書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「US attends first Hiroshima atomic bomb ...」

2010年08月06日 | 抜き書き
▲「BBC NEWS」6 August 2010 Last updated at 00:22 GMT、「US attends first Hiroshima atomic bomb anniversary」 (部分)
 〈http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-10888571

  Representatives from 75 nations - including the US, for the first time - were among thousands of spectators who gathered to remember the moment

  Britain and France, both nuclear powers, are also making their first appearances at a Hiroshima commemoration.

 いますぐ何かが変わるなどとはもちろん思っていないが、これが何かの始まりだと信じたい。

「手術せずに鼓膜を再生、幹細胞活用し新治療法」 から

2010年08月06日 | 抜き書き
▲「YOMIURI ONLINE 読売新聞」2010年8月5日18時28分、読売新聞。〈部分)
 〈http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100805-OYT1T00814.htm

 鼓膜の修復手術を受ける患者は年間数万人とされる。現在は、耳の後ろの皮下組織や筋肉を包む膜を切り取って移植する方法が主流だが、手術後の鼓膜の構造が元に戻らないなどの課題もある。グループは、破れてできた鼓膜の穴の周りをメスでわずかに傷つけた後、細胞増殖を促す物質を染み込ませたゼラチン製のスポンジを詰め、生体接着剤を数滴振りかけるという方法を開発した。
 北野病院の金丸眞一医師によると、メスによる傷で穴の周りに存在する鼓膜の細胞を作る組織幹細胞が刺激を受け、穴をふさごうとする力を利用。ゼラチンスポンジ内の細胞増殖物質を栄養にして、成長するとみられる。スポンジの大半は体内で分解され、残りは完治後に取り除く。
 金丸医師らが京都市伏見区の金井病院で2007年から09年にかけ、85~10歳の53人を治療し、やけどで鼓膜が破れた1人以外は全員完治。補聴器をしていた12人のうち、10人が補聴器を外せるほど改善。元通りの鼓膜に再生したことも確認できた。やけど患者は、幹細胞が破壊されたため再生しなかったらしい。

 医学とはすごいものだなー。