今日の記事タイトルは、10枚目表題曲MVの感想ですが、その前に、金曜日に発表されたメンバー卒業に関する話を。
何でしょう、このヘビーな虚脱感は。
伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花の三人が乃木坂46を卒業すると発表されました。
市來玲奈卒業の際、学業や進路の問題から今後、卒業が相次ぐかもしれないと覚悟はしていました。
9枚目ではシングル制作期間のど真ん中に17日間22公演に及ぶ「16人のプリンシパル trois」を入れ、平日活動が制限される学生メンバーのことを考慮しないスケジュールとなった。
また、10枚目の選抜構成は、9枚目から継続の選抜常連メンバーがほとんどで、「新顔」は初選抜となる斎藤ちはるのみ。
2チーム制やユニット結成なども行なわれず、アンダーや研究生の置かれた状況を考えると、乃木坂を離れる決断をするメンバーが出てきておかしくなかった。
ただ、頭では分かっていても、こうやって具体的に話が出てくると、あまりにショックです。
伊藤寧々は、大人の色気と子どもっぽい可愛らしさが同居しているような飛び抜けた美貌と抜群の運動能力を持ち、選抜回数は少ないながら、非常に存在感のあるメンバーです。
「制服のマネキン」のパフォーマンスでは、ロンダートという体操の大技を披露してステージを盛り上げ、また、5月に放送された「関ジャニの仕分け∞ 第4回Y字バランス女王NO.1決定戦」に出場、身体能力の高さと小柄な可愛らしさを存分に発揮していました。
穏やかで優しい性格なのか、インタビューなどでは、恥ずかしそうにやや小声で話すことが多く、彼女の醸し出す柔らかい雰囲気が私は大好きで、ねねころのいない乃木坂なんて、想像したくないです。
矢田里沙子は、親しみやすい笑顔と滲み出るような色気を感じさせる美人で、確か短大2年生だと思います。
米徳京花は、来春高校進学の中学3年生で、「銀幕のスター」という言葉が浮かぶほど、スケールの大きな正統派の超美人です。
二人とも、これからの活躍が大いに期待出来る逸材で、1年半での卒業は、あまりに惜しい、惜し過ぎます。
10枚のシングルで、伊藤寧々が選抜入りしたのは、5枚目「君の名は希望」の1回、また3枚目「走れ!Bicycle」では、カップリング曲「涙がまだ悲しみだった頃」でアンダーセンターを務めています。
乃木坂の場合、シングル収録6曲の中、多くの場合、4~5曲は「選抜曲」で、選抜メンバーのみか、そこにアンダーメンバーがごく一部参加する程度です。
結局、アンダーメンバーが確実に担当出来るのは1曲だけで、MVへの出演も、センターかフロントにならなければ、ごく一瞬というのが普通です。
こういった選抜・福神による楽曲の総取りシステムのため、選抜に入れない状態が続くと、乃木坂活動の要であるシングル制作に事実上、ほとんど参加出来ず、グループの中心から遠ざかってしまう雰囲気になってしまいます。
やはり、多くの楽曲に参加することこそがメディア露出と知名度アップの決め手で、さらに歌やダンスのスキルアップにもつながっていくので、担当曲数が少ないというのは、タレントとして大変に厳しいことだと思います。
とくに、研究生は、アンダー曲にすら参加出来ないので、自分が芸能活動をしているという実感が、持てなくなる場合があるかもしれない。
さらに、おそらく、テレビ番組や映画のオーシデョンを、自由に受けることは出来ないだろうから、選抜回数の少ないメンバーの閉塞感は察して余りあります。
伊藤寧々は、ブログに
乃木坂46というブランドがあれば
ステージに立って歌って踊れて
ドラマや映画や雑誌やバラエティ番組に
出ることが出来る。
と書いています。
しかし、卒業した宮澤成良の最近の活躍を見ても、「乃木坂46というブランド」が自分に与えてくれるもののプラス面とマイナス面を、選抜回数の少ないメンバーは、絶えず突きつけられていると思います。
10th選抜発表では、3列目に下がった若月佑美が涙を浮かべながら、「自分が前に進んでいるのかどうか分からない」と語っていました。
選抜常連の若月でさえ、これだけの焦燥感を抱えているのだから、ねねころが
ただ、現状歳を重ねるにつれ将来のことも
具体的に考えるようになって
沢山沢山悩みました
となるのも、もっともです。
10枚のシングルCDで、選抜入りが1回というのは、経験したものでないと分からない、苦しい場面が何度もあった筈です。
伊藤寧々は、3年近く、そんな状況に置かれながらも、明日への希望を持って、乗り越えてきたわけで、彼女の乃木坂への思いを考えると、胸が詰まります。
一方、矢田さんと米徳さんは、来春、短大と中学を卒業するので、タレントとしての将来展望という問題に、進路という要素が加わり、期限付きの決断を迫られたことと思います。
これで乃木坂は有望なメンバーを一気に3人も失ってしまうことになります。
実は、金曜日に卒業発表をネットで目にしたのだけど、詳細を見る気になれなくて、今日初めて、公式サイトをのぞいて、三人のブログを読みました。
今まで乃木坂の大切なメンバーだった人たちが、グループを去っていく姿を目の当たりにすると、まだ9月なのに、秋風がやけに涼しく感じます。
アンダーであれ、研究生であれ、直接の「推し」でなくても、メンバーの大量卒業は、多くのファンの心理を冷え込ませ、乃木坂の人気を下げてしまう危険があります。
実際、AKB48Gでは、大島優子のようなトップメンバーだけでなく、中堅、研究生と、次から次へ発表されるメンバーの卒業が、ファンのモチベーションを下げ、人気低落の主原因になっているという声がある。
伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花、それぞれに事情があって卒業を決めるに至ったと思うけど、運営は、今のような握手会主義による選抜決定や選抜・福神による楽曲総取りシステムで本当に良いのか、しっかり検証をして欲しい。
現状を考えると、今後、新たな卒業が起こる可能性は、残念ながら、決して低くありません。
これ以上卒業が続くと、グループを巡るテンションが下がり、メンバーの卒業を切っ掛けに、ファンをやめる人が増えて、乃木坂の人気が致命的なダメージを受けかねません。
少なくとも、超多忙で新曲キャンペーンにすら参加出来ないことがある松井玲奈を選抜入りさせ、一方で、選抜回数の少ないアンダーや研究生には1枠しか与えないというやり方は、改めるべきでしょう。
「乃木坂って、どこ?」における10th選抜発表の際、選抜に入らなかったメンバーの表情には悲痛なものがありました。
この選考結果は多くのメンバーに対して、「乃木坂ブランド」に残留するべきかどうかという心の葛藤に、大きな影響を与えている気がします。
芸能界を眺めると、アイドルをやりながら、有名大学をちゃんと卒業する人も少なくないし、何か資格を取って、専門アイドルになる人だっている。
運営は、メンバーに乃木坂で活動し続けることを選んで貰えるよう、今一度、現在のやり方を見つめ直すべきだと思います。
新しくメンバーを応募しても、人気が出るには時間が掛かるけど、既存メンバーが卒業したら、1人であっても、ファンの大幅減少を覚悟しなければなりません。
世界のどこを探しても、伊藤寧々は一人しかいないのだから、乃木坂がねねころを失うということは、彼女しか持っていない魅力を失うことを意味し、その魅力に引かれていたファンを失う可能性がある。
どんなに大規模な新規オーデョションを行なっても、伊藤寧々の代わりは、絶対に見つけることは出来ません。
今いるメンバーは、選抜、アンダー、研究生を問わず、乃木坂の一番大事な宝ものだと思います。
伊藤寧々さん、矢田里沙子さん、米徳京花さん、これからの1ヶ月、乃木坂での最後の活動を存分に楽しんで下さい。
そして、その後、次へ向かって大きく羽ばたかれることを心から願っています。
乃木坂での活動、本当にお疲れさまでした。
乃木坂公式サイトの「伊藤寧々の卒業」に関する記事
乃木坂公式サイトの「矢田里沙子と米徳京花の卒業」に関する記事
伊藤寧々の2014/09/12 _6:24ブログ
10枚目アンダーの
アンダーライブではありますが
スタッフさんにお願いをして全日程
出させていただくことになりました。
私の最後の活動はアンダーライブになります。
ねねころは、アンダーライブ千秋楽である10月19日(日)の「スペシャル公演」が最後のようです。
矢田里沙子の2014/09/12_16:30ブログ
最後の10/18の横浜での握手会まで
どうぞよろしくお願い致します。
米徳京花の2014/09/13_00:00ブログ
私にとって、
10月18日の横浜での個別握手会が
乃木坂46としての最後の活動と
なります。
10月18日(土)は、9枚目「夏のFree&Easy」の最後の個別握手会ですね。
(参考記事) 市來玲奈の卒業から見えるもの、学業との両立問題が招く乃木坂の卒業ラッシュと人材不足 [22Jul14]
さて、気を取り直して(笑)、金曜日に公開された10枚目「何度目の青空か?」MVについて、感想を述べてみます。
卒業発表でMVをゆっくり楽しむ気分が吹き飛んでしまった感があるけど、この作品は、素晴らしいです。
MVを見てない方は、記事を読む前に、まずはご覧になることをお薦めします。
以後の文章に、幾つかのシーンの内容や私の感想が書かれていて、先入観を持ってMVを見るのはあまり宜しくないかと思いますので。
「何度目の青空か?」のYouTube公開MV
クリックするとすぐに動画が始まるので、音声などにご注意下さい
何と言っても、脚本が良い。
昨年まで女子高だった学校が共学となり、今年、そこに入学した、たった一人の男子高校生。
授業中小さな紙が回ってきて、何かと思ってみたら「チャックが開いてます」(笑)。
トイレに入ろうとしたら、女子トイレで、隣に行こうとしたらそこも女子トイレ。
慌てて、男子トイレを探しに、学校中を走り回るはめに。
教室で体操服に着替えようとしたら、女の子たちから出て行くように言われ、階段の踊り場で着替えるものの、女子の集団がやってきて、パンツ一丁で逃げ回ることに(笑)。
体育の授業では、女子が楽しくバスケをする横で、一人だけ柔道をさせられ、大柄な男性教師に寝技をかけられ悶絶。
こういうキツめのスポーツは、男の友だちが一緒だと心強くて頑張れるんだけど、一人で、しかも他は全員女子って、かなりツライと思う。
クラスの女の子は、彼に興味はあるものの、素直に話しかけられなくて、一方、男の子は、自分がのけ者にされていると疑い、やや拗ねた感じになってしまって(笑)、クラスから離れ、一人で弁当を食べ、休み時間も一人で空を眺めている。
思春期の高校生、たくさんの女の子の中に男の子が一人という設定は、エピソードを考えやすく、珍しくはない気がするけど、女性アイドルグループのMVに、その設定を持ってくるのは、大胆な発想だと思います。
どうしても男の子が主人公になって、メンバーは脇役になってしまうので、学園ものなら、「ガールズルール」MVのように、女の子同士の友情や葛藤を描くことが多いんじゃないかと。
しかし、アイドルのMVとしては型破りな設定ながら、女の子たちと男の子の間に生まれる微妙な感情を、日常のちょっとした出来事に笑いを絡めながら、深刻にならないタッチで、丁寧に描いて積み上げていくドラマ展開は秀逸です。
相当に力量のあるプロでないと出来ないレベルだと感じたのですが、監督である内田けんじ氏を調べてみて、納得しました。
実は、「アフタースクール」(2008)という映画を、以前、映画館で観たことがあります。
大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介といった華のある俳優たちが主役で、日常世界と壁1枚隔てて存在するちょっと怪しい裏世界を舞台に、伊武雅刀など個性派がパンチのある演技を繰り出し、独特の空気感の中、映画の魅力に酔いしれました。
この映画の監督・脚本が内田けんじ氏だったんですね。
確かに、コメディ風味を維持しつつ、スピーディで小気味の良い展開、結末の見えない物語、そして最後にどんでん返しがあったりして、脚本が重要な役割を果たす作品でしたが、当時は、誰が監督で、誰が台本を書いたのか、そこまでは気にしませんでした。
もちろん、エンドロールには名前が出てきて、それを観たと思うけど、かなりの映画通でなければ、出演俳優は確認しても、制作陣はなかなかチェックしませんよね、申し訳ないです(笑)。
「アフタースクール」は、第32回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞、その後、再び内田氏が監督・脚本を担当した「鍵泥棒のメソッド」(2012)も、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を始めとして、数多くの脚本賞を受賞したようです。
物語が生まれやすい思い切った場面設定とクスクス笑いを呼ぶような面白くてテンポの良い展開、「何度目の青空か?」MVには、「アフタースクール」に通じるテイストを感じます。
また、曲の詞とメロディは、出だし部分、低いキーによるやや暗い雰囲気で「僕」の苦悩が歌われ、それが徐々に明るく、高いキーによるアップテンポな調子となり、最後、解決編とも言うべき大団円風の晴れやかなフィニッシュを迎えますが、ドラマの展開も、その流れに沿った進行になっている。
男の子が、女子ばかりのクラスで疎外感を抱えた日々を送るなか、彼を心配そうに見つめる生田絵梨花の表情が何度かクローズアップされます。
高校を舞台にした物語部分とは全く別に、ステージ上でのダンスシーンが最初から挿入され、そこでは、いくちゃんがセンターという「主役」を務めていますが、ドラマでは、男子高校生が「主人公」となっている。
ところが、物語の最後、主人公と女子たちとの関係性が急激に変化、そして、それまで脇役だった筈の生田絵梨花が、一気に主役となる「転調」が起こり、楽曲も爽やかで壮大な世界に入っていく。
男の子の学校生活を緻密に描く手法に加え、音楽の「転調」と共に、脇役を主役に変えてしまう巧みな構成に、鳥肌が立つような、脚本の切れ味を感じます。
体育が終わった後、階段踊り場に畳んで置いてあった男の子の制服を、クラスの女の子たちが持ち去り、教室でうろうろ自分の服を探す彼の後ろに、男子の制服を着た西野七瀬がしらっと立っている。
やや度を越した、無邪気ないたずらですね(笑)。
ななせまるの服に気づいた男の子を見て、クラスの女子がみんなで笑う中、生田絵梨花がトントンと肩を叩いて、西野さんの制服を彼に差し出す。
そして、ちょっと笑いを含んだ目で、戸惑う男の子を見つめると、彼もニヤッと笑って、いくちゃんの意図を理解します。
曲の開始前と終了後に挿入された、主人公と別の学校に通う男友だちとの会話シーン以外、MVに一切台詞はなく、文字テロップもないので、このシーンでも目の動きだけの表現なんですが、いくちゃんはさすがに上手く、言わんとすることがよく伝わってくる。
そして、男の子がななせまるの制服を着て挑発、怒った西野に追いかけ回された挙げ句、最後に飛び蹴りをお見舞いされることに。
結局、この出来事が契機となって、男の子と女子の距離が縮まり、彼がクラスに溶け込むようになっていく。
憂鬱なスタートだった高校生活だったけど、主人公が周りの女子と心を通わすようになり、一緒に学校から帰ったり、色んなクラス行事を楽しみ、青い空が気持ち良く感じられる日々が訪れる。
曲調の変化に合わせて、物語世界の流れが変わり、音楽とドラマが見事に噛み合っています。
ななせまるの制服を男の子が着るあたり、どんでん返しとまではいかないけど、胸のすくような一発逆転の展開で、一歩間違えば、いじめになりかねないところが、いくちゃんの機転で、一気にクラスの雰囲気が変わっていく。
最後のシーン、クラスの女の子と一緒に写ったショットを見せられた男友達が、「お前、この子ばっかり撮ってるな」とスマホ画面を見せると、そこに窮地を救ってくれた生田絵梨花がアップで微笑んでいる。
生田絵梨花の優しさと美しさがパッと花開くようなシーンで、男子高校生が主人公だったのに、いくちゃんが一気に物語の中心に躍り出てきて、ダンスとドラマの両方で主役としての輝きを放つ。
ん~、見事な脚本です。
「ベン・ハー」(1959)という映画が、チャールトン・ヘストン演じるローマ時代のユダヤ人の半生を描きながら、「イエス・キリストの物語」という副題が付いているように、実は、救世主イエスの話でもある、そんなことを彷彿とさせる手法だと言ったら、言い過ぎでしょうか(笑)。
それにしても、この男の子、べらぼうに演技が上手いですね。
ドラマのほとんどが、彼の動きや表情の変化だけで進むので、そこがグズグズだと物語のベースが作れない。
加えて、主人公でありながら、最終的には、周りの乃木坂メンバーを引き立てる脇役としての働きを求められるわけで、目立ち過ぎてもいけないけど、大人し過ぎると、ドラマがつまらなくなる。
もの凄く難しいポジションですが、ハイレベルな次元で仕事をこなしていて、感心しました。
おそらく結構なイケメンだと思うけど、髪型や眼鏡で冴えない感じを作っていて、目を中心とした顔の表情と併せ、抜群に才能とセンスのある役者だと思います。
ドラマによる曲の途中ストップはなく、台詞や効果音が曲に被ることなく、文字テロップも曲中はなく、ダンスシーンを入れながら、音楽の尺に収まる物語にまとめられている。
MVの基本を踏まえた上で、練り込まれた脚本と質の高い演技で構成されていて、「何度目の青空か?」MVは、ドラマ系MVとしては、これ以上望めないくらいの傑作じゃないでしょうか。
とくに、日常的に起こるシーンが中心なので、飽きのこないドラマになっていて、何度も繰り返し観たくなるMVに仕上がっているのが良いですね。
実際、金曜日の公開以来、もう相当な回数観ていて、「何度目の再生か?」分からなくなっています(笑)。
これから多くの人の目に触れて、作品の評価が決まっていくと思いますが、個人的には、楽曲とメンバーの魅力を存分に引き出し、何度も観たくなる、最高レベルのMVであると感じました。
一つ要望を述べると、内田けんじ氏には、これからもぜひ乃木坂のMVを作って欲しい。
今回のMV制作で、何人かのメンバーの性格は監督に伝わったと思うので、次回は、そういった個々人の特徴を使った脚本を期待出来るのではないかと。
短い時間の中、しかも福神メンバーは何らかの形で登場させるという要求があるようで、乃木坂のMV制作は難しい仕事だと思いますが、これほど力量のある監督であれば、さらなる名作を生み出してくれそうで、楽しみにしています。
そうそう、途中から参加した星野みなみは、男子の制服を着て立っているななせまるの横で、最初から我慢出来ずに、少し笑っちゃってますね(笑)。
みなみは、ちょっとヌルい部分もあるけど(笑)、「シャキイズム」MVで見せたように、演技が上手くてセンスは抜群なので、主役級で起用すると面白いと思うのですが、監督、如何でしょう?。
乃木坂公式サイトの「何度目の青空か?」MV公開に関する記事
星野みなみの2014/09/13_23:06ブログ
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
何でしょう、このヘビーな虚脱感は。
伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花の三人が乃木坂46を卒業すると発表されました。
市來玲奈卒業の際、学業や進路の問題から今後、卒業が相次ぐかもしれないと覚悟はしていました。
9枚目ではシングル制作期間のど真ん中に17日間22公演に及ぶ「16人のプリンシパル trois」を入れ、平日活動が制限される学生メンバーのことを考慮しないスケジュールとなった。
また、10枚目の選抜構成は、9枚目から継続の選抜常連メンバーがほとんどで、「新顔」は初選抜となる斎藤ちはるのみ。
2チーム制やユニット結成なども行なわれず、アンダーや研究生の置かれた状況を考えると、乃木坂を離れる決断をするメンバーが出てきておかしくなかった。
ただ、頭では分かっていても、こうやって具体的に話が出てくると、あまりにショックです。
伊藤寧々は、大人の色気と子どもっぽい可愛らしさが同居しているような飛び抜けた美貌と抜群の運動能力を持ち、選抜回数は少ないながら、非常に存在感のあるメンバーです。
「制服のマネキン」のパフォーマンスでは、ロンダートという体操の大技を披露してステージを盛り上げ、また、5月に放送された「関ジャニの仕分け∞ 第4回Y字バランス女王NO.1決定戦」に出場、身体能力の高さと小柄な可愛らしさを存分に発揮していました。
穏やかで優しい性格なのか、インタビューなどでは、恥ずかしそうにやや小声で話すことが多く、彼女の醸し出す柔らかい雰囲気が私は大好きで、ねねころのいない乃木坂なんて、想像したくないです。
矢田里沙子は、親しみやすい笑顔と滲み出るような色気を感じさせる美人で、確か短大2年生だと思います。
米徳京花は、来春高校進学の中学3年生で、「銀幕のスター」という言葉が浮かぶほど、スケールの大きな正統派の超美人です。
二人とも、これからの活躍が大いに期待出来る逸材で、1年半での卒業は、あまりに惜しい、惜し過ぎます。
10枚のシングルで、伊藤寧々が選抜入りしたのは、5枚目「君の名は希望」の1回、また3枚目「走れ!Bicycle」では、カップリング曲「涙がまだ悲しみだった頃」でアンダーセンターを務めています。
乃木坂の場合、シングル収録6曲の中、多くの場合、4~5曲は「選抜曲」で、選抜メンバーのみか、そこにアンダーメンバーがごく一部参加する程度です。
結局、アンダーメンバーが確実に担当出来るのは1曲だけで、MVへの出演も、センターかフロントにならなければ、ごく一瞬というのが普通です。
こういった選抜・福神による楽曲の総取りシステムのため、選抜に入れない状態が続くと、乃木坂活動の要であるシングル制作に事実上、ほとんど参加出来ず、グループの中心から遠ざかってしまう雰囲気になってしまいます。
やはり、多くの楽曲に参加することこそがメディア露出と知名度アップの決め手で、さらに歌やダンスのスキルアップにもつながっていくので、担当曲数が少ないというのは、タレントとして大変に厳しいことだと思います。
とくに、研究生は、アンダー曲にすら参加出来ないので、自分が芸能活動をしているという実感が、持てなくなる場合があるかもしれない。
さらに、おそらく、テレビ番組や映画のオーシデョンを、自由に受けることは出来ないだろうから、選抜回数の少ないメンバーの閉塞感は察して余りあります。
伊藤寧々は、ブログに
乃木坂46というブランドがあれば
ステージに立って歌って踊れて
ドラマや映画や雑誌やバラエティ番組に
出ることが出来る。
と書いています。
しかし、卒業した宮澤成良の最近の活躍を見ても、「乃木坂46というブランド」が自分に与えてくれるもののプラス面とマイナス面を、選抜回数の少ないメンバーは、絶えず突きつけられていると思います。
10th選抜発表では、3列目に下がった若月佑美が涙を浮かべながら、「自分が前に進んでいるのかどうか分からない」と語っていました。
選抜常連の若月でさえ、これだけの焦燥感を抱えているのだから、ねねころが
ただ、現状歳を重ねるにつれ将来のことも
具体的に考えるようになって
沢山沢山悩みました
となるのも、もっともです。
10枚のシングルCDで、選抜入りが1回というのは、経験したものでないと分からない、苦しい場面が何度もあった筈です。
伊藤寧々は、3年近く、そんな状況に置かれながらも、明日への希望を持って、乗り越えてきたわけで、彼女の乃木坂への思いを考えると、胸が詰まります。
一方、矢田さんと米徳さんは、来春、短大と中学を卒業するので、タレントとしての将来展望という問題に、進路という要素が加わり、期限付きの決断を迫られたことと思います。
これで乃木坂は有望なメンバーを一気に3人も失ってしまうことになります。
実は、金曜日に卒業発表をネットで目にしたのだけど、詳細を見る気になれなくて、今日初めて、公式サイトをのぞいて、三人のブログを読みました。
今まで乃木坂の大切なメンバーだった人たちが、グループを去っていく姿を目の当たりにすると、まだ9月なのに、秋風がやけに涼しく感じます。
アンダーであれ、研究生であれ、直接の「推し」でなくても、メンバーの大量卒業は、多くのファンの心理を冷え込ませ、乃木坂の人気を下げてしまう危険があります。
実際、AKB48Gでは、大島優子のようなトップメンバーだけでなく、中堅、研究生と、次から次へ発表されるメンバーの卒業が、ファンのモチベーションを下げ、人気低落の主原因になっているという声がある。
伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花、それぞれに事情があって卒業を決めるに至ったと思うけど、運営は、今のような握手会主義による選抜決定や選抜・福神による楽曲総取りシステムで本当に良いのか、しっかり検証をして欲しい。
現状を考えると、今後、新たな卒業が起こる可能性は、残念ながら、決して低くありません。
これ以上卒業が続くと、グループを巡るテンションが下がり、メンバーの卒業を切っ掛けに、ファンをやめる人が増えて、乃木坂の人気が致命的なダメージを受けかねません。
少なくとも、超多忙で新曲キャンペーンにすら参加出来ないことがある松井玲奈を選抜入りさせ、一方で、選抜回数の少ないアンダーや研究生には1枠しか与えないというやり方は、改めるべきでしょう。
「乃木坂って、どこ?」における10th選抜発表の際、選抜に入らなかったメンバーの表情には悲痛なものがありました。
この選考結果は多くのメンバーに対して、「乃木坂ブランド」に残留するべきかどうかという心の葛藤に、大きな影響を与えている気がします。
芸能界を眺めると、アイドルをやりながら、有名大学をちゃんと卒業する人も少なくないし、何か資格を取って、専門アイドルになる人だっている。
運営は、メンバーに乃木坂で活動し続けることを選んで貰えるよう、今一度、現在のやり方を見つめ直すべきだと思います。
新しくメンバーを応募しても、人気が出るには時間が掛かるけど、既存メンバーが卒業したら、1人であっても、ファンの大幅減少を覚悟しなければなりません。
世界のどこを探しても、伊藤寧々は一人しかいないのだから、乃木坂がねねころを失うということは、彼女しか持っていない魅力を失うことを意味し、その魅力に引かれていたファンを失う可能性がある。
どんなに大規模な新規オーデョションを行なっても、伊藤寧々の代わりは、絶対に見つけることは出来ません。
今いるメンバーは、選抜、アンダー、研究生を問わず、乃木坂の一番大事な宝ものだと思います。
伊藤寧々さん、矢田里沙子さん、米徳京花さん、これからの1ヶ月、乃木坂での最後の活動を存分に楽しんで下さい。
そして、その後、次へ向かって大きく羽ばたかれることを心から願っています。
乃木坂での活動、本当にお疲れさまでした。
乃木坂公式サイトの「伊藤寧々の卒業」に関する記事
乃木坂公式サイトの「矢田里沙子と米徳京花の卒業」に関する記事
伊藤寧々の2014/09/12 _6:24ブログ
10枚目アンダーの
アンダーライブではありますが
スタッフさんにお願いをして全日程
出させていただくことになりました。
私の最後の活動はアンダーライブになります。
ねねころは、アンダーライブ千秋楽である10月19日(日)の「スペシャル公演」が最後のようです。
矢田里沙子の2014/09/12_16:30ブログ
最後の10/18の横浜での握手会まで
どうぞよろしくお願い致します。
米徳京花の2014/09/13_00:00ブログ
私にとって、
10月18日の横浜での個別握手会が
乃木坂46としての最後の活動と
なります。
10月18日(土)は、9枚目「夏のFree&Easy」の最後の個別握手会ですね。
(参考記事) 市來玲奈の卒業から見えるもの、学業との両立問題が招く乃木坂の卒業ラッシュと人材不足 [22Jul14]
さて、気を取り直して(笑)、金曜日に公開された10枚目「何度目の青空か?」MVについて、感想を述べてみます。
卒業発表でMVをゆっくり楽しむ気分が吹き飛んでしまった感があるけど、この作品は、素晴らしいです。
MVを見てない方は、記事を読む前に、まずはご覧になることをお薦めします。
以後の文章に、幾つかのシーンの内容や私の感想が書かれていて、先入観を持ってMVを見るのはあまり宜しくないかと思いますので。
「何度目の青空か?」のYouTube公開MV
クリックするとすぐに動画が始まるので、音声などにご注意下さい
何と言っても、脚本が良い。
昨年まで女子高だった学校が共学となり、今年、そこに入学した、たった一人の男子高校生。
授業中小さな紙が回ってきて、何かと思ってみたら「チャックが開いてます」(笑)。
トイレに入ろうとしたら、女子トイレで、隣に行こうとしたらそこも女子トイレ。
慌てて、男子トイレを探しに、学校中を走り回るはめに。
教室で体操服に着替えようとしたら、女の子たちから出て行くように言われ、階段の踊り場で着替えるものの、女子の集団がやってきて、パンツ一丁で逃げ回ることに(笑)。
体育の授業では、女子が楽しくバスケをする横で、一人だけ柔道をさせられ、大柄な男性教師に寝技をかけられ悶絶。
こういうキツめのスポーツは、男の友だちが一緒だと心強くて頑張れるんだけど、一人で、しかも他は全員女子って、かなりツライと思う。
クラスの女の子は、彼に興味はあるものの、素直に話しかけられなくて、一方、男の子は、自分がのけ者にされていると疑い、やや拗ねた感じになってしまって(笑)、クラスから離れ、一人で弁当を食べ、休み時間も一人で空を眺めている。
思春期の高校生、たくさんの女の子の中に男の子が一人という設定は、エピソードを考えやすく、珍しくはない気がするけど、女性アイドルグループのMVに、その設定を持ってくるのは、大胆な発想だと思います。
どうしても男の子が主人公になって、メンバーは脇役になってしまうので、学園ものなら、「ガールズルール」MVのように、女の子同士の友情や葛藤を描くことが多いんじゃないかと。
しかし、アイドルのMVとしては型破りな設定ながら、女の子たちと男の子の間に生まれる微妙な感情を、日常のちょっとした出来事に笑いを絡めながら、深刻にならないタッチで、丁寧に描いて積み上げていくドラマ展開は秀逸です。
相当に力量のあるプロでないと出来ないレベルだと感じたのですが、監督である内田けんじ氏を調べてみて、納得しました。
実は、「アフタースクール」(2008)という映画を、以前、映画館で観たことがあります。
大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介といった華のある俳優たちが主役で、日常世界と壁1枚隔てて存在するちょっと怪しい裏世界を舞台に、伊武雅刀など個性派がパンチのある演技を繰り出し、独特の空気感の中、映画の魅力に酔いしれました。
この映画の監督・脚本が内田けんじ氏だったんですね。
確かに、コメディ風味を維持しつつ、スピーディで小気味の良い展開、結末の見えない物語、そして最後にどんでん返しがあったりして、脚本が重要な役割を果たす作品でしたが、当時は、誰が監督で、誰が台本を書いたのか、そこまでは気にしませんでした。
もちろん、エンドロールには名前が出てきて、それを観たと思うけど、かなりの映画通でなければ、出演俳優は確認しても、制作陣はなかなかチェックしませんよね、申し訳ないです(笑)。
「アフタースクール」は、第32回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞、その後、再び内田氏が監督・脚本を担当した「鍵泥棒のメソッド」(2012)も、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を始めとして、数多くの脚本賞を受賞したようです。
物語が生まれやすい思い切った場面設定とクスクス笑いを呼ぶような面白くてテンポの良い展開、「何度目の青空か?」MVには、「アフタースクール」に通じるテイストを感じます。
また、曲の詞とメロディは、出だし部分、低いキーによるやや暗い雰囲気で「僕」の苦悩が歌われ、それが徐々に明るく、高いキーによるアップテンポな調子となり、最後、解決編とも言うべき大団円風の晴れやかなフィニッシュを迎えますが、ドラマの展開も、その流れに沿った進行になっている。
男の子が、女子ばかりのクラスで疎外感を抱えた日々を送るなか、彼を心配そうに見つめる生田絵梨花の表情が何度かクローズアップされます。
高校を舞台にした物語部分とは全く別に、ステージ上でのダンスシーンが最初から挿入され、そこでは、いくちゃんがセンターという「主役」を務めていますが、ドラマでは、男子高校生が「主人公」となっている。
ところが、物語の最後、主人公と女子たちとの関係性が急激に変化、そして、それまで脇役だった筈の生田絵梨花が、一気に主役となる「転調」が起こり、楽曲も爽やかで壮大な世界に入っていく。
男の子の学校生活を緻密に描く手法に加え、音楽の「転調」と共に、脇役を主役に変えてしまう巧みな構成に、鳥肌が立つような、脚本の切れ味を感じます。
体育が終わった後、階段踊り場に畳んで置いてあった男の子の制服を、クラスの女の子たちが持ち去り、教室でうろうろ自分の服を探す彼の後ろに、男子の制服を着た西野七瀬がしらっと立っている。
やや度を越した、無邪気ないたずらですね(笑)。
ななせまるの服に気づいた男の子を見て、クラスの女子がみんなで笑う中、生田絵梨花がトントンと肩を叩いて、西野さんの制服を彼に差し出す。
そして、ちょっと笑いを含んだ目で、戸惑う男の子を見つめると、彼もニヤッと笑って、いくちゃんの意図を理解します。
曲の開始前と終了後に挿入された、主人公と別の学校に通う男友だちとの会話シーン以外、MVに一切台詞はなく、文字テロップもないので、このシーンでも目の動きだけの表現なんですが、いくちゃんはさすがに上手く、言わんとすることがよく伝わってくる。
そして、男の子がななせまるの制服を着て挑発、怒った西野に追いかけ回された挙げ句、最後に飛び蹴りをお見舞いされることに。
結局、この出来事が契機となって、男の子と女子の距離が縮まり、彼がクラスに溶け込むようになっていく。
憂鬱なスタートだった高校生活だったけど、主人公が周りの女子と心を通わすようになり、一緒に学校から帰ったり、色んなクラス行事を楽しみ、青い空が気持ち良く感じられる日々が訪れる。
曲調の変化に合わせて、物語世界の流れが変わり、音楽とドラマが見事に噛み合っています。
ななせまるの制服を男の子が着るあたり、どんでん返しとまではいかないけど、胸のすくような一発逆転の展開で、一歩間違えば、いじめになりかねないところが、いくちゃんの機転で、一気にクラスの雰囲気が変わっていく。
最後のシーン、クラスの女の子と一緒に写ったショットを見せられた男友達が、「お前、この子ばっかり撮ってるな」とスマホ画面を見せると、そこに窮地を救ってくれた生田絵梨花がアップで微笑んでいる。
生田絵梨花の優しさと美しさがパッと花開くようなシーンで、男子高校生が主人公だったのに、いくちゃんが一気に物語の中心に躍り出てきて、ダンスとドラマの両方で主役としての輝きを放つ。
ん~、見事な脚本です。
「ベン・ハー」(1959)という映画が、チャールトン・ヘストン演じるローマ時代のユダヤ人の半生を描きながら、「イエス・キリストの物語」という副題が付いているように、実は、救世主イエスの話でもある、そんなことを彷彿とさせる手法だと言ったら、言い過ぎでしょうか(笑)。
それにしても、この男の子、べらぼうに演技が上手いですね。
ドラマのほとんどが、彼の動きや表情の変化だけで進むので、そこがグズグズだと物語のベースが作れない。
加えて、主人公でありながら、最終的には、周りの乃木坂メンバーを引き立てる脇役としての働きを求められるわけで、目立ち過ぎてもいけないけど、大人し過ぎると、ドラマがつまらなくなる。
もの凄く難しいポジションですが、ハイレベルな次元で仕事をこなしていて、感心しました。
おそらく結構なイケメンだと思うけど、髪型や眼鏡で冴えない感じを作っていて、目を中心とした顔の表情と併せ、抜群に才能とセンスのある役者だと思います。
ドラマによる曲の途中ストップはなく、台詞や効果音が曲に被ることなく、文字テロップも曲中はなく、ダンスシーンを入れながら、音楽の尺に収まる物語にまとめられている。
MVの基本を踏まえた上で、練り込まれた脚本と質の高い演技で構成されていて、「何度目の青空か?」MVは、ドラマ系MVとしては、これ以上望めないくらいの傑作じゃないでしょうか。
とくに、日常的に起こるシーンが中心なので、飽きのこないドラマになっていて、何度も繰り返し観たくなるMVに仕上がっているのが良いですね。
実際、金曜日の公開以来、もう相当な回数観ていて、「何度目の再生か?」分からなくなっています(笑)。
これから多くの人の目に触れて、作品の評価が決まっていくと思いますが、個人的には、楽曲とメンバーの魅力を存分に引き出し、何度も観たくなる、最高レベルのMVであると感じました。
一つ要望を述べると、内田けんじ氏には、これからもぜひ乃木坂のMVを作って欲しい。
今回のMV制作で、何人かのメンバーの性格は監督に伝わったと思うので、次回は、そういった個々人の特徴を使った脚本を期待出来るのではないかと。
短い時間の中、しかも福神メンバーは何らかの形で登場させるという要求があるようで、乃木坂のMV制作は難しい仕事だと思いますが、これほど力量のある監督であれば、さらなる名作を生み出してくれそうで、楽しみにしています。
そうそう、途中から参加した星野みなみは、男子の制服を着て立っているななせまるの横で、最初から我慢出来ずに、少し笑っちゃってますね(笑)。
みなみは、ちょっとヌルい部分もあるけど(笑)、「シャキイズム」MVで見せたように、演技が上手くてセンスは抜群なので、主役級で起用すると面白いと思うのですが、監督、如何でしょう?。
乃木坂公式サイトの「何度目の青空か?」MV公開に関する記事
星野みなみの2014/09/13_23:06ブログ
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