くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「乙嫁語り」「大原さんちのムスコさん」ほか

2010-03-23 11:32:57 | コミック
森薫「乙嫁語り」①(エンターブレイン)を読みました。かわいいー。二十歳にして八歳年下のカルルクに嫁いだアミル。遊牧民の娘であるアミルにとっては、弓で狩った兎でスープを作ったり毛皮で服を縫ったりするのはおてのもの。とても魅力的なお嫁さんなのです。
でも、どうやら実家の一族の間で、別の男に嫁がせようという気配が出てきて……。
すごく細やかで美しいペンタッチに惚れ惚れします。続きも楽しみ。

大原由軌子「大原さんちのムスコさん 子どもが天使なんて誰が言った!?」(文春文庫)もおもしろいです。神経症のダンナさんが、子供ができたらまたやらかしてくれます。無職であることを心配したユキコさんが仕事をするようにすすめると、知り合いのところに話を聞きに行くのですが、そのビジネスはというと、猛禽類の運び屋! ぎゃーっ。
ニカワマンもおもしろかった。それに、羊水の中のことを語るタケちゃんは、すごくかわいらしいです。
あとがきを読んで気づいたのですが、うちの息子と同じ年なんですね。こいつが生まれたばかりの頃もなかなか寝なくて苦労したものだったな、と懐かしく思いおこしました。

咲香織「スマッシュ!」17(講談社)。今回はバドミントンのシーンが多くてドキドキしました。どうもこのところラブコメ色が強くて、ちょっと辟易していたので。
優飛と翔太の別れはショックでしたが、その思いを振り切ろうと武者修業に出る部分は結構好きです。
スポーツものは「メジャー」(満田拓也・小学館)も読みました。いきなり数年後になっているのはびっくり。夫は「てっきり最終巻かと思った」といってました。
薫が「吾郎」と呼んでいるのも結構驚いた。いつまで「本田」なのかとは思ってたけど。

あとは「心霊探偵八雲」のコミック版②を……。なんか統一性がないですよね。ははは。

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