ 衛藤美彩と秋元真夏の起用法に見る「制御された握手会主義」、個別第11次後の分析

10th選抜は2列目の福神なので、8th選抜のときほど目立たないけど、本人にすれば大いに気になるでしょう。

とくに真夏さんは、向上心の塊のような性格で(笑)、加えて、優秀なストラテジスト、戦略家なので、すでに問題の本質を見抜いて、さっそく対策を講じ始めているようです。

上を目指すためには
何よりも足りていないダンスを
強化しなきゃいけないんだ!って
諦めかけていた自分に叩き込みました

(秋元真夏の10th選抜発表放送直後、2014/08/04_00:28のブログ)

さすがです、真夏さん、黒田官兵衛なみの洞察力です(笑)。


確かに、ダンスの強化はもの凄く効果的でしょう。

しかも、スキルレベルの高い、上手いダンスでなくとも、観客にアピールすることは可能です。

魅力的なダンスは、人が目を留めて見てくれるダンスであって、決して、イコール振りをキレイに踊れること、ではないと思います。

中途半端に上手いだけだと、観客は「うん、上手いね」でスルーするけど、いきなりステージで転けたり(笑)、何だこのリズム感は?といった独自の個性があれば、「上手いか下手か分からないけど、面白いなコイツ」と思って、注目してくれます。

ただ、そうは言っても、あまりに基礎が出来てなくて下手過ぎると、やはりスルーされてしまうので、一定以上のレベルにまでダンスの精度を上げることが、まずは重要じゃないでしょうか。


最近、松村沙友理が、ダンスが上手くなってきて、もともと派手なオーラと独自のリズム感があるので、ヘタウマで見ていて楽しいといった、さゆりんダンスを作れれば、ステージで大いに注目を集めて、乃木坂パフォーマンスの名物に出来るかもしれません。

真夏さんも、9枚目個人PV「秋元真夏のおじゃまサマー」で初っぱなから、強烈なダンスをぶっこんでましたが(笑)、いいですよ~、ダンス力を向上させながら、この秋元真夏感を大事にすれば、個性溢れるまなったんダンスを作れる可能性があります。

幸いなことに、「ずきゅ~ん」など、秋元さんは、オリジナルの優れた振り付けをすでに多く持っているので(笑)、前途は有望だと思います。

ちなみに、この個人PV、丁寧に作り込んでいる上、秋元真夏の魅力を上手く引き出していて、9枚目全作品中で一番気に入りました。

「続きを見たい」と感じるPVって、そうはないので、間違いなく傑作だと思います。


若月佑美の涙が示すもの

さて、10th選抜に話を戻すと、今回の発表で心に残ったのは、2列目から3列目となり、福神を外れた若月佑美の涙です。

後ろに下がるというのは、あれが良くなかった、こうすれば良かったと、いろいろ自分を責めたりして、責任感の強い人ほど厳しい感情を抱えてしまうのかもしれません。

握手会人気から見ると、上の順位表で8位の衛藤美彩と、9位の若月佑美は10福神に入る成績なんですが、松井玲奈と生田絵梨花がフロントとなり、生駒里奈が特別枠で11位から2列目に入ったので、3列目となってしまいました。

この二人に関しては、選抜の総人数や「兼任」など、外部事情で3列目になっている面が大きいと思います。

それでも、衛藤さんは、10月下旬から11月上旬、スパーエキセントリックシアターの舞台「Mr. カミナリ」への出演が決まっていて、まだ前向きな気持ちになる要素があるけど、若月さんは、「2LDK」以来、芝居やドラマの仕事があまり回ってきてないようで、そういう状況下での3列目なので、余計にキツいのかもしれません。


先日、大河ドラマ「軍師官兵衛」で主役を演じている岡田准一が、NHKのトーク番組に出て、10代の後半、V6に入った頃の話をしていました。

ダンスがあまり上手くなくて、レッスンのとき先生から、お前が一人で足を引っ張っていると、言われたこともあって、アイドルはもう20歳まで続けられないだろうと、自分で思っていたそうです。

しかし、演技は好きで、結局、21歳のときに初主演した「木更津キャッツアイ」(2002年)が評判を呼び、本格的に俳優としての道を歩き始めています。

私は、「SP 警視庁警備部警護課第四係」(2007年~2008年)での演技を見て、「雰囲気があって良い役者だな、岡田君は」と印象に残っていて、今回の「軍師官兵衛」も、味のある演技が魅力的です。

そして、彼の話で感心したのは、ダンスが上手く出来なくて苦しんでいた頃も、コンスタントに演技の仕事は貰っていたという部分で、さすがに、ジャニーズ事務所は、こういうところがしっかりしています。

タレントに何か秀でたものがあれば、それを伸ばすような仕事を、コツコツとやらせていくべきで、その積み上げがなければ、「木更津キャッツアイ」でのブレイクもなく、今の俳優岡田准一は生まれなかったでしょう。


若月佑美は、「2LDK」を見ても、間違いなく演技の才能を持っていて、しかも、桁違いのレベルです。

本人も、

女優という個人の夢も絶対に叶えたい。

(若月佑美の2014/08/04_10:00ブログ)

と今日のブログに書いていて、強い意欲を持っている。

これほどの才能と意欲を持ち、「2LDK」という素晴らしい実績があるのだから、運営は若月さんに、どんどんオーディションを受けさせて、ドラマや舞台の仕事を、端役でも何でも良いから、定期的にさせるべきです。

そういったコツコツした仕事が、乃木坂から大女優が出てくる可能性を開くわけで、それが出来ていないことこそが、アイドルの事務所として、ソニーがジャニーズの足元にも及ばない原因じゃないでしょうか。

正直、私は若月さんの演技が大好きで、また観たいんですよ、彼女の精緻だけど、とても艶のある演技を。

そう遠くない将来、若月佑美は再び舞台に上がると思いますが、そのときは絶対観に行きます(笑)。

(参考記事) 乃木坂の風 12Oct13 ~ 「処女なめんなよ!」、全身マヨネーズで女優若月佑美誕生!


生田絵梨花のセンターは「異例」の抜擢

これで生田絵梨花を除く「1期10」、つまり握手会スター9人の配置をチェックしたことになります。

やはり、かなり厳密に握手会主義が適用されていて、例外が「1期10」ではない生駒里奈の2列目と、生田絵梨花のセンターということになります。

生駒里奈に関しては、5枚目「君の名は希望」まで不動のセンターであったため、多くの楽曲パフォーマンスで中心的役割を果たしていて、現選抜でも過去の曲を歌う機会は多いので、外せないという事情があります。

もちろん、同じ理由で、白石麻衣、堀未央奈、西野七瀬のセンター経験者は、かりに握手会成績が芳しくなくても、選抜からはなかなか外せないでしょう。

また、生駒ちゃんは、チームB「兼任」というAKB48との「架け橋」であり、「総選挙」にも出て、14位で選抜入りした「功労者」でもあるので、握手会人気の順番を越えて、2列目に入っている面もあるかもしれません。


さて、いよいよ生田絵梨花ですが、彼女のセンターは、握手会主義を越えた「大抜擢」なんでしょうか。

いくちゃんは、9枚目個別握手会に参加しておらず、8枚目でも、個別は5会場の参加で、そのため最高6会場30部のところ、担当部数が25部となっていて、順位比較するのに相応しくない。

そこで、7枚目「バレッタ」の最終一個前応募である第13次受付終了時点での16位までの売り上げ順位表を見てみましょう。

(表3) 7枚目「バレッタ」個別握手会第13次応募終了時点での推定売り上げ枚数による16位までの順位表

凡例
[順位] (完売部数/担当部数, 推定売り上げ枚数) メンバー名

# 表を見易くするため、順位、完売部数、担当部数の数字が1桁の場合は2桁目にゼロを入れている
# 同じ順位内での名前の記載順番に意味はない
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入

[01] (30/30, 2.03) 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 秋元真夏
[05] (28/30, 2.02) 松村沙友理
[06] (28/28, 1.89) 桜井玲香 若月佑美
[08] (25/28, 1.88) 生田絵梨花 深川麻衣
[10] (23/28, 1.87) 高山一実
[11] (19/28, 1.83) 生駒里奈
[12] (26/26, 1.76) 衛藤美彩
[13] (07/26, 1.47) 中田花奈
[14] (15/22, 1.44) 堀未央奈
[15] (14/20, 1.31) 井上小百合
[16] (09/20, 1.23) 斉藤優里 齋藤飛鳥


生田絵梨花は、10枚目から3作前の7枚目「バレッタ」個別握手会において、28部を担当、完売25部で推定1万9千枚ほどを売り上げ、8位となっています。

他のセンター経験者を見ると、6枚目「ガールズルール」選抜でセンターとなった白石麻衣は、5枚目個別で当時の最高である25部を全完売するトップの人気を誇っていました。

また、8枚目「気づいたら片想い」と9枚目「夏のFree&Easy」でセンターだった西野七瀬は、7枚目、8枚目、9枚目の個別で、30部全完売を一番早く達成した人気No.1のメンバーです。

10枚目個別にいくちゃんが戻ってくると、2万枚近い売り上げアップが見込めるので、初動や累計の前作割れを防ぐのに、大きな役割を期待出来ますが、6th選抜の白石麻衣や8th選抜、9th選抜の西野七瀬のように、握手会人気でトップとは言えません。

歌やダンスの実力、プリンシパルなどで見せた演技、さらにはピアノの演奏など、何もかもがハイレベルである上、握手会人気でも「1期10」に入っているので、「大抜擢」という雰囲気はないですが、厳密な握手会主義の観点からすれば、異例の抜擢ではあります。


7th選抜で二期生の堀未央奈がセンターになったときは「大抜擢」と見られましたが、実は、堀ちゃん、6枚目の二期生ペア握手会で、一人桁違いの好成績を上げていて、当時、ほとんど無名だったこと考えると、急速に握手会スターに成長する可能性を秘めていました。

7枚目個別では、いきなり22部という大量の部数を担当させられたことからも、彼女をセンターにすることで、運営はCDセールスの大幅アップを狙っていたと思われます。

一方、「育てて下さい」という手紙を選抜発表のスタジオに送ってきたように、歌とダンスは、まだまだこれからという目で見ていたのでしょう。

そう考えると、今回の生田絵梨花は、6枚目から9枚目までと違って、握手会人気というより、パフォーマンス面での実力と人気を強く意識して、選ばれたセンターと言えるんじゃないでしょうか。


歌とダンスを意識したセンター人事の原因はスポンサー獲得能力の低下か

6枚目「ガールズルール」以降、初めての動きである、こういったパフォーマンス志向型のセンターによって、10th選抜には握手会主義の一部緩和という空気が漂っています。

運営がちょっとだけ主義を緩めた理由ですが、10th選抜の活動期間は、NHK紅白歌合戦の出場歌手選考がいよいよ佳境を迎える時期に重なっていて、乃木坂のパフォーマンスレベルを向上させて、紅白出場をアピールする意図はあると思います。

また、生田絵梨花は故佐久間正英氏の親戚で、彼の音楽的業績を紹介するNHKの特集番組に、いくちゃんが出演して、7枚目「バレッタ」収録個人PVである「君の名は希望」のピアノ弾き歌いが一部流されたり、佐久間氏による最後のプロデュース曲のレコーディングに参加する場面が出てきたり、かなりクローズアップされていました。

この手のつながりは、乃木坂をNHKにアピールする際、少なからぬ効果を期待出来るわけで、「今回は、あの生田が乃木坂のセンターなんですよ、ぜひ宜しくお願いします」なんて耳寄りな情報を、紅白の担当者に伝えられるのは大きいかもしれません(笑)。


しかし、冒頭に述べたように、多忙を極めるこの時期に、大きな追加負担を承知で生田絵梨花をセンターに据えたのは、紅白出場以上に、スポンサー獲得が念頭にあると思います。

9枚目「夏のFree&Easy」は、オリコン初動が初の前作割れとなったものの、それでも個別握手会で30万枚以上、全体では40万枚以上を売り上げ、CDセールスとしては申し分ない数字です。

これは、6枚目「ガールズルール」以降、センター人事を含めた選抜選考で、握手会主義を徹底させ、握手会に多くのファンを呼び込んだ「成果」と言っていいでしょう。

ところが、CDの売り上げ順にメンバーを前から並べるような選抜が続き、パフォーマンスやバラエティの能力が軽視されたため、握手会を盛況にするという内向きなアピールは強化されたけど、一般層への外向きなアピールが弱くなり、乃木坂の楽曲がだんだん社会に届かなくなっていった。

そして、7枚目表題曲「バレッタ」は有線ランキングが「完全圏外」となり、近年のAKB48グループでは、見たことのない異常事態が起こります。


そこで運営は、8枚目「気づいたら片想い」で、お金を掛けて大規模な新曲キャンペーンを行い、結果、ダウンロード数と有線リクエストは過去最高レベルの好成績を記録します。

しかし、安心して手綱を緩めたのか、9枚目表題曲「夏のFree&Easy」は、ダウンロード数が8枚目から大幅に下がり、有線ランキングは、発売3週目で未だ150位以内に登場せず、再び「完全圏外」の可能性が出てきました。

つまり、前作の徹底したプロモーションが、次シングルのセールス引き上げにつながっていないわけで、乃木坂が、握手会やモバメではなく、音楽に興味を持つような一般ファンを十分掴んでおらず、楽曲人気の脆弱性が露になってしまった。

また、表題曲のCMタイアップも、5枚目から9枚目まで行われず、一般へのアピール力が弱いアイドルに、スポンサーは付かないということなのかと、弱気になってしまいます。


さらに、楽曲セールス以上に気になるのが、冠番組である「乃木坂って、どこ?」です。

選抜メンバーはそのまま、「乃木どこ?」の出演メンバーとなりますが、握手会で人気のある人が、テレビで受けるとは限らないので、握手会主義を徹底させると、視聴者へのアピール力が弱くなっていきます。

しかも、アンダーや研究生がほとんど出演させて貰えない状態が長く続き、選抜以外にテレビ的に面白そうなメンバーがいても、番組に起用出来ず、視聴率を稼ぐ手足を自ら縛ってしまった。

最近はアンダーとの合同企画が多くなったりして、さすがに少し変わってきましたが、視聴率を上げるのは簡単ではないようで、このところ、番組スポンサーが、ソニー損保など、ほとんどソニーグループの企業になってしまって、以前のように、永谷園やKowaといった幅広い業種のスポンサーを呼び込めていないように見えます。

ソニーもそんなに余裕があるわけじゃないので、スポンサーが現れない状況が続くと、番組の打ち切りすらあり得ますが、現状を見ていると、いつまで続けられるのか、本気で心配になってきます。


パフォーマンスをするのであれば、歌やダンスが上手い人を前に出してチームを組むべきだし、バラエティをやるのであれば、しゃべれて面白いメンバーを中心に出演させるのが当たり前です。

この当たり前のことをやってこなかったため、乃木坂は音楽的にも、バラエティ的にも、発信力が低下してしまって、一般層の注目を集められず、スポンサーがなかなか見つけられない状況に落ち込んでしまっているんじゃないでしょうか。

9枚目「夏のFree&Easy」有線ランキングに完全圏外のおそれ、崩壊しつつある大規模握手会商法 [01Aug14]』で指摘したように、あくまでCDの「おまけ」として行われるのに、多額の開催費用が掛かる大規模握手会は、それ自体が、大きな利益を生むとは思えません。

やはり、グループを支援してくれるスポンサーを見つけることが不可欠で、スポンサーがなかなか現れないとなると、「乃木どこ?」を続けられなくなるなど、活動に本格的な支障が出てきて、グループとしてやって行けなくなるでしょう。


星野みなみと高山一実の例外的タレント性

10枚目シングルで、パフォーマンスを意識したセンターを抜擢したのは、乃木坂の楽曲を魅力的なものにして、外向きの発信力を回復させ、スポンサーを呼び込むことが狙いじゃないでしょうか。

そのためには、握手会主義を少し緩和しても、構わないという判断をしたのだと思います。

センター生田に加え、「緩和」のもう一つの例が星野みなみで、握手会成績は内緒だけど(笑)、図抜けたタレント性から、今や「乃木どこ?」に欠かせない存在となっていて、番組を面白くするためにも、選抜入りして欲しいということだと思います。

「乃木どこ?」のスタッフが、強く要望したようにも思えるんですが、どうなんでしょう(笑)。


また、高山一実もバラエティに絶対必要なメンバーで、本人は毎回、選抜入りに自信がなさそうに見えますが、まあ落とさないでしょう。

これだけ美人で、これだけスタイルが良くて、ここまでお笑いを追求するタレントって珍しいし(笑)、現に面白いのだから、そりゃ入れますよ、選抜に。

さらに、星野みなみと高山一実は、ダンスが上手いので、パフォーマンスを重視するとなると、必須のメンバーになって、さらに落とせません。

ただ、(表1)の順位表を見ると、高山一実と堀未央奈の3列目は、握手会主義的には妥当な配置で、選抜入りは当然ということになります。

結局、握手会主義から外れるのは、選抜に初めて入る斎藤ちはると、生田絵梨花のセンター、生駒里奈の2列目、そして星野みなみの3列目ということになります。

5枚目までのフロントである生田、生駒、星野がセンターラインに並んでいることが、10th選抜のパフォーマンス志向という雰囲気を盛り上げていますが、この三人と斎藤さん以外は、ほぼ厳密に握手会主義に従って並べられていて、基本方針は変わっていないことが分かります。


10枚目のパフォーマンス志向は覚悟の足りない運営「パフォーマンス」

10th選抜のセンターに生田絵梨花を選んだことには、パフォーマンス志向を感じるけど、結局、全体の構成を見てみると、ほとんどのメンバーを握手会人気の順に並べて、その隙間を縫うように、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみといった突出してダンスの上手いメンバーを入れているだけで、根本からパフォーマンス選抜を設計しようという発想がありません。

例えば、生田絵梨花を白石麻衣と西野七瀬の間に入れて、どんな「物語」が始まるんでしょう?

生田、生駒、星野のように年齢を揃えるなど、お互いの関係性を想起させやすいメンバー構成にする工夫が必要で、握手会人気トップ二人の間に、歌とダンスが上手いセンターを置いたというだけでは、登場人物はいるけど物語がない、メンバーはいてもチームがない、そういう状態になって、楽曲イメージが湧かないし、ダンスの和音的ハーモニーも生まれないでしょう。

生田絵梨花をセンターに起用するなら、フロントを全部入れ替えて、いくちゃんを巡る「物語」を作るべきです。

並びを見ただけで、自然と「物語」が始まるようなトップ3にしないと、センター交代の意味が薄まり、生田絵梨花の魅力を十分に引き出せません。


さらに、パフォーマンスを重視するのならば、伊藤万理華、川村真洋、中元日芽香を抜擢しないなんて考えられないし、背の低い星野みなみが3列目というのも話になりません。

もちろん、こういった抜擢をするには、握手会人気上位のメンバー何人かに、アンダーに行ってもらう必要があります。

歌やダンスのレベルは、メンバーによって厳然とした差があるので、かりに2チーム制にしたとしても、前に出られないメンバーやアンダーとなってしまうメンバーが出てくるのは致し方ないことです。

ダンスが上手くなくて、パフォーマンスでなかなか活躍出来なくても、岡田准一のように、自分がやりたいと思っている分野の仕事をコンスタントにこなせるのなら、乃木坂メンバーを続けていくモチベーションは、それほど下がらないでしょう。

歌唱力のある人が歌をうたい、ダンスが上手い人が踊り、演技に長けた人が芝居をやり、トークがこなせる人はバラエティに出る。

それぞれの得意分野で役割を分担しながら活動すれば、みんなで坂を上っていけるんじゃないでしょうか。

今回の選抜選考で問題なのは、パフォーマンスを意識している部分があるのに、それが中途半端で、依然として、握手会主義に囚われて、大胆な改革に踏み切れていないことです。


説得力のある「序列」が「役割」を生み、強いチームを作る

優れたエンターテイメントのためには、歌やダンスの序列はむしろ必要で、全員が平等にパフォーマンスというわけにはいきません。

しかし、「序列」があっても、それぞれのメンバーに「役割」があれば、チームとして上手く機能すると思います。

今の乃木坂に停滞感が付きまとうのは、序列だけがあって、役割がないからじゃないでしょうか。

握手会でCDを誰よりもたくさん売ることを夢見て乃木坂に入ったメンバーはいないので(笑)、握手会人気による序列は、歌やダンスによる序列のような説得力を持たず、メンバーを納得させる力が弱いのだと思います。

つまり、美しい歌声や魅力的なダンスを見せられると、「凄い!」と感心して、そのメンバーが自分より前列に抜擢されても、「自分も頑張ろう」と思えるけど、握手会で大人気だから抜擢されたとなると、「なんで?」という気持ちがどうしても出てくる。

10公演のライブを成功させた後のアンダーメンバーのブログが、充実感に溢れていたように、彼女たちは、エンターテイメントに大きな喜びと価値を感じる人々で、だからこそアイドルになろうと乃木坂に入ったわけです。

そのため、握手会主義に基づく選抜は、常に多くの不満を生み、メンバーがそれを受け入れて、その中で、自分独自の役割を見出そうという意欲を削いでしまう気がします。


握手会主義を本気で止めないと、スポンサーだけでなく、乃木坂の真の宝である、優秀なメンバーも失ってしまう可能性があります。

10枚目シングルでは、アンダーを選抜と同等の乃木坂第二チームと宣言して、収録楽曲をもっと多く担当させるような措置を講じないと、卒業ラッシュが起こりかねません。

歌とダンスを中心にして有効に機能するチームを作り、その中で各メンバーが腰を据えて、自分の役割を追求する。

涙を流す若月ではなく、後列からでもチーム全体を明るく照らす、そんな充実して輝く若月が見たい。

例えば、V6のステージみたいに、後ろで大河ドラマの人気主役が踊っていたら、すごいじゃないか(笑)。

運営は勇気を持って、大胆な改革に踏み込んで欲しいですね。


最後に、生田絵梨花の歩みを振り返る意味も込めて、過去のすべての選抜構成を表にしておきました。

これを眺めていると、秋元真夏のように、確かに言いたくなります。

お帰り、いくちゃん!

センター発表の直後は放心してたけど(笑)

(表4) 乃木坂46の歴代選抜のメンバー構成

#「*」は福神メンバー
# メンバー名は、前から見て左からの順に並べている

1st選抜 [3-4-9(16), 7福神]「ぐるぐるカーテン」
(3列目) 川村真洋、能條愛未、西野七瀬、齋藤飛鳥、斉藤優里、桜井玲香、井上小百合、中田花奈、市來玲奈
(2列目) 橋本奈々未*、松村沙友理*、白石麻衣*、高山一実*
(1列目) 生田絵梨花*、生駒里奈*(c)、星野みなみ*

2nd選抜 [3-4-9(16), 7福神]「おいでシャンプー」
(3列目) 岩瀬祐美子、市來玲奈、斉藤優里、生田絵梨花、井上小百合、星野みなみ、西野七瀬、畠中清羅、宮澤成良
(2列目) 橋本奈々未*、松村沙友理*、白石麻衣*、高山一実*
(1列目) 桜井玲香*、生駒里奈*(c)、中田花奈*

3rd選抜 [4-6-6(16), 7福神]「走れ!Bicycle」
(3列目) 斉藤優里、若月佑美、井上小百合、市來玲奈、伊藤万理華、深川麻衣
(2列目) 中田花奈、橋本奈々未*、白石麻衣*、松村沙友理*、西野七瀬*、高山一実
(1列目) 生田絵梨花*、生駒里奈*(c)、星野みなみ*、桜井玲香

4th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「制服のマネキン」
(3列目) 能條愛未、齋藤飛鳥、若月佑美、井上小百合、深川麻衣、市來玲奈、西野七瀬、高山一実
(2列目) 桜井玲香*、橋本奈々未*、白石麻衣*、松村沙友理*、秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花*、生駒里奈*(c)、星野みなみ*

5th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「君の名は希望」
(3列目) 伊藤寧々、中田花奈、井上小百合、西野七瀬、若月佑美、深川麻衣、永島聖羅、高山一実
(2列目) 桜井玲香*、橋本奈々未*、白石麻衣*、松村沙友理*、秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花*、生駒里奈*(c)、星野みなみ*

6th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「ガールズルール」
(3列目) 伊藤万理華、井上小百合、中田花奈、若月佑美、星野みなみ、秋元真夏、深川麻衣、斉藤優里
(2列目) 桜井玲香*、生田絵梨花*、生駒里奈*、西野七瀬*、高山一実*
(1列目) 松村沙友理*、白石麻衣*(c)、橋本奈々未*

7th選抜 [5-4-8(17), 8福神]「バレッタ」
(3列目) 伊藤万理華、衛藤美彩、齋藤飛鳥、秋元真夏、深川麻衣、中元日芽香、川後陽菜、高山一実
(2列目) 桜井玲香*、生田絵梨花*、生駒里奈*、若月佑美*
(1列目) 西野七瀬*、白石麻衣*、堀未央奈(c)、橋本奈々未*、松村沙友理*

8th選抜 [5-5-6(16), 5福神]「気づいたら片想い」
(3列目) 川村真洋、北野日奈子、樋口日奈、秋元真夏、和田まあや、高山一実
(2列目) 桜井玲香、若月佑美、生田絵梨花、松村沙友理、深川麻衣
(1列目) 堀未央奈*、白石麻衣*、西野七瀬*(c)、橋本奈々未*、生駒里奈*

9th選抜 [5-5-7(17), 10福神]「夏のFree&Easy」
(3列目) 衛藤美彩、井上小百合、斉藤優里、星野みなみ、大和里菜、堀未央奈、高山一実
(2列目) 若月佑美*、秋元真夏*、桜井玲香*、深川麻衣*、生駒里奈*
(1列目) 松井玲奈*、白石麻衣*、西野七瀬*(c)、橋本奈々未*、松村沙友理*

10th選抜 [5-5-6(16), 10福神]「タイトル未定」
(3列目) 衛藤美彩、若月佑美、堀未央奈、星野みなみ、高山一実、斎藤ちはる
(2列目) 松村沙友理*、秋元真夏*、生駒里奈*、桜井玲香*、深川麻衣*
(1列目) 松井玲奈*、白石麻衣*、生田絵梨花*(c)、西野七瀬*、橋本奈々未*


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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