くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「外来鳥ハンドブック」

2017-10-23 05:57:13 | 自然科学
 なぜ今までこの本に気づかなかったのか。絶滅動物に関心のあるわたしとしては、外来種問題にも幅を広げて読んできたのですが。
 この本、欲しいです。「外来鳥ハンドブック」(文一総合出版)。文・川上和人!、写真・叶内拓哉。
 こんなハンドブックでも、川上先生絶好調(舌好調?)! 
 扉を開いて二ページめのタイトルは「外来鳥とは? 外来鳥ですが、それが何か?」。
 ニワトリでは「首なしチキンのマイク」の話題、ヤマドリでは「日本の国鳥の座をキジと争った歴史があるが、『桃太郎』によって有名になったキジに軍配が上がりあえなく落選。『山鳥』という特徴のない名前も悪かったのではないだろうか」、隣ページのコウライキジでも「桃太郎」のネタが続いていて「絵本では在来キジではなく、本種を連れていることがたまにある」とあります。
 ハンドブックとは思えない記載でしょう?
 様々な鳥が紹介されています。その外来種がどこで確認されたかを日本地図にマークしてあるのですが、結構宮城県にも飛来しています。キタキンランチョウ、ベニスズメ、ガビチョウ、カササギ、バリケン……。
 宮城にはラムサール条約の伊豆沼・内沼、蕪栗沼などがあることも関わりがあるでしょうか。そろそろ冬の渡りの時期。見に行ってみようかなー。
 鳥インフルエンザなどの理由から、しばらく沼には行かなかったのですが、鳥がこんなに気になるのは、間違いなく川上先生の影響です。
 図鑑「ムーブ」の鳥の監修も川上先生らしいです。か、買うべきでしょうか。

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