書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

中国国務院新聞弁公室の深紅だがロマンホラーではない奇妙な冒険

2009年09月21日 | 思考の断片
▲「人民網」2009年09月21日15:53 、来源:新华社「《新疆的发展与进步》(全文) (13)」から
 〈http://politics.people.com.cn/GB/101380/10089947.html

 『「新疆の発展と進歩」白書』のキモはこの(13)の部分で、そのなかでも核心中の核心は以下の1段落だろう。

  2008年以来“东突”势力开始新一轮的破坏活动,针对北京奥运会先后制造了多起暴力恐怖事件。特别是2009年7月5日发生的新疆维吾尔自治区乌鲁木齐市打砸抢烧严重暴力犯罪事件,是由境内外恐怖主义势力、分裂主义势力、极端主义势力精心策划组织的,给各族群众生命财产造成重大损失,给当地正常秩序和社会稳定造成严重破坏。事件发生后,中央政府和自治区政府、中央和国家机关有关部门、军队和武警部队,紧紧依靠各族干部群众,坚决维护社会稳定、维护社会主义法制、维护人民群众根本利益,采取果断有力措施,依法坚决制止暴力犯罪行为,迅速平息事态,恢复了乌鲁木齐社会稳定。

 きまったレッテルを何度でも貼りなおすだけ。証拠も出せないし理屈だてて証明もなにもようしない。9.11のあとで米国が出した膨大・重厚・緻密な The 9/11 Commission Report とはまったく比べものにならない。貧弱である。
 この違いは国情や文化の差というよりは、近代国家としての国力の差であろう。本気になって同じようなものを作ろうとしてもおそらくはまだできまい。真摯な努力は徒労に終わろう。